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国際教育音楽祭・PMF(Pan-Pacific Music Festival)は、20世紀を代表する巨匠レナード・バーンスタインの提唱により、音楽教育と人材育成、そしてクラシック音楽の普及と発展を目的として1990(平成2)年に創設されました。そのPMFアカデミーの指導にあたる教授陣のなかでもフィラデルフィア管弦楽団、シカゴ交響楽団、メトロポリタン歌劇場管弦楽団などアメリカのメジャー・オーケストラでコンサートマスターや首席奏者として活躍する錚々たるメンバーによる演奏会がありましたので聴いてきました。オールスター軍団ですから、所属するオーケストラとは違う即席のアンサンブルですが、さすがに超一流プレーヤーばかりですので、卓越した技量は勿論のこと息の合った素晴らしい演奏に酔いしれてしまいました。

演奏曲目は、①オーボエ、ヴァイオリン、ビオラ、チェロによる『モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370』、②ヴァイオリン、ビオラ、チェロによる『レーガー:弦楽三重奏曲イ短調 Op.77b』、③フルート、ホルン、ピアノによる『エワイゼン:バラード、パストラーレとダンス』、④ヴァイオリン、コントラバス、クラリネット、ファゴット、トランペット、トロンボーン、パーカッションという編成による『ストラヴィンスキー:組曲「兵士の物語」』の4曲でした。
最初のモーツァルトを除いていずれも初めて聴く曲ばかりでしたが、現代音楽ならではのちょっと不思議な楽器の組み合わせといい、とても新鮮で刺激的な内容でクラシックの新しい楽しみを知ったような気がしました。演奏会というと弦楽器かピアノが多いのですが、久し振りに透き通るような管楽器の魅力をたっぷりと聴かせていただいたひと時でした。PMFアメリカ、ワンダフルでした。
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