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初台にある新国立劇場オペラパレスで、オペラ「ローエングリン」を観てきました。
数年前に「サロメ」を観て感動し、また観たいと思っていたのですが、なかなかチャンスがありませんでした。たまたま開演日が一致したことで観劇することが出来て、本当にラッキーでした。
上演時間の約5時間があっという間に経ってしまうほどに見入ってしまいました。5時間というと新幹線で北海道を発つ時に幕が開いて、東京へ着く時にはまだ上演しているといった感覚ですから、オペラって凄いと思います。
歌手、オーケストラ、舞台装置、照明、衣装などすべてが超一流で素晴らしい舞台でした。特に4年前のローエングリンで熱狂を博したクラウス・フロリアン・フォークト(テノール)の艶のある歌声は、明瞭で気高く心に残るものでしたし、エルザを演じたマヌエラ・ウール(ソプラノ)の美しい歌声と演技もシュテークマンの演出と相まって素晴らしいものでした。
序奏で飯森泰次郎のタクトが振り下ろされ、東京フィルハーモニー交響楽団が崇高な旋律を響かせ始めた途端、あまりの美しさに感動で鳥肌が立ってしまいました。
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