アーカイブ

2018年02月

本数だけは今シーズン最多かな

カテゴリ:
天気予報ではまあまあの空模様のようですから、今日もホームグラウンドのスキー場へ日参です。
期待に反して天気が良かったのは朝の1本だけで、午前中は曇って雪面が良く見えない状況が続いてあまり芳しいものではありませんでした。そんな状態でしたが、昼食の午後1時まで4時間、ゴンドラ(3319m)と高速リフト(1766m)をぶっ通しで滑って、合わせて15本を数えました。
昼食後は打って変わって良い天気になり、午前中でお帰りになったお仲間さんには申し訳ないのですが、午後は最高のスキー日和になりました。つい、得をしたような気持になり、結果的には2時半過ぎまで滑って、今シーズン最多の21本も滑ってしまいました。
アプリのski tracksのデータによりますと、累積の垂直降下(高度差)が10,000mを超えていましたから、一日でエベレストの頂上よりも遥かに高いところから滑り降りた計算になります。
ただ、滑っている正味の時間は1時間余りで、残りの4時間半は椅子に腰かけているだけですから、偉そうなことは言えないのですが・・・。

ふふ・・・Schi Heil (スキー万歳)です。(^^♪
IMG_2489-2

『たゆたえども沈まず』 原田マハ

カテゴリ:
原田マハの『たゆたえども沈まず』。これも面白かったです。

まずもって『たゆたえども沈まず』というタイトル。小説の中でゴッホが呟く言葉なのですが、ラテン語で「Fluctuat nec mergitur」と綴るようです。パリ市民であれば誰でも知っているもので、もともとはセーヌ河の船乗りたちのお守りみたいな言葉で「どんな困難があってもたゆたいながら、沈まず負けずに踏ん張る」という意味なんだそうです。

物語は、あのフィンセント・ファン・ゴッホの弟のテオドルス・ファン・ゴッホが一人目の主人公。そしてもう一人は明治初期に単身渡仏した実在の美術商・林忠正の開成学校の後輩で、後に彼の助手となる加納重吉という架空の人物です。兄弟愛で結ばれた弟・テオドルスから見た兄・フィンセントの話を縦軸に、日本文化や美術の紹介に努め高い見識を備えた林忠正を傍から見つめる加納重吉の話を横軸に物語は進んでいきます。
印象派やポスト印象派の画家たちに影響を与えたジャポニスムの仕掛け人である林忠正ですが、良く知られているゴッホ兄弟の物語に豊かな彩りを添えています。表紙の装丁画に使われているニューヨーク市近代美術館(MOMA)の名作「星月夜」は、4人の思いが手繰り結び合って描かれたという設定で物語はドラマチックにフィナーレを迎えます。なお、この作品は、1889年にサン・レミ・ド・プロヴァンスのサン・ポール・ド・モゾル修道院の精神病院での療養中に描かれたものです。

現在、京都市でゴッホ展『巡りゆく日本の夢』が開催されていますが、あわせてご覧になると楽しいと思います。
IMG_2482

白銀にいだかれて

カテゴリ:
今日も家内とともにスキー場です。
私は20回の節目、家内は6回目です。2月末でやっと20回来ることが出来ました。
天気が良かったのは朝の1、2本だけで、あとは曇りがちで時折粉雪の舞う天気でしたが、昼頃までゲレンデが荒れることもなく、比較的よいコンディションでした。

今日も全国の多くのスキー場で沢山の方々が滑っておられることと思いますが、私たちも白銀の世界に戯れることが出来る幸せを感じて過ごしています。豪雪で何かと大変ですが、スキーがある限り雪国に住んでいて良かったなと思っています。(^^♪
P2260005-2

歌も踊りもワンダフルなミュージカル映画

カテゴリ:
ミュージカル映画『The Greatest Showman グレイテスト・ショーマン』を観てきました。
歌も踊りも最高にワンダフルで、ミュージカル好きにはたまらない映画でした。

「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀アメリカの実在の興行師フィニアス・テイラー・バーナムの半生を描いたミュージカルです。貧しい家に生まれ育ったフィニアス、幼なじみの名家の令嬢チャリティと結婚し、妻と二人の娘を幸せにするために努力と挑戦を重ねます。やがてさまざまなオンリーワンの個性をもちながらも日陰に生きる人々にスポットライトを当て、誰も見たことがない華やかなショーを作り上げます。さらにイギリスのオペラ歌手ジェニー・リンドを迎えて全米を魅了するショーを繰り広げて事業は大成功をおさめます。しかし、そんな彼の進む先には、これまで築き上げてきたものすべてを失いかねない大きな波乱が待ち受けています。

本当に「夢が踊りだす」・・・そんな素晴らしい映画です。
GSM1
GSM2
映画から帰って来て、平昌オリンピックのフィギュア・スケートのエキシビションを見ていましたら、最後に全員で滑るフィナーレで、この映画の主題歌「This is Me」が使われていて驚いてしまいました。全9曲のミュージカル・スコアは『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽チームが担当したようです。「This is Me」は、たとえ世間の人達から何と言われようと、誇りを失わずにありのままの自分でいることの大切さを謳いあげた曲のようです。
映画のエンドロールにもこの曲は流れていましたが、もう魅了されっぱなしでした。(^^♪

Youtubeにプロモーション・ビデオがありましたので掲載させていただきます。

 

毎日が雪かき筋トレ

カテゴリ:
毎日雪が降り続いている北海道南部です。
今日のスキー場は目まぐるしく空模様の変わる不安定な天候で、乗っていた高速リフトが2度ほど緊急停止したのはそのせいだったのかも知れません。私がホームグラウンドにしているこのスキー場は2mをゆうに超える積雪でベストですが、町内のもう一つのスキー場は雪崩の恐れがあるということで、数日後には早々に今シーズンの営業を終了するようです。子供の頃から行っていたスキー場ですが、こんな事態は初めてのように思います。

朝に雪かきをしてからスキーに出かけたものの、帰ってきたらまた積もっていて雪かきをする羽目になってしまいました。スキーと雪かきで毎日筋トレをしているような感じです。ジムに行かずに筋トレが出来るのは雪国に住んでいる者の特権でしょうか。(^^♪
P2220005-3

『AX アックス』 伊坂幸太郎

カテゴリ:
伊坂幸太郎の『AX アックス』も面白かったです。
主人公の「兜 (殺し屋ネーム)」は超一流の殺し屋ですが、家では妻に頭が上がりません。同業者の殺し屋からも「こんな恐妻家だと知ったら、がっかりするやつもいるだろうな」と言われるほどですし、一人息子の克巳も父の弱腰にはあきれています。まして「兜」の昼の顔は普通の文具メーカーの営業マンですから、家族は「兜」がそんな恐ろしい裏稼業をしているとは夢にも思っていません。
克巳が生まれた頃から、「兜」はこの仕事を辞めたいと考えていましたが、この仕事から抜け出すのは簡単ではなく、仕方なく続けています。

物語の中盤までは「兜」を中心に、中盤以降は不慮の死を遂げた「兜」と、歳月を経て家庭を持つようになった克巳がランダムに時間を行き来しつつ交互に語るような形で核心へと進んでいきます。そして、最後のオチが凄いです。

これ以上書きますと、この小説の面白さを奪ってしまいますので、このへんで終わりにしますが、スリリングかつユーモラス、そしてどこか優しさを感じる伊坂ワールドをお楽しみいただければと思います。
《図書館からお借りしました》
IMG_2465

豪雪も少しは楽しまなくては・・・

カテゴリ:
函館の累積降雪量が史上2位の469cmに達し、積雪量も昨日の段階で82mと異常な雪の降り方になっています。観測を開始してから今までの累積降雪量は496cmが最高と言いますから、今冬に抜くことは間違いないと思います。

そんな豪雪も少しは楽しまなくてはということで、家内を誘ってスキーへ行ってきました。スキー場も積雪230cmともういらないくらいの雪が降り積もっています。結構高いところにぶら下がっていると思っていたゴンドラですが、眼下の雪面が除雪車で深く削ってありました。このスキー場がオープンしてからの30年来このような光景を見たことはありませんので、今年の雪の凄さにあらためて驚いていました。

晴れたり、曇ったり、時にブリザードと目まぐるしく変わる空模様でしたが、ゲレンデコンディションは良く、楽しく滑りまくっていました。この積雪量なら6月頃まで滑れそうな気がしますね。(^^♪
P2210013

積雪1mくらいに・・・

カテゴリ:
夜半から強い風と雪で凄い天気に見舞われ、近くの江差町など檜山管内では車が何台も立ち往生して動けなかったようです。一転して朝からは好天に恵まれましたので、いつものように雪かきです。ログの屋根の雪は一度降ろしたのですが、数日でご覧のように積もってしまいました。函館の今現在の積雪は73cmということですが、当地はもう少し多く、吹き溜まりでは1mを超えているところもあります。
例年ですと近くの農家の畑では黒い融雪剤の散布が始まる時期なのですが、この大雪で今年の作業は大幅に遅れているようです。私のところの果樹の剪定もまったく出来ないでいます。寒さと大雪、もう少しの辛抱が続きそうです。
P2160015-1-3

『星の子』 今村夏子

カテゴリ:
芥川賞および本屋大賞にノミネートされた今村夏子の『星の子』を読んでみました。
とても平易な文章で書かれていますし、200頁ほどの小説ですから一気に読めてしまいます。

物語はの主人公は中学3年の林ちひろという普通の女の子です。ちひろが幼少時から病弱だったことから両親は怪しげな新興宗教に入会しています。両親は「金星のめぐみ」と称する特別な水を愛飲したり、教団が主催する集会や合宿に積極的に参加したりする熱心な信者です。周囲の親戚などからの勧告があったり、ちひろ自身も両親の行動に時に違和感を持つものの、あえて否定はせずに新興宗教を中心にした生活に順応していきます。

あたかも学校を中心とする「普通」の世界で過ごすより、新興宗教という「怪しげ」な世界にいる時のほうが、ちひろ個人にとっては人間らしく活き活きとしているとさえ思えてきます。ちひろは取り立てて大きな躊躇いもなく、それらのコミュニティを行き来し、物語もどちらへの肩入れをすることもなく淡々と進行していきます。

ちひろの両親のように「愛する家族のために」という麗しい言葉のもとに一蓮托生を選ぶことは正しく美しい行為なのか、はたまた「怪しげ」と「まとも」という価値観をジャッジするのは誰なのかという命題を読むものにつきつけます。

単純なストーリーですが、いろいろな読み方が出来る不思議な一冊です。
P2170004-1

積雪2mになったスキー場

カテゴリ:
1週間ぶりに家内を誘ってスキーへ行ってきました。
今年の函館は札幌を上回る積雪で、脆弱な除雪・排雪体制も相俟って、市内は幹線・脇道を含めてどこもひどい状態に陥っています。この大雪でスキー場だけは大喜びかと思っていたのですが、除雪費や暖房費がかさんで、ここも大変なようです。大喜びしているのは、スキーヤーとボーダーだけかも知れませんね。
そんな大雪のスキー場ですが、積雪表示がついに2mに達していました。これだけの雪があれば、4月上旬のクローズまで大丈夫でしょう。あと1ヶ月半のシーズン、大台の30回を達成できるでしょうか。
P2160006-1-3-2

『騙し絵の牙』 塩田武士

カテゴリ:
「グリコ・森永事件」をモデルにした小説『罪の声』で数々の賞を受賞した塩田武士。
それ以来になる小説『騙し絵の牙』を読んでみましたが、さすがに塩田さんの文章には唸ってしまいました。文章がとても読みやすいですし、物語の組み立ても素晴らしいと思います。

物語の舞台は大手出版社です。主人公の速水輝也はこの出版社の雑誌編集長であり、俳優の大泉洋さんのイメージをキャラクター化しています。やたらかっこいい大泉洋さん演じる主人公をイメージしつつ読み進める感じです。本書の発案当初から映像化を見据えた「完全アテガキ社会派小説」という触れ込みですので、この奇想天外な面白い企てにちょっと嵌ってしまいます。

書籍離れなど出版業界を取り巻く環境は厳しさを増していますが、速水たちが編集している雑誌も御多分にもれず廃刊の危機に晒されています。時を同じくして上司からの圧力、部下との軋轢、家庭の不和など諸々の問題が噴出してきますが、持ち前の話術とパフォーマンスで何とか乗り越えていきます。

これだけでも物語として面白いのですが、もうひとつ最終盤になってどんでん返しが待っています。「最後は大泉洋に騙される」というキャッチフレーズが本書のウリですが、これは読んでのお楽しみということで・・・。表紙写真の大泉洋さんの影が女性の顔になっているのがお気づきになりましたでしょうか。(^^♪
IMG_2463

映画『生きとし生けるもの』

カテゴリ:
先々週の土曜日にトークショーがあった今津秀邦監督の映画『生きとし生けるもの』を観てきました。北海道の自然を舞台に5年の歳月をかけて撮り続けてきた美しい映像の数々にとても感動しました。
映画は、宮島沼水鳥・湿地センターのねぐらを一斉に飛び立つ8万羽のマガンの集団からスタートします。8万羽の鳥たちの羽ばたく姿とともに鳴声や羽音の凄まじさに圧倒されます。氷河期の生き残りと言われるエゾナキウサギの愛らしい動き、秋に川を遡るシロザケの群れとそれを待ち構えるエゾヒグマの勇壮な姿、何とも愛おしいキタキツネの子供たちと見守る母親キツネなどなど・・・今津監督の動物への暖かい眼差しが感じられて、素晴らしい作品でした。
「誘い人」の津川雅彦さんのナレーションは始まりと終わりだけ、音楽も控えめで、もっぱら風や川のせせらぎの音、そして動物たちの鳴き声などが主体になって構成されています。

映画が終わって、客席のどこからともなく拍手が送られたのは、久し振りの出来事かなと思っています。この作品は、映画館でご覧になることをおすすめします。
ikitoshi1
ikitoshi2

粉雪が降り積もってフワフワ・・・

カテゴリ:
今シーズンやっと15回目になりました。もとが取れないかもと思っていたのですが、これで何とかシーズン・ノルマはクリアです。(笑)

天気予報に反して朝から細かい雪が降り続いていましたが、ゲレンデは圧雪した上に10cmほどの粉雪が降り積もって、最高のコンディションでした。ここのスキー場は早朝に踏み固めてしまいますので、このような状態の滑走はめったに出会うことはありません。3本くらい滑ったら気温が上がってボコボコになってきましたので、朝イチさんだけへのご褒美だったかもしれません。
P2090009

『クリスマスを探偵と』 伊坂幸太郎

カテゴリ:
伊坂幸太郎の『クリスマスを探偵と』。クリスマスの頃に読みたかったのですが、図書館の順番の関係で今頃になってしまいました。

伊坂幸太郎の文とイラストレーターのマヌエーレ・フィオールの絵による「大人の絵本」といった感じの本です。文はとても短いですので、30分もあれば読めちゃいます。
クリスマス・イヴに父親の浮気を調査するにわか探偵のカールが主人公です。浮気の現場の家を見張る公園で出会った不思議な男とたまたま会話を交わすのですが、その会話の中から少年時代のクリスマスに纏わるいろいろな思い出が蘇ってきます。
なんとなく哀しくて、ちょっぴりメルヘンチックで、そして少しだけミステリアスな絵本です。

伊坂幸太郎が大学生の頃に初めて書いた短篇をもとにリメイクした作品のようです。
《図書館からお借りしました》
IMG_2457

『ねこ町駅前商店街日々便り』 柴田よしき

カテゴリ:
柴田よしきの『ねこ町駅前商店街日々便り』。とても面白かったです。
読んでいて心が温まるというかアットホームな感じで、こういう小説は大好きです。

舞台は某県某所を走る私鉄・柴山電鉄の赤字ローカル線の終点・根古万知(ねこまんち)。その昔には太良山炭鉱とそこに働く人々で大いに栄えていたのですが、今は駅前の賑わいは途絶えわずか8店舗ほどが細々と営業するいわゆるシャッター商店街です。
そんな商店街にたったひとつある喫茶店「風花」で働いている愛美という女性がこの物語の主人公です。愛美は地元の大学を卒業したのち東京で就職をし、そして結婚をしたものの3年足らずで別れて、故郷の根古万知へ戻ってきました。
そんな愛美は、ひょんなことから緑色の大きな目と灰色の毛が愛らしい拾い猫を飼うことになります。愛美はその猫を「ノンちゃん」と名付け可愛がるのですが、たまたま「ノンちゃん」が柴山電鉄の一日猫駅長を務めるとSNSなどで情報が拡散し駅は大ブレークすることになります。そして、愛美はその勢いをもって商店街を活性化させるために商店街の人々や仲間を巻き込んで奮闘するというストーリーです。
現在の日本が抱える都市への一局集中と衰退する地方の問題がこの小説の根幹にあるのですが、拾い猫の「ノンちゃん」を中心にいろいろな知恵を出し合って、観光客が訪れてみたいと思うような、そして住民にとっても住みやすいと思う地域活性を模索していきます。

『空には星。足下には地面。木々には甘夏の実。丘にはUFO。シャッターには絵が描いてあり、古びた写真館では芝居が上演される。商店街にはアーティストが住み、駅には猫。それが、私の故郷』と愛美が呟くところで小説はエンディングになります。

450頁を超える長編ですが、いろいろな人間模様が描かれていて面白いです。お勧めの一冊です。
IMG_2444

辻沙絵さん、主演女優賞に

カテゴリ:
ニトリ文化ホールで北海道命名150年キックオフ特別イベント「キタデミー賞」が開催され、我らが辻沙絵さんが吉永小百合さん、中島みゆきさん、高梨沙羅さんらとともに主演女優賞に輝きました。
本場「アカデミー賞」にならった「キタデミー賞」。監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞などの各部門で北海道と繋がりの深い著名人は勿論のこと、歴史や自然といった「モノ」や「コト」がノミネートされました。

女優の樹木希林さん、歌手の北島三郎さん、映画監督の山田洋次さん、女優の吉永小百合さんという豪華出演者の他に日本ハムの人気キャラクターのBB、ソフトバンクCMでお馴染みの海斗くんも出席していました。

ステージに登壇した沙絵さんはチャーミングでとても綺麗でしたし、衣装も華やかで素晴らしかったです。あのレッドカーペットを素敵な衣装で颯爽と歩く姿を想像していました。また、いつも感心しているのですが、今回の受賞スピーチも会場の雰囲気にのまれずに堂々としていて、さすが沙絵さんだと思っていました。トップアスリートを枠を超えて、一流スターの仲間入りを予感させるものでしたね。
IMG_2450
IMG_2453
IMG_2455
※2/5 HTBより放映されたテレビ番組を撮影させていただきました。

『逃亡刑事』 中山七里

カテゴリ:
中山七里の『逃亡刑事』。ストーリーが荒唐無稽な設定で少し漫画チックなのですが、これはこれで痛快で面白かったです。

8歳の御堂猛という少年が児童養護施設から脱走する途中、千葉県警の組織犯罪対策課の生田巡査が拳銃で殺害される場面を目撃するところから物語が始まります。同じ県警の捜査一課に勤務し、美形ながらもガタイがでかくて男まさりの武闘派なことから「千葉県警のアマゾネス」と呼ばれる高頭冴子がこの小説の主人公「逃亡刑事」です。彼女は警察組織内の軋轢から、この事件の罪を着せられることになります。濡れ衣を着せられた彼女は、目撃者として生命の危険に晒されている猛を連れて逃亡するのですが、広域暴力団の助けを借りたり、日本一カオスな街と言われる大阪A地区に潜伏したりして巧みに追跡をかわします。
最初から真犯人は分かっていますので、ミステリーという要素には乏しいのですが、この逃亡劇がスピーディなうえに奇想天外の展開で最高に面白いです。
《図書館からお借りしました》
IMG_2443_1

このページのトップヘ

見出し画像
×