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芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に授与される紫綬褒章を2017年度に受章している小山実稚恵さん。函館市芸術ホール・リサイタルシリーズのピアノ・リサイタルへ行ってきました。小山さんは何度か函館でリサイタルを開いており、私も都度聴いて感動していましたので、今回もとても楽しみにしていました。
今日のリサイタルは前半はモーツァルト「J.P.デュポールのメヌエット主題による変奏曲 ニ長調 K
573」、シューベルト「即興曲 作品142 D935」を、そして後半はショパンのみを連続しての演奏でした。ショパンの「ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2」から始まり「ノックターン第21番 ハ短調(遺作)」、「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22」など6曲でした。
時代を繋ぐように現れた天才作曲家モーツァルト(1756-1791)、シューベルト(1797-1828)、ショパン(1810-1849)。3人の時代を超えても愛される作品を選んだプログラムでした。選曲もよく、また小山さんの卓越したテクニックと音楽性が見事に相乗した演奏で、超素晴らしかったです。
2時間ほどのリサイタルでしたが、会場を埋めた多くの聴衆と感動を共有できたことをとても嬉しく思っています。
近いうちにまたぜひ函館へお越しになって、ベートーヴェンを弾いていただきたいと思っています。
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