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自由市場へ行く途中にある田村煎餅店にも寄ってみました。
関西の方にはあまり馴染みがないかも知れませんが、北海道や青森県では丸い煎餅が昔から庶民のお菓子として親しまれてきました。青森・岩手県の旧南部地方に古くからあるものらしく、函館でも私が子供の頃には店先で煎餅を焼いて売っていたお店が何軒かありました。基本的にゴマと落花生が表面にまぶしてあるもので、素朴で独特の風味があってとても美味しいものです。現在、函館では田村煎餅店だけが残っていますが、ここの厚焼きが昔から抜群に美味しいので有名でした。知っている人の一人や二人は歯をかけさせたことがあるくらいに固い煎餅で、これは昔からこのお店のウリでした。
今日は残念なことに、ゴマの厚焼きは売り切れで、落花生だけでした。写真のゴマは中厚焼きですが、私にはちょっと頼りない感じです。現在は厚焼きだけが手焼きだと聞いていましたが、タイミングが合えば昔ながらに焼いているところを見ることが出来ます。
そうそう、子供の頃に焼くところを学校帰りなどに覗いていましたが、両方にハンドルがついた焼き型にゴマをパラっと撒いて、そこに煎餅の生地を入れ、それを両方のハンドルで締めて焼くのですね。型から出した焼きたては煎餅とは思えないほどにフニャフニャしていて、それが面白くて飽きずに眺めていたことを思い出しています。
2枚目の写真は煎餅の裏ですが、「厚焼」という文字が読み取れますでしょうか。右から書いてあるところなど歴史を感じさせますが、昔から大切に使ってきた道具なのでしょうね。
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