恵山への道中は凄い数の車

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お気軽ハイキングということで、妻と恵山へ行ってきました。
4連休ということで想像はしていましたが、道中の車の数と登山口のある恵山岬町のホテル恵風の賑わいが凄かったです。それと我が町の道の駅「なないろななえ」の駐車場もほぼ満杯になっていて驚いてしまいました。「なないろななえ」はオープン以来の賑わいだったのではと思います。
下山後に入館したホテル恵風の食堂は待ちが出るほどでしたし、温泉にも若者を中心に沢山の入浴客がいてビックリでした。普段は爺さん婆さんが主体の静かなところですので、凄い4連休になったものと唖然とするばかりでした。しかも車のナンバーは全道各地、本州ナンバーも沢山あって、田舎は一気に活気づいた感じです。
道南では7/29から感染者が出ていませんが、この後も何事もないように過ぎるといいのですが・・・。
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やっと開花したヒダカミセバヤ

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20日以上も更新を怠っていましたが、特別な事情があった訳ではありません。読んでいただけるに相応しい面白い事が見つからずに何となくそのままにしていたら、つい億劫になってしまって・・・。懲りずに読んでくださっている皆さま、ゴメンナサイです。(^^♪

そんなことで20日余ぶりの記事は、やっと開花した山野草のヒダカミセバヤです。昨年の秋にヤフオクで購入した4種類(他にエゾカワラナデシコ、エンビセンノウ、エゾリンドウ)の種子を春にポットに植え大事に育ててきたものの一つです。ヒダカミセバヤは10株ほどが大きくなりましたが、そのうちの一株だけ僅かに開花しました。(ヤフオクの売り主の方は、山野で種子を採取したものではなく、自家栽培で得たものとのことです)

北海道の固有種で、 道央や道東の海岸の岩場やアポイ岳の上部などに自生しています。もう2週間ほど前になりますが、襟裳岬の海岸壁に満開になっている様子が新聞やニュースで流れていましたので、ご覧になった方もおられると思います。園芸店などでも売っているようですが、私は花を見るのは初めてです。資料によりますと、ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草で、環境省のレッドデータ・カテゴリー(2007)では、絶滅危惧II類(VU)「絶滅の危険が増大している種」として登録されています。

ミセバヤという不思議な名前ですが、「見せたい」という意味の古い言葉のようです。 この花の美しさを「誰に見せようか」という意味なのでしょう。 1cmも満たない小さな花ですが、星を散りばめたようで本当にきれいです。もう少しで10株全部が満開になると思いますので、満開の様子も写真を交えてお伝えしたいと思います。
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来年の七夕のために

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嵌っているわけではないのですが、本を見ているとつい折ってみたくなるのが折り紙。
もうとっくに終わってしまった七夕の飾りを折ってみました。来年の七夕までとっておけるかなぁ。

15cmの紙を縦に10等分し、切ったものの1本の縁に糊をつけて2本を1本にします。それを5角形にクルクルと巻いていくと星の原形の出来上がりです。5か所の辺の部分を中に凹ませると立体的な星になります。そして糸で繋げ、竹ひごに括ると完成です。
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夏花壇点描 ⑪ハナハマサジ

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今日の函館は最低気温が20℃、最高気温が30℃と一日を通して暑かったです。

夏花壇点描はハナハマサジです。スターチスと呼ばれ、切り花としても愛されている花です。漏斗状に青く見えているところは萼片で、実際の花は小さな白い花です。地中海原産のようですが、温暖な気候と石灰岩質の同沿岸にはいろいろな綺麗な花がありますね。
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折り紙でバラを作る

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妻が折り紙の本を買いましたので、ちょっと仲間入りして折ってみました。
まず手始めにトライしたのは15cmの紙を使って折ったバラです。少し手こずりましたが、1個折って覚えてしまえば、あとは同じように折ればいいので簡単です。
春、夏と沢山咲いた庭のバラは、秋に控えて休眠中です。こんなに沢山咲いてくれればいいなと思っています。
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江差・鴎島 & 乙部・シラフラ海岸

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昨日の日曜日、ここのスイカを食べたら他のを食べる気がしないほどに美味しい厚沢部町の佐々木農園のスイカを買いに中山峠を越えて買い出しに行ってきました。ラグビーボールのように長いのと、果肉がオレンジ色のスイカをゲットしてきました。新鮮で糖度が高く最高に美味しいスイカでした。秋も深まって少し肌寒くなるころまでスイカやメロンが販売されています。

少し足を伸ばして、乙部町のシラフラ海岸と江差町の鴎島へ寄ってきました。日曜日で大勢の海水浴客やダイバーが思い思いに夏の一日を楽しんでいました。息をのむほどに海が綺麗です。
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自宅学習に思いがけないご褒美

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仕事に関連した春の学会が6月にパシフィコ横浜で開催予定だったのですが、このコロナ禍でwebでの開催に変更になってしまいました。多い時で全国から3000~5000名の会員が集まる学会ですし、人気の会場は入りきれないほどに蜜になりますので、仕方がないのかなと思っていました。初めての試みというweb学会は、一般演題は勿論のこと特別講演やシンポジウムなどを、ほぼ1ヶ月間にわたって視聴することが出来るようになっていました。実際の学会会場の空気感に乏しく、時間帯によっては動画が切れたりすることがあったりして、戸惑いを感じながらの視聴でした。しかし、お菓子をつまみながらでも、半分居眠りをしながらでもリラックスして観れるという利点もありました。11月開催予定のパシフィコ横浜ノースでの大会も今の感じではwebになりそうな気がしますが、今回の学会をベースにより進化していくように期待しています。パシフィコ横浜ノースは、今年の4月にパシフィコの6番目の施設として誕生したようですが、新しい大型の会議施設などを体感したいとも思っていました。

そんな学会ですが、学会長の先生から長野県上田市の「信州おやき みそぽーくまん」の詰め合わせが送られてきました。まったく思いがけないことなのですが、同封されていた手紙には、「学会に熱心に参加されていましたので、ご褒美として出身地の上田市の特産品をお送りします」とありました。
7000名もの参加があったそうですが、学会本部のリモートで個々の会員の視聴実績を把握していたのでしょう。前述のように1ヶ月にわたる長丁場でしたので、ダラダラしながら視聴していたのが本当のところですが、それでもご褒美をいただけてとても嬉しいです。

上田市のタローファームという有名な養豚会社の製品で、信州のおやきの定番である野沢菜のなかにジューシーな「信州太郎ぽーく」の粗挽き肉と旨味豊富な「奏龍味噌」を混ぜ込んで作ったそうです。まだ、食べていませんが、見るからに美味しそうな感じです。
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2020年7月のピアノ

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早いもので、あと1週間ほどで8月が終わり、秋めいてくる9月ですね。
日本ピアノ調律師協会のカレンダーの7月は古いフォルテピアノでした。
写真のピアノは武蔵野音大楽器博物館に収蔵されているドイツのC.F.シュマール製作のものです。ご覧のように鍵盤の色が現在とは逆で、象牙が輸入される以前は黒檀が愛用されていたようです。外形はチェンバロの面影を残しており、ダンパーやソフトなどのための「ニーペダル」と呼ばれる膝ペダルを備えていました。モーツァルトはこのピアノの前で、一生懸命に膝を動かしながら演奏したのでしょうね。鍵盤のタッチが浅く軽やかなウィーン式アクションが組み込まれていたことも特徴で、モーツァルトやベートーベンのピアノソナタも、当時のピアノならではの作品と言われています。
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『祈りのカルテ』 知念実希人

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新刊ではありませんが、『十字架のカルテ』に続いて『祈りのカルテ』を読んでみました。
知念さんの医療ミステリーはなかなか面白いですね。
今作の主人公は純正会医科大学附属病院の研修医・諏訪野良太です。初期臨床研修で、精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科など様々な科を回っている期間のお話です。出会った患者たちの謎めいた行動や不可解な出来事を鋭い洞察力と優しい人柄で解き明かしていきます。

各科を回っているお話が短編形式で繋がっているのですが、個人的に外科が舞台の「悪性の境界線」と題されたお話がちょっと気になりました。早期の胃癌と診断され入院していた老人が主治医のすすめる内視鏡手術を拒否し開腹手術で摘出してくれと言いだして周囲を困惑させるようなお話です。その不可解な言動の裏には、ガン保険の早期癌の定義に絡む問題が動機として隠されていました。具体的には、数週後に迎える80歳の誕生日(保険契約期限)までに癌の診断がつくと多額の保険金が下りるという契約をしており、癌の診断がついて取得した保険金を苦労をかけた娘にやりたいと密かに考えていたのです。
病院側は渋々患者の希望を受け入れて開腹手術をし、病変部位を摘出して手術は無事完了します。そして摘出した臓器を病理学的に検査をした結果、患者が期待した通りごく初期の癌と診断されて物語は(めでたく?)終わります。

物語としては美しいお話なのですが、摘出された臓器の病理学的検査の手法にちょっと違和感を抱きました。病理部のある大学病院や比較的大きな病院では、手術で摘出された臓器は検査のために病理部へ提出されるのが普通であり、そこで標本が作成されて病理専門医によって病理診断がなされます。ホルマリン固定や標本作成のための処理が必要ですので、診断のための所要日数は通常は数日かかります。
この物語では手術をした外科の教授が、そのまま病理部へ臓器を持ち込み、1時間という短い時間で、しかも自分で「(微小浸潤のある)ごく初期の癌」との病理診断を下しています。30分程度で診断する術中迅速病理診断というものがありますが、あくまでも特殊な手法ですので、この物語のように1時間で診断というもの自体が不可解です。
あくまでも小説ですから、目くじらをたてることはないのですが、ちょっと気になった箇所です。

また、患者がどのようなガン保険に入っていたか定かではありませんが、保険でいうところの「(浸潤のない)上皮内新生物」では保険金がおりないか少ないので、「悪性新生物」と診断して欲しいと望んでいたことがうかがわれます。現在のガン保険では、両者を区別しないようなタイプも増えてきているようですが、「上皮内新生物」では補償をしないか、補償の程度に差をつけているタイプも多いようです。ガン保険に加入している方は、一度チェックしておくべきでしょうね。
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夏花壇点描 ⑩ニワナズナ

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今日の花壇は、ニワナズナです。
地中海原産の多年草であり、小さい花が群れて咲くのでグランドカバーとして使われることが多い花です。ほのかな甘い香りがあるので、スイート・アリッサムとも呼ばれています。
小さい花なので、虫眼鏡などでよく見ないと分かりませんが、花弁が十字架を連想させる4枚です。4枚ということはアブラナ科の特徴で、ダイコンやコマツナ、ブロッコリーなどと同じ仲間なのですね。
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夏花壇点描 ⑨ナデシコ

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今日の函館は最高気温が22℃までしか上がらず小雨が降って涼しい一日でした。
夏花壇はダイアンサス(ナデシコ)です。ダイアンサスにはいろいろな種類がありますが、ミックスフラワーガーデンの種子にも結構沢山の種類が入っています。今回は白地に濃い赤紫色の模様の入ったものを選んでみました。
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夏花壇点描 ⑧フクロナデシコ

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今日の夏花壇点描は、シレネ・ペンデュラという花です。
イタリアを中心とした地中海沿岸原産の越年草で、桜に似た花をつけるマンテマということでサクラマンテマと呼ばれたり、花の下にある萼が膨らんで袋のようにみえることからフクロナデシコとも呼ばれています。
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朝ドラ「エール」で『船頭可愛や』を作詞した高梨一太郎

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お盆のお墓参りに行ってきました。
この記事は一週間ほど前に掲載しましたが、歌碑のある目の前が千秋庵總本家ですので、近くを通ったついでに趣のある建物を入れて写真を撮り直してきました。北海道には札幌千秋庵など各地に同名のお店がありますが、いずれも函館の千秋庵總本家から暖簾分けされたお店です。特に帯広千秋庵は、札幌千秋庵からさらに暖簾分けしたお店ですが、昭和52年に暖簾を返上して今の六花亭になりました。函館千秋庵總本家からみますと、六花亭は孫のような存在なのですね。

***********ここからは8月8日掲載の記事***********

お墓のある弁天(函館山山麓・ドック方面)へ行く前に、宝来町電停前の高橋掬太郎の歌碑へちょっと立ち寄ってみました。高橋掬太郎のことを知らない函館市民は多く、歌碑の存在もあまり知られていません。写真のように高田屋嘉平の銅像の前にひっそりと建っています。

この高橋掬太郎こそ、朝ドラ「エール」で高梨一太郎として登場し、古関裕而(古山裕一)が作曲して大ヒットした『船頭可愛や』を作詞した人です。「エール」では、第10週「響き合う夢」においてノゾエ征爾さんが高橋掬太郎役で出演していましたね。
※第10週の「響き合う夢」は、8月20日~25日に再放送されます。

高橋掬太郎は明治34年(1901年)に根室市の漁師の家に生まれました。同市の高校を中退後は私塾に通って国文学を学び、大正11年(1922年)に函館日日新聞社に入社しています。10代から作詞を始めていたようで、新聞社に勤めながら作詞活動も同時にしていたようです。
昭和5年(1930年)に「酒は涙か溜息か」を発表し、当時新人の古賀政男(木枯正人)が同詩に曲をつけ、藤山一郎(山藤太郎)が歌って空前の大ヒットになりました。その後、新聞社を退職し本格的に作詞家として活動するべく上京したものの数年はヒットがありませんでした。同時期に低迷して悩んでいたのが、古賀政男の紹介で知り合った古関裕而でした。二人は茨城県潮来市を取材旅行し、この旅行が切っ掛けで二人が作詞作曲した「利根の舟唄」という歌がそこそこヒットします。これが日本コロムビア(コロンブス)との契約解除の危機から古関裕而を救ったと言われています。
そして昭和10年(1935年)にあの名曲『船頭可愛や』をこのコンビが作詞作曲し、日本の歌謡史に残る名曲となったことはご存知の通りです。
IMG_3440youtubeにオペラ歌手の三浦環さんが歌う『船頭可愛や』がありましたので、拝借して掲載させていただきます。「エール」の中では、柴咲コウさんが演ずる双浦環として登場していましたね。この歌は私の生まれるずっと前に流行った曲ですが、母が好んで口ずさんでいましたので、私も小さい頃からよく知っていました。何となく粋でいい曲ですね。

※三浦環さんの動画はyoutubeから削除されましたので、音丸さん(ドラマでは藤丸)の歌に変えました。音丸さんもいいですね。音丸さんはドラマの通り下駄屋の女将さんだったようです。昔、テレビでお婆ちゃん(?)になった音丸さんの「船頭可愛や」を聴いたことがあります。

夏花壇点描 ⑦ノースポール

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今日の夏花壇点描は、アルジェリアなど北アフリカから地中海沿岸に広く分布しているノースポールです。キク科フランスギク属の半耐寒性多年草ですが、高温多湿に極端に弱いため、本州では秋に種を蒔き、北海道など寒冷地では春に種を蒔いて育てるのが一般的です。
ノースポールという呼称は、小さな真っ白い花で株全体が覆われるところが北極を連想させることに由来するようです。正式名称はクリサンセマム・パルドスムといいます。

昨日、今日と函館の気温は30度でしたので、ノースポールにとってはきびしい暑さになっています。
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夏花壇点描 ⑥花輪菊

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今日の夏花壇点描は、モロッコ原産のキク科一年草の花輪菊です。欧米では、ペインテッドデージーとも呼ばれています。日本の菊に比べて花の色が派手で、欧米人好みかなと思います。私達が食べるシュンギクの近縁種らしく、葉っぱがとても似ています。でも食用には不向きのようです。まだポツポツとしか咲いていませんが、沢山咲いてきたら見応えがあるかも知れません。
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夏真っ盛りに咲くバラ

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北海道南部は蒸し暑い湿りがちの天気が続いています。「山の日」ですが、山へ登るような雰囲気ではありませんし、海水浴へ行く気分にもなれない空模様です。

春に沢山咲いたバラが、いっとき休んで、夏真っ盛りの先月末頃からまた咲き出しました。ただ、蒸し暑いせいか、花もちが悪くすぐ傷んでしまいます。
夏の暑い時期に無理して咲かせると株が弱って秋に咲かないようですので、もう少し楽しんだら早めに花をとろうと思っています。
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ちょっぴり秋の気配が・・・

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そろそろお盆ですが、もうお休みに入っている方もおられることでしょう。先日、日本医師会の中川俊男会長が、新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り「我慢のお盆休みとしてほしい」と呼び掛けていましたが、私もその通りだと思っています。
アンケートによると国民の7割の方々が、県を跨いだ帰省や旅行をしないで家で過ごすと言ってますので、わが国民は賢明な判断をしていると感心していました。感染するリスクの高い行動は控える、そして他人へうつさないという基本的なことを考えると当然の帰結だと思います。

そんなことで私たちも出かけるのはお墓参り程度でステイホーム(巣籠お盆)です。ステイホームと言いましても毎日ぐんぐん伸びる草の刈り払いや畑の管理で暇になることはありません。田舎ではやることがいっぱいあって、ステイホームの過ごし方としては最高かなと思っています。ハチに刺される心配はありますが、コロナのリスクはゼロですからね。

今日も午前中は雑木林の下草の刈り払いでしたが、午後から散歩に出かけましたら道端のススキがこんなに穂を伸ばしていました。立秋を過ぎたら、何となく秋を感じますね。
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『駅・空港・街角ピアノ スペシャル』

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6月に放映されたNHK-BS1の『駅・空港・街角ピアノ スペシャル』。録画していたものの、観る時間がなくてそのままになっていましたが、やっと観ることが出来ました。過去に何度かブログで取り上げるほどにお気に入りの番組で、番組の殆どは観ていましたが、今回は総集編のスペシャル企画になっていましたので、新鮮な感覚で観ることが出来ました。番組では今までに放映されたショットの視聴者ランキングがされていましたが、皆さんもう一度観たいというのはだいたい一緒なんだと思いました。

個人的にはロンドンのセント・パンクラス駅で収録された黒人男性と障害を持つ女の子のツーショットが良かったと思っています。男性はプロのミュージシャンということですが、近くの女の子を呼び寄せて「好きに弾いていいよ」と声掛け。演奏した曲は、ヴェートーベンの「歓喜の歌」。無邪気に鍵盤を押す女の子に合わせて、黒人男性が優しくメロディーを奏でる光景が素晴らしくウルウルするほどでした。
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もう一つは神戸市の西神中央駅に置かれたピアノを弾く42歳の目の不自由な女性の演奏も感動的でした。軽やかなタッチのAKB48の「365日の紙飛行機」の演奏は素晴らしかったです。
『朝の空を見上げて 今日という一日が 笑顔でいられるように そっとお願いした 時には雨も降って 涙も溢(あふ)れるけど 思い通りにならない日は 明日頑張ろう』・・・人それぞれの紙飛行機が空高く飛び回っているようで元気をいただけました。
そっと椅子を元の位置に戻すお母さんと、演奏を終えて晴れやかな彼女の笑顔が忘れられません。
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人生の絶頂期にあって喜びいっぱいのカップルや、思い通りにならなかった人生を振り返る人など・・・ピアノの前で繰り広げられる人生模様は本当に人それぞれだと思ってしまいます。ただ、皆さん、ピアノを演奏している時はとてもいい表情をしていますね。そして音楽は心を通わせあえる共通言語なんだとあらためて思いました。
『駅・空港・街角ピアノ』。これからも続いて欲しいと思っています。
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※NHK-BS1『駅・空港・街角ピアノ スペシャル』の放映画面を撮影させていただきました。

『十字架のカルテ』 知念実希人

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一昨日の夕方、私の勤務先近くのスーパーの駐車場で、男子大学生が面識のない男に腰を刃物で刺されて重傷を負う殺人未遂事件がありました。男は自宅にいたところを逮捕され、警察では動機などについて調べているとのことです。

今回のような無差別殺傷事件があると、被疑者は逮捕時に意味不明のことを叫んで暴れるようなことをよく耳にしますが、この『十字架のカルテ』はそのような事例を題材にした小説です。主題は、刑法第39条、『刑事責任能力のない人は処罰の対象外とする、または、処罰を軽減する』というものです。法律に違反したなら処罰されるのが当然と思えますが、なぜこうした犯罪者をかばうような法律があるのでしょうか。また、被疑者が不起訴になった場合、何の落ち度もなく殺傷された被害者やその家族の無念の思いはどのようにして癒されるのでしょうか。双方に課せられたというよりも漠然と宙に浮いたような「重い十字架」について考えさせられる一冊です。

舞台は光陵医大付属雑司ヶ谷病院です。当院の院長で日本有数の精神鑑定医・影山司の助手に志願した新人医師・弓削凛が主人公です。彼女が目指すのは触法精神障害者、いわゆる犯罪行為を行った精神疾患患者への精神鑑定を行う医師です。精神鑑定を行って責任能力の有無を見極めることは、前述の刑法第39条との関係でとても大切な医療行為となっています。一般的な血液検査や画像などで客観的な診断をするのとは違い、判断材料は対象者との面談のみという主観に陥りそうな手法で診断する難しさがあります。被疑者が刑を逃れるために演技をしている「詐病」なのか本当の疾患なのかを診断することは、その後の訴追や刑事裁判に大きな影響を与えますし、被疑者はもちろんのこと、被害者やその家族の人権、心情などとも密接に絡んできます。

物語は5つの異なる事件が短編形式で繋がっています。精神疾患の診断だけでは謎が解決しない人間の心の中に潜む見えない闇をミステリータッチで描いているところが凄いです。
今年上半期に読んだ中では3本の指の中に入れても良いくらいに読み応えのある一冊でした。
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夏花壇点描 ⑥黒種草

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今日の夏花壇点描は、ニゲラ(クロタネソウ)です。
青や白の可憐な花が美しく、英語には“Love in a mist(霧の中の恋)”というロマンティックな別名があります。地中海沿岸から西アジアに分布する一年草で、いろいろな種類がありますが、園芸種として一般的に親しまれているのは、南ヨーロッパ原産のクロタネソウです。
花弁のように見える部分は萼片で、苞と呼ばれる糸状の葉が花を包むように覆っています。本当の花弁は退化していて目立ちませんが、八重咲きの品種では花弁が萼片のように発達しています。
花後にできる大きな果実は、風通しのよい日陰に吊るして乾燥させればドライフラワーになります。インドでカレーのスパイスとして利用されるブラッククミンは、この仲間のニゲラ・サティバです。
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夏花壇点描 ⑤矢車菊

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今日の夏花壇点描は、青紫色のヤグルマギクです。ミックスガーデンフラワーには他に桃、鮮紅、空、白色などいろいろな色のヤグルマギクの種子が入っています。ヨーロッパ東部から南部の原産で、ドイツ、エストニア、マルタ、フランスなどの国花にもなっているそうです。

函館と関係するところでは、啄木の歌に『函館の青柳町こそかなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花』というのがあります。1910年(明治43年)12月に刊行された歌集「一握の砂」に所収されています。
このなかの「矢ぐるまの花」は矢車草(ヤグルマソウ)ではなく、ヤグルマギクの花をさしています。園芸上は混同して「ヤグルマソウ」と呼ぶことが多いようで、啄木もそのように覚えていたのかも知れません。

ヤグルマソウは草丈が1m位にもなる植物で、葉の形が鯉のぼりといっしょに立てる矢車に似ており、ヤグルマギクとは全く別物です。
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夏空なしに立秋へ

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あと数日で立秋ですが、北海道はスカッとした夏空を拝めない日々が続いています。この先の1週間もほとんどが傘マークがついていますので、あまり好天の期待は出来ないようです。
こんな天気が続くと伸びるのが雑草と芝生です。雑草は仕方がないとして、芝生は1週間に1度のペースで刈らないとボウボウに伸びてしまいますので、せっせと刈っています。今年の春に整地して種を蒔いたところもそれなりに芝生になりつつあります。私の実感ですが、園芸の中で芝生の管理が一番難しいように思います。
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4ヶ月しかもたなかったハードディスク

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NAS(Network Attached Storage)は、家庭内LANに接続できれば自宅や外のどこからでも利用可能なファイルサーバです。私も主にデータのバックアップ用としてsynologyの2ベイの製品を使っています。RAIDといって2ベイの1台のハードディスクが故障してももう1台でデータの消失を防ぐような構造になっています。そんなことで、3TBのハードディスクを2台組み込んでいるのですが、このハードデイスクの持ちが芳しくありません。1台は1月にクラッシュして交換したばかり、そして3月に新規購入したもう1台が昨日クラッシュしてしまいました。3年間の保証が付いていますので、保証期間内は交換をしてくれるのですが、頻回の不具合はどうしたものかと思っています。
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メーカーのホームページからRMAという返却承認を申請し受理されると下記のようなメールが送られてきます。そうしますと、送付先が指定されますので、所定の様式に従って送ることになります。Western Digitalというメーカーはアメリカに本社がありますが、製品を作っているところはタイらしく、ユーザーのところへの代替品はタイから直接送られてきます。デジタル製品に限らず信頼性の面から"Made in Japan"を使いたいと思っていますが、作っていないのでは仕方がありませんね。
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ハードディスクの送付には静電防止袋ESDシールドバックというものを使います。これは必須で、この袋に格納しないことには、送っても受け付けてもらうことは出来ません。電子部品を静電気放電から保護する袋らしいです。すでに不具合に陥っている電子機器を保護する意味があるのかどうか分かりませんが、一応ルールですのでこの袋に入れて送ることになります。
いずれにしましても信頼の"Made in Japan"の製品が増えてくれるといいですね。
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2020年6月のピアノ

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日本ピアノ調律師協会のカレンダーの6月は、古いグランドピアノでした。

このピアノを製作したコンラート・グラーフ(Conrad Graf 1782-1851)は、19世紀のウィーンを代表するピアノ製作者のひとりです。1824年に宮廷ピアノ製作者の称号を取得し、1835年の第1回ウィーン工業見本市のピアノ部門で金賞を受賞するほどの腕前でした。時代は同業製作者の多くが金属の支柱をフレームに組み込む方向に向かっていましたが、彼は伝統の音色を守るため1840年まで木製フレームにこだわり続けたことでも知られています。
シューベルトは幼少期からグラーフのピアノを愛用していましたし、難聴の進んだ晩年のベートーヴェンも使っていたといいます。また、シューマン夫妻はグラーフからピアノを贈られていますし、ショパンも1829年のウィーンでのデビューリサイタルにグラーフのピアノで演奏して成功を収めたそうです。
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夏花壇点描 ④山字草

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夏花壇の第4弾はクラーキア・ウングイクラタという花です。
原産は北米西部のロッキー山脈から太平洋沿岸にかけての地域で、日本へは明治期に渡来しています。日本名は山字草といいます。濃いピンクと白の花が咲いていますが、今回はピンクを撮影してみました。
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夏花壇点描 ③姫金魚草

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今日も20℃ほどと夏とは思えないような天気の北海道南部です。

夏花壇点描は、ピンク色の小さな花のリナリア(姫金魚草)と、赤い穂のような花が印象的なクリムソン・クローバー(スカーレット・クローバー)です。姫金魚草は、パステル調の色違いの花が沢山咲いていますので、他の花の背景などで何度かお見せできると思います。とても丈夫で空き地などで自然に生育しているところもあるようです。
クリムソン・クローバーはヨーロッパ原産で、明治期に牧草として導入されました。葉は普通のクローバー(ツメクサ)のようで、土壌改良の緑肥としての活用もあるそうです。
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夏花壇点描 ②花菱草

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今日の函館は最高気温が20.8℃。ヤマセと呼ばれる東風が吹いて肌寒く、とても夏とは思えないような天気が続いています。例年ですと夏蝉が賑やかな季節なのですが、今年は個体数も少なくあまり威勢がよくありません。
そんな不順な天候には、黄色い花でスカッといくのが一番ですね。
花の名前は、カリフォルニア・ポピーです。日本では花菱草といいます。アメリカ・カリフォルニア州の州花になっているそうで、日本には明治期に持ち込まれています。花の形が家紋の花菱に似ていることが日本名の由来となっています。
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夏花壇点描 ①ヤグルマギク

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今日の函館は20℃に達せず、雨が降ったりして少し肌寒いような天気でした。せっかくの4連休でしたし、Go To何とやらも始まって少し賑わいも出てきていただけに、ちょっと残念な天気でした。

今年の春に一年草のミックスフラワーガーデンという花の種子を2袋購入して植えてみましたら、花壇がいろいろな花々で埋め尽くされるようになりました。発芽率が50%ということでしたので、小さな育苗ポットに種子を蒔いて苗にしてから植えました。20種類以上も混合されており、小さな花で玉手箱をばら撒いたような感じです。花の名前は定かではありませんが、夏花壇点描として少しずつ紹介させていただきます。ちなみに花の種子は一袋5mlで300円ほどでした。

まず、白いヤグルマギク(コーンフラワー)からスタートです。
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エゾ梅雨に咲く紫陽花

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このところ鬱陶しい曇り空が続いている北海道南部です。梅雨がないといわれる北海道ですが、道南に限っては「エゾ梅雨」と称してこのような蒸し暑い鬱陶しい天気が続きます。
こんな天気に元気を出すのが紫陽花です。山アジサイはほぼ終わりですが、それらに代って俗にいう紫陽花が色づいてきました。この先一週間ほどはこのような天気が続く予報ですので、しばらくは紫陽花の天国です。
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ニッコウキスゲ、オオウバユリ、ギボウシ

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昨年の秋に植えたニッコウキスゲが咲き出しました。ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)の大群落は夏の高原の風物詩で、日光霧降高原や霧ヶ峰高原、尾瀬などが有名ですね。昨日の夕方にもう少しで咲きそうでしたので、朝に雑木林へ行って見ましたら咲いていました。10本ほど植えたのですが、今年咲きそうなのは数本のみで、残りは来年から咲くかもしれません。
北海道ではエゾゼンテイカ、エゾカンゾウとも呼ばれています。名前が似ているものでエゾキスゲがありますが、色具合や花柄など微妙な点で異なります。
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時期を同じくしてオオウバユリも咲いています。アイヌの人たちは、この鱗茎から澱粉をとっていたそうで、大切な食べ物だったようです。この植物は花を咲かせるまでに6~8年ほどかかるらしく、花は一生に一度だけ咲いて、その生涯を終えます。オオウバユリにとって花は貴重なんですね。花の寿命も数日とそれほど長くはありません。
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ホスタ・パトリオットという種類のギボウシです。斑入りの大きな葉っぱは、林の中でも存在感がありますが、花もなかなか綺麗です。ユリ科でまとめてみましたが、雑木林の中では夏本番を感じさせるヤブカンゾウなどがこれから咲いてきます。
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梅の木があると楽しい

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軽く色づき始めた豊後梅を収穫しました。2本の木がありますが、日当たりか土壌によるものなのか、1本はまだ青々としていて今日のところは色づいた1本のみです。大小さまざまですが、大きなものはラージ・ピンポン玉くらいと結構大きいです。妻が梅干し作りをしますが、もう少し黄色くなるのを待ってから塩漬けにするようです。
春の綺麗な花、そして夏の果実。庭に梅の木が1本あると楽しいです。
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夏花壇の主役 スカシユリ

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スカシユリが次々に花をつけて庭の主役になっています。この球根も昨年の秋遅くにホームセンターで売れ残って値段が安くなっていたものを購入しました。球根自体が少し痛み加減でしたので、どうかなと思ったのですが、写真のように見事に咲いてくれました。
ユリは種類が沢山ありますが、スカシユリという名前で市販されているものは、アジアンティックハイブリッドという系統のようです。今まであまりユリを植えたことがありませんが、スカシユリの魅力に惹かれて今秋には違う種類も少し植えてみようかなと思っているところです。
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グーズベリーの収穫

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ガチョウ料理に使うといわれるグーズベリーを収穫しました。別名を西洋スグリと言うらしいですが、私たちは子供の頃からグスベリと呼んで青いうちからよく食べていました。青い時は酸っぱいのですが、赤くなるにつれて甘みが出てきます。冷涼な気候を好む低木で、北海道では放っておいても良く育ちます。
1本で3kgも収穫がありましたが、幼木がもう1本ありますので、数年後には倍の収穫を見込んでいます。完熟したものは生食として少しだけ冷凍保存し、残りはすべてジャムにしました。酸味のパンチがきいてとても美味しいジャムになります。
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ストロベリーアイス

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売れ残りの苗を安く買うのが得意ですが、こちらも売れ残りをゲットしました。
macotoガーデンのメンバーに加わったのは「ストロベリーアイス」です。先日一足早く仲間に加わった「プリンセス ドゥ モナコ」同様に白地に濃いピンクの覆輪が入って可愛い花です。

「ストロベリーアイス」ってことは、子供の頃に食べた「かき氷」の苺ですよね。フワフワの削り氷の上に苺色のシロップをたっぷりかけて食べた思い出があります。苺色といっても本物の苺の果汁は一滴も入っていなくて、人工的な紅色の怪しいものだったと思います。食べた後に舌が真っ赤になって、友達と見せあうのが「かき氷」食後の定番の儀式でした。他にメロン(緑)やレモン(黄)のシロップもありましたが、本物のメロンやレモンなんて食べたことがありませんでしたので、こちらももっぱら空想の食べものでした。やはり舌は緑色と黄色に変色していたのは言うまでもありません。
そうそう、大金持ちになってT字型のヘタのついた網目の綺麗なメロンを1個丸ごと食べるのが子供の頃の夢でしたね。セピア色になった遠い遠い昭和30年代中頃の思い出です。(^^♪

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変調はたったこれだけの原因だった

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愛用している背負式動力噴霧機。一昨日、使っている時に突然不調になりました。
アイドリング時はまったく問題はないのですが、スロットルレバーを廻してエンジンの回転数を上げると止まってしまうのです。再度エンジンをかけて操作をしても同様の現象が続きます。分解してキャブレターの洗浄などをしてみたものの駄目で、ほとほと困り果ててしまいました。
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最後に燃料タンクのキャップに目をつけ分解洗浄してみました。燃料タンクはガソリンの汲み上げとともに陰圧になりますから、キャップ自体に特殊な弁が組み込まれています。下はキャップを分解したところですが、左の白いお皿のような部品の真ん中に黒く見えるのが弁です。ここから陰圧になった分だけの空気が入るようになっています。弁がついているのは傾けた時にガソリンがキャップから漏れ出すのを防いでいるものと思われます。案の定、ゴムがくっ付いて穴が塞がっていました。ここをキャブクリーナーと爪楊枝のようなもので優しく清掃して通りを良くしてやりました。
ジャーン。大成功でした。(^^♪
たったこれだけですが、燃料を送れなくなってしまうのですね。
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ついでですので、グロメットや燃料フィルター、燃料チューブ、リターンチューブなどの交換も行いました。私の所有している農機具は殆どホンダ製で、いずれも4サイクル・エンジンを搭載していますので、修理部品などはほぼ互換性があります。また、構造も一緒ですから修理手順を一度覚えてしまうと簡単に修理が出来る便利さがあります。
他のメーカーの製品は分かりませんが、同様の症状でエンジンが不調の際には、キャップや燃料ホース系のことも忘れないようにしてください。

新型コロナウィルスに纏わる免疫のお話

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1週間ほど前の朝日新聞デジタル版に大阪大学免疫学フロンティア研究センター招聘教授の宮坂昌之さんによる新型コロナウィルスに纏わる免疫のお話が掲載されており興味深く読ませていただきました。

私も新型コロナウィルスの抗体検査を受けた旨を報告させていただきましたが、巷では抗体検査が脚光を浴びており、市中の一般診療所でも普通に抗体検査が行われるようになってきました。ただ、宮坂さんは抗体だけで免疫を語ると道を誤ると言います。どのようなことなのでしょうか。宮坂さんのお話の要旨を私なりに整理して書いてみたいと思います。

免疫といえば抗体というのは間違い
そもそも抗体検査をするというのは、異物に対する抵抗力つまり免疫イコール抗体という概念があるからなのですが、これは私たちが学生時代に習った古い免疫学の考え方だと宮坂さんは言います。新型コロナウィルスに関しては抗体は免疫機構の中でそんなに大きな役割を担っていない可能性が高いと言います。回復した人の3分の1はほとんど抗体を持っていないという研究結果のあることが証明しています。

自然免疫と獲得免疫
それでは異物に対する防御機構とはどのようなものなのでしょうか。それには自然免疫と獲得免疫の二つがあります。自然免疫は生まれた時から備わっているもので、皮膚や粘膜の物理的なバリアや、かりにバリアを突破して病原体が体内へ侵入しても白血球の一種である食細胞(好中球や単球など)が数分から数時間のうちに発動して病原体を食べて殺してくれる働きがあります。ここまでが自然免疫の役目です。
自然免疫で新型コロナウイルスを排除できなかったら、獲得免疫の出番です。獲得免疫は発動するまでに数日かかりますが、最初に刺激されるのはヘルパーTリンパ球で、獲得免疫の司令塔です。これがBリンパ球に指令を出すと、Bリンパ球は抗体を作ります。一方、ヘルパーTリンパ球が兄弟であるキラーTリンパ球に指令を出すと、キラーTリンパ球はウィルスに感染した細胞を殺します。

自然免疫だけでウィルスを排除できる人もいる
このように抗体を持たなくても、自然免疫が強ければ、自然免疫だけで新型コロナウィルスを撃退できる人がいるのです。宮坂さんは全体の10%くらいは自然免疫だけで新型コロナウィルスを排除したと推測しており、さらにキラーTリンパ球の関与も治癒に関して重要な要素となります。つまり抗体の保持率イコール既に感染して治った割合とはならないことがお分かりいただけると思います。

抗体には善玉、悪玉、役なしがある
Bリンパ球によって作られた抗体にも働きによっていろいろな種類があるようです。私たちが抗体というものに対して普通に抱いているイメージであるウィルスを攻撃し排除する働きのある抗体のことを分かりやすく「善玉抗体」と呼びます。逆にウィルスを活性化させる抗体である「悪玉抗体」というものや、またウィルスを攻撃もしないし活性化もしない「役なし抗体」もあるそうです。
一般的に多くのウィルスは獲得免疫が働くと善玉抗体がたくさんできるのですが、これにも個人差があるようです。善玉抗体を作りやすい人は治りやすく、悪玉抗体や役なし抗体を多く作る人は治りにくいといいます。武漢医科大学で新型コロナウィルス感染者の血液を調べたところ、感染者のうち無症状の人は抗体量が少なく、重症者は常に抗体が多い傾向が示されましたが、この事実から重症例では悪玉抗体を多く産生している可能性が高いようです。

集団免疫の獲得は難しい?
前述のように抗体の保持率だけを考えるのは意味がないことがお分かりいただけたと思います。そして国民の60~70%程度が感染して抗体を保有する集団免疫が終息のひとつのカギのようなことを感染症の専門家が仰っていましたが、こと新型コロナウィルスに関して集団免疫は難しいのではと宮坂さんは述べています。つまり一度獲得した抗体保有が長期間にわたって続くことが集団免疫の前提となるわけで、すぐに抗体が消えてしまったら集団免疫はいつまでたっても獲得できないことになります。宮坂さんは新型コロナウィルスの抗体保有は数ヶ月~半年程度ではないかと考えています。事実、集団免疫を目指したスウェーデンやブラジルでは、闇雲に重症感染者や死者を増やすばかりで、集団免疫獲得の戦略は失敗に終わっています。

ワクチンの有効期間は短い?
世界中でワクチンの開発競争が繰り広げられていますが、ワクチンは有効なのでしょうか。破傷風やポリオなど免疫が数十年も続く病気もあれば、インフルエンザウィルスのように3~5ヶ月程度しか続かないものもあります。宮坂さんは新型コロナウィルスはワクチンが出来ても、インフルエンザと同じように有効期間は極めて短いものになるのではないかと考えています。かりに3ヶ月とすると新型コロナウィルスは夏場も罹患しますから、年4回も接種しなければならないことになります。

自然免疫をフル稼働させるには
人間の体は、自然免疫が強いと獲得免疫も強いという性質があることが知られています。そこで自然免疫をフルに活躍できる状態に保持することが大切です。そのためには、なかなか難しいことですが、ストレスの少ない生活をすることが重要になります。適度の有酸素運動をしたり、毎晩お風呂に入って体温を上げたりして、血流をよくすることが大切のようです。もう一つは、免疫は体内時計がつかさどっているので、昼間は免疫が強くなり、夜は弱くなります。ですので、体内時計を毎朝きちんとリセットして、規則正しい生活をすること。朝日を浴び、軽い体操や散歩するなどして、体内時計が狂わないようにするのは大きな意味があるといいます。喫煙と過度の飲酒は論外でしょう。
そして免疫力の低下は加齢が非常に大きな要素であり、50代を過ぎると免疫力は半分になると言われます。新型コロナウィルスの重症者の95%は60代以上というのは肯ける数字です。
それから前述のように適度の運動の大切さを書きましたが、逆に過度の運動は免疫力を低下させることが知られています。アスリートが健康かというと、そうでもないことからもお分かりいただけると思います。高齢者で過酷な山登りやフルマラソン、トライアスロンなどで頑張っている人もおりますし、私のようにsea to summitに参加する者もいますが、自然免疫の観点から言うとあまり芳しくはないようです。免疫力のことだけを考えれば、高齢者は何事もほどほどにするのがベストなのでしょうね。

ウィズコロナ時代を生きる接触制限と行動変容
最後にウィズコロナ時代を生きる新しい日常生活についてですが、宮坂さんは人々の全体の接触率を8割減らすといったマスの対策は必要ないと仰っています。実験によれば、①1.5mの距離を取れば直接に飛沫を浴びる可能性は極めて小さい②マスクを着用すれば9割の飛沫の飛散は防げる③微少飛沫は残るが、換気すれば飛散することが確認できたそうです。従って、他人と1.5mの距離を保つ、他人に感染させないためにマスクを着用する、換気をする、しっかり手洗いする、といった緩やかな接触制限と行動変容で対応できると言います。

良いワクチンが出来るまでには2年以上はかかるでしょうし、重症化を止める薬の開発にも時間がかかるものと思います。しばらくは新型コロナウィルスとうまく共生していかなくてはならないことでしょう。その間にウィルスは変異を繰り返して弱毒化していってくれることを私は祈っています。
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青の洞窟 岩部クルーズ (動画)

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岩部クルーズの最大のビューポイントである「青の洞窟」をGoProで撮影した動画です。
岩部クルーズ代表の平野松寿さんによる楽しいガイドと、船長の福士さんの巧みな操縦という息の合った絶妙のコンビネーションでクルーズは運行されています。「青の洞窟」はお天気に左右される要素が大きいと思いますが、眼前に広がる手つかずの大自然は想像以上の絶景です。ぜひお越しになってみてください。
《下のドローン写真は岩部クルーズのウェブサイトからお借りしました》
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動画は5分20秒ほどです。海岸線の奇岩などが複雑に入り組んで目を惹きますが、海の透明度にもご注目していただければと思います。潮の流れのはやい津軽海峡は美味しい魚介類や昆布など海の幸に恵まれています。
 

ドジをしてしまったヒルクライム

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今日の函館は23.5℃と比較的涼しく、絶好のヒルクライム日和でした。しかも風がありませんので、ドローンを飛ばすには最適と思い、サイクリングザックに詰め込んで、隣町の木地挽高原へ自転車で登り一周してきました。噴火湾展望台(標高650m)に着いて、いそいそとドローンを飛ばそうと準備をし、バッテリーゲージを見たら3本ともゼロを表示しているのにはビックリです。いつも使ったら即充電して次に使用する時の用意をしているのですが、前回の使用後に充電するをすっかり忘れていたようです。そんなことでせっかく背負って行ったドローンの出番はありませんでした。
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ドローンの準備していたら、放牧している牛たちが集まってきました。好奇心の強い子牛のようです。何をしているのだろうと興味津々といった感じです。このあとに電池ゼロを知るのですが、もうガックリです。
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プリンセス・ダイアナ

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クレマチスのプリンセス・ダイアナが満開になっています。毎年、この時季になるとプリンス・チャールズも植えるとよかったと思うのですが、花が終わると忘れてしまいます。華やかななかにも気品があって、ダイアナさんの名にふさわしい花ですね。
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青の洞窟とツヅラ沢 「岩部クルーズ」

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圧倒的な自然美に溢れた海岸線の景観だけで大満足ですが、岩部クルーズの最大のビュースポットは「青の洞窟」です。その洞窟と昭和20年代に集落があったというツヅラ沢を別枠で記したいと思います。

まずは「青の洞窟」ですが、海上から見ると想像していたよりも間口が小さいという印象でした。ただ、実際に入ってみると結構奥行きがあり、また船が中で旋回できるくらいのスペースがありますから、外からの印象とは異なるものでした。天気によっては青く見えない日もあるようですが、当日はピカピカの天気でしたから、エメラルドグリーンに輝いて最高でした。それにしましても神秘的な色ですね。
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こちらは集落があったというツヅラ沢の全景です。
資料によりますと、終戦後の昭和23年4月、樺太から生まれ故郷の福島村(当時)へ引き揚げてきた山名菊太郎氏を代表とした6世帯35名が漁場開発を目的とし定着したそうです。もちろん電気も水道もありませんし、ヒグマの出没やマムシなども多く生活は困難を極めたようです。また、ご覧のように三方が急峻な山で囲まれており、漁船が福島村との唯一の交通手段でした。
ツヅラ沢湾内では、イワシ、ホッケ、ヤリイカ、ソイ等を、沖合では配縄漁でサメを獲り、それらを加工して北海道各地や本州へ出荷していたそうです。入植2年が経つ頃には、ツヅラ沢の塩辛は有名ブランドといわれるまでになったとのことです。
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当時の集落の様子です。雪がまだ残っていますので春先と思いますが、簡単な掘立小屋のような住居は本当に凍えるように寒かったのではと想像されます。そんなこともあり、3年目には全員この地を離れることになったようです。現在は当時の様子を感じさせる人工物はまったくなく元の自然に戻っていますが、松林だけは当時と変わらない姿を見せています。上陸できるものならテントを張って滞在したいような何となく惹きつけられる景色です。《貴重な写真は岩部クルーズのサイトからお借りしました》
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岩部クルーズのルートです。矢越岬までの約5kmを往復します。次回は紅葉時期の秋に行ってみたいと思っています。
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道南の秘境探訪 「岩部クルーズ」

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いよいよ岩部クルーズの出航です。船長さんから「最高の天気の日に来たねぇ」と声をかけられ、テンションが上がります。岩部の海は信じられないくらいに透明度が高く、海の底のウニなどが手に取るように見えます。
出発地点の岩部地区から隣の知内町の小谷石地区までは道路が通っておらず、それだけに自然がそのまま残っているまさに秘境に相応しい場所です。美しい海岸線には多くの奇岩や島が点在し、熊や鹿などの陸上生物、イルカなどの海の生き物、そしてイワツバメやミサゴなどの野鳥なども生息し眺めることが出来ます。
北海道には知床や積丹など素晴らしい景観の海岸線がありますが、それに負けないくらいに魅力のあるところと思いました。ぜひ、岩部海岸へお越しになってみてください。

※上から5枚目の写真は孵化20日目のカモメの雛です。
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『福島町がおごります』プロジェクト

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昨日の函館は最高気温が29℃と今年一番の暑さになりました。
仕事はお休みの日ですので、予約をしていた福島町の岩部クルーズへ行ってきました。昨年の夏にも予約をしていたのですが、あいにく天気が悪くなって欠航になった経緯があります。今年は絶対に行こうと待ち構えていたのですが、このコロナ禍で4、5月は中止になり、やっと6月から運航開始になりました。6月は標記のプロジェクトで全便無料になるとアナウンスされたら、数日で6月中の全便が満席になり、私のようにノロノロしている者はまったく予約の枠に入ることは出来ませんでした。7月はプロジェクトが無くなるので予約は大丈夫と予想していたら、今度は第2弾を実施するというではありませんか。第2弾は正規の料金を払い乗船するのですが、昼食のカレーと乗船料金に相当するお土産付きというものです。これも殺到するのではと思いつつも電話をかけると、何とか金曜日の午後の便に乗船できることになりました。そんなことで妻と一緒に福島町へ行ったというわけです。

そもそも大盤振る舞いをしている『福島町元気プロジェクト(それっ!福島町がおごります。)』は、福島町によりますと「医療関係や自粛されていた皆様に敬意を図ると同時に、感染防止に努めながら楽しんでいただきたいと思い企画を実施しております。自粛要請で溜まったストレスを自然豊かな当町で解消し満喫していただきたいと思います。」という趣旨なのだそうです。

乗船は13時ですので、12時までに来ていただき昼食はカレーを食べていただきたいということで、集合場所の岩部地区交流センターへ向かいました。いそいそと乗船手続きをして、オープンテラスで特製のアワビ・カレーをいただきました。それが下の写真のカレーです。ホタテベースのカレーにアワビが3個も乗っかっていて超豪華です。これ以上の贅沢はありませんね。最高に美味しかったです。
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お土産は乗船料金3000円に見合った商品の詰め合わせです。福島町産の海産物や飲料水、エコバックなども入っていました。岩部クルーズは海が穏やかで天気も良くて最高でしたが、こんなに大盤振る舞いをしていただいていいのって感じがしています。そうそう、横綱記念館などへの入場でもソフトクリームのサービスがあります。このソフトも超美味しかったです。
もう福島町大好きです。ワンダフル!! 美 Happy Fukushima。(^^♪
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横綱記念館と青函トンネル記念館

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函館から約80kmほどのところにある福島町へ行ってきました。
その昔、山登りに夢中になっていた頃に毎週のように行ってた大千軒岳の麓の町です。今回は前を通るだけで素通りしていた横綱記念館と青函トンネル記念館へ初めて入ってみました。

まず第41代横綱の千代の山と第58代横綱の千代の富士の偉業を讃えて建てられた横綱記念館です。
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第58代横綱の千代の富士。「ウルフ・小さな横綱」と呼ばれ誰からも愛された昭和最後の優勝力士です。惜しまれつつ平成16年に61歳の若さで亡くなったのは記憶に新しいところです。
妻の元ピアノの先生のご主人が、秋元貢(千代の富士)少年の小学校時代の担任だったということで、子供時代の様子をうかがって何となく親近感を抱いていました。千代の富士のお父さんは漁師だったようですが、貢少年は子供の頃から漁場に出て漁を手伝うほどに身体能力は抜群だったと話していました。千代の富士のようにスカッとする勝ちぶりのお相撲さんはもう出てこないような気がしますね。
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第41代横綱の千代の山は、私が子供の頃はまだ現役の力士でしたから何となく記憶に残っています。
私の父も小学校の教師で、若い頃に福島町にも赴任していたことがあって、当時の小学校で杉村昌治(千代の山)少年を担任したことがあると生前に話していました。詳しいことは忘れてしまいましたが、千代の富士と同様に子供の頃から身体が大きく運動神経も良かったそうです。力士時代は、細身ながら筋骨隆々とした体型で「鉄骨のやぐら」と称されていたようです。
人口4000人ほどの小さな町ですが、名横綱を二人も出すなんて凄いですね。
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そして同じ町内にある青函トンネル記念館です。
工事期間が20年以上、携わった人員が延べ1400万人の一大国家プロジェクトですが、この工事の北海道側基地が福島町でした。日本が世界に誇る世紀の工事の様子が、展示物や映像などで体感できる施設になっています。陳列されている掘削機械は、今では時代遅れになっているのかもしれませんが、気の遠くなるような海底トンネルをよく掘ったものと驚嘆してしまいます。
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ジューンベリーの収穫

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「ジューンベリー」。本州など一般的には6月に果実を収穫するのでこの名がついているのでしょうが、北海道では7月に収穫します。北海道では「ジュライベリー」と呼ぶべきかも知れませんね。
直径1cmほどの小さな実ですが、今年は例年に比べて若干果実が大きいような気がしています。赤紫色になると収穫適期です。忘れて適期を逃してしまうと、過熟して落ちてしまいますので、収穫のタイミングの難しい果実です。そうそうヒヨドリなど野鳥も好物のようで狙っています。
生食でもいいのですが、我が家では冷凍しておき、順次ジャムに加工します。あまり大きくなる木ではありませんし、春の清楚な白い花、夏の果実、秋の紅葉と、庭に1本植えておくと結構楽しめる果樹です。
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『クスノキの番人』 東野圭吾

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久し振りにカテゴリー「ちょっと面白かった本」の記事を書いてみます。

話題の東野圭吾の『クスノキの番人』。読後感想や内容に触れるべきなのでしょうが、特に東野さんの本はネタバレをしますと後で読む方が、まったくつまらなくなってしまいますので、帯とAmazonブックスなどに掲載されている簡単な内容紹介のさわりを掲載するにとどめたいと思います。 

その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。

不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。同情を買おうと取調官に訴えるが、その甲斐もなく送検、起訴を待つ身となってしまった。そこへ突然弁護士が現れる。依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのだ。依頼人に心当たりはないが、このままでは間違いなく刑務所だ。そこで賭けに出た玲斗は従うことに。
依頼人の待つ場所へ向かうと、年配の女性が待っていた。千舟と名乗るその女性は驚くことに伯母でもあるというのだ。あまり褒められた生き方をせず、将来の展望もないと言う玲斗に彼女が命令をする。「あなたにしてもらいたいこと――それはクスノキの番人です」と。

新月と満月の日の夜にクスノキの大木の根元にあいた洞の中で静かに行われる不思議な儀式のお話です。キーワードは「祈念」と「受念」です。クスノキのある月郷神社での人々の祈りは150年もの間続けられて今に至っていると言われています。クスノキに思いを託し伝えたいと願う人たちと、その思いを受け止める人たちの遣り取りが、慈しみに満ちていて何とも切ないです。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のような不思議なお話で、人間の温かさの感じられる一冊です。
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プリンセス・ドゥ・モナコ

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売れ残って安くなった苗を購入して植えたら、順調に蕾をつけ数輪だけですが花を咲かせました。
ラベルを見ましたら「プリンセス・ドゥ・モナコ」とありました。ラベルの写真だけではよく分かりませんでしたが、実際に咲いてみると何となく上品で本当にきれいなバラと思います。創出された詳しい経緯は知りませんが、グレース・ケリー(モナコ大公レニエ三世妃)へ捧げられたバラらしいですね。
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こちらは我が庭のバラの中で一番の大株になっているバラです。このところの雨で花がだいぶ傷んでいますが、大好きなバラなので撮影してみました。
名前ははっきりと憶えていないのですが、「ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ」だったような気がしています。間違っていたらゴメンナサイです。
「ジュビレ」とは「50周年記念祭」の意味らしく、このバラもモナコ公国元首レニエ三世大公の即位50周年記念に捧げられた品種なのだそうです。これも実際に見ると本当にきれいですよ。
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金継ぎ 第四弾

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夫婦喧嘩をして投げ合ったわけではありませんが、妻が壊れた急須を出してきました。こんなに粉々に壊れた陶器は捨ててしまうと思うのですが、物持ちがいいというか何といっていいのやらです。注ぎ口は根元からぼっきりと折れていますし、取っ手は5個程度に細かく割れています。
いくら「金継ぎ」と言いましても、こんなに激しいのは修復しないのでしょうが、にわか漆職人は根性でも直してやろうと立ち向かうことになりました。
この手のものには、ほんの少しの米粉に水をちょっと足して電子レンジでチンして糊状にしたものを用意します。これに適当量の漆を混ぜて、これを接着剤にします。両者は半々くらいでしょうか。これを接着面に薄く塗って、1時間ほど乾燥させます。半乾きの状態でないと、このように無残に壊れているものは、接着力が弱くバラバラになってしまいます。うまい具合に接着させましたら、数日の間放置して、完全に乾燥させます。あとは余分な所をナイフで削り、サンドペーパーをかけて下地は完成です。
最後は金泥紛を振りかければ修復完了です。
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夏山シーズンを迎えた北海道駒ケ岳 with Drawn (動画)

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昨日登った北海道駒ケ岳は活発な火山活動を繰り返しており、現在は頂上から200mほど下った「馬の背」と呼ばれる地点まで入山できることになっています。険しい溶岩塊の剣ヶ峰と呼ばれる頂上や巨大な火口原などを含めて立ち入ることは出来ません。
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ドローン(Mavic Mini)を担いで行きましたので、立ち入り禁止付近の様子を主体に上空から撮影してみました。山麓は殆ど風がありませんでしたが、標高900mほどのところですので、それなりに風があってあまり高く上げることは出来ませんでした。また、機体が見えなくなるほど遠くまで飛ばす人もいるようですが、初心者ですし怖くて水平距離も100mほどしか飛ばすことが出来ませんでした。
夏山シーズンを迎えた北海道駒ケ岳の頂上部の雄大な景色をお楽しみいただければ嬉しいです。動画は2分40秒ほどです。

好天に誘われて北海道駒ケ岳へ

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仕事はフリーですし、朝起きたらピカピカの天気でしたので、妻を誘って近くの北海道駒ケ岳へ登ってきました。6合目の駐車場から一時間程度で登れる比較的お手軽な山ですので、月曜日にもかかわらず結構な登山者と行き交いました。あまり風が無くて、半袖でも暑くてフウフウいいながらのハイキングでした。頂上部ではベニバナイチヤクソウがちょうど満開を迎えていてピンクの可愛い花が疲れを癒してくれます。
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水面からの離発着は大成功 (動画あり)

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天気はどんよりと曇って芳しくありませんが、風があまり強くないようですので、タライでのテストをパスして大沼で水面からの離発着をやってみました。
水面からですので、ビクビクしながら離水させてみましたが、いとも簡単に離水するのには驚いてしまいました。波があると水をかぶって危ないかなと思ったのですが、微かに波がある程度でしたのでドローン本体が水に濡れることもありませんでした。サードパーティの怪しいインチキオモチャと思っていましたが、使った感じはなかなかの優れものでMavic Miniをお持ちの方にはお勧めしたいくらいです。
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スイレンとコウホネが満開を迎えていました。水草や野鳥、湖畔の木々の様子を眺めるのも湖面を漕ぐときの楽しみになっています。
東大沼のキャンプ場が数日前にオープンし、日曜日ということもあってテントなどがちらほらと見えていました。キャンプ場にも少しずつ日常が戻ってきた感じがします。夏本番に向けて水遊びが楽しくなってきましたね。
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湖面から浮上させたMavic Miniを使って動画を撮影してみました。
高いところでは少し風の影響を受けますが、この程度であれば許せる範囲かなと思います。もう少し頻回に飛ばして、紅葉の時季までには撮影が上手くなりたいと思っています。

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