函館の紅葉はここが一番かな ②

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①に続いて同じような写真ですが、あまりにも綺麗で沢山撮りましたので、懲りずに掲載させていただきます。
園内で三脚を立てて真剣に写真を撮っている方を多く見かけましたが、私はいつものコンデジ( canon G7X )ですので、紅葉の命ともいえる鮮明さに欠けると思いますが、雰囲気だけでも感じていただければと思います。
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私の子供の頃の遠足の定番だった香雪園ですが、ちょっとだけ歴史について資料から抜粋してみます。それによりますと、造園されたのは明治30年代で、函館の豪商だった岩船氏の別荘の庭園として造られました。小高い丘の上にあり、庭内は起伏に富んで自然をそのまま利用した風景式庭園という様式で造られています。約13.3ヘクタールと言いますから、4万坪を超える広大な敷地には書院風の園亭やレンガ造りの温室などがあります。平成13年には「名勝」の指定を受け、「旧岩船氏庭園(香雪園)」として北海道唯一の国指定文化財庭園となりました。

市電の湯の川終点で降り、そこからタクシーで10分ほどのところにあります。四季折々、自然いっぱいのとても良いところですので、ぜひお出でになってみてください。今の時期に函館へお越しになりましたら、ここの紅葉はぜひ見ていただきたいと思います。
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函館の紅葉はここが一番かな ①

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今日も朝から晴天。仕事帰りに職場から10分ほどのところにある香雪園へ寄ってみました。
ちょうど見頃と聞いていましたが、赤や黄に色づいた木々が眼前に広がって、歓声をあげたいほどに綺麗でした。園内には沢山の見物客が来ていて、思い思いにカメラやスマホで紅葉を切り取っていました。今年は半数以上が東洋系の観光客と思われ、こんなところにまで押し寄せているのだと驚いてしまいました。香雪園と言っても函館市民しか知らないマイナーな公園と思っていましたので、SNS等の情報の力の凄さには舌を巻くしかありません。
そんな香雪園、函館の紅葉の一番はここと思っていますが、いかがでしようか。
写真を沢山撮りすぎましたので、2回に分けて掲載させていただきます。

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大沼ポタリング

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朝から天気が良いので、車にカヤックとロードバイクを積み込んで、大沼へ出かけてきました。家から20分ほどで大沼に着きますが、途中の峠の紅葉がとても綺麗で、つい脇見運転になってしまいます。

今日はカヤック優先と心積もりしていたのですが、風があって白波が立つほどでしたので、カヤックは無理と早々に諦めました。ということで、カヤックが駄目だった場合に備えて積んできたバイクを準備し、紅葉のトンネルになっている湖畔道路へ踏み出していきます。写真を撮ったり紅葉を眺めたりして、ゆっくりとペダルを漕いでいましたので、3周(42km)を回ったところで制限時間になってしまいました。数日前に冠雪した駒ケ岳とその裾野に広がる紅葉のコラボレーションも見事で、ポタリングもちょっと脇見運転気味でした。
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函館の水がめの紅葉もきれい

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仕事帰りに函館の水瓶であるダム公園へ寄ってみました。
昨日の台風に伴う強風は車のハンドルが左右に大きく振られるくらい凄かったので、もう葉っぱは散ってしまって紅葉は終ったかなと思っていたのですが、台風一過の晴天のもと見事な景色が待っていてくれました。
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ダム公園から少し上がってダム湖のところまで行ってみました。背景の山並みは横津連峰ですが、昨日の寒波に伴う雪で真っ白になっていました。雪を抱く山並みとダム湖に映える錦のような紅葉がとてもきれいでした。
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宮城 加美町sea to summit リザルト

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先日行われた「宮城 加美町sea to summit 」の成績(リザルト)が発表になりましたので、参考までに報告させていただきます。私はゼッケン102ですので、表をみますと、カヤック 0:21:38、バイク 0:35:03、ハイク 0:42:56 ということで総合タイム 1:39:37、順位は26名中12位でした。今大会の最高齢でしたので、まあまあ頑張ったかなと思っています。種目別にみますと、特に力を入れて練習をしてきたバイクは、5位の成績でした。新調したmavicのホイールの助けがあったかも知れませんが、冬場から漕いできたローラーの成果が出たのかなと思っています。
また来年の大会に向けて頑張ろうと思っている「団塊世代のおじいさん」ですが、こんな私に刺激を受けて参加しようと思われる方が沢山でてこられることを期待しています。
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※写真はsea to summit連絡協議会のフォトギャラリーからお借りしました今大会の模様です。
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「森ライス」やっと2つ目制覇

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隣町の森町には2年前にデビューしたご当地メニューの「森ライス」というものがあり、町内の9つの食堂・レストランで食べることが出来ます。実質的にはハヤシライスで、ハヤシライスの「林」の部分を森町の「森」に置き換えた何とも遊び心いっぱいのメニューです。
このメニューには厳しい掟(?)があって、①森町オリジナルのハヤシライスであること ②森町産のホタテ、豚肉、トマトを使うこと ③一皿にルーとライスを盛ること ④ルーはトマトベースであること ⑤ライスは町の名所・駒ヶ岳の形にすること・・・などと細かいルールが決められています。

そんなことで、ホームグラウンドのグリーンピア大沼のレストランのメニューは食べたことがありますが、今回は森町御幸町にあります「森のcafe」のメニューをいただくことにしました。

「森のcafe」の店頭上部には木製のカヤックが2艘飾られていたり、よく手入れされたガーデンが綺麗で気になっていたのですが、お店に入るのは初めてでした。
グリーンピア大沼は普通のハヤシライスでしたが、ここはハヤシライスドリアといった感じで美味しかったです。ルーの上に乗っかっている二つのお肉が森町から見た駒ヶ岳と砂原岳をイメージしているのかも知れません。

これでやっと2つ目の制覇ですが、残る7つも頑張って味わう予定です。(^^♪
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道南にこれほど素敵な庭園があるとは・・・②

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資料によりますと、愛知県東春日井郡和爾良村から移住してきた梅村多十郎氏が、1912(明治45)年に現在の梅村庭園の場所に住宅を建て、同時にとりかかった庭を1930(昭和5)年頃に完成させたとあります。馬鈴薯澱粉製造や菓子製造業を営んで財を成したようです。
庭園は池泉回遊式庭園で、池は湧水で満たされ1年中枯れることはないそうです。庭内にある梅雲亭は、旧梅村家住宅の離れや蔵を利用したもので、豪華な欄間や座敷飾りなどは当時のままだそうです。歪んだガラス窓や摺りガラスを通して外の紅葉がぼやけて映り込み、幻想的な雰囲気にうっとりでした。梅村多十郎氏も池の鯉に目をやったり、のんびりと美しい景色を楽しんでいたのでしょうね。
少し足をのばした甲斐のあった日曜日のモミジ狩りでした。(^^♪
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道南にこれほど素敵な庭園があるとは・・・①

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明日の朝から超大型の台風が襲来するようですから、その前に紅葉見物でもと、40kmほど北へ行った八雲町まで足をのばしてみました。目的地は八雲町内にある梅村庭園です。八雲町へは通過も含めて何度も行ってますが、この庭園へ入るのは初めてです。八雲駅のすぐ裏にありますが、こんなところにこれほどの素晴らしい庭園があることに驚いてしまいました。ちょうど紅葉の見ごろを迎えており、最高のモミジ狩りになりました。写真が多くなりましたので、庭園を主に①で、庭内に建てられている梅雲亭からの眺めなどを②として掲載いたします。
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雪を呼ぶ妖精たち

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山の麓にも雪虫が沢山飛ぶようになりましたが、この虫が飛ぶと何日か後には雪が降ると云われています。
5mmほどの小さな虫ですが、よくよく観察してみますと、虫体のサイズもさることながら纏っている白い綿のようなものにも大小の違いのあることが分かります。
さも儚げにフワフワと舞っているような印象を受けますが、いざ写真を撮るとなるとジッとしておらず、すぐ飛び去ってしまう慌て者の一面も持っています。大量に発生して嫌われることも多いのですが、こうして見ますと妖精のようで可愛いですよね。
夏に沢山収穫できたブルーベリーの葉もこんなに真っ赤になりました。
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秋に3日の晴れ間なし

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「春に3日の晴れ間なし」と言いますが、秋も同じような天気になっている北海道南部です。晴れたと思ったら雨が降ってくるような目まぐるしく変わる天気で、これでは気持ちの良い野外でのアクティビティは無理かもしれません。仕事帰りに香雪園へ寄って紅葉の偵察でもしようかと思っていたのですが、黒い雲が空を覆って強い風が吹いてきましたので、諦めることにしました。

嫌われ者のカメムシが少しずつ外壁につくようになってきましたし、雪虫も頼りなげにフワフワと乱舞しています。山の麓も少しずつ秋色になってきました。
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素晴らしかった『オペラコンサート』 ~秋夜のオペラ~

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大沼国際セミナーハウスで"~秋夜のオペラ~"と題するコンサートが開かれましたので、聴きに行ってきました。昨年に続いて、バリトン歌手の宮本史利さんとピアノの増田美穂さんがお見えになり、さらに今年はソプラノの坂口裕子さんが加わるという超豪華メンバーのオペラコンサートでした。
宮本さんはイタリアのパルマ在住でヨーロッパで大活躍されているオペラ歌手ですし、坂口さんは今年12月の渋谷オーチャードホールでの藤原歌劇団公演「ルチア」でルチア役で出演なさるこちらも注目を浴びているソプラノ歌手です。
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こちらがプログラムですが、オープニングからフィナーレまで、オペラシアターの舞台で演じているようなお二人の素敵な歌声に魅了されたひと時でした。張りがあって力強く、それでいて艶のある宮本さんのバリトン、そしてどこまでも輝くような透明感のある坂口さんのソプラノ、もう言葉では表せないほどに感動しました。また、プログラムの構成が素晴らしく、オペラの状景が浮かぶほどに惹きこまれてしまいました。
本場イタリアで宮本さんのオペラの舞台を観たいと思いましたし、昨年の「ドン・パスクワーレ」で大好評を博した坂口さんの「ルチア」も観てみたいと思います。12/9~10に渋谷Bunkamuraオーチャードホールで開催されますので、機会がございましたらぜひご覧になってください。
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今年はターブル・ドゥ・リバージュのサンドイッチがつきました。大沼湖畔のここも雰囲気が良くてお気に入りのレストランです。さすがに美味しかったです。素敵なロケーションの大沼湖畔にありますので、観光などでお出でになった際にはお立ち寄りになってみてください。
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増田さんは大沼が3度目、宮本さんは昨年に続いて2度目、坂口さんは今年が初めてのようですが、お三人とも移住したいくらいに大沼が大好きと仰っていました。毎日のように大沼に来ている私ですが、自分が褒められたようで嬉しく思っています。

自宅に帰って来てからも興奮が醒めず、今夜は寝付けそうにありません。
「秋夜のオペラ」 もう最高、ブラボーでした。(^^♪
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『院長選挙』 久坂部羊

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久坂部羊の『院長選挙』を読み終えました。
「超エリート大学病院を舞台に、医師たちの序列と差別、傲慢と卑屈だけを描いた抱腹絶倒、本音の医療小説」という触れ込みで、ちょっぴりミステリーの要素も入れた小説です。著者は大阪大学医学部卒業の医師だけあって、大学病院の負の部分を「白い巨塔」ばりに、詳細に描いているところはさすがと思います。ただ、現実の生臭さを打ち消すためなのでしょうが、あまりにも面白可笑しく書き過ぎていて、意図したコメディタッチがちょっと上滑りしている感じの否めないところが残念です。
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演劇『コーヒーが冷めないうちに』

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コーヒーが冷めないうちに』『この嘘がばれないうちに』がベストセラーになっている川口俊和さんの脚本・演出による演劇がベイエリアにある金森ホールで開催されましたので観てきました。『コーヒーが』はすでに56万部も売れていますし、本屋大賞にもノミネートされましたので、お読みになった方が沢山おられると思いますが、演劇は小説とまた違った感じでとても良かったです。もともとは演劇が最初で、たまたま演劇を観に来ていた編集者が大変感動して、ぜひ小説にということで出版が実現したのだそうです。

金森ホールには40席ほどしか椅子は用意されていませんでしたが、それだけに役者さんとの距離が近い都内の小劇場のような空気感が感じられて、いい雰囲気でした。3日間4公演の千秋楽ということで、川口俊和さんがお見えになって、15分ほどですがアフタートークもありました。小説の内容から、静かな生真面目そうな方かなと思っていたのですが、マシンガントークありの吉本の芸人さんのような感じで、とても楽しい方といった感じでした。

地方公演は仙台と函館だけらしいのですが、いずれ他地域でも開催があるかも知れませんので、開催の際にはぜひ足をお運びになってください。本当に4回泣ける素晴らしい舞台でした。
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アフタートークも楽しかったのですが、前説にみずから登場された川口さんのアナウンスもお人柄が感じられて良かったです。「開演中におトイレなどで立たれる際には、暗転中ではなく舞台最中の明るいときに遠慮せずに行ってください」「もし、消し忘れた携帯電話が鳴った際には、周りの方は冷たい視線を投げかけずに、そっと見過ごしてあげてくださいね」・・・川口さんって、とても優しい方ですね。大好きになっちゃいました。
『この嘘が』に続く、3作目を執筆中と言いますから、発刊されましたら皆さんもぜひお読みになってください。また、4回ウルウルすること間違いなしです。1作目からですと12回ですから、もう涙が枯れちゃいそう・・・。(^^♪
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開演まで時間があるので・・・ランチタイム

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演劇の開演まで少し時間がありますし、ベイエリアまで歩いてきてちょっと疲れましたので、ここでランチタイムにしましょう。
ベイエリアの隠れ家的レストラン「紫ぜん」でお昼をいただくことにしました。お気に入りのレストランなのですが、もう何年も来ていませんので、本当に久しぶりに暖簾をくぐります。
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洋風の料理を和風にというのがコンセプトで、北海道の新鮮な食材をもちいた創作フレンチ風のお料理を箸でいただきます。ホタテのテリーヌ、カボチャのスープ、魚介のポワレ、そしてビーフシチューです。古い蔵を改造した落ち着いた雰囲気の中でいただく美味しいお料理の数々、ほっこりとした気持ちでランチタイムを過ごさせていただきました。美味しいです。(^^♪
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ちょっぴり色づいた西部地区

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この日曜日(10月15日)、大三坂のナナカマドが色づいたかなと思い出かけてみました。というか、ベイエリアのホールで演劇鑑賞の予定がありますので、少し早めに出て散策しただけなのですが、天気も良くてとても気持ちが良かったです。
ナナカマドの紅葉にはちょっと早かったのですが、坂の入り口にある大三坂ビルヂングが12月のオープンに向けて急ピッチで仕上げ工事にかかっていました。アール・ヌーヴォーを思わせる白いスタッコ塗りの建物ですが、どのようにリニューアルされるのかとても楽しみです。
坂を上がると見慣れた教会群の一角に出ます。いつものようにアイスクリームの呼び込みのお姉さんに声を掛けられますが、いつも通り観光客のような顔をして笑顔を返して通り過ぎます。少し前までは東洋系の観光客にシャッターを押してくれるよう頼まれたものですが、今は皆さん自撮り棒なるものを持参していますので、その機会もめったに訪れなくなりました。
家内と他愛もないことをぺちゃくちゃ喋りながら歩いていましたら、もうベイエリアまで来ていました。季節は10月中旬、海も空も碧みを増して一段と秋らしくなってきました。
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絶景の城ヶ倉大橋

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酸ヶ湯温泉駐車場で登山の装備を片付けていると、snowman-sさんから「macotoさん、城ヶ倉大橋が紅葉で綺麗だから行ってみましょう」とのこと。彼女の車のあとを付いていくと、ややしばらくして絶景ポイントが見えてきました。360度見渡す限りの紅葉に、思わず「わあ~、凄い」と叫んでしまいました。
全長360mの城ヶ倉大橋は、上路式アーチ橋としては日本一の長さを誇るようで、下を流れる渓流からの高さは122mといいますから、目が眩(くら)むほどです。登ってきた八甲田大岳は雲の中で全貌は望めませんでしたが、雲間から差し込む日差しが紅葉に彩られた山肌を照らし、それはそれは見事な光景でした。

お世話になったsnowman-sさんとは来年の再会を約束してここでお別れです。夕方のフェリーに乗って、夜半前には七飯の自宅へ帰ることが出来そうです。リフレッシュ出来ましたし、明日からの仕事も忙しいようなので頑張らなくてはと思っています。楽しい5日間の東北の旅でした。
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楽しかった八甲田山の山行 ②

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強風に晒された1584mの八甲田大岳をやっとの思いで下って、1440mのところにある大岳鞍部避難小屋(大岳ヒュッテ)に到着です。ここまで来ると風も少し収まってきました。ここ大岳ヒュッテはとても立派で、充分に宿泊もできるようです。お昼になりましたので、ここで昼食を摂ることにしました。お昼は事前にsnowman-sさんにおねだりしていたおにぎりと手作りの美味しそうなおかずをいただくことにしました。忙しい朝に作られたようで感謝です。美味しいおにぎりとおかずに舌鼓をうち、みるみる元気が出てきました。さあ出発です。
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そして、このルートの最大の見どころであります毛無岱に到着です。ここからは281段の階段が下まで続いています。写真は上毛無岱からの遠望で、広大な高層湿原が眼下に広がり、本当に息をのむような美しさです。今の時期は殆ど花がありませんが、7月には見事なお花畑が見渡せるようですから、その頃にもぜひ来たいと思っています。
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凄い天気でしたが、無事に酸ヶ湯温泉に戻ってきました。毛無岱から上の方は殆ど紅葉が終わっていましたが、酸ヶ湯は今が紅葉のピークのようです。錦織りなすといった感じでとても綺麗です。
今回は八甲田連峰のほんの一部を登っただけですが、相当に懐の深い魅力的な山という印象を抱いて歩いていました。新幹線で1時間で青森へ来れる時代になりましたので、これからも訪れてみたいと思っています。
ご一緒していただいたsnowman-sさん、本当に有難うございました。
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今回の山行のGPSトラックデータをGoogle earthにプロットしてみました。反時計回りに周回したことになります。八甲田山はあまり火山というイメージがありませんが、八甲田大岳、隣の井戸岳(1452m)頂上の爆裂火口の迫力をご覧になってください。
画像をクリックしますと大きくなります。
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楽しかった八甲田山の山行 ①

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10月12日、今回の旅の最後を飾るのは、八甲田山の山行です。
八甲田山を拠点に活躍されておられる山岳写真家・山岳ガイドの一戸義孝さんの奥様で、私の50年来の友人でありますsnowman-sさんとの山行の約束をしていましたので、この日をとても楽しみにしていました。予定では、酸ヶ湯から登って仙人岱、小岳、高田大岳を経て谷地温泉へ下りるコースを考えていたのですが、数日前から雨が降ってコンディションが良くないということで、仙人岱、八甲田大岳、毛無岱を周回するというコースに変更していました。ご主人の義孝さんともご一緒できることを楽しみにしていたのですが、脚の調子が芳しくないということで、snowman-sさんと二人の山行になりました。

8時に酸ヶ湯温泉の駐車場で待ち合わせの約束をしていましたが、私が装備の準備をはじめた頃に一足遅れてsnowman-sさんが到着です。若い頃とちっとも変わらないsnowman-sさんと久しぶりの嬉しい再会です。積もる話もそこそこに彼女も準備をして、登山開始です。
山の上はガスがかかっていますが、雨も上がりまずまずのコンディションです。私は学生時代に一度来ているような気がするのですが、あまり記憶にありませんので、コースについて随時彼女に説明をしてもらいながら高度を上げていきます。彼女は9月23日にも同じコースを登っており、その時は紅葉が素晴らしかったと言ってましたが、今回はすでに紅葉が終わっているところが多いようです。
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ほぼ1時間ほどで八甲田大岳の南側に位置する仙人岱避難小屋(仙人岱ヒュッテ)に到着です。ご主人の一戸義孝さんもことのほかこのヒュッテへの思い入れが深いようで、長年にわたってお正月をここで迎えて、樹氷の写真を撮り続けていたようです。豪雪地帯ですから、冬は1階が雪ですっぽり埋もれて、2階から出入りするらしいです。トイレをお借りしたり、行動食を摂ったりして、少し休憩して出発です。

この辺までの道中も風が強かったのですが、ここから八甲田大岳の頂上までが更に大変でした。
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仙人岱ヒュッテを出て間もなく、猛烈な横風が襲ってくることになります。そして、雨まじりのガスが一気に濃くなって、視界もご覧のような状態になってしまいました。岩やロープにつかまったりして、身体を支えるのがやっとで、何度もよろけるような状態になります。あとで知ったのですが、風速25m以上で止まるロープウェーが終日休止していたといいますから、八甲田大岳山頂部は30mを超えていたものと思われます。レインウェアの下にフリースを着込みましたが、それでも寒いです。本格的な雨にならなかったことだけが、不幸中の幸いでした。私は3年前の7月、大雪山系の白雲岳でテントを飛ばされるほどの強風に遭遇したことがありますが、それに匹敵するくらいの強風でした。snowman-sさんも私も怪我が無くて良かったです。

写真は八甲田大岳頂上間近の最後の階段を風にあおられながらも必死に登るsnowman-sさんです。
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八甲田大岳から毛無岱、酸ヶ湯までの山行は②で紹介します。 

国道102号(十和田道)を通って八甲田へ

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今日(10月12日)は、今回の旅の最終日です。
八甲田へ登る予定ですので、朝6時に十和田湖畔の山の家を出発です。昨夜までの雨は上がっていますが、湖畔に白い波が押し寄せるほどに強い風が吹いています。
湖畔の周遊道路の紅葉は見事ですし、国道102号(十和田道)の紅葉も目を奪われるほどに綺麗です。
写真は途中の平川市平賀町の浅瀬石川にかかる清流橋と葛川大橋のモニュメントとそこから望まれる紅葉です。
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土砂降りの奥入瀬渓谷

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10月11日も朝から相変わらず雨が降り続いています。 今日は奥入瀬渓谷の歩きを予定していますので、朝食を摂って準備を整えて出発です。奥入瀬渓谷は学生時代に来て以来ですから、もう50年近くも経っての再訪です。その時は一部しか歩いていませんので、今回は下流の焼山から十和田湖畔の子ノ口までの14kmを歩いてやろうという目論見です。
まずは車を中間部の石ヶ戸休憩所の駐車場へ入れて身支度をします。土砂降りの雨ですから、上下のレインウェアにスパッツ、そして傘という完全武装で遊歩道へ踏み入れます。案の定、遊歩道はぬかるんだ泥んこ状態で、瞬く間に靴は泥団子になってしまいます。
なんとか子ノ口に到着し、そこからバスで最下流の焼山へ下ります。バスは景勝地で一時停止してくれますし、アナウンスもありますから、歩くのとはまた別の視線で渓谷を眺めることが出来ておすすめです。バスは15分ほどで焼山に到着します。下車後、近くのレストランで昼食を摂って、ここから車を停めている石ヶ戸を目指して再び泥んこになりながら歩きはじめます。
最初から最後まで土砂降りで、八幡平と同じくカメラのレンズを拭きながらの道中でした。ちょっと紅葉には早かったようですが、日本有数の渓流美の雰囲気だけでも味わっていただければ幸いです。
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紅葉真っ盛りの十和田湖

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八幡平からアスピーテラインを経由して秋田側へ下り、十和田湖畔を目指します。
相変わらず天気が悪く、落ち葉が積み重なって路面状況もひどい状態でしたが、何とか無事に十和田湖畔の山の家に到着です。十和田湖は本当に久しぶりですが、いつ来てもいい湖ですね。そして湖面と紅葉のコラボレーションが素晴らしく、どこを見ても見飽きることがありません。今がヒメマスの釣り期としては最高らしく、釣り糸を垂れる人も沢山見かけました。
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翌朝、少し早く起きて湖畔を歩いてみました。雨の朝の紅葉も一段と色が鮮やかで、目を奪われるほどに見事です。
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雨の八幡平

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アスピーテラインの県境にある駐車場へ車を入れて様子を見ましたが、雨は一向に止まず風も結構強いです。県境登山口から源太森を経由して茶臼岳(1578m)までを往復する予定でしたが、この天候では無理なようです。そんなことで、ガマ沼や八幡沼を見ながら源太森までをぐるっと周回してみることにしました。草紅葉というよりも雨に濡れる枯れ野の風情ですが、こんな日の八幡平も何となくいいですね。カメラのレンズの水滴を拭きつつ撮影してみました。
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雨のアスピーテライン

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「加美町sea to summit」を終え、その日のうちに岩手県を目指して北上し、夜は盛岡近郊の繋温泉に宿泊です。
翌朝(10月10日)、天気予報では朝から雨模様ですが、八幡平に登る予定ですので、朝食を摂ったあとにホテルを出発です。松尾八幡平ICを降りた頃から雨脚が一段と強くなって、標高が高くなるにしたがって、ガスも濃くなってきました。紅葉の見頃の時期と思いますが、周囲の山々の遠望がまったくきかず、ちょっと残念なアスピーテラインのドライブでした。それでも雲間からのぞく紅葉がいい雰囲気を醸し出して綺麗です。
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宮城・加美町sea to summit 2017 (2日目)

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10月9日(体育の日)、いよいよ大会本番の朝です。
薄曇りながら絶好の大会日和です。すぐ近くのホテルに宿泊しましたので、10分ほどでスタート地点になる鳴瀬川カヌーレーシング競技場に到着です。昨日も下見していましたが、国体のカヌー、カヤック競技場になるほどの素晴らしい施設です。早速、受付をしてレンタルで借りることになっているカヤックを川面に浮かべて試し漕ぎです。プラスチックのカヤックですが、なかなかいい感じです。
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加美町公認キャラクターの「かみ~ご」も登場です。この「かみ~ご」、髪型は作曲家のバッハをイメージしているのだそうです。加美町には立派な中新田バッハホールがあり、専属の管弦楽団も擁しているといいますから凄いです。そして身体は「火伏の虎舞」を舞う虎なんだそうです。近くで見ると結構愛嬌があります。
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恒例の選手宣誓は、左から仲川希良さん、高橋庄太郎さん、加賀谷はつみさんです。
高橋庄太郎さんはご存知のように山岳ライター、アウトドアライターとして有名な方ですが、仙台出身ということで、飛び入り参加です。お三人はNHK-BSの「にっぽんトレッキング100」「にっぽん百名山スペシャル」などに出演されていますので、ご存知の方も多いのではと思います。
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まず、「川のステージ」からスタートです。鳴瀬川カヌーレーシング競技場を2周3kmのコースです。順次、カードをスリットして漕ぎ出します。
次は「里のステージ」。鳴瀬川カヌーレーシング競技場から、やくらいガーデン前までの13.0kmをロードバイクで駆け上がります。黄色く色づいたのどかな田園風景を眺めながら緩やかな勾配を気持ちよく漕いで行きます。最後の1kmほどのところからガーデン前までの登りは一転してきつく、結構体力を消耗します。
最後は「山のステージ」です。やくらいガーデン前でバイクを降りて、登山装備で薬萊山(553m)頂上を目指します。ここまで割と順調に来たのですが、預けた登山装備の袋をなかなか探し出せず、結構タイムロスをしてしまいました。
そして、ハアハアいいながらも706段の階段を登り詰めて頂上のゴールに到着です。あいにくの薄曇りで周囲の山並みは見渡せませんでしたが、それでも達成感のあるハイクでした。
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2時から閉会式、そして表彰式、お楽しみ抽選会です。いつものことながら1位から3位までの方のタイムを聞くと我ながら信じられないような時間で登っていることに驚かされます。
それ以上に驚いたことは、一番最初に私の名前が呼ばれたことでした。なんで呼ばれるのかと思っていましたら、「今回の特別賞は、最高齢で参加した北海道のmacotoさんです」のアナウンス。いや~、まったく予期していませんでしたのでビックリです。副賞は今年の酒造コンクールで金賞をとった山和酒造の大吟醸酒「瞑想水」でした。最高に嬉しいハプニングでした。
楽しかった加美町の大会、来年も参加して頑張ろうと思っています。
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大会運営はもちろんの事、ステージごとのエイドやコースでの誘導・監視などすべての面で素晴らしい大会でした。町長さんをはじめ町を挙げての応援で運営されたことに感謝を申し上げたいと思います。

宮城・加美町sea to summit 2017 (1日目)

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5日間ほどのお休みをいただいて、東北へ行ってきました。
目的は10月8、9日に開催された『宮城・加美町sea to summit 2017』への参加ですが、折角ですので東北の紅葉も楽しむという欲張った旅行になりました。

まずは10月7日の深夜に函館をフェリーで出発し、早朝に青森に着いて、ひたすら一般道を宮城県加美町を目指しました。お昼過ぎまでに着けばいいので、のどかな田園風景を眺めながら340kmほどをのんびりと運転です。

お昼過ぎに加美町の中新田公民館に到着です。
1日目は恒例の環境シンポジウムが開催されます。今回は「アウトドア・ランド形成による地域の活性化」と題して、モデルでフィールド・ナビゲーターの仲川希良さん、加美町長の猪股洋文さん、そしてモンベルの広報本部長の竹山史朗さんらによるクロストークなどが行われました。クロストークのあとは、選手としても参加されるシンガーソング・ハイカーの加賀谷はつみさんのミニライブもあって大会は楽しく幕を開けました。
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シンポジウムが終わった後は、隣の「あゆのさと物産館」に会場を移しての交流会です。地元の郷土料理やお酒に舌鼓をうち、地元の方々や選手の皆さんと楽しく歓談することが出来ました。写真はギターを片手にご自慢の喉を披露する町長の猪股洋文さんです。ご自分で作曲された山形県寒河江市から宮城県大崎市に至る「国道347号」という歌や、今大会の「sea to summit」をPRする英語の歌などプロ顔負けの素晴らしい歌声で会場を盛り上げていただきました。「善意と資源とお金が循環する、人と自然に優しいまち」を掲げていますが、猪俣さんの町づくりはユニークで、人が集まる住みよい町を作りつつあるといった感じがしました。そうそう、猪俣さんもアスリートで、カヤックはもちろんの事、ロードバイクや登山もされるそうです。
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宴もたけなわになった頃、楽しみにしていた『火伏せの虎舞』が始まりました。
この旧中新田地区に室町時代から伝わる舞いで、「雲は龍に従い、風は虎に従う」の中国の故事に習って、虎の威を借りて風を鎮めようと稲荷明神の初午まつりに虎舞を奉納したのが起源ということです。毎年4月下旬の初午まつりには、高屋根に上った数匹の虎が舞を披露するようです。尻尾をコミカルに振ったり、後ろ足で頭をかいたりと仕草がとても可愛い虎です。
英気を養ったところで、いよいよ明日は本大会です。
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宮田大 チェロ・リサイタル

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昨日の夜に開催された宮田大さんのチェロ・リサイタルへ行ってきました。
宮田さんは、2009年に第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで優勝しており、「らららクラシック」「題名のない音楽会」など何度かテレビで演奏を聴いていましたので、今回のリサイタルをとても楽しみにしていました。
前半はフォーレの「シシリエンヌ作品78」から始まりましたが、良く知られている最初のフレーズを弾き始めた瞬間に鳥肌が立つというか、その音色に惹きつけられてしまいました。1698年製のストラディヴァリウス"Cholmondeley"から紡ぎ出される音は、繊細なうえにも力強く、まるで宮田さんの身体の一部になって、そこから音が湧き溢れるような感じでした。
フォーレが大好きと仰ったのを聴いたことがありますが、次の「夢のあとに」も微妙な光と影が感じられて素晴らしかったです。フォーレはいいですね。
後半のピアソラの2曲(「cafe 1930」「ル・グラン・タンゴ」)、そしてアンコールの「リベルタンゴ」は、2011年からお付き合いしているというピアノのジュリアン・ジョルネさんとの息の合った演奏で、これぞピアソラといった感じの名演でした。

函館の芸術ホールのこともトークのおりに触れられて、「響きが素晴らしく、日本のコンサートホールの中で5本の指に入る」とぞっこん惚れこんだ様子でした。地元のホールを褒めていただくと嬉しいですし、アンコールは3曲と大サービスで、ワンダフルな中秋の一夜でした。
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10月10日に発売予定の3枚目のCD「木漏れ日」の先行販売がありましたので、1枚ゲットです。リサイタルで演奏された曲が網羅されていますし、アンコールで演奏くださったカッチーニの「アヴェ・マリア」も収録されています。アンドレア・ボチェッリの歌声を聴いて魅せられ、この曲をチェロでうたうように奏でたいと仰っていますが、涙が出るほどに素晴らしいです。
ピアノはジュリアン・ジョルネさんです。ジョルネさんのピアノも素晴らしいのひと言です。
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高い山では雪っていうけど・・・

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天気予報では前線が通過したあと、北海道の高い山や峠では雪になると報じられていましたが、夕方まで窓を開けるほどに蒸し暑くて、ちょっと拍子抜けしています。きっとまだ前線が抜けていなくて、これから寒くなってくるのかも知れません。
窓の外には雪虫の子供のような小さな羽虫が飛び始めました。綿をくっつけたような雪虫が飛び始めるのももうすぐですね。
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明日(10月4日)が中秋の名月で、満月は翌々日の10月6日だそうです。左半分が少し欠けていますが、明日の天気は分かりませんので、綺麗に見える今日のうちに撮影してみました。皆さんのところでは月が見えているでしょうか。
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秋の陽気に誘われて函館山山麓をブラブラと

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朝からピカピカの天気になった日曜日。遅い朝食を摂った後、特別な目的もなく函館山山麓を北寄りの弁天から南東部に位置する谷地頭まで観光客気分でブラブラと歩いてみました。家内は疲れたら電車に乗ることを考えていたようですが、私がなるべく電車道路を避けていたこともあって、結果的には行き帰りとも全部歩くことになりました。
見慣れた景色ですが、それでもナナカマドが色づいたり、今まであったお店が閉まっていたり、逆に新しいお店が出来ていたりと、いつ来ても新しい発見があって飽きることはありません。
教会の礼拝を知らせる鐘の音、お寺から聴こえるお勤めの音、そしてお店から流れるジャズのメロディなどが混在して不思議な雰囲気を醸し出しています。このへんが函館山山麓一帯の魅力なのかもしれません。
疲れたら近くのレストランに入って、お手軽ランチでエネルギー補給です。さあ、今週一週間も頑張らなくては~。(^^♪
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ブドウは・・と言えば

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明日からは10月。朝晩はめっきり寒くなり、一段と寒暖の差が大きくなってきました。北海道の野菜や果物が美味しいのはこの寒暖の差の恩恵が大きいと言われています。
そんな果物の話題ですが、先日のリンゴ、プルーンに続いてブドウもそろそろ食べごろを迎えています。春先に剪定をするくらいで殆ど手を掛けていませんし、無農薬ですので病気になったり虫に食べられていますが、それなりに房をつけています。
スズメバチがやってきて果実に穴をあけてせっせと食べていますが、美味しいものを食べている時は不思議と穏やかで怖い気はまったくしません。まあ、売り物ではありませんし、ハチが全部食べるわけではありませんので、無理に追い払うようなことはしません。うふふ、ハチが食べるということは無農薬で元気な証拠かもしれませんね。(^^♪
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わぁ~、初霜だぁ

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風がなく放射冷却で冷え込んだ今朝、ログハウスの屋根の一部が真っ白になっていました。初霜ですね。
帯広でも初霜を観測したようですが、9月の初霜は2000年以降では5例しかないといいますから、比較的まれな現象のようです。この記録はあくまでも観測所での観察でしょうから、私のところの屋根に霜が降りたくらいでは記録として認められないのでしょうが、私の中では「わぁ~」といった感じです。函館では最低気温が5.3度といってましたが、私のところではもう少し下がったのかも知れません。早速ストーブを点火したのは言うまでもありません。(^^♪
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『アノニム』 原田マハ

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原田マハの『アノニム』を読み終えました。
キャンバスを床に置いて直接絵具を滴らせるドリップ・ペインティングという独自のスタイルを展開したアメリカの抽象表現主義の画家ジャクソン・ポロックの未発見の絵画を題材にした小説です。物語はこの絵が香港の絵画オークションにかけられることから始まります。落札を狙う非道なコレクターの一味と、ひそかにすり替えを企てるアノニムという義賊のような怪盗集団の虚々実々の駆け引きが読みどころです。ちなみにアノニムのメンバーは、天才エンジニアのオーサム、美術品修復家のネバネス、フランス貴族の末裔オブリージュ、花形オークショニア(競売人)のネゴ、ブルックリンでギャラリーを経営する美女ヤミー、気鋭の建築家ミリ、美術史家でありトルコ絨毯店経営者のエポックという7名。頭文字を並べると、anonyme(作者不詳)になる仕掛けも作者の遊び心が感じられて面白いです。
この『アノニム』という小説はシリーズになりそうな感じがしますが、この次は誰にスポットライトが当てられるのでしょうね。個人的にはシャガールあたりがお話として面白そうな気がしていますが・・・。
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プルーンは・・と言えば

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町内の観光農場のプルーン狩りの広告が目につくようになってきました。ちょっと前にサクランボやイチゴ狩りがあったように思いますが、もうそんな時季なんですね。

という我が家のプルーンも色づいてきました。夏の初め頃からボタンボタンと落ちる実が多くて、今年も駄目かと思っていたのですが、何とか半分程度は残って収穫できそうな気配です。プルーンは引っ張ってもなかなか枝から取れない果実なのですが、風もなしに落ちる実は殆どがシンクイムシにやられています。表面は無傷できれいに色づいて美味しそうに見えますので、何気なしにガブリと噛みついたらエライことになってしまいます。プルーン狩りなどでは、どんなにきれいな実でも地面に落ちているのは拾わない方がいいです。子供は地面に落ちているのも拾っちゃいますので、特に注意が必要です。必ず枝についているものだけを採取するようにしましょう。

そんなプルーンですが、某メーカーで宣伝しているように、ミネラルたっぷりで栄養価が高いようです。私のところでは生食にしたり、ジャムにしたりしています。
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台風に何とか耐えたリンゴ

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先日の台風18号の被害状況が渡島総合振興局から報告され、七飯町では56haのリンゴ畑で落果や枝すれなどの被害があったそうです。近くのリンゴ園の直売場でも、大きな袋に詰められた落果リンゴが格安で販売されています。

我が家の3本のリンゴも台風の襲来で全滅かと危惧していたのですが、4個のみの落果で何とか持ちこたえることが出来ました。プロのリンゴ園のものに比べると小粒ですから、その分被害が少なくて済んだのかも知れません。成熟とともにそれぞれの種類の特徴がはっきりと表れてきて、それなりにリンゴらしくなってきました。花が終わった後の摘果がまずくて実を付け過ぎた感があるのですが、枝が垂れ下がるほどに重量感を増していますので、見ていて壮観です。一段と色が濃くなり糖度が増してくる降霜の頃を目安に収穫予定です。

私のような素人でもこの程度のリンゴは作れますので、ご覧の皆さんもぜひトライしてみてください。(^^♪
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ランチ付きハイキング ②阿佐利のすきやきランチ

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函館山から旧市街に下りてきました。①の続きです。
ということで、ちょうどお昼過ぎになりましたので、函館山山麓の宝来町にあります阿佐利本店のすきやきランチをいただくことにしました。創業が明治34年(1901年)といいますから、100年以上も経つ函館の老舗お肉屋さんのすきやき店です。お手軽ランチということでAランチ(1400円)をお願いしました。ここはコロッケも美味しくて、コロッケの付いたBランチ(1600円)もあるのですが、江差のコロッケを食べたばかりですので、今回はコロッケなしをチョイスです。
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2階に沢山の部屋があって相当な客数をさばけるようですが、私たちがうかがった時にも外国からの方々が大勢いらっしゃっていましたので、出来れば予約を入れておいた方が確実かも知れません。ちなみに私たちは行き当たりばったりでしたが。(^^♪
美味しくてスタミナバッチリのすき焼きでハイキングの疲れが吹っ飛んでしまいました。
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ランチ付きハイキング ①函館山

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今年春の函館山・軍事要塞跡巡りで1か所だけ紹介するのを忘れていた千畳敷戦闘司令所跡へ家内とハイキングがてら訪れてみました。千畳敷へはロープウェー、自動車などで山頂へ着き、案内板に従って津軽海峡の方向へ進むと30分ほどで到着します。私たちのように「旧登山道コース」や「七曲りコース」を通って、自然を満喫しつつハイキング・モードで登るのも楽しいです。
この千畳敷戦闘司令所は1905年に完成した軍事施設で、砲台跡は跡形もなく姿を消していますが、ご覧の司令所はそれなりに保存状態も良く、施設内へ立ち入ることが出来ます。有事の際の作戦室や他施設へ司令を伝える電話室などがあったようです。
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先日の台風とその後の強風と雷雨で草木の傷みが目立っていましたが、それでも健気に咲いている花々がありました。まだ山ブドウやウルシなどを除いて目立った色づきはありませんが、それでも何となく秋の気配を感じさせる函館山でした。
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そうそう、表題の「ランチ付き」云々は②で紹介させていただきます。ここから見える函館山を下りた旧市街には美味しいお店が沢山あります。(^^♪
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ちょっぴり色づく大沼

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昨夜の激しい雷雨が嘘のように晴れ上がった日曜日、朝から大沼の湖上に繰り出していました。
波打ち際には多くの木枝や枯葉が押し寄せて、強い風と雨の様子を物語っていました。湖畔林は、まだ緑が主体ですが、ツタウルシなどところどころで色づき始めてきました。
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イヌサフランが咲き出したりして・・・

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秋のお彼岸の中日を迎え、朝夕の涼しさに秋の気配が一層感じられるようになってきました。我が家の庭のマリゴールドの間からも秋に咲くイヌサフランの花が顔を出しています。今月下旬には強い寒気が押し寄せて高い山では初冠雪があるようなことを言っていました。昨日、自転車で通った峠の山並みもうっすらと色づいているような感じでした。あと1週間もすると上の方から紅葉が進んでくることでしょう。
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「夢っ子ロッケ」を求めてぶらぶと

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江差町「いにしえ街道」に揚げたての美味しいコロッケを売っているお店があります。老舗の酒屋さんだった吉田商店というお店です。皐月蔵チャミセで美味しいものを食べてから、街道の街並みを眺めながらお店を目指してぶらぶらと歩きます。お酒の販売は数年前にやめて、現在はコロッケとこだわりのカレーのお店になっています。
イートインも出来ますが、今回は持ち帰りということでお願いしました。おもむろに奥の方からニャンコと一緒にご主人が登場し、笑顔で挨拶の後はコロッケを揚げる準備をします。暫くすると軽やかな油の揚げ音と同時にコロッケのいい香りがしてきました。奥様が淹れてくださった珈琲をいただきながら壁に描かれた絵を眺めながら10分ほど待ちますとコロッケが出来上がってきます。
この絵は愛知県岡崎市在住のペン画家・柄澤照文さんが描いたもので、ご主人とは友人というか深い繋がりのある方のようです。ペン画や絵日記など膨大なコレクションを見せていただきながら柄澤さんの人となりをうかがわせていただきました。ほのぼのとした作風がお店の雰囲気とマッチしていい感じです。
そうそう肝心のコロッケですが、帰って来てからいただきましたが、「コロッケってこんなに美味しいものなの」というくらいに美味しかったです。上ノ国のフルーツポークと厚沢部のメイクイーンを使用した素材の美味しさが際立つコロッケ、江差へ行ったら絶対に買いの一品です。
こだわりのカレーも美味しいようなので、次回はコロッケと一緒にこれを狙っています。
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吉田商店へ行く途中にもいい雰囲気のお店が沢山あります。ショーウィンドゥから覗いたり、暖簾をくぐって店先に足を踏み入れたりしてぶらぶらと歩みを進めます。店先には静かに江差追分のメロディが流れたりして、北前船の往来で賑わっていたかつての時代にタイムスリップしたような気持ちにさせてくれます。
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鴎島へ

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身近な江差ですが、鴎島へは行ったことがありませんでしたので、ちょっと寄ってみました。入り口には幕末にこの港で沈没した開陽丸の復元船があります。オランダで製造された木造・銅板葺の軍艦で、1868年11月に暴風雨に遭って座礁・沈没しました。幕末期の新政府と旧幕府の争いで、重要な役割を演じた船で、榎本艦隊と言われる旧幕府軍の一団として蝦夷地を目指した一隻です。総司令官は榎本武揚、途中の仙台では大鳥圭介や土方歳三などの旧幕府脱走兵も収容したようです。
結果的に江差は無血で占領したものの、翌日には開陽丸の沈没という思いもよらない打撃を受けた榎本軍、このことが後の新政府軍との戦いに大きな影響を及ぼすことになります。
また、自転車で通った函館から江差に通じる国道227号とりわけ中山峠周辺も箱館戦争の時は激しい戦闘の舞台になったところです。

この江差の静かな海、そして春の桜が満開になった五稜郭を見ていますと、戦争のことなどまったく想像できませんが、ほんの150年ほど前に激しい争いがあったのですね。複数の人間が集まれば何らかの争いが生じていたことは、古今の歴史が物語っていますが、大戦という大きな犠牲を払いつつもここまで人類が生きてきたということは解決の手段も同時に持ち合わせていたということも意味しています。お互いに正当性だけを主張するのが争いの発端と思いますが、人類の存亡までも左右しかねない現在の危機的な状況、人類の叡智で何とか回避して欲しいですね。
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『皐月蔵 チャミセ』へ

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今回のツーリングの目的のひとつは江差町中心部の「いにしえ街道」沿いにある『皐月蔵 チャミセ』へうかがうことでした。今までに四度も当店へうかがったのですが、定休日だったり冬季休業、またイベントへの出店でお店が閉まっていて中へ入ることは出来ませんでした。そして五度目の今回、やっと念願が叶いました。

この『皐月蔵 チャミセ』では、江差町の家庭に古くから伝わる郷土料理「けいらん」を食べることが出来ます。鶏の卵のような姿が名前の由来らしく、餡子を餅生地で包んだ鶏の卵より一回り小さい団子を出汁の利いたお吸い物に入れていただきます。秋田や青森の郷土食として知られていますが、北前船の往来があった江差でも、冠婚葬祭の時に食べる風習が伝わっています。

お店は170年ほど前の蔵をリノベーションして使っており、落ち着いた重厚な雰囲気の中に可愛い工芸品が展示販売されたりして、いい雰囲気です。
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私は食べてみたかった「ふきんこ汁」を注文です。特製の荒いおろし金で摩り下ろしたジャガイモをサラシで絞り、その素材に沈殿したデンプンを混ぜて作る「ふきんこ餅(いもだんご)」が入った汁物です。汁にはプリンプリンの「ふきんこ餅」やお肉、沢山の野菜が入り、それに昆布と鰹節の出汁がたっぷりと加わって、贅沢な味に仕上がっています。岩海苔のご飯が添えられて最高でした。

家内が頼んだのは「けいらん」です。お吸い物の中に餡子餅が入っているのですから、違和感があるというか不思議な食べ物ですが、ほのかな甘みと出汁の相性が抜群で、言葉で表すのが難しいくらいに美味しいです。お吸い物の中の小さな卵のような白い団子が愛おしいくらいに可愛くて、箸をつけるのが勿体ないような気がします。江差町では老舗の五勝手屋の羊羹を漉し餡の代わりに入れていたということもあったそうです。五勝手屋羊羹の「けいらん」も美味しそうですね。

そうそう、ここのお店の器やお膳の漆器もリノベーション前の蔵に入っていたものだそうです。
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中山峠を越えて江差へ

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朝から抜けるような青空になりましたので、先日のツール・ド・北海道の第1ステージの舞台になった中山峠を越えて江差へ行ってきました。風も殆どなく絶好のサイクリング日和で、秋というよりも晩夏のような爽やかな風を受けて気持ちよく漕いできました。
自動車で来る家内と江差町で待ち合わせの約束をしていましたが、私の方が早く着きそうでしたので、隣町の乙部町や上ノ国町まで足をのばしてみました。ご覧のように海も静かで薄いコバルトブルーが目に鮮やかでした。
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CAFE FORESTで ひと休み

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このところちょっぴり忙しかったり天気が悪かったりして自転車から少し遠ざかっていましたが、今日はフリーでしたので、バイクを大沼に持ち込んで湖畔を周回してきました。午後からは雷雨があるような予報でしたので、午前中に回れるだけ回ってみようということで出かけましたが、雲行きが怪しくなったこともあり結果的には4周を回って帰ってきました。
大沼湖畔には喫茶店やレストランが沢山ありますが、その中のひとつ、大沼セミナーハウスの本館ホワイエ内にあるCAFE FORESTでひと休みです。広いホワイエには静かにクラシック音楽が流れ、大きなガラス窓からは少し色づいてきた森の木々が眺められて、いい雰囲気です。
観光などで訪れ、レンタル自転車で周回されることがありましたら、ぜひお立ち寄りになってみてください。
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『すいか 1 , 2』 木皿泉

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木皿泉の『すいか1』と『すいか2』、もう10数年も前にテレビドラマ化されシリーズ放映されたようですが、そのシナリオの文庫本です。
朝夕食事付きの人気レトロ下宿「ハピネス三茶」に暮らす血のつながりのない女性4人の日常を描いたお話です。大した事件が起きるわけでもなく、私たちとそれほど変わらない平凡な毎日ですが、その日々の営みの中に明日に繋がる何かを見出していきます。いつもおおらかで、すべてに対してポジティブな「ハピネス三茶」の住民と彼らを取り巻く優しい人々の姿に思わず微笑んでしまいます。木皿作品は、日々ちまちまと生きる市井の人達に優しさと希望を与えてくれるようで大好きです。
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函館が一夜だけスペインに 函館バル街②

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3軒回ったところでもう酩酊のひとランク上をいっているような状態に陥っています。なにせ家内の残した分もいやしく呑んでいますので、もうメロメロです。
でもしっかりノルマを果たさないといけませんので、続いて4軒目です。ここは入るのを躊躇ってしまうようなお洒落なホテルですので、ぜひ一度は入って見たいと思っていました。『ホテル シーボーン』です。内装そしてソファーなどの調度品がお洒落で凄いです。ピンチョーも「ローストビーフ和風ジュレカイワレ添え」「ホタテとエビのマリネ」「特性アパレイユ浸けフレンチトースト」と超豪華です。美味しくお洒落で最高でした。
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5軒目へ行く途中のお店も沢山のお客さんで賑わっています。盛況具合やピンチョーのメニューなどをチェックして次回バルのチョイスの参考にします。
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夜のベイエリアを歩いていきますが、地元の住民の目線から見ても素敵で日本ではないような錯覚にとらわれます。生まれ育った函館、いいですね。
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そして最後の5軒目は毎回来ている『センティール・ラ・セゾン』です。今回からベイエリアのリラノートチャーチに会場を移しての参加です。ここのピンチョーも撮り忘れてしまいましたが、ボリューム満点の美味しいサンドでした。運河沿いのベンチに腰掛けて、ワイン片手にのんびりバル三昧です。
チャーチの中ではゴスペルのライブが行われていて、超満員の会場はゴスペル・サウンドに揺れていました。
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いかがでしょうか。函館西部地区バル街は、4月と9月の年2回開催されています。チケットは5枚綴りで3500円となっており、1軒について1チケットを払ってピンチョーと飲み物とをいただくようになっています。2セット10枚を購入して、沢山のお店を回るような方もおられるようですが、普通の方は1セットでほぼ満足するようです。函館西部地区バル街は、とても好評のイベントで、このためだけに飛行機や新幹線でいらっしゃる方も大勢いるように聞いています。ぜひお越しになってみてください。

ちなみに私たちはこの夜だけで16,000歩も歩いていました。そして何人かの懐かしい知人にも会うことが出来ました。次回のバル街も参加予定です。
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函館が一夜だけスペインに 函館バル街①

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第28回目の函館西部地区バル街へ久しぶりに行ってきました。絶好の秋晴れに恵まれた日曜日、空が茜色に染まる頃から旧市街をマップ片手に歩いて来ました。この日だけは旧市街がにわかスペインに早変わりして、お気に入りのお店でピンチョーとワインやお酒を楽しむことが出来ます。今回は道南各地はもとより青森、弘前、長岡などからも名店が特別参加して、全体で70店とパワーアップしています。まずは普段行けないようなお店や前回行って好評だったお店などを事前にチョイスします。

そして、いよいよスタートです。
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最初は「港の庵」です。ここは越後長岡から『美酒料理 十代目吉蔵』が特別出店しています。ピンチョーは「新潟茶豆の香り豊かな冷製スープ」「県産トマトの冷包み煮」「酒粕クリームチーズ」です。地酒は「久保田」が用意されていました。一軒目から大当たりで、いずれも風味豊かで最高に美味しいお料理でした。そして地酒の「久保田」、ピンチョーとの相性もバッチリで、もう何も言えません。(^^♪
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2軒目は、ここだけは外せない『バル・レストラン ラ・コンチャ』です。ピンチョーはスペイン人が大好きという「アンコウのゼリー寄せ」など3点です。ここはスペイン料理店だけあって、ピンチョーを厳選していますのでとても美味しいです。ワインもうなるほど美味しかったです。和風の客間で食べるスペイン料理も風情があっていいです。
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次のお店に行く途中、ちょっと入った路地裏ではジャズの演奏などが行われていました。酔い冷ましに椅子に腰かけて、静かに流れるメロディに身を任せます。秋というよりも夏の終わりの夕暮れといった心地よい風が流れていきます。
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3軒目は「丸山園御茶ノ蔵」に青森から特別参加している『バル8 x Bistro橙』へ行ってみました。ピンチョーは一緒に食べるとロッシーニ風になるという「小川原湖牛のロースト、バルサミコス」と「フォアグラプリン」。飲み物は自家製アルコール入りアップルソーダでした。もう酔いがだいぶ回っているのと美味しいのとで、写真を撮り忘れてしまいました。いい雰囲気でしょう。
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3軒だけで相当に酩酊状態ですので、続きは②で報告させていただきます。 (^^♪

ツール・ド・北海道 フィニッシュ地点にて

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函館山サイクリングのもう一つのお楽しみ、ツール・ド・北海道の最終のステージ3のフィニッシュ・シーン観戦にも期待感が高まります。コースは函館競輪場前を出発して恵山方面への山岳地帯を走り、汐首岬から海岸線を一路函館へ向けて戻って、最後は函館山山頂でフィニッシュするという77Kmの過酷な設定になっています。
函館山には大勢の応援の方が詰めかけ、小旗を手に首を長くして選手を待っています。場内にはレースの実況中継が流れ、現在地の細かい情報や選手の駆け引きなどが伝えられて、いやがうえにもワクワク、ドキドキ感が高まってきます。
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登山口下の護国神社坂まではほぼ一団の集団を形成していましたが、最後の4km、標高330mあまりのヒルクライムで集団は解けて、トップと最終選手では相当な時間差が開いてしまいました。70km以上も走ってからの勾配10%を超えるような登り坂ですので、トップ選手でも相当にきついレースだったことと思います。
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多くの警護車、先導車、サポート車が並走していましたが、やはり目についたのがフランスのMAVICの黄色い車体でした。先日購入したホイールのメーカーですので、近くまで行って眺めていました。積んであるのは、私のとは比較にならないほどに高価なホイールで、涎が出そうなものばかりです。パンクしたり故障した時には、すぐ交換できるように準備しているのですね。
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レース後の様子です。地元の巴太鼓が選手を歓迎しています。絶好の晴天のもと、選手も思い思いにくつろいでいます。3日間とも晴天に恵まれ、424㎞の広大な北海道を駆け抜けた選手には、レースとともに美しい自然と熱い声援が心に残ったことと思います。
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ちなみに第3ステージの1位はスペインのガルシア・マルコス選手(キナンサイクリングチーム)、2位は西薗 良太選手(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)、3位スペインのトリビオ・ホセ・ヴィセンテ選手(マトリックスパワータグ)でした。1位から3位までは77km走って6秒差といいますから凄いです。
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第2回函館山サイクルライド

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未明までの激しい雨と雷でどうなるか気をもんでいたのですが、朝にはご覧のような好天になり、標記のサイクルライドが無事開催されました。私は初めての参加ですが、普段サイクリングでは登ることが出来ない函館山へ年に一度上れるチャンスですので、迷わずにエントリーしました。さらに今年はツール・ド・北海道の最終ステージのフィニッシュ地点になっていますので、エキサイティングなゴール・シーンの観戦も楽しみのひとつでした。
ということで、函館市役所駐車場に集合して、ここから6.2km先の函館山頂上を目指します。今年はツール・ド・北海道の関連行事のひとつとして市民ロードレースも同時に行われていた関係で、こちらの参加者は84名と少し寂しいものになりましたが、皆さんパワフルでやる気満々といった感じです。
標高差は330mほどですし、いつも足では登っていますので、「楽勝」と豪語していたのですが、いざ登ってみますと、最初から10%越えの登りが立ちはだかって結構手ごわかったです。まあ、レースではありませんし、ハアハア言いながらも景色を見るゆとりもありましたので、楽しい企画で大満足でした。ツール・ド・北海道の「露払い」の気持ちでフィニッシュ・ゲートに飛び込み、ひとり悦に入っていたのは言うまでもありません。(^^♪
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2017-09-11のコピー

アンサンブル・ユニット『パンセ コンサート』

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土曜日お昼下がり、大沼にほど近い森町赤井川にありますハル小屋で、アンサンブル・ユニット『パンセ』のコンサートがありましたので行ってきました。
ハル小屋のことはまったく知らず、行くのも初めてでしたが、週に何度か足を運ぶグリーンピア大沼の近くで、本当に灯台下暗しでした。駒ケ岳の麓の自然いっぱいの環境の中に建つ木のぬくもりいっぱいの素敵な建物です。

アンサンブル・ユニット『パンセ』は、武蔵野音楽大学のほぼ同年代の同窓生で、ソプラノの三木みえさん、フルートの珠玖加奈子さん、ピアノの内田直美さんのトリオで構成されています。数年前に函館・元町の旧相馬邸の蔵で行われた三木さんのコンサートを聴きに行って以来になりますので、今日のコンサートをとても楽しみにしていました。前半はクラシックの名曲を、そして後半は日本の良く知られた童謡、唱歌、抒情歌などを演奏してくださいました。いずれもアンサンブルとそれぞれの独奏という構成になっていました。
まず、三木みえさんの優しくそっと包み込むようなソプラノの歌声に魅了させられました。特に後半の久石譲の「もののけ姫」「stand alone」、美智子妃殿下のお作りになった「ねむの木の子もり歌」などはしっとりと聴かせていただきました。大沼の自然と調和するような三木さんの歌声がなんとも心地よくうっとりしていました。
フルートの珠玖加奈子さんは永く外国で活躍されていたそうで、さすがに技巧、音楽性とも素晴らしく、素敵な演奏を聴かせていただきました。ビゼー/ボルヌの「カルメン幻想曲」は大好きな曲ですので、特に楽しみにしていました。ボルヌという作曲家はフルーティストとしても相当の名手であったそうで、歌劇「カルメン」の名旋律をより技巧的に華麗にちりばめてメドレーにした曲のようです。珠玖さんの今回の演奏は、オペラのオーケストレーションを彷彿させるような名演で素晴らしかったです。抜粋でしたが、いつか全曲を聴いてみたいと思っています。
ピアノの内田直美さんは今回はピアノ伴奏だけでしたが、いつかピアノ独奏も聴いてみたいと思っています。日本キリスト教団国分寺教会のオルガニストということですので、パイプオルガンの演奏も素晴らしいのでしょうね。
そうそう、アンコールのカッチーニの「アヴェ・マリア」のことを忘れていました。この曲も大好きで、数年前に厚沢部町の小さな廃校で聴いた舘野泉さんの演奏以来の感動でした。『パンセ』の演奏も素晴らしいのひと言です。

ハル小屋の前は広い芝生の広場になっており、大きく背伸びをしたくなるほどの開放感のあるところです。こんな素敵な音楽小屋で素晴らしい音楽を聴けたことに感謝しております。
お声をかけていただきお招きくださった三木さま、有難うございました。
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大雪旭岳sea to summit リザルト

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先月行われた大雪旭岳sea to summitのリザルト(成績)が公表されましたので、参考までにお知らせしたいと思います。全体を通して1位はシングル男子の138番の方で、カヤック 0:54:00、バイク(自転車) 0:41:17、ハイク(登山) 0:54:11の総合 2:29:28という凄い成績でした。

105番の私はというと、カヤック 1:04:56、バイク(自転車) 1:12:46、ハイク(登山) 1:21:58の総合 3:39:40ということで、男子シングルの部では35名参加した中で18位の成績でした。シングル女子、チーム(複数の選手で各ステージを担当)を含めた全体では、61個人・団体の中で25番目でゴールしていました。殆どが20~40歳台と思われましたので、団塊世代のオジ(イ)サンとしては、まずまず頑張ったかなと思っています。
一桁台ゴールを夢に来年も参加したいと思っています。(笑)
あぁ、そうそう来月開催予定の宮城県での大会にもエントリーしていました。一桁台ゴールいや完走を目指して頑張ります。
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※以下の写真は「sea to summit連絡協議会」のフォトギャラリー「2017大雪旭岳大会」からお借りしました。
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新函館北斗駅まで散策

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愛犬のダッキーの薬がなくなりましたので、ペットクリニックのある新函館北斗駅まで散歩を兼ねて行ってきました。往復で13kmほどあり、しかも七飯は坂の町ですので、結構いい運動になります。近道ということで、今まで通ったことがない曲がりくねった農道を選んでみました。田んぼには黄金色の稲穂が垂れ、実りを秋を実感させます。
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新函館北斗駅近くでお昼になりましたので、こんな小洒落たレストランに入ってみました。野菜たっぷりというのがウリのようですが、私のところの菜園でもこのところ沢山野菜が採れて毎日たっぷり食べていますので、ちょっとチョイスを間違ったかなと家内と苦笑いをしていました。
お店は「畑のレストランHuis」といいます。野菜が新鮮で味付けが美味しいですから、野菜大好きの方にはおすすめです。
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ペットクリニックは新幹線駅の少し先です。
駅周辺はまだまだ空き地が多く、整備が遅れている感がありますが、バスなどの発着が目立つようになってきていますので、少しずつ活気が出て来ているのかなと思っています。来年春には近くに大きな道の駅「なないろ・ななえ」というのが出来ますので、この効果で人の流れも変わるのかも知れません。
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