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「今頃はここに」シリーズの第3弾をお届けいたします。

バルセロナを昨日午後6時に出航予定のMSCグランディオーサは、何かトラブルがあったのか深夜の0時37分に港を離れています。実に6時間半も遅れていますので、乗船時の新型コロナ検査で何か問題があったのかも知れません。マルセイユには予定よりも3時間の遅れで、さきほど午前9時(日本時間:午後5時)に入港したのを確認しました。

マルセイユは行ったことがありませんが、海からの景色が綺麗なようですね。MSCのパンフレットに街の説明がありましたので、参考までに掲載いたします。

テラスで暖かな陽光に包まれながら、目の前に広がる美しい風景を眺めていると、穏やかな時が過ぎて行きます。 ビューポールで一番眺めのいい場所は、サン・ニコラ要塞を越えた岬の上に建つファロ宮殿です。ラ・ガルドの丘の上に建つマルセイユの第二帝政時代を象徴するノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院からは、さらに遠くまで広がる風景を見渡すことができます。 また、北側には、マルセイユで一番古い街並みが残るル・パニエ地区があります。地中海沿岸の街によく見られる細い路地や急勾配の階段道、そして第二次世界大戦までの各時代に建てられた建物がコートダジュール特有の歴史情緒あふれる街並みを生み出しています。
※写真はいずれもMSCのサイトからお借りしました。
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私たちは世界遺産の残る町、南仏プロヴァンス地方のアルルの観光がツアープランでした。ゴッホが「日本のように美しい」と絶賛した町です。彼が描いた「夜のカフェテラス」のモチーフとなったカフェと、同じく絵画「アルルの病院の中庭」に描かれている旧アルル市立病院も予定に入っていました。
カフェはプラス・デュ・フォルムという広場に面して「カフェ・ファン・ゴッホ」の名で現存しますし、旧アルル市立病院はポール・ゴーギャンとの共同生活の中で精神を病んだゴッホが二度収容されたことでも知られています。
ゴッホが過ごした時代と殆ど町並みが変わっていないようで、こんな美しい町を散策してみたかったです。
Arles
MSCグランディオーサは、本日の午後9時59分にマルセイユを出航し、翌14日の午前6時30分にイタリアのジェノヴァに入港予定になっています。
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