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「今頃はここに」シリーズは第8弾ということで、これでお仕舞といたします。

スケジュールでは昨日の夕方にマルタ島のバレッタ港を出港したMSCグランディオーサは、一路北上しスペインのバルセロナを目指すことになっていました。今日は一日中クルーズ船の中で、地中海に浮かぶ島々を眺めたり、プールなど船内のいろいろなアクティビティを楽しんでいたのかも知れません。シルク・ドゥ・ソレイユのディナーショーもあったのですよ。

そんなことで最後になりましたが、これからクルーズの旅を検討されている方々のために、MSCグランディオーサのことを少し紹介しておきます。シップデータによりますと、この船は昨年10月に就航し、乗船人数:6,334名、総トン数:181,000トン、全長:331m、航海速力:40.37km/hの性能・規模を有しています。
船籍はパナマになっていますが、経営的な本社がスイスのジュネーブにあるMSCクルーズという会社が所有しています。大小のクルーズ船を他に何艘も所有し、世界70カ国の支社も合わせると約23,500人の社員が働いているといいますからマンモス企業ですね。
海のないスイスの企業が海運事業をしているのですから、不思議というか凄い業界なのだと思います。
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Deckという階が19あるのですが、私たちはバルコニー付の「13233」という部屋が割り当てられていました。上の船の写真の赤い矢印のついているあたりの部屋だと思います。私たちは初めてのクルーズでしたので、バルコニーがついた海が眺められる部屋にしましたが、何度もクルーズ船に乗って旅慣れている人は内側の窓のない部屋を選ぶ傾向にあるようなことを旅行会社の方は仰っていました。
船内では主としてレストランやパブリックスペースにいますし、寄港地では朝から夕方まで下船して観光をしていますから、内側の窓のない部屋もいいかなと思っています。ただ、ダイヤモンド・プリンセスのようなことになると、内側の部屋は悲劇的なことになりますね。
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youtubeにMSCグランディオーサのプロモーションビデオがありましたので、参考までにご覧いただければと思います。18万トンという巨大なクルーズ船の中は、テーマパークというかヨーロッパのどこかのリゾート地といった感じですね。