カタクリ (淡彩 習作)

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裏庭でカタクリが満開になっています。
一昨年の秋に球根を植えたのですが、昨春よりも花が増えたようです。
種子から咲くようになるまでには何年もかかるようですから、昨年咲かなかった球根が大きくなって咲くようになったのだと思います。

そんなことで、カタクリもフェルトペンでざっくりと線を描き、さっと色を付けてみました。
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一ノ瀬海くんのピアニストはついに分からず・・・

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『ピアノの森』はついにフィナーレを迎えましたね。
海くんの奏でるショパンのピアノ協奏曲第1番がワルシャワ・フィルハーモニー・ホールに流れると、感動のあまり聴衆の眼には涙があふれていましたが、私もウルウルして聴いていました。海くんの演奏、良かったですよね。

ところで、海くんのピアニストは本当に誰なのでしょうね。
フィナーレのエンドロールをしっかり見ていましたが、ついに分からずじまいでした。
1ヶ月ほど前に私のブログでもいろいろと予想をしてみましたが、「う~ん」って感じです。
このアニメは韓国でも大人気ということですので、ひょっとして2015年のショパン国際ピアノコンクールの優勝者のチョ・ソンジンという線もありかなと思っているところです。
それにしましても、NHKと日本コロンビアの作戦は上手ですよね。なんとなくミステリアスで・・・

そうそう、CDも発売になっています。
私は『一ノ瀬 海 至高の世界』という2枚組を購入しましたが、『Piano Best Collection II』も昨日発売になりました。前者は、海くんだけの演奏です。後者には、最終回で海くんと阿字野が共演した「ラフマニノフ:2台ピアノのための組曲 第2番~ロマンス」も収録されています。

この記事を書きながら、海くんの演奏を聴いているのですが、まだ行ったことのないワルシャワの街の情景が浮かんでくるようです。ワルシャワとプラハへはぜひ行きたいと思っています。

毎週日曜日午後7時からE-TVで再放送されますから、ぜひご覧になってください。
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The Danshaku Lounge 2019.04.25オープン

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今日の北海道は帯広など道東で25℃以上の夏日になったようで、函館でも13時に19.5℃まで気温が上昇しました。本当に4月とは思えないようなポカポカ日和でした。
今日からホームロードの函館新道側道を自転車で走り始めました。風を切って走っていても長袖では暑いくらいでした。
新道の終点近くにある道の駅「なないろななえ」に隣接するようにThe Danshaku Loungeの工事が行われていましたが、やっと竣工して4月25日オープンするようです。
七飯町が男爵イモの発祥の地であることから命名したようで、レストランやショップ、男爵イモの生みの親である川田男爵の歴史展示などがあるようです。
窓越しに中を覗いて見ましたが、とても広くて快適そうですし、展示もなかなか楽しそうな感じでした。
レストランやテイクアウトメニューはイモを使った料理が提供されるのでしょうが、美味しいものが食べられるといいなと思っています。
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チオノドクサ (淡彩 習作)

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チオノドクサが満開になっていますので、サッと描いてみました。
星のような小さな花が折り重なって咲いていて、簡単そうに見えて描いてみると意外と難しかったです。
物足りない感じがして描き足しているうちにゴチャゴチャになってしまいました。
もう少しバランスよく、そして春風にそよいでいるような感じにしたかったのですが・・・
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春の陽気に誘われてのんびりと函館山を一周

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今日の函館はとても良い天気で気温も午後2時の時点で14.3℃まで上昇しました。
この陽気に誘われて二人して函館山をのんびりと一周してきました。
登山道の脇にはまだ少しの残雪がありますが、エンレイソウなど春の山野草が咲き始めています。
北国にも本格的な春の行楽シーズンがやってきましたね。
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クロッカス (淡彩 習作)

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淡彩画を描こうと思いつつもなかなか筆を持つ時間がとれないでいます。
30分もあれば描けてしまう簡単な画法ですのでサッとやればいいのですが、やはり心の余裕が大事かもしれませんね。
そんなことで、昨日の午後にペン画でスケッチをし、今日色付けをしてみました。私の家の裏に半ば自生しているようなクロッカスが今回の主役です。今が旬ですもね。
最初の福寿草から1ヶ月も経過しての2作目ですから、ほとんど進歩はなしです。もう少したくさん描かないといけないかなと思っています。3作目は少しずつ咲き出したチオノドクサを描いてみたいと思っています。チオノドクサの故郷の地中海の風を届けられればいいのですが。
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ちょっと足慣らし

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今日の函館は13時の気温が11.3℃と比較的暖かい良い天気に恵まれました。
スキーが終わり、北国もいよいよ自転車のシーズンを迎えました。
まずは足慣らしということで、大沼湖畔の周回コースからシーズンインです。
道路の周囲にはまだ雪が残っていて風を切ると肌寒いのですが、それでも半年ぶりのペダリングは気持ちがいいです。
見頃を迎えつつある水芭蕉を眺めたり、北への旅立ちを待つオオハクチョウに眼をやりながら、楽しいひと時を過ごしてきました。
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「本屋大賞」予想は大外れ・・・

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2019年の「本屋大賞」が午後7時から発表になりました。
youtubeのライブ配信の映像を固唾をのんで見ていました。
大賞は瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」に決定しました。
私が予想していた森見登美彦さんの「熱帯」は惜しくも大賞を逃してしまいました。
でも、好きなのは「さざなみのよる」「ひと」そして瀬尾さんの本書でしたから、受賞をとても嬉しく思っています。
そうそう、知人にも読んで欲しくて「さざなみのよる」と本書をamazonに発注していたのですが、くしくも今日の午後に届けられました。写真は「本屋大賞」発表直前に届いたピカピカの一冊です。

追記です・・・
速報ですが、2位は小野寺史宜さんの「ひと」、3位は深緑野分さんの「ベルリンは晴れているか」とのことです。森見登美彦さんの「熱帯」は4位、木皿泉さんの「さざなみのよる」は6位、三浦しをんさんの「愛なき世界」は7位でした。
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桜前線が待ち遠しい

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小中学校の入学式とともに4月も中旬を迎えようとしています。
咲き誇っていたクロッカスは盛りを過ぎ、代わってカタクリなどが蕾を持ち上げています。
津軽海峡を桜前線が越えるのは今月の30日頃とのこと、ゴールデンウィークが一番の見頃になるようです。
あと20日ほどですから待ち遠しいです。
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2019年「本屋大賞」の行方は・・・

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2019年の「本屋大賞」が4月9日(火)に発表になりますが、今年はどの作品が大賞を獲得するでしょうね。
ノミネート10作品のうち、「ベルリンは晴れているか」は現在読んでいるところで、「火のないところに煙は」は次に読む予定にしています。
8作品については読み終えましたが、今年はまったく予想がつきません。
個人的には「さざなみのよる」「そして、バトンは渡された」「ひと」の3作品が好きなのですが、大賞となると森見登美彦の「熱帯」か三浦しをんの「愛なき世界」かなと予想しています。
皆さんの予想はいかがでしょうか。
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2019年4月のおやつ屋さん

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仕事帰りはいつものように大好きな六花亭に寄ります。
昨日の6日は予約していた「おやつ屋さん」の受け取りでした。
今月の「おやつ屋さん」は、お菓子屋さんには珍しいお惣菜ということで初めて予約してみました。毎月、6日(札幌地区は7日)に発売になるのですが、北海道だけですので本州や四国・九州の方々には残念ながらゴメンナサイです。ちなみに600円(税込)という信じられないような価格ですから、ますます六花亭「命」といった気持ちになってしまいます。
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ジャーン。中を開けてみますとこんな感じでした。
10cmほどの四角いパイが3つと容器に入った具材がそれぞれ対になって収まっていました。見ただけで何となくワクワクしてきます。
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まず、ズッキーニやパプリカなどをトマトで煮込んだ「ラタトゥイユ」です。具材を電子レンジで温めてからパイの中に詰め込んでいきます。
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次はヨーグルトクリームとブルーベリージャムを組み合わせた「デザートパイ」です。
ヨーグルトを先に入れ、その上にジャムを乗っけていきます。
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そして、じゃがいも・玉ねぎ・ベーコンを加えたホワイトソースの「ポテトグラタン」です。こちらも電子レンジで温めてからパイに詰めますが、詰めてる時から食欲をそそるいい匂いがしてきます。
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パッケージにも記載されていますが、お菓子屋さんで作られる惣菜は「トレトゥール」と呼ばれ、その起源は中世のフランスに遡るようです。

私も45年ほど前にちょっとの期間ジュネーブに住んでいたのですが、ジュネーブ市内の街角にある小店にもキッシュや甘くないガトー・オ・フロマージュのような「トレトゥール」が売られていたのを思い出しています。スイス人はとても勤勉で私のいたラボでは朝の7時頃には仕事を始めていましたので、10時と15時に30分ほどのコーヒーブレイクがありました。この時にコーヒーと一緒に食べるのが「トレトゥール」でした。

六花亭の今月の「トレトゥール」はとても美味しくて、しばし懐かしいジュネーブでの日々を思い出していただいていました。

明日からちょっと寂しい

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今日がスキー場のファイナルデイでした。
朝からやや強い雨でどうしようか考えていたのですが、予報では少しずつ良くなりそうなので思い切って行ってきました。平地の雨は山では雪だったようで、山頂部で5cmほど降り積もっていました。予想通り中間部にかけてはガスで視界不良、そして滑らない雪という春定番のパターンでした。超湿雪ワックスを塗り続けて、なんとか5本滑って今シーズンの締め括りとしました。今日で40回目、仕事のない日は殆どスキーに来ていた感じです。明日からスキーが出来ないと思うとちょっと寂しいです。

それにしましても今シーズンは積雪が100cmを超えた日がありませんでしたので、本当に雪の少ない年だったと思います。4月に入った今の時期までスキーが出来るとは思っていませんでしたので、七飯スノーパークの関係者の皆さんには心から感謝したいと思います。ニセコや本州の有名スキー場のように外国人がわんさと押し寄せるわけではない地元愛好家のためのスキー場といった感じですが、それだけに地元の人を大切にしてくれるスキー場に拍手を送りたいと思います。外国人観光客で潤うのもいいでしょうが、最後に生き残るのは地元の人を大切にして地道に営業努力をするところなのかなと思っています。
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『ピーク』 堂場瞬一

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堂場瞬一の『ピーク』を読み終えました。

主人公は40歳になる新聞記者の永尾。17年前、入社一年目にプロ野球賭博の特ダネをつかみ、この記事で新聞協会賞を受けて社内でも一躍脚光を浴びる存在でした。しかし、その後は目立った記事にも恵まれず、「一発屋」を自認する日々を送っています。
そして、17年前の同じ頃、永尾の記事によって球界から永久追放されたのがルーキーの竹藤という男でした。彼も高校球界では甲子園を沸かせ、鳴り物入りでプロ野球界に入って、一年目にして投手部門の主だったタイトルはすべて獲得したスター中のスターでした。
そんな若い時に「ピーク」を迎えてしまった二人の男が、ある殺人事件に絡んで再び表舞台に登場することになります。

私たち一般庶民でも人生においては山あり谷ありと思いますが、マスコミをにぎわすような人たちはその振幅の度合いが桁違いに大きいことが想像できます。特に近年のスポーツ界では10代のアスリートが大活躍しており、種目によっては20代に入るとトップアスリートとしては成り立って行かないことも多く見受けるようになってきています。ピークを過ぎてもアマチュアスポーツ界の人たちはあまり心配がないのかも知れませんが、野球やサッカー、バスケットなどプロスポーツの世界では指導者や解説者にスライドする一部の人を除いてより過酷な状況と言えます。
人生100歳時代にその1/3ほどのところでピークを迎えるというのはどういう感覚なのでしょう。一握りの成功者はいいとしても、それ以外の大多数の人達のその後の人生はどうなっちゃうのかなと思ったりします。

物語のほうは、「野球ブローカー」というのがキーワードになって話が進んでいきます。高校野球の世界では、関西や首都圏から野球留学と称して地方の高校のチームへ入部するのは普通になりましたもね。全国を行脚してこれぞと思う中学生を発掘して、有力高校へ斡旋するのを生業にしているらしく、もちろん多額のお金も動くようです。小説ですから実態はよく分かりませんが、裏でこのようなことが行われているのであれば、高校野球の魅力も半減ですね。
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ハイシーズン並みの雪質

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あと数日になったスキーシーズン。名残惜しいこともあり、3日ぶりに滑ってきました。
我が家のところでも数センチ降ったので期待して出かけたのですが、期待通りでした。
ゴンドラに乗る前にパトロールの方から「今日はハイシーズン並みだよ」と声を掛けられたのですが、パウダーのまさに1月のハイシーズンよりもいい感じにゲレンデが仕上がっていました。
滑るメンバーはお馴染みさんばかりでパラパラですし、お蔭で昼過ぎまで荒れることもなく最高でした。
最終日の日曜日に滑ると40回になります。仕事をしながらよくこの回数を滑ったものと我ながら感心しています。(^^♪
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春は冬を行ったり来たり

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朝、外の景色を見て、開口一番「わぉ~~」
地面も木の枝も真っ白になっていました。
5cmほどの湿り気を帯びた雪。まさに「なごり雪」ですね。
雪解けを待ちわびて咲きだしたクロッカスにとっては酷な雪かも知れません。
春は冬を行ったり来たりです。
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3月のピアノ

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日本ピアノ調律師協会の3月のカレンダーは、ヨハン・フレンツェルという人が作った古い時代のグランドピアノの写真でした。

フレンツェルについては1840年頃からオーストリアのリンツでピアノの製作に当たっていたくらいの情報しかなく詳細については殆ど知られていないようです。一説にはハンマーヘッドを革からフェルトに変えた製作者とも言われています。
この当時のピアノは、現代のグランドピアノのように弦が対角線上を走って楽器の中心に収まる構造ではなく、平行にまっすぐに張られているのが写真から分かります。また骨組み全体が鋳物の一体成型で作られておらず、木の構造を補強する程度しか金属は使われていませんでした。弦の張力が現在に比べて1/3程度だったそうですから、この程度の補強で大丈夫だったのでしょう。金属フレームが無いぶん軽かったのでしょうが、音の減衰も早かったのでしょうね。
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オジサンでも手軽に作れる常備菜 その3

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「オジサンでも手軽に作れる常備菜」の第3弾は、野菜タンパク質が豊富な『五目豆』です。
大豆とコンニャクというヘルシーな総菜で、調理時間は30分程度と超簡単ですからぜひお試しください。
コンニャクが入っていますので、前回の常備菜のように冷凍保存は不向きですが、冷蔵庫で1週間くらいの保存は大丈夫です。
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材料は4人前です。
大豆(茹でたもの)150g、私はcoopのミックスビーンズを使ってみました。黄大豆、青大豆、金時豆、毛亡豆(白いんげん)がほぼ均等に混ざっています。
コンニャク200~250g、ニンジン1/3本、干しシイタケ3枚、ゴボウ1本をそれぞれ1cm角ほどに切り用意します。コンニャクは湯通しすると、よりgoodです。
鍋に適量のサラダ油を熱し、それに上記の材料をすべて入れ、油が全体に回るまで中火で炒めます。
さらに、だし汁(シイタケの戻し汁を含め)カップ1、醤油大匙3、砂糖大匙2、みりん大匙1、塩少々を加え、時々混ぜながら汁気が少し残る程度まで煮ます。

豆は前述のように市販の適当なものを選べばいいと思いますし、分量や味付けもご自分の好みに合わせるといいと思います。ちなみに私はコンニャクを多めにし、味付けはより薄味にしています。
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スキー場のゴンドラ内で直接あるいは間接的に耳にすることで一番多い話題が健康についてです。平日は殆どが中高年男性ですので当然と言えば当然なのですが、その中でも多いのが前立腺肥大に関することです。夜中に何度も起きて大変などと言うもので、中でも大笑いしたのが、紙オムツをしながらスキーの大会に出たという人でした。
肥大する原因としては加齢が一番の要因のようです。70歳以上の約70%以上が前立腺肥大症になっているといいますから、ゴンドラの中の話題の第1位を占めるというのも頷けます。
加齢以外の要因としては、遺伝的素因、食生活などが指摘されていますが、発症を防ぐ意味ではイソフラボノイドという成分を含んだ食物が効果的なようです。そのイソフラボノイドを穀物や野菜の中で多く含んでいるのが大豆です。今回の総菜のように大豆を直接食べるのがいいですし、納豆や豆腐などを若い頃から好んで食べる習慣が望ましいと思います。

再び冬に逆戻り

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函館の午前11時の気温が1.7℃と寒い日曜日になっています。朝、カーテンを開けましたら、窓の外は2cmほどの湿った雪で真っ白になっていました。
スキー場のほうは予定通りに4月7日までオープンするようですが、仕事の関係で明日・明後日と行けませんので、頑張って行ってきました。
山頂部で15~20cmくらいの新しい雪が積もり、季節外れの思いがけないプレゼントになりました。嬉しい悲鳴と言いたいところでしたが、コース整備の終わった朝方の雪で、湿った重たい雪が自然のままに降り積もったといった感じでした。すぐボコボコになるわ、滑らないわでヒィヒィいいながら滑っていました。本州の柔らかい湿った雪のスキー場ではこのくらいのコンディションは普通なのでしょうが、殆どが粉雪のピカピカに整備されたところを滑っていますので、こんな状態になったらもうお手上げです。5本ほど滑ったら、太腿がパンパンになってギブアップです。
この雪を見たら、あと1、2回は滑りたいなと思っているところです。
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『光まで5分』 桜木紫乃

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桜木紫乃の『光まで5分』を読了です。

舞台はいつもの北海道から沖縄へと流れます。いかがわしい風俗店で働きながら生きている主人公のツキヨと彼女が出会ういわくつきの人たちとの束の間の物語です。抜けるような青空と紺碧の海がウリの沖縄、観光客などで賑わう国際通りから一歩路地へ入るとそこはツキヨたちが男を迎える「竜宮城」。生きることに対する女の強(したた)かさ、そして同じような境遇を抱えつつも甘さや弱さの目立つ男たち、色や熱気にあふれている表舞台(メインストリート)とそこから一歩退いた路地裏。すべてが大人のお伽話のようです。
ドンツキ(突き当り)まで流れ着いたツキヨとヒロキそして万次郎。心優しい彼らが暗闇のなかで見出したひと時の安らぎが愛おしいです。光を求めてよろよろと歩く彼らに、「光まであと5分だから頑張って」と声をかけたくなります。

纏わりつくようなどんよりとした暗さを描かせたら桜木さんは上手いですね。
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『木曜日の子ども』 重松清

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重松清の『木曜日の子ども』を読み終えました。
1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件を彷彿とさせる作品で、ひたすら不穏で言い知れぬ怖さを感じながら頁を捲っていました。例えが適当かどうか分かりませんが、ヒッチコックの映画を観ている時の背筋が寒くなるような感覚が蘇ってくる作品でした。

7年前のある日、ありふれたニュータウンにある旭ヶ丘という中学校が最初の舞台です。〈もうすぐたくさん生徒が死にます みんな木曜日の子どもです〉という一通の封書が学校へ届くところから物語が始まります。同じ頃、2年1組では生徒9人が死亡、21人が入院するという無差別毒殺事件が起きていました。給食にワルキューレという猛毒の薬物が混入されており、同組でただ一人生き残った上田祐太郎という少年によるもので、世の中を震撼させるショッキングな犯行でした。

そして7年後。この物語の主人公の清水という男は、再婚を機にこのニュータウンへ引越してくることが二幕目の始まりです。生活を共にするのは妻の香奈恵と彼女の連れ子で14歳になる晴彦という少年です。清水は三人が本当の家族になるためにと気持ちを新たにしていますし、晴彦にとっても前の学校で酷い虐めにあっていたこともあって、転校は新しい出発点になるものでした。ただ、願いは思い通りには行かないもので、清水は二人を守らなくてはいけないと思いつつも、晴彦との距離をなかなか掴めずにいるのです。

そんなおりに、晴彦が上田に面影が似ているという噂が中学校で流れていることを清水は耳にします。さらに清水が購入した家が、事件の被害者の女子中学生がかつて住んでいた家だったということをも知るのです。そして21歳になった上田が少年院を本退院して社会に復帰してきたという情報が清水の耳に届くのです。こんなところが物語前半部のさわりです。

神戸連続児童殺傷事件のときもそうでしたが、猟奇殺人事件が起きると「心の闇」などといってマスコミや専門家はこぞって事件の分析をするものの、いつも動機や背景が不可解で情報の受け手の私たちも次第に忘れていくというのが常だったように思います。ただ、一つひとつの事件が積み重なることで、確実に不安だけは蓄積されていくのは間違いありません。
後半部で、上田が述懐する部分があります。大人は子供の心の深層を探ろうと懸命になるが、それは意味がないと彼は言うのです。親子であろうが夫婦であろうが人間誰しも他者の心のあり様は分からないのが当たり前で、だから小説や映画が成り立ち、面白いのではないかとも言うのです。そして、未来の「心の闇」を抱えた中学生は、上田を「ウエダサマ」として神か聖者のように崇め、同様の行動を惹き起こすだろうことを暗示するのです。

読み終わって・・・
本当に難しい時代になったものですね。私が14歳の頃を振り返ってみますと、同級生は誰も「心の闇」なんて抱えていなかったように思います。多感な年頃ですから、些細な悩みや反抗心は抱えていたことは間違いありませんが、ゲーム感覚で猟奇事件を起こすということは感覚的にあり得なかったと思います。それよりも腹ペコの空腹感のほうが強かったですね。(^^♪
この手の不可解な事件は、家庭や学校、地域そして大人の働く環境などを含めた社会の構造の歪みが一因なのかも知れませんし、スマートフォンなどの情報機器の発達も歪みを助長しているのかも知れません。ただ、要因が分かったとしても、社会が肥大化していますし、複雑化していますので、どうすればこういう事件のない良い世の中になるのか皆目分かりませんもね。
まあ身近なところで、いま一度、他者の心なんて分かるはずがないということを前提にして、だからこそ相手を理解する努力が必要なのかなと思っています。そんなことを考えさせる一冊でした。
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オジサンでも手軽に作れる常備菜 その2

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『オジサンでも手軽に作れる常備菜』の第2弾は、ネギ入りのタレでひとつ上の美味しさのある「ポークの竜田揚げ」です。赤、黄、橙のパプリカの彩りが綺麗ですし、揚げたてのうちにタレをかけることで味がしっかり染み込んで一段と美味しくなります。

油で揚げるのでちょっと手間ですが、味付けなどは超簡単で冷凍保存もOKですので、オジサンにぜひトライして欲しいと思っています。
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豚の肩ロース肉(薄切りもOK)400gを一口大に切ってボウルに入れ、醤油大匙2、日本酒大匙2、みりん大匙1、ショウガ汁大匙1を加えて20~30分漬け込みます。好みによりますが、ニンニクを1~2片ほど入れても美味しいです。パプリカ2~3個は乱切りです。

漬け込んだ肉の汁気を軽くふき取って片栗粉をまぶします。前述の味付けもそうですが、ビニール袋に入れて混ぜ合わせると手を汚さずに簡単に調理することが出来ます。

180℃に熱した油の中にパプリカ、そして肉を入れてカラッと揚げます。パプリカは揚げ過ぎるとクタクタになってしまいますので、さっと揚げる程度がいいと思います。

別のボウルに、長ネギ(みじん切り)適当量、醤油大匙1、日本酒小匙2、酢大匙1、砂糖小匙1を用意しておき、さらに熱したごま油大匙1を加えます。それを揚げたてのパプリカと肉に満遍なくかけて完成です。調味料の味付けはお好みによって変えるといいと思います。
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超簡単な割にはとても美味しく、主菜にはもちろんのこと酒の肴にもバッチリです。
油を使いますので、パプリカの水気は事前にキッチンペーパーで軽くふき取っておくなど、レンジ周りや身体への油の飛散には注意をしてください。そして長く厨房へ出入りできるように料理後の油汚れや道具の清掃もお忘れなく。オバサマは油汚れには敏感ですから、家庭内の平和のためにもオバサマの聖域を汚さないようにしましょう。(^^♪

なんとか踏ん張るスキー場

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午後3時の気温が函館で10.3℃ということで、昨日の寒さから一転して暖かい日になっています。
朝イチから二人してスキーに行ってました。
数本滑った頃から、春先には必ず起きる湿雪による「突然ブレーキ」状態が発生して、結構怖かったです。超湿雪用のワックスをポケットにしのばせていましたが、1本毎に毎回塗らなくてはならず、これも面倒ですので、怖々そのまま滑っていました。
スキー場も雪を運んだりして頑張ってくれていますが、クローズの4月7日まで踏ん張ることが出来るでしょうか。
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一夜で白銀の世界に逆戻り

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昨日までまったく雪がなかったのですが、朝にカーテンを開けたらご覧のような景色になっていました。5cmくらいの積雪ですが、木の枝まで真っ白になってとてもきれいです。そろそろ畑を起こそうなんて考えていたのですが、これで少し足踏み状態になりそうです。

このコンディションですから、午前中はアサイチからスキー場へ行ってました。やはり5~10cmくらいの積雪で、ゲレンデ全体が白銀の世界にリセットされていました。日曜日というのにボーダーやスキーヤーは少なく、さすがに3月も下旬になるとこの素晴らしい雪にも反応は鈍くなっているのかも知れません。
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福寿草やポツポツと咲き出したクロッカスが雪に埋もれています。
水仙のように葉っぱだけが雪から顔を出しているのはギョウジャニンニクです。まだ芽吹いたばかりで食べるには早いですが、山ウドなども含めもう少しで山菜の季節を迎えることでしょう。
北国の春は冬との間を行ったり来たりです。
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『ふたたび嗤う淑女』 中山七里

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中山七里の『ふたたび嗤う淑女』を読了です。

我欲に取り憑かれたあさましい人間たち。彼らを逆手に取って誑(たぶら)かし、地獄に突き落とす怖い女のお話です。

女性の活躍推進を掲げるNPO法人は建前の理念とは裏腹に、柳井耕一郎という国会議員の資金集めの隠れ蓑として存在しています。柳井の公設秘書にライバル心を抱いている当のNPO法人の女性事務局長は、募金活動でも資金が集まらず焦っている時に同僚の女性からFXに絡む投資の話を持ちかけられるのです。
2つ目は、社会情勢に不満を持つ人々の心を言葉巧みに操り信者を集める新興の宗教法人が舞台です。この宗教法人もご多分に漏れず柳井の票田として重要な役割を担っているのですが、教祖が元ホームレスという怪しさもあって信者の数が激減して金策に行き詰まっています。そんな折に、信者の一人から耳寄りな情報を得るのです。それは80万部という膨大な数の信者向けの教義本の出版というものだったのです。
そして3つ目は、柳井の後援会が舞台です。後援会長である不動産屋の社長は、半年前に入会してきた男の口車に乗せられ、自らも都議会議員選挙に立候補することになります。その男から紹介をされたのが当選請負人という人物。選挙資金不足を理由に金融機関から莫大なお金を融資してもらうのですが、その陰では地面師グループが暗躍しています。
彼らが引き合わされたのは、投資アドバイザーの野々宮恭子という女でした。野々宮たちの策略に嵌まり途轍(とてつ)もない負債を抱えて追い詰められた彼らはいずれも事件や自死という悲惨な末路を迎えることになります。

ただ、物語はこれだけには終わらず、悪女の上を行く悪女が用意されています。帯には『金と欲望にまみれた“標的”の運命を残酷に弄ぶダークヒロイン、降臨』とありました。最後までスリリングなどんでん返しがテンコ盛りの一冊、ぜひ読んでみてください。

次は『みたび嗤う淑女』として続編がありそうですね。
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オジサンでも手軽に作れる常備菜

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休みで暇ですので、久しぶりの厨房入りです。
個人的に好きな「ヒジキの煮物」「切り干し大根の煮物」そして「サツマイモとリンゴのレモン煮」の3品を作ってみました。お料理の部類に入らないくらい超簡単で適当な味付けでOKですし、私のような無精者のオジサンでも作れますから、全国のオジサンたちも一緒にトライしてみましょう。

まず「ヒジキの煮物」です。どこの家庭にもヒジキの一袋や二袋は常備していると思いますが、まず一袋(10g前後)を水で戻し、良く洗って水けをきっておきます。人参(30~50g)、干しシイタケ(水で戻したもの)数枚、ちくわ2本を適当な大きさに切ります。
鍋にサラダ油を熱して、それに上記の具材をすべて入れ、全体に油が回るまで中火で炒めます。
だし汁(シイタケの戻し汁を含む)1カップ、醤油大匙1.5~2、みりん大匙2、砂糖小匙2を加えて、汁けがなくなるまで煮詰めます。
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そして「切り干し大根の煮物」です。
切り干し大根も常備していると思いますが、100gほどを流水でもみ洗いし、水に30分ほど浸して水気を絞っておきます。長ければ適当な大きさにザクザク切ってもいいと思います。
小揚げ1枚、人参(30~50g)は千切りにしておきます。
同様に適量のサラダ油を熱し、すべての具材を入れて、油が回るまで中火で炒めます。それに、だし汁1カップ、醤油大匙2、みりん大匙2、砂糖大匙1を加えて、汁けがなくなるまで煮詰めます。
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3品目は「サツマイモとリンゴのレモン煮」です。
サツマイモ(300g)は1cm幅で輪切りか半月切りにして、水にさらし水気を切っておきます。
リンゴ1~2個は、5mm厚ほどにいちょう切りにしておきます。レモンは輪切りを5枚ほど用意します。今回、レモンを切らしており、私は柚子を使ってみました。
深めの鍋に、上記の具材を交互に入れ、それに水大匙4、砂糖大匙1、レモン汁大匙1~2、バター15g、塩少々、レーズン大匙2を加えます。
アルミホイルの落し蓋をし、さらに蓋をして、焦がさないように弱火で煮ます。

家内が作るのは、リンゴとバターそしてレーズンが入りませんが、この3つが入ることで、一気に美味しさが増します。サツマイモとリンゴの自然の甘みがありますので、おやつにもいい感じですよ。そうそう、リンゴは我が家のもので「我産我消」です。
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こういう簡単な総菜は作った方が美味しいですし、塩分や糖分、脂質なども調整できますので、断然お勧めです。オバサマに味のことで注文をつけて反撃を食らうくらいなら、自分で作って美味しくいただいた方が精神衛生にもいいですもね。
今回はすべて4人前の分量ですが、小分けにして冷凍しておくと、オバサマにお昼のお願いをすることもありませんし、コンビニで買うこともありませんので、ぜひトライしてみてください。(^^♪
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ワクシングは「元の木阿弥」

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函館では13時の気温が13.1℃と5月並みの暖かい日和になりました。
昨日、ワクシングをしましたので、朝からいそいそと出かけて滑ってきました。
日曜日から3日経過しただけなのですが、雪面の状況は一変して、ゴンドラの山頂駅付近でさえ俗に「くさった雪」といわれるベチャベチャの雪質になっていました。
ワクシングの効果で最初は滑っていたものの、経過とともに滑らなくなりブレーキのかかる「元の木阿弥」状態になってしまいました。私は5本、家内は3本と、早めに切り上げて撤退です。
少し前まで「銀パラ」という定番のワックスがあって湿雪には有効だったのですが、今はあまり聞かなくなりました。イマドキのスキー板の滑走面にはストラクチャなるものがあって、その細かい溝に入り込んだりすると厄介なのでしょうか。諸々の理由があって消滅したのでしょうが、こんなに滑らないと「銀パラ」が欲しくなりますね。

スキー場も雪を寄せたりして頑張っていますが、明日はまた高温で雨の予報ですし、4月第1週までのコース維持は望み薄かなと思っています。
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そして帰り道、スキー場を少し下った畑で沢山の白鳥が餌を啄んでいました。
デントコーン畑のようで、昨秋に刈り取ったあとに残った落豆を食べているようです。大沼の氷もすっかり解けましたし、白鳥が北へ飛び立つ日も近いのでしょうね。
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日向でクロッカスが

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数日前から花芽が出来ているなと思っていましたら、日当たりのよいところでクロッカスが数輪咲き出していました。まだ探すような感じにしか咲いていませんが、暖かい日が続けば一気に咲き出すものと思います。
4月の第1週目までスキーシーズンと思っていますので、気持ち的に季節の切り替えが上手く出来ていないのですが、カレンダーを見ますと明後日は春分の日ですもね。そろそろ畑を耕したり庭の準備もしなくてはいけないと思っています。
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新しいワックス・アイロン

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長く愛用していたワックス・アイロンが昨年末に壊れ、年明けに新しいGallium Waxing Ironを手に入れていました。
10℃を上回るような暖かい日が続いて、さすがにゲレンデの状態が緩んで滑らなくなってきましたので、このアイロンで湿雪用のワックスを塗布してみました。
家内のも含め3台処理したのですが、コンパクトで扱いやすく、温度設定も的確でいいアイロンと思って使っていました。
明日は朝からスキー場へ出勤ですので、どんな滑りが得られるか楽しみです。
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珈琲 『ブラジル サントス ニブラ』

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今日ご紹介するコーヒー銘柄は「ブラジル」です。
南米のコーヒーと言うと「ブラジル」というくらいに有名ですが、この国は世界最大のコーヒー生産国なのですね。全世界の生産量の約3分の1をブラジルが占めているといいますから凄いです。

例によって購入元の説明によりますと・・・
18世紀中ごろに初めてコーヒーがブラジルに持ち込まれて栽培が始まり、ファゼンダと呼ばれる大農園と大勢の奴隷の労働力によって基盤が形成されたようです。主要産地は南部に集中しており、その中でも広大で豊かなミナス・ジェライス州セラードと山岳地帯のスル・デ・ミナスというところで主に栽培されています。生産の7割がアラビカ種なのだそうです。

『ブラジル サントス ニブラ』と、名付けられていますが、サントスは積出港なのですね。場所はgoogle earthなどで検索しますと分かりますが、サンパウロのすぐ南に位置します。1908年6月に781人の日本人移民を乗せた笠戸丸という船がはじめてブラジルに到着したのが、このサントスでした。110年も前の事です。

そうそう、ブラジル・コーヒーといえば・・・
「ブラジル移民の父」と言われる水野龍、そして彼が大隈重信らの助けを借りて明治43年にブラジルサンパウロ州政庁のお墨付きで開設した珈琲発売所「カフェーパウリスタ」の設立を忘れることは出来ません。
水野が初代社長を務めた珈琲発売所が、今も銀座に「カフェーパウリスタ銀座店」としてお店を構えています。東京へ行った時にお店に寄ってこようと思っています。
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200gだけ焙煎してみましたが、ご覧のようにとても粒が揃った綺麗な豆です。18Mという品質基準をクリアした豆だけを厳選しているようです。推奨しているシティーローストにしてみましたが、豆がいいだけに均一にいい感じに焙煎できたと思います。
ポピュラーでそれ程価格の高い豆ではありませんので、ブレンド用に購入したのですが、単品でも苦味、コク、甘味、そして香りととてもバランスのとれた飲み心地の良いコーヒーでした。これもお勧めしたいですし、個人的にも継続銘柄かなと思っています。
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『昨日がなければ明日もない』 宮部みゆき

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宮部みゆきの『昨日がなければ明日もない』は頁を捲る手が早くなり、一気に読んでしまいました。

宮部さんの本はぐいぐい惹きつけられるというか、呑み込まれるような迫力がありますね。心の深いところに潜む堆積物のようなものを描写させたら宮部さんの右に出る人はいません。
この物語も我儘、見栄っ張り、自己中心的、傲慢などの鼻持ちならない嫌な人間がキーマンになっています。こういう常識の欠片もないモンスターのような人間が身近なところにいそうな感じにさせるのもさすがに上手いです。
対極的に主人公で私立探偵業を営む杉村の正義感と善良さ、そして彼が間借りしている大家の竹中一家の「普通」の生活が、前述の嫌な人間の異常性を際立たせています。あくまでもヒステリックにならず、適度な距離感で淡々と描写しており、この静かで重苦しい雰囲気が、逆に物語に迫力を持たせているようにも思えます。

3つの短中編から成り立っています。
ダメな男に惚れた女の末路とその巻き添えで悲劇を迎える夫婦を描いた「絶対零度」、結婚式当日にドタキャンをくらう花嫁とその家族の因果応報を描いた「華燭」、金のためなら我が子まで利用する毒母とその余波を受けた周囲の人たちの悲劇を描いた「昨日がなければ明日もない」の3編です。

帯には〈杉村三郎 VS. “ちょっと困った”女たち〉とありますが、愛情と依存を履き違えて深みに堕ちてゆく女たちの悲劇が圧倒的な筆の力で描かれています。うなるほどに凄いです。
ぜひ読んでみてください。
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こんなボッチでスキーかよ

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雪か雨、そして強風と荒れ模様の予報が出ていましたが、朝イチからスキー場へご出勤です。
今日でやっと目標の30回になりました。
平日余裕組の人はこんな悪天候予報のでている日には来ませんので、予想通り駐車場の車は少なくガラガラでした。
ゲレンデは昨日から全体に10cmくらい積もったようで、白くリセットされてワンダフルでした。今の時期にこんないい状態で滑られることに感謝です。
午前中いっぱい滑っていましたが、ゲレンデもゴンドラもほとんどボッチの貸し切り状態。スロープの隅から隅まで大きく弧を描いて、のびのびマイ・ゲレンデを楽しんできました。
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福寿草 (淡彩 習作)

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2年前に買ってそのままになっていた絵具やパレット。
いつ使おうか気になっていたのですが、今日は仕事がフリーでおまけに雨模様ですから、ちょっと絵筆を持ってみました。
画題は数日前から裏の雑木林に咲いている福寿草です。今年は増えてあちこちで黄色い花を咲かせています。
耐水性のフェルトペンでサッと線画を描き、それにたっぷり水を含ませた絵具で色付けをしていきます。
油絵などは若い頃にちょっとだけ描いたことがあるのですが、淡彩画というのは初めてです。記念すべきというほどのものではありませんが、私にとっては淡彩画の第1号です。
この程度の絵ですと、20分くらいで描けてしまいますので、とてもお手軽ですし、描いていて何となく楽しいです。
線画の強弱というか緩急というかメリハリ感に乏しいと思うのですが、このへんは沢山描かないと上手く表現できないのかなと思っています。
写真もいいですが、淡彩画で花や風景などを描くのはより楽しいかも知れませんね。
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一ノ瀬海くんのピアニストは誰・・・?

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NHK-Eテレで毎週金曜日の午後9時30分から放映になっている「ららら♪クラシック」。
3月8日(金)の放送は、TVアニメ「ピアノの森」との特別コラボレーションでしたが、ご覧になりましたでしょうか。反田恭平さん、髙木竜馬さん、牛牛(ニュウニュウ)さんが出演して、収録の裏話やピアニストのリアルな生活を語っていました。
天才ピアニストでありながら不慮の事故で左腕が使えなくなってしまった阿字野壮介のピアノ演奏を担当した反田さんは、ご自分も右腕や指の骨折を経験されているそうです。不自由でもどかしい思いをした当時を振り返り、レコーディングに臨んだといいます。完璧主義で英才教育を受けた雨宮修平を担当した髙木さんは、最初は自分と異なるタイプの人間だと感じたと仰っていました。コンサート前は毎日14~15時間もストイックに練習に励むタイプという高木さんは、製作過程でキャラクターのなかにシンクロする部分を見つけ演奏に生かしたといいます。パン・ウェイを担当した牛牛さんは、同じ中国人ということもあり演奏を通してキャラクターと自分の個性が自然に融合し命を吹き込むことができたといいます。

そうそう、アニメ「ピアノの森」はどのように製作されるのか興味があったのですが、番組によりますと先に収録するのはピアニストの演奏なのだそうです。それに合わせてアニメ映像を作るのですね。阿字野壮介と反田さんは年齢的に見て乖離すると思いますが、雨宮修平と髙木さん、パン・ウェイと牛牛さんは雰囲気が似ているような感じがします。
そして本選のシーンは、ショパン国際ピアノコンクールが行われるワルシャワ・フィルハーモニーホールで、しかもワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏とともに収録が行われたといいますから凄いです。ファイナリストによる本選は、コンチェルトになりますから管弦楽団との競演が楽しみです。

それにしましても、一ノ瀬海くんのピアニストは誰なのでしょうね。反田恭平さんの二役、辻井伸行さん、牛田智大さん、務川慧悟さんなどの若手ピアニストが思い浮かびますが、ひょっとして女性ですが2015年のショパン国際ピアノコンクールのファイナリスト・小林愛実さんというのはどうでしょう。
第2シリーズが完結する際に発表があると思いますが、こちらも楽しみですね。(^^♪
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※写真はいずれもNHK-Eテレ「ららら♪クラシック」の放映画像を撮影させていただきました。

『神のダイスを見上げて』 知念実希人

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知念実希人の『神のダイスを見上げて』を読み終えました。

直径が400kmもあるという巨大小惑星『ダイス』が地球に接近して、あと5日で人類は滅亡するかもしれないという緊迫した状況の舞台設定です。世界各地で無政府状態に陥った国が続出する中、日本でもデモや暴動などが起きて警察や自衛隊が出動する事態になっています。
そんな異常事態の中で、主人公の漆原亮の姉で女子大生の圭子が惨殺されるという事件が起きます。二人だけで暮らしていた亮と圭子は、周りから「シスコン」と言われるほどに姉弟の愛情が深く、それだけに亮の犯人に対する憎しみは半端なものではありません。亮は、巨大小惑星『ダイス』が衝突して人類が滅亡する「裁きの刻」の前に、自らの手で犯人を探し出して復讐をしようと企てるのです。
高校のクラスメートである女の子の協力も得たりして犯人探しをするのですが、思いは空回りするばかりです。刻一刻とタイムリミットに近づいていきますが、彼の周囲では新たな殺人事件が起きたりして、事態は混迷を深めていきます。
そして「裁きの刻」の当日。数時間後に地球の運命が重大局面を迎えるという時になって、亮は本当の犯人を知ることになるのです。それは思いもしないような人物でした。
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Peak Cafeでパワーをつけて

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シーズンも残り1ヶ月、今日も二人してスキー場へ日参です。
北海道にしては雪が少なく比較的温暖な道南ですので、函館や七飯の街中は殆ど雪がなくなりました。そんな積雪ゼロのところから車で30分ほど走りますと、そこにはまだ白銀の世界が広がっており不思議な感じがします。そしてスキー場は北斜面のせいか割と良好な状態でゲレンデが保たれていることもスキーヤーとしては嬉しいことです。

山頂のPeak Cafeにはコーヒーを飲む程度にしか寄りませんが、今日は滑り疲れたこともありパワー補給のためにランチにしました。駒ケ岳を望む絶景のビューポイントにあり、カラフルなウェアを纏ったスキーヤーやボーダーを眺めながらのひと時に身も心も満たされた気持ちになります。
ウィンターシーズンはもちろんのこと、夏場も違った雰囲気の景観を望むことができ、ワインを傾けながらのサンセットディナーも素敵なようです。山麓駅から15分ほどゴンドラに揺られますと山頂駅へ到着しますので、スキーをなさらない方もぜひPeak Cafeへお越しになってみてください。
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どこかで春が

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山の麓にも本格的な春がやって来ました。
積雪はところどころに点々と残る程度で、これも数日以内には消えてしまうものと思います。
残雪の間からフキノトウが早々と顔を出し、そして福寿草も咲き出しました。
日当たりのよいところではクロッカスの蕾も膨らみだしています。
黒々とした土が見え始めた菜園では昨秋に植えたニンニクが元気よく茎を伸ばしています。
白樺の梢に耳をつけると樹液を汲み上げはじめている音が聴こえてきそうですね。
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スキー場のネコヤナギの芽も膨らんで

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3日ぶりのスキー。雨の予報が出ていて心配でしたが、何とか午前中は持ってくれました。
アサイチから12時半頃まで、ゴンドラを10回乗り降りして、ひたすら滑っていました。
函館の正午の気温は8.7℃とここ数日と同様に高い状態でしたが、ゲレンデは思っていた以上に良好で大満足でした。
ただ、コースによっては土がむき出しになっているところがあり、大雪でも降らない限りこういうところはそろそろ限界かなと思っています。
クローズまで残りほぼ1ヶ月、目標の30回を達成したいと思っています。
全国のスキーヤーの皆さんも残りの期間を怪我無く楽しみましょうね。シーハイルです。(^^♪
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珈琲『マンデリン・シナール』

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今日のコーヒーはインドネシアの『マンデリン・シナール』です。

購入元の説明によりますと・・・
インドネシアは東西に約5000kmと長い国で、大小の多くの島々を抱えています。そのインドネシアのスマトラ島で生産されるアラビカ種のコーヒーがマンデリンです。インドネシアは日本と同様に火山の多い国で、このマンデリンの産地リントン・ニフタというところもカルデラ湖のトバ湖の近くにあります。標高1200~1300mの高地で、しかも火山がもたらした軽石を含む豊かな土壌は、適度の降雨量と相まって、コーヒー栽培には恵まれた環境のようです。独特の香味で多くのコーヒー愛好家を魅了するスマトラ・マンデリンは、そんな天と地の恵みを受けて栽培された豆なのですね。そうそう、マンデリンという名前は、スマトラ島に古くから暮らしている少数部族のマンデリン族(マンダイリン・バタック族)から名づけられたそうです。
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今回も200gだけの焙煎です。ローストは「フルシティーロースト」が推奨されていますが、私はもう一段階浅い「シティーロースト」にしてみました。酸味が抑えられて、苦みを強く感じるという触れ込みでしたが、個人的な感覚では全体のバランスが良くてクリアで、とても美味しいコーヒーという印象でした。そう、香りもよくいい感じです。このマンデリンも私の中では継続銘柄かなと思っています。
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クラシック倶楽部『反田恭平 オール・ショパン・プログラム』

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一昨日のクラシック倶楽部『反田恭平 オール・ショパン・プログラム』も楽しまれた方は大勢いらっしゃることでしょう。私も彼のファンクラブに入っているひとりです。そう、『ピアノの森』で一ノ瀬海くんの先生である阿字野壮介役のピアニストとしてブレークしていますよね。

今回はポーランドが生んだ天才ショパンの傑作を演奏するという内容でした。曲目は「アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 作品22」「マズルカ ハ短調 作品56 第3」「ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58」。もう、演奏は言葉が出ないほどに感激しました。

今年の1月30日に収録したようですが、使用したホールがまた素晴らしいものでした。2015年12月にオープンした立川市幸町のCHABOHIBA HALLというところです。調べてみましたら、100席ほどの小さなホールらしいです。かつて養蚕を営んでいた大きな家屋と付随する広い庭がこの地にあり、この邸宅の庭にあった樹齢130年を越えるチャボヒバの木がそのままの姿でホールを見守っているそうです。そしてこの樹がホールの名前の由来になっているようです。映像だけですが、本当にいいホールって感じがします。

そして、今回のリサイタルで反田恭平さんが使用したピアノがイタリアのFAZIOLI (ファツィオリ)。反田さんのテクニックとショパン作品の解釈が卓越していることは言うまでもありませんが、聴こえてくるピアノの響きが異次元というか鳥肌が立つくらいに素晴らしいものでした。
ピアノを専門にされている方には馴染みがあると思いますが、私は先月NHK-BS1で放送された『もうひとつのショパンコンクール』を見て初めてこのピアノのことを知りました。1981年創業とありますから、まだ40年にも満たないピアノメーカーなのですね。
番組の受け流しですが、前回2015年のショパンコンクール本戦前の5日間の練習期間、ステージには4台のピアノが置かれていました。出場するコンテスタント(78名)は自由にピアノを試し弾きして自分が使うピアノを選ぶことができるのです。4台のピアノは、STEINWAY & SONS、YAMAHA、KAWAI(Shigeru Kawai)、FAZIOLI でした。日本のメーカーが2社も入っているというのも凄いですね。

特に番組の中で丁寧に描かれていたのが、FAZIOLI社のただ一人の調律師である越智晃(おちあきら)という日本人でした。創業者のFazioli氏からも「100万人に一人の耳を持つ天才」と認められ男です。社運をかけ、そしてショパンコンクールを陰から支える調律師たちの奮闘は想像を絶するほどに凄まじいものがありました。ただ、ファイナルでFAZIOLIを選択したコンテスタントはおらず、予選でただ一人使用した中国人の女性ピアニストのティアン・ルーも1次予選で敗退します。
ちなみにファイナリスト10名が使用したピアノは、STEINWAY 5名、YAMAHA 5名という互角の戦いでした。そして20日にもおよぶ壮絶な戦いを勝ち抜いてfirst prize, gold medalistとなったのは韓国のチョ・ソンジン(Seong-Jin Cho)でした。彼が選択したピアノはSTEINWAY、残念ながらYAMAHAはメーカーとしての悲願をまたしても達成することは叶いませんでした。

次回のショパンコンクールは来年2020年に開催されますが、どのような新たなドラマが生まれるのでしょうね。そしてFAZIOLIからも目が離せません。
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※写真はすべてBSプレミアム『クラシック倶楽部』の放映画面を撮影したものです。

こんな春霞にスキーかよ

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今日の函館は午後3時に8.5℃になり、積雪もついにゼロになりました。
道路では気の早いロードバイクのお兄さんが快調にペダルを漕いでる姿も見かけました。

そんなポカポカ陽気の日曜日。
仕事の関係で平日にスキーに行けない日がちょっと続いていますので、日曜日ですが代替え出勤ということでスキーへ行ってきました。道路はカラカラの状態ですが、スキー場だけはご覧のような白いエリアが広がり、別天地というか不思議な感じがします。シーズン後半の大きな大会が開かれており、コースが大幅に狭められていましたが、楽しい代替え出勤となりました。

ここ数日、空全体がぼんやりと霞んで、山並みもぼやけています。春霞というと気持ちがいいのですが、正体はPM2.5らしいです。相当に高濃度になっているらしく、注意喚起が出されていますが、マスクをしてスキーというのも何となく変ですもね。
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2月のピアノ

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2月もあっという間に通り過ぎてしまいましたね。
日本ピアノ調律師協会の2月のカレンダーは「スクエアピアノ」です。

今ではあまり目にすることがない四角い形のピアノですが、1700年代にイギリスで大流行したピアノのようです。説明によりますと・・・イギリス人のヨハネス・ツンペという人が、ピアノの先祖のクラヴィコードにハンマーアクション(イギリス式アクション)を付けたのが最初と言われています。時代的に、このスクエアピアノやフォルテピアノを使った作曲家としてはハイドン(1732年~1809年)、モーツァルト(1756年~1791年)などが挙げられます。安価だったため大変人気がありましたが、技術的な発展は殆どなかったようで、本格的なピアノは新しいアクションを使ったグランドピアノの登場まで待たなくてはなりませんでした。

そうそう、山口県萩市の熊谷美術館にはシーボルト由来の古いスクエアピアノがあるそうですね。
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仕事帰りにひとっ飛びで秋田へ

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今日の仕事帰り、いつものように六花亭に寄ってお菓子を10数個チョイスです。大好きな六花亭、お店に一歩足を踏み入れただけでハッピーな気分になります。ただ、この後に秋田へ行きますので喫茶コーナーでのソロ・ランチはスルーです。

その秋田。実際に秋田までビューンと行くわけではなく、通勤途中にある蔦屋書店で開催されている秋田イベントへ立ち寄るだけが本当のところです。
『秋田 蔦屋書店vol.3 あきた白神フェア~天空の不夜城ミニ撮影&藤里町・三種町・八峰町産直販売~』という長たらしい触れ込みのイベントなのですが、今年で3度目ということは結構人気がある催しのようです。私のお目当ては、能代七夕の城郭型灯籠と横手ヤキソバという至ってシンプルなものです。
その能代市の城郭型灯籠のミニチュア。実物は24.1mの高さを誇り、「天空の不夜城」という七夕行事で運行されている「愛季(ちかすえ)」というものです。展示物は10分の1スケールなのだそうです。
天保時代(1830年~1844年)に名古屋城を模した灯籠が作られたのが始まりで、これが好評で大型化が進んだようです。しかし、明治期に入り、電線が街中に張り巡らされたことで、高さは制限されることになります。そして平成24年、能代市中心部の電線地中化が完了したことで、1世紀ぶりに大型の城郭型灯籠が復活することになったそうです。
街中を練り歩く実物の城郭型灯籠は凄い迫力なのでしょうね。これは七夕にぜひ見たいと思います。

そして、もう一つのお目当ては、六花亭のソロ・ランチをスルーしてまで楽しみにしていた横手ヤキソバです。いそいそとレストランのfusuへ行きましたら・・・すでに本日分は完売ということでした。
横手ヤキソバがお目当ての方は、早めにお出かけくださいね。
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雪解けの畑の片隅に

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今日で2月も終わり、明日からは3月ですね。
暖かい日が続いて、雪解けがどんどん進んでいます。
雪の解けた畑の片隅に数ミリ程度の小さな花が咲き出しました。
ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリです。
結構寒さに強い草と思っていましたが、2月に咲いたのを見たのは初めてです。
どちらも畑に蔓延って厄介な草ですが、雪解けの隙間にけなげに咲いているのを見ると可愛いです。
子供の頃に見た記憶がありませんので、外来種か温暖化に伴って本州から進出してきた植物かなと思っています。
今年はクロッカスやスノードロップも咲き出すのが早そうですね。
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雪面は春の陽を浴びて

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今日の天気予報は全道のすべての地点が快晴のお日様マークで、冬に全部がピカピカになる光景は記憶にないように思っています。そんなピカピカ天気に滑らないのでは悔いが残りますので、今日も二人してアサイチからご出勤です。
山頂部だけ2cmほどの雪が薄っすらと覆っていましたが、他は少しずつ減っていってるような感じです。シーズンはまだ1ヶ月以上もあるのですが、本当に最後まで持つのか心配になってきました。
そういえば、富山湾など日本海沿岸でリュウグウノツカイが例年になく沢山捕獲されているようですね。桜が異常に早く開花したり、夏が極端に涼しいなんてことにならなければいいのですが。
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『ゴリラからの警告』 山極寿一

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京都大学総長の山極寿一さんが書かれた『ゴリラからの警告』を読了です。
山極さんは、ゴリラを主たる研究対象として人類の起源を探る世界的な霊長類学者です。

少し前に『ホモデウス』を読んでの感想を書きましたが、今まさに私たち人間は内と外から問い直されている時代のように思います。「内」は私たちの身体そのもの。前回も書きましたようにデザイナーベイビーに代表されるような遺伝子編集によるDNA書き換えが現実味を帯びてきています。そして私たちを取り巻く「外」の社会では、AIやICT機器の登場でコミュニケーションそのものが急速に変わってきていることをあげなければなりません。長い間、人間であることを支えてきた遺伝子とコミュニケーションの根幹が揺らいでいるのですね。
そんなことを「人間社会、ここがおかしい」という副題で、山極さんは丁寧に分かりやすく指摘していきます。人類に近いサルやゴリラから人間社会を眺めてみるという山極さんのアプローチがとても深い意味をもって私たちに語りかけてきます。
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クラシック倶楽部『古民家に響くギターの調べ』

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BSプレミアムで月~金の毎朝5時から放映になっている「クラシック倶楽部」を楽しまれている方は沢山おられることでしょう。私も録画して毎日かかさず見て聴いています。
2月22日は『パク・キュヒ ラテンの風~古民家に響くギターの調べ』が放映になりました。国際的に活躍するギタリストのパク・キュヒさんの演奏で、アルベニスなどスペインや中南米の作曲家の傑作を集めたスペシャル・コンサートの模様でした。

パク・キュヒさんの卓越した演奏にうっとりしていましたが、同時に収録に使われた古民家にも目を奪われてしまいました。横浜に在住されている方にはお馴染みなのかも知れませんが、「みその公園」にある横溝屋敷という古い建造物です。江戸後期から明治にかけての豪農屋敷なのだそうです。表門である長屋門は1847(弘化4)年、今回演奏が行われた主屋(おもや)は1896(明治29)年に建てられたとあります。1階部分が居住用、そして2階は養蚕を行う蚕室だったそうです。
一般的な豪農の屋敷とは一味違う洗練された細部の数々に驚いてしまいましたが、特に板戸の障子部分の繊細な細工や優美な水面の模様が彫られた欄間の意匠は目を瞠るものがあります。

横浜へ行った際にはぜひ見学してきたいと思っています。
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※BSプレミアム『クラシック倶楽部』の放映画面を撮影させていただきました。

『ひと』 小野寺史宜

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コロッケ作りの後押しをしてくれた小野寺史宜の『ひと』、読んで良かったです。

ドラマチックなところは一つもなく、天涯孤独になった一人の若者と、彼を取り巻く優しい人たちが織りなす日常を淡々と綴った小説です。文章がとても読みやすいうえに、物語が醸し出す柔らかい雰囲気がとても心地よくて、こういう小説はいいなと思って読んでいました。

主人公の柏木聖輔は20歳の若者です。腕の良い調理師の父は鳥取で店を開くも失敗し、おまけに交通事故で亡くなってしまいます。母は女手ひとつで一人っ子の彼を東京の大学に進ませてくれていましたが、突然急死してしまいます。たった一人になった聖輔は大学をやめ、仕事を探さなければと思いつつも動き出せない日々が続いていました。そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた砂町銀座商店街の総菜屋で、買おうとしていた最後に残ったコロッケを見知らぬお婆さんに譲るところから物語が始まります。

砂町銀座商店街の庶民的な雰囲気がとても良く描かれていますし、ホンワカとした「ひと」の優しさが心に沁み込んでくる小説です。本屋大賞にノミネートされている一冊、ぜひ読んでみてください。
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こんな激混み日曜日にスキーかよ

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日曜日にスキーに行くことはあまりないのですが、今日は天気も良さそうですので特別に振替出勤にしました。大会があったようで、平日は閑古鳥が鳴いている田舎のスキー場もアサイチの一本目から長蛇の激混みの盛況になりました。アサイチのお仲間さんは2本で帰ってしまいましたが、私は少しはましな高速ゲレンデへ逃げて、結果6本滑ってきました。土日しか来られない現役さんやファミリーの邪魔をしたようで、私のような平日満喫グループは日曜日は遠慮しないといけないなと反省しきりでした。
駒ケ岳もくっきり、噴火湾を隔てた対岸の室蘭・伊達方面もきれいに見えていました。
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珈琲『クリスタルマウンテン』

カテゴリ:
今日の「ちょっと珈琲タイム」は『クリスタルマウンテン』です。
コーヒーは「何とかマウンテン」という名前が多いですね。「ブルーマウンテン」「エメラルドマウンテン」「レッドマウンテン」などなど。山岳地帯にコーヒーの産地が多いからなのでしょう。

購入元の説明を要約しますと・・・
この銘柄も『キューバTL』と同じカリブ海に浮かぶキューバが産地です。『キューバTL』の時にも書きましたが、同国への栽培技術は1747年にスペイン人のドン・ホセ・へラルトという人によってもたらされました。主な栽培地は標高約1000mの肥沃な丘陵地帯で、しかも温暖なうえに適度の降雨量という恵まれた環境の中にあります。名前のクリスタルというのは、同地が鉱物の水晶の世界的な産地ということからきているそうです。

ご覧のようにコーヒー豆は、育ちがいいせいか粒が揃っていて、私の焙煎技術でもそこそこ綺麗に仕上げることが出来ました。
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この銘柄も200gだけ焙煎しました。いつもと同じハイローストでの焙煎です。
この銘柄のお好きな方は沢山いらっしゃるようですが、まず一口含んだ感じから「これは美味しい」って思いました。酸味と苦みがやや抑えられており、名前のように飲み心地がすっきりと透明感があっていい感じです。上品なコクと香り、この銘柄は病みつきになるかも知れません。
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2月なのに春スキー気分

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午後2時の気温が7.3℃まで上昇した函館、積雪は20cmを割ろうとしています。
そんな春のような陽気ですが、今日も二人してスキー場へ日参です。
ゲレンデは圧雪車でがっちりと固められていますから全般にいい感じで滑られる状態に保持されていますが、さすがにところどころブッシュや小石の露出が目立つようになってきました。もう2週間くらい雪が降っていませんし、このところ高温傾向ですから仕方がないのかも知れません。
この先も雪のマークは見当たりませんし、この高温の状態のまま3月に突入のようで、今よりもいいゲレンデコンディションになることは期待薄かなと思っています。
街の人には嫌われそうですが、スキーヤー皆で雪乞いをしないといけないようですね。
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