素敵な陶芸作品

カテゴリ:
Mさんからご自身で作られた素敵な陶芸作品をいだきました。
Mさんは、退職後に札幌の陶芸教室に通われているそうで、そこで作陶された作品とのことです。
あまりにもフォルムが美しいので、ロクロを回して作られたものと思っていたのですが、ロクロではなく12枚の板状の粘土を張り合わせて作ったそうです。
器のすっきりとした形状と釉の濃淡によって描かれた表面のデザインが相俟って、相乗的に器に躍動感を与えています。マグカップは口当たりなど使い勝手がいいですし、ビアカップは花瓶やオブジェなどにしてもいい感じです。とてもアマチュアの人が作ったとは思えませんね。
私も電動ロクロと灯油窯を持っているのですが、Mさんの素晴らしい作品を見せられて、ちょっと制作意欲を刺激されています。(^^♪
P7220011_1
P7220012_1
P7220014_1

梅の収穫

カテゴリ:
梅の収穫をしました。
無農薬ですから顔面(かおづら)は良くありませんが、自分の家で食べるものですのでまったく気になりません。豊後系は杏子との自然交雑実生種で、寒さに強く実も大きいので、植えていて重宝する梅です。
塩漬け後、数日天日干しして、我が家の梅干しとなります。
P7220003
梅干しに使う紫蘇は「裏赤しそ」という種類を使っています。
表は緑で、裏は赤というちょっと珍しい種類ですが、我が家では畑中に種がこぼれて勝手に生えてきます。
とても綺麗な色が得られますので、梅干し以外にも紫蘇ジュースなどにしても楽しめます。
P7220013

今日は一日草刈りサンデー

カテゴリ:
いろいろと忙しい一週間を過ごして庭のほうが少しおろそかになっていました。
そんなことで、今日は風が強いものの良い天気でしたので、草刈りと芝刈りに一日を費やしました。
このところ雨の日が少ないので、刈るたびに埃が舞って凄いのですが、頑張った甲斐があって綺麗になりました。
刈った後に振り返って全体を眺めるのは最高ですよね。
カッターマンにしか分からない醍醐味かも知れませんね。(^^♪
IMG_0976
IMG_0970

純和風温泉旅館はいいですね

カテゴリ:
大事な客人がお見えになり湯の川の旅館に宿泊することになりましたので、私たちも便乗して1泊してきました。選んだのは私が子供の頃から今の場所にある老舗の「竹葉新葉亭」です。会食などで何度か来ていますが、泊まるのは初めてです。
館内に一歩足を踏み入れると微かに香の薫りが漂って、何となく安らかな気持ちになります。のんびりと温泉に入ったり、まったりと畳の上に寝転んだり、縁側に座って静かに庭を眺めるなんてことも和風温泉旅館の楽しみかなと思います。
海岸通り沿いの巨大な旅館やホテルとは違い、あまり大きな旅館ではありませんので、団体客は少なく、とても静かでおすすめです。
昔からお料理が美味しいので知られていますが、夕食も朝食もとても美味しかったです。(^^♪
函館へお越しの際は、ぜひ「竹葉新葉亭」を選択肢のなかにお加えください。
P7190067
P7180014
P7190062
P7190055
P7180016
P7180026
P7180018
P7180029
P7190049
P7190057
P7190046

長明さん、南三陸町・志津川湾で再出発

カテゴリ:
ダイビングでお世話になっている函館市臼尻町にあるダイビングサービス「グラントスカルビン」。代表の佐藤長明さんが故郷の南三陸町・志津川湾でダイビングサービスを再開することになりました。

その様子が、7月15日の「海の日」にちなんで、NHK朝のニュース「おはよう日本」の祝日特集として取り上げられていました。
函館市臼尻町に来る前は、志津川湾でダイビングサービス「グラントスカルビン」を経営していたのですが、あの東日本大震災の津波ですべてが流されてしまいました。震災時はアラスカで撮影中だったようなことをうかがっていました。そんなことで拠点を函館市臼尻町に移したようです。
臼尻町も志津川湾と同様に暖流と寒流が混ざりあうところで多種多様な生き物を見ることが出来るとして選んだそうです。そして、その魅力を写真集や新聞、テレビ、ネットなどで発信していたのはご存知の通りです。
8年という時間の経過、そして国や自治体、ボランティアの懸命な復興事業のお蔭もあって志津川湾が本来の姿を取り戻しつつあり、再開しても大丈夫という確信が得られたようです。

臼尻町にあるダイビングサービスはそのまま併設という形で残っていますが、夏場はほとんど志津川湾でのみの営業になりますので、私などこちらのユーザーは潜ることが出来なくなってしまいました。個人的はとても残念ですが、お店のある南三陸町・志津川湾に多くのダイバーが来られるといいなと思っています。
志津川湾は綺麗なクチバシカジカやウミクワガタ、ダンゴウオなどが見られるので、是非にと仰っていましたので、行ってみたいと思っています。
P7160002
P7160001
P7160005
P7160003
P7160004
※写真はすべて7/15放送のNHK「おはよう日本」の番組を撮らせていただきました。

『PMFヨーロッパ・アンサンブル』コンサート

カテゴリ:
明日(7/16)に函館市芸術ホールにて、"Pacific Music Festival 2019"の函館公演『PMFヨーロッパ・アンサンブル』コンサートが開催されます。

PMFは、あのレナード・バーンスタインが創設した国際教育音楽祭で、毎年夏に多くの若手音楽家が札幌に集まって、技術の研鑽は勿論のこと音楽を通じての国際交流、国際相互理解を深めています。同時に世界を代表する音楽家が教授陣として名を連ねていますので、夢のようなアンサンブルが構成されて演奏会が開かれています。

今回の函館公演では、PMFベルリンのメンバーでフルーティストのアンドレアス・ブラウが、PMFウィーンのメンバーと共演します。アンドレアス・ブラウは1969年から2015年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者を務めた方です。PMFウィーンのメンバーも、ダニエル・フロシャウアー(ヴァイオリン)、ハインツ・コル(ヴィオラ)、シュテファン・ガルトマイヤー(チェロ)、ミヒャエル・ブラーデラー(コントラバス)、ラディスラフ・パップ(ハープ)とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で活躍している錚々たる顔ぶれです。

演奏曲目は、・モーツァルト:フルート四重奏曲 第4番 イ長調 K. 298、・ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲 ニ長調、・ロッシーニ:弦楽のためのソナタ 第2番 イ長調、・スメタナ(トゥルネチェク編):モルダウ、・モーツァルト:フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K. 285 とあります。

まだ、当日券が残っているようですので、函館および近郊の皆様、ぜひこの機会に一緒に聴きましょう。

そうそう、8/1にはサントリーホールで「PMFオーケストラ東京公演」が、8/2にはミューザ川崎シンフォニーホールで「PMFオーケストラ川崎公演」がありますので、首都圏の方はぜひお聴きになってください。ゲルギエフの指揮でショスタコーヴィチの「交響曲 第4番」が演奏されるそうです。またドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」では、今年のチャイコフスキー国際コンクール木管楽器部門の優勝者マトヴェィ・デョーミン(フルート)がソリストとして出演するとのことです。近くに住んでいたら絶対に聴きたいです。(^^♪
0101001

函館西部地区散歩 その2

カテゴリ:
西部地区散歩の続きです。
函館の西部地区には、伝統的建造物に指定されている洋風、和風、和洋折衷のいろいろな家がありますが、宗教施設もキリスト教の教会、お寺、神社と様々に混在しています。木魚を叩く音が聞こえると思えば、教会の鐘の音が鳴ったりとカオスというか不思議な雰囲気を醸しています。さすがにモスクはありませんが、いずれムスリムの人たちが増えればコーランが流れるようになるかも知れません。
そんな街並みを見ながら坂を登ったり下りたりします。
P7140029
P7140049
P7140037
P7140039
P7140046
P7140047
P7140041
P7140051
P7140068
P7140073
P7140074
P7140056
P7140057
P7140063

函館西部地区散歩 その1

カテゴリ:
市立函館博物館へ行く途中、西部地区を観光客気分でブラブラ散歩してみました。
半年ぶりくらいになりますが、新しい食べ物屋さんが出来たり、お店の入れ替えがあったりして、少しだけ変化していました。連休中なのにちょっぴり観光客の数が少なめなのが気になっていました。ぐずついている天気のせいなのでしょうか。
P7140004
P7140003
P7140005
P7140006
P7140008
P7140010
P7140011
P7140012
P7140016
P7140019
P7140023
P7140026

『箱館戦争終結150』展

カテゴリ:
市立函館博物館で開催されている『箱館戦争終結150』展を観てきました。

明治元年(1868)8月に品川沖を脱走した榎本武揚が率いる旧幕府脱走軍艦隊が同年10月に蝦夷地に到着し戊辰戦争の最後の戦いとなる箱館戦争が開始されましたが、翌明治2年(1869)5月に明治新政府軍による箱館総攻撃によって旧幕府脱走軍は敗北し、ここに箱館戦争は終焉することになります。
それから150年の節目の年にあたるということで、同展は企画されました。
市立函館博物館や市立図書館が所蔵する錦絵、戦地図、手紙、写真、詩書、軍服や砲弾など貴重な収蔵物が展示されています。特に新撰組副長の土方歳三や榎本武揚に関係する展示品はファンならずとも必見です。
P7140102
P7140096
P7140094
P7140081
P7140082
P7140083
P7140085
P7140087
P7140088
P7140089
P7140091
市立函館博物館のある函館公園内には、日本に現存する最も古い博物館建築である旧函館博物館一号館(明治11年/1878年建築)、白い壁に赤い屋根が美しい旧函館博物館二号館(明治16年/1883年建築)、そして私たちが学生時代に出入りしていた旧函館市立図書館(昭和2年/1927年建築)などの素晴らしい建物が点在しています。
P7140076
P7140078
P7140099

6月のピアノ

カテゴリ:
7月も半ばになりましたが、日本ピアノ調律師協会のカレンダーの6月のピアノの紹介を忘れていました。
6月は一般的なアップライトピアノでした。
ただ、聴いたこともない大倉楽器工業という会社で製作された「コスモス」というブランドのピアノです。製作年は1953年と言いますから、終戦から10年も経っていない昭和28年にこのような立派なピアノを作っていたのですね。
私たちのようなベビーブーム世代がこれから学校へ入ろうという頃ですから、学校からのニーズを当て込んだ工業化だったのかも知れません。
それと、戦後復興で高度成長期に入ろうとしていた時期でしたので、一般家庭のピアノブームの到来を予見していた可能性もあります。

ちなみに、日本にどのくらいのピアノメーカーがあったのか調べてみました。
まったくの予想外というか驚く結果でしたが、何と100社以上の国産ピアノメーカーがあったことが分かりました。
会社名もエビスピアノ製作所、フローラピアノ製造、スワン楽器などというユニークな名前が沢山あります。100社それぞれの技術者がしのぎを削って研究開発に没頭していたのでしょうね。現在はヤマハ、河合という2大メーカーに集約されていますが、各社が独自に開発した技術が現在のピアノ作りに活かされていることと思います。

日本の「ものづくり」が時代とともに衰退しつつありますが、この100社に及ぶピアノメーカーの存在を考えただけでも日本の技術の底力は凄いと思ってしまいます。
00001_0006

2019年7月の「おやつ屋さん」

カテゴリ:
あっという間に1ヶ月が経って、いつもの6日がやって来ました。
そう、6日は大好きな六花亭の「おやつ屋さん」の日です。
札幌地区は7日のようですが、函館は六花亭の「6」として憶えておくと分かりやすいです。

7月は「醍醐」のスペシャル版で、ふわふわ生地のチーズスフレです。
「コーヒー」「りんご」「ブルーベリー」のゼリーやジャムが、チーズクリームに抱きかかえられるように収まっており、それを2枚のふわふわスフレがサンドしています。
とても美味しくてワンダフルです。(^^♪

いつものように道内の店頭だけの予約販売(税込600円)です。

商品説明によると・・・
・コーヒー・・・香り豊かなコーヒーをクラッシュゼリーにして組み合わせました。
・りんご・・・真ん中に入れたシャキシャキのりんごシロップ漬けが程良い食感のアクセント。
・ブルーベリー・・・すっきりとした甘酸っぱさのブルーベリージャムがチーズクリームと良く合います。
P7070129
P7070131
P7070138

不思議な植物が出現

カテゴリ:
1ヶ月ほど前から雑木林の中にオレンジ色~黄褐色の不思議な植物がニョキっと出現しました。そしてみるみる大きくなり50cmにも成長しています。しかも枝先にはランのような花が沢山ついて次から次と咲いています。
植物は緑色と言う概念がありますから、この色合いはなんとも不釣り合いな感じがします。
今までも出てきていたと思うのですが、小さいうちに下草として刈り取ってしまいますので、初めて見る感じです。

調べてみましたら、「ツチアケビ」と言う植物らしいです。
花茎や萼片はオレンジ色~黄褐色で、一般的なキノコにありそうな色をしています。葉緑素を持たない菌従属栄養植物の仲間らしく、それでこんな奇妙な色をしているようです。菌に依存しているということで、ナラタケと共生するそうですが、付近にナラタケが出てきたような記憶はありません。
自分で光合成をしないで、栄養分を他の菌類に頼っているというのは、ずいぶんと横柄というか暢気な植物ですね。

秋には10cmもある真っ赤なウィンナー状の果実をたわわに付けるようです。それを乾燥させたものが「土通草(どつうそう)」とよばれ、強壮・強精薬として江戸時代から知られているようです。
この「土通草」はえらく高価な物らしいですので、作ってみようかなと思っています。(^^♪
P7080002
P7070122

視界不良の函館山へ

カテゴリ:
登山口の駐車場から小雨模様でしたが、合羽をがっちり着て函館山をぐるっと一周してきました。
下界からは函館マラソンの応援と思われる太鼓の音が聴こえてきますが、眺望はゼロで様子は分かりませんでした。
花々はしっとりと雨に濡れて、こんな日の花もきれいと思って眺めていました。
P7070101
P7070009
P7070013
P7070075
P7070090
P7070041
P7070051
P7070087
P7070097
P7070103
P7070026

カテゴリ:
先月23日に開催された"オホーツク SEA TO SUMMIT 2019"のオフィシャルのフォトギャラリーが公開されましたので、コピーして再掲載させていただきます。
楽しい大会の様子を感じていただければ嬉しいです。
カヤックや自転車などを持っていれば誰でもOKですし、レンタルすることも可能です。
ちょっときついところもありますが、私でも完走出来ましたので、来年はより多くの方に出会えることを楽しみにしています。
みんなで「オホーツクの風」になりましょう。(^^♪
2019_koutei
027
039
041
050
080
082
110
117

ジューンベリーの収穫

カテゴリ:
鬱陶しい天気が続いていましたが、午後からは久しぶりに青空が顔を出しましたので、ジューンベリーの収穫をしました。
1cmほどの小さな実ですが、たわわに実っていますので、見ているだけでも楽しいです。
収穫後、いったん冷凍して、後日ジャムになります。

ラズベリーも収穫期を迎え、にわか農園主は忙しい時季を迎えつつあります。(^^♪
P7060001
P7060007

彫刻美術館の ANIMAL Zoo展

カテゴリ:
旭川市彫刻美術館で標記の「ANIMAL Zoo展」が開催されていますのでご案内させていただきます。
旭川市には行動展示で一躍脚光を浴びた旭山動物園がありますが、彫刻美術館でも「身近な動物集合」と題して、収蔵している彫塑・彫刻、絵画から動物に纏わるものを選んで本展を企画しています。馬や猫、鳥、昆虫などの個性的な作品が展示されています。

猫に関しましては、昨年の6月に私の親類の者が木内克の作品を10数点寄贈しましたが、今回の企画展では一室にまとめて展示されるという嬉しい内容になっています。
私が当美術館まで慎重に運搬したのですが、その甲斐があってよかったと思っています。
旭川市内そして近隣にお住まいの方、また旭川へお越しになられる方は、ぜひ旭川市彫刻美術館へ足を運ばれることを期待しております。
建物も、旧陸軍第7師団の旭川偕行社として使われたもので、国の重要文化財に指定されています。
企画展は9月1日までです。
ANIMAL チラシPDF
①展示全景
④猫・鏡
⑤-1手びねり・猫
《本企画展によせて ~旭川市彫刻美術館~
旭川市彫刻美術館では、北海道ゆかりの彫刻家や中原悌二郎賞受賞作家の作品を中心に彫刻や素描・版画など約1200点の作品を収蔵しています。この所蔵作品の中から、身近な動物がテーマとなっている作品を取り上げます。
古くから、動物は絵画をはじめ彫刻や工芸品などの芸術作品に表現されてきました。
日常生活でよく目にする猫や鳥、虫などの動物たちの天真爛漫な様子や無邪気な仕草、野生を感じさせる動作は、彫刻家にとっては、格好のモチーフであり、また創作意欲を刺激するものであったといえます。
本展では、身近で親しみやすい動物の様々な表情や姿態の作品により、表現の多様さと面白さなど動物作品の魅力を紹介します。
また、昨年度寄贈を受けた第1回中原悌二郎賞受賞者である木内克が制作した愛情あふれる“猫シリーズ”の作品も展示します。

フルート 『山のけむり』

カテゴリ:
ここ2週間ほど練習していた『山のけむり』、いつものことながらこれ以上のレベルアップは望めませんので、このへんでいいことにしてアップさせていただきます。
この曲は、1952年(昭和27年)に”NHKラジオ歌謡”で歌われたのが最初といいますから、若い方は知らないでしょうね。作詞は大倉芳郎、作曲は八洲秀章です。
八洲秀章は、「あざみの歌」や「さくら貝の歌」、「毬藻の歌」など抒情的な曲を沢山作っている作曲家です。北海道の真狩村の出身で、作曲に関する専門教育はほとんど受けておらず、独学で曲作りを習得したようです。生涯に3000曲以上も作曲したと言いますから凄いです。

この『山のけむり』は、純情な山男のひと夏の恋の歌らしいです。
「山から下りてくる途中、行きずりの佳人と一緒になり、共に谷川の清水を飲み、野の花を摘み、山鳩の声を聴きながら峠を下りてきた。やがて別れる時がきて、後ろ髪引かれる思いで別れたが、あの時の山の煙と、茜色に染まった空を今でも忘れられない」といった内容の歌詞です。
素敵な歌詞とともにこの美しいメロディーが忘れられません。

楽譜とピアノ伴奏音源は、ガクフルさんにリクエストして作っていただきました。とても素敵にアレンジしてくださり感謝しています。背景の画像は、数年前に登った大雪山系 旭岳~白雲岳周辺です。

 

商業捕鯨でクジラ肉の消費は増えるのかな

カテゴリ:
数日前にオホーツク海でナガスクジラを見てきましたが、何の偶然か昨日から商業捕鯨が再開されました。国際捕鯨員会(IWC)を脱退してまで捕鯨にこだわる本当のところはよく分かりませんが、クジラを見てきた私としては少なからず衝撃を受けています。

団塊の世代の私たちの子供の頃は、動物性タンパク質と言えば魚か鯨類に頼っていたことは事実であり、肉と言えばクジラだったように思います。(肉と言っても魚屋さんで売ってましたが)
独特の臭みがあり、それを消すために血抜きをして、ショウガや醤油に漬け込んだものを竜田揚げにしていました。周囲が赤いベーコンや脂身を使ったクジラ汁と言うのもありましたね。
80年代の商業捕鯨末期には、牛肉や豚肉、鶏肉などが豊富に出回ってきたこともあり、クジラ肉を食べる習慣は殆どなくなったといっても過言ではありません。同時に世界各地で沸き起こった反捕鯨の活動も追い打ちをかけたものと思います。その頃に事業を引き継いだのが「調査」と言う名目の捕鯨です。

う~ん。なぜ消費もないのにクジラを捕るのでしょうね。
クジラは知的な動物だから保護しなければならないとする反捕鯨国の言い分は変だと思いますが、世界を敵に回してまで食べもしないものを捕獲することもおかしいように思います。しかも19億円もの国の補助金をつぎ込んでの事業ですから、首を傾げたくなります。
また、クジラは増えすぎると大量の小魚を食べるので、魚資源が枯渇するようなことを捕鯨賛成者のなかで仰る方がおりますが、これも科学的な裏付けがあっての発言なのかよく分かりません。

まあ、実際にクジラを見たことで感じたのは「感動」でした。ノスタルジーにかられてクジラ肉を食べて感動するよりも数十倍のインパクトがあったことは事実です。クジラは賢いと言いますので、捕鯨で逃げ惑うことでより警戒心を持つようになることは間違いないと思います。捕鯨よりもホエールウォッチで観光資源の実利をあげたほうが将来性があるように思いますが、いかがでしょう。
そうそう、19億円で船の側面がガラス張りのグラスシップを建造してくれたらワンダフルでしょうね。水中からクジラを見れるなんて考えただけでワクワクします。

鯨資源は食糧危機が迫ってくるまで、貴重なタンパク源として温存するという考えもありですね。
P6240264

裾合平の花々

カテゴリ:
裾合平への往復の間に登山道の脇に咲いていた花々です。
あまり花に詳しくありませんので、間違っていたらゴメンナサイです。(^^♪

まず一番目についたのが、ピンクのスズランのような「エゾノツガザクラ」です。直径1cmにも満たない小さな花で、とても可愛いです。
エゾノツガザクラ (4)
二番手に多かったのが、「キバナシャクナゲ」です。
厳しい山の中にありますので一般的なシャクナゲに比べて背丈が極端に低く、今の時期は白い花をたくさんつけてとても綺麗です。
花の色が黄色ではないのに「キバナ」とはおかしいと思いますが、蕾や幼花のときは少し黄色っぽいので命名されたのでしょうね。何枚目かに蕾の写真がありますのでご覧いただければと思います。
P6250352
エゾノツガザクラ (3)
黄色い花は「メアカンキンバイ」です。
もう少しすると、同じ黄色い花の「ミヤマキンバイ」も咲いてくるでしょう。
メアカンキンバイ (2)
これは「ショウジョウバカマ」です。
不思議な名前ですが、紫の花が能に出てくる架空の生き物「猩々」の頭の毛に似ていることに由来し、花の下の葉を袴に見立てたものと言われています。
ショウジョウバカマ
地味な花ですが、秋になるとフワフワと綺麗な綿帽子の「ワタスゲ」の花です。
今まさに咲き出したところなのでしょう。花が終わってから注目されるちょっと変わった花です。
ワタスゲ
メアカンキンバイ
エゾノツガザクラ (5)
メアカンキンバイ (3)
これも可憐な「エゾコザクラ」です。
庭先に植えられているプリムラやサクラソウから見ますと、なんともシンプルでいいですね。
エゾコザクラ
「エゾノマルバシモツケ」といいますから、北海道の固有種なのでしょう。
私の家にもシモツケがありますが、もっと色合いが派手な感じがします。
エゾノマルバシモツケ
こちらは不思議な名前の「ジムカデ」です。
地をはう茎がムカデに似ていることで命名されたと言いますので、イージーな名づけをするものですね。綺麗な花がちょっと可哀そうな気がします。
ジムカデ
キバナシャクナゲ
P6250369

ちょこっと裾合平まで散策

カテゴリ:
朝起きてホテルの窓から旭岳を見ましたら、山容が望めてまずまずの天気ですので、妻と一緒にちょこっと裾合平まで散策してみることにしました。

まずは山麓駅からロープウェーに乗って姿見駅を目指します。
P6250376
IMG_0914
ロープウェーを降りて駅舎を出ましたらこの景色です。
この日は山麓で20℃近くまで気温が上がって暑いくらいでしたが、数日前までは2~3℃で雪も降ったようなことを言ってました。本州の3000m級の山と同じ厳しさというのも頷けます。
その旭岳、くっきりと気持ちのいい日和です。
IMG_0917
P6250373
裾合平までの往復約6kmの間も大きな雪渓が沢山残っていて、ガスがかかったらちょっとヤバいかなと思いつつ、歩みを進めます。そうそう、「散策」などと気軽な感じで書きましたが、お手軽と言いましても、登山靴はもちろんのこと雨具や防寒具など最低限の登山の装備はして登られた方がいいです。
P6250322
IMG_0935
P6250327
裾合平が近づいてくると当麻岳を背後に大塚小塚山が見えてきます。
1877mと標高はそれほどでもありませんが、なかなか山容が美しくて登ってみたい魅力に駆られる山ですね。
P6250314
途中で出会った雪渓の雪壁です。私の身長が約170cmですから、ゆうに5m以上の厚さがあるようです。短い夏の間に解けちゃうのでしょうが、冬の到来も早いですから、万年雪の状態と言ってもいいのかも知れませんね。
P6250351
山の天気は一瞬のうちにダイナミックに変化します。
天気がよかっと思ったら、数分のうちに雲が湧いて山全体を覆い、それが風に流されて美しいシルエットを作ります。立ち止まって見ていても見飽きることはありません。
P6250333

山麓のちょっと小洒落たホテル

カテゴリ:
網走を発って北海道最高峰・旭岳(2291m)の麓の旭岳温泉まで来ました。
ここに一泊し明朝午前中に旭岳山麓を少しだけ歩いて帰宅予定です。
毎年のように旭岳には来ていますが、今回はちょっと小洒落たホテルにしてみました。
山男や山ガールの登山基地的な温泉地とばかり思っていたのですが、意外と素敵なホテルがあるんですね。
もう少し時間的に余裕があると山岳リゾートを楽しめたのでしょうが、バタバタしてちょっと勿体なかったかなと反省しています。
ゆったりと別荘気分で山岳リゾートを楽しみたい方にはおすすめです。
IMG_0895
IMG_0904
IMG_0885
IMG_0894
IMG_0883
IMG_0884

ホエールウォッチングに超感動

カテゴリ:
今回のオホーツクの旅のしめっくりは、ホエールウォッチングにしました。
前々日の夕方に道の駅「流氷街道網走」の中にある網走市観光協会の「あばしりネイチャークルーズ」で予約をして、当日の朝を楽しみにしていました。
そして当日、朝からピカピカの晴天で絶好のホエールウォッチング日和になりました。

集合時間の8:15には、すでにウォッチング船の「チパシリ」が接岸していました。長さ10.45メートル、最大速度25ノット(時速約46キロ)という白いきれいな船舶です。観光協会の方そして船長さんから乗船をするうえでの簡単な説明があり、いよいよ出航です。
IMG_0803
IMG_0805
約1時間ほどかけて知床半島の先端近くの海域まで進んでいきます。東寄りの風2mほどということでしたが、沖に出るにしたがって波が高くなってきます。結構波しぶきを受けたりします。
何もないオホーツクの海原を見て過ごしていましたが、突然「はるか前方にハシボソミズナギドリを発見しました」という船長さんからのアナウンスがありました。でも、私たちにはまったく何も見えません。
しばらくして前方に少しずつ鳥の姿が見えたと思ったら、なんと数えきれないほどの鳥の大群が乱舞しているではありませんか。やや黒っぽいハシボソミズナギドリです。その数、1万羽といいます。
南半球オーストラリアのタスマニア島からわざわざ知床までやってくるという鳥です。1年のうちに累計距離にして3万2000kmを移動するといいますから凄いです。
オキアミなどを主食にしているそうで、この鳥のいる近くにはクジラがいる可能性が高いのだそうです。
P6240191
P6240235
当日の乗船は10人ほどでしたが、みなクジラの行方に神経を集中しています。
相手は自然界の動物ですから、見ることが出来るどうかは運次第です。
私などはハシボソミズナギドリの大群を見れただけで、もう大感激していました。
P6240220
船上の高いところから、前田船長さんと弟さんのお二人が大きな双眼鏡を駆使して広い海原から情報を読み取っています。お二人は長い経験から得た知識で、海や鯨類のことは知り尽くしている方なのだそうです。左右前方と見事に船を操りますし、船上でのお話もとても面白かったです。
P6240226
そうしているうちに「前方12時にクジラを発見しました」のアナウンス。
「わぁ~」船上には大歓声が上がります。初めて見るクジラです。

体長20m、体重75トンという巨大なナガスクジラです。鯨類の中でシロナガスクジラに次ぐ大きさを誇っており、主に小魚やプランクトンを髭で漉しとって食べる突進採餌という方式で栄養分を採取しています。20世紀のクジラの乱獲により絶滅の危機に晒されている種であり、1986年からは全面的に捕獲が禁止されています。

実際にクジラを目にしますと、本当に凄いという言葉しか思い浮かびません。この日は4頭を見かけましたが、歓迎するかのように汐を吹いたりして、サービス精神旺盛なクジラかなと思ったりしていました。
P6240211
P6240240
P6240241
P6240264
P6240266
P6240268
P6240274
P6240281
P6240282
P6240285
他にも動きが速いイシイルカを5頭見ることが出来ました。水族館では飼育することは不可能だそうですから、海でしか見ることが出来ないイルカなのですね。

本当に感動・感激のクルージングでした。前田船長さんと弟さんには感謝です。

このクルージングは絶対におすすめです。網走にお越しになりましたら、ぜひ乗船してみてください。網走観光協会のホームページからでも予約することが出来ます。P6240291
P6240300
そうそう、私たちが乗った当日の船上の様子が「あばしりネイチャークルーズ」のツイッターの動画として見ることが出来ます。こちらをクリックしてください。
左の一段高くなっている展望デッキに上がって見ているのが私です。船の前を横切るナガスクジラの迫力が凄いですよ。

ぜひ訪れたい小清水原生花園

カテゴリ:
SEA TO SUMMIT大会中はゆっくり見ることが出来なかった小清水原生花園へ翌日寄ってみました。
オホーツクの海と濤沸湖に挟まれた細長い砂丘地帯に原生花園はあります。
季節によって見られる花は異なりますが、今の時期は北海道を代表するハマナス、小清水町の町花にもなっているオレンジ色が綺麗なエゾスカシユリ、そして群落はここだけと言われるレモンイエローが目に鮮やかなエゾキスゲなどが沢山咲いています。他にも数は少ないのですが、エゾフロウ、ハマエンドウなどが咲いていました。
すぐ近くに小清水原生花園駅がありますからJRの列車が便利ですし、駐車場も広いですからレンタカーなどでお越しになるといいと思います。
ここはぜひ訪れたいスポットの一つですね。
IMG_0823
IMG_0840
IMG_0831
IMG_0853
IMG_0861
IMG_0856
IMG_0869
IMG_0863
IMG_0866

カテゴリ:
なんとかバイクステージを終えて、最後の登山に入ります。
藻琴山の標高がちょうど1000mですから、標高差275m、距離は約2kmを登ることになります。
ここからは妻がオープン参加で一緒に登ります。
ふたこぶラクダの背のようになっているコル(鞍部)を越えた奥のピークが頂上です。
頂上部分はガスがかかっていましたが、途中からは屈斜路湖や知床連山がきれいに見えていました。
P6230155
P6230149
P6230153
ついに藻琴山の頂上に立つことが出来ました。
ゼッケンナンバーが"001"ですので、途中で会う人に何度も声をかけられました。1番を狙ったわけではないのですが、何となく恥ずかしいやら嬉しいやらで、不思議な気持ちで登っていました。
タイムでは一番になれませんので、せめてゼッケンナンバーだけでも1番はいいですね。
P62301672
P6230180
朝の寝不足による体調不良はどこ吹く風、絶好調で下山してきました。
"オホーツク SEA TO SUMMIT 2019"、無事完走することが出来ました。(^^♪
P6230183

カテゴリ:
特別列車を降りて、いよいよバイクステージに移ります。
小清水ツーリストセンターをスタートして、藻琴山の麓の「ハイランド小清水725」までを走る、総距離38.5km、標高差725mのレースです。

白いヘルメットと青いジャージで自転車にまたがっているのが私です。スタートしてすぐのところを妻が撮影してくれました。
IMG_0788
スタート地点のすぐのところにある濤沸湖湖畔から38kmも離れている藻琴山を望んだ景色です。なだらかな裾野を広げた標高1000mの頂上が今回の SEA TO SUMMITのゴール地点です。あまりにも遠いですし、標高差が半端ではありませんので、心が折れそうになります。山から吹きつける向かい風も強そうですし、リタイアしないで最後まで頑張れるでしょうか。
IMG_0799
左手に美しい山容の斜里岳を望みながらペダルを漕ぎます。
最初は緩やかなアップダウンを繰り返し、そして中間地点の小清水町役場を過ぎたあたりから徐々に傾斜を増していきます。
IMG_0872
IMG_0868
下は当日記録したサイクルコンピュータのデータです。距離は38.5kmですが、後半の20kmだけでほぼ750mを登りますから、バイクレースとしてはきついコースと言えそうです。ヨレヨレになりながらも何とか2時間半でゴールインすることが出来ました。bike

カテゴリ:
網走駅からバイクスタート地点になる浜小清水駅まで特別列車に乗って移動します。
SEA TO SUMMITのなかでも列車に乗って移動するというのは初めての試みなのだそうです。
9:30に出発して、約20分間の列車の旅を楽しみます。
ボランティアのガイドさんがオホーツクの見どころなどいろいろと説明してくださり、短い時間でしたがとても楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
P6230114
P6230120
車中からは青いオホーツク海、そして羅臼岳や斜里岳などの知床連山が青空に映えてとてもきれいでした。また列車から眺める原生花園も素晴らしかったです。
P6230127
下の写真はSEA TO SUMMIT連絡協議会のオフィシャルの写真をお借りしました。
エゾスカシユリやエゾキスゲ、ハマナスの咲き乱れる沿線を走る特別列車が素敵ですね。
これに乗ってたんですよ。(^^♪
64879450

カテゴリ:
大会本番の朝を迎えました。
ホテルの空調が冷房に切り替わっていないせいで、部屋の中が蒸し風呂状態で暑くてほとんど寝れない朝を迎えました。5月下旬には最高気温が36℃になったり、その前後の日には一桁台まで気温が下がったりと寒暖の差が極端に大きい地域ですので、今の時期は温度管理への対応が難しいのでしょうね。
そんなことで体調は万全ではありませんが、4時に起きて会場の呼人浦キャンプ場へと向かいます。

今回は妻が機材運搬などのサポートをするために同伴していますので、二人してカヤックの組み立てを行います。私たちはすぐ近くのホテルでしたので早めに到着しましたが、組み立て中にも続々と選手が到着して賑やかになり、いやがうえにもテンションが上がってきます。

開会式、そして7時になってパドルスポーツからスタートです。
前日までの天気予報を覆してピカピカの天気、オホーツクの風に吹かれて楽しく頑張りますね。
IMG_0743
IMG_0747
網走湖の呼子浦キャンプ場をスタートして網走川を下り、河口近くのエコーセンター2000までの約7.5kmのレースです。
川で繋がっている網走湖ですが、淡水湖ではなく海水が流れ込む汽水湖に分類される湖です。したがって網走川も上流から下流に一方向に流れる川ではなく、海の干満の影響をもろに受ける川です。
そんなことで、うねりが強くて方向が定まらないなど結構難しいパドリング技術が必要でした。
IMG_0765
P6230108
コースはとても整備されていて漕いでいてとても気持ちがよかったです。周囲の暖かい声援に励まされてゴールを目指します。
網走刑務所の美しい煉瓦塀も川から眺めることが出来ます。
P6230111
そして1時間半ほどで無事ゴールに到着です。妻が撮ってくれました。
特別列車まで時間がありますので、カヤックを解体して車に積み込みます。
さあ、いよいよ網走駅からの特別列車に乗って浜小清水駅へ向かいます。
IMG_07781

カテゴリ:
大阪ではG20サミットが明日から開催されますが、私は同じサミットでも山の頂上(summit)を目指す「オホーツク SEA TO SUMMIT 2019 」へ参加してきました。
開催地の網走市と小清水町は、函館から見ると北海道の端と端のような位置関係ですので、行けども行けども着かないようで、本当に遠かったです。

その「オホーツク SEA TO SUMMIT 2019 」、今回が初開催になります。
まず小清水ツーリストセンターへ寄って自転車を預けてから、初日の環境シンポジウムのある網走市のオホーツク文化交流センター(エコーセンター2000)へ行きます。網走川沿いの立派な施設で、翌日の本番のカヤック到着地点になります。
P6220080
P6220082
P6220087
環境シンポジウムが終わりますと、お楽しみのウェルカムパーティです。
オホーツクを思わせる青い色が綺麗な流氷draft「網走ビール」や海の幸が沢山乗った海鮮丼が用意されています。
他の地区での大会で一緒になった方々と再会を喜んだり、大会本番での健闘を誓って和気あいあいと楽しいひと時を過ごします。
P6220089
P6220097
白鳥台小学校の子どもさん達による可愛い「白鳥生き生き太鼓」が披露されました。「あばしりオホーツク流氷まつり」などのイベントに数多く参加しているだけに息があって素晴らしい太鼓の演奏でした。こういう地元の郷土芸能が披露されるのは嬉しいですね。
P6220095
そして、いつものようにモンベル会長の辰野さんによる篠笛の演奏です。いつ聴いても心に沁みる素敵な演奏です。お忙しいのに、いつ練習しているのか不思議というか謎です。

辰野さんは、1969年に中谷三次さんとともにアイガー北壁に挑み、当時の世界最年少での登頂に成功したことは知られていますが、同じ頃にマッターホルンの北壁も登攀しているのですね。
今年72歳になりますが、またマッターホルンに挑戦するそうです。成功を祈念してマフラーが送られましたが、そのマフラーを巻いての演奏です。無理をせずに楽しんで挑戦してきてほしいと思っています。
スイス・フランス語圏では、"Mont Cervin (モンセルヴァン)"とよばれていますが、私の中ではヨーロッパ・アルプスで一番に好きな山です。ジュネーブにいた頃には、近かったこともあり、何度か訪れて山麓でスキーをしたり、ボーっと山稜を眺めたりしていた思い出があります。
P6220102

旧タウシュベツ川橋梁

カテゴリ:
今回の旅でぜひ見たかったのが、旧タウシュベツ川橋梁です。
上士幌町にある糠平川(糠平湖)に架かる旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋です。ダム(糠平湖)の建設により新しい線路を通ることになったため、1939年から1955年までの僅か16年間だけ利用されて終わった橋梁です。士幌線自体は1987年に全線廃止されています。
ダムの水が少ない1月頃から9月頃までだけ見られ、10月頃からは湖底に沈んで見えなくなります。そして、水没や凍害などによる老朽化が進んでいますので、いずれ崩壊し消滅すると言われています。

今回は下調べが不十分で、近くまで車で行けるものと思っていたのですが、事前に林野庁の許可を得るか、ツアーに参加しなければ、近づくことが出来ないようです。次回は、事前に下調べをして近くまで行こうと思っています。

750m離れた展望台からの眺めですが、当日は雨模様でガスもかかって、あまりはっきりした眺望は望めませんでした。しかし、このぼんやりした感じもなかなかいいなぁと思っていました。
P6220068
P6220075
P6220073
P6220063

世界に数か所しかないモール温泉 (十勝川温泉)

カテゴリ:
宿泊は帯広近郊の十勝川温泉のホテルにしてみました。ここは世界に数か所しかないというモール温泉で有名です。
モールとはドイツ語で亜炭などを含む泥炭 (Moor) のことで、20世紀初頭にここ十勝川温泉で名付けられたそうです。30年ほど前までは、ドイツのバーデン・バーデンと十勝川しか発見されていなかったと言いますから貴重な温泉ということが出来ます。
石炭の形成途上で炭化が進んでいない泥炭や亜炭層を通った源泉を汲み上げるため、植物起源の有機質を多く含み、肌に触れるとツルツルとした感触があるのが特徴です。
実際には肌のツルツル感は勿論のこと、床が滑って転びそうになるほどでした。
お湯の色は飴色というかコーラのようで、不思議な感じがします。

下の写真はホテルのフロントにあった天然の亜炭です。この亜炭層を通って湧き上がるのが、モール温泉です。
いい温泉ですので、十勝に来ましたらぜひ十勝川温泉へお泊りになってみてください。
P6220055

雄大な景色の十勝牧場

カテゴリ:
十勝牧場へ行ってきました。
帯広市近郊の音更町にある国の独立行政法人の施設になります。
施設の入り口にある白樺並木は、NHK朝ドラ「マッサン」のロケ地として有名になったところです。北海道らしい牧歌的で雄大な景色を楽しむことが出来ます。
十勝牧場につきましても、同牧場のホームページに紹介がありますので、コピーして再掲載させていただきます。

JR帯広駅の北、約16kmの音更町に位置し、総面積4,100haの中に一級河川2つを有する牧場で、十勝平野を一望できる展望台、直線距離1.3kmの白樺並木、樹齢500年を超える柏の大木など観光スポットもたくさんあり、エゾリス、エゾシマリス、エゾユキウサギ、キタキツネ、タンチョウ等の野生動物も見かけます。
真冬には-25℃以下になることもあり、地下50cmまで凍結する厳しい気候ですが、4月にはフクジュソウ、アズマイチゲ、エゾエンゴサク、5月の連休頃にはキタコブシ、エゾヤマザクラが咲き、続いてオオシロバナエンレイソウ、スズランなど、夏が近づくにつれ、エゾゼンテイカ、エゾスカシユリなどの野草の花々が楽しめます。
展望台は牧場内にある高台で、北に大雪山系の南麓、然別の山々、西に日高山系と十勝平野の展望がご覧頂けます。音更町の観光名所の一つにもなっています。
展望台の周辺は馬の放牧地になっており、初夏から晩秋まで馬が放牧されており、運がよければ道端から放牧中の馬たちを見ることができます。
P6210051
P6210038
P6210040
P6210043

福原記念美術館へ

カテゴリ:
「神田日勝記念美術館」のすぐ近くに「福原記念美術館」があります。
十勝・釧路地方を中心に展開する食品スーパーの(株)フクハラの創業者である福原治平氏が長年にわたり蒐集してきたコレクションを一般に公開した美術館です。そのスーパーの「フクハラ」、帯広でスーパーと言えば「フクハラ」だったのでしょうが、時代の波には逆らえず、現在は大手の「アークス・グループ」の傘下にあるようです。
そんなこととは関係なしにこの美術館も素晴らしいです。小さな町・鹿追町にこのような素敵な美術館があることに驚いてしまいます。神田日勝のコレクションも一室を飾るほどに充実しています。私の想像ですが、福原治平氏が神田日勝のパトロンと言うか支援者の一人だったのかなと思っています。(違っていたらゴメンナサイです。)
P6210025
P6210017
P6210020
P6210022
P6210023
P6210024
併設されている「ランチ&カフェ えんじゅ」も、広い前庭を望むように配置されていて、とても雰囲気の良いレストランです。パスタの種類が豊富で人気店になっています。
パスタも美味しいですが、乳製品がとびっきり美味しいです。さすがに帯広近郊ですね。
P6210002
P6210010

神田日勝記念美術館へ

カテゴリ:
NHKの朝ドラ『なつぞら』で、山田天陽くんのモチーフらしい神田日勝の美術館へ行ってきました。
『神田日勝記念美術館』は、帯広市の近くの鹿追町にあります。
 神田日勝につきましては、すでに知られていますので、パンフレットの紹介をそのままコピーして再掲載します。

1945年の終戦から1960年代まで戦後の開拓農民として生き、同時に物の本質にせまる克明な描写によって、 戦後日本の画壇で異彩を放ったこの画家は、最後の完成作《室内風景》と前半身だけ克明に描き出された《馬(絶筆・未完)》 を残し、32歳8ヶ月の短い生涯を閉じた。 画家が生きた時代は、戦後日本の高度成長と資本主義の矛盾や弊害が、さまざまな形で広がっていった激動の時代と重なっている。

美術館内部は写真を撮ることが出来ませんので、post cardをスキャンしました。絵画の一部は札幌にあります道立近代美術館が収蔵しています。
00001_0001-2
「馬(絶筆・未完)」 1970 油彩・べニヤ

神田日勝と言いますと、この「馬(絶筆・未完)」がまず目に浮かぶと思います。
腰と下肢の部分のない不思議な作品と思っていたのですが、実際の作品では腰と下肢の部分は線画の状態で描かれています。馬の全体を3分割したものと考えていただければと思います。
頭部と上肢の部分は羽毛の詳細まで描かれていて、ほぼ完成しています。胴部は下塗りの段階で、これから仕上げにかかる予定だったようです。腰と下肢の部分は前述のように、まったく色はつけられておりません。
神田日勝の描き方を知る貴重な作品のひとつとも言えるようです。
00001_0002-2
「室内風景」 1970 油彩・ベニヤ
00001_0003
「馬」 1965 油彩・ベニヤ
00001_0004
「飯場の風景」 1963 油彩・板
00001_0005
「雪の農場」 1970

神田日勝のことは20代の頃から知っていますが、画風が暗い感じがして正直あまり興味を抱くような画家ではありませんでした。しかし年齢を重ねるごとに神田日勝の絵を観てみたいという願望にかられるようになりました。そう、重い腰を押してくれたのが、朝ドラの「なつぞら」でした。
神田日勝、実際に観るといいですね。
そうそう、暗い絵が多いというのは、茶色や黒色の絵の具が安かったからという説があるようです。開拓農家ですから、あまり贅沢はできず、ベニヤ板や安い絵具を多用したのでしょう。
P6210028
P6210033
P6210034
P6210036

macotoガーデンは初夏の佇まいに

カテゴリ:
6月も中旬を過ぎ、朝晩は肌寒いものの日中は初夏のような爽やかな風が流れている北海道です。
毎年いろいろと買い求めて植えては駄目にしているガーデンですが、それなりに初夏らしくなってきました。
寒冷地に適したものばかりでガーデニング愛好家の方々のような珍しい種類はありませんが、冬の間にエネルギーを蓄えて一斉に花が咲くダイナミックな咲きっぷりは、冬の長い北海道なればこそだと思います。
IMG_0714
IMG_0712
IMG_0733
IMG_0716

バラも少しずつ

カテゴリ:
少しずつ庭のバラが咲いてきました。
今シーズンの冬は雪が少なくて、寒暖の差が大きかったせいと思うのですが、庭木で傷んだものが結構ありました。
バラも枝枯れしたものが数本ありましたが、なんとか今年も初夏の庭を飾ってくれています。
IMG_0735
IMG_0724
IMG_0727
IMG_0736
IMG_0728

菜園には恵みの雨

カテゴリ:
北海道は一昨日から強い雨と風で大荒れでした。
しかし、その前は雨が殆ど降らず、カラカラの天気で農作物にも影響が出ていただけに恵みの雨になりました。
10日ほど前に苗を植えた私のところの菜園もホッと一息ついているところです。
狭い菜園ですので、トマトやナス、キュウリなどを数本植えているだけですが、新鮮な野菜を食べられる楽しみがあります。
本州の方々から見れば、まだこんなに小さいのと驚かれると思いますが、それでもトマトなどには赤ちゃんのような実が付いていますよ。
IMG_0703
IMG_0695
IMG_0705
IMG_0696
IMG_0693
IMG_0708

『続 横道世之介』 吉田修一

カテゴリ:
吉田修一の『続 横道世之介』を読み終えました。

物語の舞台は1993年。主人公は横道世之介という善良を絵にかいたような青年です。世はいわゆる就職氷河期まっさかり、大学を1年留年したこともあって社会に出る好機に乗り遅れてしまい、バイトとパチンコで食いつなぐ日々を送っています。そんな彼の24歳から25歳までの1年間の物語です。
いわゆる人生のダメな時期にあるのですが、なぜか彼には悲壮感がありませんし、彼の周りにも笑顔が絶えません。
寿司職人を目指す女友達の浜ちゃん、大学時代からの親友コモロン、美しきヤンママの桜子とそのファミリー、ムショあがりの理容師のオジサンなど。彼を取り巻く人たちは一癖も二癖もありますが、みな心優しいいい人ばかりです。
そして27年後、「2020オリンピック」に沸く東京で、小さな奇跡が生み落とされます。
 P6130002

木地挽高原ヒルクライム

カテゴリ:
昨日ですが、隣町の木地挽高原の展望台(560m)まで自転車で登ってきました。
日が高くならないうちにと思い、家を出たのですが、登り始めてからは路面からの照り返しが強くて、展望台に着いたら汗びっしょりでした。

東京など都会をブラブラ歩くのは楽しいですが、やはり田舎の広々とした風景と心地よい風が性に合っているような気がします。
P6140018
P6140014
P6140007
P6140004

朝倉彫塑館へ

カテゴリ:
東京滞在の最後は「朝倉彫塑館」へ行ってきました。JR日暮里駅から谷中銀座へ行く途中にあります。
彫刻家・朝倉文夫といってもあまり馴染みがないかも知れませんが、早稲田大学の大隈重信像や東京国際フォーラムの太田道灌像というとピンとくるかもしれません。また、若手芸術家への教育の場として朝倉彫塑塾と言うものがこの施設内にあり、数名の塾生が研鑽を積んでいたようです。
ブログ内で紹介した「猫とフクロウのギャラリー」の彫刻家・木内克(きのうちよし)も朝倉彫塑塾の塾生だったこともあり、木内絡みで興味のある彫刻家の一人になっています。

朝倉文夫や「朝倉彫塑館」につきましては、同館のホームページに詳しい解説が掲載されていますので、コピーして掲載させていただきます。また、同館は全面的に写真が禁止されています(一部を除いて)ので、最初の2枚だけは私の撮影で、残りはホームページ上に掲載されているものをコピーして再掲載させていただきました。
P6090250
P6090254
【朝倉文夫について】
1883(明治16)年、大分県大野郡池田村(現豊後大野市)に生まれた朝倉文夫は、19歳の時に実兄の彫塑家渡辺長男(おさお)をたよって上京し、彫塑と出会います。
翌年、東京美術学校(現東京藝術大学)に入学、1907(明治40)年に同校を卒業した朝倉は本格的に創作活動をはじめます。第2回文部省美術展覧会に「闇」を出品して2等賞を受賞し、新進気鋭の彫塑家として一躍世に知られるようになります。
代表作「墓守」(1910年)は制作の転機となった作品で、以後、徹底して自然主義的写実を貫きます。官展で受賞を重ねることで作家としての地盤を固め、日本の彫塑界をリードする中心的な存在として活躍しました。1948(昭和23)年には彫刻家としてはじめて文化勲章を受章し、1964(昭和39)年81歳で没しました。
studio3L
【建物について】
朝倉彫塑館は、彫刻家 朝倉文夫のアトリエと住居だった建物です。朝倉は東京美術学校を卒業した1907(明治40)年、24歳の時に谷中にアトリエと住居を構えました。当初は小さなものでしたが、その後、敷地を拡張したり増改築を繰り返したりして建築を楽しみます。その様はまさに普請道楽といえるでしょう。
現在の建物は1935(昭和10)年に建てられました。建物は朝倉が自ら設計し、細部にいたるまで様々な工夫を凝らしており、こだわりを感じさせます。さらに、朝倉はここを「朝倉彫塑塾」と命名し、教場として広く門戸を開放して弟子を育成しました。朝倉の教育法は独自の自然観と深く結びついており、この建物にもそれが色濃く反映されています。
その後、この建物は朝倉の遺志により遺族によって1967(昭和42)年から公開されました。1986(昭和61)年に台東区に移管され、台東区立朝倉彫塑館となりました。2001(平成13)年には建物が国の有形文化財に登録され、2008(平成20)年には敷地全体が「旧朝倉文夫氏庭園」として国の名勝に指定されています。2009(平成21)年から2013(平成25)年にかけて保存修復工事を行い、耐震補強を施し、朝倉生前の姿に近づけるべく復原され、文化財的な価値を高めています。
syosaiL
【庭園について】
アトリエと住居に四方を囲まれた中庭は、朝倉の考案をもとに造園家 西川佐太郎が完成させました。南北約10メートル、東西約14メートルの敷地のほとんどが豊かな水で満たされています。さらに熟慮を重ねて配された巨石と樹木が濃密な空間を作り出しています。
建物のどこからでも見ることのできる回廊式の庭園には、朝倉の彫刻家としての視点と芸術観がよくあらわれています。
nakaniwaL
chasitsuLsoshinnomaL
choyonomaL
【屋上庭園について】
コンクリート建築の屋上に作られた庭園は、日本の屋上緑化の先駆けとして重要な意味をもっています。
この庭園は、かつて朝倉彫塑塾の園芸実習の場として利用されていました。植物の世話を通して土に親しみ、自然観照の目を育むこと、触覚をはじめとする感覚を研ぎ澄ませることを目的とした、朝倉独自の教育論に基づいています。
現在は一部に菜園を再現しています。オリーブの木や四季咲きのバラなど、季節を通してお楽しみいただける憩いの空間です。
okujoL

谷中銀座へ

カテゴリ:
帰りの飛行機の時間まで余裕がありますので、大好きな谷中銀座へ寄ってきました。
JR日暮里駅からすぐということもあり、いつ来ても賑わっています。ただ、10年くらい前にくらべると外国人が目立って増えているようで、中華系や言葉の感じから中南米からの観光客が多いようです。
店の前で大勢座って飲食をしている風景が普通になっていますし、お店の方も外国人観光客に合わせた品ぞろえになってきているようです。谷中も雰囲気が変わってきましたね。
P6090266
P6090260
P6090258
P6090259
P6090270
P6090278
P6090274
P6090280
P6090284
P6090281
P6090287

『江戸東京たてもの園』センターゾーン

カテゴリ:
そして最後はセンターゾーンです。
このエリアには高橋是清邸と北多摩屈指の製糸会社で財を成した西川家の別邸が目玉です。

まず西川伊左衛門が1922年(大正11)に隠居および接客用として建てた建物です。大正から昭和初期の養蚕、製糸業が最盛期を迎えた頃ですから、使われている部材もよく吟味されたものが用いられています。
P6080166
そして、第20代内閣総理大臣の高橋是清邸です。1902年(明治35)の竣工で、2000坪の広大な敷地の中に建っていたそうです。
高橋是清は、1936年(昭和11年)2月26日、赤坂表町三丁目にあったこの家の2階寝室で叛乱軍襲撃部隊によって胸に6発の銃弾を撃たれ暗殺されました。世にいう「二・二六事件」です。
P6080173
栂普請(つがぶしん)という建物で、柱や縁側の板(縁甲板)などにツガ材が使われています。洋間の床は寄木張りになっていたり、当時は高価であった障子ガラスにも繊細な模様が施されています。華美ではないもののセンスの良さがうかがわれます。
P6080174
P6080175
P6080179
P6080182
叛乱軍の青年将校たちは、この階段を上がって2階の書斎、そして寝室に侵入したと言われています。実際に階段を登ってみますと、ずしりと歴史の重みを感じてしまいます。
階段を登ったところが書斎として使っていた部屋、奥が寝室です。今は窓外の緑がグラデーションを醸し、柔らかい日差しが差し込んで何事もなかったように静かです。
P6080180
P6080183

『江戸東京たてもの園』東ゾーン

カテゴリ:
東ゾーンへ廻ってみます。
このゾーンには昔の商家・銭湯・居酒屋など下町の風情を楽しむことが出来ます。
P6080099
こちらにも立派な長屋門を構える大きな農家があります。小金井市指定有形文化財に指定されている天明家です。現在は長屋門から母屋までそれ程の距離はありませんが、実際には100mほどあったと言いますから、とても普通の農家とは思えません。母屋の千鳥破風も見事ですし、庭には枯山水の庭園まで有しています。さすが重職を務めた旧家だけあって見応えがあります。
P6080104
P6080109
天明家を一歩外に出ますと、そこは昔の賑やかだった街並みが再現されています。
乾物屋、旅館、小間物屋、荒物屋、生花店など意匠を凝らした建物に目を奪われてしまいます。
P6080156
P6080101
P6080114
P6080116
P6080119
P6080124
P6080126
P6080146
P6080150
そして足立区千住元町にあった銭湯・子宝湯です。1929年(昭和4)に建てられた建物です。
私も子供の頃は銭湯通いでしたが、ただ洗えればいいような感じでしたので、こんな御殿のような銭湯があったことに驚いています。男湯と女湯では壁の絵が違いますし、何より両者を仕切る壁の低さに時代の風情を感じてしまいます。裸の女と男が、それとなく存在を感じながら湯に浸かるというのも乙なものですね。(^^♪
P6080158
P6080138
P6080141
P6080139

『江戸東京たてもの園』西ゾーン②

カテゴリ:
西ゾーンには魅力的な建物が沢山ありますので、じっくりと隅々まで見ていきます。
まず、1925年(大正14年)竣工で文京区西片にあった小出邸です。日本のモダニズム運動を主導した建築家の堀口捨己の邸宅です。当時オランダで流行っていたデザインと日本の伝統的な建築様式をミックスした造りになっています。
P6080084
田園調布にあった大川邸です。小出邸と同じ1925年(大正14年)に建てられました。当時としては珍しい全室洋間という造りになっていて、お洒落な雰囲気はさすが田園調布ですね。
P6080207
P6080086
P6080088
『たてもの園』の中で、一棟をいただけるのであれば、ためらわずに選ぶのがこの邸宅と思います。
1942年(昭和17年)に品川区上大崎に建てられた前川國男(1905-1986)邸です。ご存知のように前川は日本の近代建築に大きな足跡を残し、あの国立西洋美術館を設計したル・コルビジェのもとで働いていたことでも知られています。帰国後に東京文化会館、東京都美術館など全国の多くの公共施設を設計していますが、特に弘前市に8つもあるというのも面白いです。新潟県の出身なのですが、お母さんが津軽藩士の娘だったという縁があり、弘前市に思いを寄せて手掛けたようです。
外観は大きな切妻屋根、内部は山小屋を思わせるような吹き抜けの居間が中心部を占めています。シンプルな造りでいいなと思います。こういう建物にはぞっこん惚れてしまいます。
P6080185
P6080094
P6080093
そしてデ・ラランデ邸です。1999年まで新宿区信濃町に建っていたようです。
1910年(明治43)頃に、ドイツ人建築家のゲオルグ・デ・ラランデによって竣工されました。現在は同園のカフェとしても使われており、とても人気のある建物です。
P6080200
P6080203
P6080194
P6080197
P6080188
上品なメイドカフェのような雰囲気で、お姉さんがお勧めしてくれた特製のアイスコーヒーを飲んでみました。かき氷とアイスコーヒーのセットで、まず適当なところまでかき氷だけを楽しみます。半分くらいになったところで、アイスコーヒー、シロップ、クリームを注ぎます。ここからは普通のアイスコーヒーなのですが、2度楽しめるというか面白いアイデアですよね。雰囲気もいいし、美味しく味わえました。
P6080190

『江戸東京たてもの園』西ゾーン①

カテゴリ:
新宿からJR中央線に乗って武蔵小金井までやって来ました。JR武蔵小金井駅もしくは西武新宿線の花小金井駅からバスで10分程度で当園にたどり着くことが出来ます。
面積約80
haの広大な敷地を有する小金井公園、都内にこのような緑いっぱいの公園のあることに驚いてしまいます。玉川上水の両岸の桜並木は昔から多くの観桜客で賑わっていたようですが、1954年に隣接して小金井公園が開園すると、多くの桜や樹木が植えられたこともあって、一帯は「桜の名所」としてより一層知られることになりました。
その一角にあるのが
『江戸東京たてもの園』です。
P6080054
P6080053
西・東・中央ゾーンに分かれていますが、西ゾーンから歩いてみます。詳しい案内は『江戸東京たてもの園』でご覧いただけますので、ご参照ください。

まず、常盤台写真場の建物です。北側に面した大きな窓から自然光を採り入れて、写真が自然な柔らかい雰囲気に仕上がるようにスタジオを設計をしたようです。1階の居室の子ども部屋には庭に面して4つの椅子が並べられていて、賑やかな子供の声が聴こえてきそうな気がします。8人も子供がいたそうです。
現在もこの建物があった東京都板橋区常盤台でご子息が写真スタジオを経営されているようですが、現オーナーさんはもしかしてこの椅子に座られていたお一人なのかなどと想像しています。
P6080057-1
P6080059
P6080058
三井八郎右衛門邸です。港区西麻布に1952年(昭和27)に建てられた邸宅です。
三井八郎右衞門という名前は三井家総領家である北家の当主が代々名乗った名前らしいですから、正式には11代高公(たかきみ)邸というのが正しいようです。
敗戦後の財閥解体で三井系各社へ支配権が移行して戦前の財閥の勢いは失っていたようですが、それでも物のない昭和27年に建てられたとは思えない豪華さです。建築に際しては、京都の油小路邸の奥座敷や大磯別邸(城山荘)の部材を用いたようですし、旧今井町邸からは戦災で焼け残った土蔵や正門、庭石等が持ち込まれたそうです。また世田谷区用賀にあった三井家関連施設からも部材が集められたとありますので、やはり超一級品の寄せ集めで出来ている邸宅なのですね。
P6080064
P6080066
P6080072
P6080075
吉野家や網島家といった大きな農家の屋敷があります。特に吉野家は名主役を務めた家といわれていますので、格式のある式台付きの玄関や付け書院のある奥座敷を見ることができます。
P6080079
P6080078

東京ではちょっぴり仕事関連も

カテゴリ:
東京行きは仕事半分と書きましたが、本来の目的は第60回日本臨床細胞学会総会という学術集会に参加するためです。仕事をするうえで参加必須の学会で、毎回今年が最後かなと思いつつも毎年のように参加しています。
今回は新宿の京王プラザホテルと隣接する新宿NSビル(NSスカイカンファレンス)の2会場において開催されました。参加者が5000名を越えるマンモス学会ですから、年々東京や横浜、大阪、名古屋といった施設の整った都市でなければ開催が難しくなってきているようです。
そういうことで、遊びだけではなくしっかりとお勉強もしてきました。

でも、やはり楽しみは食べることと飲むことですね。
第1日目の学術集会の終わった夜は懇親会です。ざっと見た感じでは1000人くらいと思いますが、大きなコンコードボールルームに参集して賑やかに歓談です。
京王プラザホテルには和洋中11もの飲食店があるのですが、そのなかから選りすぐりの美味しいお料理がビュッフェスタイルで沢山並びました。特に一流の板前さんやシェフが目の前で繰り広げるパフォーマンスは目を瞠るものがあります。食べるのを忘れて見惚れていたと言いたいところですが、食べ過ぎてしまい、ホテルに帰ってお腹を見たらポンポコ狸のようになっていました。(^^♪

明日の第2日目もお昼過ぎまでしっかりお勉強です。
P6080218
P60802231
P6080225
P60802131
P6080219
P6080238
P6080222
P6080241

新国立劇場『オレステイア』

カテゴリ:
夜は初台にある新国立劇場でアイスキュロス原作、上村聡史演出の『オレステイア』を観てきました。

約2500年前にアイスキュロスによって書かれたギリシャ悲劇をイギリスの若い劇作家ロバート・アイクが現代に蘇らせた作品です。

物語の主人公はオレステウスという若者です。彼の父はギリシャ軍総大将のアガメムノン、母はクリュタイメストラです。そしてイピゲネイアとエレクトラという二人の姉がいます。
アテナイやスパルタなどの都市国家で構成されていた古典期と呼ばれる紀元前5世紀頃のギリシャは、戦争に明け暮れていたといっても過言でないほどに戦さ続きでした。そんな折、ギリシャ軍の勝利のために娘のイピゲネイアを生贄にするようにとの神託がアガメムノンに下されるのです。アガメムノンは当然のように苦悶するのですが、結果として神託に逆らうことは出来ずに、イピゲネイアを毒殺してしまいます。
そして、10年におよんだトロイア戦争に勝利したアガメムノンは意気揚々と凱旋するのですが、その夜に妻のクリュタイメストラと彼女の愛人によって謀殺されてしまいます。娘イピゲネイアを生贄にしたことへの復讐でした。

赤子の時に他国へ疎開させられていたオレステウスですが、成長してもう一人の姉のエレクトラと父の墓前で再会します。オレステウスは神に導かれて父の仇を討つために帰って来たのでした。そして、母とその愛人を銀のナイフで刺し殺してしまいます。父の仇と言う正義の名のもとの行為でした。
しかし、復讐の女神たちが彼を襲い始めるとパニック状態になり、結果的にはデルポイ神殿のアポロンに庇護を求めるのです。

ここからは法廷の場面です。オレステウスは、女神アテネの臨席のもと殺人について法的な裁きを市民たちから受けることになります。そして、陪審員が下した票数は同数。母親なしで生まれた女神アテネは、最後の一票を無罪に投じたことでオレステウスは放免されます。
現在の私たちが陪審員になったらどのような判断をするのでしょうね。

この後、復讐の女神は慈しみの女神になり、憎しみと復讐の連鎖は断ち切られて、ギリシャ世界に調和と繁栄がもたらされたと言います。
P6070032
繰り返される争い、怨讐など、現代の私たちを取り巻く世界でも頻発する惨劇の数々がこの作品の中に詰まっていて、今でもまったく色褪せないリアリズムを持って私たちに迫ってきます。私たちが抱くあらゆる心理的葛藤を古代ギリシャの人々も抱いていたのですね。たかだか2、3000年くらいでは人間の心持ちは変わらないのかも知れません。
P6070036
P6070038
主人公のオレステウスを生田斗真さんが演ずることもあって、9割以上が女性客で、2階席を含めて超満員でした。生田斗真さんをはじめエレクトラ役の音月桂さん、イピゲネイア役の趣里さん、アガメムノン役の横田栄司さん、他のキャスト・スタッフの方を含めて素晴らしかったです。
P6070047
公演時間はなんと約4時間半です。心理劇のようなものですから、4時間もしゃべり続ける舞台上の俳優の方々は大変と思いますが、座っている方も同様に大変です。椅子の上に特製のクッションが1枚用意されていました。
でも素晴らしい舞台は時間を忘れさせますね。本当に短く感じた4時間半でした。
P6070044
一回目の幕間(休憩)はサンドイッチと赤ワインにしました。オペラパレスのように広いホワイエではありませんが、それでも楽しく寛げるスペースが用意されています。
第1幕のエキサイティングな舞台の心の高まりを鎮めるためにも、ちょっとだけアルコールを入れるのはいいのかも知れません。
P6070043
P6070045
二回目の幕間(休憩)は、特製のプチシュークリームにしてみました。
こちらはキンキンに冷やしてあって、第2・3幕の熱気で火照った体をさましてくれそうです。
P6070050
 ホテルに着いたら11時を過ぎていました。でも最高にワンダフルな夜でした。(^^♪

『ラファエル前派の軌跡展』

カテゴリ:
「三菱一号館美術館」で開催されている『ラファエル前派の軌跡展』を観てきました。

「ラファエル前派」といってもさっぱり分かりませんが、説明を要約してみますと・・・

時代は浦賀にペリー率いる黒船が来航した1853年の約5年前のことです。英国のロセッティ、ハント、ミレイという3人の学生が、「ラファエル前派(Pre-Raphaelite Brotherhood)」というものを結成しました。あの印象派が絵画の歴史に絶大なインパクトを与えるほんの数十年前です。
当時の美術界は『ベルヴェデーレの聖母』などで有名なラファエロを最高の画家としていました。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロとともに盛期ルネサンスの三大巨匠といわれている人です。
しかし、ロセッティら3人は、盛期ルネサンスを代表するラファエロなどの調和のとれた画風は退屈だし時代遅れなのではという不満を持っていました。それがこの活動の発端となったようです。
ただ大きな運動とはならず、長くも続きませんでした。そんなことであまり知られていないのですね。

今回の企画展のもう一つの大きな見どころは、美術史家でパトロンのジョン・ラスキンが蒐集したターナーの作品です。ラスキンはラファエル前派の活動を支持し、若き3人を支援していたことでも知られています。

つまりは、ラスキンの「自然をありのままに再現すべきだ」という言葉に現れているように、人物は勿論のこと背景となる風景や事物を含めて、すべてを自然な姿で忠実に描くことを重要視したのでしょうね。

三菱一号館美術館での開催は6月9日をもって終了しましたが、
2019年10月5日(土)~12月15日(日)まで 大阪・あべのハルカス美術館、
2019年6月20日(木)~9月8日(日)まで  福岡県 久留米市美術館で開催されます。
お近くの方はぜひご覧ください。
そうそう、一部屋だけ写真OKのところがあります。カメラ、スマホをお忘れなく。
P6070020
P6070008
P6070009
P6070010

三菱一号館美術館へ

カテゴリ:
東京は予想通り雨が降って肌寒いですので、雨に濡れないで辿りつけるJR東京駅近くの「三菱一号館美術館」へまず行ってみることにしました。地下1階の丸の内地下南口改札から400mほど歩きますと美術館入口に着きます。2010(平成22)年春に竣工したこの建物の外観も素晴らしいのですが、強い雨ですから中だけで我慢することにしました。庭にも出たかったのですが、またの機会に取っておくことにします。
設計図をもとに忠実に再現したようですが、趣のある素晴らしい建物ですね。
P6070006
P6070026
P6070015
P6070017
P6070018
パンフレットによりますと・・・
「三菱一号館」は、1894(明治27)年、開国間もない日本政府が招聘した英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計されたました。三菱が東京・丸の内に建設した初めての洋風事務所建築です。全館に19世紀後半の英国で流行したクイーン・アン様式が用いられています。当時は館内に三菱合資会社の銀行部が入っていたほか、階段でつながった三階建ての棟割の物件が事務所として貸し出されていました。
この建物は老朽化のために1968(昭和43)年に解体されましたが、40年あまりの時を経て、コンドルの原設計に則って同じ地によみがえりました。今回の復元に際しては、明治期の設計図や解体時の実測図の精査に加え、各種文献、写真、保存部材などに関する詳細な調査が実施されました。
また、階段部の手すりの石材など、保存されていた部材を一部建物内部に再利用したほか、意匠や部材だけではなく、その製造方法や建築技術まで忠実に再現するなど、さまざまな実験的取り組みが行われています。
19世紀末に日本の近代化を象徴した「三菱一号館」は、2010(平成22)年春、「三菱一号館美術館」として生まれ変わりました。

東京へ

カテゴリ:
仕事が半分、遊びが半分で東京へ行ってきました。
函館は比較的良い天気が続いているのですが、東京は先週の金曜日から梅雨に入っているようで、雨を覚悟で出発しました。
P6070001
我が家からは新幹線駅が近いのですが、たまには飛行機にも乗らなくてはと言うことで、飛行機で行くことにしました。鉄路もいいですが、やはり空を飛んで世界中どこへでもいける飛行機のワクワク感はたまりません。wifiも使えますし、飛行機の進歩は凄いですね。
離陸して間もなく、眼下に函館山と函館市街がきれいに一望できました。
P6070004

2019年6月の「おやつ屋さん」

カテゴリ:
函館地区では6日の今日が発売日の「おやつ屋さん」。いつものように仕事帰りに大好きな六花亭へ寄って受け取ってきました。今月で2度目ですが、6の日が何となく特別な日になってきたような気がしています。

今月は、「柔らかでつるんとした食感のプリンと濃厚でなめらかなブリュレの食べ比べ」ということで、それぞれ3種類・計6個の詰め合わせです。今月の「おやつ屋さん」のために誂えた包装紙を見ただけでワクワクしてきますね。

前月の25日からの店頭予約のみですので、北海道以外の皆さんには指をくわえていただくしかありません。とても美味しくて幸せな気持ちになれて、なんと600円です。
IMG_0681
ジャーン。箱を開けましたら、プリンとブリュレがお行儀よく並んで詰め合わせてありました。

六花亭の説明文によりますと・・・
・チョコ・・・プリンには生チョコソースを、ブリュレにはカラメルソースを組み合わせ。
・カスタード・・・カラメルソースのほろにがさがバニラの風味と良く合う王道・定番の味。
・コーヒー・・・香り良いコーヒーと、ほんのりみかんをきかせたカラメルソースの組み合わせ。
IMG_0687
こちらはブリュレです。フランス語ではBrulee と書いて、「焦がした」という意味らしいですね。
それにしましても、プラスチック容器に入っていますが、どのようにして中身だけを焼くのでしょうね。いつも不思議に思っています。さあ、いただきま~す。IMG_0690

このページのトップヘ

見出し画像
×