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10月7日(日)。"宮城 加美町sea to summit 2018"は、第2日目のレース本番を迎えました。

朝の5時に目覚め、ホテルの窓から外を眺めましたら、木が風で大きく揺れています。強い台風25号が日本海を北上しており、未明から大荒れの天気になると報道されていましたので覚悟はしていましたが、大会のことが心配になります。大会の開催可否は本部が決めますので、いそいそと身支度をして鳴瀬川のカヌー競技場へと向かいます。
カヌー競技場の上空は青空ですが、テントも設営できないような風ですし、カヤックも風で飛んで行きそうな気配です。湖面も大きな白波が立っているような状態ですので、どんどんテンションが下がるというか気持ちが萎えてきます。湖面を眺めたり、朝食を摂ったりして過ごしていますと、コースの方向を変えて開始されるようなアナウンスが流れました。レンタルのカヤックもバイクも準備が整いましたので、さあ気持ちを立て直して頑張りましょう。

そんなことで、8時頃から順次カードをスリットをしてスタートしていきます。カヤックの距離は当初より短くなっていますが、漕ぎ出した皆さんは相当に苦労しています。前に進めずに迷走して川岸に突き進んだリ、バランスを崩して沈(転覆)する艇など、かなり難しいコンディションであることが見て取れます。
私は幸いなことに遅いスタート順でしたので、レースの様子を眺めつつ、なるべく風の影響を受けないようなコース取りをしようと心の準備をすることが出来ました。湖面に漕ぎ出してからも、予想は的中して比較的スムーズに漕ぐことが出来たように思います。

そして、次のバイクステージです。これも風の影響をもろに受けて大変でした。鳴瀬川のカヌー競技場から「やくらいガーデン前」までの約13kmを走ります。仙台の気象情報では、最高気温が28.9℃、最大瞬間風速が西の風18.4mということで、まともに向かい風ですから、スタートから足取りは重いですし、左右に振られて凄いものがありました。最後の8%程度の上り坂の連続では息が上がり、最後はヘロヘロ状態での第2ステージのゴールになってしまいました。

ここから、薬萊山の頂上(標高553m)へ向け700段の階段を登るハイクステージです。相当にバテていますし、さらに気温が30℃近いとあって、心臓がパンクしそうなくらいバクバクして負荷がかかっていることが分かります。それでも何とか喘ぎながら頂上の最終ゴールへ到達です。今年も達成感抜群の薬萊山の頂上を制覇です。
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頂上から下りてきて、エイドステーションで待っていてくれた加美町のキャラクターの「カミーゴ」とツーショットです。「カミーゴ」も着ぐるみの中は蒸し風呂状態のようですから、大変だったようです。
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エイドステーションで、豚汁や米粉の皮にいろいろな具材が入ったおやき「さんちゃん焼き」などをいただきました。朝早くから地元の婦人部の方々が心を込めて作られたようです。とても美味しくて、何個もいただいてしまいました。
ちなみに選手120人に対して、大会を支えてくださったスタッフ、ボランティアの方々は130人にも達したそうです。このように多くの方々の支えがあってのsea to summitなのですね。本当に有難うございました。心から感謝を申し上げます。
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仙台平野の北西部に位置し、稲作を中心とした豊かな田園地帯に加美町はあります。バイクで走った道路の両側には黄金色に輝く稲穂が重たそうに頭を垂れていました。前方には富士山のような形をした独立峰の薬萊山が聳えています。
音楽の町ですし、時間がゆったりと流れるような感じのする町ですね。そして、皆さん心豊かで優しい方々ばかりでした。来年も皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
ブラボー、加美町。
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