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函館から約80kmほどのところにある福島町へ行ってきました。
その昔、山登りに夢中になっていた頃に毎週のように行ってた大千軒岳の麓の町です。今回は前を通るだけで素通りしていた横綱記念館と青函トンネル記念館へ初めて入ってみました。

まず第41代横綱の千代の山と第58代横綱の千代の富士の偉業を讃えて建てられた横綱記念館です。
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第58代横綱の千代の富士。「ウルフ・小さな横綱」と呼ばれ誰からも愛された昭和最後の優勝力士です。惜しまれつつ平成16年に61歳の若さで亡くなったのは記憶に新しいところです。
妻の元ピアノの先生のご主人が、秋元貢(千代の富士)少年の小学校時代の担任だったということで、子供時代の様子をうかがって何となく親近感を抱いていました。千代の富士のお父さんは漁師だったようですが、貢少年は子供の頃から漁場に出て漁を手伝うほどに身体能力は抜群だったと話していました。千代の富士のようにスカッとする勝ちぶりのお相撲さんはもう出てこないような気がしますね。
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第41代横綱の千代の山は、私が子供の頃はまだ現役の力士でしたから何となく記憶に残っています。
私の父も小学校の教師で、若い頃に福島町にも赴任していたことがあって、当時の小学校で杉村昌治(千代の山)少年を担任したことがあると生前に話していました。詳しいことは忘れてしまいましたが、千代の富士と同様に子供の頃から身体が大きく運動神経も良かったそうです。力士時代は、細身ながら筋骨隆々とした体型で「鉄骨のやぐら」と称されていたようです。
人口4000人ほどの小さな町ですが、名横綱を二人も出すなんて凄いですね。
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そして同じ町内にある青函トンネル記念館です。
工事期間が20年以上、携わった人員が延べ1400万人の一大国家プロジェクトですが、この工事の北海道側基地が福島町でした。日本が世界に誇る世紀の工事の様子が、展示物や映像などで体感できる施設になっています。陳列されている掘削機械は、今では時代遅れになっているのかもしれませんが、気の遠くなるような海底トンネルをよく掘ったものと驚嘆してしまいます。
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