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2016年04月

ゴールデンウィーク初日

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雨のゴールデンウィーク初日です。用事があって五稜郭公園近くまで2往復しましたが、冷たい雨のせいかゴールデンウィークにしては車も人も少ない感じがしていました。雨にしっとりと濡れた五稜郭公園外堀の桜もなかなか風情があっていいなあと思って眺めていました。
我が家の桜は足踏み状態ですが、周りの緑はこの雨で一気に濃くなりました。
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北海道は梅と桜が一緒

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今日は小雨が降って肌寒い一日でした。3分咲きになっていた我が家のソメイヨシノは、寒さに怖気づいたのか3分咲きのまま冷たい雨にうたれています。ゴールデンウィークに合わせるように満開になった五稜郭公園のお花見も出鼻をくじかれたことでしょう。
春色第6弾は、桜とほぼ同時に開花し今満開の梅です。我が家ではこの梅で梅干しを作っています。
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自惚れ過ぎのスイセン

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今日も抜けるような青空で良い天気でした。我が家のソメイヨシノは3分咲きくらいですが、函館では満開になったのかも知れませんね。
春色第5弾は、雑木林の桜の下で満開になっているスイセンです。普通のスイセンに混じって、ちょっと毛色の変わったものも咲いていましたので、何種類か撮影してみました。
スイセンの学名はNarcissus(ナルシサス)といい、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来するそうです。花言葉は「自惚れ」らしいですが、自惚れ過ぎてこんな派手な花姿になったのかも知れませんね。(^^♪
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春色第四弾はヤマザクラ

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春色第四弾はエゾヤマザクラです。雑木林の中に数本自生しているのですが、ソメイヨシノなどよりも先に満開になりました。少し小振りですが、ほのかにピンクが混じっていて綺麗です。足元には水仙が沢山咲き出して、春の勢いに圧倒されそうな感じがしています。
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『永い言い訳』 西川美和

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西川美和の『永い言い訳』、映画化され今年の秋に上映されるということですので、その前に原作を読んでみたいと思っていました。そして昨日読み終えることが出来ました。
西川さんの作品は初めてでしたが、一つひとつの言葉が丁寧で、気品のある流れるような文章が印象的な一冊でした。
物語は、主人公である人気作家の津村が妻の死をきっかけに、彼の心の中に欠落していたある大きな感情に気付くことから始まります。亡き妻の友人家族と交わるなかから、自らの居場所を見つけ癒されていきますが、「永い言い訳」という妻への釈明から解き放されることはありません。
読み進めていくうちに、大多数の読者は自らの心の中に「主人公の津村」を投影するというか見出すのではと思えてきます。そんな私もそのなかの一人で、思わず感情移入してしまいました。なかなかいい本です。

映画では本木雅弘さんが主人公の津村を演じるようですが、映画も面白そうですね。
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春色第三弾 クロモジ

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春色第三弾は、クロモジです。庭の木の中で一番をと訊かれれば、この木をあげたいと思います。葉と花のバランスが絶妙で大好きです。ただし、今この瞬間だけですけど・・・。ふふ、これより早くても遅くても駄目ですね。葉が開ききっておらず、そしてその下にスズランのような可憐な花をたくさんつけた今の瞬間がいいです。ほんの数日だけの春の一瞬のお楽しみです。
そうそう和菓子に添えられる菓子楊枝は、このクロモジの小枝から作られています。独特の香りがあり、お茶席などでは特に新鮮なものが使われるようです。
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春色第二弾 コブシ

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今日は朝からピカピカの良い天気でした。この陽気に誘われるようにコブシ類がいっせいに咲き出しました。北海道の春は本当に一気に押し寄せる感じです。
春風とともにコブシの微かな香りが漂い、庭仕事をしていても気持ちがいいです。
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少しずつ春色に

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来週後半からは早くもゴールデンウィークという季節、我が家の庭はコブシや梅がぼちぼち咲き始めたところです。桜の蕾も大きく膨らんでいますので、ゴールデンウィーク頃にはだいぶ開いているのではと思っています。
畑のほうはまったく手付かずの状況ですので、ゴールデンウィークは畑三昧で過ごしそうな感じです。頭の中では、あれをやって、これを植えてとイメージが出来ているのですが、例年考えていることの半分ほどしか出来ませんので、今年も一緒のことでしょうね。

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『ギリシア人の物語 I 民主政のはじまり』 塩野七生

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塩野七生の古代ギリシア・シリーズの第一巻『民主政のはじまり』は、一つの歴史物語としてはとても面白くて一気読みでした。個人的に古代ギリシア史に興味があって、古典期と呼ばれる紀元前4、5世紀頃のポリス(市民共同体)の成り立ち、とりわけ「フラトリア(兄弟団)」と呼ばれる市民集団に注目して学位論文を書いたことがあります。そんなこともあって、この全3巻のシリーズの発刊を待ち望んでいました。

塩野さんが本書を書くきっかけの一つとして、代議制民主主義の危機が盛んに指摘されるようになり、ここはじっくりと古代ギリシアの民主政の実相を探ろうという心づもりがあったようです。アテネで民主政がはじまった由来や民主政ができるまでのプロセス、体制の維持などについても面白く分かりやすく書いています。
そして、物語の大半を占めるのが、もう一つのテーマのペルシア戦役です。兵士の数や物流で圧倒するペルシアに対して、質で対抗し3度とも勝利するギリシア連合軍とそれを指揮するテミストクレスにスポットライトを当てています。(本の表紙もテミストクレス) 彼の天才的な采配は、大河ドラマ「真田丸」の上田城での攻防を観ているようで、戦記物語としても痛快ですし、2500年という時間の経過を忘れるほどに鮮明にシーンが浮かび上がってきます。塩野さんの描写の上手さはさすがというしかありません。掛け値なしに面白い一冊です。

私の予想では、第二巻は名実を兼ね備えた民主政の実現に向けて指導力を発揮したペリクレス、そして第三巻は北方のマケドニア王国に誕生したあのアレクサンドロスと思うのですが、塩野さんは誰にスポットライトを当てるのでしょうね。年末に発刊予定の第二巻を楽しみに待ちたいと思います。
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フルート 『浜辺の歌』

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昨年の末からちょっとゆとりがなくて、3ヶ月ほどフルートを手にしていませんでした。今月になってから少しずつ元の生活に戻りつつありますので、ケースから取り出して吹き始めたところです。初心者が数ヶ月も吹かないでいると、ゼロに戻ってしまうことは知っていましたが、御多分にもれず散々でした。 そんなことで、お恥ずかしいのですが、4月にアップすると公言していましたので、「浜辺の歌」を吹いてみました。簡単な曲なのでしょうが、楽譜には何やらフラットが4つもついていて、この難問をクリアすることが最初の課題でした。(変イ長調と言うらしいです) そして、これも言い訳になっちゃうのですが、一番下の音が低音域のミ♭で、上が2オクターブ上の高音域のファという広域の音をカバーするのも結構大変でした。やけくそになって、高音域がヒステリックな音になっていますので、お聴きになる際はくれぐれも鼓膜にご注意くださるようお願いいたします。(^^♪

初めて咲いたカタクリ

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昨年秋に10球ほどの球根を植えたカタクリ、忙しさにかまけてすっかり忘れていましたが、雑木林の中に可憐な花をつけていました。花弁の端は傷んでいますし、すでに種になっているものもありますので、発見するのがちょっと遅かったようです。少しずつ増えて、一面のカタクリ園になると嬉しいなと思っています。
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満開になったチオノドクサ

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庭のチオノドクサが満開になりました。
日本の名前のようですが、地中海原産で、ギリシャ語で chion(雪)+ doxa(輝き)という意味なのだそうです。和名では、雪解け時期に咲く百合ということで、「ユキドケユリ」と呼ぶらしいです。我が家では薄青、ピンク、白と3種類の花が入り混じって咲いていますが、色とりどりの星をちりばめたようでとてもきれいです。
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『ガラパゴス』 相場英雄

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相場英雄の『ガラパゴス』、上下巻で600頁ありますが、一気に読んでしまいました。
沖縄出身の派遣労働者が身元不明の自殺者として見せかけられた偽装殺人事件の捜査を縦軸に、今や就労人口の4割近くを占める派遣など非正規労働者の実態と、彼らが働く日本の家電メーカーや自動車メーカーの問題などを横軸にして物語は進んでいきます。
携帯電話などを含め日本の家電製品のガラパゴス化の末路、とりわけS社の台湾企業による買収などはニュースで大きく取り上げられていますが、日本の自動車メーカーの誇るハイブリッド・カーなどでも同様の現象が起きていることを本書は暴いています。世界の潮流に乗り遅れ、とっくに競争力を失っている大企業救済のため、「エコカー減税」などといった付け焼刃的な景気対策を進める政府の施策などにも目を向けていきます。これらの様々な元凶が複雑に重なり合って負のスパイラルに陥っている様子が、厳しい雇用環境を絡めて生々しく描写されています。
フィクションとはいえ、迫力があって読み応えのある小説でした。P4100002_1

山の麓にも本格的な春が

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カレンダーは4月も10日になろうとしています。バタバタしているうちに日にちだけが過ぎていくような感じです。暖かかったり肌寒かったりを繰り返していますが、庭の花々を見ていますと、着実に本格的な春が近づいていることを感じます。チオノドクサが満開ですし、エゾムラサキツヅジも数輪だけですが、咲き出していました。そろそろ温室での種まきや、畑の準備をしようと思っているところです。
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olympus TG-4 の防水ケース

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愛用しているコンデジolympus TG-4の防水ケース(ハウジング)を思い切って購入しました。
TG-4自体が水深15mまで耐えられますが、カメラの耐久性を考えるとやはりハウジングがあったほうが良いかなと思ったからです。プラスチックケースに毛の生えたようなものですが、水深45mまで壊れずに、しかも完全防水で撮影できるというのですから、見た目からは想像できないほどになかなかのツワモノです。
まずは手始めに川で小魚を撮ってみようかなと思っています。春の小川、どんな魚がいるのでしょうね。
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豊富町の酪農家・久世さんのこと

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3/31付の北海道新聞夕刊に豊富町の酪農家・久世薫嗣さんのことが載っていて懐かしく見ていました。
25年ほど前に豊富町の久世さんと滝上町の歯医者さん、そして私のところの3か所で15人のチェルノブイリ原発被災児の転地保養を引き受けたことがあります。七飯の私のところではチェルノブイリに近いベラルーシの子供たち5名が1か月間過ごしました。
その後の私たちはといえば遊んでばかりですが、久世さんは酪農業の傍ら反原発運動に熱心に取り組まれておられたようです。今回も空き家を購入して被災した福島の子供たちの保養所をつくったということが報じられており、頭が下がる思いで記事を見ていました。
今年の夏にはさらに多くの子供たちを受け入れる計画のようで、世話をしてくださるボランティアや運営資金の寄付を募っているようです。詳しくは久世さん090-8898-0667へとありましたので、ご関心のある方はお問い合わせくださればと思います。
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行者ニンニクの季節

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何かと気ぜわしい日々を過ごしており、気が付いたら新年度入りといった感じです。選抜高校野球も殆ど目にしておらず、どこが優勝したんだろうと思っていたら、もう終わっていたという始末です。
そんな夕刻、久し振りに雑木林を歩いてみました。クロッカスは盛りを過ぎ、代わって行者ニンニクが一斉に背を伸ばしていました。だいぶ葉の開いたものもありますので、この週末には少し収穫しなければいけないようです。
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