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2018年10月

006は頑張りました

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今年の『宮城・加美町sea to summit』のゼッケン番号は、007(ゼロ・ゼロ・セブン)なら良かったのですが、一つ足りない006でした。子供の頃から一つ抜けたところがあると言われていましたので、いつもこんなもんかなと思っています。

今年から全レースとも順位表彰はしないということで、若くて元気な方はちょっと張り合いをなくしているかもしれませんが、私はもともと関係がありませんので、順位表彰がなくなってもどうってことはありません。(^^♪
そんな10月6~7日に開催された『宮城・加美町sea to summit』ですが、リザルツが発表になりました。台風25号の襲来で強風が吹く中の凄い大会でしたが、それでも自分はどのくらいのタイムで漕いで走ってゴールしたのか気になっていました。
ちなみにシングル男子は53名、シングル女子は18名、チームは55名で、全選手126名のエントリーがありました。
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006の私は、総合タイム1時間37分41秒で、53名の選手が参加したシングル男子の部の8位でした。いつか一桁台の成績を収めたいと思っていましたので、夢のようでチョー嬉しいです。まあ、順位表彰がなくなったので、お気軽にレースに臨んだ選手が多かったせいかと思います。
個別には、強風でコースが短くなったカヤックは15位、ロードバイクは11位、そして最後の登山(ハイク)は10位でした。まあまあ、全体にコンスタントにエネルギーを配分したのが良かったのかも知れません。
セブンティー(ン)のティー(ン)エイジャーの私は、シングル男子の部のダントツの最高齢と思いますので、最後はヘロヘロになりながらも我ながらよく頑張ったと思います。

来年は、ここ宮城・加美町と大雪・旭岳、そして新たに加わる小清水・網走オホーツクの3大会のエントリーを予定しています。また、元気な仲間と一緒に自然を満喫しつつアクティビティを楽しみたいと思っています。来年は最後尾グループでノロノロ行きますので、全国の皆さん一緒に参加しましょう。\(^o^)/
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オペラ・ライブ

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大沼国際セミナーハウスで、先週のタンゴ・ライブに続いてオペラ・ライブがありましたので、聴いてきました。今年で3度目になるオペラ・ライブで、前回と同様にソプラノの坂口裕子さん、バリトンの宮本史利さん、そしてピアノの増田美穂さんのお三人による演奏です。前半は日本の歌曲を、後半は世界のオペラ、オペレッタ、ミュージカルの数々という構成でした。
透明感のある美しい歌声の坂口さん、張りのある伸びやかな歌声の宮本さん、お二人ともイタリアそして日本で大活躍されているオペラ歌手ですので、鳥肌が立つほどに感動したライブでした。60人ほどの聴衆でしたので、こんな身近で一流のオペラ歌手の歌声を聴けたことに感激しています。
なお、坂口さんは2019年3月に新宿文化センターで開催される日本オペラ協会公演のオペラ『静と義経』に静役で出演なさるそうです。
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※上の写真は昼の部の様子です。大沼セミナーハウスさんのfacebookからお借りしました。しっとりと闇夜に浮かぶ紅葉も良かったですが、美しいグラデーションに染まるなかのライブもいいですね。
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そうそう、『天川 満美子エレガンス切り絵の世界展』が同セミナーハウスで開催されていましたので、見てきました。切り絵の着物など気が遠くなるほどの細かい細工に目を奪われてしまいました。
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どうやって食べようかな・・・カリン

春にピンクの綺麗な花が咲いたと報告したカリン(花梨)ですが、3つだけ立派な実がなりました。大玉のリンゴくらいの大きさですが、まだ黄色くなっていませんので、もう少し木に付けたままにしておこうと思っています。マルメロに似ていますが、マルメロは細かい産毛がびっしりと生えていますので、その点で区別がつきそうです。
さて、初めての収穫ですので、何にして食べようか悩んでいるところです。マルメロと同じで固くて渋いので生食は無理のようですが、ジャムか蜂蜜漬けは美味しいようです。黄色くなって熟したら収穫してやってみることにします。
葉は少しずつ紅葉しはじめていますが、発色具合はなかなかよくて綺麗な色づきの木です。
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紅葉ライド

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一昨日は湖面からでしたので、今日は陸側からということで、大沼の湖畔周遊道路をロードバイクで周回してきました。紅葉は遅れ気味ですので期待はしていなかったのですが、国際セミナーハウスの駐車場周辺で少し紅葉していました。いつも見事な紅葉を楽しませてくれる杉風館の周辺はご覧のようにまだ緑の状態でした。今月末あたりが見頃かもしれません。
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『ののはな通信』 三浦しをん

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三浦しをんの『ののはな通信』をやっと読むことが出来ました。
1984年、主人公の野々原茜(のの)と牧田はな(はな)は、横浜にあるミッション系の女子校で出会います。頭脳明晰でクールな「のの」と、外交官の家庭に育った天真爛漫な「はな」は、親友から恋人へと進展していきます。
そんな出来事があった日から二人は手紙のやり取りを始めるのですが、その後の30年間に渡る往復書簡(後にメール)のみで、450頁の本書は構成されています。お互いを心の底から愛し、慈しみ、愛するが故に別れ、そして40代になって再会し、昔とは異なる形で愛と理解を深めていくのです。愛、嫉妬、下心など心の葛藤に翻弄される姿を、時とともに移り変わる二人を取り巻く世界と絡めて描いています。

男の私が二人の秘密を覗き見るような感じで、最後まで居心地の悪い思いで読んでいましたが、語り口はとても静かで穏やかなトーンで綴られている小説でした。
本屋大賞にノミネートされるかなと思っていますが、どうでしょうね。
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久しぶりに大沼の湖面へ

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昨日に続いて小春日和の暖かい日でしたので、大沼の湖にカヤックを浮かべてきました。
風は少しありましたが、抜けるような秋空でとても気持ちが良かったです。湖畔に沿うように一周してみましたが、今年は暖かいせいか紅葉は殆ど進んでおらず、木々を見る限りではまだ晩夏といった感じでした。今月末には紅葉の見頃を迎えそうですので、もう一度浮かべてみたいと思っています。
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小春日和に誘われて その2

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お腹が満たされると足取りは重くなるのですが、頑張って歩くことにします。

地方都市としても小さな函館は、東京や大阪などの大都市とは違って目まぐるしく都市景観が変わるということはないのですが、それでもちょっとずつ変わっているようです。それも気を付けていなければ気付かないような変化ですが、逆に地元の人間としては好ましいとさえ思ってしまいます。そんな小さな変化を見つけるのも街歩きの楽しみです。

休憩を入れても3時間ほど、小春日和の街歩きは美味しい珈琲で〆ることにしました。
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小春日和に誘われて その1

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小春日和に誘われて函館山山麓をブラブラと歩いてみました。
大三坂のナナカマドなどの紅葉を期待していたのですが、今年は気温が高いのと台風による塩害の影響で紅葉はまったく駄目で、はずれ年のようです。いつもは大勢いるはずの外国からの観光客もまばらで、先日の地震と停電の影響が大きいのかなと思っていました。

ハリストス正教会の鐘塔から日曜礼拝を知らせる鐘の音が聴こえていますが、すぐ隣のレストランのオープンガーデンから流れるジャズの響きと絶妙にまじりあって、不思議な雰囲気を醸し出しています。たまにお寺の読経のようなものも聴こえる時がありますから、さすが文化の坩堝(るつぼ)の函館と思ってしまいます。
前述の東方系のロシア正教(ハリストス正教会)、英国国教会系の聖公会(ヨハネ教会)、プロテスタントの日本基督教団函館教会、そしてカトリックの元町教会と由緒あるキリスト教会が軒を並べていますし、大きな建物で威容を誇る仏教のお寺もたくさんあります。また、6枚目の写真は1910年に華僑の方々が建築した関帝廟形式といわれる中華会館です。さすがにイスラム教のモスクは今のところありませんが、そのうちに出来るのかも知れません。

ちょうど西波止場には「太平洋の白鳥」と呼ばれる帆船の日本丸が寄港していましたので、それを見てから大三坂のカフェ"she told me"へ寄ってランチです。朽ちた空きビルの時から気になっていたのですが、なかなか素敵な雰囲気にリノベーションしており、お気に入りのレストランになりそうです。
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Argentina Tango & Music Live

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大沼国際セミナーハウスでアルゼンチンタンゴの音楽とダンスを楽しむ夕べがありましたので行ってきました。ピアソラは好きでよく聴きますが、ダンスとなると見た記憶がありませんので、とても楽しみにしていました。
ダンスは七飯在住のMoritoさんと奥様でイタリア人のMonicaさんです。ピアノはAngela Mika Sekiguchiさん、ソプラノは佐藤朋子さん、ヴァイオリンはアメリカ人のソーントン・トーマスさんです。こちらのお三人は函館在住です。
哀愁を帯びたタンゴのメロディにのせて独特の切れのある足さばきで踊るMorito & Monicaさんのパフォーマンス、素晴らしかったです。ノスタルジックというか大人の音楽って感じで、タンゴもいいですね。
そうそう、ソプラノの佐藤朋子さんもワンダフルでした。プロフィールを見ましたら、東京藝術大学音楽学部声楽科そして武蔵野音大大学院を修了なさっているんですね。函館にこんな素晴らしいソプラノ歌手がいるとは知りませんでした。こまめにリサイタルをチェックして彼女の歌声を聴きに行こうと思っています。

来週はオペラのライブ(バリトン・宮本史利、ソプラノ・坂口裕子、ピアノ・増田美穂)が同セミナーハウスで昼夜の2回あります。まだ席に余裕がありそうですので、お出でになってはいかがでしょう。フリードリンクとサンドウィッチがついて3,000円、ペアチケットは5,000円です。同セミナーハウス(0138-67-3950)へお問い合わせください。
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杜の都 その2

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仙台城址からは循環バス「るーぷる仙台」に乗って三居沢水力発電所に向かいます。
明治21年に運転を開始したといいますから、ゆうに100年を超える歴史のある発電所です。東北初の機械式紡績工場内の白熱灯とアーク灯を灯していたようです。現在は1924年製の発電機と2007年製の水車で稼働を続け、最大発電量は1000キロワットとのことです。日本の水力発電の発祥の地らしく、ガラス越しに今も動き続ける博物館の展示物のような水車や発電機を見ることができます。隣接して三居沢電気百年館があり、電気の歴史や暮らしとの関わり、発電所を支える周辺の青葉山や広瀬川の自然などをわかりやすく紹介しています。
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東日本大震災の際には、東北で約450万戸が停電し、停電率は東北各県で90%を超えたのですが、東北電力は3日目にしてその約80%を回復させたそうです。先日の北海道のブラックアウトの際もそうですが、大規模停電の復旧作業は、種火と呼ぶ水力発電所をまず立ち上げて、配電網などを慎重に点検しながら随時近くの発電所を稼働させていく手順を踏むらしいです。三居沢発電所も3日目に稼働して種火の役割を果たしたそうです。

お爺さん発電所ですが、いぶし銀のように静かに稼働している姿を見ますと、超格好いいと思ってしまいます。原子力発電所や火力発電所のような逞しさや、太陽光発電や風力発電のようなお洒落さはありませんが、送電網に繋がって細々と発電し活躍する姿は感動的ですらあります。
個人的ですが、私も周りに支えてもらいながら細々と仕事を通じて社会と繋がらせてもらっています。自分に重ね合わせ、いつもサポートしてくださっている方々に感謝し、これからもお互いに頑張ろうねと思わず声をかけてしまいました。(^^♪
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三居沢発電所をちょっと歩きますと、広瀬川の河原で芋煮会が繰り広げられていました。近くのコンビニの店先には、芋煮会に使う薪の束が積まれてあって、ちょっと驚きでした。使うお肉は、仙台では豚肉、山形は牛肉なのだそうです。お芋は、北海道ですと真っ先にジャガイモがひらめきますが、いずれの地も里芋を使うのが定番のようです。
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そして今も昔も仙台市民から崇敬を集める大崎八幡宮です。幅の広い石段を登ると400年の歴史を感じさせる荘厳華麗な国宝建造物の本殿が見えてきます。下の写真は本殿の前にある長床です。華麗な本殿に比べしっとりと落ち着いた建物です。長床としては宮城県最古であり重要文化財に指定されています。
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そう、「杜の都」といえば定禅寺通りですね。
仙台市中心部を東西700mにわたって大きなケヤキの並木が続いています。両側を車道に挟まれた遊歩道には、エミリオ・グレコなどの彫刻作品が並び、散策をするには最高な場所です。冬にはイルミネーションに輝くそうですから、ぜひ見たいなと思っています。
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杜の都 その1

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レンタカーを返さなくてはいけませんので、加美町から仙台市へ向かいます。約50kmの道程です。
レンタカーを返し、あとは駅前から市内を循環するシティーバス「るーぷる仙台」に乗って市内観光です。
まず、伊達政宗公が眠る霊屋「瑞鳳殿」からスタートです。

広瀬川にかかる霊屋橋を渡ると仙台藩祖・伊達政宗公の霊廟・瑞鳳殿が見えてきます。昭和20年の戦災によって焼失してしまったため、現在の建物は昭和54年に再建されたものだそうです。高低差を上手く利用しおり、樹齢数百年かと思われる杉の林に囲まれた境内には二代・忠宗公の感仙殿、三代・綱宗公の善応殿などもあり、こちらも極彩色の壮麗な建築が見事です。
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仙台藩に纏わる資料など約9万点を収蔵している仙台市博物館も必見です。仙台伊達家から寄贈された重要文化財「伊達政宗所用具足・陣羽織」をはじめ、支倉常長に関わる慶長遣欧使節関係資料(ユネスコ記憶遺産・国宝)など見どころがいっぱいの博物館です。
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歩き疲れてしまいましたし、お昼近くになりましたので、ランチにします。杜の都は牛タンやカキなど美味しいものが沢山ありますね。
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歩いて仙台城址へと向かいます。天然の要害・青葉山に建つことから「青葉城」とも呼ばれる仙台城ですが、現在建物はなく、あの有名な伊達政宗公騎馬像がかつての天守台で威容を誇っているのみです。
かなりの高低差のある場所にあり、しかも急こう配の道を登っていきますので、徒歩では結構きついです。それにしましても見事な石垣ですね。
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『人の心に木を植える』 畠山重篤

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加美町のsea to summitシンポジウムで基調講演をされた畠山重篤さんが、交流会の会場で著書の『人の心に木を植える』の販売とサイン会をしていましたので一冊購入しました。

畠山さんは、気仙沼湾でカキ養殖業を営んでいるのですが、「森は海の恋人」の合言葉とともに1989年から気仙沼湾にそそぐ大川上流の室根山で植樹運動を続けています。その活動が今年で30年を迎えることから、今までの軌跡や思いをまとめて刊行したそうです。その間、2011年には「千年に一度」と言われる東日本大震災の大津波に襲われて、お母さんを亡くされ、また養殖設備も壊滅的な被害を受けたそうです。すべてが流され、大量の油に覆われて海は死んだかに見え、一時は絶望的になって漁師を辞めようとさえ思ったそうです。しかし、ひと月半後には奇跡的に魚が戻って来たそうで、これは植林運動によって背景の森林の環境を整えたゆえの成果だったとの確信に至ったようです。
「30年やってきて気が付いたのは、結局は人間に還るということ。科学的な裏付けがわかっても、人間が自然を壊すような生活をしていたら、自然はよくならない」と仰います。植林運動は環境整備という大事な役割と当時に、「人の心に木を植える」という精神運動でもあるようです。

著書にサインをしていただいたら、一緒に写真も撮りましょうということで、並んでファインダーに収まっていただきました。大きくて心優しい方といった印象でした。
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宮城 加美町sea to summit 2018 第2日目

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10月7日(日)。"宮城 加美町sea to summit 2018"は、第2日目のレース本番を迎えました。

朝の5時に目覚め、ホテルの窓から外を眺めましたら、木が風で大きく揺れています。強い台風25号が日本海を北上しており、未明から大荒れの天気になると報道されていましたので覚悟はしていましたが、大会のことが心配になります。大会の開催可否は本部が決めますので、いそいそと身支度をして鳴瀬川のカヌー競技場へと向かいます。
カヌー競技場の上空は青空ですが、テントも設営できないような風ですし、カヤックも風で飛んで行きそうな気配です。湖面も大きな白波が立っているような状態ですので、どんどんテンションが下がるというか気持ちが萎えてきます。湖面を眺めたり、朝食を摂ったりして過ごしていますと、コースの方向を変えて開始されるようなアナウンスが流れました。レンタルのカヤックもバイクも準備が整いましたので、さあ気持ちを立て直して頑張りましょう。

そんなことで、8時頃から順次カードをスリットをしてスタートしていきます。カヤックの距離は当初より短くなっていますが、漕ぎ出した皆さんは相当に苦労しています。前に進めずに迷走して川岸に突き進んだリ、バランスを崩して沈(転覆)する艇など、かなり難しいコンディションであることが見て取れます。
私は幸いなことに遅いスタート順でしたので、レースの様子を眺めつつ、なるべく風の影響を受けないようなコース取りをしようと心の準備をすることが出来ました。湖面に漕ぎ出してからも、予想は的中して比較的スムーズに漕ぐことが出来たように思います。

そして、次のバイクステージです。これも風の影響をもろに受けて大変でした。鳴瀬川のカヌー競技場から「やくらいガーデン前」までの約13kmを走ります。仙台の気象情報では、最高気温が28.9℃、最大瞬間風速が西の風18.4mということで、まともに向かい風ですから、スタートから足取りは重いですし、左右に振られて凄いものがありました。最後の8%程度の上り坂の連続では息が上がり、最後はヘロヘロ状態での第2ステージのゴールになってしまいました。

ここから、薬萊山の頂上(標高553m)へ向け700段の階段を登るハイクステージです。相当にバテていますし、さらに気温が30℃近いとあって、心臓がパンクしそうなくらいバクバクして負荷がかかっていることが分かります。それでも何とか喘ぎながら頂上の最終ゴールへ到達です。今年も達成感抜群の薬萊山の頂上を制覇です。
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頂上から下りてきて、エイドステーションで待っていてくれた加美町のキャラクターの「カミーゴ」とツーショットです。「カミーゴ」も着ぐるみの中は蒸し風呂状態のようですから、大変だったようです。
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エイドステーションで、豚汁や米粉の皮にいろいろな具材が入ったおやき「さんちゃん焼き」などをいただきました。朝早くから地元の婦人部の方々が心を込めて作られたようです。とても美味しくて、何個もいただいてしまいました。
ちなみに選手120人に対して、大会を支えてくださったスタッフ、ボランティアの方々は130人にも達したそうです。このように多くの方々の支えがあってのsea to summitなのですね。本当に有難うございました。心から感謝を申し上げます。
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仙台平野の北西部に位置し、稲作を中心とした豊かな田園地帯に加美町はあります。バイクで走った道路の両側には黄金色に輝く稲穂が重たそうに頭を垂れていました。前方には富士山のような形をした独立峰の薬萊山が聳えています。
音楽の町ですし、時間がゆったりと流れるような感じのする町ですね。そして、皆さん心豊かで優しい方々ばかりでした。来年も皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
ブラボー、加美町。
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宮城 加美町sea to summit 2018 第1日目

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"宮城 加美町sea to summit 2018"の第1日目は、加美町・やくらい文化センターにて環境シンポジウムが開催されました。
「森は海の恋人 人の心に木を植える」と題し、NPO法人「森は海の恋人」理事長の畠山重篤さんの基調講演から始まりました。畠山さんは、1943年に中国上海で生まれ、高校卒業後に牡蠣、帆立の養殖に従事し、家業のかたわら気仙沼湾に注ぐ大川上流部へ植樹運動を続けられているそうです。現在、京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授も務めています。
続いてのセクションは、「水の循環がもたらす山と海との交流」と題して、加美町長の猪股洋文さん、SEA TO SUMMIT 連絡協議会理事長、モンベルグループ代表の辰野勇さん、そして畠山さんのお三人によるクロストークでした。
森と里と海の関わりを限りなく自然に近づけ、そしてその繋がりを意識できる人が増えれば、地域はもっと豊かになるのではという趣旨のお話に感銘を受けて聴き入っていました。
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そして、シンポジウムのあとは、お待ちかねの交流会です。
加美町の美味しいものが、食べきれないほど並んでいます。去年は、ちょっと怖くて食べることが出来なかったイナゴの佃煮も今年は美味しくいただきました。アユの塩焼き、ずんだ餅など、美味しくて食べ過ぎてしまいました。
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約650年前の室町時代から伝わるという火伏せの舞いも楽しみにしていました。
「雲は龍に従い、風は虎に従う」の中国の故事に習い、虎の威を借りて風を鎮めようと稲荷明神の初午まつりに虎舞を奉納、火伏せを祈願したのが起源とされているそうです。4月には、高屋根に上った数匹の虎が勇壮な舞いを披露するそうですから、実際のお祭りを見てみたいと思っています。
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モンベルの辰野さんの篠笛演奏です。今回はご自身が作曲された曲を2つ演奏して下さいましたが、さすがに痺れるほどにお上手です。sea to summitの山頂ゴールの際に、辰野さんと一緒になると篠笛演奏が聴けるチャンスがありますので、これも大会の楽しみの一つになっています。
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続いての町長の猪俣さんの弾き語りもセミプロ級で凄いです。猪俣さんも作曲された2曲を披露されましたが、パイプオルガンを備えたバッハホールや国立音楽院 宮城キャンパスを有する町のトップだけあって、音楽的才能は素晴らしいものがあります。勿論、このような魅力的な町づくりを進めておられる方ですので、首長としての手腕も卓越しているのでしょう。
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竹鶴の夢を訪ねて

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"宮城加美町sea to summit 2018"へ参加するために宮城県へ行ってきました。昨年は車にロードバイクなど用具一式を積んで、フェリーで津軽海峡を渡ったのですが、今年は日程の都合で新幹線でのお手軽参加にしました。バイクやカヤックはレンタルで借りることにしました。

朝一番の新幹線に乗りましたら、3時間もかからないで9時半頃には仙台に到着ですから、本当に便利な世の中になったものだと思います。早速、駅前のレンタカー会社に寄り、手頃な車を借りて出発です。1日目の環境シンポジウムまでは時間がありますので、山あいにあるニッカウィスキー宮城蒸溜所を訪ねてみることにしました。

仙台の街から西へ約25km、山形との県境に近い、広瀬川と新川(にっかわ)という二つの清流に恵まれた緑豊かな峡谷の地に宮城蒸溜所はあります。パンフレットによりますと、北海道・余市で第一の蒸溜所をスタートさせてから約30年の月日が流れた頃、竹鶴政孝は新しい蒸溜所建設の地を求めて動き始めたそうです。異なる蒸溜所で生まれた複数の原酒をブレンドすることで、ウイスキーはより味わい深く豊かになるという信念のもと、第二の蒸溜所は夢を実現するためにどうしても必要なものだったようです。竹鶴は初めてこの地を訪れた時、新川の清流でブラックニッカを割って飲んだと言いますから、この山あいの風景とともに水にもぞっこん惚れ込んだのでしょうね。ブラックニッカは貧乏学生の頃の愛用酒ですから懐かしいです。

試飲のできるガイドつき見学コース(約70分)があります。
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何となく秋色 その4

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台風24号が去ってホッとしていたら、続けて発生した25号が連休中に函館を直撃しそうな気配です。予報では980hPaくらいまで勢力は衰えるようですが、スピードをあげての襲来ですから心配です。

数日前からプルーンの収穫をしています。今年は私のところにしては良い出来で、健康そうなプルーンが重たそうに枝からぶら下がっています。天候などの好条件に恵まれたせいかと思いますが、春先の数回の薬剤散布も時期がピッタリと当たったのかも知れません。果樹農家などのプロですと毎年的確に防除し、年ごとの出来のバラツキはないのですが、アマチュアは殆どがガッカリの連続ですから、プロとアマの差は大きいかなと思っています。

雪解けとともに新芽が出て白い小さな花が咲き、そして赤ちゃんのような実が付いて、セミの鳴き声を背に実が大きくなり、ススキの穂が揺れる頃に濃紫色に色づいて収穫。上手く出来ても、出来なくてもボーっと眺めているだけで楽しいです。お庭に余裕のある方は、1本だけでも実のなる木を植えてみてはいかがでしょう。(^^♪
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『送り火』 高橋弘希

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第159回の芥川賞を受賞した高橋弘希の『送り火』を読み終えました。
 
主人公は、父の転勤に伴って東京から津軽地方の山間に広がる小さな集落へと引っ越してきた歩という少年です。東京にはない見渡す限りの緑豊かな山々、裾野に広がる田圃と畦道、茅葺き屋根や囲炉裏のある家、そして独特の方言や風習が醸し出す風景に目を瞠ります。今年度限りで廃校になる中学校に転入し、思いのほか簡単に学級の輪の中に溶け込んだ歩でしたが、ほどなくして学級の中心人物の晃がひとりの級友に酷い暴力を振るっている事実を知ることになります。

これ以上のネタバレをしますと、この小説の魅力が半減しちゃいますので、このへんで止めますが、すみずみまで抑制の効いた美しい語り口で綴られた文章からは、登場人物の心理とその場の状景が手に取るように分かります。まさに怖い名作の映画を観ているような感覚にとらわれます。

短編のような短い小説ですが、物語からはいろいろなことが読み取れます。まず、都会から来た者が地方へ向ける身勝手な感傷と蔑視、そして厭なら抜けられるという非定住性。そこから生まれるあくまでも傍観者としての振る舞いや態度。この小説では、いじめの被害者と加害者という単純な括りではなく、俯瞰というか上から目線的な傍観者としての立場に焦点を当てています。ラストでは、そんな傍観者であった歩に対して思いもしないような復讐が待ち構えています。
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