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2015年08月

プロセスが楽しい自家焙煎

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北海道新聞の道南版「みなみ風」にコーヒー焙煎豆販売の特集が何度か掲載されていましたが、私のところでは生豆を購入して自家焙煎しています。自家焙煎といっても大袈裟なものではなく、小さな籠に生豆200gを入れて直火で焙るだけです。1kg単位で購入し、5回に分けて一度に焙煎します。お店では熱風で焙煎しているところが多いと思いますが、個人的には直火焙煎のほうが、お湯を注いだ時の膨らみが大きくて断然美味しいと思っています。いい香りに包まれて、ガラガラと焙煎するプロセスも楽しくて、時間に余裕のある方にはおすすめです。

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カシバードと google earth に展開

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今回の山旅のGPSトラック・データをもとにカシバードおよびgoogle earthに踏破ルートをプロットしてみました。赤線を辿っていくと、この時にはこんなことがあったなと思い出されます。まだ数日しか経っていないのですが・・・。
今年は大雪へ行くことはないと思いますが、また来年違うルートでチャレンジしたいと思っています。

《画像を2度クリックしますと詳細をご覧いただけます》
トムラウシ山

tomuraushi google

さあ下山です 《8/26》

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山での3日目の朝を迎えました。昨日と同様に4時に起床です。昨日のうちに殆どの方は下山したり、次の縦走地へ出発しましたので、ヒサゴ沼のテント場は私を含めて3人だけで夜を過ごしました。まだ外は暗いですから、テントの中の片付けから開始です。そして30分もすると空が明るんできましたので、テントの撤収です。

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すべてをザックに詰め込み、5時にテント場を出発です。食料は少し減ったと思いますが、重量にしますと微々たるものですから、やはり20キロは重いです。五色岳からの下りはぬかるんで滑りやすいうえに断続的に急勾配が続きますから、登りよりも下りに神経を使います。
五色岳を経由して五色ケ原、沼ノ原へと順調に歩みを進めます。湿原越しにトムラウシが遥か彼方に見えています。

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もう少しでクチャンベツ登山口です。ナナカマドやカエデなどが少しずつ色づいてきています。大雪山系はもう数週間もすると本格的な紅葉の時期を迎え、そして短い夏山シーズンも終わりを告げることでしょう。

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お蔭様で天気に恵まれ、楽しい3泊4日の山行でした。層雲峡で少し休んでから、高速に乗って今日中に七飯に帰りたいと思っています。

ちなみに下山時のGPSによるコースタイムは下記の通りです。
《 ヒサゴ沼テント場 5:10 ⇒ 化雲分岐 5:35 ⇒ 五色岳 6:35 ⇒ 沼ノ原・大沼 9:03 ⇒ クチャンベツ登山口 10:29 》

層雲峡⇒高原大橋

ルート上の花々 《8/25 ④》

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花はほとんど終わりかけているのですが、ヒサゴ沼からトムラウシまでのルート脇に咲いていた花々を少しだけ載せてみます。大雪の今の時期を彩るヨツバシオガマ、チングルマ、ハイオトギリ、タカネトウウチソウ、エゾコザクラなどがひっそりと咲いていました。

ヨツバシオガマ

チングルマ

ハイオトギリ

タカネトウウチソウ

エゾコザクラ

トムラウシ登頂 《8/25 ③》

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写真を撮ったり、ルートを迷ったりして時間がかかりましたが、約3時間でトムラウシ山(2,141m)の頂上に立ちました。登ってくるときに名古屋の大学生グループや本州の単独登山者など数人に会っただけで、頂上は私の貸し切り状態でした。週末などは結構賑やかなようですが、十勝連山、表大雪の山々、眼下に広がる雄大な景色、澄み渡った青空などを独り占めにしたような気持です。圧倒されるようなスケール、ただ聴こえるのは風の音のみ・・・なかなか下りる気にはなれません。

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いざトムラウシへ 《8/25 ②》

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日にちの感覚がなくなってきましたが、8月25日(火)の朝を迎えました。周りの音に急かされるように朝4時に起床です。満天の星でしたので、晴天と思っていましたが、予想通りの雲一つないピカピカの天気です。放射冷却現象のためか、霜柱が立っています。8月というのに氷点下近くまで気温が下がったようです。

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今日は行動食、水、雨具、防寒着など必要なものだけをザックに詰めて、あとはテントの中に残して行きます。トムラウシまでピストン(往復)するのは私を含めて二人だけで、その方は5時に出発、私は少し遅れて5時半近くに出発です。
30分ほどしてヒサゴのコル(鞍部)に到着です。ヒサゴ沼、そして左岸に避難小屋、テント場を望むことが出来ます。左下に陰になって分かりにくいのですが、大きな雪渓が残っています。この分では融けずに、冬を迎えるものと思われます。

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更に歩みを進めますとコースの両側に、天沼などの小さな沼が点在し、周囲に咲く花々とともに目を楽しませてくれます。

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1900mを超えるあたりからロックガーデンと呼ばれる岩塊の斜面が目の前に広がります。最初は比較的小さめの岩、次が数トンもありそうな巨岩、最後は急登というイメージです。どうしても目線が下にいってしまい、何度もルートが分からなくなって、右に行ったり左に行ったり、登ったり下りたりと・・・時間をロスしてしまいました。ナキウサギの甲高い鳴き声が沢山聴こえてきます。そしてロックガーデンを登りきると、2000m台地の丘の上にトムラウシの山頂が顔を出してきます。

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北沼が見えてくると、あとはトムラウシの頂上を目指して直登するのみです。空は相変わらず雲一つない青空。紺碧の水を湛えた北沼が映えています。7月に白雲岳避難小屋で私が停滞していた日に登山をされて低体温症で亡くなられた方は、この付近で悲劇にあったようです。また、まだ記憶に新しい2009年7月のツアー登山者9名が、相次いで遭難死したのもこの付近です。黙祷をしてから、トムラウシに向かいます。

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満天の星空 ヒサゴ沼にて 《8/25 ①》

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夜の2時過ぎにテントから顔を出してみますと、月は沈み満天の星空が広がっています。迷惑にならないように、そっと三脚とカメラをセットします。それにしましても小さな刺し穴を空一面に開けたくらいに凄い星の数です。天の川もくっきり見えていますし、ヒサゴ沼に映る星もキラキラと輝いたりして、なんともロマンチックな光景です。重いテントを担いで登った甲斐がありました。
仮に天候悪化でトムラウシに登れなくても、この光景を見ただけで、もう大満足です。

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五色岳~化雲岳~ヒサゴ沼 《8/24 ③》

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五色岳(1868m)からほぼ真西に向かい標高差100m位を登りますと化雲岳(1954m)に到着です。ここからは天人峡へ下りることが出来ます。私は南のヒサゴ沼を目指します。

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やっとヒサゴ沼が見えてきました。少しガスがかかっていますが、まずまずの天気です。目的地が見えましたし、あとは下るだけですので、俄然元気が出てきます。

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ヒサゴ沼の指定テント場到着です。大きな石がゴロゴロしているように見えますが、テントを張るスペースは比較的平坦ですし、これ以上を望むことはできません。すでに6張が張られていましたので、白いテントの隣に張らせていただきました。張っている最中にテントから顔を出されたのは山ガールさんで、心の中で「ラッキー」と呟いてしまいました。張りながらいろいろとお話をしましたが、道央にお住まいで一人で縦走しているのだそうです。恐るべし山ガールさんです。真ん中のオレンジのテントが私の2泊の住居です。

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7時過ぎになりましたら、外は夕闇に包まれ月が顔を出してきました。夜半前は月明りで星は無理かもしれませんが、日付が変わる頃には少し星が見えるかもしれません。

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ちなみにGPSによる本日のルートの通過時刻は下記の通りでした。
《クチャンベツ登山口 6:49 ⇒ 沼ノ原大沼テント場 9:02 ⇒ 五色岳 11:50 12:49 ⇒ 化雲岳 13:57 ⇒ ヒサゴ沼テント場 14:54》

沼ノ原~五色岳 《8/24 ②》

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沼ノ原の長い木道を歩き終えて少し登り、五色ケ原にかかる頃に素晴らしい出会いがありました。私より若い男の方がトムラウシの方向を長いこと見て立ち止まっていました。「ここから見るトムラウシが一番きれいと思い、雲が切れるのを待っているのです」と・・・。お話をすると道内在住のSさんという方で、十勝三股から入山し、ブヨ沼でテント泊。音更山、石狩岳から深いコルを経由して昨日は沼ノ原の大沼キャンプ指定地でテント泊し、今朝大沼を出発して少ししてから私と会ったようです。今日は忠別岳避難小屋に泊まるとのこと。それでは五色岳までご一緒しましょうということで、山のことを含めいろいなことを話しながら、ゆっくりと歩みを進めます。楽しい話をしながら相前後して登ると、今までの喘ぎながらの登りは嘘のようで、あっという間に五色岳頂上へ到着です。

歩みを進めてきた音更山、石狩岳の山並みを感慨深げに見入るSさん。登頂時に合わせるように山頂の雲が切れてきました。

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独特の形の忠別岳、そしてその手前の小さな避難小屋がお分かりになりますでしょうか。目を転じると遥か彼方にトムラウシ山が見えています。明日登頂予定ですので、雲が取れてくれると嬉しいのですが・・・。

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Sさんと尽きぬお話をしたり、眺めを楽しんだりと、五色岳で1時間ほどのんびりしていました。いよいよSさんと再会を約束してお別れです。Sさん、楽しいお時間を有難うございました。Sさんは忠別岳避難小屋へ、私はヒサゴ沼へと向かいます。

クチャンベツ登山口~沼ノ原 《8/24 ①》

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今回の予定ルートは、クチャンベツ沼ノ原登山口から入山し、ヒサゴ沼に2泊のテント泊、トムラウシまで往復して、3日目に同じルートを下山するというコースです。
層雲峡のキャンプのバンガローは快適で、割とよく眠れたような気がします。4時に起床し空を見上げると雲はあるものの良い天気です。昨日夕方まで萎えていた気持ちが一転してテンションが上がり、5時にキャンプ場を出発できるようにバタバタと準備です。そして予定通りクチャンベツの登山口に向けて車を走らせます。大雪湖を過ぎるあたりから鹿がどんどん道路に飛び出して来て、スピードを出しているととても危ない状況です。

5時半頃に林道に入りゲートのカギを開けて更に奥に進みます。ちょうど中間点の音更橋に差し掛かった頃と思いますが、手を大きく振って合図している男の方にお会いしました。顔に数か所の擦り傷と手を押さえていることから、ただならないことと思い車に乗っていただきました。お話を伺うと前日に日帰りの予定で十勝三股登山口から音更山に登り、同日中に下山する予定だったようです。昨日は低いガスがかかって見通しが殆どきかないような状態だったようですから、コースを間違って反対方向へ降りたのではないかと思われます。比較的お元気で低体温症などの症状はないようですので、携帯電話の通じるところまで下して上げますということで、国道に向けてUターンです。国道の銀泉台入口付近に来ましたら携帯が通じ、奥様のもとに電話していることを確認して、私はまた登山口に向けて再度Uターンです。ご自身の体力と適切な対処が命運を分けたのでしょうが、雨が降らず強い風も吹かず、そしてタイミングよく私に会ったことも幸運だったと思います。本当に良かったと思います。

ということで予定より1時間超過した7時にいよいよ登山開始です。前回の教訓がありますし、このところの上川・十勝地方の天気は急変することが多く、山の中での数日の停滞を予測して食料や防寒着を多めに詰め込んだら、20キロ近い重量になってしまいました。スタートしてぬかるんだ急登にかかるころから、背の重量をずしりと感じてしまいます。備えあれば憂いなしといいますが、ちょっとオーバーだったかなと・・・。

1時間半ほどで沼ノ原に到着です。沼ノ原山の北部、標高1,420~1,450mの溶岩台地上に発達した湿原です。湿原内にはキャンプ指定地になっている大沼の他にも大小の池塘が棚田状に配列しており、沼ノ原の美しい景観を特徴づけています。湿原内にはアカエゾマツ、ダケカンバ、ミネカエデなどの亜高山性落葉低木林が侵入していることも、沼ノ原独特の景観を形成しているようです。

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花はそろそろ終わりに近づいていますが、イワギキョウやミヤマリンドウなどが目を楽しませてくれます。これからどんな花々に出会えるのでしょう。

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再び大雪山系へ

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4日間の休みをいただいて、7月に続いて大雪山系へ出かけました。初日(8/23)は夕方までに層雲峡へ着くとよいので、のんびりと一般道を走って旭川を目指します。途中、洞爺湖付近でトライアスロンの大会の交通規制で少し遅れましたが、ほぼ順調に夕刻に層雲峡に到着です。ここ層雲峡オートキャンプ場にテントを張る予定だったのですが、思った以上に寒いのと明朝の撤収を考えて、軟弱者はバンガローに宿泊変更です。夏休みが過ぎたせいか、本日の宿泊客はライダーのテントが2張、バンガローが2組と広いキャンプ場が寂しいくらいです。ここのキャンプ場は、芝生がきれいですし、シャワー、ランドリーなども完備していて気持ちの良いところです。
山はどんよりと低い雲が垂れこめ、ちょっと気持ちが折れそうな感じの天気です。明日は晴れてくれるといいのですが。

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久しぶりの海とレストランへ

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仕事帰りに久しぶりに海の見えるレストランへ寄ってきました。夏場はお店が混んでいますし、ちょうどお昼時で「満席」だったのですが、無理をお願いしてテラス席へ上がらせていただきました。「椅子が汚れてますが・・・」ということでしたが、夏場はだんぜんテラス席のほうが気持ちがいいです。

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今日のスープトレイは、ココナツオイル入りのカレースープ。具もたくさん入っていて、すごく美味しいです。家内も仕事でしたので、今日は潮風に吹かれて一緒に食事です。少しボリュームのある「だぼかぜランチ」を頼んでいましたが、こちらもヘルシーで美味しいです。

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夏の前浜はベタ凪でした。霞む函館山、弧を描くように連なる湯の川の温泉街、静かに打ち寄せる波、のどかな景色です。

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朝晩めっきり涼しくなって

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北海道の殆どの小学校では昨日が2学期の始業式だったようです。夏休み中は子供たちに占領されていると思い、出かけなかったプールですが、子供たちと入れ替わるように昨日から私たちも泳ぎの始業をしました。1ヵ月近く泳いでいないとやはり水が恋しくなります。

山の麓はといえば、日中はまだ暑いのですが、朝晩はめっきり涼しくなりました。セミの鳴き声もツクツクボウシに変わったようですし、夕暮れ時の虫の音も一段と賑やかになった気がします。ログのペンキ塗りも終わりましたので、1枚撮ってみました。朝の涼しさが伝わりますでしょうか。

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ペンキ塗り

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今日から空いた時間をみつけて少しずつペンキ塗りを開始しました。まず前回の塗装から2年が経過した物置からスタートです。この物置は芦別市にある北斗物産のパネルハウス・キットを5年前に購入して自分で建てたものです。定期的に塗装するだけですが、殆ど狂いが出ませんし、使い勝手の良い優れた物置です。我が家を訪れる方々もこの物置を見て、主要な部材が道産材であることと頑丈な構造に感心しています。リンクされている北斗物産のホームページから私のブログに訪れる方がいらっしゃると思いますが、購入を検討されている方にはぜひお勧めしたいパネルハウスです。

さて塗装ですが、使用している塗料は、窓枠など白い部分は水性の「コンゾラン」、パインイエローの部分は「ステンプルーフ」を使っています。「コンゾラン」は当初はプライマーで下地塗りをしていたのですが、数年前の再塗装からはダイレクトに塗るようにしています。いずれの塗料も臭いが少なく、とても使いやすい塗料ですので、個人的には気に入っています。この塗料や「キシラデコール」など以外にはあまり使ったことがなく、他にもっと優れた塗料を知っている方がおられましたら教えていただければ嬉しいです。

そして、次はこれも2年ぶりになるログハウスの塗装にかかります。明日は雨のようですし、午前中は仕事ですから、作業はいっときお休みです。こんな調子ののんびり塗装ですが、塗り終わった後に少し離れたところから全体を眺める一瞬が塗りの醍醐味と思っています。

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「悲嘆の門」 宮部みゆき

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お盆休みはどこへ行っても人がいっぱいですし、庭いじりも暑いので、家に閉じ籠って読書です。
宮部みゆきの「悲嘆の門」を読み終えました。物語自体「英雄の書」の続編らしく、登場キャラクターも物語の世界設定も前書と同様です。個人的にはこのようなファンタジー要素の強い作品はあまり好きではないのですが、純粋な現代劇やミステリーではない宮部作品として、「これはこういうお話だ」という割り切りで読むと結構面白い作品に仕上がっていると思います。

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フルート 「太陽がいっぱい」

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昨日までの暑さが嘘のように涼しい一日になった北海道です。先日から汗を拭き拭き練習していた「太陽がいっぱい」が賞味期限切れになりそうですので、練習不足でお恥ずかしいのですがアップすることにしました。
監督はルネ・クレマン、主演はあのアラン・ドロンでしたね。日本で公開された時、私は高校生だったと思いますが、どんな内容だったのかあまり記憶には残っていません。ただ映画館に貼られたヨットの舵を握るアラン・ドロンの格好いいポスターとニーノ・ロータの主題曲だけは鮮明に憶えています。明るい地中海が舞台ですが、「ゴッド・ファザー」の主題曲と同じように、どこかもの悲しくて翳を帯びているのが印象的です。

伴奏はweb上で公開されている「フルートとクラシック音楽好きの人に」の音源を使わせていただきました。

雨に濡れるプリンセス・ダイアナ

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クレマチスのプリンセス・ダイアナの花が満開になりました。この花もカンカン照りの日よりも、しっとりと雨に濡れている姿のほうがお似合いのようです。今年もプリンス・チャールズの花は買わずじまいでした。

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フルート 「さとうきび畑」

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久しぶりでフルート演奏をアップしてみます。この曲は一見易しそうなのですが、何度練習しても単調で平板な感じになってしまい、自分の下手さにいい加減いやになってしまいました。こういう曲は、曲の持っている雰囲気を表現するのが結構難しいようです。リズムが合わなかったり、間違ったりしているのですが、前に進みませんので、適当なところで手をうってしまいました。

曲は、元洗足学園音楽大学教授の寺島尚彦氏の作詞作曲によるもので、あの太平洋戦争末期の沖縄の悲劇を歌った曲です。風の音を表した"ざわわ"という歌詞が、曲中に66回も繰り返されているそうで、静かな優しい曲ですが、風に揺れるさとうきび畑のざわめきの中に沖縄の人たちの深い悲しみが込められているようです。
終戦記念日が近いということで、ぜひ吹いてみたいと思っていました。いつまでも平和な日々が続くことを願って…。

セミの羽化

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真っ暗な中、懐中電灯を時々照らしながらセミの羽化を観察し、自然の驚異に目を瞠った幼い頃の記憶をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
我が家の庭からもたくさんのセミが羽化して飛び立っているのですが、ここに越して来て以来、いまだ羽化の瞬間を目にしたことがありませんでした。やはり夜中の出来事ですから、積極的に探さないと見つけることが出来ないのかもしれません。
そんなことを思って過ごしていたのですが、今日の夕方、家内が写真のような光景を見つけてきました。羽化の時間を間違ったのか、日中の暑い時間に羽化を始めたようです。まだ翅が完全に乾ききっておらず、透き通るような薄緑色がとてもきれいです。

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