『コーヒーが冷めないうちに』 川口俊和

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川口俊和の『コーヒーが冷めないうちに』、いい本でした。読みながら飲んでいた珈琲が冷めたのも忘れるほどに・・・。

物語の舞台は、ビルの地下にある古い喫茶店「フニクリフニクラ」。お店の奥にある席に座ると過去の望みの時間へ戻ることができるという都市伝説があります。そんな噂を聞きつけて訪れる客のお話です。
しかし、過去に戻るには細かいルールがあって、戻れる時間は出されたコーヒーが冷めるまでの間だけ。そして椅子から動く事もできません。また、過去に戻ってどんなに努力してもこの喫茶店に来たことがない人には出会うことはできず、そして現実を変えることもできません。

物語は4つのエピソードで構成されていますが、みな大切な人との別れを経験しています。愛情を言葉で伝えられないまま、結婚を考えていた男性が海外に去ってしまった女性のお話『恋人』。若年性認知症の夫に自分の存在を忘れられた妻のお話『夫婦』。家出した姉と一緒に実家の老舗旅館で働くことを夢見ていた妹のお話『姉妹』。そして、子供を産めば命を落とすという状況の中、命のある内に未来へ行くことを願う妊婦のお話『親子』。

読み終えるとほっこりとした暖かさに包まれる本です。
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一気に雪景色

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昨晩の予想通り、寒冷前線が通過した後の今朝は真っ白になっていました。
七飯はサラッと降っただけだったのですが、函館市内は結構積もっていました。まだサマータイヤの車で走っている人がいるらしく、あちこちで物損事故が起きたようです。私と家内の車はすでにタイヤ交換をしていましたが、まだワイパーの交換は残していました。そうそう冬靴への交換もありましたね。あれもこれもと一気に雪への対応に追われています。
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寒冷前線通過中

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寒冷前線が通過中とのことで冷たい雨が降り続いています。
このあとは明日にかけて強い冬型になるようで、当地でも雨が雪に変わるそうです。
ドウダンやヤマモミジが真っ赤になり、明日の朝はこの上に雪が降り積もって紅白のコントラストが見られるかも知れません。
スキーのシーズン券引き換え葉書が届きましたし、そろそろスキー板のチューニングにも取り掛かろうかなと思っているところです。
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『三の隣は五号室』 長嶋有

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今年の谷崎潤一郎賞受賞作、長嶋有の『三の隣は五号室』はちょっと風変わりな設定ですが、面白かったです。

東京近郊に60年代に建てられた木造賃貸アパート「第一藤岡荘」の五号室、登場人物は1966年から2016年までの半世紀のあいだ順番にそこに暮らした十三世帯です。そんな普通の人々を時系列にもばらばらに描いた物語です。
大学生、若夫婦、訳ありの男、単身赴任者、失恋したOL、外国人など様々な人たちが、お互いを知らぬまま「第一藤岡荘」の五号室で暮らし、いろいろな痕跡を少なからず残して行きます。そんな人々の営みの一つ一つが、時間という枠を超えて偶然の糸で縫い合わされる不思議さ面白さを描写しています。
「第一藤岡荘」という共通の場が物語を支えており、50年という長い間に起きる悲喜こもごもの出来事を暖かく見守る「三の隣の五号室」が人格を持っているような気さえします。
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人間でいうと88歳、まだまだ元気ですよ

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一年振りくらいでしょうか、久し振りにダッキーのことを書いてみます。

我が家の愛犬ダッキーが10月30日に18歳になり、人間の年齢に換算すると88歳になりました。ブラックタンだった毛色は「くまモン」のようにブラックホワイトになり、目も白内障で微かに見える程度のようですが、運動器や消化器も丈夫でいたって元気です。さすがに道路での散歩はさせませんが、家の中や庭などを物にぶつかりもせずに上手に闊歩しています。新聞に犬の認知症のことが掲載されていましたが、今のところ認知機能にも問題がなさそうです。
幼犬の頃から活発な犬で、病気と言えば9歳の時に会陰ヘルニアで膀胱が飛び出して大手術をしたことがありますが、それ以外の病気という病気はあまり記憶にはありません。この会陰ヘルニアの際も内臓器が飛び出さないように生体膜を丸めた詰め物を挿入したのですが、縫い目から少し飛び出していたこの詰め物を引っ張り出して食べてしまい、獣医さんと大笑いというか共々慌てたことがあります。とりあえず口に入るものは何でも食べてしまいます。
その後、再度の手術は可哀そうと、そのままにしていたら自然と塞がってしまったという驚くような回復力の犬です。会陰ヘルニアはどの犬種でも発生するようですし、ダッキーの経験から言えば発症してもあまり悲観することなく見合った治療をすれば良いのではと思っています。

食事は昨年までドッグフードでしたが、今は消化が良いように手作りしています。手作りと言いましても、煮たレバー、生の牛肉、いろいろな野菜をブレンダーで細かくしたものに犬の牛乳を混ぜたもの、そしてごく少量のドックフードをやっています。凄い食欲ですし体調も良さそうですので、個人的にはドッグフード・オンリーよりもいいのではと思っています。

『ギネスに挑戦』と大それた目標にしていますが、そこまでは無理としても何とか20歳まで生きて欲しいと願っています。
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紅葉に彩られたエプイ

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建物と紅葉のコントラストが綺麗な大沼鶴雅オーベルジュ・エプイのレストラン内外の写真も少し収めてきました。正面に見える建物のガラス窓からこちらのガーデンを見渡すことが出来ます。レストラン内部も洗練されていますが、ガーデンもとてもお洒落で、春の芽吹きの頃も素敵だと思いました。ガーデン内には座り心地が良さそうなベンチが配されており、ベーカリーの美味しいパンと珈琲をいただきながら景色を眺めるのもいいかなと思っています。
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エプイでランチ

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大沼鶴雅オーベルジュ・エプイのレストランへ木の展示会の前に寄ってみました。
大沼を中心とした半径50マイル(約80㎞)圏内の食材にこだわった創作料理を味わうことが出来るというので気になっていたレストランです。平日でもとても混んでいて、予約をしていた11時半には長い列が出来ているほどでした。ちょうど紅葉の時季で大きな窓からはきれいなガーデンが見渡せますし、白を基調にした明るい店内の雰囲気もなかなかグッドです。
お料理は、ハーフビュッフェ・スタイルで、メインのディッシュは魚・肉など4種のなかから一つを選ぶ形になっています。この地域の食材を厳選しただけあってどれも美味しいですし、とくに野菜の種類が豊富でヘルシーでいいなと思いました。新鮮ですし、一つ一つの調理も素材が活かされていて、野菜だけを食べに来ても満足できるレストランと思いました。そうそう、パンも美味しいです。
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晩秋の大沼国際セミナーハウスを散策

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木の作品展示会を見たあと、セミナーハウス敷地内の散策路を歩いてみました。この散策路は私たちのお気に入りで年に何度か訪れて楽しんでいます。四季を通じて自然を感じる素敵な場所で、湖畔沿いにもかかわらず、静かでいいところです。
夏には鬱蒼として薄暗かった森も葉が残り少なくなり、木々の間からは晩秋の薄日が差し込んでいました。
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道南の木を使った作品展示会

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障害を持った子供たちを対象にしたおもちゃのボランティアをしている家内がぜひ見たいというので、大沼の国際セミナーハウスで開催されている「道南の木を使った作品展示会」へ行ってきました。杉や栗、ヤチダモなど道南に生育している木を素材にした作品で、木琴のような音の出るタワー・ハウスや乗って遊べる玩具などが展示されています。いずれも木のぬくもりが感じられ、子供だけではなく、大人にもいいなあと思って眺めていました。
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冷たい雨の文化の日

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朝から冷たい雨が降ったりやんだりの肌寒い文化の日になっています。この後は雪に変わるようですね。
いろいろなところで文化祭などが催されているようですが、あまり出歩くような気分にもならず、文化とは縁遠い一日を過ごしています。こんな日は好きな音楽でも聴いて、本を数ページめくりながらウトウトするのがいいかなと思っています。
窓の外の紅葉も一段と進んでいますが、葉の数も日毎に少なくなっています。そういえば大根を干している光景をあまり見かけませんね。まだ時季的に早いのかな。
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わぁ~ 松茸だぁ

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ロサンジェルスにお住まいの親しい知人Yさんから松茸をいただきました。テレビやたまに店頭に並んでいるのを見かけることがありますが、私のような貧乏人にとって松茸というものは眺めるのが精一杯で、なかなか手を出すことは出来ません。松茸というと、永谷園の「マツタケのお吸い物」か、宴会などに出るマツタケがどこに入っているのか分からない土瓶蒸し程度ですから、感動のほどがお分かりいただけると思います。
松のあるところ条件が良ければ世界中どこでも生えるのでしょうが、松茸というと日本の特産とばかり思っていました。種類は同じと思いますが、カナダ・アメリカのものは日本のものに比べると色がやや白っぽいようですし、香りも優しい感じがします。でも箱を開けた瞬間にはいい香りがしますよ。そうそう、韓国産や中国産も出回っているらしいですね。
何にしようか迷っているうちに萎びてしまうのではと冷蔵庫へ入れたり出したりしていますが、まずは定番の松茸ご飯にして、次は焼き松茸にしてみようと思っています。これだけあるのですから豪勢な松茸三昧の日々が数日続きそうです。松茸、松茸・・・(笑)
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とても寒い11月の入り

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今日から11月、2ヶ月ごとのカレンダーは残り1枚になってしまいました。
帰りに予約をしていたお店でタイヤ交換をしてもらい、待ち時間に近くのショッピングモールまで歩いてみましたが、とても寒くてすくむ思いでした。12月頃の気温とのことですが、まだ体が慣れていませんので、一層こたえるのかもしれません。

この寒さで我が家の周りの木々は葉を落としたものがありますが、残った葉っぱの紅葉はだいぶ色づいてきました。まだ緑が多いのでもう少し色づきそうな気がしているのですが・・・。
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『希望荘』 宮部みゆき

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杉村三郎シリーズ第4弾となる『希望荘』も面白かったです。
前作で離婚し仕事も失った杉村三郎、故郷の山梨に戻るのですが、ある事件をきっかけにして東京で探偵事務所を開業することになります。そんな杉村のところへ舞い込む4つの事件からなる短編ですが、いずれも日常生活のちょっとした心の裂け目から罪という罠に落ち込む人々の心理を描いています。人間の心の奥底にある闇の部分にまで踏み込んで鋭くえぐる宮部さんの筆の力はさすがですね。読んでいますと少しやるせない気もしますが、江戸物を思わせる人情味豊かな人々に囲まれて暮らす杉村の誠実で明るい姿が救いとなっています。
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大沼湖畔の動画 ドライブレコーダーで

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今年の春に新しい車に装着したドライブレコーダー、あまり見ることがなかったのですが、大沼の紅葉がどのように映っているかのSDカードをPCに入れて確かめてみました。購入したのはKenwood DRV-610ですが、意外と綺麗に映っているものですね。事故時の高解像画像と駐車管理ができることを売りにした製品ですが、郊外のドライブ撮影にも結構使えそうな感じです。
3分程度ですが、ドライブレコーダーで撮影した大沼湖畔の紅葉をお楽しみいただければと思います。

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ぶらりと大沼湖畔を一周

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朝カーテンを開けたら白いものがチラチラと降っていました。いよいよ冬ですね。
私の車は新しいタイヤを購入しましたので来月1日に交換予約をしていますが、家内の車はなるべく天気の良いうちにと思い午前中にタイヤ交換をしました。あと数日で11月、時の経つことの早さについていけないような気がしています。
平地で雪が降るのですから駒ケ岳も冠雪していると思い、午後から二人で大沼をぶらりと一周してみることにしました。車で20分ほど走ると、こんな自然いっぱいの素晴らしい景色に出会えるのですから、七飯はいいなと思います。東大沼の七飯スノーパーク・スキー場のコースも真っ白になっているのが眺められ、いよいよスキーシーズンが近づいているようで、何となくワクワクした気持ちになっています。
肝心の紅葉ですが、まだ十分に楽しめますし、雪をいただいた駒ケ岳とのコントストも見事でした。
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あらら・・・ 虫食いばかり

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やっと栗の収穫を終えました。
樹の下から眺めていると今年はイガが大きくて収穫が期待できるかなと思っていましたが、遊び呆けて収穫が遅れている間に野ネズミやリスに齧られたり持って行かれてしまい、結果的に彼らの残り物を収穫する羽目になってしまいました。しかも本能的(?)にいいのから食べていきますから、残ったのは殆どが虫食い状態のものばかりで散々です。彼らが持って行かなくても、もともと虫食いばかりなのかもしれませんが・・・
虫が好んで食べるほどに美味しいと言いますが、売ってる栗とのギャップを感じてしまいます。中の栗虫は食い穴からなかなか出てこられないほどに丸々と太っています。栗虫めぇ~。
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成田達輝 &萩原麻未 デュオ・リサイタル

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ロン=ティボー国際コンクールなど数々のコンクールに入賞をし脚光を浴びる成田達輝君と、ジュネーヴ国際コンクール、ピアノ部門で日本人として初めて優勝を果たした萩原麻未さん、若手2人によるデュオ・リサイタルを聴きに行ってきました。ともにパリで学び、現在もパリを拠点に活躍されている若いお二人のエネルギッシュな演奏を楽しんできました。
演奏曲目は前半が、ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」他、そして後半は、ドヴォルザーク/ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ、ブラームス/ハンガリー舞曲集、サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン他でした。
成田達輝君は「偉大な名手パガニーニのライバル」と評されるほどに注目されている若手ヴァイオリニストですし、萩原麻未さんも年によって1位を出さないほどに権威と伝統のあるジュネーヴ国際コンクールで優勝しているだけあって、素晴らしいものでした。お二人の息もぴったりと合って、枯葉の舞うパリの街中で聴いているような雰囲気でのリサイタルは最高でした。
成田君のヴァイオリンは、1738年製のガルネリ・デル・ジェスということですが、アンコール曲のポンセのエストレリータでは、ストラディヴァリウス(1711年製)に替えたりして、このへんの演出は憎いなと思っていました。(^^♪
お二人とも前々日に函館入りしていたようですが、美しい景色と美味しいものなどを満喫したようで、函館がとてもお気に入りのようでした。
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ちょっと寄り道して笹流ダムの紅葉を

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仕事の行き帰りで通る赤川インターからほど近い笹流ダムへ帰りに寄ってみました。

資料によりますと、このダムは1923年(大正12年)に竣工した日本で最初のバットレスダム(扶壁式ダム)だそうです。扶壁と呼ばれるものでダム本体の壁を支える仕組みになっているらしく、あまり目にすることがない特殊なダムのようです。
私が子供の頃は、現在とは少し様相が異なっており、格子状の扶壁がはっきりと分かるものでした。そうそうダムの前面には崩れそうな梯子が上までかかっていて、ゆらゆら揺れてめまいがしそうな梯子を怖々上り下りした思い出があります。梯子同様に当時はダムも相当にボロで、いつか壊れて函館市内が水浸しになるのではと子供心に思ったりしていました。そんなダムですが、現在日本には6基しかない貴重なもので、「土木学会選奨土木遺産」に指定されているそうです。

肝心の紅葉はイマイチ色づきが悪いような感じがしますが、見学する時期にもよりますので一概には言えませんね。来月上旬ころまでは楽しめそうな気がしています。
小学校の遠足と言えば「赤川」と言ったほどに函館市民にはとても親しまれている公園ですが、今もとてもよく管理されていて、のんびりと四季の移ろいを楽しむことが出来ます。

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Tacx Vortex Smart を買っちゃいました

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マニアックな自転車の話題で恐縮です。

初雪が降ったりして、そろそろ野外での自転車の走行は厳しいかなと思い、室内トレーニング用のローラー台を購入しました。いろいろと機種があるのですが、そこそこ評判の良かったオランダのメーカーTacx社の Vortex Smartというものを選んでみました。私も使い方はよく分かっていないのですが、簡単に言いますとロードバイクをこのローラー台の上にセットして漕ぐというものです。
もう20年近くも自宅で漕いでいるコンビのエアロバイクがあるのですが、このローラー台の凄いところはGarminのサイクルコンピュータのコースデータを再現したり、スマホやPCと繋げて世界中のコースの映像を見ながらリアルタイムで仲間と走ることが出来たりするらしいことです。坂道などの高低差もコースに沿って正確に反映され、上り坂では同じ勾配%で負荷がかかるようになっています。
まだ組み立てたばかりで実際には使っていませんが、購入を検討されている方の参考になればと思っていますので、使用レポートなどを随時紹介していきたいと思っています。

こんな凄い機器が出てくると、外を走らずに家でばかり漕いで、オタクっぽくなりそうな気がします。(^^♪
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もっと赤くな~れ

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遅れていた菜園の片付けにやっと重い腰を上げました。すっかり枯れてしまったトマト、キュウリやそれを支えていた支柱を取り外したら何もない状態になって、何となく寂しい感じがします。農家の方も仰っていましたが、今年は作物の出来があまり良くなかったようで、我がmacoto農園もあまり芳しくありませんでした。例年になく台風の上陸がありましたし、夏場の天候の不順が響いたのではと思っています。海も温度が下がらなくて、サンマが不漁らしいですもね。

そんななかリンゴだけは台風に耐え抜いて、一段と赤くなってきました。リンゴ農家ですと売り物にならないほどの小振りですが、自家消費ですから小さくたって至って平気です。数日前から一個ずつ採って食べていますが、やはり手塩にかけて育てたリンゴは美味しいです。(ホントは放任でしたが・・・) はい、手前ミソならぬ手前リンゴです。(^^♪
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我が家の紅葉はもう少しかな

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11月も20日を過ぎ、札幌や旭川からは雪のニュースが聞こえてきています。我が家の庭にも白い雪虫がふわふわと飛んでおり、いよいよ雪のシーズンの使者が舞い始めました。そろそろ冬タイヤなども準備しないといけないと思っています。
大沼は紅葉真っ盛りですが、我が家の庭の紅葉は遅れているというか、いまいち色づきが良くないような気がしています。このまま葉が落ちちゃっては残念ですので、今日のところは紅葉前線の通過中といったところにしておきますね。(^^♪
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オペラコンサート in 大沼国際セミナーハウス

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森と湖につつまれた大沼湖畔の小さな国際会議場で開かれた「オペラコンサート in 大沼国際セミナーハウス」へ行ってきました。『イタリアから大沼の森へ 皆様にお届けするオペラの心』と題するオペラコンサートで、東京藝術大学声楽科を卒業され現在イタリアのパルマ在住のオペラ歌手・宮本史利さんのバリトンの歌声を楽しんできました。80名限定というサロンコンサートのようなアットホームな感じで、大沼鶴雅オーベルジュエプイの美味しいサンドイッチと珈琲を味わいながらの優雅なひと時でした。
前半はナポリ民謡など私たちの良く知ってる曲を、そして後半はロッシーニやプッチーニなどのオペラの名曲を本場イタリアの舞台さながらの張りのある伸びやかなバリトンの歌声で聴かせていただきました。照明に映える見事な紅葉を眺めながら、素晴らしい歌声を存分に楽しむことができた感動のコンサートでした。
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恵山、海向山のトラックデータでお遊び

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GPSによるトラックデータをgoole earthにトレースしてみました。海向山の高低差があまり実感として湧きませんが、恵山の活火山としての雰囲気がよく分かりますね。海向山の左右分岐のところから(海側を)少し登ったあたりでトラブル発生(落とし物)のため、400mほど下って戻った様子が画像を大きくしますと分かります。他にもルートを外れているところがありますが、紅葉ビューポイントを探してですので、こっそりと草に栄養を与えていたわけではありませんよ(笑)。いずれも道がついているところですので悪しからず・・・。GPSって正確過ぎて、隠し事が出来ませんね。(^^♪

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紅葉の恵山、海向山をひと巡り

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昨日に続いて快晴の道南。フリーでしたので、紅葉が見頃を迎えている恵山と海向山へ行ってみることにしました。朝の8時に恵山岬にあるホテル恵風の駐車場に車を入れて、「十三曲がりコース」から入山です。思っていた通り山全体がササラドウダンの紅葉で真っ赤に染まり見事です。
賽の河原駐車場を経由して、まずは海向山へ向かいます。左回りで登って右回りで降りてきたのですが、途中誰にも会わず、のんびりと静かな周遊登山を楽しむことが出来ました。人の声が聞こえない代わりに鹿の鳴き声が頻繁に聞こえ、2枚目の写真のようにこの地区でも鹿が急増していることがうかがわれます。また賽の河原に戻ってきて、次は恵山山頂と並立しているような恵山展望台へと向かいます。ここまで来ると団体さんなども多く賑やかになります。
そして、まだ余力がありましたので、権現堂コースを辿って恵山山頂へ登ってみました。頂上からは津軽海峡を越えて下北の山並みがはっきりと見えますし、転じると青々とした噴火湾が目に飛び込んできます。さらに左には登って来た海向山とナナラドウダンの紅葉が裾野を染める456峰が見えています。
空は抜けるような快晴で風はなく、少し汗ばむような登山日和の一日。約19km、7時間とちょっと長丁場でしたが、楽しい二つの山のひと巡りでした。ちょっと写真が多くなってしまいましたが、お許しください。(^^♪
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色づき始めた香雪園

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20度近くまで気温が上がって快晴の函館。この陽気に誘われて、仕事帰りに近くの香雪園へ寄り道をしてみました。まだ緑が多いですが、少しずつ色づき始めています。
遠足と思われる幼稚園児、芝生でのんびり寛ぐカップル、栗拾いの老夫婦、ワンコ連れの女性などそれぞれに秋の日和のひと時を楽しんでいるようでした。今週末頃が紅葉の見頃でしょうか。
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紅葉に彩られた大沼を漕ぐ

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そろそろ大沼の紅葉も見頃を迎えているようですので、紅葉見物を兼ねて家内と二人でシーカヤックを漕いできました。
今朝がたは風が強くてワカサギの網上げが大変だったということを出発前にイクサンダーのヒゲさんから聞いていましたが、仰る通り小沼は波が高く、帰りは向かい風で大変だろうなというちょっと先が思いやられる気持ちで漕ぎ出しました。
月見橋の下を通って大沼へ入ったら一転してベタ凪で、快調なパドリングですいすいと進むことが出来ました。「大沼グレートラン・ウォーク」で湖畔は賑わっていたようですが、湖上はパドルの漕ぐ音と水鳥の羽ばたきだけの静かな世界が広がっています。雲間から僅かに日が差す程度でしたが、湖上から眺める紅葉がきれいで、最高のひと時でした。
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わぁ~、初霜

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放射冷却だったようで、カーテンを開けたら屋根が霜で真っ白になっていました。朝日に照らされて見る見るうちに解けていきましたが、少しずつ寒い季節にシフトしているようです。
帰りに四季の杜公園へちょっとだけ寄ってみましたら、木々が一段と色づいてきていました。秋本番ですね。
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『東京會舘とわたし 下(新館)』 辻村深月

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辻村深月の『東京會舘とわたし』の上巻に続く「新館」をモチーフにした小説です。こちらも全5編の連作短編集となっています。
第6章『金環のお祝い/昭和51年1月』から物語が始まるのですが、このお話はとてもいいです。ジーンときて最初から泣かされてしまいました。次の第7章『星と虎の夕べ/昭和52年12月』の越路吹雪と彼女のマネージャーだった岩谷時子のお話も、越路の知られざる一面をうかがわせて良かったです。第8章『あの日の一夜に寄せて/平成23年3月』は実際に東京會舘へ寄せられた手紙をもとに東日本大震災の際の出来事を物語にしたもので、不安な一夜を過ごす中でのクッキングスクールに纏わるお話が感動的です。第9章『煉瓦の壁を背に/平成24年7月』では著者の体験をベースにしつつ東京會舘へ寄せる想いが凄く伝わってきて、これも素敵でした。そして第10章『また会う春まで/平成27年1月』、大正11年の創業から93年目にして2度目の建て替えを控え、最後の営業日の結婚披露宴の模様を綴ったものですが、これもホロリとさせられるいいお話です。
上下巻合わせて10の短編、いずれも東京會舘のスタッフの方々の繊細で心に染み入るようなホスピタリティが随処にちりばめられていて、本当のプロフェッショナルの「おもてなし」って凄いなと思って読んでいました。
平成30年の春には新しい東京會舘がお目見えするようですので、完成したら行ってみたいと思っています。
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フルート 『宵待草』

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お馴染みの『宵待草』をフルートで吹いてみました。
大正浪漫を代表する画家で詩人の竹久夢二による詩歌が原詩になっていることは知られていますが、1912年に雑誌「少女」で発表された後、バイオリニストの多忠亮(おおのただすけ)により曲がつけられたそうです。モチーフとなった待宵草(まつよいぐさ)は、夕暮れ時に黄色い花を開き、朝にはしぼんでしまう花ですが、この待宵草の儚さが夢二のひと夏の恋と重ねられたと言われています。

楽譜と伴奏は、いつもの「フルートとクラシック音楽好きの人に」というウェブサイトから提供していただきました。初めに楽譜を見た時には簡単そうに思えたのですが、なかなか6/8拍子のリズムが捉え切れなかったことと、音域がとても広くて、思っていた以上に悪戦苦闘しました。ちなみにこの曲の一番下の音は、低いオクターブのド(C)で、高い音はその2オクターブ上のソ(G)です。上の音域は思いっきりヒステリックに吹くと何とか出ますが、下のド(C)はなかなか音になってくれず、自分の下手さ加減を棚に上げてフルートが壊れているのではと思ったほどでした。低い音域をきれいに響かせて吹いている演奏を聴いているといいなと思います。
とても宵を待つような演奏ではありませんが、お聴きいただければ嬉しいです。

『東京會舘とわたし 上(旧館)』 辻村深月

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辻村深月の『東京會舘とわたし 上(旧館)』は面白かったです。
丸の内の皇居お濠に面した東京會舘を舞台にした連作短編集です。創業の大正12年から関東大震災、戦中、戦後を経て昭和39年の東京五輪までの激動の時代を生きる人々とそれを暖かく見守る東京會舘を描いています。
内容は読んでいただければと思いますが、私が個人的に印象に残ったのは、第1章の「クライスラーの演奏会/大正12年」では、クライスラーが弾いたベートーヴェンのクロイツェルソナタを、第2章の「最後のお客様/昭和15年」はレストラン・プルニエの「舌平目魚の洋酒蒸」のことかな。第3章の「灯火管制の下で/昭和19年」では遠藤波津子理容館のこと、第4章「グッドモーニング、フィズ/昭和24年」は"アメリカン・クラブ・トーキョー"の「モーニング・フィズ」、第5章「しあわせな味の記憶/昭和39年」は、ガトーアナナとプティフールでしょうね。うふふ、音楽や食べものばかりに目が行ってますが、本当のところはこれに纏わる登場人物がとても魅力的な人達ばかりで、こちらが物語の本筋です。
東京會舘は前を通っただけで中へは入ったことがありませんので、こんど行った時にはレストランで美味しいものを食べてみたいと思っています。そうそう、雰囲気も味わってこなくては。
『東京會舘とわたし 下(新館)』は、昭和51年から始まって、現在までとなっています。今読み始めたところです。
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60年前の毎日新聞

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思いがけないところから昭和31年(1956年)9月2日の毎日新聞が出てきました。あるものの緩衝材として詰められていましたので、破れていたりして読めるところはほんの一部ですが、60年前のものですから興味津々眺めています。
おりしも、日本とロシアとの北方領土返還に関わる話題がこのところ俄かに活発になっていますが、まさにこの新聞の発行から僅か1か月後の10月19日に当時の鳩山首相とソ連のブルガーニン首相が今回の話題の元となる共同宣言に署名し、その2か月後に宣言が発効しています。これにより両国の国交が回復し関係も正常化しましたが、北方領土の問題は先送りされ、目立った進展がないままに現在に至っています。
僅かな新聞記事の断片ですが、交渉に当たった鳩山首相と河野農相の生々しい遣り取りやそれを取り巻く政局の動きの一端がうかがわれます。鳩山首相は共同宣言の発効を見届けるように、この年の12月に退陣しています。
《画像をクリックしますと大きくなります》
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ラジオ、テレビ欄の興味も尽きません。テレビはまだ一般家庭には普及していませんし、放送時間もお昼に1時間程度の放映があって、その後は夕方まで休み、夜は6時から10時ころまでの放送となっています。私の記憶では、放映の少し前になると幾何学模様のようなテストパターンという画像が出てきたように思います。あとは雨降りのようなザーッという映像でしたね。
この日は日曜日のようですから、お昼の12時15分から宮田輝アナ司会の「のど自慢素人演芸会」になっています。夜には「今週の明星」という歌番組があり、灰田勝彦、津村謙、藤島恒夫、大津美子、藤山一郎なんていう懐かしい名前が見えています。ラジオでは8時半からの「私は誰でしょう」も人気がありましたね。
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スポーツ欄も面白いです。
プロ野球球団では、東映、毎日、阪急、西鉄、南海、近鉄、国鉄、大洋という懐かしい球団とともに私はあまり記憶にない高橋(ユニオンズ)なんて名前もあります。でもこの当時は何といっても巨人でしょうね。オーダーを見ますと、与那嶺、坂崎、加倉井、川上、南村、藤尾、土屋、大友、広岡などというそうそうたるメンバーが名を連ねています。そして、長嶋、王という私たちを熱狂させた選手の登場は、それぞれ1958年、1959年ですから、この数年ののちに紙面を賑わすことになります。

文芸欄では、志賀直哉がフランス映画『赤い風船』に纏わる私的な出来事を書いたと思われる文章が掲載されています。志賀直哉って相当昔の作家と思っていましたら、この当時はまだ現役で作家活動をされていたのですね。

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秋は気まぐれ・・・

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朝から風が強く、雲間から日差しが覗いたと思うと、パラパラと雨が降ったりして・・・変な天気です。秋の天気なんてこんなものかもしれません。外のアクティビティはちょっと無理ですし、庭の片付けもあまり気乗りがしません。こんな日は家でまったりと珈琲でも飲みながら本を読むのが一番かもしれませんね。
雨の間隙をついて秋の庭の写真を撮ってみました。殆ど手入れをしていませんので、ワイルド・ガーデンと化していますが、個人的にはこんな風に適当に咲いている風景がいいなと思っています。
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リンゴ もう少し我慢ですね

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数日前の旭岳、昨日の黒岳、そして今夜から高い峠では雪になるという予報が出ています。また暖かくなるのでしょうが、少しずつ寒い季節に向かっているようです。
町内の果樹農家の畑では真っ赤に色づいたリンゴがたわわに実っていますが、我がmacoto農園のリンゴも遅ればせながら少しずつ色づいてきました。とてもプロの真似はできませんので、野性児のように育てているのですが、それでも我が家のビタミンの補給をしてくれるだけ収穫できそうな感じです。大小さまざま、色付きもバラバラで、一個一個が個性を主張しているようです。もう少し寒暖に当てて、蜜をたっぷり蓄えさせてから収穫するつもりです。
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好天に誘われて駒ケ岳へ

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スイム予定を取りやめて家内と山へ行ってきました。朝になってから急遽決めたものですから、家から40分もあれば楽に登山口に着ける駒ヶ岳へ登ることにしました。スイム道具を放り出して、バタバタと山の道具を揃えて出発です。
このところの大雨で登山道の一部が大きく崩壊しているところがありましたが、順調に登り下りすることが出来ました。風が殆どないせいか眼下の大沼・小沼が霞んでいたのが残念でしたが、ほぼ晴天でワンダフル・ハイキングでした。平日ということで、数人の登山者と会っただけで、のんびりと静かな駒ケ岳を満喫してきました。
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mont-bell ティトンブーツ

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8月に"SEA TO SUMMIT"で東川町へ行った際にふらりと寄ったモンベル東川店で衝動買いしたティトンブーツ、履く機会がなくて部屋の飾りになっていたのですが、今日試し履きしてきました。「軽量で柔らかく、軽装備の日帰りハイキングや野山の散策などで手軽に着用できる全天候型ブーツ」という触れ込みだけあって、足を入れた感じはなかなかいいです。600gと軽いうえに全体に柔らかく、それなりのホールド感もありますので、気軽な近場の山に登るには最適かも知れません。ソールの張替も出来るようですが、値段からして私は履きつぶしでしょうね。
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『危険なビーナス』 東野圭吾

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東野圭吾の『危険なビーナス』、面白くて一気に読んでしまいました。
詳しいことを書いちゃうとネタバレになってしまいますので、あえて伏せておきますが、さすがに理系に強い作者ならではの科学的根拠に基づいた内容とスピード感のある物語の進め方にはいつもながら魅力を感じてしまいます。「危険なビーナス」という意味が最後になって分かりますよ。
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この花が咲くと本格的な秋 コルチカム

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このコルチカムという花が咲き出すと、本格的な秋が来たなと思います。
ヨーロッパ、北アフリカなどに広く分布する球根植物で、日本で親しまれているのは主に秋咲き系です。このコルチカムという名前は、コーカサス地方にかつてあったコルキスという古代国家に由来するそうです。春に葉が枯れた後は休眠し、今頃になると突然つぼみが地上に現れ花を咲かせます。球根やタネにはコルヒチンという毒性のある物質が含まれているそうです。
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美味しいピザ GRANO E ACQUA 函館

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観光客気分のぶらぶら街歩きもお昼近くになりましたので、十字街近くのPizzeria GRANO E ACQUAへ寄ってみました。もう何年か前のオープンの時以来ですから、暫くぶりにお店に入ります。前回の時に結構ボリュームがあって食べきれなかった記憶があるので、今回はシンプルなトマトベースのパスタとピザを頼んでみました。いずれもガーリックとアンチョビがトマトソースと絶妙に相まって、とても美味しかったです。前菜、お好みのソフトドリンクがセットになって1,000円と、これまた信じられないお値段です。お店の雰囲気もなかなかいいですよ。
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観光客気分で函館巡り

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天気の良い日曜日、家内と暫くぶりに函館山山麓をぶらりと観光客気分で歩いてみることにしました。
車を函館公園の近くの青柳町駐車場に入れスタートです。まずは函館公園、そして元町配水所、教会群とゆっくり歩きます。ガンガン寺からは日曜礼拝の開始を伝える鐘の音が聞こえてきます。
伝統的建造物の旧三浦家住宅「はこだて町並み資料館」や旧梅津商店「はこだて工芸社」に立ち寄ったりして、ひと時のにわか観光客気分を味わいます。ぶらりぶらりの3時間、たまには観光客になって歩くのもいいなと思いました。
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二本柳旅館 / 手打そば久蔵 旧南茅部

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臼尻でのダイビングの帰りに近くにある二本柳旅館で昼だけ営業している「手打そば久蔵」へ寄りました。1933年(昭和8年)に創業された旅館で、当時は結婚式場などとしても用いられるほどに賑わいがあったそうです。階段などを見てお分かりのように全体に昭和初期の重厚な作りで、昭和レトロを感じさせる風情のある建物です。
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そば粉は北海道産、水は七飯町の「七飯の湧水」を使い、二八で打っているそうです。そばつゆの出汁は南茅部の白口浜真昆布ということですから、さすがに風味があります。頼んだのは、寿しセット(握り六貫とそば)ですが、デザートに小さなお萩までついて1,020円とびっくりするほどお安い値段でした。お蕎麦もお鮨も、そしてお萩も美味しかったです。
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そうそう、ここの屋号が「久〆 (きゅうしめ)」と書かれているのをお店を出る時に気付きました。実は私の母の実家も旧南茅部にあり、苗字は違いますが、屋号を「久〆 (きゅうしめ)」といいます。当時、大謀網の網元をしていたようですので、遠い親戚かもしれませんね。次回伺った時に訊いてみようと思っています。

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素晴らしい臼尻の海へ

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お天気も良さそうですし、仕事もフリーでしたので、昨夕namikoさんへ電話をしたら「一緒に潜りましょう」ということで、臼尻のグラントスカルピンへ行ってきました。
ご覧のようにベタ凪で今まで潜った中で一番海況が良かったように思います。ドライスーツを着てもそれほど暑くはなく、海中の温度も21℃と例年に比べて高いようで、潜った感じも気持ちの良い状態でした。
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いつものアイナメ、エゾメバル(ガヤ)に加え、黒潮に乗って来遊した小魚のキュウセン、アミメハギ、ヨウジウオなどを見ることが出来ました。カメラは陸上で何度も練習して大丈夫というつもりで潜ったのですが、海中では思うように操作が出来ず、満足な写真を撮ることが叶いませんでした。何事も課題をもっての練習ですね。(魚種はすべてnamikoさんに教えてもらいました)
潜水技術もまだまだ未熟ですが、身近なきれいな海で潜れ、楽しく魚と遊べる幸せを感じています。10月にも行こうと思っていますので、また違う魚をお見せできればと思っています。
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夕日の影が長くなって

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あと数日で10月、虫の音が聞こえ、赤とんぼが飛んでいたと思ったら、もうこんな時季なのですね。夕日に照らされた電信柱の影も長ーく伸びています。
昨日までは暑いくらいでしたが、今日は吹く風が爽やかで秋を感じさせるものでした。庭の木々はまだ緑が主体ですが、少しずつ黄色味を帯びてきたような気がします。時間を見つけて菜園の後片付けや枯れた花柄を取り払う作業などをしていますが、なかなか捗りません。
北海道の最高峰・旭岳では初冠雪があったようですが、道南ではまだ雪の降るのは先でしょうから、気長にぼちぼちといった感じで作業を進めています。
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『海の見える理髪店』 荻原浩

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今年の第155回直木賞を受賞した荻原浩の『海の見える理髪店』。
父と息子、母と娘、夫と妻などそれぞれの家族の日々を描いた6つの短編からなっています。モチーフはそれぞれ異なっていますが、どこにでもいそうな普通の家族に起こる奇跡のようなお話です。思い通りにならないのが人生なのでしょうが、思い出したくもない過去の出来事や別れ・喪失、そしてそれに対する後悔と切なさが綴られた物語です。ただ、いずれの短編も最後に微かな明日への希望が灯されています。作者が寄せる家族の絆への思いなのでしょう。
「海の見える理髪店」と「成人式」の短編が特に良かったです。ぜひ読んでみてください。
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来年も

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先日開催された"great earth函館大沼ライド 2016"の際にオフィシャルのカメラマンが撮影してくださった写真が送られてきました。

抜けるような快晴のもと号砲一発、大沼湖畔を一周してから、まずは鹿部町の折り返し地点を目指します。スタート時の表情からは、レースを楽しむというよりも相当に緊張している様子がうかがわれますね。
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そして4時間半後に110kmを走破してゴールした時の様子です。
相当にバテていたのですが、片岡由衣さんとハイタッチして、一気にテンションが上がりました。うふふ、彼女からエネルギーを貰って、あと100kmは行けそうな感じがしました。(笑) 由衣さ~ん、折り返し地点で応援してくれたらオジサンはもう少し頑張れたのにね。(^^♪

来年はもう少し多くの大会に出てみたいなと思っています。由衣さんにまたお会いしたいので、この大会は絶対に外しませんよ。
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採り忘れのゴーヤ 禁断の果実?

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菜園の野菜の収穫も殆どお仕舞の時季を迎えています。少し前に苗を植えたばかりと思っていたのに・・・本当に月日の経つのが早いです。
殆どの野菜の葉は色褪せてきているのですが、ゴーヤだけがまだ青々と葉を茂らせています。温暖なところの作物だけに、今年の暖かさが影響しているのかも知れません。でも、実の出来具合は夏の最盛期にくらべると極めて少なく、葉を掻き分けて探さないと見つけ出せないほどになっています。
今日も3本だけの収穫でしたが、暑いので辛味を効かせたチャンプルーなんかがいいかなと思っています。それにしましても、この奇妙な凹凸と色具合、こんな身体をしたイグアナがガラパゴスにいたような気がしますね。足をつけると歩き出しそう (^^♪
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うふふ・・・、葉の間に隠れていて、採り忘れると、こんなことになってしまいます。ちょっと色具合が不気味ですが、熟すと下の方が3つに割れて、中から少しベトつきのある赤い果実が飛び出してきます。実はこの赤い果実が甘くてとても美味しいのです。ゴーヤを栽培していて、かつ採り忘れた経験のある人しか食べられない「禁断の果実」かも知れませんね。
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秋空に誘われて水面(みなも)へ

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晴天の日曜日、家内を誘って大沼へ行ってきました。目的はカヤックです。
イクサンダー大沼カヌーハウスの桟橋から二人乗りのカヤックで湖面に漕ぎ出します。正面の駒ケ岳の頂上部分は残念ながら雲の中でしたが、湖畔から裾野はきれいに見え北海道らしい最高のロケーションを楽しむことが出来ました。家から車で15分ほどのところで、これほどまでの素晴らしい景色やアクティビティを楽しむことが出来ることに感謝です。
向かい風が少し強く、波もちょっと高かったのですが、小沼から大沼へ抜けて、大沼の半分ほどのところまで行って帰ってきました。風とパドルの漕ぐ音だけの静寂の世界、蘆原の中にシラサギがいたり、たまに大きな鯉が水面で跳ねたりして・・・とても気持ちがいいです。(^^♪
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大沼湖畔にあるレストランの"ターブル・ドゥ・リバージュ/Table De Rivage "です。手前に浮かんでいる筏の上で湖上遊覧をしながらランチを楽しむことも出来ます。湖畔から見る景色もいいですが、湖上から見るのも趣が違っていい感じです。
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大沼の島の間も巡ってみましたが、ほんの少しだけ紅葉しているところがありました。今年は9月の半ばを過ぎても暖かい日が続いていますので、紅葉が遅れているようです。
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牛田智大 ピアノ・リサイタル

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小さい頃から天才ピアニストとしてテレビなどで拝見していた牛田君、まだあどけなさを残しながらも爽やかな青年に成長していました。現在はモスクワ音楽院ジュニア・カレッジに在籍する16歳で日々成長している年頃なのでしょうが、もうすでに超一流の域に達していると思える素晴らしい演奏を聴かせていただきました。「ピアノを弾くことが楽しくてたまらない」という牛田君、その楽しさがホール全体を包み込むようで、言葉では表現できないくらいに素敵なリサイタルでした。
これから20歳代、30歳代と年齢を重ねるにつれて、どのように表現に深みが加わっていくのか、とても楽しみな演奏家だと思っています。個人的にはJ.S.バッハ/F.ブゾーニ編「シャコンヌ ニ短調」と、M.ムソルグスキー/ホロヴィッツ編「展覧会の絵」が特に良かったです。
2016/9/24 函館芸術ホールにて
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かつての「イクサンダー大沼YH」

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谷村志穂さんの『大沼ワルツ』で、長男の秀雄が始めたユースホステル「イクサンダー大沼YH」、この名前を聞いて懐かしく思われる方が大勢いらっしゃると思います。ユースホステルの人気投票で全国第2位を誇ったことがあるといいますから凄いです。
現在の大沼駅はもともと軍川(いくさがわ)駅といっていましたが、昔アイヌの酋長の名前がイクサンダといったことから、この地名が付いたと言われています。ユースホステルのネーミングも、このイクサンダとマケドニアのアレクサンダー大王からいただいて名付けたようです。小説にも書かれていますが、残念なことに10数年前に閉館になっています。

そして、このユースホステルを設計建築をしたのが、「北海道建築の父」といわれる田上義也。ご存知のように田上は、函館元町の「プレーリーハウス」や札幌の喫茶店「ろいず珈琲館」など多くの素晴らしい建造物の建築に携わっています。当時、田上はユースホステルと深い関係があったので、道内の支笏湖YHや室蘭YHの建築と同様にイクサンダー大沼YHも手掛けたものと思われます。
小説では、田上は白鳥が駒ケ岳に向かって正対して羽を広げたように設計したのですが、秀雄の要望で道路に面するように設計変更がなされたようです。建物は現存しているものの思いのほか傷みが激しいものですから写真は掲載しませんが、2階正面部分の軒天に接合するように田上特有の幾何学模様の妻飾り窓などが見られます。

所有者の許可をいただいて敷地内を見せていただきましたが、往年のホステラーには涙が出るほどに懐かしいと思うものがありましたので、写真に収めてきました。重いキスリングザックを背負ってカニのように横歩きで汽車に乗り込んでいた青春時代を思い出していただければ嬉しいです。(^^♪

※名前や出来事は、あくまでも小説に基づいて記載しています。
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昔あった温泉旅館 大沼『山水』

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谷村志穂さんの『大沼ワルツ』で三男の満男と三女のハナ江が結婚式を挙げた旅館が『山水』ということで、今はどうなっているのだろうと思い訪ねてみました。だいぶ前に営業を辞めたということは知っていましたが、木々が生い茂って湖畔道路からも見えなくなったりして、小説を読む以前から気になっていました。

写真は、現在の『山水』の正面入り口です。看板は残っていますが、ここから中へは入っていくことが出来ません。現在は売りに出ているようなことを聞いていましたが、中の道路や庭園などは比較的手が入っているような印象を受けます。木立の間からはかつての温泉旅館の建物が見えています。
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google earthでの上からの様子です。湖畔から少し奥まったところにあり、とてもいい環境の中にあることが分かります。もう少し広いエリアで見ていただけると分かるのですが、駅や大沼公園の中心部からは少し離れており、マイカーがなかったころは交通が不便だったように思われます。ただ、お金持ちが泊まる旅館という印象がありましたから、お抱えの馬車や車などで訪れる方が殆どだったのかもしれませんね。
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2009年12月に発行された七飯歴史館の機関紙「Pichari ピチャリ」第24号に、昔の『山水』のことが記載されていました。それによりますと明治時代に「百花園」という旅館があったらしく、昭和16年6月に日下部久太郎という人がその跡地に温泉旅館を開業したようです。昭和29年8月には昭和天皇・皇后両陛下が宿泊されています。
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往時の『山水』の建物と庭園の様子ですが、ぜひ温泉旅館を復活させて、もう一度このような姿を見せて欲しいと思っています。復活したら泊まってみたい旅館ですね。
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フルート 『美しきパースの娘』

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少し涼しくなって窓を閉めて練習できるようになりましたので、フルートのほうもぼちぼちといった感じで吹き始めています。夏場はちょっとアウトドアで遊び呆けていてサボり気味でしたが、そのツケは何倍にもなって跳ね返ってきていることを実感として感じています。何事もコンスタントに続けることが大事ですね。

そんなことで、いつもの「フルートとクラシック音楽好きの人に」というウェブサイトから楽譜と伴奏を提供していただき、オペラ『美しきパースの娘』からセレナードを吹いてみました。ジョルジュ・ビゼーが1866年に作曲したもので、全4幕のコミックオペラの第2幕と第4幕で歌われる美しいアリアです。日本ではNHK「みんなのうた」で「小さな木の実」という題で歌われていましたので、メロディを知ってる方が多いのではと思います。
ビゼーの曲は、"耳に残るは君の歌声(真珠採り)"に続いて2曲目ですが、いずれも旋律がきれいで大好きです。

※画面をクリックしますとスタートします。

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