なんとなく秋色

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朝晩はめっきり寒くなり、今日からストーブを焚き始めました。
夏の花に代わって、菊が庭の主役になっています。
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なごりのバラ

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道東の内陸部では氷点下に下がって初氷や初霜が降りたところもあるようです。函館新道沿いや大沼湖畔も少しずつ色づいてきました。我が家の庭にも雪虫が舞い始めています。
今年の夏はなにかしら忙しくて、あまり手入れができなかったバラですが、赤とんぼが飛び回るころから再び少しずつ咲き始めています。花柄取りや薬の散布が出来なかったために病気になったり虫がついたりと散々な状態ですが、秋の日を浴びて微かにいい香りを漂わせています。もう少しすると白いものがちらちらと舞い降り、そしてこのバラたちもすっぽりと埋もれてしまいます。
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越中おわら月見の盆 (動画)

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八尾での「越中おわら月見の盆」の様子を動画でも撮ってきましたので、さわりの部分を少しだけご覧いただければと思います。なにぶんにも1台のコンデジで、写真と動画の両方を撮りましたし、街道筋が暗いので、この程度の映像しか撮影できませんでした。雰囲気だけでもお伝えできればと思っています。

『うたといきる』コンサート

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「体育の日」の今日は穏やかな良い天気になりました。でも最低気温は6℃、最高気温17℃ですから、ひょっぴり肌寒い感じがしました。
午後2時から大沼セミナーハウスで、「うたにいきる」と題するコンサートがありましたので、聴いてきました。函館在住のソプラノ歌手・次藤正代さん、チェンバロ奏者の森洋子さん、そして函館出身で東京在住のテノール歌手・鳥海寮さんをお迎えしてのコンサートでした。
森さんによるJ.S.バッハの平均律曲集から始まったコンサートは、次藤さんと鳥海さんによるドニゼッティやモーツァルトのオペラのアリアへと繋がり、ホールは素敵な歌声に包まれました。
背景の大きな窓から見える紅葉は2分程度と遅れていますが、移り行く秋のひと時を楽しく過ごすことが出来ました。
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東京駅

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越中の旅はすべて終わり、北陸新幹線を乗り継いで、飛行機で帰ります。
人情良し、風景良し、民謡良し、お酒良し、そして食べものは最高ときていますから、 越中大好きです。近いうちにまた来たいと思います。
東京駅では飛行機の搭乗まで少し時間がありましたので、丸の内側から外に出て、東京駅周辺を少し歩いてみました。
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(10月7日)

越中おわら月見の盆

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すっかり暗くなり、7時から町流しがスタートです。狭い街道筋にはボンボリに灯が燈り、いい雰囲気です。胡弓の哀調のある音色と独特の節回しのファルセットの歌声がどこからともなく聴こえてきます。
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艶やかで優雅な女踊り、そして勇壮な男踊りが「越中おわら節」の切ないメロディーとともに町中を流れていきます。11地区が参加しており、それぞれに微妙に踊りの振りが違うのも見どころです。
そうそう、女性の着物は色とりどりですが、ひとつだけ決まりごとがあります。それは帯が黒と決められています。その昔、家によっては貧しくて帯を用意することが出来ないことがありましたが、喪服の黒帯は必ずありましたので、帯だけは黒となって現在に至っています。
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もう、涙が出るほどに感激しました。「越中おわら」いいですね。いつかまた絶対に来たいと思います。本祭もそうですが、雨の場合は中止になりますので、お越しになられる方は、晴れ男・晴れ女と同伴しましょうね。
町流しの始まる頃から上弦の月も見えて、最高の「月見の盆」になりました。
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(10月6日)

「越中おわら月見の盆」オープニング

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いよいよ「越中おわら月見の盆」が開幕です。まず小学校の特設会場でオープニング・ステージがあります。富山県の三大民謡「越中おわら」「麦屋節」「こきりこ唄」の紹介、そして簡単な「越中おわら」の踊り方教室などもあります。「越中おわら」は地元・八尾町ですし、「麦屋節」「こきりこ唄」は少し離れた合掌造りで知られる五箇山の民謡です。いずれもいい民謡ですね。
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40年ほども前になると思いますが、まだ交通の不便な頃に五箇山へ行き、相倉集落の合掌造りの家に泊めていただいたことがあります。写真はその時のものですが、5月のゴールデンウィーク過ぎだったと思いますが、まだ沢山の雪が残っていたことを写真を見て思い出しています。白川郷も五箇山もまだそれほど知られていない頃でしたので、とてものどかでいい風景だったなと思っています。
合掌の家はすべての丸太を縄で締めてあるだけなので、ちょっと風が吹くと揺れて、寝ていても少し怖い感じがしましたが、思った以上に快適でした。
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宿泊した夜に集落の青年が「麦屋節」と「こきりこ唄」を舞ってくれました。民家の畳の間ですので、近くで観る勇壮な舞に感動したことも思い出しています。
「麦屋節」の歌詞には「波の屋島を遠くのがれ来て」、「烏帽子狩衣脱ぎうちすてて」、「心淋しや落ち行く道は」など落ちぶれる平家一門の姿を唄っている一節があります。砺波山での源平の合戦(倶利伽羅峠の戦い)に敗北した平家一門が落ちのびて庄川上流の五箇山に隠れ住み、麦や菜種を育てて静かに暮らしたのではと言われています。ちなみに相倉集落の方々の家紋は平家の紋「揚羽の蝶」が多いようです。そんな在りし日の栄華を偲んで農耕の際に唄ったのが「麦屋節」の発祥と伝えられています。
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こちらは「こきりこ唄」です。「こきりこ」というのは大道芸の一種に使用した竹のことで、歌に一節にも出てくる「七寸五分(約23cm)」に切った煤竹2本を指で回して打ち鳴らす和風カスタネットのようなものです。「こきりこの竹は七寸五分じゃ 長いは袖のかなかい(引っ掛かるの意)じゃ」とありますので、これ以上長いと着物の袖に引っ掛って邪魔だったのでしょう。実際に「こきりこ」の竹を見せてもらいましたが、ただ煤まみれで黒くなった竹を切ったものでした。これは合掌造りの高層階では養蚕をしていましたので、下からの暖気をとる簀子のように並べられていた煤竹を利用したものです。
踊るときに持つのは「ささら」というものです。古代楽器らしく108枚の小さな板には、昔は南無阿弥陀仏と書いて108つの煩悩を消滅させたという言い伝えもあります。使わない時は床柱などにかけて家内安全のお守りにもなるそうです。
そうそう、北海道では路面電車の線路が雪で埋もれないようにするために、冬期間はササラ電車というものが運行されますが、このササラも語源は一緒なのでしょう。キッチンブラシの方が近いかも知れませんね。
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越中八尾へ

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越中八尾へやって来ました。今回の旅の目的だった「おわら風の盆」を観るためです。
ご存知のように「おわら風の盆」の本祭は9月上旬の3日間ですが、その期間に押し寄せる観光客は30万人ともいわれており、聞くところによるとほとんど身動きが取れない状態に陥るそうです。そんなことで、クラブツーリズムと八尾市観光協会がタイアップして、より静かに楽しんでいただこうと企画したのが、今回の「おわら月見の盆」なるものです。
本祭の3日間は朝から晩までほぼ24時間どこかで踊っているそうですが、この「おわら月見の盆」は夜の7時から9時までの限定です。規模は本祭と同じ11地区から繰り出しますし、本来の静かな雰囲気で「越中おわら」を楽しむことが出来ます。
私たちは富山駅北口から16時に乗り込んで帰りは22時という往復だけのツアーでしたが、殆どの方は首都圏や近畿圏からのバスツアーだったようです。2日間だけの開催でしたが、両日合わせての延べ人数は約1万人、バスの駐車場は約100台のバスで満杯状態でした。
1日の人数で比較すると10万人と5000人ですから、本来の「越中おわら」を楽しむのであれば、こちらだと思いました。

旧市街と言うのか街道筋の町は小高い坂を登ったところにあります。地名は、飛騨の山々から富山へのびる八つの山に開かれたことに由来すると言われています。街道の拠点として売薬、和紙の販売や養蚕などで栄えたようです。メインの通りのひとつ、諏訪町本通りの片側には「エンナカ」と呼ばれる用水路があり、そこを流れる水の音は、「越中おわら」の音色とともに「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。
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「おわら風の盆」とともに八尾の豊かな町人文化を伝えるもう一つの財産が曳山です。街道沿いにある越中八尾観光会館(曳山展示館)に寄ってみました。すぐ近くの岐阜県高山市にも同様の曳山があったと思いますが、ここの曳山も井波の彫刻、城端の漆工、高岡の彫金など、越中の伝統工芸の粋を集めた絢爛豪華な山車です。
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越中八尾観光会館には養蚕に関する展示室もあります。
八尾という小さな町が、曳山や「おわら風の盆」という文化を育んできたのは、江戸時代から戦前まで養蚕業で栄えたからなのですね。特に蚕種(カイコの卵)を多く生産し、全国に出荷していたことから「蚕都」と呼ばれていたようです。
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オープニング会場近くには「八尾おわら資料館」があります。八尾の伝統的な町家を再現した館内で、「おわら風の盆」を紹介しています。おわらの歴史や唄・踊り・衣装・楽器などを詳しく知ることができますので、事前に立ち寄ってみると「おわら風の盆」への理解がより深まると思います。
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(10月6日)

富山のソウルフードを食べて富山城へ

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富山のソウルフードと言えばブラックラーメンですね。なんでも富山人は黒いものがお好きとのことです。そんなことで、富山に来たからにはブラックラーメンを食べずに帰るわけには行きませんので、「西町大喜」で食べてみることにしました。
函館で黒いものと言えばイカ墨ですから、この手のラーメンかと思っていましたら、まったく違いました。スープは漆黒の醤油ベースで、麺は太めのストレート麺、そこに手切りのチャーシューがたっぷりと盛り付けられ、さらに塩辛く味付けされたメンマと粗切りネギ、粗挽き黒コショウが乗っています。
いや~、インパクトがあり過ぎというか塩辛すぎて、半分食べたところでギブアップ気味でした。本来はご飯と一緒に食べるのが富山人の食べ方らしいのですが、ご飯をセットにしなかったことが失敗だったようです。それにしましても半端でない塩分濃度に驚いてしまいました。富山の方々、健康には十分留意をなさいますように。老婆心ながら・・・。
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二日分以上の塩分を摂取したような感じですから、少しでも体外へ排泄せねばということで、富山城へ散策です。
富山城は加賀前田家の分家であった越中前田家の居城だったのですね。もともと近くに神通川が流れていましたので、その右岸を利用して築城したようです。水に浮いたように見えたので、「浮城」と呼ばれていました。
そうそう、瀧廉太郎は富山城から着想して「荒城の月」を作曲したそうです。
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公園内には、趣のある建物の富山市佐藤記念美術館があります。
ちょうど思想家・柳宗悦によって見いだされて日本民藝館に所蔵されている茶道具の企画展が開催されていましたので観てきました。
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(10月6日)

岩瀬で美味しいお酒を

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岩瀬地区は北前船で賑わったところだけに、多くの造り酒屋さんが軒を並べています。後立山連峰からの清らかな水が豊富ですし、日本有数の米どころだけに、昔から美味しいお酒が造られてきたのだと思います。
そんな造り酒屋さんの一軒、桝田酒造店に寄ってみました。樹齢数百年と思われる杉の大木を横目に、分厚いヒノキの一枚板のカウンターで立ち飲みができます。小さな桝を購入し、好きなお酒をチョイスして注いでもらいます。
「満寿泉」というブランドで販売しており、富山県ではよく知られている銘柄のようです。私たちが選んだのは、シャンパン酵母を使った「Masuizumi R」というものと、プラチナ純米大吟醸の「満寿泉」という銘柄です。上手い表現は出来ませんが、とにかく美味しかったです。「Masuizumi R」は爽やか、プラチナ純米大吟醸「満寿泉」は芳醇な感じかな。(^^♪
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お店の中を見学させていただきましたが、古い蔵などをモダンな感覚でリノベーションしており、いい雰囲気です。
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一角には、フレンチのお店もあったりしてお洒落です。柚木栄樹さんがシェフを務める富山キュイジーヌ【カーヴ・ユノキ】というお店で、一日一客というプライベートダイニングなのだそうです。「Masuizumi R」とともにここのお料理を味わってみたいです。
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(10月6日)

北前船で賑わった岩瀬地区へ

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宇奈月駅から富山地方鉄道、あいの風とやま鉄道と乗り継いで富山駅へやって来ました。富山駅のすぐ近くのホテルにチェックインです。
翌日は朝からポートラムという電車に乗り東岩瀬駅を目指していきます。約20分で「岩瀬エリア」に到着です。富山市の北部、富山湾と神通川・富岩運河が交わる辺り一帯の地区で、江戸初期の建物が現存し当時の面影を残している静かな港町です。私の住む北海道南部の江差・松前とも深い関係のある北前船の港町として栄えてきました。
東岩瀬駅で降り、ガイドブックを片手に岩瀬浜駅まで散策してみました。
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通りの中ほどにひと際目立つ大きな建造物があります。国の重要文化財に指定されている森家です。幕末から明治時代にかけて、北前船(買積み廻船)による交易により財を成した家のようです。主に鰊粕(栽培のための肥料)、数の子、身欠きニシン、干しナマコ、昆布、干鰯などが輸送されていました。特に北前船からの昆布の輸入が多かったようで、現在でも富山県の昆布の消費量が多いのはこの名残と言われています。
北海道では「鰊御殿」が一般的ですが、富山県では「肥し御殿」と呼ばれているそうです。
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(10月6日)

祖母谷温泉へ

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黒部峡谷トロッコ電車の欅平駅から約2.5km上流にある秘境の祖母谷(ばばたに)温泉へ行ってみました。奥鐘橋を渡り断崖絶壁の山道を40分ほど歩きますと、黒部川の支流沿いに素朴な温泉が見えてきます。そうそう、「ポツンと一軒家」の道のような感じです。ここは白馬岳や唐松岳への登山道の登り口にもなります。
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河原を少し歩きますと白い湯気を上げる源泉があります。お湯がふつふつと湧き出していますので、ちょっと手を触れてみましたら、その熱いことに驚いてしまいました。80~90℃くらいありそうな感じてす。
下の写真の白い藻のようなものは、湯の花だそうです。見ようによっては綺麗ですが、ちょっと不気味な感じです。
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(10月5日)

黒部峡谷トロッコ電車

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翌朝は黒部峡谷のトロッコ電車に乗車です。宇奈月温泉から終点の欅平までの約20km間を約1時間20分で結んでいます。電車は、一般的なオープンカー、特別列車、ちょっと豪華なリラックスカーがあります。寒いですから行きは530円をプラスしてリラックスカーにしてみました。オープンカーは団体客でほぼ満席でしたが、リラックスカーは私たち二人だけでしたので、超リラックスムードです。(^^♪
富山県出身という室井滋さんのご機嫌な案内放送を聴きながら、いざ出発です。
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この黒部峡谷で本格的な電源開発を始めたのは、タカジアスターゼで有名な高峰譲吉が設立した東洋アルミナム株式会社です。その後、日本電力株式会社がこの事業を引き継ぎ、大正12年に黒部川水系の発電所建設のための資材運搬用鉄道として、宇奈月~猫又間(11.8km)の軌道敷設工事に着手したのがトロッコ電車の始まりとのことです。

宇奈月駅を出発して数分で黒部川にかかる赤い橋梁に差し掛かります。川の左岸に見えている大きな建物が宿泊したホテル「やまのは」です。
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戦後まもなくは、「便乘ノ安全ニ付テハ一切保證致シマセン」という条件つきで無料乗車をさせていたようですが、観光列車としてのニーズの高まりから昭和28年11月に関西電力株式会社が地方鉄道業法の許可を得て、「黒部鉄道」として営業運転を開始しました。
当時の敷設工事の様子を映像で見ましたが、それは過酷をきわめる難工事だったようです。

列車はそんな断崖絶壁のV字峡谷を縫うように走っていきます。
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北海道では絶対に見ることが出来ない野生の猿の群れです。列車のすぐそばまでやって来ますし、黒部川のあちこちで猿専用の吊り橋もかかっています。
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あの黒部第4ダム(黒部ダム)は巨大ですが、その下流部に当たるトロッコ電車沿線にも数か所のダムがあります。それぞれに建設に纏わる物語があるのでしょうね。
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トロッコ電車に添うようにこのようなコンクリートの細い通路が続いています。トロッコ電車は観光の目的の他に関西電力の保守管理に関わる資材や人員を運んでいます。ただ冬期間は運休するために、その間はこの通路を通って往復するそうです。関西電力の上層部に絡む嫌なニュースが話題になっていますが、一般の社員や下請けの方々は電力を守るために一生懸命働いているのですね。
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そんな絶景に見とれていましたら、終点の欅平に到着です。
ここからは少し足を伸ばして祖母谷(ばばたに)温泉まで往復する予定です。
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(10月5日)

宇奈月温泉でゆったりと

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3日目の宿は宇奈月温泉にしました。小さな町で、駅から美術館やホテルまで数分という距離ですが、送迎をしてくださるということで、すべてホテルの車で送迎していただきました。宿は川沿いの「やまのは」という大きなホテルにしましたが、さすがにトロッコ電車の発着地ということで宿泊客で賑わっていました。通された部屋は別館の川側の上層階でしたので、大きな窓からあの赤いトロッコ電車の橋をきれいに見渡すことができました。
館内はラウンジ、レストランなどゆったりと寛げるような空間が用意されていて、とてもいい雰囲気です。とくに温泉は趣向の異なる2つの大浴場があり、男女入れ替えで二つを楽しむことが出来ます。
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展望露天風呂「棚湯」と大浴場の「黒部」です。いずれも黒部峡谷の絶景を眺めながらの温泉満喫です。※写真はパンフレットからお借りしました。
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(10月4日)

黒部峡谷 セレネ美術館

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少し早く宇奈月温泉に着きましたので、駅からすぐ近くにある「黒部峡谷 セレネ美術館」へ行ってみることにしました。1993年に「黒部峡谷の大自然を絵画芸術を通して未来へ伝える」ことを基本理念に開館したとのことです。平山郁夫、塩出英雄、福井爽人、田渕敏夫、竹内浩一、手塚雄二、宮廻正明という著名な日本画家が実際に黒部峡谷を取材して創作した絵画が常設展示されています。
今回はその中のお一人、田渕敏夫の令和記念特別展が開催されていました。
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黒部峡谷を題材にした屏風画が主で、清冽な色彩と端正な線描が印象的な作品でした。平成29年には奈良・薬師寺の食堂(じきどう)に50mにもおよぶ阿弥陀三尊浄土図という壁画も描いています。どの作品も素晴らしいですし、宇奈月という山あいの小さな町にこのような素敵な美術館があることに感激です。
以下、ポストカードをスキャニングしたものです。
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(10月4日)

富山県側の下界へ

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弥陀ヶ原から美女平(977m)までバスに乗ります。立山黒部アルペンルートの室堂から美女平までの富山県側には天狗平、弥陀ヶ原の2か所のバス停留所ありますが、この2か所から乗る場合は事前予約が必要です。標高差1000m、距離にして15kmほどの曲がりくねった道を30分ほど走って美女平という何とも艶めかしい地名の地点に到着します。
美女平からは立山駅まで、またケーブルカーに乗ります。こちらは標高差500m、距離1.3km、勾配30度ほどの急斜面を所要時間7分ほどかけて下り、立山駅に着きます。
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ケーブルカーで立山駅に降り立ちますと、下界に降りてきたという感じになります。ここからは富山地方鉄道という私鉄に乗ります。私たちの目的地は宇奈月温泉ですから、寺田という駅で乗り換えて富山市とは反対側の新潟県の方角へ向かいます。立山から宇奈月へはいったん日本海へ出て迂回しないと行けないという不便さも富山県の良い意味での魅力なのかもしれません。
富山地方鉄道のローカルっぽい可愛い電車です。鉄ちゃんにはたまらないかも知れませんね。
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(10月4日)

弥陀ヶ原で一泊

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室堂平からバスに乗り立山黒部アルペンルートを高低差500mほど下って標高1930mのところの弥陀ヶ原のホテルに一泊です。弥陀ヶ原一帯も紅葉のクライマックスを迎えていました。室堂平から降り続いている雨はやみませんが、室堂平ほど寒くはありませんので、カルデラ展望台へまず足を伸ばしてみます。
めぼしい花はほとんど終わって寂しいのですが、曇り空から一瞬だけ山肌に光が差し込んだりすると、錦絵のような景色が広がって、それはそれは綺麗です。
一番目の花は、タテヤマアザミです。やや小ぶりで下向きに咲くのが特徴です。
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夕暮れの一瞬だけこんな景色を見せてくれました。台風18号から変わった温帯低気圧の悪戯かも知れません。少しずつ輝きを増してきた富山市の街の明かりとともにしばし見とれていました。
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夕食後は立山ネイチャーガイドの方々によるレクチャーがありましたので聴いてきました。立山一帯に生息する雷鳥や固有種など、動植物や山のお話はとても興味深いものがありました。
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翌朝は窓を開けたらご覧のような景色が広がっていました。朝食後はホテルの脇からすぐのところにある遊歩道を歩いてみます。散策しているのは私たちだけで、この広大な景色を独り占めしたような気分になります。
ここは東西4km、南北2kmに広がる溶岩台地で浸食カルデラといわれています。11月頃から7月頃まで深い雪に覆われますが、夏には川が流れ「餓鬼の田」と呼ばれる池塘が数多く存在します。いわゆる高層湿原です。
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少し歩いていますと雨が降り出してきましたので、予定を早めて下山することにしました。この日の目的地は宇奈月温泉です。
(10月3~4日)

息をのむ美しさの立山室堂

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ついに立山黒部アルペンルートの最高地点の立山室堂へやって来ました。
台風18号くずれの温帯低気圧が接近ということで強い雨と風になり、防寒対策と雨具を着ないととても歩けるような状態ではありません。ここでは少し時間をとって歩く予定でしたが、室堂平周辺しか無理なようですので、みくりが池温泉まで周回して早めに降りることにしました。
紅葉は今が見頃で息をのむような美しさでした。立山(富士ノ折立、大汝山、雄山)の山容を赤や黄に染めるチングルマ、ナナカマド、イワイチョウなどの紅葉とハイマツの緑とのコントラストが見事でした。
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(10月3日)

黒部ダムから立山室堂へ

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二日目もアルピコ交通のバスで信濃大町駅を経て立山黒部アルペンルート長野県側入口の扇沢駅へと向かいます。扇沢駅で針ノ木隧道というトンネルを走る関西電力のトロリーバスに乗り換えますと、15分ほどで黒部ダムに到着です。扇沢駅の標高は1433m、黒部ダムの標高は1470mですから、全長6.1kmのあまり高低差のないところを走る感じです。後立山連峰の赤沢岳(2678m)と鳴沢岳(2641m)のほぼ直下のトンネルですから、よくこんなところを掘ったものと驚いてしまいます。
黒部ダム駅に到着して220段の階段を登り展望台に出ますと、この景色が待っています。大きさの感じが分からないと思いますが、米粒のような人間と比較していただきますと、そのスケールの大きさが分かると思います。高さ(堤高)186 m、幅(堤頂長)492 m、総貯水量2億トンといいます。
映画などにもなりましたのでよく知られていますが、1956年(昭和31年)に着工し、171人の尊い命と7年の歳月をかけて、1963年(昭和38年)に完成しました。
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随所にこのような作業トンネルが掘られています。現在は観光客の連絡通路になっており、このようなトンネルを通って、次の駅などへ移動します。
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コンクリートの打設に使った大型のバケットです。25tケーブルクレーンで200mも下の谷底まで吊り下ろしたそうです。コンクリートの敷き均しと締め固めにはバイブレータ付きブルドーザを使い打設したとありますので壮観だったことでしょう。
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アーチ状の堤体上を700mほど歩いて、黒部平方面へ向かう駅のあるトンネル内に進みます。ここからはケーブルカーになります。標高差373m、全長800mのトンネル内を約5分で結びます。
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標高1828mの黒部平に到着です。テラスからはこれからロープウェイで向かう大観峰の白い建物が見えています。天気が良いと綺麗な立山連峰を望むことが出来るのですが、雨がぽつぽつ降りだしてきて早々に駅舎に避難です。
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黒部平からは全長1,710メートル、標高差500メートルのロープウェで大観峰(2316m)へと向かいます。眼下には黒部湖が見えていますし、少し靄がかかっているものの湖越しに北アルプス(後立山連峰)を望むことが出来ます。中央左側の少し尖っている山が赤沢岳(2678m)、その右側の鞍部を経たピークがスバリ岳(2752m)、隣の尖がりが針ノ木岳(2820m)です。山の向こうは長野県、いろいろな乗り物を乗り継いで、あの山を越えてきたことになります。
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このロープウェからみる紅葉は息をのむほどに綺麗でした。あいにくの雨模様でしたが、葉が濡れることによって一層色づきが強調されるような気がします。実際にみますと、スケールの大きさと色づきの見事さに歓声をあげてしまうのですが、写真から少しでもその感動が伝わればと思います。
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大観峰からはさらにトンネル内に潜り込み、トロリーバスでアルペンルートの最高地点の立山室堂(標高2450m)へと向かいます。

(10月3日)

蕎麦の郷、旧北安曇郡美麻村へ

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長野駅東口からアルピコ交通のバスに乗り1時間ほどで、白馬と信濃大町の分岐点にある集落、旧北安曇郡美麻村(現大町市美麻)に到着です。千曲川の支流・犀川を眺めながら山あいの狭い道を辿ってきます。朝に函館を出発したのですが、交通の便が悪くて待ち時間などを要したこともあって、旅館に着いた頃には日は殆ど傾いて薄暗くなっていました。

さすがに信州蕎麦の本場ですね。道路沿いにはお蕎麦屋さんがたくさんあります。泊まった旅館の板長さんも蕎麦打ちの名人らしく、打っているところを見ることが出来ました。そして夕食の〆に出していただいたのがこれです。美味しさの上手い表現が出来ませんが、異次元の美味しさでした。ソバの季節に信州に来られて最高です。
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板長さんが腕をふるって作ってくださった夕食はとても美味しかったですが、朝ご飯も食べきれないほどです。もう最初の朝からカロリーオーバーって感じです。
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朝ご飯を食べてから、腹ごなしに近くにある国の重要文化財に指定されている旧中村家まで散策です。資料によりますと、元禄11年(1698)に近在の大工の手で建築された豪農の民家で、県内では最古と言われています。間口14間、奥行6間で建坪は84坪もあり、江戸時代前期としては規模が大きく、古い様式を残しているようです。
標高665mの凹地にある集落で、「美麻」と言われる村名の通り明治時代より美しい麻の特産地でした。美麻産の麻は「山中麻」の名で知れ渡り、他所に見られない良質の麻が産出されていましたから、旧中村家はとりわけ「麻御殿」といったところなのでしょう。
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(10月2日~3日)

一路、富山県へ

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10月とはいえ半袖でも暑いくらいの函館を飛び立って、富山県へ行ってきました。
少しお休みをいただいて10月2日から6日間ほどのプチ旅行です。
初日は東京まで飛行機で飛んで、北陸新幹線で長野市まで行き、そこからアルピコ交通のバスに乗り換えて大町市までの行程です。
台風18号が接近していましたから天気予報とにらめっこの旅行になりました。
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(10月2日)

もう栗拾いの季節

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雑木林の中には栗の木が何本かあるのですが、早く実がなる種類の栗拾いが出来るようになりました。「桃栗三年柿八年」といいますが、この木は5年ほど前に苗を購入して植えたもので、今年は木が大きくなったこともあり、毎日両手に抱えきれないほどの収穫があります。まったく選別していませんが、殆ど虫食いがなく綺麗な栗です。
これから収穫期を迎える栗は、虫食いが多く捨てるのが大半ですが、栗も種類によって虫の好みがあるのかも知れませんね。
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『夏の騎士』 百田尚樹

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百田尚樹の『夏の騎士』を読みました。
『永遠のゼロ』ではゼロ戦のパイロットを主題に描いていましたが、この作品は子供を主人公にしたものです。強くて名誉と勇気を重んじる騎士団を結成した小学6年生の男の子3人が繰り広げるひと夏の冒険物語です。
百田版「スタンド・バイ・ミー」と銘打っていますが、小学高学年と言うのは私たちが実際に通ってきた道でもありますね。人生経験が乏しいながらも友情や恋、社会や生き方について朧げに考えることができるようになった年頃だったように思います。
物語のテーマは「勇気」です。人間はなかなか一歩を踏み出す勇気を持つことは難しいものですが、自らが心の中で育てていかないと手にできないものだということを語っています。もともと勇気のない3人の少年でしたが、いろいろな試練に立ち向かい勇気の芽を少しずつ育てていきます。そして、ついに大きな樹まで育てあげたものは心の芯となり、自らを支えていくことになります。
固い友情や淡い恋心・・・夏の草原に流れる爽やかな風のような一冊、ぜひお読みになってみてください。
そうそう、百田尚樹さんはこの作品を持って作家業を引退なさるそうです。
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もうスキーシーズン・・・?

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腰が不調だったものですから、今年のスキーのシーズン券はどうしようかと考えていたのですが、MRIの結果でOKサインが出ましたので、購入することにしました。早割は今月中に購入しないといけませんので、午後からプールへ行く途中にスキー場へ寄って申し込んできました。ぎりぎりセーフです。

数年前から夏ゴンドラも運行していますので、ゴンドラやリフト乗り場周辺はとても綺麗に整備されていました。ドッグランもあり、このロケーションですから、ワンコが生きていたら絶対に連れてきたと思います。
この景色を見ると銀世界のイメージは湧きませんが、順調に雪が降ればあと2ヶ月半後には滑っているんですもね。

そうそう、スイミングも少しお休みしていたのですが、クロールの息継ぎで捻っても、平泳ぎで足を開いても腰の痛みは大丈夫でした。週2スイマーで鍛えますよ。(^^♪
スキーのお仲間さん、2ヶ月半後にお会いしましょうね。
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今年最後の草刈りかな

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今日は仕事がフリーですので、午前中は雑木林の下草刈りをしました。今月初めころから腰が痛くて、草刈りや運動は控えるようにしていましたので、草でぼうぼうになっていました。
痛み止めと貼り薬で様子を見ていましたが、先日MRIを撮りましたところ、大きな異常がないことが分かりホッとしているところです。MRIの結果を聴いたとたんに痛みも治まり、寝返りも打てないほどの痛みは何だったのだろうと首を傾げています。
坐骨神経痛など腰の痛みの殆どは原因が分からないと言いますので、まあ「老化」ということで自分なりに納得しています。

いつものことながら草刈り後の草の匂いと、刈った後の雑木林全体を振り返る瞬間が大好きです。朝晩はめっきり寒くなり、これからはあまり草が伸びないと思いますので、雑木林はこれが今年最後かなと思っています。個人的にはもう一度くらい刈りたいところですが・・・(^^♪
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植えっぱなしの手入れせずの菜園ですが・・・

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台風17号はそれほど大きな影響もなく過ぎ去り、今日は台風一過の良い天気になりました。

春に苗や種子を植えてから殆ど手入れをせずに植えっぱなし状態の菜園。雑草園と化しています。
枝豆、キュウリなどはほぼ終わりましたが、トマトやピーマン類、インゲンなどはまだまだ元気です。
植えっぱなしの手入れなし、よく言えば完全無農薬です。形は不揃いで虫食いの惨めな姿ですが、安全で美味しいです。

猫額のほったらかし菜園でも毎日この程度の収穫がありますので、来春には皆さんも菜園もしくはプランタ栽培にチャレンジしてみてください。ホームセンターで売っている80円の苗でOKですよ。(^^♪
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"The Danshaku Lounge"で開催されている"「寄り道は秋だって面白い」september 8days"。秋分の日は和の競演ということで、尺八と津軽三味線の演奏会がありました。
函館在住の尺八奏者・森岡恵四郎さんと八雲で活躍されている津軽三味線奏者の杉本雅人さんの素晴らしいコラボレーション演奏を聴かせていただきました。

森岡さんの演奏は初めてでしたが、民謡から演歌、ジャズとジャンルを問わず幅広く演奏されているそうです。特にジャズが魅力的でした。デイヴ・ブルーベックのテイク・ファイブを尺八で聴かせていただきましたが、尺八でのジャズって味があっていいですね。

津軽三味線奏者の杉本雅人さんの演奏も初めてです。本場の弘前市で長く修行し、今年の第13回津軽三味線日本一決定戦で第3位を獲得された実力をお持ちということで、素晴らしいバチさばきに見入っていました。「津軽あいや節」など数曲を演奏されましたが、日本酒を飲みながら聴いたら最高でしょうね。
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嵐の前の静けさ・・・

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大型の台風17号が温帯低気圧に変わりつつも直撃しそうな北海道南部です。
リンゴなどが色づいて実りの秋を迎えているだけに、被害が出ないで欲しいと願っています。
嵐の前の静けさと言うのでしょうか。秋のお彼岸を迎えた今日は小春日和の気持ちの良い一日でした。
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『渡邊達徳ヴァイオリンコンサート』

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2日前の19日の夜に大沼セミナーハウスで、『渡邊達徳ヴァイオリンコンサート』がありましたので、聴いてきました。
あのサラサーテのツィゴイネルワイゼンを弾きながら登場の渡邊達徳さん、初っ端から凄い超絶技巧で度肝を抜かれてしまいました。ヴァイオリンで迫力満点というのも変ですが、音響の良い80人くらいの小さなホールですから、「ヴァイオリンって、こんなに凄いの」というくらい感動しました。何気なくサラーっと演奏してるように見せるところが凄いです。間近で見る柔らかい指の運びは、マジックを見ているようでした。

「よこすかの音楽家を支援する会」の理事長でバリトン歌手の宮本史利さんが3年ほど前から開催しているコンサートなのですが、今回も超豪華なメンバーでお越しになりました。前述の渡邊達徳さん、お母さまでシンガーソングライター、フルーティスト、ピアニストの渡邊知子さん、そして毎年素敵な歌声を聴かせてくださっている宮本史利さんです。
宮本史利さんは大沼湖畔がとてもお気に入りのようで、いつも「大沼は最高」と仰っています。お越しの際はちょっと長めに湖畔に滞在されるようで、イタリアの永住権をお持ちの宮本さんの眼鏡に適う大沼の景色は本物かなとちょっと嬉しくなっています。

渡邊達徳さんは、クラシックでの活動は勿論のこと、2017年にはシンフォニックロックバンド“NormCore(ノームコア)”のヴァイオリニストとしてビーイング社からTatsuの名前でメジャーデビューしています。アニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマや『デュエル・マスターズ!』のエンディングテーマ等を担当し、ステージなどで大活躍していますのでお聴きになった方も多いことでしょう。

素晴らしいヴァイオリンの音色とバリトンの歌声に酔いしれた一夜でした。
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最後の演奏中の写真は、スペシャルサービスで「写真撮影OK」の一曲でした。

『希望の糸』 東野圭吾

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東野圭吾の『希望の糸』は、評判通りの面白い作品でした。いつもながら明快でスピーディーな展開ですので、ほぼ1日で読んでしまいました。

この作品もネタバレはご法度ですので、本の帯をそのままコピーします。
「死んだ人のことなんか知らない。あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。
閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。

加賀恭一郎シリーズですが、主人公は従弟で刑事の松宮脩平です。
一人の女性の殺人事件を中心に推理していく構成になっています。大きく分けて二つのストーリーが同時進行形で進んでいきますが、ひとつは松宮が担当する前述の事件。そして、もうひとつは松宮の出生に関わることです。
作品のテーマは「家族」なのだと思いますが、関連して生殖医療に纏わる問題点、そして近年大きくクローズアップされているLGBTに関する事柄も絡めて物語を作り上げています。

殺人事件にまで発展していますし、重大な結果を招いてしまった生殖医療での過失はありますが、基本的に登場人物のいずれの人も悪意をもっていなかったということが、読後感の良さに繋がっているのだと思います。
些細な誤解、ちょっとした嫉妬、人間誰しもが持っている欲望、そんなどこにでも転がっているようなことが、何らかの原因で絡み合って複雑化し、そして重大な事件や事案へと発展していくのですね。

東野圭吾ファンならずとも手にしたい一冊です。
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8月のピアノ

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日本ピアノ調律師協会からいただいたカレンダーの8月のピアノは、バレルピアノというものです。

バレルピアノという名前は初めて知りましたが、木の筒に曲のデータとなるピンをいくつも植え込んだものをバレルというらしいです。オルゴールのピンのようなもので、自動演奏するためのソフトウェアになります。ゼンマイ仕掛けのバレルが回り、ピンがキーを持ち上げて連動したハンマーを動かして弦を叩くのだそうです。小型のバレルピアノは街に持ち出され演奏していた為にストリートピアノとも呼ばれていました。

50年ほど前のジュネーブでは夏の期間に街の広場などに移動遊園地がやってくるのですが、メリーゴーランドなどとともにこんなストリートピアノもあったように記憶しています。普通のピアノとは違い、なんとなくメルヘンチックな音を奏でていたように思います。

若い人は分からないでしょうが、似たようなものにジュークボックスがありましたね。硬貨を入れるとお好みのシングルレコードの演奏が始まるというものでした。CDの発売とともに姿を消したようですが、これも懐かしいです。
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"The Danshaku Lounge"で、"「寄り道は秋だって面白い」september 8days"と題するイベントが開かれていますので行ってきました。
お目当ては、11:30から開催される烏野慶太さんと奥様の清水彩智さんによるヴァイオリンとチェロのコンサートです。数日前の私のブログで、何か斬新で面白い企画をと書いたのですが、偶然のことながら、このような素敵な企画が用意されていてとても嬉しいです。
「ROMANCE 男爵の恋」と書かれた小さなステージ。頭上には川田男爵がイギリス留学時代に結婚を約束した金髪のジェニーから送られたラブレターが揺れていい雰囲気です。アイルランド民謡の「庭の千草」など数曲を演奏してくださいましたが、素敵なメロディーが館内に静かに流れ最高でした。
9/21~23、9/28~29にもジャズやギターの弾き語りなどの演奏がありますので、ぜひお越しになってみてください。
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『シーソーモンスター』 伊坂幸太郎

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伊坂幸太郎の『シーソーモンスター』を読んでみました。
中央公論新社の「螺旋プロジェクト」シリーズの中の一冊です。昭和後期編の『シーソーモンスター』と、近未来編の『スピンモンスター』の二本立てになっています。

このシリーズは、少しでもネタバレをしてしまいますと読む興味が薄れてしまいますので、本の帯のキャッチコピーをそのまま掲載するだけにします。

我が家の嫁姑の争いは、米ソ冷戦よりも恐ろしい。バブルに浮かれる昭和の日本。一見、どこにでもある平凡な家庭の北山家だったが、ある日、嫁は姑の過去に大きな疑念を抱くようになり・・・。
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ある日、僕は巻き込まれた。時空を超えた争いに。舞台は2050年の日本。ある天才科学者が遺した手紙を握りしめ、彼の旧友と配達人が、見えない敵の暴走を阻止すべく奮闘する。
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少し前に読んだ同じ「螺旋プロジェクト」シリーズの薬丸岳の『蒼色の大地』と通じるものがあります。「人と人との対立」というセンテンスがキーワードになっており、「海族と山族の血筋をひく者同士は、お互いに理解することはなく、ぶつかり合う運命にある」という設定で物語は綴られています。
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『平場の月』 朝倉かすみ

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朝倉かすみ『平場の月』を読み終えました。
太陽や星ではなく、「月」というのが何ともいいですね。日本中どこにでもありそうな街の片隅で、淡い「月」のように生きる大人の恋愛を描いた作品です。

主人公は地元の埼玉県で一人暮らしをする青砥健将という50歳になる男です。転職、親の介護、離婚を経て今は印刷会社で働いています。身体に不調を感じて検査に訪れた病院の売店で中学時代の同級生の須藤葉子に再会します。青砥にとって須藤は中学時代に告白して、ふられた相手でした。須藤にも離婚歴があり、今は一人暮らしです。
この再会を切っ掛けに、二人は「互助会」と称して近所で酒を飲む仲となり、若い頃のようなトキメキやキラキラ感とは無縁ながら、お互いを大切な人と思うようになります。それは恋愛感情というよりも、修羅場をくぐり抜けてきた人間同士が抱く絆なのかも知れません。
ほどなく須藤は大腸がんを患い、人工肛門ストーマ―造設という試練に見舞われます。しかし、須藤を思う青砥の気持ちにはまったくの揺らぎはありません。

量販店の衣服を纏い、発泡酒と廃棄処分の弁当を食べ、孤独死も想定済みの簡素なアパートに暮らす二人。人生の後半に差し掛かり、一人で生きていくことを覚悟した二人が、思いがけずに巡ってきた他人と関わることの逡巡、そして喜びが丁寧なタッチで描かれています。平場で月のように淡く静かに生きる男と女のせつない恋物語です。
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コスモスが秋風に揺れて・・・

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朝晩はめっきり涼しくなりました。
夏の花は盛りを過ぎて、代わってコスモスが秋風に揺られています。
ナナカマドの実も日毎に赤みを増してきました。
高い山では紅葉が始まっていることでしょうね。
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弁天町、入船町が面白い (ボルダリング・ジム)

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前2回で弁天町、入船町の蔵や倉庫を紹介しましたが、北洋漁業や函館ドックが盛んだった頃の面影を留めていますので、本当の函館の魅力を知る貴重な地区と言ってもいいのかも知れません。

そんな静かな地区にも若い人が入ってきて、古い蔵や倉庫を活用する動きが少しずつ広がってきているようです。先日紹介した家具製作工房の「くらcra」もそうですが、そのすぐ近くに「HOMIE」というボルダリングのジムもあります。赤レンガの建物は築90年を経たもので、もとは漁具倉庫だったそうです。風雪に耐えた建物は、凛として風格を感じさせるものです。

まだ営業時間前でしたので、中を見学させていただきました。コンクリートで隔てられた2つの大きな空間を利用してオーバーハングの壁が天井までのびており、ホールドというカラフルな突起物が沢山つけられていて見るからに楽しそうです。

古い建物と新しいスポーツの融合、この若い感性というか感覚は素晴らしいです。弁天町、入船町はますます目が離せない地区になりつつありますね。(^^♪
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弁天町、入船町が面白い (小型の倉庫、店舗、蔵など編)

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前回は石造りやレンガの倉庫、事業所などの大型の建造物でしたが、今回はそれよりも小型の倉庫、店舗、蔵などを集めてみました。現在は蔦が生い茂ったり、ペンキが薄くなったりしていますが、正面の壁には屋号や事業所の名前などがうっすらと読み取れる建物もあります。いずれも海産物などの商売をしていたのでしょうが、どのような商いをしていたのかちょっぴり興味があります。図書館へ行くと古地図などから分かるものと思いますので、時間があれば調べてみたいと思っています。
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お昼になりましたので、ドック前電停近くにある「寿し居酒屋 北海」でお寿司のランチです。お墓参りなどで前を通りますので、よく知っているお店なのですが、入るのは初めてです。近くの常連さんが数名お酒を飲みながら賑やかに談笑しており、下町にありそうな庶民的な雰囲気のお鮨屋さんです。大将はお話し好きの気さくな方で、私たちも昔からお店に通っているような気がしてきます。
まず新鮮なサラダが出され、そして活きのよいネタが乗った10貫のお寿司です。さらに大きなエビの頭が入った味噌汁、これも出汁がよくでていて美味しかったです。これ全部でなんと900円(税込)といいますので、驚いてしまいます。
大将の人柄にも惚れ込んでしまいましたので、近いうちに「生ちらし(1300円)」を食べに再訪しようと思っています。ちなみに、十字街のベイエリア近くにありミシュランの星を獲得した「鮨処美な味」の大将は、「北海」の大将の息子さんなのだそうです。ミシュランの星も頷けるような気がしています。(^^♪
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弁天町、入船町が面白い (大きな倉庫 編)

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バルで街歩きをしている時に、ドックの近くの弁天町と入船町の街並みがとても面白いことに気付き再訪してみました。ベイエリアの赤レンガ倉庫群は観光地として賑わっていますが、この地区は訪れる人は少なくひっそりとしています。しかし、石造りやレンガの古い倉庫や蔵があちらこちらに点在しており、興味深い街並みを形成しています。一部はリノベーションされて、家具製作工房やボルダリングジム、カフェなどに衣替えして活用されています。
ドックや北洋漁業が盛んな頃はとても賑やかだった地区で、これらの建造物は製氷所として、また水産、船舶関係の事業所や倉庫として使われていたようです。

車を「緑の島」に停め、散策スタートです。9月とはいえ30℃を超えるような残暑ですが、海からの微風が心地いいです。「緑の島」のハマナスの実は真っ赤に色づいて美味しそうです。ローズヒップなどとお洒落な名前がついていますが、子供の頃は中の種を捨てて、表面の赤い部分をよく食べたものです。
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2019年9月の「おやつ屋さん」

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早いもので、9月も6日になりました。六花亭の「おやつ屋さん」の日がやって来ました。
昨日は夕方までいろいろと忙しくて、六花亭へ行くことをすっかり忘れていました。6時少し前に六花亭から電話があり、急いで取りに行ってきました。2箱も頼んでいましたが、あわや廃棄処分になるところでした。先月は暑い車内に放置して失敗しましたが、今月もドジを踏んでしまいました。

無事ゲットした「おやつ屋さん」。今月はどっしりと重いです。それもそのはずで、秋の定番「おはぎ」の詰め合わせです。
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ジャーン。箱を開けましたら、色とりどりの「おはぎ」5個が綺麗に並んでいました。

皮むき小豆餡であっさりとした風味に仕上げた「こし餡」。さつまいもを使った餡で餅米を包んだ「さつまいも」。青えんどうのつぶ餡と餅米の組み合わせによる「青えんどう」。スタンダードな小倉餡のおはぎ「小倉」。香ばしい韃靼そばの実を混ぜ込んだ餅米でこし餡を包んだ「そばの実」の5種類です。

彩りも綺麗ですし、ちょっぴり甘みを抑えた餡と餅米のバランスが絶妙で美味しかったです。いろいろな美味しい「おはぎ」が味わえて600円とは信じられません。六花亭大好きです。
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「あとバル」は

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函館バル街のチケットが残っていましたので、「あとバル」として"The Danshaku Lounge"のレストランへ行ってきました。いつもの散歩コースにありますので、お店の前までは頻回に行ってますが、入るのはオープンに続いて2回目になります。駐車場の車のナンバーから察して主に観光客をターゲットにしている感じがぬぐい切れず足が遠のいてしまっています。また、川田男爵の農機具などの展示も一度見るといいかなという気がして、わざわざお店に入るのが面倒になっています。
「あとバル」の期限が今日までと言うこともあり出かけましたが、個人的に3度目をリピートするかどうかやはり微妙です。地元のリピーターを惹きつけるような斬新な企画や催し物があればいいのにと思いますし、レストランも口コミなどで超美味しくて接客サービスも最高と絶賛されるようなお店になって欲しいと思っています。
隣の道の駅「なないろななえ」には七飯町民の巨額の税金がつぎ込まれていますので、「なないろななえ」の成否が町民の多くが切望している図書館と体育館・温水プール建設の鍵を握っているといっても過言ではありません。両者の相乗効果によって地域の活性化に大いに寄与して欲しいと願っています。
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家具製作工房『くらcra』

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9/1の函館バル街の日に、入船町にある家具製作工房『くらcra』を見学させていただくことが出来ました。
建物は函館ドックのすぐそばにあり、もとは大きな蔵というか倉庫だったようです。石積みの立派な建造物で、立地の場所からしてドックと関連したものかなと想像していました。
1階は見たこともない大きな木工製作機械が並んでおり、2階は展示場と工房主の居住スペースになっています。
工房主は鳥倉真史(とりくらまさし)さんという方で、東神楽町で家具製造に携わっていましたが、2019年1月にこの建造物を改築して家具製作工房『くらcra』を開業しました。昨年「みんなですすめる木づかいプロジェクト」で実施された「新箱館家具デザインコンペ2018」で、「φ40」(フォーティファイ)という作品で最優秀賞を受賞しています。
北限とされている道南スギにこだわり、その柔らかい風合いを生かした独特の優しいフォルムが印象的な家具です。椅子に腰かけさせていただきましたが、優しく包み込まれるような感じで素敵でした。
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こちらはバル街が開催された隣の倉庫ですが、2階に鳥倉さんの作品が置いてあります。夕暮れ時で少し暗くなって見通しが悪くなっていたのですが、逆に倉庫内がいい雰囲気に包まれていました。何の価値も見出されなかった古い倉庫や蔵ですが、鳥倉さんのような若い感覚で見直されて活用されるのはいいことですね。
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ゲストハウス「えびすまち高田屋」

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9/1の函館バル街と同時にオープンしたゲストハウス「えびすまち高田屋」の内覧会にちょこっと寄ってみました。
昔賑わった銀座通り界隈にあるこの建物は、昨年ひっそりと118年の歴史に幕を閉じた京呉服・和装小物の「赤のれん」というお店でした。隣はこちらも歴史のあるレンカ堂です。結納などご祝儀に関する物品を扱うお店です。どちらも店先にアーケードが残っていて、銀座通り界隈の佳き時代と風情を感じさせます。
ちなみに「えびすまち」というのは、元の地名の恵比須町に由来しています。

「赤のれん」という看板は外されて、シックな「えびすまち高田屋」という新しい看板がゲストを迎えることになります。京都の町家のような細い通りを抜けますとゲストハウスがあり、1階と2階に独立した宿泊スペースがあります。1階は従業員の方が休憩に使っていた部屋で、2階は住居部分だったそうです。
表からは想像できないほどの広さがあり、リビング、ベッドルーム、キッチン、シャワールーム、トイレなどが機能的に配置されて居住環境は快適そうです。1スペースに4~5人はゆったりと宿泊できるように思っていました。

旧市街の観光にとても便利なところにあり、家族連れや女子会などで函館を訪れる際にご利用いただければと思います。
所在地は函館市末広町7-8。
宿泊に関しましては、『函館観光・民泊推進協会』高田さん 090-2057-8572 へお問い合わせください。
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今年一番の夕焼け

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夕方の6時を少し過ぎた頃に西の空が真っ赤になりました。
いそいそと3階の屋根裏部屋へ上がり、数分間の天体のマジック・ショーを眺めていました。
今年一番の夕焼けかもしれません。
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函館バル街 2019秋 ③

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金森赤レンガ倉庫の並ぶベイエリアに戻ってきました。赤レンガを仄かに夕日が照らし、街灯も少しずつ明るさを増してきました。歩いていてとても気持ちがいいです。
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4軒目のお店は、ここもバルでは外せない「cafe & deli MARUSEN」です。
10種類のピンチョスから好きなものをチョイスしていただくことが出来ます。うっかり取り過ぎるとお腹がいっぱいになって後悔することがありますので、要注意なのですが・・・(^^♪。
おすすめの樽詰ハードシードルもお料理によく合ってご機嫌な飲み物でした。
飲んで食べて、踊ってと・・・「cafe & deli MARUSEN」、最高です。
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5軒目はベイエリアにあって8月にオープンしたイタリアンのお店「リストランテ ボンナターレ」です。館内には結婚式場となる教会も併設されており、大人の隠れ家的な雰囲気があっていい感じです。ピンチョスは「カニとホタテの冷製パスタ」、飲み物はシチリアレモンのサングリアでした。「原田&田柳グループ」のお洒落なジャズライブもワンダフルでした。
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さすがに千鳥足になってきました。ベイエリアのベンチに腰掛けてひと休みです。さざ波の反射が赤レンガにゆらゆらと投影されて、夜の運河からの眺めは本当にきれいです。
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もう10時近くになりました。6軒目の〆として、一度行って見たかった「BAR hanabi」を訪問しました。こんな時間ですが、さすがに人気があって、まだ大勢の人が並んでいます。30分ほど待って、やっと入店しました。築100年を超えている蔵を改装したお店で、なかなか雰囲気があります。お店の中も相当にマニアックで拘った店づくりをされている感じです。
酔ってメロメロになっているのとお店の雰囲気に圧倒されて、ピンチョスを撮るのを忘れてしまいました。
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そんなことで、2019年秋のバル街は楽しくフィナーレを迎えました。目標の7軒は無理でしたが、今年も新しいお店の魅力を発見出来たりして、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。残りのチケットは「あとバル」で楽しもうと思っています。
また、来年のバルで皆さんと楽しい時間を共有できたらと思っています。

函館バル街 2019秋 ②

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30分以上も並んで振る舞いのチーズとワインをいただき、ちょっぴりホロ酔い加減で路面電車に乗り込みます。バルの地図を片手に大勢の方が乗っていて賑やかです。終点の函館どっく前で降りて、2番目の訪問店に向かいます。
造船所の近くにはこんな大きなレンガ倉庫があります。今は使われずに廃墟になっていますが、いずれリノベーションされて、ここも観光地になるのかも知れませんね。
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この倉庫のすぐ近くにお目当ての「くらcra@Tbase」がありました。
家具工房「くらcra」は今回の会場になった倉庫の隣に工房を構えています。工房の建物も北洋漁業で栄えた当時のもので、今年の1月に旭川から移住してきた鳥倉真史さんという方がこの倉庫の二階に住んで道南スギを使った家具の製作をされています。鳥倉さんのことは日をあらためましてご紹介します。

今回のバル参加は一日限りで、柏木町にあるお蕎麦屋さんの三貞さんの協力での出店と言うことです。一日バルの「くらcra@Tbase」も異次元の楽しさがありましたし、鳥倉さんにお会いできたことと工房「くらcra」を見学できたことも収穫でした。
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「くらcra@Tbase」を出て十字街の方へ向かいます。
秋の日が少しずつ傾いていい雰囲気になってきました。海からの少し塩気を帯びた風も心地よく、こんな光景を見ると海のそばで生まれ育って良かったなあと思います。北洋漁業が盛んな頃はもっと活気がありましたが、赤レンガや背後の山並みは昔のままで懐かしくなります。

昨年のバルでは大人気だったTACHIKAWA CAFEは営業をやめていますから、今年のバルは不参加です。こんな秋の日の黄昏時はTACHIKAWA CAFEのオープンテラスで海を眺めながらビールを飲むのがいいのですが、ご覧のように前を通っても寂しいです。
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3軒目はここも絶対に外せない「海の庵 ソシエダ」です。
今年は札幌・東京・名古屋から男の快食倶楽部の面々が函館に集結して、函館の会員とともに腕をふるっています。2種類のピンチョスがありましたが、さすがに男の手料理、とても美味しかったです。
弘前スイングハットジャズオーケストラの粋な演奏も素敵でした。
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函館バル街 2019秋 ①

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昨日(9/1)、西部地区の旧市街で開催された『バル街』へ行ってきました。
天気にも恵まれて絶好のバル日和になりましたし、今年は第 41 回サントリー地域文化賞を受賞したことで盛り上がりそうな感じです。

そんなことで、私たちは5枚つづりのチケットを3セットも購入しました。また、いつもは8時頃に帰るのですが、今回は夜遅くまで飲み明かそうということで、すぐ近くのホテルに泊まりこむというアグレッシブな姿勢で参加することにしました。

アーリーチェックインOKと言うことで、お昼過ぎにホテルに到着です。妻といろいろと作戦会議を開き、行くお店と順路を決めます。結構歩きますし、酔っていますのでハードな気もしますが、まあ大丈夫でしょう。
ホテルの窓を何気なしに眺めていましたら、チンチン電車「ハイカラ號」が通っていくところでした。何となく景気づけをしてくれているようで嬉しくなります。交差点角の茶色の建物は、すき焼きとコロッケで有名な「阿佐利精肉店」です。ミシュランガイドに掲載され、予約なしではなかなか食べられない人気店です。
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まずはホテルを出てすぐのところにあって「ひるバル」をやっている祐鮨で、寿司ピンチョスとビールでスタートです。2時開店というのに、1時頃から長蛇の列です。さすが人気店です。
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生マグロ、トロサーモン、エビ3貫となかなかのネタです。大将の「ごゆっくりどうぞ」というお言葉とともにお寿司とビールが出されるのですが、後ろには長蛇の列が控えていると思うと何となく気が急いてしまいます。お寿司は美味しいですし、昼からのビールも最高です。
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一度ホテルに戻ってひと休みです。ベットに横になったり、窓からボーっと景色を眺めたりと、昼間のホテルステイもいいです。大森浜から汐首岬まで綺麗に見渡せ気持ちがいいです。
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4時になりましたので、いよいよ本番です。
4時半からチーズとワインの振る舞い酒がありますので、これをゲットしてから作戦会議で決定したお店へ向かうことにします。それにしましても、いつもは静かな西部地区にどこからこんなに人が集まってきたのでしょうね。観光バスの乗客もみな驚きの眼差しを向けていきます。
そして、「皆でバルを楽しむぞぉ~」という掛け声とともに拳を振り上げていよいよ本番スタートです。
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一層迫力を増してきたツチアケビ

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今日の午前中は伸び放題になっていた庭と雑木林の草刈りサンデーです。

そんな雑木林の中にある例のツチアケビですが、一段と果実が大きくなって迫力を増してきました。赤色も濃くなってきたようで、雑木林の中での目立ち方も半端なものではなくなってきました。
中はどうなっているのか興味がありましたので、一部をもぎ取ってきて真ん中から切ってみました。ケシ粒のようなとても小さい種がびっしりと入っていて、果肉は糖分をたっぷりと含んでいるようでベトベトしています。ちょっと美味しそうな感じがしますが、舐めてみるのはやめにしておきました。
この先はどうなるのか観察し、また紹介したいと思います。

午後からは函館山山麓の西部地区で開催される『バル街』に繰り出してきます。
柔らかい日差しで最高のバル日和ですし、誰かに出会いそうで楽しみです。(^^♪
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『加羽沢美濃 奥村愛 山田姉妹リサイタル』

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今日で8月も終わり、明日からは9月ですね。
今年の夏は、ブログにはなるべく書かないようにしている私的な事が沢山あって慌ただしく過ぎてしまった感じがしています。音楽で例えると、時に拍子が変わったり転調したりと本当に楽譜のような夏だったと思っています。まあ、振幅の度合いの違いだけで皆さん同じような日々をお過ごしなのですよね。
自らが演奏者ばかりでは疲れてしまいますので、同時に聴衆として俯瞰するような感じで平衡を保つことも大切かなと思っています。9月も仕事を含め忙しい日々になりそうですが、忙しさをモチベーションと思い、楽しい予定も加えつつ充実した秋にしたいなと思っています。

そんな8月も終わりの昨夜、芸術ホールで『加羽沢美濃 奥村愛 山田姉妹リサイタル』を聴いてきました。
NHK「ららら♪クラシック」などの司会でも活躍されている作曲家&ピアニストの加羽沢美濃さん、美人で人気のあるヴァイオリニストの奥村愛さん、美しいハーモニーで定評のある双子ソプラノデュオの山田姉妹という豪華競演のリサイタルです。
エルガーやモーツァルトなどクラシックの名曲、イージーリスニングから小学唱歌までの素敵な小品を沢山聴かせていただきました。
特に、聴衆からリクエストを受けた6曲を即興でアレンジして演奏する加羽沢美濃さんのリクエストコーナーは「わぁ~凄い」という溜息をつきつつ聴き入っていました。そして、ほぼ300年前の1738年にイタリアで製作されたヴァイオリン「カミリア・カミリー」で、青森県民謡の「津軽じょんから節」を演奏した奥村愛さんの渾身の一曲も鳥肌ものでした。津軽とイタリア、しかも時空を超えてのコラボですから、言葉では表せないほどに感動しました。
そしてそして、二卵性双生児の山田姉妹。初めて聴かせていただきましたが、お二人の透明感のある歌声と確かな音楽性、そして双生児であるがうえの声質の馴染み具合もとても魅力的でした。しかも、唱歌からオペラまでとジャンルが広いのも人気を得ている秘密なのかもしれません。
本当に音楽っていいなぁと思えるリサイタル、楽しいひと時でした。

明日は午後2時から中標津町総合文化会館で、リサイタルが予定されていますので、沢山の方にお聴きいただきたいと思います。
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『つみびと』 山田詠美

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山田詠美の『つみびと』は、 読むほどに胸がえぐられ苦しくなるのですが、何とか読み終えることが出来ました。

母親が育児放棄で幼い子ども2人を餓死に至らせたという大阪で実際に起こった痛ましい事件をモチーフにした長編小説です。
4歳と3歳という幼い子どもを狭い真夏のマンションに置き去りにして死なせた母親はマスコミによって徹底的に叩かれ世間からは"鬼母"と呼ばれます。物語は、"鬼母"と呼ばれた当事者の「蓮音」、蓮音の母親の「琴音」、そして被害者となった二人の幼い子供のひとり「桃太」の3つの視点から、過去を振り返りつつ進んでいきます。
家庭内暴力、性的虐待、ネグレクト(育児放棄)、性的搾取、無知、無関心、無理解、無慈悲、不寛容などなど世のあらゆるネガティブなものが渦巻き、しかも母から子、子から孫と負の連鎖が続いていることに戦慄を憶えます。
事件の萌芽が複雑に絡み合ってこのような重大な事案にまで発展したのでしょうが、どのようにすれば悲惨な結末を防げたのか私には皆目分かりません。
ただ、筆者は「誰のせいでもないけれど誰のせいでもある」と仰っています。この物語の登場人物のような人たちと自分はまったく無関係と思っている私を含めた大多数の「ふつう」の人たちも『つみびと』なのかなと思っています。

感情移入をすると相当に読み辛い作品ですが、読む価値のある一冊です。
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『化物蝋燭』 木内昇

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木内昇の『化物蝋燭』を読了です。

江戸の町に生きた市井の人たちや下級武士などを主人公にした7話の短編から成る奇譚集です。
冥界にあるものやあの世とこの世の狭間にいるものといった現実の人間の世界を超えるものが、現世に生きる人たちの生活と絡み合って物語を作っていきます。
漆黒の闇の中で仄かに揺らめく蝋燭に炙られて浮かび上がる切り絵を見るようで、いずれの短編も哀切の情が深く心に沁みてきます。
江戸の情緒が木内さんの美しい文章で綴られていて、いい作品です。
本屋大賞にノミネート間違いなしの一冊と思っています。
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