ぶんぶん寄席『春風亭昇太独演会』七飯

カテゴリ:
昨夜、七飯町文化センターで北海道新聞ぶんぶんクラブ主催の『ぶんぶん寄席 春風亭昇太独演会』がありましたので、昇太さんの落語を楽しんできました。3000人を超える応募があったなか、めでたく2枚も入場券をゲットすることが出来ましたので、くじ運の悪い私にしては驚くようなハッピーな出来事でした。首都圏や関西圏などでは多くの寄席がありますから、身近に落語を楽しむことが出来ますが、田舎ではなかなか生の落語に接することは出来ませんので、この日を楽しみにしていました。しかも出演は「笑点」の6代目の司会者に就任した昇太さんですからワクワクしちゃいます。文化庁芸術祭大賞を受賞するなど、新作、古典問わず高い評価を得ている実力派落語家なんですよね。
1部はお弟子さんで前座の春風亭昇りんさんのフレッシュな落語、そしてお待ちかねの昇太さんの新作落語と続きます。後半の2部は鏡味正二郎さんの太神楽(だいかぐら)からスタートです。この太神楽は、神社で祭る式楽や舞楽というものから派生し、時代を経て大衆芸能として親しまれるようになったそうです。そうそう、「おめでとうございま〜す」でお馴染みの海老一染之助・染太郎さんがなさっていた伝統芸です。そして再び昇太さんの古典落語と続き、大笑いの楽しい2時間でした。
もうすっかり春風亭昇太さんの大ファンになってしまいました。(^^♪

※パンフがありませんでしたので、写真は10月に札幌で開催される道新寄席のものをコピーさせていただきました。
shotasan

『ファーストラヴ』 島本理生

カテゴリ:
島本理生の『ファーストラヴ』を読み終えました。
『蜜蜂と遠雷』以来、個人的に直木賞受賞作品で心ときめく作品はありませんでしたが、今回(第159回)受賞の本作『ファーストラヴ』は、さすがに読んで良かったと思える作品でした。

ある夏の日、多摩川沿いを血まみれの姿で歩いていた女子大生が殺人容疑で逮捕されるところから物語が始まります。彼女の名前は聖山環菜。刺されて死亡したのは彼女の父親で画家の聖山那雄人。彼が講師を務める美術学校の女子トイレ内での出来事でした。しかし、逮捕後の取り調べで、環菜は犯行を認めたものの動機については本人ですら分かっていないようなのです。
この事件を題材にしたノンフィクションの執筆を依頼された臨床心理士の真壁由紀は、被告の弁護人となった義弟の庵野迦葉とともに、環菜や彼女の周辺の人々への面談を重ねていき、少しずつ真実への手がかりを見出していきます。

全体的に薄ぼんやりとしたミストの籠る舞台の上で演じられているような感じのする小説でした。性的虐待や歪んだ親子関係など、とても重いテーマの物語ですが、静かなタッチで淡々と綴られているのが印象的です。物語の終盤に向かって謎解きのように一つひとつのピースが繋がっていく過程が丁寧に、そしてミステリアスに描かれています。
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
first

災害時に便利な物 その3

カテゴリ:
今回の地震による停電の教訓から「災害時に便利な物」として新たに購入したものを紹介したいと思います。
一つはあの電動工具メーカーmakitaのUSBアダプタ ADP05というものです。私は充電式インパクトドライバと充電式園芸用トリマーでmakita製品を使っており、14.4Vと36Vのバッテリーをそれぞれ2個ずつ計4個所有しています。このバッテリーの使用頻度は年数回程度で、殆どは物置の中で眠っているのですが、それをUSB電源として活用してくれるのが、このアダプタです。
ご覧のようにリチウムイオンバッテリーの上に乗せてして使用します。USBの出力が2つついており、緊急時のスマホの充電や照明などに活用することができます。現在のところ14.4/18Vのバッテリーのみの対応ですが、いずれ容量の大きい36V対応の製品も発売されることを期待しています。
充電式のmakita製品をお持ちの方は多いと思いますが、使用製品を確認の上、アダプタが使えるようでしたら購入をお勧めいたします。
IMG_0032-2
同時に購入したUSBから電源供給を受ける5WのLED電球です。amazonのタイムセールで1個500円で購入したものですが、その明るさには驚いてしまいました。30灯のUSB LEDバーライトも一緒に購入してみたのですが、明るさから言えばこの電球には敵いません。まず、2個あれば停電時のリビングとキッチンの照明は完璧と思います。1000円程度ですので、騙されたと思ってお求めになってみてください。間違いなくその明るさに驚かれると思います。
IMG_0026-2

大沼湖畔一周・・・てくてくハイキング

カテゴリ:
連休の最終日もカラッと良い天気。カヤックのトレーニングを予定していたのですが、朝から風がややあり、お昼過ぎからはさらに強くなるような予報でしたので断念です。かわりに家内を誘って大沼湖畔一周14kmのてくてくハイキングに行ってきました。
気温は25℃と半袖でも汗ばむような陽気でしたが、日陰はひんやりとしていますし、吹く風も爽やかで秋を感じさせるものでした。ツタウルシと思いますが、少しずつ紅葉も始まりだしています。
P91700011
P9170015
湖越しに七飯スノーパークスキー場の頂上からのコースがはっきりと見えていました。すでに今月初めから早割シーズン券の申込みが始まっており、早々に申し込みました。今冬から家内もシーズン券デビューしますので、二人して頑張って滑ろうと思っています。山だけ早く雪が降らないかなぁとすでに心は銀世界に飛んでいます。
P9170005
沢山のカラフルなテントが張られているキャンプ場に到着です。案の定、白波が立つほどに風が吹いていましたが、入り江では団体さんのカヌー教室が開かれており、子供たちが元気な掛け声とともにパドルを漕いでいました。
P9170008
湖畔の公園広場では年に一度の収穫祭が開催されており、トラクターの体験試乗会をやっていました。いろいろな種類のトラクターやコンバインが並んでいましたが、間近で見るその大きさには驚いてしまいます。高級外車並みの値段がするそうですから、近代農業はお金がかかりますね。
P9170025
湖畔には数件の素敵なレストランがあります。ちょうどお昼になりましたからランチにします。満腹になってちょっと休むと、もう動けないような気がします。
お店の近くには、あの美味しい大沼団子の「沼の家」がありますから、忘れずに買い求めて、帰宅後のおやつにします。
P9170030
P9170033
P9170037
どこまでも澄みきって抜けるような秋の空。雄大な裾野を広げる駒ヶ岳、そして何となく優しい佇まいの大沼湖。家から20分ほどで、この素敵なロケーションに出会える幸せを感じています。
函館観光にお出での際には、ぜひ大沼へも足をお運びください。湖畔一周14kmはレンタル自転車で廻るとラクチンですよ。
P9170040

もうコルチカムの季節は終わり・・・

カテゴリ:
道南は25℃ほどの蒸し暑い日々が続いていますので、まだまだ夏が続くような気持になっています。
久々に雑木林の下草を刈ってやりました。それほど伸びてはいないのですが、刈り終えて全体を見まわした瞬間がたまらなくて作業をしていました。
秋になると突然地面から蕾が飛び出してきて咲き出すコルチカム。もう殆どが盛りを過ぎて散り始めていました。9月も中旬ですもね。
IMG_0041
IMG_0043
IMG_0047

『焦土の刑事』 堂場瞬一

カテゴリ:
堂場瞬一の『焦土の刑事』を読み終えました。
昭和20年3月10日に起きた東京大空襲の日、銀座の防空壕で首に切り傷のある若い女性の他殺死体が見つかるところから物語は始まります。警視庁京橋署刑事で28歳の高峰は捜査に乗り出すのですが、署長から「あれは空襲の被害者で、身元不明ということにする」という思ってもいない指示を受けます。高峰は、特高に本籍を置き警視庁保安課で芝居台本の検閲などに当たっている幼なじみの海老沢にその不満を漏らすのです。そうこうしているうちに、同じ手口で女性の他殺体が防空壕内で連続して見つかるのですが、同様に上層部から捜査に対する圧力がかかるのです。
そして同年8月15日に終戦を迎え、高峰らは新制警察の体制で本格捜査を行うことになります。その結果、ある劇団との接点が浮かび上がるのですが・・・、ここから先は読んでのお楽しみということにいたします。

戦争という狂気のなかで引き起こされた殺人事件をモチーフに、個人の正義と国家の正義のはざまで揺れ動く若き警察官、そして戦争に翻弄された人々の姿を描いています。高峰・海老沢というコンビが活躍するシリーズのようですから、次作も楽しみな一冊になりそうです。
P9130002

初秋の函館山へ

カテゴリ:
仕事はフリー、朝から風もなく絶好のハイキング日和ですので、家内を誘って初秋の函館山をぐるっと散策してきました。いつもの旧登山道から七曲りコースを巡ってきましたが、この日和に誘われるように多くのハイカーで賑わっていました。
ロープウェーが一般的ですが、コースを選べばスニーカーなどでも気軽に登れる山ですので、観光で訪れた際にでも、ぜひご自分の足で登ってみてください。もちろん登りは足で、下りはロープウェーというのもおすすめです。夜景もいいですが、四季折々の自然に触れられる明るい時間のハイキングもとても気持ちがいいですよ。
P9140025
P9140028
P9140029
P9140070
P9140053
P9140043
P9140032
P9140035
P9140023
P9140011

城岱高原ヒルクライム & 駒ケ岳一周

カテゴリ:
風は強いものの絶好のサイクリング日和ですので、城岱高原を経由して駒ケ岳山麓を一周してきました。気温は20℃前後とまずまず。強風は覚悟のうえでの出発でしたが、向かい風と横風には泣かされました。道の駅やコンビニなどで休憩して、何とか帰ってきました。ちなみに総距離は104km、総上昇高度は1135mでした。

総カロリーも1500kcalほど消費しましたが、これだけのエネルギーを使うならば家のローラー台で発電してバッテリーに蓄えられれば家内も喜びますし、また厚真町などの災害ボランティアで汗を流せば被災された方に喜ばれたかもしれません。ただ、厚真町は日帰りが条件ですし、個人的にも当日に帰ってこないといけないので、今の段階ではちょっと厳しいかなと思っています。それにローラー台で5時間も漕ぎっぱなしっていうのも、考えただけで無理です。うふふ、札幌ドームのかつての「稲葉ジャンプ」のエネルギーを発電に使ったらという発想と一緒ですね。(^^♪

いずれにしましても初秋らしい雄大な景色を眺めてのライド、達成感のある楽しい一日でした。
IMG_20180912_095141
IMG_20180912_100829
IMG_20180912_110446
IMG_20180912_125726
IMG_20180912_132128
komagatake

映画『終わった人』

カテゴリ:
9月4日にモントリオール国際映画祭のワールド・コンペティション部門で、映画『終わった人』で主演した舘ひろしさんが最優秀男優賞を受賞したとのニュースが飛び込んできましたので、さっそく同映画を観てきました。1999 年の『鉄道員』で高倉健さんが受賞して以来の快挙といいますから凄いです。

「定年って生前葬だな」という何ともショッキングなつぶやきの場面から映画が始まります。舘ひろしさん演じるエリート銀行員の主人公は、仕事一筋であと一歩で役員というところで子会社に出向させられ、そのまま定年を迎えます。
「仕事なし」「趣味なし」「夢なし」「家で居場所なし」という4重無の定年男が、生き甲斐や居場所、にわか趣味を探してもがき続ける哀しくも楽しいドタバタコメディです。

主人公の田代壮介が何度かつぶやくフレーズ 「散る桜、残る桜も散る桜」・・・。
まあ、立派な学歴があって一流企業やエリート役人として勤め、リッチな生活をしていても、行きつくところは大差がないということを言ってるのでしょうね。過去を悔まず、未来を憂えず、日々無理をせずに楽しい気持ちで過ごすことが大切なのかも知れません。

内館牧子さんの同名の小説の映画化ですが、本を読んでいた家内の話では映画のほうが断然面白かったそうです。

朝一番にもかかわらず、映画館は死ぬまで終わらないであろうオバサマ達で席が占拠されており、ほぼ終わっている私などは、身につまされるというか何となく居心地のよくない思いで映画を観ていました。でも、大好きな笹野高史さんの渋い演技も光っていて、とても面白い映画でした。もっと多くの終わった & 終わりかけているオジサマにも観て欲しいと思っていました。(^^♪
owatta
owatta2

ビッグサイズのプルーン

カテゴリ:
先日の台風21号の強風でプルーンが少し落ちてしまいましたが、勿体ないので傷みの少ないものを拾ってきました。左のビッグサイズはパープルアイという品種で、右の普通のサンプルーンと比べてみますと、その大きさが際立っています。計量してみましたら100gほどありましたから、3倍くらいの大きさがあります。どちらもまだ完熟には程遠い状態で酸っぱいだけでしたが、熟すと美味しいかも知れません。果樹は楽しいですから、庭木を植えるスペースのある方は、プルーン栽培にぜひ挑戦してみてください。異なる品種が2本あるとベストですが、1本だけでも結果しますよ。
IMG_0007

『噛みあわない会話と、ある過去について』 辻村深月

カテゴリ:
辻村深月の『噛みあわない会話と、ある過去について』を読み終えました。
メルヘンチックな装丁の表紙からは想像できないような何とも怖い四つの短編で構成されています。
第1話は男として見てあげられなかった男友達のお話「ナベちゃんのヨメ」、第2話は昔の教え子を傷付けていたことに気づけなかった教師のお話「パッとしない子」、第3話は自分の価値観で縛り続けた母親のオカルト的なお話「ママ・はは」、そして第4話は何となく気にくわないという理由だけで仲間外れにし、それがイジメだとも気づかないまま成人した女に対する復讐のお話「早穂とゆかり」。
タイトル通り、4篇を通して共通するのは、悪気はなしに何気なく発した言葉や良かれと思ってやった行動が、発した側と受け止めた側ではまったく捉え方が違うという、どこにでもありそうながら繊細で難しい問題をテーマにしていることです。気にも留めないような思い出や過去の出来事が、異なる立場や価値観によって、まさに「噛み合わない会話」として現在に蘇り、時を経て因果応報のごとく自分に襲いかかってくるというお話です。
どうしようもなく分かり合えない二人の人間・・・どちらの立場にもなり得そうで、鳥肌が立つような怖さを感じた一冊でした。
『かがみの孤城』とは趣を異にした辻村さんの短編集。ぜひお読みになってみてください。
《図書館からお借りしました》
P9060002

災害時に便利だった物 その2

カテゴリ:
地震発生から2日目の夜を迎えましたが、復帰した電気の恩恵に感謝して過ごしています。震源に近い道央などで深刻な被害を受けているのをテレビで知り、あらためて驚いているところです。ラジオやスマホなどの情報だけでは、正直なところこれほどまでに大規模で深刻な災害とは思っていませんでした。また、函館市内の様子も車で走ってみて、初めて凄いことが起きていると認識した次第です。インフラや流通などが元の状態に戻るには時間がかかりそうですが、一刻も早く復旧されることを願っています。

ところで、スマホの充電をするために長蛇の列というのもニュースで流れていました。
3.11の時もそうだったのですが、スマホの電池が無くなるとお手上げですもね。もうすでに多くの方がお持ちと思いますが、私も数年前に購入した2つの予備バッテリーが今回も大活躍でした。一つはソーラーパネルで、もう一つは普通の予備バッテリーです。
前者は多くのメーカーから出ていますが、私が使っているのはPanasonicのソーラー式ライト兼予備バッテリーです。単3型充電式電池を内蔵していて、LEDライトとしても結構明るく長時間照らしてくれます。
後者はcheeroの予備バッテリーです。これも多くのメーカーから出ていますので、1台持っていますと災害時だけではなく普段から補助および予備電源として有効に活用することが出来ます。
車のシガーソケットからチャージ出来るようなものもありますし、今の車はUSBソケットが標準装備されていますから、そこから給電することもできますね。
P9070010
P9070005_1-2

災害時に便利だった物 その1

カテゴリ:
「平成30年北海道胆振東部地震」の発生から2日目の朝を迎えた北海道ですが、私の住む道南では地震の直接的な被害は軽微だったものの、まだ停電の完全復帰には程遠い状態が続いています。幸いなことに七飯町は昨日の夜半に電気が復帰して通常の生活に戻りましたが、函館市内は交通信号が半分以上復帰していませんし、コンビニは閉店状態、ガソリンスタンドには延々と車の車列が続いていました。私の職場のところも電気が来ておらず、自家発電で頑張っていましたが、システムや機器が使えずに仕事にならないような状況が続いていました。「湯水のごとく」といいますが、普段はまったく気にせずに使っている電気、水道、ガスの有難味をしみじみと感じているところです。まだ、全体の1/3程度の復帰と言ってましたが、出来るだけ早く全道的に復帰して欲しいと願っています。

昨夜は真っ暗な状態を予想していましたので、事前にいろいろと防災グッズを引っ張り出してきたのですが、中でも便利だったものはヘッドライトです。懐中電灯などは皆さん常備していると思いますが、このヘッドライトの便利さは使ったら止められないほどにグッドです。両手を使えるというのもいいですし、視線に合わせて照度が得られるというのがおすすめポイントです。食事のときなどの快適性はあるとなしでは天と地ほどの差があります。商品はピンからキリまでありますが、角度調整が出来て、一定以上の輝度のあるものを選択するとよいと思います。家族全員分を用意するのが望ましいかも知れませんね。
P9070004

台風21号の爪痕

カテゴリ:
近畿地方を中心に大きな被害をもたらした台風21号。勢力をやや落としたもののスピードを速めて日本列島に沿うように北上し、東北や北海道にも爪痕を残しました。リンゴの産地・青森県ではリンゴがたくさん落果したようですし、北海道でも農業用ハウスなどの倒壊が相次いだそうです。

我が家の状況ですが、菜園のトマトなどの支柱はほとんど無傷でしたし、心配していたリンゴやプルーンの落果も僅かだけで済みました。ただ、写真のようにたわわにイガをつけていた栗の枝の一部が無残にも折れていました。今年は例年にないくらいに沢山実っていて豊作かと喜んでいただけに、ちょっと残念です。少し伸びて茂りすぎていましたので、「自然の剪定」と考え、気を取り直しています。(^^♪
まだ、9月になったばかりですから、まだ台風には気を抜けませんね。
EOS-2018-09-05-0940

大雪旭岳sea to summit 2018 フォトギャラリー

カテゴリ:
8月18~19日に開催された「大雪旭岳sea to summit 2018」のフォトギャラリーが公開されましたので、その中から数枚をピックアップして再掲いたします。天気予報に反して、雨模様の肌寒いなかでのアクティビティでしたが、楽しい大会の雰囲気を感じていただければと思います。
全国12ヶ所(2019年からは13ヶ所)で大会が開かれていますので、我こそはと思われる方はぜひ一緒に参加しましょう。高度から低度までいろいろと難易度の異なるコースが用意されていますから、ご自分の体力に合わせてコース(開催地)を選択することが出来ます。
005
014
024
039
047
049
080
《SEA TO SUMMIT 連絡協議会オフィシャルホームページからコピーさせていただきました》

函館が一夜だけスペインに ピンチョス

カテゴリ:
バル街の最大の楽しみは、お店で出すピンチョス(おつまみ)です。毎回各店で趣向を凝らしたメニューで参加者を楽しませてくれます。未知の味付けや素材に出会うこともあり、これもバルの楽しみの一つです。ワインは勿論のことスパークリング、カクテル、日本酒なども用意されており、お店ごとにお料理に合わせて厳選していることも憎いです。
3枚目は人気店の「cafe & deli MARUSEN」のピンチョスです。このお店だけブッフェスタイルをとっていますので、少しずつチョイスしたつもりなのですが、お皿いっぱいに溢れてみっともない形になってしまいました。ここだけでお腹がいっぱいになってしまいました。
どこのピンチョスも美味しくてワンダフルでした。来年のバル街も今から楽しみにしています。

そうそう、朝の飛行機で函館に到着し、市内観光はパスして、バル街だけ参加の突撃1泊2日というのもアリです。昼の12時から開いているお店もありますから、2セット(10枚)をゲットして、夜更けまで飲み歩くのはチョー楽しいかもです。一人参加でも、相席になるとお店ではみんなお友達ですから、まったく寂しくはありません。二日酔い必至ですが、ぜひ楽しい思い出を心に刻んでみてください。(^^♪
P9020009
P9020020-4
P9020038
P9020047
P9020052

函館が一夜だけスペインに 店内で

カテゴリ:
人気のお店はどこも行列ができます。待ちながら初対面の方と談笑したり、バンドの音楽に耳を傾けたりして、楽しく時間を過ごします。店内もいつもの営業とは違う雰囲気で、客足の流れは早いですし、立ち飲み居酒屋(いわゆるバル)といった感じです。ホテル、レストラン、鮨屋、蕎麦屋などは勿論のこと、普段行きつけないスナックやバーなども参加していますので、下見の意味でも覗いて見る価値があります。
P9020006
P9020011
P9020043
P9020045
P9020053

函館が一夜だけスペインに 屋外で

カテゴリ:
今回で30回目を迎えた函館バル街へ行ってきました。
絶好のバル日和になりましたし、81店も参加するようで期待感大です。七飯から乗った電車・ライナーにはバルのパンフレットを持って盛り上がっている夫婦連れやグループがたくさんいました。5時過ぎに十字街に到着しましたが、振る舞い酒に並ぶ長い長い行列にはいつもながら驚いてしまいます。
私たちも事前にピックアップしていたお店にいざ出陣です。(^^♪
P9020001
P9020015
P9020029
P9020030
P9020033
P9020044

リンゴ台風にならないことを祈って

カテゴリ:
強い台風21号が日本列島に近づいていますね。予報では日本列島を横断し、いったん日本海に出たのちに北海道西方沖をスピードを上げて北上するようです。このコースですと、以前のリンゴ台風を思い出させて心配になります。東北や北海道のリンゴ産地では台風の動向に気を揉んでいることと思います。
我が家のリンゴも小粒ですがたわわに実を付けています。遊び半分ですから、台風で落ちてもそれほど気にはなりませんが、やはり少しは残って欲しいと思っています。台風第21号のチェービーさん、被害を大きくしないで通り過ぎてくださいね。
IMG_3031
IMG_3032

なかなかいい感じ フットブレイス

カテゴリ:
先日購入したフットブレイズを使って見たくて、朝から大沼湖でカヤックです。風速2~3mの風が小さな波を立てていますが、あまり気にならずに気持ちよく漕ぐことが出来ました。
P8310022-2
ゆっくりと岸や島に沿って巡ってみましたが、何となく秋を感じさせるような風情になってきています。来月の今頃は紅葉が始まっているかもしれません。
P8310012
一昨日にヒルクライムで駆け上がった木地挽高原は今日も靄の中です。天気が良いともう少しくっきりと見えるのですが、向こうからの展望も一緒でしょうね。
P8310020
今日、試してみたかったフットブレイスです。簡単に言えば「脚の踏ん張り棒」です。
カヤックを漕ぐのは上半身だけなので足は全然使わないと思われがちですが、意外と下半身の力を生かすことがポイントになります。その下半身(脚)の力を上手く艇に伝えるのが、このフットブレイスです。実際に漕いでみた感じは、下半身の踏ん張りがききますし、腰への負担も少なくなって、とてもいい感じです。
P8310002
P8310004

木地挽高原ヒルクライム

カテゴリ:
20℃前後と秋を思わせる少し肌寒い天気でしたが、今日は隣町の木地挽高原でヒルクライムです。家から標高560mのパノラマ展望台まで一気に登ります。先日の道道1160号の旭岳ヒルクライム・コースほどではありませんが、それでも勾配10%前後の登りが続きます。シャツが汗でびっしょりになる頃にパノラマ展望台に到着です。途中にはキャンプ場、そして展望台には綺麗な休憩所があり、景色を眺めながら美味しい珈琲を楽しむことが出来ます。
IMG_20180829_104951
展望台からは駒ケ岳、そしてカヤックのホーム・レイクにしている大沼湖を望むことが出来ます。今日はあいにくの靄がかかっていて、きれいな展望は得られませんでしたが、晴天時には函館湾や城岱高原を含めて素晴らしい景色を堪能できます。そうそう、函館の夜景も綺麗に見えるんですよ。それにしましても風が強くて寒いです。下りはひたすら風を受けるだけですから凍えるかも知れません。
IMG_20180829_102905
下りてきて、田んぼ越しに登ってきた木地挽高原を眺めています。すぐ近くには新幹線の新函館北斗駅がありますから、高原へのアクセスはタクシーでもレンタカーでもわりと簡単に行くことが出来ます。もちろんマイカーでも私のように自転車でもOKです。
田んぼの稲もだいぶ黄色くなって稲穂が垂れるようになっています。少し前に田植えをしていたと思っていましたら、もう収穫期なのですね。美味しい北海道米の「ふっくりんこ」「ななつぼし」でしょうか。「ゆめぴりか」かもしれませんね。
IMG_20180829_111501

『ウォーターゲーム』 吉田修一

カテゴリ:
吉田修一の『ウォーターゲーム』を読み終えたところです。
『太陽は動かない』『森は知っている』に続く、「産業スパイ・AN通信」シリーズ第3弾です。 前2作を読んでいませんので、最初ちょっと物語に入り込めなかったのですが、この3作目だけでも充分に楽しめる内容になっています。
冒頭からダムの爆破など少し現実離れしたお話から始まるエンタメ系の小説で、水道事業の利権をめぐる騙し騙されのコンゲーム(confidence game 信用詐欺)がスピーディなタッチで描かれています。国内の水道事業民営化に纏わる政財界の怪しい影、そして国際的な利権が複雑に絡み合う中央アジアの水資源問題と、場面は世界を股にかけて目まぐるしく変わっていきます。ミッションインポッシブルを思わせるスパイたちの情報戦など、ハラハラドキドキの連続ですので、お好きな方には堪らないかも知れません。

話は変わりますが、この7月5日に私たちには十分に知らされないまま、水道法改正法が衆議院本会議で可決されましたね。そう、W杯での日本代表の活躍に湧き、オウム真理教の松本被告ら7名の死刑執行に驚かされた週でした。この小説のように水道事業の運営権を民間に売却できる仕組みが盛り込まれた法案で、自民・公明両党などの賛成多数で可決されています。海外ではフィリピンとボリビアで民営化が失敗しており、わが国でもこのまま民営化して大丈夫なのだろうかと思ってしまいます。人間が生きていくうえで最低限必要なのは「空気」と「水」ですからね。

《図書館からお借りしました》
P8270002

半分、むらさき

カテゴリ:
お盆が過ぎたと思ったら、もう8月下旬。道路沿いのススキの穂も風になびいています。
プルーンが少しずつ色づいてきました。日当たりにもよりますが、半分むらさきといった感じです。
落果するものも結構ありますが、中を割って調べたところでは、シンクイムシはいませんので、天候不良などによる生理的なことが原因なのかも知れません。これから収穫期までにどの程度残るのか分かりませんが、なんとか頑張って少しでも多く収穫できればと思っています。
IMG_2984IMG_2990
こちらの大玉はパープルアイという品種です。一般的なスタンレーやシュガー、サンなどに比べてふた回りほど大きく、長径で6~7cm、重さは100gほどもあります。我が家の木はまだ幼木で、これだけ沢山実を付け、そして食べれるほどまでに成熟したのは初めてです。
IMG_3013
IMG_3003

楽しい下草刈り

カテゴリ:
今年何度目かになる雑木林の下草刈りをしました。
10kgほどの刈払機を肩から吊り下げ、左右に振って刈りながら歩く単純作業ですが、これが結構好きで一日中やっていても飽きることはありません。今日もお昼休みを除いて、ほぼ一日中やっていました。午前中にアシナガバチに刺されるというアクシデントがありましたが、痛かったものの大したことはありませんでした。軒先などに出来たアシナガバチの巣は見つけ次第退治していますので、そのお返しだったのかも知れません。(^^♪
刈り上げた後の景色を眺めるのが大好きです。
IMG_2973
これまでにアシナガバチには2度刺されていますが、いつもエクストラクターというポイズンリムーバーを使っています。強力な吸引力で刺し口から直接毒を吸い取るというものです。どの程度の効果があるか定かではありませんが、吸引したところからは体液のようなものが出てきますから、少なからず毒液は吸い出しているのかも知れません。
プチ田舎では、こんなものも必需品になります。
IMG_3008

半分、青い

カテゴリ:
12本ぜーんぶ違う種類を植えたトマト、順調に色づいて朝昼夕と沢山食べています。
ミニ、中玉、大玉、赤いの黄色いの、そして形も様々と見ていて楽しいです。売り物ではありませんので、落ちる寸前くらいまで真っ赤に完熟させてから収穫します。春先から長雨など天候不順の連続でしたが、病害虫にもやられず、こうして楽しませてくれていることに感謝です。

そうそう枝豆も茶豆や黒豆などを含めていろいろな種類を植えましたが、順次収穫期を迎えています。新鮮なのをすぐ茹でて、軽く塩を振りかけてからいただきます。これがあるとビールが何杯でもいけちゃいますね。
IMG_29641
IMG_2945
IMG_2947
IMG_2946
IMG_2937
IMG_2949
IMG_2951
IMG_2959

crocsサンダル

カテゴリ:
小学校の夏休みが終わり、プールは子供の楽園から大人の楽園に変わりました。
夏休み期間はまともに泳げるような状態ではありませんので、ほぼ1ヶ月間休んでいましたが、昨日から週2スイマーになっています。いつものメンバーと久しぶりにバチャバチャしています。
私たちの行ってるプールは温泉も併設されており毎回両方を楽しんでいますが、プールのあとに濡れたまま温泉に行く都合上、靴を履くのに難儀していました。そんなことで購入したのが、標記のcrocsのサンダルです。もう履かれている方は沢山おられると思いますが、履いた感じはすこぶる快調です。このまま車の運転も大丈夫ですし、濡れてもすぐ乾くのがいいです。パドルスポーツにもいいかも知れません。
さあ、池江璃花子選手に負けないようにマスターズ水泳を目指して頑張りますよぉ~。(^^♪
IMG_2964

真夏に逆戻り

カテゴリ:
数日前に旭岳で一足早く冬を体感して、帰ってきたら今日は蒸し暑い30℃超えと、身体がびっくりしています。この蒸し暑さは台風20号がもたらしているものらしく、当地も明日の午後から荒れそうな気配です。
遊び呆けていますので、庭のほうまで手が回らず、荒れ放題でしたが、少しずつ手を入れるようにしています。ログはお盆前に2年毎のペンキ塗りを終えていましたので、少しはきれいに見えるでしょうか。
EOS-2018-08-23-0935

北海道開拓の村 農漁村・山村群

カテゴリ:
こちらは農漁村・山村群にある建物の一部です。
今ではほとんど見ることが出来ない太い柱や梁をふんだんに使った木造建築、そして何となく優しい風合いの札幌軟石を用いた建造物を見ることが出来ます。

開拓者の息遣いが感じられる「北海道開拓の村」へぜひお越しになってみてください。
私も次回は1日かけてゆっくりと見学したいと思っています。
P8200068
P8200067
P8200070
P8200074
P8200095
P8200142
P8200140
P8200141

北海道開拓の村 市街地群 その2

カテゴリ:
小学校の夏休みは先週末で終わって2学期が始まっていますので、村内を訪れる人は少なくとても静かです。夏休み期間には子供たちの自由研究にも役立つ、いろいろな体験イベントが開催されていたようです。

馬車鉄道通りに沿ってぶらぶら歩いてみます。
移住者の郷里の建築様式が垣間見られたり、厳しい風土に根ざし型にとらわれない北海道らしい意匠が込められたりと、どの建物もきらりとひかる魅力があります。
P8200135
P8200136
P8200132
P8200134
P8200096
P8200108
P8200117
P8200088
P8200075

北海道開拓の村 市街地群 その1

カテゴリ:
東川町からの帰り、札幌市厚別区の病院へ見舞いをしたあとに、すぐ近くにある北海道開拓の村へ立ち寄ってみました。1時間程度しか余裕がありませんので、本当に駆け足で回った感じですが、大好きな古い建物の数々をちょっとだけ堪能してきました。

リーフレットによりますと、この村は明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を54.2haという広大な敷地に移築復元・再現した野外博物館なのだそうです。愛知県犬山市にある明治村の北海道版といった感じです。

写真だけは沢山撮ってきましたので、3回に分けて紹介したいと思います。なお、建物の詳細につきましては北海道開拓の村のホームページに掲載されておりますので、こちらをご覧ください。
P8200147
P8200146
P8200122
P8200112
P8200113
P8200125
P8200093

大雪旭岳sea to summit 2018 《閉会式》

カテゴリ:
道内はもとより南は沖縄から、そして台湾からも参加者があった大雪旭岳sea to summit 2018 は無事閉会式を迎えました。昨年よりも多い総勢100名を超える方々が参加して、過酷ながらも楽しくアクティビティを終えることが出来ました。
昨年は旭岳の登りでモンベルの辰野会長と一緒になりましたし、今年も下りで一緒になり、ツーショットで写真を撮っていただくご褒美もありました。昨年は旭岳の山頂で辰野さんの篠笛を聴かせていただきましたが、今年は開会式と閉会式で2度聴かせていただきました。開会式では「コンドルは飛んで行く」、閉会式では「草原情歌」でしたが、辰野さんの篠笛はセミプロ級でワンダフルです。お忙しいのにいつ練習なさっているのでしょうね。
P81900514
今年も参加賞としていろいろのグッズ、特製のsea to summitのTシャツをいただきました。そして恒例のお楽しみ抽選会です。これを楽しみに参加しているような感じですが、今年もモンベルの50000ポイント・カードやJALの航空券、涎の出るような登山用品など凄い景品が用意されていました。私は食い意地が張っていますので、「大山ハム」の詰め合わせを狙っていたのですが、見事に仕留めることが出来ました。このハム、昨年も当たって大好評でしたが、やはり絶品で美味しいです。

10月には宮城県加美町でのsea to summitへもエントリーしていますので、参戦の予定です。そして来年には、小清水町・網走市を会場にした「オホーツクsea to summit」の開催も決定したようです。こちらへもぜひ参加したいと思っています。
P8210004
P8210002_1

大雪旭岳sea to summit 2018 《2日目》

カテゴリ:
8月20日、大雪旭岳sea to summit 2018の本番の朝を迎えました。
5時半頃に忠別湖親水公園に着きましたが、やはり肌寒く小雨がぱらついています。旭岳山頂のゴール時点の気温は5℃前後、10~15mほどの風が吹いているので、体感温度は氷点下になるようなアナウンスがありました。まだ先日の雪が残っているようで、ちょっと過酷なコンディションになるような予感がします。

まずは忠別湖でのカヤック・ステージです。ほぼ忠別湖を往復する約5kmのコースです。6時半を少し過ぎた頃から、15秒間隔で次々とスタートしていきます。周りの景色を見ながらマイペースでゆっくり漕いだせいか、レンタルで借りたカヤックが胴の太いシットオンタイプだったせいか、スタート時点ではうしろに30人も選手がいたのですが、ゴール手前でうしろを見たら10人程度しかいませんでした。抜いた人は殆どいませんので、20人くらいに抜かれたようです。そんな感じで、のんびりと次のバイク・ステージへ移っていきます。

バイク・ステージは、忠別湖親水公園から旭岳ビレージセンターまでの15km、標高差680mのヒルクライムです。雨の中のバイクは嫌だなぁと思っていたのですが、意地悪なことに登るにつれて雨脚が強くなってきました。ただ、暑いとバテてしまうのですが、気温が低いですから、その点では意外と気持ちよくスイスイと登ることが出来たようです。思っていたほど疲れないで、ビレージセンターへ到着し、登山装備に着替えて、次のハイク(登山)・ステージに向かいます。

ハイク(登山)・ステージは山麓駅からロープウェイに乗り、姿見駅から北海道最高峰の旭岳山頂(2291m)のゴールを目指します。ハイク距離は2km、標高差は約700mです。案の定、ロープウェイに乗った時から真っ白で、視界は殆どきかないような状態です。ゼッケンをつけた選手以外の一般登山者は殆どおらず、さすがに登山をするようなコンディションではないようです。この時点で、スタッフの方からゴール地点が7合目に変更になったことを知らされました。ちょっと残念でしたが、選手およびスタッフの方々の安全を考えると当然かなと思っていました。周囲の景色を楽しむどころか、まったくの視界不良の中の登山でしたが、それなりに楽しく7合目のゴールに到達することが出来ました。
雨と風が強く寒いですから、余韻に浸る間もなく、バタバタと下山です。
P81900114
P81900118
P81900211
P81900231
花々は殆ど終わりを告げていて、姿見駅の周辺に僅かに咲いている程度でした。大雪山系はこれから紅葉の時期を迎えますが、山の上は秋を通り越して冬といった感じです。 これから大雪山系の山登りをお考えの特に本州からの登山者の方は、厳重な防寒対策をしたうえでお越しになられることをお勧めいたします。前述のように数日前に十勝岳および旭岳で、低体温症により一人の方が亡くなり、もう一人は動けない状態で救助されています。
P81900317
P81900410
P81900316
P81900415

大雪旭岳sea to summit 2018 《1日目》

カテゴリ:
8月18、19日に開催された『大雪旭岳sea to summit 2018』へ行ってきました。
週間天気予報では晴れマークの晴天期待だったのですが、数日前になって突如雨マークに変わってしまい、日ごろの行いの悪さを嘆いていました。おまけに1ヶ月も早く大雪山系では積雪状態になり、十勝岳では一人の方が亡くなり、この旭岳でも低体温症で遭難者が出たとの知らせが届いていました。そんな状況での東川町入りでしたが、思っていた通り暖房が欲しいくらいの肌寒さでした。

第一日目の18日は、東川町公民館での環境シンポジウムです。パネリストの廣田勇介さん、太田達也さん、大塚友記憲さんによる「写真の町・東川町で語る、若き写真家が見た大雪」と題するパネルディスカッションが行われました。
廣田さんは、山岳ガイドとして日本国内、カナダなどでガイドをする傍ら、フォトグラファーとしても活動中です。太田さんは、北海道などに生息する野生動物や自然に魅せられ、「生命の絆」をテーマに、日本各地を巡りながら撮影の旅を続けています。そして大塚さんは、東川町に居を構えて大雪山を主に山岳風景を撮り続けていますが、近年はそこで活動する人々の姿などにもテーマを広げています。
お三人の撮られた写真を映しながらのシンポジウムでしたが、ため息が出るほどに美しい写真の数々に魅了させられたひと時でした。

シンポジウムのあとは、大会開催説明と自転車などのレンタル用具の調整が行われて終了しました。いよいよ翌日(19日)の早朝に忠別湖親水公園からスタートです。
P8180001
P8180003
P8180011

『砂の家』 堂場瞬一

カテゴリ:
堂場瞬一の『砂の家』を読んでみました。
この物語の主人公は、大手外食企業「AZフーズ」で働く30歳の浅野健人です。ある日、父が刑務所から出所するという電話が弁護士からかかってきます。彼が10歳の時に父は事業に失敗して一家心中を企て、結果として母と妹が殺害され彼と弟の正俊は助かります。残された兄弟は犯罪被害者として、また加害者の家族として、絶望的な日々を送ることになります。事件後叔母に引き取られた健人は、犯罪者の子とレッテルを貼られながらも、大学を出て真面目に働き、恋人もできます。しかし、施設に入れられた弟の正俊は、まともな仕事に就けず、正反対の人生を歩んでいます。
そんな弁護士からの通告と時を同じくするように、健人の勤める「AZフーズ」の社長の竹内のもとに誰も知るはずのない竹内の秘密を暴露した脅迫文がメールで届くのです。解決役を任された健人ですが、警察へ届けることを勧める危機管理会社の助言を断り秘密裏に解決しようとします。これには社長の竹内に対する大きな恩義があったからなのです。
父親に対する兄弟の恨み、そして幸せそうな普通の生活を送る兄に対する弟の嫉妬。そんな暗い心の闇を抱えた兄弟の過去と現在を行き来しつつ、竹内社長の複雑な家族環境と「AZフーズ」という会社の内情も絡めながら物語はサスペンスフルに進んでいきます。
P8100004

雨宿り

カテゴリ:
いつものように函館新道・側道を走っています。
雨雲レーダーでは雨は降らない予報でしたので家を出たのですが、35kmほど通過した時点でパラパラと降りだしてきました。このコースの良いところは、上り線と下り線を繋ぐ高架トンネルが沢山あることです。google mapで数えてみましたら、桔梗インターから藤城インター(道の駅「なないろななえ」)までの12kmの間に高架トンネルは30もありました。今日のように雨が降ってきた時や、暑くて少し涼みたい時に、近くの高架トンネルに逃げこむことができます。今日もスポット的に強い雨でしたが、15分ほど待っていたら青空がのぞいてきました。
若いロードバイクのお兄ちゃんが、「やばいっすね~」と言って、トンネルをUターンしていきましたが、びしょ濡れになったかも知れません。上の高速道路はお盆休みで交通量が増えていますが、側道は普段と変わらずロードバイクの専用レーンのような感じです。
近くにはヒルクライム・コースの城岱牧場や木地挽高原がありますし、コース内には道の駅「なないろ・ななえ」もありますから、七飯町は自転車乗りにはパラダイスのようなところです。(^^♪
IMG_20180811_114150

『未来』 湊かなえ

カテゴリ:
平成30年上半期の直木賞にノミネートされた湊かなえの『未来』を読み終えました。

物語の主人公は章子という10歳の少女です。ある日、彼女のもとに一通の手紙が届きます。「10歳の章子へ」で始まるその手紙の送り主は、20年後の自分だと書いてあります。その証拠として、未来の章子しか知らないようなことが書かれていましたし、10周年を迎えたばかりの「東京ドリームマウンテン」の30周年記念グッズも同封されていました。その手紙を信じた彼女はその日から未来の章子に返事を書き始めます。未来の章子に問いかけるように日々の出来事をしたためていきます。ただ、未来の章子からは後にも先にもこの一通の手紙だけだったのですが・・・。

10歳の章子が手紙に記したのは、一人の少女を襲ったあまりにも辛い出来事の数々でした。
父をガンで亡くし母は心の病を患っているため、幼い頃から家事を担っていること。学校ではPTAの役員の娘で人気者の実里に目を付けられ、陰湿で執拗なイジメに遭っていること。章子を救う立場にある林という担任教師が歪んだ動機で彼女に手を差し伸べたことが原因で教職を追われたこと。父方の祖母から母が犯したという謂れのない過去の出来事を暴露されたこと。母の新しい恋人の早坂という男からも暴力を受け、自由を奪われたこと。そして、そんな状態から学校にすら行けない状況に陥ってしまったことなど・・・。
そんな辛い現実を「未来の章子」へ向けて淡々と綴っていきます。

章子の両親の抱える不幸な過去と現在を起点に、章子を支える教師や章子と同じような悩みを抱える友人をも巻き込みながらストーリーは進んでいきます。性的虐待、精神崩壊、家庭内暴力、イジメ、殺人、放火、自殺など小説とはいえ目を背けたるような不幸の連鎖が続きます。
この物語に登場する子供たちが苦しんでいる原因は、自分の都合や欲望で子どもを振り回す身勝手な大人たちにあるのですが、一方で子供たちが未来を信じることができるように温かい救いの手を差し伸べる大人たちの存在も用意されています。

「未来の章子」からの手紙は本物なのか。手紙に書かれていた「悲しみの先には光さす未来が待っています。それをあなたに伝えたくて」という文面を信じていいものなのか。
それは読んでのお楽しみということで。
ちょっと悍(おぞ)ましい描写の連続ですが、ミステリーの要素はさすがに面白くて一気に読めちゃいますので、ぜひ読んでみてください。
P8100002_1

映画『写真甲子園』

カテゴリ:
北海道新聞ぶんぶんクラブの招待で、七飯町文化センターで上映された映画『写真甲子園』を見てきました。昨年夏に私のブログで、この映画のことを紹介していたのですが、肝心の私はまだ見ていませんでした。
全国各ブロックの予選を勝ち進んだ18校の高校写真部のメンバーが、写真の町・東川町の本戦に集結して写真の腕を競うという内容の映画です。初出場ながら念願の本戦出場を叶えた東京の桜ヶ丘学園、そして常連校として名を連ねる関西学園を中心に、一枚の写真に青春のすべてを賭ける高校生たちの熱き戦いを描いています。
東川、美瑛、上富良野そして東神楽町の美しい田園風景と町並み、旭岳を中心にした大雪山系の雄大な山並み、そんな夏の北海道を舞台に繰り広げられる一途な高校生たちの真剣なまなざしが感動的です。

私も18日から東川町そして忠別湖、旭岳で開催される「大雪旭岳sea to summit」へ行く予定です。映画の中の風景は私の中の原風景にもなっています。
00001
00001_0001

『あやかし草紙』 宮部みゆき

カテゴリ:
宮部みゆきの『あやかし草紙 三島屋変調百物語・伍之続』を読み終えました。
550頁を超える分厚い長編小説ですが、面白くてほぼ一気読みです。
これまでに4巻刊行されている人気シリーズですが、この巻で26話になりました。いつものように江戸は神田の筋違御門先にある袋物をあつかう三島屋で、風変わりな百物語を続けるのが、このお店の主人の姪のおちかです。実家は川崎宿にある旅籠の丸千で、訳あって三島屋へ身を寄せ、お手伝いをしながら、語り手の聞き手として務めをしています。今回も口入屋の灯庵という老人の周旋で語り手が三島屋へ訪れることから物語が始まります。
「開けずの間」、「だんまり姫」、「面の家」、「あやかし草紙」、「金目の猫」の5話。
・・・語って、語り捨て。聞いて、聞き捨て・・・
欲望、憤怒、怨念、嫉妬、妄執、後悔など、人間の愚かさ、残酷さ、哀しみ、業の深さを思い知らされます。そしてそれらを超えたところでの人間の心の温かさも伝わってきます。今まさに猛暑の夏真っ盛り、少し涼む意味でも『これぞ江戸怪談の最高峰』と銘打った物語の数々をお楽しみいただければと思います。体感温度は首筋から背中にかけて、ぞく~っと5℃ほど下がる感じですが、一つの物語を読み終えますと心はほっこりと温かくなりますから、ご安心のほどを。(笑)
そうそう、おちかさんは三島屋から三丁ほど離れた多町二丁目にある貸本屋の瓢箪古堂の若旦那・勘一さんのもとへめでたく嫁いでいくことになります。そんなことで、このシリーズはいったん完結して、次巻からは三島屋の小旦那である富次郎さんが百物語の聞き手を務めることになります。黒白の間で語られる27話からのシリーズも楽しみですね。 
IMG_2917

さざ波に揺られて

カテゴリ:
フリーですし、朝から風がないときたら、もうこれに行くしかないです。そう、湖上のヒトになっていました。陸地は30℃でも、湖上は吹き渡る風が涼しくて、本州の皆さんへ一部を送ってあげたいくらいでした。
ベタ凪とはいきませんが、さざ波が立つ程度で、こんな日は漕いでいても快調です。いつものようにキャンプ場近くから出艇して、小沼へ抜け、大沼湖をほぼ一周して戻ってきました。ヘラブナ釣りの小舟が数隻程度で、あとは誰とも会うことがありませんでした。ただ、水鳥の鳴き声とパドルの水飛沫の音がするだけ・・・静かです。
家から20分ほどのところで、しかもこんな素敵なロケーションの中で戯れることのできる幸せを感じています。(^^♪
P8030005
P8030014
P8030033

朝日の当たる家

カテゴリ:
今日も30℃くらいまで気温が上昇して暑い一日になりそうです。
でも、朝晩は涼しいのが北海道のいいところです。
青い夏空に朝日が昇り、ログにも夏の陽が差し込んできました。
日毎に蝉しぐれも勢いを増してきています。
もう少しでお盆ですね。
暑さに負けずに今日も元気で頑張りましょう。(^^♪
EOS-2018-08-03-0931

今年は豊作かな

カテゴリ:
ちょっと見ない間に栗のイガがこんなに大きくなっていました。
昨年の栗の出来はあまりパッとしなかったのですが、今年のイガの付き具合からすると豊作かなと思っています。こういう野性味の強い実のなるものは不作と豊作が交互に来るようですね。
下の白いボンボリのような花は山ウドの花です。秋の深まりとともにこの実が黒く色づくのですが、ちょうどその頃に栗拾いの季節を迎えます。
IMG_2926
IMG_2935

『風は西から』 村山由佳

カテゴリ:
村山由佳の『風は西から』を読み終えました。 

物語は幸せそうなカップルの日常から始まります。同じ大学のサークルで知り合い、夢と希望をもった、ごく普通の若者である藤井健介と伊東千秋がこの物語の主人公です。健介の両親は広島で居酒屋を営んでおり、彼は将来この店を継いで大きくしたいという夢を持っています。ノウハウを学ぼうと就職したのが、大手居酒屋チェーンの「山背」という会社です。この会社を創立した山岡誠一郎というカリスマ経営者に心酔するのですが、入社してみるととんでもないブラック企業だったのです。本社勤務から繁盛店の店長となると生活が一変することになります。度を超えたサービス残業など悪質な労働環境、さらに人格を否定するような吊し上げなどが常態化しています。数ヶ月後、心身ともに疲れ果てた彼は、正常な判断をする精神的な余裕さえ奪われて自死を選んでしまいます。
健介の死後、千秋は彼の両親とともに、このブラック企業「山背」から労災認定と謝罪を獲得すべく奔走することになります。3年9ヶ月にもおよぶ長い闘いでしたが、大切な恋人と最愛の息子を失った小さな個人の思いが、大企業ひいては社会をも動かす大きなうねりとなって広がり、最後には勝利を勝ち取ります。
あらためてブラック企業の悪辣さを思い知らされましたが、若者の過労死や自死の報道を見るたびに、これは氷山の一角なのだろうなと思ってしまいます。「電通」や「和民(※正式には子会社のワタミフードサービス)」での過労死問題を見るにつけ、東証一部上場にあるまじき企業体質と思ってしまいます。このところの異常気象もそうですが、日本いや世界はどうなっちゃったのでしょうね。
最後に吹く西からの風が千秋たちにとって心地いいものだったのが、せめてもの救いだったと思います。
IMG_2915

ブルーベリーの収穫が始まりました

カテゴリ:
一週間ほど前からブルーベリーの収穫が始まっています。
我が家にはハイブッシュ系のいろいろな品種が10本ほどありますが、大小さまざま、味も微妙に違っていて、ブルーベリーは面白い果実だなと思っています。中には100円硬貨ほどに大きくなるものもあり、手にすると思わずエビス顔になります。
ブルーベリーは前述のハイブッシュ系とラビットアイ系があり、その土地の気候に合わせて品種を選べば、比較的簡単に誰でも栽培することが出来ます。不思議と病気や害虫に強く、殆ど手いらずで美味しい果実が沢山収穫できますので、おすすめの果樹と言ってよいでしょう。
生食でもジャムにしても最高に美味しいです。(^^♪
IMG_2900
IMG_2896
IMG_2913
IMG_2889

そよ風が気持ちいい

カテゴリ:
北海道も本州に負けないくらい暑い日が続いています。
今日も30℃くらいまで気温が上昇し、路面温度は50℃にもなっているかもしれません。この暑さに負けてはならないと思い、ほぼ連日50kmほどを走っています。自転車は止まると暑いですが、走っている分にはコンスタントに10m程度の風を受けていますので、意外と涼しくて気持ちがいいです。
いつも最後は道の駅「なないろななえ」に寄るのですが、夏休みに入って函館ナンバー以外の車も多くなり、家族連れなどで賑わってきました。
私の腕と脚は日毎に日に焼けて、若くて元気のいい自転車乗りのお兄ちゃんに負けないくらい黒くなりました。子供の頃の夏休み明けに日焼けの黒さを競ったことを思い出して可笑しくなっています。(^^♪
IMG_20180727_111608-2

グースベリーの収穫

カテゴリ:
1cm程の小さな実のグースベリーを収穫しました。
子供の頃は殆どの家の庭先に植えてあり、子供たちの恰好のおやつでしたが、この頃はあまり見かけなくなりました。酸味が程よく効いて、とても美味しいジャムになります。
IMG_2863

ひっそりと静かな夏の大沼

カテゴリ:
小学校が夏休みに入り、時期を同じくするように夏の日差しが眩しくなってきた北海道です。
風も弱いようですので、いつものように大沼湖へ繰り出してきました。駒ケ岳は少し靄に霞んでいますが、まずまずの天気です。夏休みに入っても、ここだけは静かで、別世界です。
P7250003
P7250009
P7250025
P7250034

PMFアンサンブル 函館公演

カテゴリ:
7月の一ヶ月間、札幌を舞台に繰り広げられるPMF(Pacific Music Festival)。その中の弦楽を主体にしたアンサンブルの演奏会がありましたので、聴いてきました。
この国際教育音楽祭を創設したのが、あのレナード・バーンスタインで、今年は生誕100年に当たるのだそうです。バーンスタインといえば、懐かしい「ウェスト・サイド物語」ですよね。

PMFは、オーディションで選ばれた世界各地から集まる若手音楽家の教育プログラム「PMFアカデミー」と、音楽を通じて彼らを指導する教授陣によって構成されています。とくにアカデミー生により構成される「PMFオーケストラ」は世界トップレベルと言われています。
今回の演奏会は、弦楽器のアカデミー生と、教授陣の中から前ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターだったライナー・キュッヒルがアンサンブルの一員として参加する豪華なコンサートでした。
演奏曲目は下記の通りです。
・モーツァルト:弦楽五重奏曲第4番 K.516
・サン=サーンス(イザイ編):ワリツ形式の練習曲によるカプリース 作品52-6
・プリホダ:「ばらの騎士」によるカプリース
・シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44

ライナー・キュッヒルさんは、2017年4月よりNHK交響楽団のゲスト・コンサートマスターを務めておりますし、奥様のキュッヒル真知子さんは日本の方ですよね。奥様は『青い目のヴァイオリニストとの結婚(新潮文庫)』という本も書いています。
ウィーンの薫りいっぱいのキュッヒルさんの超絶技巧と、弾けるような若手アカデミー生のアンサンブル、最高でした。(^^♪
PMF

紫陽花だけが元気

カテゴリ:
どんよりと曇って蒸し暑い日々が続いている北海道南部です。
菜園は雑草ばかり蔓延って、肝心の作物はあまり芳しくありません。そんな中でも紫陽花だけは元気で見頃を迎えています。北海道の紫陽花は例年ですと夏の終わりまで咲いているのですが、この蒸し暑さの感じでは早々に花が枯れてしまうのではと思います。本州ほどではありませんが、近年は北海道も結構暑いです。8月はもっと暑くなるのでしょうか。
IMG_2835
IMG_2836
IMG_2843

『ノーマンズランド』 誉田哲也

カテゴリ:
誉田哲也の『ノーマンズランド』を読み終えました。

この本はシリーズになっているようで、いずれも姫川玲子という警察官が主人公です。現在は警視庁捜査一課殺人犯捜査係第十一係の主任警部補というのが肩書です。
ひとり暮らしの女子大生がマンションの部屋で扼殺されるという事件が起き、彼女が所轄の葛飾署の特別捜査本部に入り捜査を担当するというくだりから物語がスタートします。そして容疑者を逮捕するのですが、調べが進むにつれ20年前に埼玉県のある街で突然消えてしまった女子高校生の事件とリンクすることが分かり、思いもかけないような事実が浮かび上がってきます。

エンタメ小説かと思いきや、北朝鮮による拉致問題が絡んだり、さらには自衛隊や憲法議論にまで踏み込んでいますので、作者はこのへんのところに読者の眼を向けさせたかったのかなと思っています。戦争によって生じた空白地帯を「ノーマンズランド」と言うらしく、現在の日本は広い意味でのノーマンズランドに近い状態にあるのではと作者は考えているようです。きっと政治や外交が未熟ってことを言いたいのかも知れませんね。

北朝鮮の問題や政治的な議論を絡ませているのはタイムリーで、それなりに理解できるのですが、姫川玲子が大活躍するエンタメ風のこのシリーズに馴染むのかどうか、空回り感もあって個人的には疑問です。ちょっと消化不良気味で面白さが伝わってきませんでした。
《図書館からお借りしました》
P7200001

江戸下町の町人の生活から考える

カテゴリ:
西日本の豪雨による災害の爪痕の凄まじさに息を呑んでいます。
そして学校の校庭や国道の片側車線などにうず高く積まれた災害ゴミ。倒壊や火災などのほか、悪臭や衛生面での心配も出てきているようです。家具や寝具、家電製品などが泥に浸かって廃棄するしかなく、やむなく投棄したものなのでしょう。各自治体のホームページを見ますと、クリーンセンターなどで受け入れているようですが、自治体の初動の遅れと手っ取り早くゴミを処理したいという住民心理が働いて、このようなことになったものと思われます。総量で100万トンにも達するといいますから凄い量です。
振り返って、仮に私の家が今回のように被災したら、不法とは知りつつも住民心理に負けて同様に投棄するかも知れません。それにしましても、これ程までの大量のゴミをどのように分別処理するのでしょう。前述の危険性がありますし、これからの豪雨や台風の襲来を考えますと、これらのゴミが2次災害を引き起こす可能性もありますので、出来るだけ早い対応が望まれます。

話は変わりますが、数年前に東京の江東区清澄白河にあります「深川江戸資料館」を訪れた際の町人の住む裏長屋(裏店)の様子を思い出しています。下の写真はその時のものですが、三味線や裁縫、手習いなどを教える師匠の「於し津(おしづ)」という女性の家を再現したものです。棟割長屋と割長屋というものがあるのですが、この家は後者で採光のとれる縁側があったりと棟割長屋に比べると比較的環境に恵まれた住居のようです。広さは4畳半程度、1畳半の土間が付いていて炊事などをするスペースになっています。「於し津」は恵まれた方なのかも知れませんが、家にある家財といえばご覧の程度のものです。当時、江戸の人口は100万人に達していたようですが、数年に一度は大火が発生し、そのつど着の身着のままの状態で逃げるのが通例のようになっていたとも聞きます。長屋は柱に綱を絡ませて綱引きの要領で引っ張ると倒れる程度の作りで、壊して延焼を食い止めるといった工夫を凝らしていたそうです。現在の江東区にある木場(きば)には建築用の木材が大量に備蓄されており、そんな背景があって町人は協力的な行動をとることが出来たのかも知れません。
いろいろな経験から多くのことを学び、災害に強い人創り、町造りをしていたようです。

物が溢れている我が家の現状を見つつ、あらためて江戸町人の暮らしぶりを振り返っているところです。毎日のようにネット通販やお店で買いあさり、同様に大量に廃棄している我が身に照らして、これでいいのだろうかなんて考えています。でも、どっぷりと近代文明の恩恵に浸りきっている我が身は、江戸の町人文化は憧れではあれど到底戻れるようには思われません。
あの大量の災害ゴミをみていますと、少しでも家の中の物を減らさなくてはとも思っているのですが・・・。
DSC01417-2

このページのトップヘ

見出し画像
×