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今日はフリーですし、朝から抜けるような天気でしたのでスキーに行きたかったのですが、函館新道側道を散歩する程度で内向きに我慢をしていました。

夕方になって函館市内でクルーズ船乗客を除くと国内2例目になる新型肺炎の死者が出たということを知り、少し動揺しています。より厳重に感染予防をして、なるべく感染しないように、そして感染拡大のきっかけを作らないようにしようと思っています。
マスクは必須ですが、どこのドラッグストアでも売っていませんし、私の職場でもマスク不足がひっ迫しているようです。医療サービスを行っている施設ですのでマスクは必須ですが、こんな大事な所にもマスクが回ってこない現実があります。

そんな事情があって自前にしなくてはと思って戸棚を探したら2009年の新型インフルエンザ・パンデミックが叫ばれていた頃に買ったものが出てきました。2種類あってN99とN95のものが、まったく傷みもなく保存されていました。
一昨日の勤務の際に写真上部のアヒルの口のようなN99を使ってみました。2本のゴム紐は耳ではなくゴーグルのように後頭部を一周するような形で顔に固定します。さすがに密着力は凄いですが、5時間使った感じはやはり少し息苦しいです。私の仕事は殆ど動きのない静かな仕事ですので大丈夫ですが、肉体労働などではちょっときついかなと思います。
でもスキューバダイビングの際に使うレギュレーターから比べたら楽ですし、自然と呼吸機能の訓練にもなるかなと思っています。フルートも結構肺活量を使いますので、これにもいいかも知れません。

N99と言っても0.1μmときわめて小さいコロナウィルスは通すと思いますが、感染源となる飛沫は5μmもありますから、これはシャットアウトできるようです。市販の普通のマスクは40%以上も空気が漏れているようですから、これに比べたらちょっとだけ頼りになるかなとも思えます。かりに自分がすでに感染していても、このマスクのお蔭で少しだけ感染拡大を防げるかなとも考えています。使用後は4日程度の陰干しで30回程度再利用が可能らしいですから、使用後はアルコールを吹きかけて再利用しようと思っています。
普段はこんなマスクをつけて外出をしようなどとは思いませんが、今はなりふりなど構っていられませんもね。
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