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2019年01月

『死に山』 ドニ―・アイカ―著 安原和見訳

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ドニ―・アイカ―著 安原和見訳の『死に山』を読了です。「世界一不気味な遭難事故」《ディアトロフ峠事件》という副題がついているノンフィクションです。
読後感想から先に言いますと、とにかく面白いというか興味深い一冊でした。絶対にお勧めです。

事故(もしくは事件)は60年前の今頃の季節(1月~2月)に起こります。旧ソ連体制だった頃のスヴェルドロフスク州内のウラル山脈北部においてスキーでのトレッキングをしていたウラル科学技術学校(現ウラル工科大学)の学生および卒業生(男性7名女性2名)が不可解な出来事に巻き込まれて全員命を落としてしまいます。
一行の最終目的地はオトルテンという山でしたが、不可解な出来事はその10kmほど手前の丘陵地で深夜のキャンプ中に起きました。踏破ルートは氷点下40℃以下、さらに強風に曝されるという悪条件で、難易度が極めて高いと推定されましたが、一行の全員が長距離スキー・トレッキングや山岳遠征の経験を有しており、この探検計画に表立って反対するものはいなかったといいます。

60年前の悲惨な出来事およびその後の捜索の様子、そして2010年から2012年にかけてのドニー・アイカー自身による詳細な現地調査などを織り交ぜ、交互に時代を行ったり来たりしつつ結論へと導いて行きます。

これ以上のことを書きますと本書の面白さが台無しになりますので、このくらいにしておきます。
以下は本書の帯の内容紹介です。

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959年、冷戦下のソ連・ウラル山脈で起きた遭難事故。
登山チーム9名はテントから1.5kmほども離れた場所で、
この世のものとは思えない凄惨な死に様で発見された。
氷点下の中で衣服をろくに着けておらず、全員が靴を履いていない。
三人は頭蓋骨折などの重傷、女性メンバーの1人は舌を喪失。
遺体の着衣からは異常な濃度の放射線が検出された。
最終報告書は「未知の不可抗力によって死亡」と語るのみ。
地元住民に「死に山」と名づけられ、事件から50年を経てもなお
インターネットを席巻、われわれを翻弄しつづけるこの事件に、
アメリカ人ドキュメンタリー映画作家が挑む。
彼が到達した驚くべき結末とは・・・
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本書の面白さは著者の緻密な調査と推理があればこそですが、それを蔭から支えていたのが素晴らしい翻訳といって過言はないと思います。安原和見さんはアガサ・クリスティーの『オリエント急行殺人事件』など数多くの翻訳書を出版されていることを知りましたが、経歴をみましたら1980年代に東京大学文学部西洋史学科を卒業されているようです。東京大学文学部西洋史学科といいますと、村川堅太郎氏(1907-1991)や伊藤貞夫氏(1933-)など錚々(そうそう)たる名前が挙げられますが、その方々とも一緒に研究をされていたのでしょうね。知的な歴史学に裏打ちされた安原和見さんの他の翻訳本も読んでみたいと思っています。

colorful ski slopes

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今日も二人でスキー場通いです。
積雪は100cmとほぼベストの状態になりました。
早朝から何台ものバスを連ねて同じユニフォームの男の子が到着しました。
函館市内の私立男子中学校のスキー&ボード学習だったようです。
全国各地から集まった全校生200名あまりが思い思いに楽しそうに滑っていました。
ここの学校の学習方針は個々の生徒の自主性を重視しているようで、ゼッケンもつけていませんし、めいめい好きなようにシュプールを描いたり休憩したりと、活き活きとして楽しそうでした。

この男子中学校はフランスのミッション系ですから、こんなところにもヨーロッパ流の自由や個性、そして自主性を重んじる学習方針が息づいているのかも知れません。
ヨーロッパのスキー・レッスンは、日本ではお馴染みのちょっと滑っては止まるといった手とり足とりの指導ではなく、ひたすら長い距離をガンガン滑らせますからね。
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積雪30cm

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長野や新潟の雪の多い地域では積雪が2m近くに達したところがあるようですが、北海道南部の当地は今日の段階で30cm程度の積雪になっています。

日曜日ですが、予報では朝から好天が望めそうでしたので、二人でスキーに行ってきました。ゴンドラは2本目までは待たずに乗れたのですが、3本目は予想通り長蛇の列になりましたので、ペアリフトに切り替えて1本滑り、これでフィニッシュにしました。9時前に到着して、10時過ぎには帰り支度という、なんとも贅沢なスキー場参りをしています。これもスキー場の近くに住んでいて、シーズン券だからこそ出来る技ですね。(^^♪
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『一億円のさようなら』 白石一文

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白石一文の『一億円のさようなら』を読了です。

物語の主人公は52歳の加能鉄平という男です。ある日、妻の夏代の不在時にかかってきた弁護士からの電話を機に、驚きの秘密を知ることになります。今から30年前、夏代は伯母から34億円もの巨額の遺産を相続し、うち2億円を投資した株式は時価16億円にもなって、現在は総額で48億円も所有しているというものでした。結婚して20年もの間、なぜ妻はひた隠しにしていたのか鉄平は疑心暗鬼になるのです。ほどなく、その秘密の理由が夏代の口から語られるのですが、「あれは私のお金じゃないの。だから善いことにも悪いことにも、どんなことにも使わないって決めてるのよ」というものでした。
それと時を同じくして、大学生の娘の妊娠や別の地で暮らす息子の同棲など、鉄平にとっては寝耳に水のような家庭内の出来事を知ることになります。これらも夏代から知らされることはありませんでした。そんなある日、夏代は鉄平に「自由に使って。私は娘の様子を見に行く」と言って1億円を手渡して家を出ていくのです。
一方の勤務先の会社は祖父が創業し、先代社長は叔父、現社長は従兄弟という化学メーカーですが、親族である鉄平は社長から邪魔者扱いされています。当然のような社内抗争は激化し業績も低迷しているのですが、そんな折に工場内で大きな爆発事故が起きるのです。
日常の歯車が静かに狂い始める中、鉄平は1億円を抱えて新たな人生を歩んでいくのです。鉄平のその後、夏代との関係、そして化学メーカーの行方など、その先はお読みになってみてください。

550頁に迫る長編ですが、それなりに面白く、割とスラスラと読める小説でした。
ただ、あまりにも物語の筋からそれるというか付随する枝葉の話が多すぎて、読んでいて何となく怠くなってきます。それらをカットして300~400頁くらいまでスリムにしてもいいのではと個人的に思っています。最後のオチは「えーっ。こう来るの」というほど予想外の展開だっただけに、もう少しすっきりした読後感が得られれば一押しにしてもいいかなと思っています。
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山友と楽しい一日

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昨日の猛吹雪が嘘のように晴れ渡った七飯スノーパーク・スキー場。
山友のsiさんがホワイトアウトの中を3時間も車を運転してお出でになりましたので、朝から夕方まで一緒に滑っていました。東京出身でしかもスキー板を履くのは20数年ぶりということで、やや不安だったのですが、いざ滑ってみるとブランクを感じさせない颯爽とした見事な滑りに舌を巻いてしまいました。静かな田舎のスキー場ですが、気に入ってくれたようです。
積雪は10cm増えて90cmになり、ベストのコンディションに近づきました。まだ2ヶ月以上もシーズンがありますので、怪我をしないよう楽しく滑りたいと思っています。
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NHK BS1「ラトビア100年物語」

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小川糸さんの素敵な小説『ミ・ト・ン』を以前に紹介しましたが、舞台となるルップマイゼ共和国のモデルはラトビアという小さな国です。この小説の装画を担当したイラストレーターの平澤まりこさんと小川糸さんは3回もラトビアを訪れているそうです。
そのバルト三国のひとつラトビアで5年に1度開かれる「歌と踊りの祭典」の様子が、NHK BS1で「ラトビア100年物語~歌と踊りでつないだ誇り~」として放映されました。この祭典はユネスコの世界無形文化遺産として登録されているのだそうです。バルト海に面する人口約200万人の小国は、ナチスドイツや旧ソ連などによる幾多の戦争や支配を経験したものの民族の誇りを忘れずに1991年に独立を成し遂げました。
番組は2018年7月、建国100周年を記念して盛大に催された「歌と踊りの祭典」を中心に、ラトビアの波乱の歴史を詳しく紹介していました。

事の発端は1987年、独立への想いを歌で表現する「歌の祭典」が革命の引き金となりました。そして1989年8月に有名な「人間の鎖」がバルト三国の首都を結びました。リトアニアの首都ビリニュスからラトビアの首都リーガを経て、エストニアの首都タリンまでの600Kmを3国の約200万人もの人々が手を結び歌い続けたといいますから凄いです。歌の力は強大な武力にも勝るのですね。

その「歌と踊りの祭典」。色とりどりの民族衣装と美しい歌声が最高でした。バルト3国へも行ってみたいです。
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※いずれもNHK BS1「ラトビア100年物語~歌と踊りでつないだ誇り~」の放映画像を撮影させていただきました。

体感は-20℃くらいかな

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先週で小中学校の冬休みが終わったようで、お爺さんとお婆さんの楽園になっているスキー場へお出かけです。街中は少し積雪があったのですが、スキー場はあまり増えていません。当初に比べ少し良くなっていますが、依然としてところどころに小石やブッシュが露出したハードなバーンのままでした。そんなことでスキー板は10年前の「傷だらけの天使」を履き続けています。このコンディションでは当分はこのスキーのお世話になると思います。

私は12回目、家内は5回目。行く回数だけはコンスタントにこなしていますが、技術的にはまったく進歩なしです。お互いに怪我無く、楽しく滑れればOK派ですので、こんなものかなと思っています。(^^♪

それにしましても寒かったです。-15℃という表示がありましたが、体感は-20℃って感じでした。
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「駅ピアノ」 JR新函館北斗駅

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「駅ピアノ 空港ピアノ」を紹介しましたが、日本でもストリートピアノや駅ピアノの話題がちらほら聴こえるようになってきましたね。JR新鳥栖駅に駅ピアノが設置され、また2月には東京都庁に「都庁ピアノ」が置かれることになっているそうで、来年の東京オリンピックに向けての動きなのかも知れません。
日本人は国民性がシャイですから、どのくらいピアノの前に座る人が出てくるか疑問ですが、しかしこのような動きは大歓迎です。

そんな駅ピアノですが、JR新函館北斗駅の1F「ほっとギャラリー」内にもグランドピアノが設置されました。一昨日、様子を見てきたのですが、たまたまなのか誰も弾いていませんでした。暖かい室内ですので、練習にはいいかなと思うのですが、テレビの「駅ピアノ」のように乗客が待合時間に弾くかどうかは疑問符がつきます。もともと当駅は乗り継ぎ客が殆どで、乗り降りする人は僅かですので、設置者の目論み通りいくかどうか分かりません。

日本の場合は、首都圏や関西圏の大きな駅は人があまりにも多すぎますし、地方の駅はここのように閑古鳥が鳴いていますので、なかなか適当な設置場所を選ぶのは難しいように思います。

ヨーロッパの古い駅のように「駅ピアノ」のある素敵な雰囲気になればいいですね。
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『白いジオラマ』 堂場瞬一

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堂場瞬一の『白いジオラマ』を読了です。
堂場さんの作品ですから面白いかなと思って読んだのですが、ちょっと肩透かしをくらったような感じがしています。1週間ほど前に読み終わった『熱帯』がかなり複雑な内容で頭をフル回転しないと読みこなせない感じでしたので、それとのギャップが大きかったのかも知れませんが、個人的には退屈な小説でした。

物語は、定年退職した元刑事で防犯アドバイザーの麻生和馬が、大学に通わず引き籠り中の孫の将を都内から小田原に呼び寄せ、自身の活動を手伝わせることで自立を促していくといった内容です。行方不明となった高齢者や、ネグレクトなどが原因で家出をした女子中学生の問題などに取り組むなかで、やる気のなかった将の気持ちに少しずつ変化が表れてきます。
頑固一徹で熱血漢の祖父と現代っ子の孫の視点を対比しつつ、現代の家族が抱える問題を浮きぼりにしていきます。
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積雪80cm いい感じに・・・

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昨日は猛吹雪そしてホワイトアウトで大変な一日でした。
今日は一転して強い風も雪も止みましたので、七飯スノーパークへお出かけです。
お昼頃まで滑っていましたが、天気が良かったのは朝の1本だけで、あとは曇り空のスカッとしない天気でした。それでも積雪は80cmになり、ゲレンデコンディションはまずまずの状態になりました。
仕事の日と交互に滑っている感じですが、個人的にはこの動と静のリズムが気に入っています。
このリズムをサポートしてくださっている方々に、そしてこんな素晴らしい景色が見られることに感謝しています。
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NHK BS1 『空港ピアノ 駅ピアノ』

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NHK BS1 の『空港ピアノ 駅ピアノ』がシリーズで放映されていますが、ご覧になっている方は大勢いらっしゃることでしょうね。私も大好きで毎回見ています。

ロサンゼルス、プラハ、マルタ、シチリア、アムステルダムなどの駅や空港に置かれたピアノに定点カメラを設置して撮影したものです。ピアノを奏でる人の表情、そしてピアノを取り巻く周囲の様子が温かい空気感をもって捉えられていて、いい番組だなと思っています。駅構内や空港の優しい雰囲気がそのまま伝わってくるような感じがします。音楽のある風景っていいですね。

まず、チェコの首都プラハのマサリク駅に置かれた1台のピアノです。当駅はプラハにできた最初の鉄道駅で、現在は主に国内路線の発着に使われているそうです。プロ並みの腕前の演奏者が次々にピアノの前に座り、さすがドヴォルザークとスメタナの生まれた国と思っていました。そうそう、ロマ(ジプシー)の男性が独特の旋律のジプシー音楽を奏でていたのが印象的でした。

プラハとワルシャワへは以前から行きたいと夢見ているのですが、いまだ叶わないでいます。
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次はアムステルダムの中央駅に置かれた一台です。1889年に竣工した古い駅で、東京駅のモデルとも言われています。多民族国家らしく、オランダ人だけではなくいろいろな国の方々が演奏していました。写真のカルテットはポルトガルから演奏のためにアムステルダムを訪れていた一団らしく、素晴らしい音色を響かせていました。うふふ・・・ホームレスの男性もいい味を出していましたね。

そうそう、50年も前に私の友人がゴッホ美術館から絵画集を買ってきてプレゼントしてくれたことがありました。ぜひ行って実物を見てきてと言われたのですが、こちらもいまだに約束が果たせないでいます。アムステルダムも行きたいなと思っています。
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最後は、イタリア・シチリア島の空港(パレルモ国際空港)に置かれた1台です。こちらは地中海の島ですから、開放感があってプラハやアムステルダムとは雰囲気が少し違います。観光に訪れた人やパレルモからローマ、ベネチアなどイタリア本土へ向かう人たちが、陽気にピアノを奏でるのが印象的でした。

ほぼ50年前にソレントまでは一人旅で行ったことがあるのですが、長靴の爪先から海を越えてシチリアへは行ったことがありません。家内にシチリアへ行ってみたいと懇願しているのですが、マフィアが危ないからと断固拒否されています。メッシーナ海峡を渡って、シチリアへも行ってみたいです。
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※いずれもNHK BS1『空港ピアノ 駅ピアノ』の放映画像を撮影させていただきました。

凍てつくような寒さのスキー場

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スキーの方はやっと10回目に到達しました。
町はほんのサラッと降っただけでしたが、スキー場はフワフワの雪が沢山積もっていて、だんだんいいコンディションになってきました。手や足が凍えるほどに寒いですが、滑っていますと寒さなんてふっ飛んでいきます。

ナナカマドの赤い実も粉砂糖をまぶしたような霧氷で真っ白になっています。小枝についた霧氷はカラフルシャワーの白いポッキーのようですね。
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150年の歴史に幕

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函館市民から「棒二(ボーニ)さん」の愛称で親しまれていた棒二森屋百貨店の閉店まで2週間余りになりましたので、最後の買い物兼見学に行ってきました。
1869年(明治2年)に函館の大町で金森森屋洋物店として創業したのが始まりと言いますので、150年の歴史を誇る老舗中の老舗デパートです。家がバスで10分程のところにあって子供の頃からよく出入りしていましたし、すぐ上の姉がここに勤めていましたので、人一倍愛着を持っているデパートでした。勤めるなら男子は「函館ドック(造船所)」、女子は「ボーニさん」と言われた時代です。

そんな「ボーニさん」も時代の波には勝てず、1994年(平成6年)にダイエーへ営業権を譲渡して会社としての棒二森屋百貨店は事実上消滅してしまいました。私の中では、今回の閉店よりもダイエーに買収された時の方がショックが大きく、この時点で「ボーニさん」は形ばかりの存在になっていました。どう考えても、ダイエーと私の中にいきづいている「ボーニさん」は結びつきませんでした。

閉店は寂しい限りですが、時代の流れですから仕方がないのかも知れませんね。地方都市の百貨店はどこもキラキラと輝くものが無くなって魅力が乏しくなっていますし、追い打ちをかけるようにamazonなどネット通販で買うことが多くなってきていますもね。
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この木製の板が敷き詰められた階段と大理石の手すりは昔とちっとも変っていません。子供の頃から現在に至るまで、エレベーターやエスカレーターとともに数限りなく上り下りしましたね。踏み心地が何となく優しい感じがして大好きでした。踏板はだいぶすり減ってきていますが、多くの買い物客の夢と希望を足元から見守ってきたことでしょう。
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昔は子供がお鮨屋さんやレストランに入ることは憚(はばか)れましたので、街に出て食事をするときはデパートの食堂というのが定番でした。たいていは塩ラーメンか五目うどん(冬は鍋焼きうどん)だったように思いますが、心躍るとても楽しいひと時だったように記憶しています。もう何十年も入っていませんでしたが、現在はテナント食堂のようで雰囲気もだいぶ変わっていました。窓から眺める眼下の景色も昔の面影はまったくありませんでした。昭和そして改元する平成も遠くなってしまいそうな感じですね。
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楽しいひと時

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昨夜は非常勤で勤務している職場の新年会でした。顔と名前が一致しない他の部署の方がおりますし、若い方々からはパワーをもらえますので、歳と共にこういう会はいいなと思っています。美味しいものを食べて、ワイワイと盛り上がって、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。

お料理はさすがに美味しかったですし、美しい盛り付けは勉強になります。来年のおせちの参考にしようかなと思っています。
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珈琲 『レッドマウンテン』

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今回ご紹介する珈琲は『レッドマウンテン』です。
それにしましても珈琲の銘柄にはマウンテンと銘打ったものが多いですね。

その『レッドマウンテン』、いつもと同じように購入元の説明を参考にさせていただきます。
ケニアの首都ナイロビより北東約300kmに位置する標高5,199mのケニア山の南に広がる高原、ニエリ地区が主産地なのだそうです。ケニア山はタンザニアのキリマンジャロ(標高5,895m)についでアフリカ大陸第2位の高峰です。
『レッドマウンテン』の名の由来は、この土地に広がる土壌、"キクユ"に由来します。大地溝帯の火山活動から生まれた"キクユ"という土壌は、赤土ながら肥沃であり、ケニア有数の農業地帯を形作っています。この土地で採れる『レッドマウンテン』は、赤い大地の恵みをたくさん詰め込んでいるのだそうです。
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こちらも200gだけ焙煎してみましたが、土壌や気候に恵まれているせいか生豆の形や粒が比較的揃っていて焙煎のしやすい銘柄と思いました。おすすめは中深煎りのフルシティ・ローストですが、私は二ハゼが始まる前に燃焼を止めるハイ・ローストという焙煎にしました。
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ラズベリーを思わせるフレーバーと、キャラメルのような甘味、ナッツ系の香ばしさなどが特徴とありましたが、私にはこのような繊細な感覚はよく分かりませんでした。
ただ、雑味が無くクリアで、酸味と苦み、コクそして香りのバランスの良い珈琲だと思いました。突出した自己主張がなく、とても飲みやすくて美味しい珈琲です。

ゲレンデひとり占め

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今日もまずまずの天気でしたので、スキー場へお出ましです。
10cm上積みされて積雪が60cmなったようで、少し滑りやすくなったような気がします。
いつも滑るコースは自衛隊さんや冬休みの子供のレッスンなどで少し混雑していますので、早々に高速ゲレンデへ回避です。こちらは雪不足で地形の凹凸や小石が露出しており、おまけにところどころアイスバーンですので、スキーヤーやボーダーの姿はほとんど見かけず、ほぼ貸し切り状態でした。
ゲレンデと高速リフトをひとり占めといった感じで、スキー場に申し訳ない気持ちで滑っていました。ただ、スキー板の滑走面は「傷だらけの天使」状態で、その代償は大きいです。(^^♪
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『熱帯』 森見登美彦

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ということで、森見登美彦の『熱帯』を読了です。

何とも摩訶不思議というか難解な小説です。物語の中に何層にも別の物語が入っている入れ子の入れ子で、長方形の紙を180度ひねって端と端をくっつけたメビウスの輪のように最後は最初に繋がるという複雑な構造になっています。謎を追うたびに「千一夜物語」が深く関わっていることを知るのですが、あたかも千一夜をトレースしているような、はたまた1001夜(アラビア語写本では282夜)の続きの新しい夜話を聴いているような幻想にとらわれます。舞台は古書店の連なる神保町、大文字焼きの輝く京都、海賊の跋扈する海域、戦争の爪痕残る満州と目まぐるしく変わります。すべての謎は「千一夜」のなかにあり、魔王のような振る舞いをするある男の持つカードケースがその謎の鍵を握っているのです。

誰も読み終わることの出来ない大人の童話『熱帯』、500頁を超えるボリュームがありますが、ぜひ読んでみてください。
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my favorite spot

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長いお正月休みが終わり、今日が私の仕事始めでした。
非常勤で勤務している施設が五稜郭公園の近くに新築移転しての最初の勤務日でもありますので、それなりに緊張しての出勤とあいなりました。広々としてピカピカですので、ちょっと落ち着かないのですが、綺麗で快適で、このような恵まれた環境の中で仕事ができる幸せを感じています。

帰りは歩いて10分程の中央図書館に立ち寄って軽いランチタイムです。
今日が返却期限の森見登美彦の『熱帯』があと20頁ほど読み残していましたので、窓辺のカウンターで食後の珈琲を啜りながら読んでしまいました。
職場のすぐ近くに大きな図書館があるのも嬉しいです。もう、お気に入りのスポットになっています。
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wonderful snow world

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お正月休みは今日でフィナーレですので、函館七飯スノーパークへ繰り出してきました。
天気予報に反して、ピッカピカの良い天気で最高のスキー日和でした。スノーパークいちおしの霧氷も青空に映えてとても綺麗でした。どこを切り撮っても絵になるって、こんな風景を言うのでしょうね。

この冬からシーズン券デビューした家内も颯爽(?)と滑っています。
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『フーガはユーガ』 伊坂幸太郎

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伊坂幸太郎の『フーガはユーガ』を読了です。

話題性が高かっただけに期待して読んだのですが、個人的には「ウーン」って感じです。
常盤風我(フーガ)と優我(ユーガ)という双子の男の子の物語です。風我と優我は毎年の誕生日のみ2時間おきに入れ替わるという特異体質を持っています。中身が入れ替わるのではなく、身体ごと物理的に瞬間移動するというのがポイントです。この瞬間移動がいろいろな出来事の場面で効果的に使われ、それに添って物語が進行していきます。
物語は、優我が仙台市内のファミレスで一人の男に語り出すところから始まります。決して幸せでなかった子供時代を回想するなかで、いじめや虐待などひどい状況におかれていたことが明かされます。大切にされなかった2人が大切なものを守るために奮闘する、そんな兄弟愛が読みどころなのかもしれません。
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珈琲 『ブルーマウンテン No.1 クライスデール』

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年が明けてから最初の焙煎は、『ブルーマウンテンNo.1 クライスデール』です。
昨年末に奮発して買っておいたもので、私の中では年明けに相応しい銘柄かなと思っています。皆さんはすでにお飲みになっているかもしれませんが、私はブルマンはブレンドしか飲んだことがなく、ストレートは今回が初めてで、少しワクワクしていました。価格は生豆でも段違いに高く、私のような庶民はお正月でなければ購入しない代物です。

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ブルーマウンテンは、カリブのエメラルドグリーンの海に囲まれたジャマイカが産地です。ブルーマウンテン・エリアと言われる限られた地域でのみ栽培される珈琲の銘柄で、そのなかでも特に品質の良い豆が「ブルーマウンテンNo.1」と称されるようです。
クライスデールは農園の名前で、1800年に英国人コリン・マクラーティー博士によって創設されたそうです。旅行でこの地を訪れて気に入り、そのまま永住して珈琲豆を商業ベースで生産した最初の人らしいです。
平均標高1,000mの丘陵がもたらすブルーマウンテン・ミストと呼ばれる霧、日中の寒暖差、充分な降水量、水はけの良い急斜面、肥沃な火山灰土壌という恵まれた環境から生み出される豆は他の追随を許さない、まさしく世界の誰もが憧れる珈琲の代表銘柄となっています。
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ということで、ブルマンのストレートを飲んだことのない私は宝石を扱うような感じで、200gだけ焙煎してみました。
生豆の形や粒が揃っていて、さすがにブルーマウンテンといった感じです。焙煎を失敗すると、一瞬にして宝石がパーですから、慎重に慎重に火を扱ったのは言うまでもありません。二ハゼが始まる前に燃焼を止めるハイ・ローストという焙煎にしましたが、まあまあ上手く出来かなと思っています。
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苦味、酸味、香り、そしてコクとすべてが絶妙なバランスを保っている珈琲と言われていますが、特に香りとコクは他の銘柄と一味違っていることが素人の私でも分かります。グラインダーで挽いている時から香りが立ち、カップに注いでいる頃には家中が喫茶店といった感じになります。
他の豆とのブレンドも楽しみで、いろいろな組み合わせを考えています。

NHK総合「北アルプス ドローン大縦走」

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昨夜のNHK総合「北アルプス ドローン大縦走」は多くの方が楽しんだことでしょうね。
このシリーズは一昨年に始まり、今回で3度目になります。初回は槍ヶ岳と穂高岳。昨年の2回目は立山と剱岳でした。前二回は夏の撮影でしたが、今回は雪が降り始めた11月。前回までとはまったく違う山の厳しさと美しさをドローンを駆使した映像で楽しませてくれました。
まず、中房温泉を出発して燕岳から大天井岳まで。いったん上高地まで降りて、再び涸沢小屋から涸沢岳、奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳を経て西穂山荘までというコースでした。
ドローンという普段の山登りとは一味違う視点からの臨場感あふれる映像に思わず溜息をついてしまいました。特に複雑な陰影が織りなすモルゲンロート(朝焼け)は素晴らしいのひと言でしたね。
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※写真はNHK総合「北アルプス ドローン大縦走」の放映画像を撮影させていただきました。

new year ski

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年が明けて初めてのスキーです。
当地は雪の少ない年明けを迎えており、スキー場の積雪も50cmほどです。それでもお正月ですから、家族連れなどで賑わってゴンドラへの乗車を待つ人が長蛇の列を作っていました。3回目からは高速ゲレンデへ逃げたのですが、こちらはところどころに地面が出るほどのコンディションで、「わお~」って感じです。滑走面への傷は必至で、今頃の滑走は新しいスキー板を持ち込まないのが賢明ですね。
あと50cmほど雪が欲しいです。山にだけ、限定で・・・(^^♪。
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NHK Eテレ「こいつぁ春から 初芝居生中継」

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皆さま、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。

19:00から21:30までNHK Eテレで放映された「こいつぁ春から 初芝居生中継」をご覧になった方はたくさんいらっしゃるでしょうね。初日を迎えた歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」、大阪松竹座「壽初春大歌舞伎」、浅草公会堂「新春浅草歌舞伎」の模様が生中継で放映されていました。いつもながら新春の華やかな歌舞伎舞台をワクワクしながら観ていました。

歌舞伎座からは「松竹梅湯島掛額」でした。1809年に江戸森田座で初演された福森久助の「其往昔恋江戸染(そのむかしこいのえどぞめ)」の中の「吉祥院の場」と、1856年に江戸市村座で初演された河竹黙阿弥の「松竹梅雪曙」の中の「火の見櫓の場」の二つが繋ぎ合わさって出来上がった作品なのだそうです。
「一幕目の吉祥院お土砂の場」は、歌舞伎では珍しいドタバタ喜劇でアドリブもテンコ盛り。いまどきブレイクしているDA PUMPの「USA」の振りが入ったり、「チコちゃんに叱られる」の「ボーっと生きてんじゃねーよ!」のフレーズが飛び出したりと、凄い舞台に大笑いしてしまいました。これは今に始まったことではなく、江戸の昔からその時代時代の流行り言葉などを盛り込むのがこの演目の楽しいところなのだそうです。
「二幕目の火の見櫓の場」では一転して、中村七之助演じる八百屋お七の「人形振り(俳優が人形の動きをまねて演じること)」が見どころで圧巻でした。黒子と一体になり浄瑠璃人形以上に人形らしい七之助さんの舞が、吉三郎に会いたい一心のお七の心情を見事に表現していましたね。

昨年は一度も歌舞伎を観る機会がありませんでしたが、今年はぜひ観たいなと思っています。
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※写真はNHK Eテレの放映画面を撮影させていただきました。

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