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2014年03月

「ホテルローヤル」

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昨年の第149回直木賞受賞作「ホテルローヤル」を読み終えました。物語の舞台は、釧路湿原を見下ろす高台に建つラブホテル「ホテルローヤル」。40年前のホテル開業前から閉館して廃虚と化した後まで、順にさかのぼる形で話は進みます。訪れる客、経営者の家族、そこに働く従業員の日常を7つの短編で切り取り構成します。
重苦しい閉塞感のある日々に男と女が求める一瞬、その瑞々しさを切なく描写する作者の筆はさすがです。ただ、それほど頁ボリュームはありませんが、ちょっと疲れるモチーフかなというのが個人的な読後感想です。

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クロッカスも咲いて

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暖かい天気に誘われて庭のクロッカスが咲きました。雪が解けてすぐ咲き出すのですから、厚い雪の下で開花の準備をしているのでしょう。本格的な春の到来が近いことを告げているようです。

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ギョウジャニンニクが芽吹いて

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ここ数日10℃以上の日が続いていますので、一気に雪解けが進みました。ほんの1週間前までは雪の山でしたが、あれよあれよと言う間に春になった感じです。原野ガーデンでは雪が解けたところからギョウジャニンニクが顔を出しました。もう少しで食べ頃を迎えそうなところもあります。

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駒ケ岳に向かって

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今日は朝から晴天で、気温も10℃まで上昇です。抜けるような青空のもとスキーを楽しんできました。私は33回目、家内は11回目と二人揃って「ぞろ目」になりました。雪質が落ちない早い時間のうちに駒ケ岳に向かって一直線です。
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トップバッター 福寿草

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庭の花のトップバッターとして福寿草が咲き出しました。数日前から咲いていたのですが、このところの大雪で隠れてしまい、昨日からの雪解けで再度お出ましになりました。

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いつもの海へ

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仕事帰りにいつもの海へ寄り道です。海へ下りる前にいつものレストランで軽く昼食です。
プレートが運ばれるまでのひと時、雪雫が垂れる窓越しにボーっと海を眺めて・・・
至福の時が静かに流れて行きます。

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ちょっと歩いて海の近くまで。風が強くて吹き飛ばされそうでした。遠く望む函館山、そして津軽海峡の海の色にも微かに春の気配が感じられました。

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春は名のみ

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春分の日の北海道は低気圧の接近で朝から吹雪模様で天気は芳しくありませんでした。スキー場に休日出勤しましたが、やはり思ったとおりの状況で、前が全く見えないほどの視界不良、そして20cm程の重い非圧雪状態のゲレンデと最悪でした。朝イチで先導をしてくださるKoさんも2本でご帰宅と相成る程の状態でした。貧乏性の私はというと、悪戦苦闘の惨めな格好ながら高速ゲレンデ、トドマツ・コースと一通り滑ってしっかりノルマを果たしてきました。
「春は名のみ」の北海道ですが、スキー場がクローズになる今月末まで山は「名のみ」でいて欲しいと思っています。

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イスカのご来庭

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昼食を済ませて、窓外に目をやると数羽のイスカが来ていました。コノテガシワの実を食べているようです。針葉樹との結びつきが強く、松ぼっくりを好んで食べるようです。上下の嘴が左右に交差し鱗片をこじ開けるのに適した形になっているのが特徴のようです。

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上の赤い色の個体はオスと思いますが、少し色の薄い個体も含まれていました。個体差なのか幼鳥なのかは分かりませんが、淡いオレンジ色の羽毛が綺麗です。

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こちら(下の写真)はメスですね。人間と違い相当に地味です。ご一家と思いますが、越冬を終えて大陸に帰る途中のお立ち寄りなのでしょう。

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目標の30回到達 ski

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昨日は雨、そして朝方まで強い風が吹いて、今日はどうかなと思っていたのですが、朝からスカッと晴れていましたので、いそいそとスキー場へ出勤です。今日でなんとか目標の30回に到達です。ゲレンデは昨日からの暖気が凍ってガリガリの状態でしたが、頑張って午後2時半まで目一杯滑ってきました。スキーシーズンも残り10日ほどになりましたが、来週は暖かくなるようですから、湿雪用のワックスに切り替えて楽しもうと考えています。


美味しいクッキー

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mizukamiさんのお嬢さんがワンコのクッキーを焼いてくださいました。綺麗なリボンまで付いてバレンタインのような感じです。美味しそうな匂いがするので、ノエルは目が釘付けです。



わぉ~。箱を開けたら宝石箱のような感じでした。ボスの特権とばかり私が5個ほどいただきましたが、ワンコにやるのが勿体ないほどに美味しいです。少量の無塩バター、アーモンドパウダー、砂糖などで焼き上げたようで薄味でヘルシーなところも嬉しいです。



今年16歳になるダッキーが手当たり次第に食べてしまいますので、お利口(?)なノエルは当惑気味です。(目は口ほどにものを言います・・・「先輩なんだけど、こいつ野蛮なんだよなぁ」)



美味しいものをいただいた後は運動です。雨やミゾレでもへっちゃらで原野ガーデンを走り回っています。クッキー・パワーですね。



mizukamiさん、お嬢さん、本当に有難うございました。ダッキー、ノエルに代わりまして御礼申し上げます。犬語で「ま・い・う~」と言ってました。(^^♪

函館男声合唱団 第9回定期演奏会

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函館男声合唱団の第9回定期演奏会を聴いてきました。「男声(おとこ)が歌う 四季の彩」と題するコンサートで、第一部は文部省唱歌などの「歌い継ぎたい日本の歌」、第二部は愛唱歌などを綴った「世界の男声合唱名曲」、第三部は吉野弘作詞・高田三郎作曲の男声合唱組曲「心の四季」で構成されています。
男声合唱の魅力は、小岩代表が仰られているように"力強さと繊細さ"、"重厚なハーモニー"なのでしょうが、男声合唱の醍醐味を堪能させていただいた素晴らしい内容のコンサートでした。
とりわけ第一部の冒頭で歌われた「からたちの花」の伊藤喜久雄さんの独唱には感動しました。お歳を重ねるほどに声に繊細さと艶が増してきているようですね。ブラボーでした。
また第三部の「心の四季」も良かったです。四季の移ろいのなかに人生を見つめる美しい詩、そしてどこか賛美歌を思わせる心に沁みる旋律・・・島昌之さんの指揮、団員の皆さんの演奏から存分に作詞者・作曲者の意図するところ、魅力が伝わってきました。名演でした。





帰りは団員皆さんによるロビーコンサートで見送っていただきました。見慣れた顔ぶれの方々ばかりで、やはり聴くよりも歌うほうが楽しいかなと、ちょっと複雑な心境で会場を後にしました。(^^♪





「下町ロケット」

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第145回直木賞受賞作、池井戸潤の「下町ロケット」も面白かったです。
下町の町工場が国産ロケット開発に関わる物語ですが、大企業のエゴに立ち向かう町工場の社長、社員達の勇気、そしてモノ造りに対する情熱、奮闘に胸が熱くなりました。本から溢れんばかりの沢山の夢、最後にはスカッと爽快・・・そんな素晴らしい内容です。
もう一度若者に戻ることが出来たら、間違いなく佃製作所に入社しているでしょうね。(笑)


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「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

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東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」はほぼ一日で読むことが出来ました。ちょっと心温まるファンタジックないい小説です。
 物語は都心から数時間ほど離れたベッドタウンの町外れにある今は誰も住んでいない廃屋同然の「ナミヤ雑貨店」。ここに偶然忍び込んだ3人のコソ泥の若者が、過去と現在の時空を越えた不思議な体験をするという内容です。雑貨店は老店主が生前に近隣の人たちの悩みに手紙で応えていたのですが、この老店主の33回忌当日の一夜だけ雑貨店が復活するのです。そして、この一夜の出来事にこの若者達が巻き込まれてしまいます。それぞれの相談者の悩みはいずれも切ないものばかりですし、すべての登場人物が不思議な糸で繋がっていて、読み進むにつれてほろりと泣けてきます。
一夜だけの奇蹟。「ナミヤ雑貨店」・・・私の町にもあればいいなぁと思います。




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春は来るのかなぁ

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先週までは春のような陽気で、雪もめっきり少なくなっていたのですが、ここ数日でどっと降り、また冬に逆戻りです。スキー場にも恵みの雪が降って、3月とは思えないようなベストコンディションで滑ることが出来ています。ただいつもの年ですと果樹や庭木の剪定が終わりかけている時期ですが、まだ全然手をかけておらず、ちょっと気持ちが焦っています。遊んでばかりいないで春の準備をしないといけないと思っています。

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チェコ・フィル・ストリング・カルテット 2014

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チェコ・フィル・ストリング・カルテットを聴いてきました。名門オーケストラ「チェコ・フィル」の名手たちが、クラシックからビートルズ、タンゴ、ジャズの小品ばかり20曲を演奏するコンサートでした。さすがに弦の音色が綺麗で、フルメンバーのチェコ交響楽団も聴いてみたいなと思いました。本拠地のプラハのコンサートホールで、スメタナやドボルザークを聴いたら最高でしょうね。

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