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2013年07月

岡田 奏 ピアノ・リサイタル

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パリ在住の岡田奏さんのピアノ・リサイタルを聴いてきました。1991年3月函館市生まれ、市内の中学校を卒業後、単身フランスへ留学し、この6月にパリ国立高等音楽院ピアノ科修士課程を修了されたピアニストです。シューマンの「子供の情景/トロイメライ」以外は聴いたことのないプログラムでしたので、ちょっと難解かなと思っていたのですが、いずれも聴き応えのある素晴らしい構成内容でした。今年の2月にフランスのポントワーズ市で開催された「第12回Piano Campus国際コンクール」で優勝し、『世界が認める実力、函館の新星』と称される岡田奏さんのピアノに感動した一夜でした。

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今回のリサイタルのプログラムについて岡田さんご自身が解説していますので、抜粋して掲載いたします。(カワイ音楽振興会webサイトより)

今回のプログラムでは、前半と後半で一つずつのテーマがあります。まず前半は300年前のフランス人作曲家ラモーで始まり、現在97歳のフランス人作曲家デュティーユのソナタより「コラールと変奏曲」で締めくくります。ここでは少しではありますが、フランス音楽の昔のものと近代のものを両方皆様に聴いていただいて、少しでもフランスの空気を持って帰れたらと思っております。2曲の間にあるラフマニノフの「コレルリの主題による変奏曲」はラモーと同じ時代に生きた、イタリアの作曲家コレルリの「ラ・フォリア」がもとになっており、フランス・ラモーからイタリア・コレルリの主題、そしてそれがラフマニノフの手によってどう展開していくのかというところに注目して頂きたいと思います。後半は、想像・劇の世界です。シューマンの「子供の情景」は、大人の視点からの子供達・子供達を見て自分の幼かった頃を思い出したりします。皆様にもそれぞれの幼き頃を思い出しながら聴いて頂きたいです。リスト「ダンテを読んで」では、幸せな「子供の情景」とは打って変わって、悪魔・地獄がテーマです。対極にあるこの二つの曲をドラマや劇を見ているかのように、楽しんで頂けたら嬉しいです。


ホワイトハウス

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函館市杉並町にあるホワイトハウス(旧遺愛女学校宣教師館)の一般公開が行われていますので、行ってきました。1908年(明治41年)に外国人宣教師の住居として本館と共に建てられた建造物で、2001年に国の重要文化財に指定されています。建物自体は勿論のこと内部の家具や什器などもとても保存の状態が良いのですが、宣教師が住んでいた当時のままとのことです。

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時の肖像 / 月村朝子作品展

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月村朝子さんの作品展「時の肖像」が函館市弥生町のギャラリー三日月で開催されていますので見てきました。横浜市出身で15歳から全国誌の小説挿絵などで活躍されていましたが、2年前に七飯町に移住され以前にもまして精力的に制作活動に励んでおられます。今回の作品展は「人・もの・こと」のポートレイトということで、歴史上の女性や親しい方々の肖像、身近な自然や風景などを心象を交えて魅力的に表現しています。明治30年頃に建造された土蔵が彼女の作品を包み込むような空間を作り出して、何ともいい雰囲気を醸し出しています。7月28日(日)まで開催していますので、ぜひ多くの方にご覧いただければと思います。

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黒糖のふわふわ淡雪かん

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NHK「きょうの料理」6月号に掲載されている「黒糖のふわふわ淡雪かん」を作ってみました。黒糖と寒天を溶かしたものにメレンゲを混ぜ合せ、ふわふわの状態で冷やします。それに生クリーム、きな粉、砂糖を混ぜ合せた「きな粉クリーム」を乗っけて完成です。これは比較的簡単にできて、ふわふわの黒糖ベースときな粉クリームの相性がばっちりで美味しいです。コーヒーや冷たい緑茶にいい感じです。

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