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臼尻でのダイビングの帰りに近くにある二本柳旅館で昼だけ営業している「手打そば久蔵」へ寄りました。1933年(昭和8年)に創業された旅館で、当時は結婚式場などとしても用いられるほどに賑わいがあったそうです。階段などを見てお分かりのように全体に昭和初期の重厚な作りで、昭和レトロを感じさせる風情のある建物です。
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そば粉は北海道産、水は七飯町の「七飯の湧水」を使い、二八で打っているそうです。そばつゆの出汁は南茅部の白口浜真昆布ということですから、さすがに風味があります。頼んだのは、寿しセット(握り六貫とそば)ですが、デザートに小さなお萩までついて1,020円とびっくりするほどお安い値段でした。お蕎麦もお鮨も、そしてお萩も美味しかったです。
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そうそう、ここの屋号が「久〆 (きゅうしめ)」と書かれているのをお店を出る時に気付きました。実は私の母の実家も旧南茅部にあり、苗字は違いますが、屋号を「久〆 (きゅうしめ)」といいます。当時、大謀網の網元をしていたようですので、遠い親戚かもしれませんね。次回伺った時に訊いてみようと思っています。

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