フルート 『宵待草』
- カテゴリ:
- 70の手習い (フルート)
大正浪漫を代表する画家で詩人の竹久夢二による詩歌が原詩になっていることは知られていますが、1912年に雑誌「少女」で発表された後、バイオリニストの多忠亮(おおのただすけ)により曲がつけられたそうです。モチーフとなった待宵草(まつよいぐさ)は、夕暮れ時に黄色い花を開き、朝にはしぼんでしまう花ですが、この待宵草の儚さが夢二のひと夏の恋と重ねられたと言われています。
楽譜と伴奏は、いつもの「フルートとクラシック音楽好きの人に」というウェブサイトから提供していただきました。初めに楽譜を見た時には簡単そうに思えたのですが、なかなか6/8拍子のリズムが捉え切れなかったことと、音域がとても広くて、思っていた以上に悪戦苦闘しました。ちなみにこの曲の一番下の音は、低いオクターブのド(C)で、高い音はその2オクターブ上のソ(G)です。上の音域は思いっきりヒステリックに吹くと何とか出ますが、下のド(C)はなかなか音になってくれず、自分の下手さ加減を棚に上げてフルートが壊れているのではと思ったほどでした。低い音域をきれいに響かせて吹いている演奏を聴いているといいなと思います。
とても宵を待つような演奏ではありませんが、お聴きいただければ嬉しいです。
コメント
コメント一覧 (2)
こちらこそご無沙汰しており、ごめんなさい。
フルートもお聴きくださり有難うございます。セミプロ級のOさんに聴かれるのは、ちょっと恥ずかしい気がしています。
今年の「ねむの木」コンサートは、案内をいただく前に遊びの約束を入れちゃってまして、行くことが出来ませんでした。来年は事前に日程を確認して、聴きに行きたいと思っています。
10周年記念ライブ、いいですね。今のところ予定はありませんので、スケジュールに入れておきたいと思います。楽しみにしていますので、練習頑張ってください。
あらちゃんへ宜しくお伝えくださいね。
実は北の小さな町からが無くなってからどうしてもここが見つからず、諦めかけたところで
あらちゃんからのんびり七飯暮らしに変わったことを聞いて、やっとわかってたところなんです。
今年のねむの木コンサートの事がアップされていたら、見たかったのですが残念ながら今年は
来られなかったようで、来年はぜひ聴きに来てください。
一つ告知なんですが、11月23日(水)にくつろ木の10周年記念ライブをすることになったので
お知らせします、よければ遊びに来てください。