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2016年06月

羊蹄山登山のトラックデータ

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今回の羊蹄山日帰り登山のGPSトラックデータを地図上にプロットしてみました。火口外輪を時計回りに北山、京極コース合流点を経て山頂へ、そして喜茂別コース合流点、真狩コースからの合流点を通過して、元のコースを下山しました。最も大きな火口の父釜だけで周囲5kmもありますので、全体としては相当に歩き応えがあります。

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羊蹄山の花々

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羊蹄山の比羅夫コースに沿った地域は「後志羊蹄山の高山植物帯」として天然記念物に指定されているだけあって登山道の脇には沢山の綺麗な花々が咲いています。花の名前にはあまり興味はありませんので、知らない花が殆どなのですが、今を盛りに咲いている花々を撮って来ましたので、代表的なものを少しだけ載せてみます。

写真の上から・・・
中腹あたりにまだ咲いていたシラネアオイ、咲き始めが美しいウコンウツギ、千鳥の飛ぶ姿に似ているハクサンチドリ、葉が米のように小さいコメバツガザクラ、高山植物ではお馴染みのエゾノツガザクラ、高山帯に群落を形成していることが多いミヤマキンバイ、少しピンク色に変色しているキバナシャクナゲなど・・・。
全体にまだ早いようですので、これから見頃を迎えるようです。
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ukonutsugi
hakusanchidori

komebatsugasakura
ezonotsugasakura
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羊蹄山登山

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4時に起き、朝食を摂って身支度をし、そしてテントを撤収していよいよ出発です。最初はトドマツ、カラマツの人工林ですが、3合目を過ぎるあたりからエゾマツとダケカンバの林に変わっていきます。天気が良く、木々の間から差し込む木漏れ日が鳥のさえずりにハーモニーして、とても気持ちの良い登り始めです。やがて傾斜がきつくなり、ハイマツが多くなってきて、つづら折りの道をひたすら登り、9合目近くになると火口の縁(外輪山)が見えてきます。
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外輪山のひとつ北山(1843m)を経ると、もっとも大きな火口の父釜(最大径750m)が見えてきます。外輪は思っていた以上に複雑な形状で、変化に富んだ岩場や砂礫が広がっていて、残雪の残る火口凹地とともに美しい景観を形作っています。
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外輪尾根の砂礫帯を進む赤いザックの私と、岩場の頂上を目指すsiさん。もう少しで頂上(1893m)です。標高差1548mを登ったことになります。
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さすがにメジャーな山だけあって平日にも拘わらず団体さんを含めてとても沢山の人が登っており、もう少し静かな雰囲気のほうが個人的にはいいかなと思っていました。でも、天気が良く、絶景を眺めることが出来て大満足でした。siさんのお蔭で楽しい山歩きが出来たと思っています。

外輪の背後に広がるニセコのスキー場群と、湧き上がる雲の間から姿を見せた洞爺湖方面です。
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半月湖キャンプ場で前泊

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山友達のsiさんが大雪山系の縦走前の体調および装備の確認のために、例年羊蹄山へ登ることにしており、今年は私も一緒にどうですかというお誘いを受けました。私は今年初めての山登りでしたし、灯台下暗しというか羊蹄山へは登っていませんでしたので、二つ返事で行くことにしました。当初は25、26日の予定だったのですが、予報では天気が芳しくないようでしたので、仕事の都合をつけていただき、27、28日ということにしました。

前日までの雨が嘘のように青空が広がり、ビューポイントから見る雄大な羊蹄山に心の高まりを感じます。ホームグラウンドの七飯スキー場からも見えますし、ニセコのスキー場から見ても存在感を感じさせるいい山です。
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お昼過ぎに倶知安町の半月湖キャンプ場に到着です。ここは4本ある登山コースのうちのひとつ比羅夫コースの登山口になっています。siさんが先に到着しており、昨年8月の大雪山系縦走以来の感激の再会です。時間が経つのを忘れるほどに歓談していたら、さすがに長い日も暮れて一段と寒くなってきました。明日の健闘を誓って、お子様時間の8時にシュラフに潜り込みました。
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辻沙絵さんがマツコと対談

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お母さんが一緒の職場に勤務していてお嬢さんが凄いアスリートとして紹介した辻沙絵さん。同僚からマツコ・デラックスと対談したらしいということを聞いていたのですが、その記事が6/24付の朝日新聞に大きく取り上げられていました。
新聞やテレビで度々報道されていますので、知ってる方が多いと思いますが、彼女は9月7日に開幕するリオデジャネイロ・パラリンピックに陸上女子スプリンターとして出場します。ハンドボールから陸上に転向して、僅か1年で、400m / 59秒72、100m / 12秒86という日本記録を樹立していますから凄さは半端ではありません。お母さんの話では、冬場のトレーニングは疲労骨折寸前まで追い込んだといいますから相当に過酷なものだったようです。マツコのいう『欲深さ まぶしいわ』というのも分かるような気がします。大好きなマツコを抱きしめることが出来たようですが、このハグは個人的にチョ~羨ましいです。(^^♪
リオで精いっぱい頑張り、そして息詰まるような緊張をも楽しんでいる沙絵さんの姿を私たちも楽しみにしています。
詳しい記事につきましては朝日新聞をご覧ください。

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tsujisae
※2016/6/24付、朝日新聞スポーツ欄をコピーしました

こんなに大きくなったリンゴ

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5月上旬に花が咲いたと思っていたリンゴの実が、こんなにも大きくなりました。摘花と摘果が遅れ、しかもこのところの長雨と低温で生育を心配していたのですが、今のところは病害虫の発生はなく、順調に育っているようです。今年も無袋で栽培してみようと思っていますが、どこまで生産農家のリンゴに近づくことが出来るでしょうね。大小さまざまながら、真っ赤なリンゴが鈴なりになることを楽しみにしています。
写真の上がフジ、下が王林です。こんな幼果の頃から肌の色合いが違うんですね。
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本場のチェリー

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庭に3本のサクランボの木があるのですが、いつの年も花は沢山咲くものの実は数えるくらいしか付きません。しかも眺めているうちにカラスに食べられるものですから、自前のサクランボを食べたことは殆どありません。

そんな寂しい初夏を迎えていましたら、ロサンゼルス在住のYさんが本場のチェリーを沢山送ってくださいました。冷蔵で直送されてきたもので、箱を開けてみますと、大粒で新鮮なチェリーがどっさりと入っていて歓声をあげてしまいました。味が濃くてジューシーなアメリカン・チェリーが大好きで、スーパーなどで購入して食べているのですが、それとはまったく比べようがないくらいに美味しいです。アメリカのサクランボ農場を思い浮かべながら、美味しくいただいています。Yさん有難うございました。
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満開のシモツケ

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シモツケが満開になっています。シモツケという名前は下野国(しもつけのくに / 現在の栃木県)ではじめて見つかったことに由来するらしいです。たった1本の小枝の挿し木からこれだけ大きな株になりましたので、とても繁殖力の旺盛な庭木です。目を近づけないと分からないほどに小さな花ですが、密集するとピンクの絨毯のようで綺麗です。
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「うちのご近所さん」 群ようこ

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「かもめ食堂」も「れんげ荘」シリーズも読んでいませんが、群ようこの「うちのご近所さん」を読んでみたいと思っていました。うふふ・・・、この手の本は大好きですから、頷きながら大笑いしながら一気に読んでしまいました。
忙しさにかまけて、あまり人間を深く観察したことはありませんが、あえて類型化しつつ眺めてみるとこれほど面白い生き物はいないということらしいです。私もこの本に出てくる「ご近所さん」の誰かと一緒でチョロチョロしているのは間違いありませんね。とにかく面白い一冊です。
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ロードバイク工具セット

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ロードバイクのメンテナンスのための工具セットを手に入れました。シマノの「PROツールボックス」というものです。メンテナンスの度に自転車屋さんに持ち込むのは面倒ですし、この手の工具は眺めているだけで嬉しくなりますので、手元に1セット置くことにしました。蓋を開けた瞬間にときめきを感じるほどに素晴らしい工具たちです。各種のレンチ、カッター、リムーバーなどがぎっしり詰まっていて、さっそく自転車をばらしてみたくなっています。
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初夏の庭

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6月中旬というのに雨模様の肌寒い日々が続いています。おまけに今日のお昼頃に函館で震度6弱の強い地震があり、多くの方々から電話やメールをいただきました。被害などはありませんでしたので、このまま終息に向かってくれることを祈っています。
そんななか、庭のバラなどが咲き出しました。今年は忙しくて、春先にバラに肥料をやっただけで、消毒などはしていなかったのですが、なんとか綺麗に咲いています。天気が回復したら、花柄取りや消毒作業をしてやらないといけないようです。夏に向かって庭仕事も本格化してきます。
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北海道の食材は美味しい

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札幌のホテルで2泊したのですが、外に出るのが面倒になり、いずれの夕食もホテルのレストランでいただきました。朝夕とも和食でしたので、4食ともオール和食になり、2日間和食三昧の日々を過ごしていました。北海道の新鮮な食材を生かした和食は美味しく、生まれ育った北海道の味覚をこうして身近で味わえる幸せを感じています。
でも4食とも和食となると、さすがに昼食はパンやパスタなどを食べたくなります。(^^♪
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ニッカウヰスキー余市蒸溜所

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2泊3日の予定で石狩市浜益へ行ってきました。
せっかくの好天ですので、長万部で高速を降り、岩内を経て余市のニッカウヰスキー蒸溜所へ立ち寄ってみました。NHKの朝ドラ「マッサン」人気が続いているようで、沢山の観光客が来園していました。正門を抜けると札幌軟石で建てられた朝ドラでおなじみになった乾燥棟(キルン塔)が見えてきます。広大な蒸溜所の敷地内には他に発酵棟、貯蔵庫や旧竹鶴邸、リタハウスなど竹鶴政孝が活躍していた時代の素敵な建物が点在しています。
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トマトの植え付け

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これから雨になるというので、急いでトマトの植え付けをしました。もう10日も前からカッコウが鳴いていますので、気持ちは焦っていたのですが、やっと植えることが出来ました。(カッコウが鳴くと何を植えても良いといいますので) 良かったです・・・(^^♪
温室の中では枝豆が元気に成長しています。こちらもそろそ植えてやらないとヒョロヒョロの正真正銘の「温室育ち」になりそうな感じです。
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二日がかりの草刈り

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6月に入り、山の麓はすっかり初夏の装いになってきました。遊んでいることが多かったのですが、あれこれと忙しかったものですから、庭の手入れがおろそかになってしまい、草丈が伸びてジャングルのようになっています。そんなことで昨日から2日間かけて雑木林と庭の草刈り、芝刈りに精を出しました。全部の作業を終えて、まだ若草の匂いの残る全景を眺めていると何とも幸せな気持ちになります。ハルゼミやカッコウの声を聴きながらキンキンに冷やしたビールを飲むのが、草刈りの醍醐味かも知れません。
ビールもいいですが、遅れている菜園の植え付けもしないといけないようです。
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「バーミヤン大仏天井壁画」

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東博のすぐ近くにある東京藝術大学美術館陳列館で開催されている ~流出文化財とともに~ と題する「バーミヤン大仏天井壁画」展を見てきました。
今回の企画・展示は「流出文化財保護日本委員会」の主催ですが、アフガニスタンから流出した文化財を「文化財難民」として保護し、さらに文化破壊の現状を知ってもらうと同時に同国への支援と関心を訴えることを目的にしています。そんな趣旨に沿って特別企画展の第1部が構成されています。
※写真撮影が許可されていましたので、数点を撮影してきました。
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第2部はタリバンによって破壊され焼失したあのバーミヤンの「東大仏の天蓋を飾った天翔る太陽神」の復元がテーマです。バーミヤンでの学術調査をもとに、新たに開発した技術と日本の伝統的な復元技法を結び付けて破壊前の状態に再生させることに成功した原寸大の壁画が展示されています。
あたかも天蓋に見守られて、バーミヤン平原をみているような気持になります。東西文明の十字路として栄えたアフガニスタンから、かつてシルクロードを介在して多くの文化的影響を受けた我が国ですが、現在の同国の混乱を見るにつけ、一日でも早く平和になることを願わずにはいられません。
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6月5日(日) 20時からNHK E‐テレの「日曜美術館」で、「シルクロード 守られた秘宝 アフガニスタンの美を未来へ」と題して東博および東京藝大の特別展のことが放送されます。ぜひご覧ください。

特別展「黄金のアフガニスタン」

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次は東博(東京国立博物館)の表慶館で開催されている ~守り抜かれたシルクロードの秘宝~ と題された「黄金のアフガニスタン」展を見てきました。1979年の旧ソ連の軍事介入に端を発したアフガニスタン内戦、戦闘が激化するにつれアフガニスタン国立博物館も略奪や焼失の危機に晒されることになります。そこで博物館職員が秘密裏のうちに秘宝の数々を中央銀行の地下金庫へ運び出したそうです。それから10数年経過し、タリバンが崩壊して、アフガニスタンの黄金の秘宝は再び目を覚まし、今回の特別展へと繋がったそうです。

紀元前2100年頃のメソポタミアとインダスに栄えた文明から、前3世紀のアレクサンドロスの東征の時代、前1世紀頃の地中海世界や中国、インドと交流したクシャーン朝時代まで、黄金に彩られたシルクロードの秘宝が今なお燦然と輝いて見学者の心を魅了します。彫金など金加工の技術が素晴らしく、この特別展も必見です。
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世界遺産「ポンペイの壁画展」

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昨日で学会のノルマが終了しましたので、今日はゆっくりと朝食をとって東京へ向かいます。
まず、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催されている世界遺産「ポンペイの壁画展」を見ることにしました。遥か40年も昔にポンペイへ行ったことがあるのですが、現地でもなかなか目にすることが出来ないエルコラーノ遺跡の壁画も見ることが出来るとあって、とても楽しみにしていました。
特にエルコラーノで18世紀に発見された「赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス」は、絵画的な完成度が高く、2000年も前の作品とは思えないほどの美しさです。古代ローマ美術史の青柳正規先生が監修していますので、展示の内容・構成が素晴らしく必見の企画展と思います。
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