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昨日は、道路が冠水したり、河川は濁流と化していたりと恐怖を感じるするほどの凄い雨でした。町の広報車が近隣の河川が氾濫警戒水域まで達しているので避難の準備をしてくださいと報じているのが聞こえてきますし、ホテルの裏山も大丈夫なのかなと不安がよぎります。叩きつけるような強い雨音が一晩中聞こえていました。

そして大会当日の朝は4時起床です。恐る恐るカーテンを開けてみますと、なんと雨が上がっています。願いが通じたようです。この感じでは大会は間違いなく開催されるような気がして、一気にテンションが上がります。いそいそと身支度を整えて、スタート地点の忠別湖親水公園へと向かいます。
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5時頃に到着しますと、忠別湖は曇りがちながら波静か、そして雲の間からは目指す旭岳もくっきりと見えています。スタッフの方々はテントを建てたり、用具を揃えたり、誘導したりと忙しそうに動いています。参加者の皆さんもぞくぞくと到着してきます。
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参加者は、それぞれカヤックの調整をしたり、自転車の組み立てをしたり、山のステージに預ける荷物などを準備しています。いよいよ大会が始まるという期待と緊張感が高まってきます。私もお湯を沸かし、インスタント麺で朝の腹ごしらえをしてから、開会を待ちます。

親水公園の湖岸に見えている流木の帯にお気づきになりますでしょうか。ここ数日の豪雨により、河川から流れ込んだものと思います。カヤックが出ていけるのかちょっと不安になります。
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6時半に辰野さんがお見えになって開会の挨拶です。こういうところで見る辰野さんは、とても格好いいです。monbellの会長というよりも、現役のクライマーといった感じがします。私よりも一つ上の団塊世代ですが、この体型を維持していることに感服してしまいます。

ただ、挨拶の最後に皆さんに重要なお知らせがありますと・・・。う~ん、何なのでしょうね。
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引き続いて挨拶をした大会長さんから、思わぬお知らせが・・・。
「いろいろと検討したのですが、残念ながら今大会は中止とさせていただきます」と・・・。ガーン。
東川町内は各所で甚大な被害が出ているようで、今大会にスタッフとしてお手伝いしてくださる予定だった町職員、消防隊員、建設業界などの方々が、そちらに掛かりきりで、現時点では大会を開催できる体制が整わないというのが主な理由のようです。町内の方々が被害にあわれているのに、一年に一度のイベントとはいえ、お遊びというのも不謹慎な気がしますもね。参加者、スタッフとも一様に残念な様子ですが、誰一人文句を言う人もおらず、さすが"SEA TO SUMMIT"の関係者、参加者だと感心した一幕でした。