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カテゴリ:歴史的な建造物探訪

はこだて工芸舎 旧梅津商店

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ひのき屋のライブコンサートの前に、はこだて工芸舎(旧梅津商店)をゆっくり見せていただきました。築78年で電車通りに面していますので、子供の頃から良く知っている建物ですが、中へ入るのは初めてです。食料品、雑貨、酒類の卸で興隆したことは良く知られており、お店内部に足を踏み入れた瞬間に当時の賑やかだった様子が彷彿されてきます。
ちなみに創業者の梅津福次郎(1858~1942)は、23歳の時、青雲の志を抱いて茨城県から函館に渡り、一代で巨万の富をなしましたが、幾多の事業を援助した実業家としても知られています。私の母校の函館市立中学校(現函館市立高校)の開校のために、現在のお金に換算して数億円を寄付したこともその功績のひとつです。その我が母校ですが、農業高校を除いて敷地面積が日本一の高校であると聞いたことがあります。事実かどうか分かりませんが、サッカーグラウンド、野球場、青雲の森などを有しており、その広大な学舎で伸び伸びと青春のひと時を過ごすことができたことを同窓生の一人として誇らしく思っています。
高校の木造校舎の2階に梅津ご夫妻の胸像が置かれていたことを思い出し、感慨深い思いで梅津商店を見ていました。

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広い店内では「渡辺三重のうつわ展」などが開かれていました。『自然界のモチーフを躍動感あふれるタッチで表現し、細やかに描かれた花々や鳥たちが器の上を奏でます』とありました。素敵な器が沢山並んでいて、見ているだけで楽しいです。
承諾を得て写真を撮らせていただきました。

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札幌 清華亭

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北大のクラーク会館を出てすぐのところにある清華亭(北区北7西7)へ寄ってみました。この近くを通る時に横目でちらっと見るのですが、立ち寄るのは初めてです。札幌最初の都市型公園だった偕楽園の中に開拓使が貴賓接待所として1880年(明治13年)に建てたもので、名前は時の開拓使長官だった黒田清隆が「水木清華亭」と名づけたことに由来するそうです。延床面積は37.2坪ほどとそれほど大きな建物ではありませんが、作りが丁寧なせいか保存状態もよく一見の価値があります。
玄関および出窓の破風の合わせ部 (軒板飾りとか懸魚と呼ばれるらしい) に開拓使のシンボル「五稜星」が見られます。

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北海道知事公館

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札幌へ行ってきました。チェックインまでの時間がありましたので、入ったことの無い「北海道知事公館」を訪れてみました。特別な公務が無い限り、無料で見学をすることができます。
1936年に三井別邸新館として建築され、その後米軍の接収や札幌市の所有を経て1953年に道の所有となりました。以後「知事公館」として会議や行事に使われています。
知事公館のある一帯は、もともと広大な桑畑があったことから桑園と呼ばれており、現在も近接する三岸好太郎美術館、道立近代美術館などとともに緑豊かな素敵な憩いの場となっています。

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第108回箱館歴史散歩の会

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風もなく小春日和になった10月最初の日曜日、第108回箱館歴史散歩の会(中尾仁彦さん主宰)へ参加してきました。今回は「西部地区坂巡り」と題し、八幡坂と日和坂を散策する内容でした。日程の都合が付かず久し振りに参加させていただきましたが、西部地区の歴史的建造物や史跡などにまつわる中尾さんの詳細な解説を聞きながら散策を楽しみました。少し早い時間に到着しましたので、会が始まる前にナナカマドの赤い実が鮮やかになっている大三坂を歩いてみました。

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今回の目玉の旧金森洋物店(市立郷土資料館)へ入館しました。お恥ずかしいのですが、いつも前を素通りするばかりで今日初めての入館です。建物本体は明治13年(1880)の建築といいますから100年以上経っていますが、イギリス積煉瓦の漆喰塗壁や煉瓦敷きの瓦葺屋根など函館が誇る見事な建造物のひとつです。

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ホワイトハウス

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函館市杉並町にあるホワイトハウス(旧遺愛女学校宣教師館)の一般公開が行われていますので、行ってきました。1908年(明治41年)に外国人宣教師の住居として本館と共に建てられた建造物で、2001年に国の重要文化財に指定されています。建物自体は勿論のこと内部の家具や什器などもとても保存の状態が良いのですが、宣教師が住んでいた当時のままとのことです。

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ろいず珈琲館「旧小熊邸」

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札幌市電に乗り「ロープウェイ入口」で降りて、5分ほど藻岩山の方へ歩きますと「ろいず珈琲館」があります。この建物は函館のプレーリーハウス(旧佐田邸)を設計した田上義也により昭和2年に建築されたものです。もとは札幌市中央区南1条西20丁目に所在し、北海道帝国大学農学部の小熊捍(1885-1971)博士の邸宅として建てられたものを、1998年に現在の藻岩山の山麓に移築復元しました。

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遺愛幼稚園

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先日の箱館歴史散歩の会で遺愛幼稚園に入れていただき内部を見学することができましたので、その時の様子を紹介します。

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幼稚園の前に説明板があり、建物の変遷について詳しく記載されていましたので、それを引用させていただきます。
明治28年(1895)遺愛女学校併置の遺愛幼稚園として創立されたが,明治40年(1907)8月の大火で遺愛女学校ともども類焼。現幼稚園園舎は米国篤志家の寄付により大正2年(1913)に建造された。米国人宣教師 M.C.ハリスは米国メソジスト監督教会より派遣され明治7年(1874)1月26日函館に到着後,付近の子女を集め直ちに日日学校(Day School)を開いた。ハリスは当時の札幌農学校で,クラーク博士の依頼を受け,佐藤昌介・新渡戸稲造・内村鑑三らに洗礼を授けている。幾何学的なブラケットを付加し,櫛形ペディメントを見せるポーチ部は,正面をガラス張りとし,両側ニ方を吹き放している。外壁をピンク色,隅柱・開口部などを白色に仕上げた控えめなスティックスタイルの建物である。

中尾さんのお話では、遺愛学院本館と同じアメリカ人建築家ジェームス・マクドナルド・ガーディナー(James McDonald Gardiner 1857~1915)の設計によるものの可能性が高いとのことでした。

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第91回箱館歴史散歩の会

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中尾仁彦さんが主宰する第91回「箱館歴史散歩の会」へ参加してきました。今回は「異国情緒溢れる元町界隈巡り」と題し、今年の外歩きの最終として寺院、教会など函館の平和的な景色をゆったりと見学しながら散歩するという企画でした。

まず大三坂の途中にある薄いピンク色のモダンな建物を訪問です。この建物は函館の実業家であった亀井喜一郎(文芸評論家・亀井勝一郎の父)の住宅として、関根要太郎(1889~1959)の設計によって大正10年に建てられたそうです。流れる様な波型の破風と縦長の窓がお洒落です。

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少し上るとカトリック元町教会です。観光の方はあまり行かれないようですが、この教会の裏へまわりますと、ルルドがありマリア様が迎えてくれます。

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この教会の隣にロシア正教会系の函館ハリストス正教会復活聖堂があります。今回は司祭のニコライ神父さんから聖堂に関するお話とりわけ正面に配置されている聖障(イコノスターシス)の説明がありました。個人的にこの教会に数点配置されている山下リンの絵画が好きで、久し振りに再会できて嬉しかったです。

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函館 プレーリーハウス(旧佐田邸)

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昨日の箱館歴史散歩の会の続きですが、昭和3年に建築されたプレーリーハウス(旧佐田邸)を紹介します。15年ほど前に北海道大学工学部の角幸博教授から「地域資産としての歴史的建物 (田上義也、マックス・ヒンデル、上遠野徹)」という講義を受けたことがあり、今回は特別に内部が見学できるということでプレーリーハウス訪問をとても楽しみにしていました。
函館元町の住宅街の奥まった所に在り、建築家F.L.ライトの弟子で大正から昭和にかけて北海道を拠点に活躍した田上義也(1899~1991)の設計によるものです。水平と垂直線を強調した外観で、幾何学的モチーフの門扉や純白の外壁に独特の形状の窓を配置したライト式の特徴の良く出た住宅です。とても上品で魅力的な田上の代表的作品で、海産商だった佐田家として建てられ、すぐに小熊家の住宅として長く使われました。プレーリーハウスという名はライトが実践した「草原住宅」に因んでいるそうです。

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第89回箱館歴史散歩の会

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中尾仁彦さんが主宰している箱館歴史散歩の会へ参加さていただきました。第89回となる今回は「西部地区の国指定重要・登録文化財巡り」と題して5カ所の重文と3カ所の登録文化財を訪ねてきました。古来の和風の文化と中国や欧米の文化を積極的に取り入れて独特の風景を醸成させた函館西部地区に点在する文化財を中尾さんの詳しい解説のもとに堪能することが出来ました。
下の写真は、太刀川家住宅店舗(国指定重要文化財)です。明治34年。米穀店であった店舗は現在はお洒落な喫茶店になっています。

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続いて旧北海道庁函館支庁庁舎(北海道有形文化財)。明治42年竣工で、現在は函館市写真歴史館となっています。2Fの展示室ではペリー艦隊付きの報道写真家ブラウンが1854年4月に撮影した日本最古の銀板写真(ペリーを応接した3人の松前藩士)《複製展示》を見ることが出来ます。(国指定重要文化財)

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