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近郊の里山などで出会ったスプリングエフェメラル(春の妖精たち)を何度か紹介してきましたが、今回は私のところの裏の林の中で発見したエンレイソウです。
エンレイソウは、春から初夏に低地からやや高い山の、落葉樹林のやや湿った場所に生えます。ユリ科の多年草で葉が3枚、萼が3枚、そして花弁が3枚で見かけるとすぐ分かる植物です。

まずは1枚目のエンレイソウ、内側に紅紫色の花弁(内花被片)と外側に緑色に淡紅紫色を帯びた萼(外花被片)があるのが特徴的です。松前沖にある無人島の松前小島に由来するコジマエンレイソウに類似していますが、私の感じではエンレイソウとシロバナエンレイソウの自然交配種ヒダカエンレイソウかなと思っています。

2枚目は花弁が白く清楚な感じのするシロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)です。雌しべの先や雄しべの側面の色がそれぞれの花弁の色と類似しているのが面白いです。

3枚目は一般的なエンレイソウです。この仲間で唯一、花弁がない種類です。花弁に見える部分は萼で、普通は緑色に淡紅紫色を帯びています。まれに萼が澄んだ緑色のトイシノエンレイソウというのがあるらしいですが、私は見たことがありません。

そんなことで、3種類のエンレイソウが自然交配の可能な数mの範囲内にありましたので、1枚目のエンレイソウはヒダカエンレイソウに違いないと思っていますが、コジマエンレイソウとの鑑別は難しいようです。わがmacotoガーデンにもこんな春の妖精たちが乱舞しているのですから嬉しくなってしまいます。
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