大地を讃え 平和を願う男声の響き

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団員のtaniさんから招待券2枚をいただきましたので、函館男声合唱団の定期演奏会を聴きに行ってきました。毎回満席になるほどの人気の合唱団ですが、今回も立錐の余地もないほどの盛況でした。この合唱団は個々の団員のレベルが相当に高いのでいつも楽しみにしていますが、さすがに素晴らしい演奏でした。
第一部の「柳河風俗詩」は北原白秋の詩にタダタケ(多田武彦さん)が曲を付けた最初の作品です。詩のなかに薊(あざみ)やノスカイヤ(遊女屋)、BANKO(縁台)、鳰(にお)などという言葉が出てきて、なんとも深々とした憧れというか懐かしさのある曲ですが、男声の美しいハーモニーが昔の柳川(福岡県)の情景をノスタルジックに演出してとても良かったです。
多田武彦さんは北原白秋の他にも草野心平などの詩に日本人の心情にぴったりとしたセンチメンタルなメロディー、リズム、そしてハーモニーを付けていますが、男声合唱でこれ程までに好まれて歌われる作曲家は他にはいないのではと思っています。タダタケさんの曲は私も大好きですが、これというのも男に感激屋が多いからなのでしょうね。(^^♪
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会場の函館市芸術ホールの近くには五稜郭公園があります。桜はちらほら咲き出した程度ですが、それでも大勢の観光客で賑わっていました。五稜郭タワーには青空をバックに鯉のぼりが元気に泳いでいました。
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白い猫

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今日の午後、仕事から帰ってきてお菓子をパクつきながらボーっとテレビを見ていましたら、あの養老先生が愛猫と一緒に登場しているドキュメンタリーが流れていました。番組名は『ネコメンタリー 猫も杓子も 養老センセイと まる』というもので、鎌倉のご自宅を舞台に養老先生と13歳になる飼い猫のスコティッシュホールド「まる」が織りなす日常を綴っていました。7キロの巨体で、特技は通称“どすこい座り”といいますから思わず笑っちゃいました。養老先生はというと昆虫収集が有名ですが、猫という取り合わせもなかなかいい雰囲気を醸し出していました。

養老先生曰く、感情面から言うと動物も人間も一緒、違いは感覚的に生きるか理屈で生きるかの違いと言ってましたが、う~ん・・・なかなか深いことを仰いますね。前者は猫を含めた動物、後者は人間らしいです。五感という感覚から得られた情報は一つとして同じものはないのですから、動物は感覚的な違いの中でしか生きられないようです。一方、理屈というもので生きている人間、理屈は物事の筋道ですから、どうしても類型化しないと安心できないのでしょう。この最たるものがグローバリゼーションと仰っていましたが、日本中いや世界中どこで飲んでも同じ品質、味の大手珈琲チェーン店などが繁盛しているご時世ですもね。でも、こんなことに世界中の人がそろそろ疲れてきているのかも知れません。昨今の猫ブームはこんな世相の裏返しなのでしょう。
まあ、こんな屁理屈なんて言わないで、日向の縁側で猫と一緒にゴロンとしているのが一番幸せなのかも知れませんが・・・(^^♪

今日の「猫とフクロウのギャラリー」は素朴な素材で出来ている白猫です。
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ちょっぴり緑が濃くなってきた山の麓

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4月も20日を過ぎ、山の麓もちょっぴりと緑が濃くなってきました。
クロッカスは盛りを過ぎましたが、水仙などが少しずつ咲き出してきましたし、木蓮やコブシなどは数日中に開花しそうな気配です。桜や梅も開花秒読みといった感じですので、ゴールデンウィーク前にお花見が出来そうです。菜園のほうはまったく手付かずの状態ですが、例年ゴールデンウィークに集中的に作業をしますので、焦らずにボチボチといった感じで構えています。
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ロンドン万博当時の大太鼓・・・?

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猫とフクロウのギャラリーには、こんな大太鼓(バスドラム)もありました。
打面の皮にはトールペイントによると思われるクラシカルな絵が描かれています。個人的にはサーカスの呼び込みなどの時に打ち鳴らしていたらいいなと思っているのですが、"finest quality toys (最高品質のおもちゃ)"と書かれていますので、おもちゃ屋さんの店先で道化姿をした客寄せ楽団が鳴らしていたのかも知れませんね。絵の中の旗の部分に「18♡51」という文字が見えますので、ひょっとして1851年頃のものなのかなと思ったのですが、計算しますと166年も経過していることになり、それはちょっと考え難いような気がしています。
絵の保存状態は割といいのですが、胴体部分の木部や金属部分は相当に傷んでおり、長年の歴史を感じさせるものです。英語圏ですからイギリスのもののように思いますが、どのような経過を経て極東日本のしかもこんな田舎街までたどり着いたのか興味のあるところです。
ちなみに1851年というと産業革命によってもたらされた発展に湧くロンドンで万国博覧会が開催された年ですし、日本では江戸時代後期(幕末)の動乱期で、ペリーの黒船が来るのはこの2年後といいますから、遥か昔のことですね。
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『失われた地図』 恩田陸

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直木賞と本屋大賞の2冠に輝いた『蜜蜂と遠雷』とは真逆と言ってよいほどの不思議な世界を描いた連作短編集でした。私の中では『蜜蜂と遠雷』が恩田作品に接した初めでしたので、この方の作風の幅広さには驚いてしまいました。

さて、その物語の舞台となるのは過去に軍の重要な施設があったという錦糸町、川崎、上野、大阪、呉、六本木の六つの街。世の中に戦争への気運が高まると、これらの街のどこかに裂け目が生まれ、そしてそこから「グンカ」という兵士の亡霊が溢れ出てくるのです。主人公である元夫婦は、血筋として継いだ特殊能力を駆使して「グンカ」を退治し、裂け目を縫うという任務に就いています。

現実とはまったく異なるダークファンタジーの世界を鮮やかに細密に描き出す恩田さんの筆の力はさすがと思いました。ここにきて朝鮮半島の緊迫化にともない現実世界でも軍靴(ぐんか)の音が聞こえて来そうなキナ臭さを感じる昨今、時代の風を感じさせる一冊なのかなと思っています。
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カタクリのピンクの絨毯

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昨日の木地挽高原ヒルクライムの途中に匠の森という公園があり、今の時季はカタクリの花でピンクに染まりますので、帰りに寄ってみました。今がちょうど見頃という感じで、とても綺麗でした。土日は結構な人出があるように記憶していましたが、平日の昨日は数人の見物の方がいるのみで、静かにカタクリを見物するには最高の日和でした。ピンクの絨毯の上では小鳥がさえずり、すべての生き物が春の到来を喜んでいるようでした。
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今年初めてのヒルクライム

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今日は台風のような天気になっていますが、昨日は天気が良くフリーでしたので、隣の北斗市の木地挽高原へヒルクライムへ行ってきました。標高560mのパノラマ展望台は冬季閉鎖中で、手前にあるキャンプ場まで登ってきました。家から一気に登りましたが、今年3度目のロードですし、勾配10%ほどある坂道の連続はさすがに息が切れました。
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キャンプ場はまだ残雪が残っていますし、木々は芽吹いていませんので、下界とは違った早春の佇まいです。
木地挽高原の尾根を越えたところには駒ケ岳と大沼の絶景を眺めることが出来ます。そして目をほぼ180度転じると、一昨日ハイキングで登った函館山の海に浮かんでいるような景色を望めます。こうしてみますと、函館山が海の中の火山島だったことと、その後の土砂によって陸続きになった陸繋島であることがよく分かります。
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ここのベコ餅は日本一かも・・・

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昨日、函館山からの帰りに函館・栄町にある今井栄餅本店に寄って、ベコ餅などを買ってきました。粉は道産のうるち米「ななつぼし」と岩手産もち米を「しぶろく(4:6)」の割合で混ぜて製粉し使っているそうです。私の家で作っていた頃は白茶や草茶といった二色組みでしたが、ここのベコ餅は黒糖単色というのも面白いです。ベコ餅は北海道とりわけ道南で主に食べられる郷土菓子ですので、ここのお店のベコ餅が日本一美味しいのかなと思っています。個人的な感想ですが・・・(^^♪
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桜餅に代わって柏餅が出ていました。もう端午の節句が近いんですもね。
赤いのは味噌餡、白いのは小豆漉し餡です。中の餡の種類によって、葉を外表に巻いたり、中表(裏を外向け)に巻いたりするようです。小豆餡のときは前者に、味噌餡なら後者にと中身の違いを分かりやすくする工夫らしいです。美味しい柏餅で一足早い端午の節句を迎えました。
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ここのお団子も美味しいのでいつも買ってきます。4つの円盤状の団子が連なっている可愛い串団子で、定番の三色揃いです。甘みをやや抑えた上品な味で、私の中では市内ナンバーワンかなと思っています。とにかく美味しいです。
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エゾムラサキツツジが満開に

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庭のエゾムラサキツツジが満開になりました。「江戸」ではなく、「蝦夷」ですのでお間違いなく・・・(^^♪
その名の通り、北海道の山野には自生しているようで、北見市留辺蘂の温根湯温泉近くには大きな群落があって北海道の指定天然記念物になっています。函館市内にも街路樹として普通に見られ、今の時期には濃いピンク色の花をたくさんつけて楽しませてくれます。一本だけ赤くて可愛いのが雌しべで、周りに10本あるのが雄しべです。この花が終って順番通りに行くと、いよいよ梅と桜が開花します。コブシが先かも知れませんね。
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海の見えるレストランでランチ

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函館山の帰りに海が見えるレストラン"Cafe'-Bar LAMINAIRE"でランチです。
山もいいけど海や湖などの水のあるほうが好きですので、こういう景色のところへは自然と足が向かいます。春霞で対岸の下北半島は見えませんでしたが、美味しいものをいただいて海をぼーっと眺めているだけで幸せな気持ちになります。潮の香りにも春の息吹が感じられるようになりました。(^^♪
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函館山要塞跡巡りハイキング

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薄曇りながら比較的良い天気でしたので、家内と春の山野草と要塞跡の見物をかねて函館山へ行ってきました。車を麓の登山コース入口駐車場へ置き、旧登山コースの千畳敷コースからつつじ山コースへ。そして途中で入江山コースを往復し、山頂展望台を経て下りは汐見山コースを下山しました。
函館山の夜景は有名ですが、この山はかつて「津軽要塞」として函館港および函館湾守備のために作られた大日本帝国陸軍の要塞としての顔も持っていました。要塞跡は山の数か所に分散して現存しますが、今回は御殿山第2砲台跡を主に見学してきました。28センチ榴弾砲6門が配置されていたようですが、装備が古かったこともあり実戦で使われたことは一度もなかったそうです。
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春の妖精たち

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水芭蕉を見た後に湖畔を半周して同じ大沼地区にある高橋山野草公園へ寄ってみました。高橋さんという方が30年かけて4000㎡もある山野草公園を個人で作り上げて一般公開しているところです。今まさに春の山野で咲く花々が満開でした。スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)と言われる花々で、直訳すると「春の儚い命」となるのでしょうか、一般的には「春の妖精」とも呼ばれています。花の名前につきましては、googleなどで「スプリング・エフェメラル」と検索していただきますと沢山出てきますので、花の名前当てをしていただければと思います。
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湖畔の水芭蕉

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ロードバイクによる湖畔一周の途中には水芭蕉の群落地が数か所あります。こんな景色を両側に眺めながら漕いで行くのですが、その中でも一番大きな群落のひとつでカメラを向けてみました。大沼は平成24年7月に「ラムサール条約登録湿地」に指定されていますので、湖畔一帯は水芭蕉などの生育に適しているのでしょう。数年前に観光客向けに夜間のライトアップが行われ、私も見学に行きましたが、今年は今のところ行われるような気配はありません。水芭蕉は日差しを浴びている姿のほうが健康的でいいですよね。
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のんびり大沼一周

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ロードバイクの慣らし運転として大沼湖畔をのんびり一周してきました。昨日の雪が嘘のように雲一つない快晴でしたが、湖面に白波が立つほどの強い風で、向かい風の時はちょっと難儀しました。雪と岩が織りなす縞模様がきれいになってきた駒ケ岳を眺めながら気持ちのいいひと時を過ごしてきました。城岱高原スカイラインの開通を待ってのヒルクライムも楽しみです。
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かなり年代物の招き猫 ②

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「猫とフクロウ」のシリーズがちょっと疎かになっていましたが、ボチボチと再開です。
今日はかなり古い時代の招き猫です。いつの時代のものか、どのような業種の店先にあったものか定かではありません。私が置いてあって欲しい場所は、やはり昔の酒屋さんでしょうか。子供の頃の酒屋さんというと、イマドキのスタンド居酒屋のような立ち飲みのコーナーがあって、日雇いの肉体労働者の人達が簡単なつまみを肴に安いお酒を呑んでいた光景を思い出します。このようなお店にこんな招き猫が似合いそうだなと思っています。
周りの本と比較して分かりますように結構大きくて存在感のあるものです。粘土を素焼きしたものに彩色したものと思われ、くすんだリ剥がれかかっていますが、まだ昔のままの色彩を保っています。内部を見ますと、手びねりで作った様子がうかがわれ、製作者の指の跡がくっきりと残っています。この猫もいろいろな人々の喜怒哀楽を暖かく見守ってきたのでしょうね。
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『あさ美さんの家さがし』 黒野伸一

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黒野伸一の『あさ美さんの家さがし』。こういう小説は大好きですので一気読みです。

些細な理由で銀行を辞め、キャバクラ「濱乙女」のナンバーワンになったあさ美をメインに、彼女と繋がりのある男女が繰り広げる人生の喜怒哀楽を綴ったものです。女装を始めたあさ美のお父さん、ホームレスになった幼なじみ、子連れでキャバクラに出勤する若い主婦、ゴミ屋敷に住む高齢のお隣さんなど、港町に暮らす人々が織り成す人生模様を家というモチーフに絡めてオムニバス形式で進めていきます。
人生っていいこと悪いこといろいろあるけど、それほど捨てたもんじゃないと思わせてくれる一冊です。
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チオノドクサも満開

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クロッカスが盛りを過ぎた感じですが、代わってチオノドクサが満開を迎えています。
個人的にこの花が大好きで、毎年花が咲くこの時季を楽しみにしています。クレタ島、キプロス、トルコなどが原産のようですが、比較的冷涼な気候を好むようで、南の暖かいところではうまく生育しないようです。ギリシャ語の雪を意味する chion と、輝きなどを意味する doxa が一緒になってchionodoxaとなったのが語源だそうです。植えっぱなしのほったらかしですが、毎年凄い勢いで増え続けて、無数の満天の星がキラキラと輝いているようでとても綺麗です。
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月田秀子さんの近況

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ポルトガル・リスボンの旧市街アルファマなどで歌われているファド(Fado)。私のブログでもアマリア・ロドリゲスなどを取り上げてきましたが、日本の代表的なファド歌手の月田秀子さんのことが本日の北海道新聞夕刊に掲載されていました。月田さんはだいぶ前にコンサートで聴いて以来、大好きなファド歌手の一人としてCDなどを買って楽しんでいましたが、東京を主にお元気で歌い続けているものと思っていました。新聞を読んでいただくとお分かりのように、現在は肺がん治療のため室蘭市内の病院の緩和ケア病棟で療養されているとのことで驚いています。
ポルトガルには独特の感情表現として Saudade(サウダーデ)という言葉があります。失われたものを愛おしみ、帰らぬものをいたむ感情らしいのですが、これがファドの歌声の底流に流れていると言われています。月田さんの哀愁に満ちた歌声をもう一度聴きたいと思っています。
※4/11北海道新聞夕刊の記事をコピーさせていただきました。
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月田さんご自身が提供したyoutubeから一曲お借りしました。お聴きいただければと思います。ファドではありませんが、ギリシアのMikis Theodorakis作曲の「汽車は八時に出る」という曲です。


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幼い頃の「ジャック白井」が見ていたであろう景色

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先日の日曜日に木古内へ行く途中のあるトラピスト男子修道院へ立ち寄ってみました。年に何度か来ていますが、早春の今の季節もなかなかいいです。
ピカソの「ゲルニカ」絡みの話題を何度か掲載していますが、このトラピスト男子修道院もスペイン内戦とちょっぴり関係していることがあるのです。明治33年(1900年)頃に函館で生まれた「ジャック白井」という人物のことを聞いたことがある方がいらっしゃるかも知れませんが、彼は国際旅団という義勇軍の一員としてフランコ総統率いるファシスト反乱軍と戦った唯一の日本人でした。
その「ジャック白井」、幼い頃に孤児として、このトラピスト男子修道院の孤児院で過ごしていたそうなのです。今はこの孤児院はありませんが、当時の函館は大火が頻発して被災孤児が沢山いたようですので、彼もその中の一人だったのかも知れません。15歳の時に孤児院を脱出し、1929年にアメリカに密入国してからは料理人などで生計をたてていたようです。そして1936年に前述の義勇兵としてスペインの地へ渡り、ゲルニカへの空爆のあった約3ヶ月後の1937年7月11日にマドリード西方で戦死しています。ピカソの「ゲルニカ」がパリ万国博覧会のスペイン館の完成披露宴で公開されたのが同年7月12日ですから、彼はその前日に亡くなっていたということになります。友軍の兵士たちは「戦うコック」としてスペインの土となった「ジャック白井」へささやかな墓を建てて称えたそうです。
このトラピスト男子修道院は1908年に現在のレンガ造りの本館が出来ていますので、彼もこの美しい景色を眺めて育ったことなのでしょう。

そうそう、この孤児院のことを調べてみましたら、1897年に『トラピスト学園』として開かれ、1933年までに延べ2920人を養育したそうです。
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カタクリも咲きました

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このところの陽気に誘われてカタクリも咲き出しました。一昨年の秋に球根を10個ほど購入して植えたものですが、昨年の春はまったくダメで、やっと今年の春にこれだけになりました。シンプルな花ですが、色が春に相応しいですし、花弁が反り返っているのも何となく可愛いですね。隣の北斗市の木地挽高原にはカタクリの大群落があるのですが、もうそろそろ見頃を迎える時季かも知れません。
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ロード試運転

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ロードバイクのホームコースとさせていただいている函館新道側道の道路清掃が完了したようですので、今日からロードバイクを走らせてみることにしました。家の中ではTacxのローラーで漕いでいましたが、路面に出るのはほぼ半年ぶりですから、まず感覚を取り戻すことからスタートです。やや北からの風が冷たいのですが、殆ど雲一つない快晴で、漕いでいてとても気持ちが良かったです。試運転のつもりだったのですが、この気持ちのよさにつられて、結果的には42kmあまり漕いでいました。今年もいくつかの大会を目指してトレーニングしようと思っています。
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NHK Eテレ 日曜美術館「ピカソ×北野武」

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今日の朝9時からNHK Eテレで放送された日曜美術館「ピカソ×北野武」をご覧になった方は沢山おられることでしょう。20世紀最大の画家パブロ・ピカソについて世界のキタノが熱く語る内容でした。私も原田マハの『暗幕のゲルニカ』を読んだばかりですので、興味深く拝見していました。
番組後半で「ゲルニカ」の原寸大のコピー絵画を前に北野流の解説をしていましたが、さすがにタケシさんの視点は鋭くてとても面白かったです。この「ゲルニカ」、パリ万国博覧会のスペイン館に展示されたものですが、当初は下のデッサンのような絵が描かれる予定だったそうです。それが内戦の勃発とバスクの小都市ゲルニカの空爆という悲劇的な出来事を契機に、絵の題材および内容をこの「ゲルニカ」に変えたということです。愛人のドラ・マールの写真によりますと「ゲルニカ」自体も作業の過程ともに画面の構成が変化していったようです。タケシさんが仰っていましたが、ピカソという方は螺旋階段を昇るように変貌というか進化を遂げた凄い画家だったのですね。

私も1973年にマドリードのプラド美術館へ行ってますが、この時にはピカソの依頼によりニューヨーク近代美術館(MoMA)に長いこと保管されていましたので、「ゲルニカ」を見ることは出来ませんでした。1975年にフランコが死去し、その後の民主化とともに1981年にスペインへ返還されています。現在は国立ソフィア王妃芸術センターに展示されているそうです。
※写真は4/9 NHK Eテレ「日曜美術館」の放映画面を撮影させていただきました。
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『どうなんde's Ocuda Spirits』へ行ってきました

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北海道新幹線が開業して1周年を迎えたというのに北海道で最初に新幹線が停まる駅の木古内駅に行ったことがありませんでしたので、行ってみることにしました。新幹線駅と言いましても何もありませんので、目的は道の駅の『みそぎの郷 きこない』です。日曜日ということもあるのでしょうが、昔の木古内駅前とは違って多くの観光客が来ていました。
お昼は山形県鶴岡市の有名レストラン『アル・ケッチァーノ』のオーナーシェフ奥田政行氏が監修する『どうなんde's Ocuda Spirits』でランチです。パスタの種類が沢山あって目移りするほどでしたが、私たちは本日のパスタの「ズワイガニとサラダ春菊のパスタ」を選んでみました。さすがに奥田さんが指導しているだけあって美味しいです。そうそう、塩パンと6種類から選べるイタリアン・ジェラートも美味しかったですよ。
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『暗幕のゲルニカ』 原田マハ

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原田マハの『暗幕のゲルニカ』が未読でしたが、やっと読み終えることが出来ました。 
物語は1937年4月29日のパリにあるピカソのアトリエ兼住居から始まります。ピカソの愛人で「泣く女」など多くの名画のモデルをつとめた写真家のドラ・マールの視点で「ゲルニカ」誕生のドラマとその後の数奇な運命が描かれていきます。ご存知のように「ゲルニカ」は、パリ万国博覧会のスペイン館のために内戦のさなかにあるスペイン共和国政府の依頼を受けて製作されたもので、バスク地方の小都市ゲルニカでの空爆の惨状を縦横350x780cmの巨大なキャンバスに描いたものです。
物語は並行して二機の旅客機によるテロが起きた2001年9月11日のニューヨークへと飛びます。このテロで夫を失ったピカソ研究者でニューヨーク近代美術館(MoMA)のキュレーター、八神瑤子がもう一人の主人公です。
「ゲルニカ」という作品が、20世紀の第二次大戦のさなかに起きたゲルニカ空爆と、イラク戦争の契機となった9・11テロの悲劇をつなげていきます。ピカソや彼を取り巻く人たちの「ゲルニカ」に対する思いと、同時に八神瑤子が企画するピカソ展に纏わる「ゲルニカ」をめぐる策謀が読みどころです。後者の部分は米国大統領や国務長官が架空の名前に置き換えられていますが、ノンフィクションとフィクションが絶妙に絡み合い、最後のクライマックスに近づくにつれ息詰まるような展開になります。骨太の小説で面白かったです。
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沢山のクロッカスに囲まれて

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このところの陽気に誘われてガーデニングを本格的に始めました。冬に枝切りをしたリンゴやブドウの落ち枝を片付けたり、肥料をやったりすることからスタートです。そうそう、ハコベなどの雑草も雪解けの今は根が浅く、この時期に一度雑草取りをすると後々楽ということを聞いたので、これも忘れずに完了です。
裏の雑木林にだいぶ前に植えたクロッカスが増えて沢山咲き出しました。まったく手をかけていませんので、落ち葉などを肥料にして逞しく成長しています。クロッカスやチオノドクサ、水仙などはあまり手をかけないで、野生に近い感じにしておいた方が色合いが鮮やかになるような気がしますが、どうでしょう。
若い頃にスイス・ジュネーヴ近郊のフランス国境沿いに連なる標高1000m前後のジュラ山脈へハイキングに行ったことがあります。早春の今頃だったと思いますが、ハイキングコースのあちらこちらに沢山のクロッカスやジョンキーという黄色い水仙が咲き乱れていたことを思い出しています。贔屓目なのかも知れませんが、あの山で見たクロッカスが最高だったかなと思っています。
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春の味覚・第一弾

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北海道は帯広で気温が23度になったそうで、当地でも暖かい一日でした。
我が家の庭でもクロッカスやチオノドクサが満開になっています。裏庭の行者ニンニク(キトビロ)も少し成長しましたので、一回分食べるだけ採取してみました。麻婆豆腐入れたり、卵とじにしてみましたが、独特の風味と甘みがあって美味しいです。
よくスズランと間違うと言いますが、確かに葉っぱだけ見ますと似ていますね。でも北海道に限って言えば、生育する時期が1ヶ月ほども違いますし、葉や茎を擦った時の匂いが全く違います。行者ニンニクは強烈な匂いがしますので、まず間違うことはないと思います。
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加川良さん逝く

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昨日、フォークシンガーの加川良さんが急性骨髄性白血病でお亡くなりになったのですね。
私と同じ団塊の世代ですので、1970年代のデビュー当時から岡林信康、西岡たかしさんなどとともにコンサート、レコードなどでよく聴いていました。ステージでは西岡さんのグループ(五つの赤い風船)と一緒に出られることが多かったのですが、いつも控えめに「加川です」と登場されて、訥々と歌うのが印象的でした。社会を風刺した一節を美しい歌声でさりげなく歌う加川さんが大好きでした。
特にデビュー曲の『教訓Ⅰ』は下手なギターを片手によく歌いましたので、今でもそらで歌うことが出来ます。もう50年近くも経っている曲ですが、色褪せないで聴かせてくれるのは不思議です。教訓とは「教え諭す」ことらしいですが、歴史から得た教訓を忘れずに我がことにするのはいつの時代でも難しいことなのかもしれません。いま一度、加川さんからのメッセージ『教訓』を心に刻んでみたい気がしています。
※写真はオフィシャル・ホームページから
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youtube bandanaRamaManさん提供

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そして立待岬

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啄木のお墓から100mほど行きますと立待岬にでます。大森浜のほうから見ますと左手の端っこのところになります。函館山は別名を臥牛山(がぎゅうざん)ともいいますが、臥せた牛の踵にあたるところといった方が分かりやすいかも知れません。今は落下防止の柵や遊歩道、きれいな水洗トイレなどが完備されて観光地になっていますが、前述のように私たちが子供の頃は市内有数の海水浴場でした。もちろん柵などはありませんから、岩場をロッククライミングのように降りたり、海伝いにひょいひょいと歩いたりして、結構楽しい夏休みを過ごした思い出の地でもあります。潮の流れが速く、私もここで溺れたことがありますが、毎年犠牲になる子供が何人かいたように記憶しています。断崖の上へ吹きつける海からの風はまだ冷たいですが、久し振りに気持ちの良い潮風を浴びてきました。
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大森浜を望む啄木一族のお墓

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日曜日、レストラン「桜路」の帰りに啄木のお墓と立待岬に寄ってみることにしました。市電の終点・谷地頭停留所から一本道を登る途中に啄木一族のお墓があります。小学生の頃の夏休みといえば、毎日のように立待岬で泳いでいましたので、この道は友達と騒ぎながら何度も行き来していたことを思い出していました。啄木のお墓はどっしりとした存在感のあるもので、大好きだった大森浜に正対するように建てられています。隣には啄木の義兄弟で、啄木一家を物心両面で支えた宮崎郁雨さんのお墓があります。啄木一族のお墓は、宮崎さんらの手によって生前の願いが叶えられてこの場所に建てられたとのことです。

そうそう、啄木一族と宮崎さんのお墓に挟まれるように建つお墓に何気なしに目をやると加藤虎太郎さんというお名前が目にとまりました。平成9年に66歳でお亡くなりになったと書かれてありますので、函館市立中央中学校の1年の時の私の担任の先生に間違いないと思っています。体育の教師ですので、元気で迫力があり独特の虎のような声を出す先生でしたが、生徒ひとりひとりのことを理解しとても大事にしてくれた先生でした。体育の先生に応えられるほど運動は得意ではありませんでしたが、結構やんちゃでしたので、ゲンコツを何発もくらった思い出があります。ニックネームはずばり「とらたろう」、思いがけず大好きな「とらたろう」先生のお墓に巡り合えてホロリとして手を合わせてきました。
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正面に有名な「東海の 小島の磯の 白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」の一首が刻まれています。551首の歌が収められている処女歌集の「一握の砂」の冒頭にこの歌があります。
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裏面には啄木が宮崎郁雨さんに送った書簡の一節が刻まれています。
啄木書簡の一節
これは嘘いつはりもなく正直に言ふのだ、『大丈夫だ、よしよし。おれは死ぬ時は函館へ行つて死ぬ』その時斯う思つたよ、何處で死ぬかは元より解つた事でないが、僕は矢張函館で死にたいやうに思ふ。君、僕はどうしても僕の思想が時代より一歩先に進んでゐるといふ自惚を此頃捨てる事が出来ない。
明治四十三年十二月二十一日
東京市本郷弓町二の十八
石川啄木
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 啄木のお墓から少し離れた高台から函館市街を眺めたところです。左手のこんもりと緑の丘になっているところが函館公園で、啄木の住まいもこの近くにありました。函館公園の上方が函館湾で、市街を挟んだ右手の海が津軽海峡です。啄木が愛した砂山はこの海峡に面する大森浜にありました。
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リノベーションした古民家で

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函館の青柳町といえば石川啄木が住んでいたところですが、啄木の住まいだったところのすぐ近くに昨年オープンした『旬鮮酒家 桜路(さくらみち)』へ昨日行ってきました。80年以上も経つ古い民家をリノベーションして店舗にしたお店です。1879年(明治12年)に開園した日本でも歴史のある都市公園のひとつ函館公園からも歩いて数分の距離にあります。桜の名所でもありますから、お店の名前もそれに由来しているのでしょう。
ランチとしてハンバーグとお鮨をいただいてきました。お店の中は基本的に古民家だった当時の造作は極力いじっておらず、調度品などもシックな感じで、落ち着いて居心地のいい空間になっています。夜はお酒が飲めるようで、沢山のお酒の銘柄が揃っています。そのお酒のグラスがお洒落なモダンアートの雰囲気を演出しており、こんなところにも函館の和と洋のアンサンブルが感じられて憎いです。
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『ほっかいどう山楽紀行』 4月20日に発売

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スキーなどでご一緒していただいているお友達のsakagさんこと坂口一弘さんが『ほっかいどう山楽紀行』という本を発刊することになりましたのでご紹介します。2012年6月~2017年2月の約5年間に北海道新聞(札幌圏)に115回連載された登山に纏わるエッセイと530点にわたる写真を再構成して書籍化したものです。登った時のエピソードを中心に、道内の主要な139山の特色・魅力・歴史などを綴っています。
4月20日に発売ということで、私もまだ詳しい内容は見ていませんが、ブログや新聞に掲載された紀行文などを見ていますと、登山の魅力や楽しさに溢れている一冊のように思われます。定価は1800円(税別)で、著者直接、道内主要書店、amazonなどで購入できるそうです。山をやられる方はもちろんの事、登られない方でも山の魅力や楽しい雰囲気が感じられる内容と思われますので、ぜひお買い求めいただければと思います。お申込みや詳しいことは、こちらからお願いいたします。
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ホワイトハウスのクロッカス

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この時期になると、いつも心待ちにしているのがホワイトハウスのクロッカスです。街の真ん中にこんな静かなところがあるのが不思議な感じがしますが、その中に建つホワイトハウスも往時を偲ばせるいい雰囲気の建造物です。函館の遺愛学院の旧宣教師館で1908年(明治41年)に竣工され、国の重要文化財に指定されています。
肝心のクロッカスですが、受付の守衛さんから「ちょっと早いかも」との声掛けをされたのですが、案の定もう少しかなという感じでした。でも、日差しが出ると一気に咲くと思いますので、これから行かれる予定の方は天候と気温に気を遣われた方が良いかも知れません。戦後、宣教師が持ち込んだ少しの球根から、これほどまでに増えたといいますから見事です。玄関前のスノードロップも綺麗でしたよ。
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スキーのファイナル・デイ

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すっきりと晴れ渡った日曜日、スキーのファイナルを迎えました。午後からはお楽しみ抽選会があることもあって久し振りに大勢のスキー客を迎えたスキー場で滑ってきました。お遊びですから、やはり賑やかな雰囲気のほうが高揚感があっていいですね。私は後半に頑張った甲斐があって、27回行くことが出来ました。目標は30回だったのですが、怪我もなく楽しく滑れましたので、まあいい感じかなと思っています。
スキーが終わると夏のアクティビティやガーデニングに移行しますので、これからも忙しくも楽しい日々を過ごしていきたいと思っています。
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3匹の子猫 ④

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3匹の子猫の4つ目はヘレンドのものです。以前にご覧いただいた3羽のフクロウのセットと同じ色遣い、そして模様が描かれた小さなフィギュリンです。それぞれに子猫の可愛いらしい動きがあり、ヘレンド特有の面白さと遊び心を感じさせます。
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山は一夜にして真っ白に

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天気予報が良い方に変わりましたし、仕事もフリーでしたので、今日もスキー場です。昨日の函館や七飯は雷を伴った雨でしたが、スキー場は山頂で20cmの降雪があったそうで、朝のスキー場はご覧のような白銀の世界に一変していました。一昨日の滑らない状態も解消されていて、わざわざワックスを塗る必要もなかったかなと思って滑っていました。あとは明後日のファイナルで今シーズンの滑り納めになります。
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『さまよえる古道具屋の物語』 柴田よしき

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柴田よしきの『さまよえる古道具屋の物語』を読み終えました。
見慣れた町の通りに忽然と古道具屋が現れるのですが、それはそれぞれの登場人物が人生の岐路に立った時に限られるのです。気になって入ってみると、年齢も性別も不明な店主から、決まって役に立たない商品を強引に買わせられます。絵と文章がさかさまの絵本、底のないポケットがついたエプロン、取っ手がなく持てないバケツ、お金を入れる口のない金色の豚の貯金箱など。それらの商品を手にした人々の生活は不思議と一変するのです。ファンタジーのようなミステリーのような面白いお話です。
物を集めたり、捨てたり、依存したり、はたまた懐かしんだりと、物に価値を与えるのは人間ですが、個人の思い入れの度合いなどもありますから、物との関係は意外と複雑ですよね。物に限らず何ものにも過度に囚われないことが大切なのかも知れません。
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3匹の子猫 ③

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今日の3匹は、ちょっと遊び疲れて、めいめい寛いでいる猫ちゃんです。
製作は前回と同様に英国のロイヤル・ドルトンです。陽の当たるベランダなどで、安心しきっているポーズが、見るものに安らぎを与えます。1匹でもいいのですが、3匹がセットになっていると何となく想像が膨らんでくるような気がしますね。
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ファイナルまでもう一、二度は行きたいなぁ

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いよいよ、今度の日曜日が今シーズンのスキーのファイナル・デイになります。
そんなことで、家を出る時にはやや強めの雨まじりのミゾレでしたが、スキー場へ車を走らせました。家から30分ほどでスキー場に着きますが、トンネルを抜けたあたりから空が明るくなり、スキー場の山頂付近も春霞がかかっているもののぼんやりと日が差しているようでした。そのスキー場、積雪はまだ140cmもありゲレンデで地面が見えているところは殆どありませんから、今シーズンは凄いと思います。
麓で雨だったものはスキー場では湿雪だったようで、これがくせ者でまったくと云ってよいくらいに滑りませんでした。おまけに所々で急ブレーキがかかり、これが結構膝にきます。お昼まで滑ってきましたが、午後まで滑る気力は残っていませんでした。悔しいので、帰って来てから湿雪用のワックスをアイロンで掛けましたが、さて滑るようになるでしょうか。ファイナルまでもう一、二度は行きたいと思っています。
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3匹の子猫 ②

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「3匹の子猫」シリーズの2つ目も愛らしい仕草をしているニャンコの子供です。製作は英国最大の陶器メーカーであるロイヤル・ドルトンによるものです。今まで何度か紹介してきましたロイヤル・クラウン・ダービーも現在は傘下に入っているようです。
3匹の兄弟と思うのですが、テーブルの上でジャレ合って大騒ぎしている様子が微笑ましいです。右端の子は騒ぎすぎてお母さんに叱られそうになって見上げているのでしょうか。それとも獲物を見つけて凝視しているのかな(^^♪
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啄木の妻・節子とも縁があった質店の蔵で

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函館の宝来町(蓬莱町)にある古い質店の蔵を改装した茶房『 ひし伊』に久しぶりに行ってきました。1階は洋風、2階は和風で、入口の右側の棟には『古きものなどなど』という店名のレトロな雑貨を扱うお店も併設されています。明治38年に建築されたそうで、この質店には啄木の妻・節子も通っていたといいます。天井の梁や分厚い壁などを見ていますと、歴史の重みが伝わってくるようです。節子はどんな思いで、質屋の暖簾をくぐっていたのでしょうね。
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3匹の子猫 ①

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今日のニャンコは3匹の子猫がモチーフになっている小さなフィギュリンです。
製作はロイヤル・クラウン・ダービーによるもので、色遣い、筆のタッチなどは前に紹介したものと同じです。3匹が思い思いのポーズをとっていて、どれもが幸せそうな顔をしています。机の上などに置いておくだけで和みそうな気がしますね。
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旬の美味しいものを

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旬の美味しいものをいただいてきました。
出かけたのは函館・五稜郭公園近くにあります「割烹あべ」です。ここのご主人は湯の川の老舗旅館・若松の料理長を定年まで務められていた方で、前から伺ってみたいと思っていました。旬の新鮮な素材を用い、食べるのが惜しいくらいに手が加えてあって、素晴らしいお料理とお酒を楽しんできました。函館へお出での際には、足を運んでいただきたいと思い、出していただいた料理を紹介させていただきます。リーズナブルな値段で、これだけの新鮮で美味しいものは東京では味わえないと思いますので、飛行機代をかけてもお越しになる価値は充分にあるように思います。ぜひ函館へお出でになって味わってみてください。

まず、海の幸と山の幸を合わせた前菜(八寸)です。ご覧のように10品くらいの手の込んだお料理が器に載っています。クジラのベーコンの巻物、ホタルイカ、真ツブ貝の煮物、鱒の押し寿司などは憶えていたのですが、他は酔いに任せて忘れてしまいました。
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層状に重ねたタラバガニの上にカニの内子を乗せ、さらにその上に晒した山ウドを散らしたものです。カニを乗せている台は、すり下ろした長芋をゼラチンで固めた長芋羹のようです。カニはそれだけで食べても美味しいのですが、ひと手間加えると相乗してさらに美味しくなるものですね。
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椀物は海老真薯です。エビの種類は訊きませんでしたが、近海では甘エビやボタンエビが沢山獲れていますから、これらを使ったものと思います。新鮮な素材での真薯はたまらない美味しさがあります。青物として甘草の芽を添え、シイタケは桂剥きととても手が込んでいます。
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お造りは函館近海の新鮮な魚介類で埋め尽くされています。北寄貝はここが産地で、大ぶりのいいものが獲れていますので生でも美味しいのですが、ほんの少しだけ何か手を加えているようで絶品でした。イカはヤリイカと思うのですが、透き通ってコリコリして、さすがにイカの街・函館です。
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ユリ根を丁寧に漉してお団子にした煮物です。訊き洩らしてしまいましたが、お団子の中にもちょっとしたひと手間が加えてあって、とても美味しかったです。このへんは家庭では出せない味ですね。春を感じさせる一品でした。
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私の中ではこの焼き魚がイチオシでした。フキノトウ味噌を塗って田楽風に焼いたもので、魚田(ぎょでん)と呼ばれる料理らしいです。付け合わせはウドの酢漬け(ピクルス)でウドの葉のみじん切りを散りばめています。お魚は近海産のカマスということです。これがあるとご飯が何杯でもいけちゃいそうです。とても美味しかったです。
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ワカメを程よく餡かけにし、白魚をあしらったものです。あったりした味付けながら出汁がきいていて美味しかったです。
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食事は梅蕎麦です。この段階でお腹がいっぱいだったのですが、ほのかに梅の香りがするお蕎麦が美味しくて、お腹の中にすぐに消えてしまいました。
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Herendのフクロウ ③

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ヘレンドのフクロウの3つ目です。目の周りの丸い羽毛が紅色で、ひときわ目立つフィギュリンです。全体の羽毛など、基本的にはヘレンドの描き方なのですが、翼や尻尾など背中の部分の色彩がとても派手で艶やかです。今まさに飛び立とうとしている姿ですが、こんな鳥が実際に飛んでいたら驚いてしまいますよね。
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カヤックの組み立て練習

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庭の雪が解け、近くの大沼の湖面を覆っていた氷も緩みだしていますので、いよいよカヤックの進水式が近づいてきたような気がしています。何度か家の中でフレームの組み立てをしてきましたが、暖かくなりましたので、戸外で船体布を被せて完全な艇の形にする練習をしてみました。フレームの組み立てはほぼ10分以内に出来るようになりましたし、船体布の装着も10分もあれば大丈夫そうな感じです。

この艇の製品名のアリュートというのは、アラスカとカムチャツカの間にあるアリューシャン列島の先住民族に由来するようです。彼らが狩猟などに使っていたカヤックは、もともとは木材や獣骨を使った骨組みの上にアザラシなどの海獣の皮を張って船体を作っていたようで、この艇の基本になっています。数千年に渡る歴史があるということですから、カヤックの歴史というのも興味深いですね。
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山の麓は一気に春

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春のお彼岸を過ぎると北国にも本格的な春がやって来ます。いつもの年ですと、雪割をするくらいに雪が残っているのですが、今年は庭の片隅に少しだけ白く見えるだけで殆ど解けてしまいました。福寿草に続いて、早咲きのクロッカスもポツリポツリと咲き出してきました。梅の蕾も膨らみだしていますし、春の到来が間近って感じです。
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ロイヤル・クラウン・ダービーの猫 ③

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ダービーの猫ちゃんの3つ目です。これもお腹のところに栓がついていますので、ペーパーウェイトです。丸まった猫ちゃんのポーズが可愛いですし、纏っている模様は植物の葉をモチーフにしたユニークなものです。これもオリエントというか東洋的な雰囲気のある図柄ですね。
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まだまだ絶好調

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今日でやっと23回目になりました。庭の雪はすっかり解けて春の佇まいになりましたが、スキー場はまだ145cmの積雪があり絶好調です。毎日、圧雪車でがっちり固めていますので、転んだらダメージがありそうですが、この時期の雪質としてはいいほうなのかもしれません。ファイナルまで10日ほどになりましたが、何とか頑張ってあと3回は来たいと思っています。雲の形や雪原に映る影の感じもめっきり春めいてきましたね。
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ロイヤル・クラウン・ダービーのフクロウ

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「猫とフクロウのギャラリー」はちょっとお休みしていましたが、また少しずつ再開したいと思います。
前回、ロイヤル・クラウン・ダービーの猫をご覧いただきましたが、今日はフクロウです。この動物の置物のシリーズは、すべてペーパーウェイトのようで、底のお腹の部分に当社のロゴの入った金色の蓋があって、ここを開けて砂を入れるようになっています。
裏と背の部分の装飾もご覧いただきたいと思い、三方向から撮影してみました。前回の猫と同様に、日本の伊万里の影響を受けている「オールド・イマリ」の流れを汲むものと思われ、色彩および絵柄とも日本的な感じがします。洗練された気品と美しさがありますね。ちなみに大きさは20cmほどで、砂が入っているせいか結構重量があります。
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啄木も見たであろう建物で・・・

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一昨日の朗読劇のあとに元町にある「茶房・無垢里」を訪ねてみました。母屋は昭和初期、棟続きの蔵は明治期のものといわれていますので、近くの弥生小学校で代用教員をしていた啄木もこの家の前を通って、この家並みを眺めていたのかも知れません。
いろいろな変遷を経て、現在のオーナーの手に渡り、昔の面影をとどめつつ整備がされて、現在は茶房兼住宅として活用されています。私たちもこの落ち着いた空間が好きで何度か足を運んでいますが、この分厚い壁に囲まれた蔵の中に入りますと、心が鎮まるような何ともいえない気持ちになります。
今日のお昼は、「おでん」と「おにぎり」、そして「めんこい田舎しるこ」のセットです。「おでん」は味が良くしみて美味しかったですし、大きな「おにぎり」も紅鮭の塩加減が絶妙で最高でした。これだけでも大満足なのですが、「田舎しるこ」がまたワンダフルでした。小豆の粒々がつぶれない程度にふっくらとしており、とても美味しかったです。隠れるように入っている小さなお餅には程よく焦げ目がついていて、この香ばしさと「しるこ」の甘さが絡んで憎いです。
BGMは、ヘイリー・ウェステンラと思ったのですが、透明感のあるきれいな女性ボーカルが静かに流れていて、この和と洋の折衷も函館らしい雰囲気を醸し出しています。
函館にお出でになりましたら、ぜひ訪ねてみてください。
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『石川啄木物語 君に与ふウタ』

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春のお彼岸の昨日、函館の津軽海峡に面した大森浜にある啄木浪漫館で開かれた和太鼓朗読劇『石川啄木物語 君に与ふウタ』を楽しんできました。
主催は七飯男爵太鼓創作会で、太鼓と篠笛という和楽器、そして石川啄木が遺した言葉で構成される朗読の公演です。日本だけではなく世界中に啄木のファンは沢山おりますが、私もその中の一人です。子供の頃から啄木が身近にあったということもあるのですが、彼の歌が日々の歩みの中でそっと寄り添ってくれるように感じたこともあったからです。啄木には人それぞれに思いを寄せる魅力があるのだと思います。

金谷藍子さんの朗読と一人芝居は啄木の魂が乗り移ったのではと思わせるほどの好演でしたし、竹内ひとみさんの奏でるフルートとピッコロの音色も和太鼓に美しい色彩を添えているようでとても良かったです。そして圧巻は和太鼓でした。演奏は高橋リサさんが代表を務めるNeriという4人の和太鼓ユニットで、それぞれが異なる複雑なリズムをたたいているにもかかわらず、全体としてひとつの楽曲を構成するという、迫力満点の鳥肌が立つような素晴らしい演奏でした。
啄木の心象を見事に表現しており、彼の息遣いまでもが身近に感じられるような感動の舞台でした。再演も約束してくださいましたので、今から来年の公演を楽しみにしています。
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かつて大きな砂山があった大森浜の浜辺へ下りてみました。啄木はこの浜辺や砂山をこよなく愛していたようです。1907年5月から9月まで函館に住んでいたようですから、この浜辺から眺められる函館山の白い雪もすっかり解けていたことでしょう。3月のお彼岸の頃の津軽海峡がキラキラと輝く早春の海も見せてあげたかったと思います。1912年、若くして26歳で旅立つのですが、彼の生前の願いがかなって、大好きだった大森浜を見下ろす立待岬に埋葬され静かに眠っています。

砂山の砂に腹這ひ 初恋の いたみを遠くおもひ出づる日  石川啄木
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