カテゴリ:
『おそろし 事始』(2008年7月) 、『あんじゅう 事続』(2012年2月) 、『泣き童子 参之続』(2013年6月)に続く『三鬼 四之続』を読み終えました。
いつものように宮部さんの書く時代物は語り口が優しいですし、読み進めるうちに江戸の街中に紛れ込んだような気さえ起こさせてくれますので、大好きです。
物語は、江戸神田で人気の袋物屋・三島屋の"お嬢さん"おちかが語り部を招き入れてひらいている怪談語り「変わり百物語」が舞台です。今回も4人の語り部が話す不思議なお話で構成されていますが、それぞれが亡き人への愛情だったり、人間の怨念や業の深さなどがもとになっており、強く心を動かされたり、ホロリとさせられたりします。読み応えのあるいい本です。
新しい『三島屋変調百物語』が新聞に連載されていますので、続編の『五之続』として単行本化すると思いますが、次はどんな不思議なお話が出てくるのでしょうね。今から楽しみです。
P2010004
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ