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2015年07月

Windows 10 にアップグレード

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昨日、新しいOSのwindows 10が公開されましたが、今日ダウンロードできるようになりましたので、早速アップグレードしてみました。まだ詳細には使っていませんが、8.1で使い勝手が悪かったトップ画面に再びスタートボタンが復活したのが大きな特徴です。個人的にも使いにくかったので、良かったと思っています。
ブラウザはIEも搭載されているのですが、基本的にはmicrosoft edgeというブラウザが優先して立ち上がります。IEと見た目はほとんど変わりませんが、直接の書き込み、蛍光ペンによるマーキング、選択コピーなどIEより便利になっています。新しく改良した点はまだまだあるようですね。
windows 7のほうのパソコンにはまだ案内が来ていませんので、順次公開していくものと思われます。

無題

やっと手にしたCカード

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臼尻の海へ行ってきました。大沼の隧道を抜けるころから白っぽく靄かかっていたのですが、鹿部に着いた頃には海からの深い霧に包まれ、まさにモノトーンの世界が広がっていました。幸いなことに風はなく、海はベタ凪で海況は良好なようです。
そして、エントリーする頃には霧もはれ、絶好のダイビング日和になりました。今日は講習の最終日、午前と午後の2本海に潜る予定になっています。装備の準備は割と上手く出来、「よいっしょ」という掛け声とともに重い装備を背負います。海水温は17℃ほどで、蒸し暑い外気が嘘のような快適な海の中です。水深10m超まで潜りましたが、今まで以上にたくさんの魚を目にすることが出来ました。そうそう1cmにも満たないようなホタテの稚貝もいました。
冬の中断もあって半年かかりましたが、この講習をもって念願のライセンス(Cカード)を取得することが出来ました。まだまだ未熟ですので、気長にのんびりと臼尻に通う予定にしています。沖縄、小笠原そしていつの日か外国の海も潜ってみたいと思っています。

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梅の収穫

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春にきれいな花を見せてくれた梅が、こんなに沢山の実をつけてくれました。無農薬ですから、大小さまざま・・・痛んだり虫に食われたりしていますが、素人栽培ですので気にすることはありません。
もう少し熟させてから、梅干しとジャムにします。紫蘇はまだ大きくなっていませんが、どちらも自家製で梅干しになります。さすがに塩は作れませんが、今年はウユニ塩湖の塩がありますので、これで作るのも面白いかなと思っています。「天空の湖」の塩とのコラボレーション・・・ちょっとワクワクしますね。(^^♪

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ヤブカンゾウの咲くころ

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7月も下旬。一年で一番暑い頃でしょう。木々の枝先にはセミの抜け殻が目につくようになり、それとともに彼らの鳴き声も勢いを増してきました。そして、林の中ではヤブカンゾウの花びらの橙色が一段とあでやかになってきました。夏本番ですね。

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束の間の晴れ

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今日は朝から晴れて、気温がぐんぐん上がりました。猛暑の本州ほどではありませんが、当地でも30度は超えたのではないでしょうか。午前中は草刈りや芝刈りをしていましたが、いくら水分補給をしても吹き出る汗に追いつかないほどでした。
午後はプールの中でしたが、うだるような暑い日は水の中が一番です。気持ち良すぎて、ちょっと泳ぎ過ぎてしまい、帰ってきたらぐったりでしたが、こんな時は冷たいビールが元気回復のもとですね。

午前中の晴れの合間に、アジサイを主体にシャッターを押してみました。日を浴びるアジサイからも元気を貰えそうな気がします。

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雨の日のバラ

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北海道は霧雨が降ったり、やんだり・・・蒸し暑く鬱陶しい天気が続いています。2週間ほど前から採取しているラズベリーもさすがにカビが生えたりして、今年はもうお仕舞かなと思っています。ブルーベリーは少しずつ色づいてきていますが、この天気ではあまり期待はできないようです。
バラも咲いてはいるのですが、雨に当たるとすぐダメになってしまいますので、いいところだけをカットして写してみました。この雨が上がった後の野菜や花の病害虫の発生が怖いです。

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実をつけ過ぎかな・・・リンゴ

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私の住む七飯町は西洋リンゴ発祥の地ということもあり、リンゴ栽培の盛んなところです。我が家にも3本だけですが、数年前に植えたリンゴの木があり、少しずつ実の数を増やしつつあります。
実がつき始めた一昨年から袋をかぶせてきましたが、いちいち袋をかぶせることが面倒なことと、過保護にしないということで、今年は無袋に挑戦してみました。という放任主義で見守ってきたのですが、現在は7~8cmくらいになり、まずまずの生育具合のようです。ただ、春先に摘果したのですが、ちょっとケチったようで、少し大きくなってみると、もう少し間引いても良かったかなと思っています。よく言えば「鈴なり」なのですが、今となっては間引けない・・・素人果樹栽培の苦しい胸の内です。(^^♪
台風にも耐えて秋まで育って真っ赤になって欲しいと思っています。

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cheero Power Plus 3

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先日、山へ行ってる時に困ったのが、スマートフォンや携帯電話の電池の充電。特に気温が下がると電池の能力は低下しますので、どうしたものかと思っていました。避難小屋にいるときに一緒にいた外人さんはタブレット用に小型の折り畳み式ソーラーパネルを持ってきていましたが・・・。
そんな時に見つけたのが、この「cheero Power Plus 3」。スマートフォンや携帯電話、タブレットなどの充電に使う大容量モバイルバッテリーです。まずAC電源で「cheero Power Plus 3」にフル充電しておき、出先で必要に応じて端末に電気を分け与えるといった感じになります。端末2台を同時に充電することが出来、携帯電話ですと5回くらいは充電できるようです。実際にスマートフォン、携帯電話を同時に充電してみましたが、割と短時間で充電を完了することが出来ました。旅行や街歩きの際にも端末の電池の残量を気にすることがありませんので、便利かな思っています。
大きさ・重さは92x80x23mm/245gです。amazonで3,480円でした。

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アジサイの季節

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7月中旬を過ぎ北海道もいよいよ夏休みの季節を迎えました。いつも行くプールにも少しずつ子供の数が増えてきています。
ただ、天気は梅雨前線が停滞しているようで、どんよりと曇って蒸し暑い天気が続いています。こんな天気に元気になるのがアジサイ。本州より1か月遅れですが、我が家のアジサイも見頃を迎えています。

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たまに見かけるのですが、この蝶はクジャクチョウと云うらしいです。翅の表側にクジャクの飾り羽のような大きな目玉模様を持つのが特徴ですが、裏側は何の変哲もないこげ茶色ですので、翅を閉じると気が付かないかもしれません。

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臼尻の海へ

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7月中旬になり、海水温が少し上がってきたようですので、旧南茅部町臼尻のグラントスカルピンへ行ってきました。少し曇りがちでしたが、風はなく波も静かで絶好の潜水日和です。今日の予定はオープンウォーターでの午前午後の2回の海洋実習を予定しています。まず講習内容を机上で説明していただき、ドライスーツに着替えます。保温効果がありますので、さすがに暑くてすぐ汗が噴き出してきます。そしてエントリーする前浜まで移動して、装備の準備です。前回教えていただいたことを忘れてしまい、インストラクターのnamikoさんに何度も手伝ってもらいます。何とか装備の準備を整えエントリーです。それにしましてもタンク、BCD(浮力調整装置)、レギュレーター、ウェイトなど、総重量で20kgほどありますので、背負ってから立ち上がるのが大変です。

今日は最深で8mほどまで潜り、基本的な姿勢の維持、中性浮力の確保、いろいろな緊急トラブル時の対応などを練習しましたが、思わず焦ることもあって、もう少し基本的なことを訓練しないといけないと思いました。講習の後半は自然溢れる臼尻の海中をゆっくりと散歩し、アイナメやカレイなど多くの魚を目にすることが出来ました。もう少し上手く潜れるようになったら、水中写真家の長明さんに指導していただいて魚の写真も撮りたいと思っています。

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前浜の近くでハマナス(ハマナシ)の小さな実が色づいていました。子供の頃に、半分に割って種をかき出し、赤い部分をよく食べたものでした。さすがに今は食べる気がしませんが、ピンクの花と赤い実が懐かしいです。

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カシバードで遊ぶ

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大雪山に持参したGPSのトラックデータをフリーソフトの「カシミール3D」に読み込ませて、ソフトに付随する「カシバード」でちょっと遊んでみました。まだほんのさわりの部分しか理解していませんが、まずは使ってみることが先決ということで、あれこれいじって何とか描画してみました。いろいろな設定で、よりリアルな表現が出来るようなのですが、初心者はこの程度しか不可能です。少し緑の濃い大雪山になりましたが、雰囲気だけでもお伝えできればと思っています。相当に奥深いソフトですので、少しずつ使いこなしていきたいと思っています。

※画像を2度クリックして拡大しますと、より詳しい画像がご覧いただけます。

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白雲岳~裾合平~姿見 《7/8》

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身支度も整え、テントも回収して、朝5時半にお世話になった避難小屋を出発しました。雪渓も岩の表面も凍って滑りやすくなっていますので、慎重に歩みを進めます。連絡が取れていない家内が心配していると思い、出来るだけ早く姿見駅へ着くことを考えていましたが、焦ってもしょうがありません。
7時近くに北海岳へ戻ってきました。ここで旭岳方向から来た同年輩の方と会いました。お互いに挨拶を交わし、どちらからともなく、「昨日は凄かったですねぇ」と・・・。この方は一昨日の夕方に旭岳を越えて、裏旭キャンプ指定地でテントを張ったそうです。そして昨日は一日身動きが取れず、テントの中で雪まじりの暴風雨に耐えていたそうです。この裏旭キャンプ場は風の通り道で、テントを潰されたという事故をたくさん聞いていましたので、思わず「よく生きていましたね」と声をかけてしまいました。本当に地獄のような二晩を過ごしたことでしょう。それにしましても、あの強風にテントもよく耐えたものです。(私の隣りの緑のフライシートの方は、ポールが折れ、その先端がフライシートに刺さって無残にも破れていました。)

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そして、中岳分岐、裾合平を経由して姿見へ戻ってきました。姿見に近づくにつれ、花も少しずつ増えてきました。イソツツジ、エゾノツガザクラ、チングルマなどを目にすることが出来ましたが、これからが本番。大雪の山々を背景に、一面の花畑が多くの観光客の目を楽しませることでしょう。

通話圏内に入ってから家内に電話し、そしていろいろと心配していただいた旭川東署へお礼の電話を差し上げました。多くの教訓を得ることが出来ましたが、山に限らず何事も謙虚に慎重に行動することが大切とあらためて肝に銘じたところです。

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ちなみに帰りのGPSによる軌跡と各地点の時間です。
・白雲岳避難小屋《5:32》⇒・白雲分岐《6:05》⇒・北海岳《6:53》⇒・間宮岳《7:40》⇒・中岳分岐《8:04》⇒・裾合平分岐《9:16》⇒・姿見駅《10:25》

GPS 2015-08-08

一夜明けて 《7/8》

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大嵐の一日が過ぎ、今朝(7/8)は昨日の荒天が嘘のような快晴です。避難小屋の前の水溜りはカチカチに凍っています。シュラフの頭の部分をがっちりと閉じて寝ましたが、寒くて大変でした。4時に起き、コンロで朝食を作って暖かいものを食べると身も心もホッとします。外に出てトムラウシ方向を見ますと、ちょうど赤く焼けてきたところでした。本当に神々しい感じがします。

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身支度をしてから避難小屋を出て、テントの撤収です。テント本体はまったく無傷でしたが、水が浸み込んだ内部は凍ってバリバリです。霜柱が立つ地面は凍ってペグもなかなか抜けてきません。そんな状態で少し時間がかかってしまいましたが、ようやく避難小屋を出発です。トムラウシを背景に朝日を浴びる白雲岳避難小屋の景色はなかなか素敵です。お蔭で命を助けていただき、感謝と同時に一生忘れることのできない避難小屋となりました。

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実はひとつ失敗をしたことがあります。私の携帯電話はauなのですが、ここは通信エリア内と思っていました。(ドコモは通じるようですが…確かな情報ではありません) 家内と定時連絡をする約束をしていたのですが、携帯のアンテナを見たら「圏外」表示。この避難小屋での1日半はまったく連絡が取れず、かといって身動きが取れない状況ですから、どうすることも出来ません。

一方の家内は、案の定、連絡はないうえに天候が悪化しているらしいということで、管轄する旭川東警察署担当部署へ様子をうかがったようです。担当官からは、山は氷点下まで気温が下がり、強風が吹いて相当な悪コンディションですが、計画では避難小屋に避難している可能性が高いので、安心してくださいと伝えられたようです。そうこうしているうちにラジオから、大雪山系で60歳台男性が心肺停止状態で発見されたとの報道が・・・。家内の緊張は極度に達したようです。

そして、旭川東署からの電話。ザックやレインウェアの確認、しつこいほどに下の名前を聞いていたそうです。帰宅後、新聞を見て知ったのですが、私と同姓の仙台の方がトムラウシ北沼付近で凍死していたようです。避難小屋でも殆どの方が道外からで、下山時の宿や交通機関の心配をされる方がおられました。この方もそんなことで無理をしたのかもしれません。そして旭岳でも滑落事故で搬送された方がいたようで、夏山とはいえ大雪山の恐ろしさを知らされた一日でした。

避難小屋での一日 《7/7》

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昨夜(7/6)、夕食を食べ寝る準備をするころから次第に風が強くなってきました。気温も徐々に低下し、持参してきた防寒着など全部着ても寒いくらいです。強風は間断なく一晩中吹き続け、テントはバタバタと音を立てて、とても熟睡できるような状況ではありません。それでもテント内で一晩を過ごし、朝の3時のアラームで目覚めました。外は薄明るくなっていますが、依然として強風が吹き、雨と濃い霧に包まれています。コンロでお湯を沸かすことも出来ませんし、この状況ではテントを畳むことも不可能です。6時まで待ってみることにしましたが、雨と風は一段と強くなって、少しずつテント内に浸み込んでくるようになりました。この状況ではテントは無理と考え、荷物をすべて持って小屋へ避難しました。

避難小屋は昨夜の段階で20人くらいいたと思ったのですが、1階部分はがらんとしていて驚いてしまいました。管理人さんによるとツアーを中心に10数名の方がすでに出発したというので、またまたビックリです。そして、私と前後してテントを張っていた5人全員が避難してきました。お昼近くになって風と雨はより強くなり、ミゾレまじりの雪も降りだしてきました。今日は避難小屋から出ないのが賢明なようです。

午前中に銀泉台と高原温泉からの数人がびしょ濡れになり寒さに震えながら入ってきましたが、途中でツアー客が動けなくなっていたということを話していました。さすがに旭岳、黒岳方向から来る人はおらず、管理人さんの話では稜線上では風速30mを超えているのではということでした。

気温は0度近くまで下がっていますので、小屋の中も真冬のような寒さです。テントのポールを抜いて倒すためにキャンプサイトまで降りたのですが、飛ばされそうな風で、これではテントの撤収は到底無理なようです。倒したテントの上に石を置いて飛ばされないようにします。破れないで持ちこたえてくれるといいのですが・・・

そんなこんなで避難小屋での凄い一日が過ぎていきます。

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白雲岳避難小屋 《7/6》

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白雲岳分岐からほどなくして、白雲岳避難小屋が見えてきました。カールと呼ばれる、氷河に乗った小さな岩が両側面に落ちて堆積してできた堤防のような地形のところにあります。小屋自体は、谷をせき止めるような形に堆積したモレーンと呼ばれる小高いところに建っているのがお分かりいただけると思います。

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先着の方がお二人いましたので、私も水はけのよいところを探して設営です。10年ほど前のアライテントのエアライズ2ですが、お隣のグリーンのフライシートの方も同型ですし、後着した大阪の方も同型で、3人が同じアライのテントで一晩を過ごすことになりました。雲が多くなってきたのが少し気になりますが、風はなく設営は15分ほどで完了です。ペグの上には風で飛ばされないように大きな石を載せていきます。

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小高いところに立つ避難小屋から眺めた景色です。星空を楽しみに三脚もザックに入れてきたのですが、この分では星は期待できそうにありません。暗くなる前に食事を済ませ、早々に寝ようと思います。

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ちなみに白雲避難小屋までのGPSによる軌跡と時間です。
・姿見駅《6:47》⇒・旭岳《8:38》⇒・間宮岳《9:42》⇒・北海岳《10:33》⇒・白雲分岐《11:35》⇒・白雲岳《12:18》⇒・白雲分岐《12:46》⇒・白雲岳避難小屋《13:13》

GPS 2015-08-06

北海岳~白雲岳 《7/6》

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北海平を越えて、白雲分岐まで来ました。右手に巨大な岩塊を積み重ねたような白雲岳を望むことが出来ます。写真は分岐付近の大きな雪渓ですが、末端の状況からみて、相当な厚みがあるようです。左中頃から斜めに下降するようなラインが見えますが、このライン上をトラバースして雪渓を越えてきます。来るときは感じなかったのですが、帰りは早朝で氷点下付近まで気温が下がったこともあり、凍って相当に滑りやすくなっていました。軽アイゼンくらいは持ってくるべきだったと思っていました。

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白雲岳頂上からの旭岳方面の眺めです。辿ってきた山々を望むことが出来ます。山腹に描かれた尾根と雪渓の縞模様がとてもきれいです。少し雲が増えてきましたが、まだ風は穏やかで、それほど寒い感じはしません。

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この辺まで来ますと、少しずつ花の種類が増えてきました。エゾコザクラ、ミヤマキンバイ、イワウメ、エゾオヤマノエンドウなどの群落を見ることが出来ました。
もう少し歩くと今日のテント場、白雲岳避難小屋が見えてきます。

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姿見~旭岳~北海岳 《7/6》

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7月6日(月)の朝6時にロッジをチェックアウトです。奥さんが熱々のおにぎりを用意してくれていました。ご主人と奥さんとはまた秋にお会いすることを約束してロッジをあとにしました。車を公共駐車場に移動して、6時半始発のロープウェーに乗り込みます。
いよいよ10年ぶりにインカトレイルに続いての山登りになります。今回はテント泊を予定していますので、60Lのザックがパンパンになり、重量も15kgとちょっとハードな感じです。まず姿見から旭岳への2時間の行程です。

十勝連峰、化雲岳、トムラウシ、ニペソツなどを右手に眺めながらの登りになります。四角い金庫岩が見えてくると頂上は間近。ロープウェーの姿見駅は探さないと分からないほどに小さくなって、2時間登ったという実感が湧いてきます。天気は快晴、風もなく絶好の登山日和です。ロッジのご主人から聞いていたのですが、今年は寒くて全般に花が遅れているそうで、頂上付近ではキバナシャクナゲ程度しか見ることが出来ませんでした。

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間宮岳に向かう途中、旭岳の裏側の大きな雪渓です。ツアーと思われる一団が旭岳の頂上に向かって進んでいきます。下りは滑るように降りますので楽チンですが、登りは結構大変そうです。

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間宮岳近くから振り返った風景です。下ってきたところですが、旭岳にへばりつく大雪渓が見事です。

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間宮岳からの御鉢平方面を眺めた風景です。北鎮岳を中心に右に凌雲岳、左に比布、安足間岳が連なっています。大きな御鉢平は降りてみたい衝動にかられますが、硫化水素が充満した有毒温泉があるということで立ち入り禁止に指定されています。周囲を山で囲まれたカルデラで、3万年前の噴火で出来たらしいです。

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黒岳と白雲岳の分岐となる北海岳まで来ました。やや雲が多くなってきましたが、黒岳がはっきりと見えています。

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目を90度右に転じると、これから向かう白雲岳も見えています。北海岳から白雲方面に歩みを進めると、北海平と呼ばれる大雪山らしい雄大な尾根が広がり、少しずつ花も増えてきました。

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3泊4日の予定で表大雪へ

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前述のHUANDOYを連れて表大雪へ行ってきました。お休みをいただけたということとロッジが1日だけ空いていたということで、7/5(日)朝に家を出発しました。計画では旭岳から入って戻るというコースで、白雲岳キャンプ場にテントを張って、できれば忠別岳もしくは高原沼まで足を延ばしたいと思っていました。

麓のロッジには夕方3時ころに到着です。「ヌタプカウシペ」というロッジでご夫婦で切り盛りをされています。到着時、ご主人はチェーンソーで薪を切っておられ、奥さんは夕食の準備をされていました。大きなログハウスで、豪雪に耐えられるように存在感のある太い丸太が印象的です。チェックインをし、2階の部屋に通されたのですが、5室ほどある部屋のいずれも自然の木材を上手に配置して、独特の雰囲気を醸し出しています。室内は清潔で部屋からの眺めも素晴らしいです。
時間があるので近くのビジターセンターを見学して、戻ってきてから露天風呂で汗を流すことにしました。露天風呂からの景色も素晴らしく、野性味があっていい感じです。夕食は6時半、宿泊客は私を含めて8名で、殆どが本州からの方でした。夕食時にご主人、奥さんといろいろと山のお話をすることが出来、山や花の状況などを詳しくお聞きすることが出来ました。明朝は6時半のロープウェに乗りますので、奥さんにおにぎりをお願いして、早々に床につくことにしました。

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