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2019年10月

雑木林にも落ち葉のカーペットが

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早いもので明日からは11月ですね。暖かい日が多かった10月ですが、カレンダーが替わった途端に寒気が入り込んで一気に寒くなるようです。
裏の雑木林も紅葉が進んで、落ちる葉も多くなってきました。チューリップの球根やニッコウキスゲの苗はすでに植えましたが、落ち葉がそれらを包み込む布団のように降り積もっています。来春には綺麗に咲いてくれることを祈っています。
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サラサドウダンの紅葉を求めて

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一昨日のことです。朝からピカピカの晴天でしたので、妻を誘ってサラサドウダンの紅葉が綺麗な恵山へ行ってきました。いつものようにホテル恵風のところから十三曲がりコースを登っていきます。このコースの北東尾根の紅葉は見事で、いつも歓声をあげてしまいます。海と空とのコントラストが素晴らしく見応えがあります。
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お目当てのサラサドウダンの紅葉です。海向山や456峰などの外輪山の山裾に群落をなして生育しています。今年は少し色づきが芳しくないような気がしますが、それでもこの景観は一見の価値があります。
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可愛い訪問者

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昨日ですが、雑木林にエゾリスが来ていました。
昔は普通にエゾリスやキタキツネなどが来ていたのですが、バイパスが出来たり河川改修が進んだりして、めったに見なくなりました。栗やドングリ、クルミなどが沢山ありますから、それらを探しに来たのかも知れません。私に気付くと尻尾をピッと立てて、木を登ったり下りたりしていましたが、きっと威嚇しているのでしょうね。
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あのツチアケビはというと・・・

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春のオレンジ色の花から経過を追って見ているツチアケビ。より一層迫力を増してきました。
夏には鮮やかだった赤色が色褪せて少し茶色気を帯びてきました。ただ果実は今にもはち切れそうなほどにパンパンになっています。切ってみるとアケビのようになっているのでしょうね。
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少しずつ秋色に染まってきました

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10月最後の日曜日。朝は厚い雲に覆われていましたが、昼前から少しずつ晴れ間が広がってきました。遅れている紅葉ですが、我が家の庭や雑木林の木々は少しずつ秋色に染まってきました。雨に濡れても日差しを受けても紅葉は綺麗です。
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ついに

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予約していたアクションカメラの"GoPro HERO8 Black"が、発売日の昨日届きました。
アクションカメラといいましても興味のない方はよく分からないと思いますが、アウトドアやスポーツなどで自分の目線から見た動画を撮るために特化した小型カメラのことです。自転車のハンドルやヘルメット、身体に装着して使うことから、ウェアラブルカメラとも呼ばれています。そのアクションカメラ人気の火付け役"GoPro"の最新モデルが"HERO8 Black"です。
私はアクションカメラを手にするのは初めてですが、いろいろなアクティビティや旅行などで撮影してみたいと思っています。
実際に見た感じでは、思っていた以上に小型で、こんなので4Kや臨場感のある撮影が出来るのか半信半疑というのが正直なところです。メーカーの公表では、大きさ49mm×66mm×28mmで、重さは126gだそうです。同時に購入したアクセサリー類が届いていませんので、まだ梱包は解かずにケースの中に収まったままで、試し撮りなどはしていませんが、近いうちに撮れ具合などをレポートしたいと思います。
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葡萄の薫りに秋を感じて

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霜が降りる頃になりますと北海道は寒暖の差が激しくなり、果実はより糖度を増すようになります。青緑色の果実は少し黄色味かかり、そしてブドウの樹の周りは甘酸っぱい薫りに包まれます。
剪定と摘果は行っていますが、それ以外は放任ですから、いつもながらお恥ずかしい出来です。ただ樹で完熟させたブドウは美味しいですので、買って食べようという気はおきません。
我が家の完熟ブドウは収穫して数日もしますと萎びたり傷んだりしてきますので、スーパーで年中売っている外国産のブドウはどんな処理をしているのかいつも不思議に思っています。
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ニッコウキスゲの植え付け

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オークションサイトで手に入れたニッコウキスゲ。千葉県のSさんが大事に育てたものを安く分けていただきました。葉の部分はそろそろ枯れるようですが、根さえしっかりしていれば移植は大丈夫とお聞きしました。20本ほどありますので、雑木林の中に植えてみようと思っています。来年にはキスゲの黄色い花が見れるかもしれません。北海道にはエゾキスゲがありますが、同じ仲間なのでしょうね。
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香雪園のもみじ

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仕事帰りに湯の川まで用事がありましたので、途中にある香雪園へちょっと寄ってみました。
もみじフェスタはすでに始まり夜間のライトアップも行われていますが、今年は色づきが少し遅いようで、まだ7~8分程度といった感じでした。香雪園は函館市民以外にはあまり知られていない静かな公園でしたが、近年は外国人がバスを連ねて訪れるようになり、今日も沢山の観光客が来園して賑わっていました。
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オータムシーズンの七飯スノーパークへ

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オータムシーズンを迎えている七飯スノーパークへ行ってきました。
ここを訪れる殆どの方々は往復ゴンドラを使いますが、私たちは往きだけゴンドラを使って、帰りは自分の足で下りることにしました。グリーンシーズンにワンコを連れて何度か行ってますが、いずれも往復ゴンドラでしたので、自分の足で下りるのは初めてです。
標高差約700m、距離約5kmをのんびり歩いてきましたが、風は殆どなく天気も良くて最高でした。
スキー場のゲレンデですから危ないところはあまりありませんが、滑って足場の悪いところもありますから、下りられる際には出来れば底のしっかりしたトレッキングシューズなどを用意した方が良いと思います。
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これは凄い・・・栗の虫止め

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スーパーなどで売っている市販の栗は殺虫剤散布や燻蒸されていますので、虫がいることは殆どありませんが、山で採取したり自分の庭で収穫した栗には8割以上虫がいると言われています。私のところで収穫した栗も虫食いのものが多く、大きくて立派なのにがっかりすることがあります。この虫は寒さに強くて冷蔵庫もへっちゃらですし、強力な噛み力を持っていてレジ袋程度のものは簡単に破っちゃいますので、本当に厄介者です。
そんなことで今回トライしたのが、50℃のお湯に30分間浸すという駆除法です。50℃というと入浴には少し高い温度ですが、栗は煮えることはありませんので、大丈夫です。
ジャーン。翌朝にその後の経過をみましたが、虫は出てきませんし、白い粉状の噴出物もまったくありません。この方法は凄いです。もし、山で採取したり家の庭で収穫した栗が大量にありましたらお試しください。あとは小分けにしてチルドルームで1ヶ月ほど熟成させると食べごろになります。
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紅葉の大沼湖畔を一周

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晴天の日曜日、妻を誘って紅葉の大沼湖畔(約14km)をテクテク歩いてきました。
紅葉はまだ早いような気がしましたが、それでもところどころ赤や黄に色づいて綺麗でした。
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お昼は大沼牛の「牛めし」です。ブランド牛の大沼牛は美味しいですので、大沼にお越しになった際にはぜひ味わってみてください。このお店から車を停めているセミナーハウスまでは残り約1kmですが、「牛めし」で元気もりもりです。
他にもステーキやハンバーグを食べることができるお店が数軒あります。
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大沼の湖越しに見えるスキー場も紅葉真っ盛りです。あと2ヶ月もするとあの山が白くなって、そして爽快に滑っていると思うとワクワクします。山だけ早く雪が降らないかなと思っています。
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『さよならの儀式』 宮部みゆき

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宮部みゆきの『さよならの儀式』を読み終えたところです。
近未来のお話で、SF風の8つの短編からなっています。それぞれ現実とは少しかけ離れた不思議な世界を舞台にしています。
現実の世界を見まわしても、気候、環境、科学技術、国際情勢そして経済などで、人為的なことが主な要因にも拘わらず、もう人間の手には負えないのではと思えるようなことが頻発しています。そんな近未来になんとなく不安を抱いているのは私だけではないと思います。
宮部さんが描きたかったのは、不安感や外部要因に翻弄されて変貌する人間の心のあり様です。近未来の人間社会にありそうな、なさそうな・・・そんな怖い物語を収めた一冊です。
短編ですので宮部さんにしては物足りない感じがしますが、文章は憎いほどに上手いですし、物語の発想や構成もさすがと思います。
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チューリップの植え付け

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園芸愛好家の皆さんは来春に向けていろいろと準備をされていることでしょうね。
私も毎秋に何かしらの球根を購入して植えているのですが、今年もチューリップを100球ほど植えました。本当は掘り返して植え替えるといいのでしょうが、面倒でほとんど植えっぱなしです。
どんな花が咲くか来春を楽しみにしていてくださいね。
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屋根が真っ白に

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朝起きて窓を開けたらログの屋根が真っ白になっていました。
今年初めての降霜です。晴天でしたので、放射冷却だったのでしょう。
あまり強い霜ではありませんでしたが、一気に紅葉が進みそうな感じです。
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なんとなく秋色

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朝晩はめっきり寒くなり、今日からストーブを焚き始めました。
夏の花に代わって、菊が庭の主役になっています。
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なごりのバラ

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道東の内陸部では氷点下に下がって初氷や初霜が降りたところもあるようです。函館新道沿いや大沼湖畔も少しずつ色づいてきました。我が家の庭にも雪虫が舞い始めています。
今年の夏はなにかしら忙しくて、あまり手入れができなかったバラですが、赤とんぼが飛び回るころから再び少しずつ咲き始めています。花柄取りや薬の散布が出来なかったために病気になったり虫がついたりと散々な状態ですが、秋の日を浴びて微かにいい香りを漂わせています。もう少しすると白いものがちらちらと舞い降り、そしてこのバラたちもすっぽりと埋もれてしまいます。
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越中おわら月見の盆 (動画)

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八尾での「越中おわら月見の盆」の様子を動画でも撮ってきましたので、さわりの部分を少しだけご覧いただければと思います。なにぶんにも1台のコンデジで、写真と動画の両方を撮りましたし、街道筋が暗いので、この程度の映像しか撮影できませんでした。雰囲気だけでもお伝えできればと思っています。

『うたといきる』コンサート

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「体育の日」の今日は穏やかな良い天気になりました。でも最低気温は6℃、最高気温17℃ですから、ひょっぴり肌寒い感じがしました。
午後2時から大沼セミナーハウスで、「うたにいきる」と題するコンサートがありましたので、聴いてきました。函館在住のソプラノ歌手・次藤正代さん、チェンバロ奏者の森洋子さん、そして函館出身で東京在住のテノール歌手・鳥海寮さんをお迎えしてのコンサートでした。
森さんによるJ.S.バッハの平均律曲集から始まったコンサートは、次藤さんと鳥海さんによるドニゼッティやモーツァルトのオペラのアリアへと繋がり、ホールは素敵な歌声に包まれました。
背景の大きな窓から見える紅葉は2分程度と遅れていますが、移り行く秋のひと時を楽しく過ごすことが出来ました。
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東京駅

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越中の旅はすべて終わり、北陸新幹線を乗り継いで、飛行機で帰ります。
人情良し、風景良し、民謡良し、お酒良し、そして食べものは最高ときていますから、 越中大好きです。近いうちにまた来たいと思います。
東京駅では飛行機の搭乗まで少し時間がありましたので、丸の内側から外に出て、東京駅周辺を少し歩いてみました。
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(10月7日)

越中おわら月見の盆

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すっかり暗くなり、7時から町流しがスタートです。狭い街道筋にはボンボリに灯が燈り、いい雰囲気です。胡弓の哀調のある音色と独特の節回しのファルセットの歌声がどこからともなく聴こえてきます。
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艶やかで優雅な女踊り、そして勇壮な男踊りが「越中おわら節」の切ないメロディーとともに町中を流れていきます。11地区が参加しており、それぞれに微妙に踊りの振りが違うのも見どころです。
そうそう、女性の着物は色とりどりですが、ひとつだけ決まりごとがあります。それは帯が黒と決められています。その昔、家によっては貧しくて帯を用意することが出来ないことがありましたが、喪服の黒帯は必ずありましたので、帯だけは黒となって現在に至っています。
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もう、涙が出るほどに感激しました。「越中おわら」いいですね。いつかまた絶対に来たいと思います。本祭もそうですが、雨の場合は中止になりますので、お越しになられる方は、晴れ男・晴れ女と同伴しましょうね。
町流しの始まる頃から上弦の月も見えて、最高の「月見の盆」になりました。
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(10月6日)

「越中おわら月見の盆」オープニング

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いよいよ「越中おわら月見の盆」が開幕です。まず小学校の特設会場でオープニング・ステージがあります。富山県の三大民謡「越中おわら」「麦屋節」「こきりこ唄」の紹介、そして簡単な「越中おわら」の踊り方教室などもあります。「越中おわら」は地元・八尾町ですし、「麦屋節」「こきりこ唄」は少し離れた合掌造りで知られる五箇山の民謡です。いずれもいい民謡ですね。
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40年ほども前になると思いますが、まだ交通の不便な頃に五箇山へ行き、相倉集落の合掌造りの家に泊めていただいたことがあります。写真はその時のものですが、5月のゴールデンウィーク過ぎだったと思いますが、まだ沢山の雪が残っていたことを写真を見て思い出しています。白川郷も五箇山もまだそれほど知られていない頃でしたので、とてものどかでいい風景だったなと思っています。
合掌の家はすべての丸太を縄で締めてあるだけなので、ちょっと風が吹くと揺れて、寝ていても少し怖い感じがしましたが、思った以上に快適でした。
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宿泊した夜に集落の青年が「麦屋節」と「こきりこ唄」を舞ってくれました。民家の畳の間ですので、近くで観る勇壮な舞に感動したことも思い出しています。
「麦屋節」の歌詞には「波の屋島を遠くのがれ来て」、「烏帽子狩衣脱ぎうちすてて」、「心淋しや落ち行く道は」など落ちぶれる平家一門の姿を唄っている一節があります。砺波山での源平の合戦(倶利伽羅峠の戦い)に敗北した平家一門が落ちのびて庄川上流の五箇山に隠れ住み、麦や菜種を育てて静かに暮らしたのではと言われています。ちなみに相倉集落の方々の家紋は平家の紋「揚羽の蝶」が多いようです。そんな在りし日の栄華を偲んで農耕の際に唄ったのが「麦屋節」の発祥と伝えられています。
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こちらは「こきりこ唄」です。「こきりこ」というのは大道芸の一種に使用した竹のことで、歌に一節にも出てくる「七寸五分(約23cm)」に切った煤竹2本を指で回して打ち鳴らす和風カスタネットのようなものです。「こきりこの竹は七寸五分じゃ 長いは袖のかなかい(引っ掛かるの意)じゃ」とありますので、これ以上長いと着物の袖に引っ掛って邪魔だったのでしょう。実際に「こきりこ」の竹を見せてもらいましたが、ただ煤まみれで黒くなった竹を切ったものでした。これは合掌造りの高層階では養蚕をしていましたので、下からの暖気をとる簀子のように並べられていた煤竹を利用したものです。
踊るときに持つのは「ささら」というものです。古代楽器らしく108枚の小さな板には、昔は南無阿弥陀仏と書いて108つの煩悩を消滅させたという言い伝えもあります。使わない時は床柱などにかけて家内安全のお守りにもなるそうです。
そうそう、北海道では路面電車の線路が雪で埋もれないようにするために、冬期間はササラ電車というものが運行されますが、このササラも語源は一緒なのでしょう。キッチンブラシの方が近いかも知れませんね。
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越中八尾へ

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越中八尾へやって来ました。今回の旅の目的だった「おわら風の盆」を観るためです。
ご存知のように「おわら風の盆」の本祭は9月上旬の3日間ですが、その期間に押し寄せる観光客は30万人ともいわれており、聞くところによるとほとんど身動きが取れない状態に陥るそうです。そんなことで、クラブツーリズムと八尾市観光協会がタイアップして、より静かに楽しんでいただこうと企画したのが、今回の「おわら月見の盆」なるものです。
本祭の3日間は朝から晩までほぼ24時間どこかで踊っているそうですが、この「おわら月見の盆」は夜の7時から9時までの限定です。規模は本祭と同じ11地区から繰り出しますし、本来の静かな雰囲気で「越中おわら」を楽しむことが出来ます。
私たちは富山駅北口から16時に乗り込んで帰りは22時という往復だけのツアーでしたが、殆どの方は首都圏や近畿圏からのバスツアーだったようです。2日間だけの開催でしたが、両日合わせての延べ人数は約1万人、バスの駐車場は約100台のバスで満杯状態でした。
1日の人数で比較すると10万人と5000人ですから、本来の「越中おわら」を楽しむのであれば、こちらだと思いました。

旧市街と言うのか街道筋の町は小高い坂を登ったところにあります。地名は、飛騨の山々から富山へのびる八つの山に開かれたことに由来すると言われています。街道の拠点として売薬、和紙の販売や養蚕などで栄えたようです。メインの通りのひとつ、諏訪町本通りの片側には「エンナカ」と呼ばれる用水路があり、そこを流れる水の音は、「越中おわら」の音色とともに「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。
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「おわら風の盆」とともに八尾の豊かな町人文化を伝えるもう一つの財産が曳山です。街道沿いにある越中八尾観光会館(曳山展示館)に寄ってみました。すぐ近くの岐阜県高山市にも同様の曳山があったと思いますが、ここの曳山も井波の彫刻、城端の漆工、高岡の彫金など、越中の伝統工芸の粋を集めた絢爛豪華な山車です。
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越中八尾観光会館には養蚕に関する展示室もあります。
八尾という小さな町が、曳山や「おわら風の盆」という文化を育んできたのは、江戸時代から戦前まで養蚕業で栄えたからなのですね。特に蚕種(カイコの卵)を多く生産し、全国に出荷していたことから「蚕都」と呼ばれていたようです。
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オープニング会場近くには「八尾おわら資料館」があります。八尾の伝統的な町家を再現した館内で、「おわら風の盆」を紹介しています。おわらの歴史や唄・踊り・衣装・楽器などを詳しく知ることができますので、事前に立ち寄ってみると「おわら風の盆」への理解がより深まると思います。
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(10月6日)

富山のソウルフードを食べて富山城へ

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富山のソウルフードと言えばブラックラーメンですね。なんでも富山人は黒いものがお好きとのことです。そんなことで、富山に来たからにはブラックラーメンを食べずに帰るわけには行きませんので、「西町大喜」で食べてみることにしました。
函館で黒いものと言えばイカ墨ですから、この手のラーメンかと思っていましたら、まったく違いました。スープは漆黒の醤油ベースで、麺は太めのストレート麺、そこに手切りのチャーシューがたっぷりと盛り付けられ、さらに塩辛く味付けされたメンマと粗切りネギ、粗挽き黒コショウが乗っています。
いや~、インパクトがあり過ぎというか塩辛すぎて、半分食べたところでギブアップ気味でした。本来はご飯と一緒に食べるのが富山人の食べ方らしいのですが、ご飯をセットにしなかったことが失敗だったようです。それにしましても半端でない塩分濃度に驚いてしまいました。富山の方々、健康には十分留意をなさいますように。老婆心ながら・・・。
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二日分以上の塩分を摂取したような感じですから、少しでも体外へ排泄せねばということで、富山城へ散策です。
富山城は加賀前田家の分家であった越中前田家の居城だったのですね。もともと近くに神通川が流れていましたので、その右岸を利用して築城したようです。水に浮いたように見えたので、「浮城」と呼ばれていました。
そうそう、瀧廉太郎は富山城から着想して「荒城の月」を作曲したそうです。
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公園内には、趣のある建物の富山市佐藤記念美術館があります。
ちょうど思想家・柳宗悦によって見いだされて日本民藝館に所蔵されている茶道具の企画展が開催されていましたので観てきました。
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(10月6日)

岩瀬で美味しいお酒を

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岩瀬地区は北前船で賑わったところだけに、多くの造り酒屋さんが軒を並べています。後立山連峰からの清らかな水が豊富ですし、日本有数の米どころだけに、昔から美味しいお酒が造られてきたのだと思います。
そんな造り酒屋さんの一軒、桝田酒造店に寄ってみました。樹齢数百年と思われる杉の大木を横目に、分厚いヒノキの一枚板のカウンターで立ち飲みができます。小さな桝を購入し、好きなお酒をチョイスして注いでもらいます。
「満寿泉」というブランドで販売しており、富山県ではよく知られている銘柄のようです。私たちが選んだのは、シャンパン酵母を使った「Masuizumi R」というものと、プラチナ純米大吟醸の「満寿泉」という銘柄です。上手い表現は出来ませんが、とにかく美味しかったです。「Masuizumi R」は爽やか、プラチナ純米大吟醸「満寿泉」は芳醇な感じかな。(^^♪
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お店の中を見学させていただきましたが、古い蔵などをモダンな感覚でリノベーションしており、いい雰囲気です。
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一角には、フレンチのお店もあったりしてお洒落です。柚木栄樹さんがシェフを務める富山キュイジーヌ【カーヴ・ユノキ】というお店で、一日一客というプライベートダイニングなのだそうです。「Masuizumi R」とともにここのお料理を味わってみたいです。
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(10月6日)

北前船で賑わった岩瀬地区へ

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宇奈月駅から富山地方鉄道、あいの風とやま鉄道と乗り継いで富山駅へやって来ました。富山駅のすぐ近くのホテルにチェックインです。
翌日は朝からポートラムという電車に乗り東岩瀬駅を目指していきます。約20分で「岩瀬エリア」に到着です。富山市の北部、富山湾と神通川・富岩運河が交わる辺り一帯の地区で、江戸初期の建物が現存し当時の面影を残している静かな港町です。私の住む北海道南部の江差・松前とも深い関係のある北前船の港町として栄えてきました。
東岩瀬駅で降り、ガイドブックを片手に岩瀬浜駅まで散策してみました。
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通りの中ほどにひと際目立つ大きな建造物があります。国の重要文化財に指定されている森家です。幕末から明治時代にかけて、北前船(買積み廻船)による交易により財を成した家のようです。主に鰊粕(栽培のための肥料)、数の子、身欠きニシン、干しナマコ、昆布、干鰯などが輸送されていました。特に北前船からの昆布の輸入が多かったようで、現在でも富山県の昆布の消費量が多いのはこの名残と言われています。
北海道では「鰊御殿」が一般的ですが、富山県では「肥し御殿」と呼ばれているそうです。
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(10月6日)

祖母谷温泉へ

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黒部峡谷トロッコ電車の欅平駅から約2.5km上流にある秘境の祖母谷(ばばたに)温泉へ行ってみました。奥鐘橋を渡り断崖絶壁の山道を40分ほど歩きますと、黒部川の支流沿いに素朴な温泉が見えてきます。そうそう、「ポツンと一軒家」の道のような感じです。ここは白馬岳や唐松岳への登山道の登り口にもなります。
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河原を少し歩きますと白い湯気を上げる源泉があります。お湯がふつふつと湧き出していますので、ちょっと手を触れてみましたら、その熱いことに驚いてしまいました。80~90℃くらいありそうな感じてす。
下の写真の白い藻のようなものは、湯の花だそうです。見ようによっては綺麗ですが、ちょっと不気味な感じです。
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(10月5日)

黒部峡谷トロッコ電車

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翌朝は黒部峡谷のトロッコ電車に乗車です。宇奈月温泉から終点の欅平までの約20km間を約1時間20分で結んでいます。電車は、一般的なオープンカー、特別列車、ちょっと豪華なリラックスカーがあります。寒いですから行きは530円をプラスしてリラックスカーにしてみました。オープンカーは団体客でほぼ満席でしたが、リラックスカーは私たち二人だけでしたので、超リラックスムードです。(^^♪
富山県出身という室井滋さんのご機嫌な案内放送を聴きながら、いざ出発です。
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この黒部峡谷で本格的な電源開発を始めたのは、タカジアスターゼで有名な高峰譲吉が設立した東洋アルミナム株式会社です。その後、日本電力株式会社がこの事業を引き継ぎ、大正12年に黒部川水系の発電所建設のための資材運搬用鉄道として、宇奈月~猫又間(11.8km)の軌道敷設工事に着手したのがトロッコ電車の始まりとのことです。

宇奈月駅を出発して数分で黒部川にかかる赤い橋梁に差し掛かります。川の左岸に見えている大きな建物が宿泊したホテル「やまのは」です。
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戦後まもなくは、「便乘ノ安全ニ付テハ一切保證致シマセン」という条件つきで無料乗車をさせていたようですが、観光列車としてのニーズの高まりから昭和28年11月に関西電力株式会社が地方鉄道業法の許可を得て、「黒部鉄道」として営業運転を開始しました。
当時の敷設工事の様子を映像で見ましたが、それは過酷をきわめる難工事だったようです。

列車はそんな断崖絶壁のV字峡谷を縫うように走っていきます。
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北海道では絶対に見ることが出来ない野生の猿の群れです。列車のすぐそばまでやって来ますし、黒部川のあちこちで猿専用の吊り橋もかかっています。
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あの黒部第4ダム(黒部ダム)は巨大ですが、その下流部に当たるトロッコ電車沿線にも数か所のダムがあります。それぞれに建設に纏わる物語があるのでしょうね。
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トロッコ電車に添うようにこのようなコンクリートの細い通路が続いています。トロッコ電車は観光の目的の他に関西電力の保守管理に関わる資材や人員を運んでいます。ただ冬期間は運休するために、その間はこの通路を通って往復するそうです。関西電力の上層部に絡む嫌なニュースが話題になっていますが、一般の社員や下請けの方々は電力を守るために一生懸命働いているのですね。
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そんな絶景に見とれていましたら、終点の欅平に到着です。
ここからは少し足を伸ばして祖母谷(ばばたに)温泉まで往復する予定です。
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(10月5日)

宇奈月温泉でゆったりと

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3日目の宿は宇奈月温泉にしました。小さな町で、駅から美術館やホテルまで数分という距離ですが、送迎をしてくださるということで、すべてホテルの車で送迎していただきました。宿は川沿いの「やまのは」という大きなホテルにしましたが、さすがにトロッコ電車の発着地ということで宿泊客で賑わっていました。通された部屋は別館の川側の上層階でしたので、大きな窓からあの赤いトロッコ電車の橋をきれいに見渡すことができました。
館内はラウンジ、レストランなどゆったりと寛げるような空間が用意されていて、とてもいい雰囲気です。とくに温泉は趣向の異なる2つの大浴場があり、男女入れ替えで二つを楽しむことが出来ます。
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展望露天風呂「棚湯」と大浴場の「黒部」です。いずれも黒部峡谷の絶景を眺めながらの温泉満喫です。※写真はパンフレットからお借りしました。
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(10月4日)

黒部峡谷 セレネ美術館

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少し早く宇奈月温泉に着きましたので、駅からすぐ近くにある「黒部峡谷 セレネ美術館」へ行ってみることにしました。1993年に「黒部峡谷の大自然を絵画芸術を通して未来へ伝える」ことを基本理念に開館したとのことです。平山郁夫、塩出英雄、福井爽人、田渕敏夫、竹内浩一、手塚雄二、宮廻正明という著名な日本画家が実際に黒部峡谷を取材して創作した絵画が常設展示されています。
今回はその中のお一人、田渕敏夫の令和記念特別展が開催されていました。
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黒部峡谷を題材にした屏風画が主で、清冽な色彩と端正な線描が印象的な作品でした。平成29年には奈良・薬師寺の食堂(じきどう)に50mにもおよぶ阿弥陀三尊浄土図という壁画も描いています。どの作品も素晴らしいですし、宇奈月という山あいの小さな町にこのような素敵な美術館があることに感激です。
以下、ポストカードをスキャニングしたものです。
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(10月4日)

富山県側の下界へ

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弥陀ヶ原から美女平(977m)までバスに乗ります。立山黒部アルペンルートの室堂から美女平までの富山県側には天狗平、弥陀ヶ原の2か所のバス停留所ありますが、この2か所から乗る場合は事前予約が必要です。標高差1000m、距離にして15kmほどの曲がりくねった道を30分ほど走って美女平という何とも艶めかしい地名の地点に到着します。
美女平からは立山駅まで、またケーブルカーに乗ります。こちらは標高差500m、距離1.3km、勾配30度ほどの急斜面を所要時間7分ほどかけて下り、立山駅に着きます。
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ケーブルカーで立山駅に降り立ちますと、下界に降りてきたという感じになります。ここからは富山地方鉄道という私鉄に乗ります。私たちの目的地は宇奈月温泉ですから、寺田という駅で乗り換えて富山市とは反対側の新潟県の方角へ向かいます。立山から宇奈月へはいったん日本海へ出て迂回しないと行けないという不便さも富山県の良い意味での魅力なのかもしれません。
富山地方鉄道のローカルっぽい可愛い電車です。鉄ちゃんにはたまらないかも知れませんね。
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(10月4日)

弥陀ヶ原で一泊

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室堂平からバスに乗り立山黒部アルペンルートを高低差500mほど下って標高1930mのところの弥陀ヶ原のホテルに一泊です。弥陀ヶ原一帯も紅葉のクライマックスを迎えていました。室堂平から降り続いている雨はやみませんが、室堂平ほど寒くはありませんので、カルデラ展望台へまず足を伸ばしてみます。
めぼしい花はほとんど終わって寂しいのですが、曇り空から一瞬だけ山肌に光が差し込んだりすると、錦絵のような景色が広がって、それはそれは綺麗です。
一番目の花は、タテヤマアザミです。やや小ぶりで下向きに咲くのが特徴です。
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夕暮れの一瞬だけこんな景色を見せてくれました。台風18号から変わった温帯低気圧の悪戯かも知れません。少しずつ輝きを増してきた富山市の街の明かりとともにしばし見とれていました。
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夕食後は立山ネイチャーガイドの方々によるレクチャーがありましたので聴いてきました。立山一帯に生息する雷鳥や固有種など、動植物や山のお話はとても興味深いものがありました。
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翌朝は窓を開けたらご覧のような景色が広がっていました。朝食後はホテルの脇からすぐのところにある遊歩道を歩いてみます。散策しているのは私たちだけで、この広大な景色を独り占めしたような気分になります。
ここは東西4km、南北2kmに広がる溶岩台地で浸食カルデラといわれています。11月頃から7月頃まで深い雪に覆われますが、夏には川が流れ「餓鬼の田」と呼ばれる池塘が数多く存在します。いわゆる高層湿原です。
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少し歩いていますと雨が降り出してきましたので、予定を早めて下山することにしました。この日の目的地は宇奈月温泉です。
(10月3~4日)

息をのむ美しさの立山室堂

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ついに立山黒部アルペンルートの最高地点の立山室堂へやって来ました。
台風18号くずれの温帯低気圧が接近ということで強い雨と風になり、防寒対策と雨具を着ないととても歩けるような状態ではありません。ここでは少し時間をとって歩く予定でしたが、室堂平周辺しか無理なようですので、みくりが池温泉まで周回して早めに降りることにしました。
紅葉は今が見頃で息をのむような美しさでした。立山(富士ノ折立、大汝山、雄山)の山容を赤や黄に染めるチングルマ、ナナカマド、イワイチョウなどの紅葉とハイマツの緑とのコントラストが見事でした。
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(10月3日)

黒部ダムから立山室堂へ

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二日目もアルピコ交通のバスで信濃大町駅を経て立山黒部アルペンルート長野県側入口の扇沢駅へと向かいます。扇沢駅で針ノ木隧道というトンネルを走る関西電力のトロリーバスに乗り換えますと、15分ほどで黒部ダムに到着です。扇沢駅の標高は1433m、黒部ダムの標高は1470mですから、全長6.1kmのあまり高低差のないところを走る感じです。後立山連峰の赤沢岳(2678m)と鳴沢岳(2641m)のほぼ直下のトンネルですから、よくこんなところを掘ったものと驚いてしまいます。
黒部ダム駅に到着して220段の階段を登り展望台に出ますと、この景色が待っています。大きさの感じが分からないと思いますが、米粒のような人間と比較していただきますと、そのスケールの大きさが分かると思います。高さ(堤高)186 m、幅(堤頂長)492 m、総貯水量2億トンといいます。
映画などにもなりましたのでよく知られていますが、1956年(昭和31年)に着工し、171人の尊い命と7年の歳月をかけて、1963年(昭和38年)に完成しました。
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随所にこのような作業トンネルが掘られています。現在は観光客の連絡通路になっており、このようなトンネルを通って、次の駅などへ移動します。
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コンクリートの打設に使った大型のバケットです。25tケーブルクレーンで200mも下の谷底まで吊り下ろしたそうです。コンクリートの敷き均しと締め固めにはバイブレータ付きブルドーザを使い打設したとありますので壮観だったことでしょう。
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アーチ状の堤体上を700mほど歩いて、黒部平方面へ向かう駅のあるトンネル内に進みます。ここからはケーブルカーになります。標高差373m、全長800mのトンネル内を約5分で結びます。
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標高1828mの黒部平に到着です。テラスからはこれからロープウェイで向かう大観峰の白い建物が見えています。天気が良いと綺麗な立山連峰を望むことが出来るのですが、雨がぽつぽつ降りだしてきて早々に駅舎に避難です。
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黒部平からは全長1,710メートル、標高差500メートルのロープウェで大観峰(2316m)へと向かいます。眼下には黒部湖が見えていますし、少し靄がかかっているものの湖越しに北アルプス(後立山連峰)を望むことが出来ます。中央左側の少し尖っている山が赤沢岳(2678m)、その右側の鞍部を経たピークがスバリ岳(2752m)、隣の尖がりが針ノ木岳(2820m)です。山の向こうは長野県、いろいろな乗り物を乗り継いで、あの山を越えてきたことになります。
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このロープウェからみる紅葉は息をのむほどに綺麗でした。あいにくの雨模様でしたが、葉が濡れることによって一層色づきが強調されるような気がします。実際にみますと、スケールの大きさと色づきの見事さに歓声をあげてしまうのですが、写真から少しでもその感動が伝わればと思います。
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大観峰からはさらにトンネル内に潜り込み、トロリーバスでアルペンルートの最高地点の立山室堂(標高2450m)へと向かいます。

(10月3日)

蕎麦の郷、旧北安曇郡美麻村へ

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長野駅東口からアルピコ交通のバスに乗り1時間ほどで、白馬と信濃大町の分岐点にある集落、旧北安曇郡美麻村(現大町市美麻)に到着です。千曲川の支流・犀川を眺めながら山あいの狭い道を辿ってきます。朝に函館を出発したのですが、交通の便が悪くて待ち時間などを要したこともあって、旅館に着いた頃には日は殆ど傾いて薄暗くなっていました。

さすがに信州蕎麦の本場ですね。道路沿いにはお蕎麦屋さんがたくさんあります。泊まった旅館の板長さんも蕎麦打ちの名人らしく、打っているところを見ることが出来ました。そして夕食の〆に出していただいたのがこれです。美味しさの上手い表現が出来ませんが、異次元の美味しさでした。ソバの季節に信州に来られて最高です。
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板長さんが腕をふるって作ってくださった夕食はとても美味しかったですが、朝ご飯も食べきれないほどです。もう最初の朝からカロリーオーバーって感じです。
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朝ご飯を食べてから、腹ごなしに近くにある国の重要文化財に指定されている旧中村家まで散策です。資料によりますと、元禄11年(1698)に近在の大工の手で建築された豪農の民家で、県内では最古と言われています。間口14間、奥行6間で建坪は84坪もあり、江戸時代前期としては規模が大きく、古い様式を残しているようです。
標高665mの凹地にある集落で、「美麻」と言われる村名の通り明治時代より美しい麻の特産地でした。美麻産の麻は「山中麻」の名で知れ渡り、他所に見られない良質の麻が産出されていましたから、旧中村家はとりわけ「麻御殿」といったところなのでしょう。
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(10月2日~3日)

一路、富山県へ

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10月とはいえ半袖でも暑いくらいの函館を飛び立って、富山県へ行ってきました。
少しお休みをいただいて10月2日から6日間ほどのプチ旅行です。
初日は東京まで飛行機で飛んで、北陸新幹線で長野市まで行き、そこからアルピコ交通のバスに乗り換えて大町市までの行程です。
台風18号が接近していましたから天気予報とにらめっこの旅行になりました。
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(10月2日)

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