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2012年に高倉健の遺作になった映画『あなたへ』を観て、とても感銘を受けて気になっていた作家・森沢明夫。彼の小説はまだ読んだことがありませんでしたが、やっと『きらきら眼鏡』を読む機会を得ました。

主人公が買った古本に挟まっていた一枚の名刺が思いがけない運命の扉を開けるところから物語が始まります。ある年の6月から9月にかけて船橋そして房総半島を舞台にした物語で、まるで映画の中の美しい光景を観ているような錯覚に陥るほどに全篇の描写が素晴らしいです。

この小説の登場人物は誰もが傷つきながら、それでも他の人のことを思いやり、そしてその暖かい輪が周囲にも広がっていくという、とても心温まる内容です。この小説のように「きらきら眼鏡」をかけて、たとえ傷つこうともポジティブに前向きに誰かと一緒に生きていけたらいいなと思いますね。読み進めるうちに目が水分過多になってしまい、文字が霞んでしまいました。頁にも名残をつけてしまったかもしれません。(^^♪
森沢明夫さんの本はいいですね。映画化も決定したようですよ。
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