カテゴリ

カテゴリ:トレッキング & 山散歩

毛無山登山道の刈払い登山

カテゴリ:
隣の北斗市にある毛無山(標高750m)の登山道刈払い作業にボランティアとして飛び入りで参加してきました。
函館山楽クラブが渡渉橋の補修や刈払いなどを定期的に行っており、登山道はきれいに整備されています。きれいな登山道に頭が下がる思いで登っていましたが、恥ずかしながら一度も登山道の整備に加わったことはありませんでした。そんなことで初めて飛び入りで参加させていただきました。
今回は15名の参加で、刈払機操作者は5名ということで、5つのグループに分けて作業をしました。
日差しはあまり感じられなかったものの湿度が高くて、蒸し風呂のなかで作業をするような感じでした。随時の休憩を挟んで、朝8時半から下山時の4時まで会員の皆さんと一生懸命作業してきました。努力の甲斐があって、頂上まできれいな登山道で繋がった時は感激でした。
毛無山というと熊とマダニという印象がありますが、登山道に熊の糞が沢山あって熊の密度の高い山であることを実感させられました。魅力的な山ですが、登山をされる際は細心の注意をされて登られることをおすすめします。
この度の飛び入り参加をお許しくださった「函館山楽クラブ」会長のkamadaさん、登山会の紹介をしてくださった「はこだて自然倶楽部」代表のkamakaさん、そしてご一緒くださった会員の皆様へ感謝を申し上げます。
P6250005
P6250009
P6250017

初秋の函館山へ

カテゴリ:
今日の函館は最高気温が23℃と昨日までの蒸し暑さが嘘のように爽やかな一日でした。
そんな日和に誘われて妻と一緒に函館山へ登ってきました。
9月の中旬とはいえ夏の延長のような日々が続いていますが、山は少しずつ秋の気配を感じさせるようになってきました。
P9140031
P9140021
P9140006

里山散歩で出会った花々 ②

カテゴリ:
里山散歩で出会った花々の続きです。
山野草を求めて散歩される方には見慣れた花々ばかりですが、私のように山野草の見分けの覚束ない人もおられると思いますので、一応名前も付しておきます。間違っていましたら、鑑別点などを含めてご教示くだされば嬉しいです。

フイリミヤマスミレはたくさんあったのですが、遅かったのか咲いているのが2株ほどしかありませんでした。ツボスミレは小さくて見逃しやすいですが、少し湿りがちの木立の下などを探すとたくさんありますよ。

【アオキ】 雌雄異株の雄花 
アオキ-オバナ

【イチヨウラン】
イチヨウラン

【オドリコソウ】
オドリコソウ

【コアツモリソウ】
コアツモリソウ

【シロバナニシキゴロモ】
シロバナニシキゴロモ

【ツクバネソウ】
ツクバネソウ

【ツルシキミ】 雌雄異株の雄花
ツルシキミ-オバナ

【ナガハシスミレ】
ナガハシスミレ

【ツボスミレ(ニョイスミレ)】
ツボスミレ(ニョイスミレ)

【フイリミヤマスミレ】
フイリミヤマスミレ

里山散歩で出会った花々 ①

カテゴリ:
先日、近くの里山を散歩してきたときに出会った花々です。
ツバメオモトがちょうど見頃を迎えて、散歩道の両側に沢山咲いていました。白い花が主体ですが、他の花とあわせて紹介します。

【ツバメオモト】
ツバメオモト-2

【コンロンソウ】
コンロンソウ

【ユキザサ】
ユキザサ

【チゴユリ】 
チゴユリ

【キバナイカリソウ】
キバナイカリソウ

【オオカメノキ】
オオカメノキ

厚沢部町レクの森

カテゴリ:
風が強いものの良い天気ですので、厚沢部町のレクの森(土橋自然観察教育林)へ行ってきました。ここは、厚沢部町の南西部に位置する面積約90ヘクタールの町有林で、自生北限となるヒノキアスナロ(ヒバ)や、自生南限となるトドマツなど約560種もの植物を見ることができます。

資料によりますと、歴史的には1678年(延宝6年)に松前藩直轄のヒバ山である「御山七山(おやまななさん)」の一つ「羽板内(畑内)山」として開発が始まったそうです。その後、過剰な伐採や山火事などに見舞われたようですが、1770年(明和7年)には疲弊した林を回復させるために「留山」という制が出され、ヒバなどの伐採は制限されました。さらに、時代は下って1957年(昭和32年)に諸種の試験を目的として、被害木や枯損木除去以外の伐採を禁止する「試験地」に指定され、手厚い自然保護管理のもと現在にいたっているようです。同年、ヒノキアスナロ・トドマツ母樹林にも指定されています。

手入れの行き届いた自然観察林で、木道や木橋、案内板などもよく整備されています。熊の生息密度の高い地区に含まれ、昨年は殆どのコースが閉鎖されていましたが、今年はまだ掘り返しなどの熊の情報はないようです。ただ、怖いですので、熊除け鈴、撃退スプレーなどは携帯するようにしていました。樹齢数百年を経過していると思われるヒバ(ヒバ爺)やブナ(ブナ婆)などの巨木は必見です。
P5160244-3
P5160225-3
P5160133-4
P5160132-2
P51600771-3-2

春の函館山へ

カテゴリ:
今日の函館の最高気温は18.9℃。風もなく絶好のハイキング日和でしたので、函館山へ登ってきました。日曜日で混雑することが予想されましたので、少し早めに出て正解でした。登山口の駐車場に車を停められましたし、山道もそれほど多くの人に出会うことなく下山することが出来ました。
P4240049
P4240048
P4240052-2
P4240009-2
P4240022-2
P4240060-2
P4240027-2
P4240030-2
P4240040-2
P4240071-2
P4240057

近くの里山へ

カテゴリ:
昨日の日曜日、近くの里山へ足慣らしに行ってきました。
今年は今のところ例年にないほどに暖かい春ですので、春の花々も早いかなと思って出かけたのですが、まだ相当に雪が残っていて、見頃には早かったです。
それでも日当たりの良いところでは、カタクリなどが咲き出していましたし、水辺では僅かですが、エゾノリュウキンカも咲いていました。
IMG_4730
IMG_4717
IMG_4727
IMG_4712

小春日和に誘われて汐首山へ

カテゴリ:
今日の函館の最高気温は20.3℃。風もなく絶好のハイキング日和です。
妻を誘って渡島半島の南東部にある汐首山へ行ってきました。遠望できる山々の紅葉を期待していたのですが、薄っすらと色づいているだけで、まだ早かったです。
津軽海峡を挟んだ青森県の下北半島が本当に近くに見えて、泳いで行けそうな気さえします。
PA080022
PA080004
PA080006
PA080013
PA080018
PA080032
PA080099
PA080036
PA080041
PA080057
PA080052
PA080091

初秋のスキー場へ

カテゴリ:
スキーの早割シーズン券の購入締め切りが今月末に迫っていますので、妻とスキー場へ行ってきました。
ついでにグリーンシーズンで動いているゴンドラに乗って頂上へ行き、帰りは歩いて下まで降りてみました。頂上の標高は1,000mほどですが、紅葉にはまだ早かったです。もう2週間もすると見頃を迎えるものと思います。景色を眺めながら3kmのロングコースをゆっくりと降りてきましたが、風もなく気持ちのいいひと時でした。
あと2ヶ月半ほどでスキー場がオープンする予定です。今シーズンも楽しく滑りたいと思っています。
P9260007
P9260008
P9260023
P9260036
P9260031
P9260049
P9260035
P9260038
P9260039
P9260066

初秋の函館山へ

カテゴリ:
小春日和の昨日、函館山へ散策に行ってきた。連休そして絶好のハイキング日和ということで、朝早くから駐車場がびっしりになるくらい大勢のハイカーが来ていた。

夏頃に函館山に鹿が出没したとの報道があったが、その後はいなくなったようだ。海岸か川伝いにやって来たのだろうとのことだったが、鹿が増えているだけにこれからも同様の事例が発生するかもしれない。
若い頃に朝野球の試合や練習で来ていた函館山の麓のグラウンドで、よくキタキツネを見かけた。もともと棲んでいた系統の個体と思うが、近頃は見かけることないし聞いたこともない。絶滅したのかも知れない。
また、昨日の碧血碑に絡んだ観光客のブログに「碧血碑の近くに熊注意の看板が建っていた」との記事を見かけたが、少なくとも箱館に人が住むようになってからは熊が生息したという事実はないものと思う。当然のことながら函館山のハイキングに熊除け鈴はいらない。
P9200033
P9200022
P9200029
P9200036
P9200038
P9200042
P9200045
P9200046
P9200050
P9200051

シラネアオイを求めて函館山へ②

カテゴリ:
昨日の函館山散策の続きです。
シラネアオイを見たくて出かけましたので、ベストタイミングで出会えて最高でした。
 「山野草の女王」と呼ばれるだけあって、山登りの際などに登山道の脇にシラネアオイを発見すると誰しも歓声をあげますね。日光白根山に多く、花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)と名づけられたそうです。
淡い青紫色の花ですが、濃淡の個体差があります。白い花もあるようですが、函館山では見つけることが出来ませんでした。そうそう、4枚の花弁のようにみえるものは、花弁ではなくて萼片なのだそうです。
P5070016
P5070055
P5070058
P5070084
P5070106
そして、こちらは私のところで栽培しているシラネアオイの赤ちゃんです。
昨年の秋に函館市内の山野草愛好家の方から種子を譲っていただき植えたものです。冬期間は外に出しておき、春先から温室で育てています。一般的な青紫色と、希少種の白色があります。
今年一年くらいはポットで育て、来年にでも地植えしようと思っています。5年ほどで花が咲くと言いますので、とても楽しみです。
P5070120
P5070122

シラネアオイを求めて函館山へ①

カテゴリ:
今日の北海道はオホーツク海沿いの遠軽町で28.6℃ととんでもないような高温になり、道南の我が町でも23℃前後と暑いくらいの気温になりました。
そんな陽気に誘われて妻と函館山へ行ってきました。目的は、シラネアオイが見頃を迎えているのではという期待があったからです。期待した通りグッドタイミングでした。
まずは函館山からの眺望とシラネアオイ以外の花々からご覧いただきたいと思います。シラネアオイは明日纏めて掲載したいと思います。
P5070018
P5070020
P5070023
P5070031
P5070062
P5070081
P5070090
P5070103
P5070111
P5070114
P5070117
P5070097
P5070095

厚沢部町 太鼓山へ

カテゴリ:
晴天の気持ちの良い天気でしたので、妻を誘って厚沢部町の太鼓山へ登ってきました。登り口の太鼓山スキー場からは雪を頂いた乙部岳を望むことが出来ました。
山頂への散策路やその縁には足の置き場がないほどに多数のカタクリが群生しているところもあり、今を盛りにきれいに咲いていました。少しずつスミレやエンレイソウも咲き出してきて、これから見頃を迎えようとしています。
P4120002
P4120008
P4120005
P4120025
P4120028
P4120032
P4120033

お手軽ハイキング 仁山

カテゴリ:
週2回のスイミングの際に通る国道5号から真正面に見える仁山高原の紅葉が綺麗と思っていましたので、妻と一緒に散策してきました。家からは20分程度と庭のようなところです。
道南地区では元祖のようなスキー場のあるところで、私も小学生のころから市電、汽車を乗り継いで訪れ、朝から夕方までよく滑ったスキー場です。スキー人口の減少とともに衰退して、今では第一リフトだけが動いているような感じになっています。
第二リフトと第三リフトのあったゲレンデは笹とススキが生い茂って歩けるような状態ではありませんでしたので、作業道を歩いてパノラマ展望台まで登ってきました。風はなく、天気もピカピカで、最高のハイキング日和でした。
PA280066
PA280014
PA280017
PA280009
PA280022
PA280043
PA280051
PA280062
PA280064
PA280027
PA280082

お手軽ハイキング

カテゴリ:
仕事がフリーですし、前日からの天気予報では絶好のハイキング日和ということで、妻と一緒に函館山へ登ってきました。幼稚園の園児や小学校の低学年と思われる子供たちも遠足で登っており、とても楽しそうで賑やかな山道になっていました。ちょっぴり色づいた木々を眺めながら、気持ちのいいひとときを過ごしてきました。
PA090003
PA090016
PA090019
PA090022
PA090025
PA090031
PA090033

夏山シーズンを迎えた北海道駒ケ岳 with Drawn (動画)

カテゴリ:
昨日登った北海道駒ケ岳は活発な火山活動を繰り返しており、現在は頂上から200mほど下った「馬の背」と呼ばれる地点まで入山できることになっています。険しい溶岩塊の剣ヶ峰と呼ばれる頂上や巨大な火口原などを含めて立ち入ることは出来ません。
DJI_0093_Moment
ドローン(Mavic Mini)を担いで行きましたので、立ち入り禁止付近の様子を主体に上空から撮影してみました。山麓は殆ど風がありませんでしたが、標高900mほどのところですので、それなりに風があってあまり高く上げることは出来ませんでした。また、機体が見えなくなるほど遠くまで飛ばす人もいるようですが、初心者ですし怖くて水平距離も100mほどしか飛ばすことが出来ませんでした。
夏山シーズンを迎えた北海道駒ケ岳の頂上部の雄大な景色をお楽しみいただければ嬉しいです。動画は2分40秒ほどです。

好天に誘われて北海道駒ケ岳へ

カテゴリ:
仕事はフリーですし、朝起きたらピカピカの天気でしたので、妻を誘って近くの北海道駒ケ岳へ登ってきました。6合目の駐車場から一時間程度で登れる比較的お手軽な山ですので、月曜日にもかかわらず結構な登山者と行き交いました。あまり風が無くて、半袖でも暑くてフウフウいいながらのハイキングでした。頂上部ではベニバナイチヤクソウがちょうど満開を迎えていてピンクの可愛い花が疲れを癒してくれます。
P70600011
P7060003
P7060016
P7060017
P7060024
P7060027
P7060029
P7060033
P7060035

汐首高原ハイキング

カテゴリ:
昨日、庭仕事がひと段落しましたので、妻を誘って汐首岬の高原を散策してきました。
一番高いところで標高が290mほどですし、麓の駐車場から殆どが舗装道路ですから、スニーカーを履いての散歩です。ドローンを持って行ったのですが、海に白波が立つほどの強風で、まったくお呼びではありませんでした。
平成21年11月から平成23年12月まで足掛け3年に渡ってNHKで放送された「坂の上の雲」というドラマで、日露戦争の旅順攻防戦の激戦地「二〇三高地」の場面のロケ地となった場所です。広大な丘陵地のなかに小型の野生馬(ドサンコ)がのどかに草を食んでいる景観が印象的なところです。
花の季節にはいろいろな花々を目にすることが出来ますが、今はキジムシロとタチツボスミレくらいしか目にすることが出来ませんでした。
P5080001
P5080016
P5080033
P5080037
P5080038
P5080045
P50800041
P5080046

キジムシロ
タチツボスミレ

妖精を探しに

カテゴリ:
今日の函館はやや風が強かったのですが、ピカピカの天気で最高気温が14℃と一段と春らしくなりました。
この天気に誘われて、厚沢部町の太鼓山へ春の妖精(スプリング・エフェメラル)を探しに妻を伴って行ってきました。全国的に外出自粛が求められていますが、グループで行動を共にするわけではありませんし、場所的に感染リスクは限りなくゼロに近いですから大丈夫と思っています。
実際に山では誰とも会いませんでしたし、溜池のある水辺の離れたところで数人の人を見かけただけでした。

麓の畑では土起こしが始まり、真っ白だった乙部岳も山頂部に雪を残すだけになりました。
IMG_1685
IMG_1681
カタクリは今が見頃といった感じでした。枝分かれした登山道(作業道)の一部では、生育範囲を広げたカタクリで足の踏み場もないような状態にまでなっており、ここのカタクリは本当に見応えがあります。登山道の縁は、イチゲやエンゴサクも混じって賑やかになってきました。
IMG_1601
IMG_1620
IMG_1671
IMG_1624
IMG_1635
IMG_1672IMG_1599

春の日和に誘われて城岱高原へ

カテゴリ:
朝からとても天気が良く、そんな春の日和に誘われて妻と一緒に城岱高原へハイキングに行ってきました。まだ城岱スカイラインは開通していませんが、道路は僅かに雪が残る程度で、長靴でもスノトレでも大丈夫でした。春の訪れを感じさせる小鳥のさえずりやV字隊列のオオハクチョウの飛行を眺めたりして、のんびりとハイキングを楽しんできました。

世はまさに自粛ムード一色ですが、家に閉じこもるばかりではなく、公園や閑散としているベイエリアなど感染リスクの低いところへの散策はおすすめかなと思っています。また、無駄遣いはどうかと思いますが、なるべくお金も動かさないといけないかなとも思っています。
P3150016
P3150013
P3150017

サラサドウダンの紅葉を求めて

カテゴリ:
一昨日のことです。朝からピカピカの晴天でしたので、妻を誘ってサラサドウダンの紅葉が綺麗な恵山へ行ってきました。いつものようにホテル恵風のところから十三曲がりコースを登っていきます。このコースの北東尾根の紅葉は見事で、いつも歓声をあげてしまいます。海と空とのコントラストが素晴らしく見応えがあります。
PA280009
PA280018
PA280074
お目当てのサラサドウダンの紅葉です。海向山や456峰などの外輪山の山裾に群落をなして生育しています。今年は少し色づきが芳しくないような気がしますが、それでもこの景観は一見の価値があります。
PA280024
PA280035
PA280039
PA280045
PA280061

オータムシーズンの七飯スノーパークへ

カテゴリ:
オータムシーズンを迎えている七飯スノーパークへ行ってきました。
ここを訪れる殆どの方々は往復ゴンドラを使いますが、私たちは往きだけゴンドラを使って、帰りは自分の足で下りることにしました。グリーンシーズンにワンコを連れて何度か行ってますが、いずれも往復ゴンドラでしたので、自分の足で下りるのは初めてです。
標高差約700m、距離約5kmをのんびり歩いてきましたが、風は殆どなく天気も良くて最高でした。
スキー場のゲレンデですから危ないところはあまりありませんが、滑って足場の悪いところもありますから、下りられる際には出来れば底のしっかりしたトレッキングシューズなどを用意した方が良いと思います。
PA230015
PA230018
PA230022
PA230023
PA230025
PA230045
PA230107
PA230062
PA230071
PA230075
PA230083PA230097
PA230113
PA230103
PA230115
PA230117

初秋の函館山へ

カテゴリ:
今日のサンデーハイキングは妻を誘って初秋の函館山へ行ってきました。
最高気温は24℃ほどでしたが、風がなくムシムシして、上へ着いたら汗びっしょりでした。
数日前までどんよりと雲のかかっていた函館山でしたが、雨上がりのせいか遠く下北や津軽半島までくっきりと見えて、とても気持ちの良いハイキングになりました。

そうそう、山の植物に詳しい方はお分かりでしょうが、3枚目の写真の真っ赤で毒々しいものはヤマシャクヤクの果実です。この写真のものは4つの果実を有していますが、果実の数はバリエーションがあります。赤いところは鳥が好みそうな果肉に見えますが、これは結実しなかったもので、黒く丸いのが種子です。あの美しいヤマシャクヤクの花から連想できない果実ですね。
1
2
3
4
5
6
8
7
9
10
11
12
14
13
16
17
18
20
21
22

夏休みの〆は恵山へ

カテゴリ:
早いものでお盆は終わってしまいましたし、北海道では夏休みも今日でおしまいで、明日が始業式のところが多いようです。気分的に何となく夏が終わった感じがしますね。
その〆ではないのですが恵山へ行ってきました。

夏の終わりといっても、朝から殆ど風がなく隣の函館市や北斗市では30℃を超えたようです。登山口のある函館市恵山岬町の気温はそれよりも少し低いものの、結構湿度が高く蒸し暑かったです。
いつものようにホテル恵風の駐車場に車を置かせていただいて、「十三曲がりコース」「権現堂コース」を通って恵山山頂まで往復してきました。暑いので「海向山コース」はパスです。
夏休み最後の日曜日ですし、お盆からの休暇も今日までですから、沢山の人で賑わっていると思ったら、「権現堂コース」は数人のみ、「十三曲がりコース」では誰とも会いませんでした。
やはり暑さのせいでしょうね。
P8180111
P8180114
P8180115
P8180118
P8180121
P8180128
P8180132
P8180125
P8180126
P8180138
P8180135
P8180142
下山してホテル駐車場へ着いたのが、ちょうどお昼でした。登山前にトイレをお借りし、車を置かせていただいたこともありますので、温泉へ入ってお腹を満たして帰ることにしました。
このホテル恵風の温泉は、”炭酸水素塩泉”と”ナトリウム塩化物泉”という2種類のお湯を楽しむことが出来るということで知られています。しかも露天風呂2つを含めて7つもの浴槽があるという評判の温泉です。そして、温泉とランチの両方を楽しめるという「ランチ入浴パック」なるものも用意されています。
私が食べたお弁当ですと1100円という驚きの価格で両方を楽しむことが出来ます。温泉にゆったりと浸かって、そして美味しいものを食べて、楽しいホリデーになりました。(^^♪
P8180158

八甲田縦走で出会った花々

カテゴリ:
今回の八甲田山系縦走で出会った花々です。高山植物に詳しい方ですともっと沢山見つけるのでしょうが、私はこの程度がいいところです。

上から順に、ミヤマアキノキリンソウ、チングルマの綿毛、ホソバノキソチドリ、ミヤマリンドウ、ミヤマキンポウゲ、ヨツバシオガマ、ワタスゲ、キンコウカ、ゴゼンタチバナ、イワオトギリです。
ミヤマアキノキリンソウ

チングルマ
ホソバノキソチドリ
ミヤマリンドウ
ミヤマキンポウゲ
ヨツバシオガマ
ワタスゲ
キンコウカ
ゴゼンタチバナ
イワオトギリ
下の写真の花は、箒場岱湿原に咲いていたものです。花と思うのですが、子房の中の種子が飛び出した後の名残りと黄色いがく片なのかも知れません。いずれにしましても名前がよく分かりません。お分かりの方がおられましたら教えていただければ嬉しいです。(^^♪
P7280051
(2019.07.30 追記)
上の写真の植物の正体が分かりました。ショウジョウバカマの種子を飛ばした後の姿です。下の写真は先日登った大雪山系・裾合平で撮影したショウジョウバカマの紫色の花です。初夏になると花茎を伸ばして種子を飛ばすようです。色も姿も違いますので、とても同じ花とは思えませんね。
ショウジョウバカマは種子以外にも古い葉の先から「不定芽」という根や芽を出して繁殖するようです。落花生のような感じですね。
ショウジョウバカマ

酸ヶ湯から谷地温泉へ縦走登山

カテゴリ:
昨日のサンデー登山は、八甲田山系の酸ヶ湯から谷地温泉までを縦走してきました。
酸ヶ湯温泉から入山し、仙人岱から小岳、箒場岱分岐、高田大岳を経て谷地温泉へ下るというルートです。
期間限定で20日前までに購入すると50%割引になるという「トク50」で新幹線の切符をキープし、青森からは接続のJRバスで現地まで行くという想定です。「トク50」は変更不可ですし個人的な日程の都合もありますので、絶対に行くかキャンセル料を払って諦めるかの二つの選択しかありません。祈るような気持で週間天気予報を見ていたのですが、何とか天気が持ちそうなので出発しました。
朝、6:39に新函館北斗を発つ新幹線に乗ると、酸ヶ湯には9:20に着くことになっています。夏休みの日曜日というのに新幹線はガラガラで、なんとも勿体ない気持ちになります。もう少し安い料金設定にして、乗りやすくすると、青森と函館の間の利用者が増えるのではと思っています。一人当たりの単価収入は減るかもしれませんが、大量の「空気」を運ぶよりはいいと思います。

そんなことを思いながら、酸ヶ湯温泉に到着です。気温は青森で33℃、酸ヶ湯は少し涼しいものの、それでも蒸し風呂に入っているような感じです。気を取り直して、登山靴に履き替え、9:30登山開始です。

1時間ほど樹林帯を登ると硫黄臭のするガレ場、地獄湯ノ沢に到着します。ここを登りきると仙人岱湿原です。
P7280006
案の定、湿原はご覧のようなガスの中で周辺の視界はまったくききません。木道脇に八甲田清水が湧き出しているのですが、やや涸れかかっているのと、水は1500ml背負っていますので、使いませんでした。分岐を直進すると仙人岱避難小屋もあるのですが、これもパスです。

P7280019
小岳分岐を右に折れ、30分ほど登ると標高1478mの小岳に到着します。
天気の良い日には八甲田大岳や井戸岳、これから登る高田大岳などの眺望が得られるのでしょうが、依然としてガスで視界はききません。
P7280027

小岳から少し進んだところからコル(鞍部)になっている箒場岱分岐、そして高田大岳を望んだところです。
お昼近くになって、頂上部分を除いた高田大岳の山容が姿を現してきました。箒場岱分岐地帯は高層湿原になっていることがお分かりいただけると思います。
P7280035
丁度お昼の時間になりました。酸ヶ湯温泉で購入したおにぎり2個を頬張ります。
台風崩れの熱帯低気圧のせいなのかも知れませんが、風が強いものの温度はあまり下がらず、蒸し風呂状態です。水は30分毎に補給するようにしていましたが、1500mlはみるみる減っていきます。30分ほど休憩して出発です。
P7280042
P7280054
高田大岳にとりついて暫くしますと雲間から小岳、八甲田山大岳、赤倉岳方面が少し見えてきました。しかし一瞬で、ちょっと楽しませてくれた程度でした。天気のいい日はきれいでしょうね。
P7280057
急な登りを1時間ほど続けますと、高田大岳の頂上が見えてきました。数人の先着者がいるようです。下から見るともう少し頂上部は狭いのかなと思っていましたが、山の形からは想像できないくらいなだらかなところでした。
P7280058
蒸し風呂状態の中を喘ぎながらやっと頂上(1552m)まで来ました。風は強いものの、Tシャツ1枚でもまったく体温が低下することがありません。依然として展望はききませんが、写真を撮っていただいたり、山の話をしたりと30分ほど滞在して下山です。
谷地温泉までは3.2kmとあります。特に標高1000mほどのところまでの高低差500mは真っ直ぐの急斜面ですから、登るのも下るのも結構大変そうです。
P7280063
P7280065
急斜面を下山途中の谷地温泉方面です。お昼過ぎから天気が少し回復するような予報でしたが、ちょっと明るくなってきたかなという感じです。雨が降ったら滑ってとんでもないような急斜面ですから、雨が降らないだけでもラッキーです。
このルートは笹に覆われ、泥んこ道で殆ど廃道状態でしたが、3年前の2016年に県やボランティアの方々の努力によって整備されたようです。現在はとても歩きやすい登山道になっています。もちろん乾いている時ですが。
P7280075
総距離8.7kmを歩いて14:20に谷地温泉に到着しました。休憩などを含めて4時間47分の行程でした。
水は到着時には殆どカラの状態でした。テルモスに氷をびっしりと詰めて、ペットボトルの水をテルモスに足しながら飲んでいましたが、最後まで冷たい水を飲めますので、この方法はよいと思っています。ペットボトルを凍らすとか、夏場は皆さんいろいろと工夫していますよね。

バスは16:10に谷地温泉を出発ですから、ゆっくりと温泉に浸ったり、まったりとした時間を過ごします。日本三大秘湯というだけあって、趣のあるいい温泉です。旅館部もありますので、いつか泊まってみたいと思っています。
温泉は白濁した硫黄泉で、38℃と42℃の浴槽が二つあります。浴槽はもちろんのこと床までヒノキで、山奥の湯治場へ来たという感じがします。
P7280080
歩いて10分くらいの国道沿いにバス停があります。
皮肉なことに温泉を出て歩いていると日が差してきました。もう少し早く日が差してくれると良かったのにと思うのですが、登山道でこれ以上暑くなるのも勘弁してほしいですよね。
P7280084
帰りのバスの中から高田大岳の山容が見えていました。
山頂左が箒場岱分岐のコル、正面のやや右寄り山麓が谷地温泉です。富士山に似た綺麗な姿の山ですね。
P7280085
バスは酸ヶ湯を経由して新青森駅まで行きます。
途中の酸ヶ湯で10分ほどの休憩がありますので、ソフトクリームなどをゲットして栄養補給です。
P7280090
萱野高原付近を通過中のバスの中から見た八甲田山系です。
依然として八甲田大岳を含めた頂上部は雲の中です。当分はこんな天気が続くのかも知れません。この次は、秋の紅葉狙いかなと思っています。
P7280091
今回の縦走のトラックデータをgoogle earthに落とし込んで遊んでみました。
左端が入山した酸ヶ湯温泉、右端が谷地温泉です。真ん中のピークが小岳、その右のピークが高田大岳です。
hakkoda
hakkoda01

視界不良の函館山へ

カテゴリ:
登山口の駐車場から小雨模様でしたが、合羽をがっちり着て函館山をぐるっと一周してきました。
下界からは函館マラソンの応援と思われる太鼓の音が聴こえてきますが、眺望はゼロで様子は分かりませんでした。
花々はしっとりと雨に濡れて、こんな日の花もきれいと思って眺めていました。
P7070101
P7070009
P7070013
P7070075
P7070090
P7070041
P7070051
P7070087
P7070097
P7070103
P7070026

裾合平の花々

カテゴリ:
裾合平への往復の間に登山道の脇に咲いていた花々です。
あまり花に詳しくありませんので、間違っていたらゴメンナサイです。(^^♪

まず一番目についたのが、ピンクのスズランのような「エゾノツガザクラ」です。直径1cmにも満たない小さな花で、とても可愛いです。
エゾノツガザクラ (4)
二番手に多かったのが、「キバナシャクナゲ」です。
厳しい山の中にありますので一般的なシャクナゲに比べて背丈が極端に低く、今の時期は白い花をたくさんつけてとても綺麗です。
花の色が黄色ではないのに「キバナ」とはおかしいと思いますが、蕾や幼花のときは少し黄色っぽいので命名されたのでしょうね。何枚目かに蕾の写真がありますのでご覧いただければと思います。
P6250352
エゾノツガザクラ (3)
黄色い花は「メアカンキンバイ」です。
もう少しすると、同じ黄色い花の「ミヤマキンバイ」も咲いてくるでしょう。
メアカンキンバイ (2)
これは「ショウジョウバカマ」です。
不思議な名前ですが、紫の花が能に出てくる架空の生き物「猩々」の頭の毛に似ていることに由来し、花の下の葉を袴に見立てたものと言われています。
ショウジョウバカマ
地味な花ですが、秋になるとフワフワと綺麗な綿帽子の「ワタスゲ」の花です。
今まさに咲き出したところなのでしょう。花が終わってから注目されるちょっと変わった花です。
ワタスゲ
メアカンキンバイ
エゾノツガザクラ (5)
メアカンキンバイ (3)
これも可憐な「エゾコザクラ」です。
庭先に植えられているプリムラやサクラソウから見ますと、なんともシンプルでいいですね。
エゾコザクラ
「エゾノマルバシモツケ」といいますから、北海道の固有種なのでしょう。
私の家にもシモツケがありますが、もっと色合いが派手な感じがします。
エゾノマルバシモツケ
こちらは不思議な名前の「ジムカデ」です。
地をはう茎がムカデに似ていることで命名されたと言いますので、イージーな名づけをするものですね。綺麗な花がちょっと可哀そうな気がします。
ジムカデ
キバナシャクナゲ
P6250369

ちょこっと裾合平まで散策

カテゴリ:
朝起きてホテルの窓から旭岳を見ましたら、山容が望めてまずまずの天気ですので、妻と一緒にちょこっと裾合平まで散策してみることにしました。

まずは山麓駅からロープウェーに乗って姿見駅を目指します。
P6250376
IMG_0914
ロープウェーを降りて駅舎を出ましたらこの景色です。
この日は山麓で20℃近くまで気温が上がって暑いくらいでしたが、数日前までは2~3℃で雪も降ったようなことを言ってました。本州の3000m級の山と同じ厳しさというのも頷けます。
その旭岳、くっきりと気持ちのいい日和です。
IMG_0917
P6250373
裾合平までの往復約6kmの間も大きな雪渓が沢山残っていて、ガスがかかったらちょっとヤバいかなと思いつつ、歩みを進めます。そうそう、「散策」などと気軽な感じで書きましたが、お手軽と言いましても、登山靴はもちろんのこと雨具や防寒具など最低限の登山の装備はして登られた方がいいです。
P6250322
IMG_0935
P6250327
裾合平が近づいてくると当麻岳を背後に大塚小塚山が見えてきます。
1877mと標高はそれほどでもありませんが、なかなか山容が美しくて登ってみたい魅力に駆られる山ですね。
P6250314
途中で出会った雪渓の雪壁です。私の身長が約170cmですから、ゆうに5m以上の厚さがあるようです。短い夏の間に解けちゃうのでしょうが、冬の到来も早いですから、万年雪の状態と言ってもいいのかも知れませんね。
P6250351
山の天気は一瞬のうちにダイナミックに変化します。
天気がよかっと思ったら、数分のうちに雲が湧いて山全体を覆い、それが風に流されて美しいシルエットを作ります。立ち止まって見ていても見飽きることはありません。
P6250333

カテゴリ:
なんとかバイクステージを終えて、最後の登山に入ります。
藻琴山の標高がちょうど1000mですから、標高差275m、距離は約2kmを登ることになります。
ここからは妻がオープン参加で一緒に登ります。
ふたこぶラクダの背のようになっているコル(鞍部)を越えた奥のピークが頂上です。
頂上部分はガスがかかっていましたが、途中からは屈斜路湖や知床連山がきれいに見えていました。
P6230155
P6230149
P6230153
ついに藻琴山の頂上に立つことが出来ました。
ゼッケンナンバーが"001"ですので、途中で会う人に何度も声をかけられました。1番を狙ったわけではないのですが、何となく恥ずかしいやら嬉しいやらで、不思議な気持ちで登っていました。
タイムでは一番になれませんので、せめてゼッケンナンバーだけでも1番はいいですね。
P62301672
P6230180
朝の寝不足による体調不良はどこ吹く風、絶好調で下山してきました。
"オホーツク SEA TO SUMMIT 2019"、無事完走することが出来ました。(^^♪
P6230183

なごりのツツジを求めて海向山へ

カテゴリ:
恵山のツツジはすでに終わっているようですが、上の方ではまだなごりの花が残っているかもしれないと思い、妻を誘って海向山へ登ってきました。
ご覧のようなピカピカの天気で、海峡越しに下北や津軽半島まではっきりと見渡せてとてもきれいでした。
予想通り山頂付近はツツジやドウダンが満開で、今日来て良かったと二人して喜んでいました。
P60200432
P6020021
P6020008
P6020045
駐車場から海向山を望んだところです。左から3つ目、白い雲が目印のような一番奥の山です。女性の足でも往復2時間半~3時間あれば余裕で登れる手軽な山ですので、恵山観光のついでにぜひ登ってみてください。時計回り、反時計回りと周回出来ますので、つど気分を変えて登るのもいいかと思います。
P6020048
帰りは臼尻にある二本柳旅館でお昼です。臼尻の海でのダイビングの際には必ず寄るお気に入りのお蕎麦屋さんで、今日は天丼とのセットにしてみました。1000円と信じられないような安さなのですが、お蕎麦も天丼も最高に美味しいです。由緒ある古い旅館ですから、こんど泊まってみたいなと思っています。きっと食事は最高に美味しいと思います。

ピカピカ・サンデーの〆は、いつものグリーンピアの温泉です。会員ですから、二人ともフリーパスです。そんなことで、朝から夕方まで楽しんで、出費は昼食の2000円のみでした。お金をかけなくてもハッピーなサンデーは過ごせるものですね。(^^♪
P6020052

洞爺湖有珠ジオパーク ③有珠山へ

カテゴリ:
洞爺湖有珠ジオパーク巡りは、遅い昼食を摂ってからロープウェイを使って有珠山へ登ってみます。
温泉街から車で15分くらい走りますと、あの昭和新山溶岩ドームの異様な姿がすぐそこに迫ってきます。駐車場を挟んだ向かい側がロープウェイの乗り場になっています。
P5260060
P5260065
P5260068
5~6分で山頂駅に到着します。そこから緩やかな階段を登ると10分ほどで有珠山火口原展望台573です。下の写真の左の山が大有珠の東端、そして右下に見える白い建物がロープウェイ山頂駅です。殆どの観光客は火口原展望台573までで帰ってしまいます。
P5260071
気温が30℃もありますが、せっかくここまで来たのですから下の写真の左に見えている外輪山の稜線上にある火口原展望台東屋477まで行ってみることにしました。急な階段を600段降りて歩かなくてはなりません。
P5260074
階段を下りますと外輪山の稜線に出ます。これが登山道になっているのですが、この稜線から見えるのが、有珠新山(左)と大有珠(右)です。大有珠は1853年の噴火で形成され、有珠新山は記憶に新しい1977年の噴火で誕生しました。この有珠新山の出現によって大有珠は洞爺湖方向へ移動したといいます。
P5260085
稜線の登山道から歩いてきた方向を振り返ってみます。大有珠と一段下がった有珠山火口原展望台573が遠望できます。そこから真っ直ぐ降りている階段が分かりますでしょうか。
P5260087
やっと東屋と山小屋風のトイレに到着です。登山道はこの先まで続いていて、有珠外輪山展望台531へは10分程度で行けますが、今日はここで引き返すことにします。
P5260089
ここから望む小有珠(左)と有珠新山(右)です。麓には銀沼大火口の大きな火口原が広がっています。この銀沼大火口も1977年の噴火の際に出来たものです。
P5260090
P5260091
帰りは当然のように600段の階段を登らなくてはなりません。もう暑くて暑くて、他に来る人は殆どいませんから、シャツを胸元まで捲り上げてヘソ出しスタイルで有珠山火口原展望台573へ向かいます。

明るいと思っていましたが、もう午後4時です。山麓駅でソフトクリームを食べて、一路七飯まで帰ります。洞爺湖有珠ジオパークは一度来て見たいと思っていましたが、大満足で来た甲斐がありました。
P5260094

奥入瀬渓流散策 ②石ヶ戸~銚子大滝

カテゴリ:
5.3km歩いて「石ヶ戸」に到着です。
「石ヶ戸」には軽食の摂れる休憩所があり、車が停まれる駐車スペースもあります。
私たちもここでお昼を摂ることにしました。
ここから「子ノ口」にかけては人気のある見どころが多くなってきます。
「千筋の滝」「雲井の滝」「白布の滝」「玉簾の滝」「白絹の滝」「九段の滝」「銚子大滝」などの滝や、「石ヶ戸の瀬」「阿修羅の流れ」「飛金の流れ」など変化に富んだ渓流美を堪能することができます。
十和田湖から流れ出る水量がコントロールされていますので、川岸の浸食は殆どなく、そのこともあって川とあまり高低差のないところに遊歩道が設置されている唯一の渓流と言われています。本当に渓流の中を歩いているような感じです。
秋の紅葉も見事ですが、初夏の新緑もとても綺麗です。

写真を撮ったりベンチに座って休憩したりと、ゆっくり歩いて5時間ほどで目的地の「銚子大滝」に到着です。ここからはバスで出発地の「奥入瀬渓流館」へと戻ります。時間にもよりますが、30分毎にバスが来ますのでとても便利です。

遊歩道が完備していますのでスニーカーなどで大丈夫ですが、雨が降ると部分的な泥んこになりますのでブーツなどがあった方がいいです。
P5190059
P5190062
P5190063
P5190078
P5190080
P5190090
P5190103
P5190110
P5190121
P5190128

奥入瀬渓流散策 ①奥入瀬渓流館~石ヶ戸

カテゴリ:
バスは10時を少し過ぎた頃に下流部に当たる焼山の「奥入瀬渓流館」に到着です。
荷物をコインロッカーに入れ、十和田湖畔の子ノ口近くの「銚子大滝」まで散策です。
距離は約12.6km、高低差は約200mです。
奥入瀬渓流のメインは「石ヶ戸」から「子ノ口」と言われ、この間が人気スポットになっています。
ただ、一昨年の秋に歩いた感じでは、この「渓流館」から「石ヶ戸」の間がより魅力的に感じましたので、今回もここからのスタートにしました。
「紫明渓」、「黄瀬」、「三乱れの流れ」など静かな渓流美を堪能できるスポットが沢山あります。

※標題が「奥入瀬渓流館~石ヶ戸」となっていますが、写真の枚数の関係で「石ヶ戸」以降の写真も混じっていることをお許しください。
P5190030
P5190025
P5190038
P5190046
P5190050
P5190051
P5190052
P5190054
P5190056
P5190057

トラピストを望む小高い山へハイキング

カテゴリ:
昨日(5/12)の日曜日、芝桜園へ行く前にトラピスト男子修道院の裏にある丸山(482m)に登ってきました。トラピストに通じるスギ林道路の脇から見える小高い山が丸山です。低いながらも独立峰のようで私の家からも良く見える山です。
P5120010
トラピストの周囲は濃いピンクの八重桜が満開で、とても綺麗です。正面のスロープを登って行った先が修院の建物で、ルルドや登山道は左の道を進んでいきます。ここからルルドまでの道は牧歌的で私の大好きな散歩道です。
P5120016
P51201091
少し登ったルルドからは春紅葉に染まる丘、そして小島のような函館山を見ることができます。1920年から4年間にわたって文学講師として修院に滞在した三木露風もこの景色を楽しんだことでしょう。あの童謡「赤とんぼ」や「野ばら」は、この地で作られたそうです。「野ばら」といっても野原などで見かけるノイバラではなくハマナスだったらしいですね。
P5120100
P5120102
P5120113
少しずつ標高を上げていきますと、途中に展望台という少し開けたところがあり、ここからの眺望もおすすめです。手前には修院の本館、そして広大な農地、その奥には碧い津軽海峡が一望できます。爽やかな春の風に乗って礼拝か日課を知らせる鐘の音が聴こえてきます。この景色は日本でないような気がしますね。
P5120089
ここからは尾根伝いに頂上を目指すのですが、途中の木々の若葉が目に眩しいくらいに美しいです。シラネアオイなど初夏の北海道を彩る花々が沢山咲いていました。
P5120081
P5120069-2
P5120097
P5120094
P5120092
ゆっくり登って1時間ほどで頂上へ到着です。木々が生い茂ってあまり展望はききませんが、木々の間から駒ケ岳を望むことが出来ました。まだ少し雪が残っているようです。
キアゲハが山頂付近で沢山飛んでいて、盛んにスミレの蜜を吸っていました。他の花もありましたが、スミレが好みなのかも知れません。庭で見かける時にはとても警戒心が強いのですが、ここでは手にも止まるのではと思うほどにフレンドリーです。やはり山の蝶はのんびりしているようです。
P5120052
P5120067

シラネアオイを求めて函館山へ

カテゴリ:
そろそろシラネアオイの咲くころと思い一昨日(5/4)に函館山へ行ってきました。連休中はどこも人でいっぱいですが、函館山も手ごろな低山ですので家族連れなどで賑わっていました。
お目当てのシラネアオイですが、今まさに咲き誇っているという感じで沢山咲いていました。山野草の中では結構大きな花ですから、登山道の脇に咲いていると目につく花ですね。
P5040057
P5040073
P5040092
函館山も新緑の季節を迎えて、緑が眩しくなってきました。
花の様相も季節とともに少しずつ変わってきており、これからは初夏の花々で賑わっていくことでしょう。
P5040020

P5040060
P5040097
P5040099
P5040108

春の妖精を探して

カテゴリ:
今日の函館は17.5℃と気持ちの良い天気でした。
春の妖精を探しに近くの厚沢部町まで二人して行ってきました。頂上で飛び跳ねると音がするらしい太鼓山という小高い山を経由して、目的地の水辺までちょっとしたハイキングです。
春の妖精なんて小洒落た名前を付けたものと思いますが、英語では"Spring ephemeral"、フランス語では"Fée du printemps"というらしいです。
春の短い時期にしか見られない花たちの華麗なる饗宴。毎年見てもため息が出ます。
P4290049-2
P4290072
P4290067
P4290030-2
P4290023
P4290013-2
P4290020-2
P4290011-2
P4290007-2
P4290005-2
ここに来たら必ず寄るのがこのお蕎麦屋さんです。もとは農家だったと思われる古民家で、店中の雰囲気がいいのですが、お蕎麦もとても美味しいんです。
P4290075
P4290077

春の陽気に誘われてのんびりと函館山を一周

カテゴリ:
今日の函館はとても良い天気で気温も午後2時の時点で14.3℃まで上昇しました。
この陽気に誘われて二人して函館山をのんびりと一周してきました。
登山道の脇にはまだ少しの残雪がありますが、エンレイソウなど春の山野草が咲き始めています。
北国にも本格的な春の行楽シーズンがやってきましたね。
P4140045
P4140025
P4140064
P4140040
P4140049
P4140062
P4140006

晩秋の海向山へ

カテゴリ:
「文化の日」の今日は朝からピカピカの天気でしたので、渡島半島の東端にある海向山へ登ってきました。
いつものように灯台の近くにあるホテル恵風の駐車場へ車を入れ、そこから恵山へ向けて登っていきます。恵山はほぼ全山でササラドウダンの紅葉が美しいのですが、今年は台風とその塩害の影響でほとんど全滅と言っていいほどに被害が広がっています。このコースは噴火湾に面した東斜面を望みながら高度を上げていくのですが、かろうじて紅葉樹が残っていました。
esan1
350mほど登ると恵山山麓の台地に到着します。約8000年前から続く火山活動により大規模な火砕流が何度か起こって、このような荒涼とした広大な台地が形成されたらしいです。
右端に独立峰として小高く見えているのが海向山です。その左手前に見えている456峰を越えて、頂上を目指します。例年ですと紅葉したササラドウダンの朱で染まった山容を見ることが出来るのですが、今年は寂しい姿を晒しています
esan2
恵山は8000年前に溶岩ドームが形成されたようですが、約2500年前に山体崩壊が起き、現在のような荒々しい姿になったそうです。爆裂火口からは活発な噴気活動が続いていて、生々しい地球の鼓動が伝わってきます。
esan3
海向山頂上付近から西側に眼を遣ると、津軽海峡と函館方面へと連なる海岸線を望むことが出来ます。眼下の山々はすっかり秋の佇まいになっています。
esan4
海向山の頂上にたどり着くと南東側真正面に山体崩壊と大きな爆裂火口が口を広げた恵山が目に飛び込んできます。恵山を境に左側は噴火湾、右側は津軽海峡になります。
esan5
海向山からはまだ少し残っていたモミジなどの写真を撮りながら、のんびり下界に降りてきました。朝方の風は、海向山に登り始めた頃には収まって、最高のハイキング日和でした。
esan6
esan7
esan8
esan9
esan10
esan11
esan12
esan13
GPSのトラックデータです。ホテル恵風出発8:50、海向山山頂11:10、昼食や日なたでちょっと微睡(まどろ)んだりしてホテル恵風へ戻ったのは13:25でした。歩いた距離は約13km、ほぼ海岸近くからのスタート・ゴールですから結構歩きます。
esan20

初秋の函館山へ

カテゴリ:
仕事はフリー、朝から風もなく絶好のハイキング日和ですので、家内を誘って初秋の函館山をぐるっと散策してきました。いつもの旧登山道から七曲りコースを巡ってきましたが、この日和に誘われるように多くのハイカーで賑わっていました。
ロープウェーが一般的ですが、コースを選べばスニーカーなどでも気軽に登れる山ですので、観光で訪れた際にでも、ぜひご自分の足で登ってみてください。もちろん登りは足で、下りはロープウェーというのもおすすめです。夜景もいいですが、四季折々の自然に触れられる明るい時間のハイキングもとても気持ちがいいですよ。
P9140025
P9140028
P9140029
P9140070
P9140053
P9140043
P9140032
P9140035
P9140023
P9140011

ぐるっと一周、函館山

カテゴリ:
最高気温が24℃まで上昇し、汗ばむような陽気でした。風もなく絶好のハイキング日和でしたので、家内を誘って函館山をぐるっと一周してきました。PM2.5の濃度が高いせいか、晴天のわりには全体に靄がかかっているようで、遠くの見晴らしはあまり利かない状態でしたが、登山道の縁の可愛い花々に癒されながらの楽しいハイキングでした。
下山後は、山麓にある阿佐利精肉店のすき焼きランチを楽しみにしていたのですが、あいにく定休日でありつくことが出来ませんでした。これを楽しみに歩いていただけに、疲れが一気に出てしまいました。(^^♪
P5160033
P5160049
P51600201
P5160062
P51600731
P5160092
P5160095
P5160087

厚沢部の野山へ

カテゴリ:
連休初日は風が強いものの良い天気に恵まれましたので、隣町の厚沢部(あっさぶ)町の野山へ出かけてみました。昨年は4/24に出かけていますので、ちょっと遅くなってしまいましたが、何とかゴールデンウィークに訪れることが出来ました。今年は全般に早いようですからどうかと思ったのですが、カタクリは終わりかけているものの、ヤチブキ(エゾノリュウキンカ)は見頃でしたし、エンレイソウ、エゾエンゴサクなどいわゆる「春の妖精たち」の可愛い姿を堪能することがきました。
明日からはmacotoガーデンの作業が待っていますので、よい息抜きになりました。
P4290056
P4290005
P4290016
P4290019
P4290044
P4290045
P4290048
P4290059P4290036-3

楽しかった八甲田山の山行 ②

カテゴリ:
強風に晒された1584mの八甲田大岳をやっとの思いで下って、1440mのところにある大岳鞍部避難小屋(大岳ヒュッテ)に到着です。ここまで来ると風も少し収まってきました。ここ大岳ヒュッテはとても立派で、充分に宿泊もできるようです。お昼になりましたので、ここで昼食を摂ることにしました。お昼は事前にsnowman-sさんにおねだりしていたおにぎりと手作りの美味しそうなおかずをいただくことにしました。忙しい朝に作られたようで感謝です。美味しいおにぎりとおかずに舌鼓をうち、みるみる元気が出てきました。さあ出発です。
PA120405
PA120414
PA120416
そして、このルートの最大の見どころであります毛無岱に到着です。ここからは281段の階段が下まで続いています。写真は上毛無岱からの遠望で、広大な高層湿原が眼下に広がり、本当に息をのむような美しさです。今の時期は殆ど花がありませんが、7月には見事なお花畑が見渡せるようですから、その頃にもぜひ来たいと思っています。
PA120422
PA120431
PA120433
PA120441
凄い天気でしたが、無事に酸ヶ湯温泉に戻ってきました。毛無岱から上の方は殆ど紅葉が終わっていましたが、酸ヶ湯は今が紅葉のピークのようです。錦織りなすといった感じでとても綺麗です。
今回は八甲田連峰のほんの一部を登っただけですが、相当に懐の深い魅力的な山という印象を抱いて歩いていました。新幹線で1時間で青森へ来れる時代になりましたので、これからも訪れてみたいと思っています。
ご一緒していただいたsnowman-sさん、本当に有難うございました。
PA120447
PA120452
今回の山行のGPSトラックデータをGoogle earthにプロットしてみました。反時計回りに周回したことになります。八甲田山はあまり火山というイメージがありませんが、八甲田大岳、隣の井戸岳(1452m)頂上の爆裂火口の迫力をご覧になってください。
画像をクリックしますと大きくなります。
hakkoda 20171012

楽しかった八甲田山の山行 ①

カテゴリ:
10月12日、今回の旅の最後を飾るのは、八甲田山の山行です。
八甲田山を拠点に活躍されておられる山岳写真家・山岳ガイドの一戸義孝さんの奥様で、私の50年来の友人でありますsnowman-sさんとの山行の約束をしていましたので、この日をとても楽しみにしていました。予定では、酸ヶ湯から登って仙人岱、小岳、高田大岳を経て谷地温泉へ下りるコースを考えていたのですが、数日前から雨が降ってコンディションが良くないということで、仙人岱、八甲田大岳、毛無岱を周回するというコースに変更していました。ご主人の義孝さんともご一緒できることを楽しみにしていたのですが、脚の調子が芳しくないということで、snowman-sさんと二人の山行になりました。

8時に酸ヶ湯温泉の駐車場で待ち合わせの約束をしていましたが、私が装備の準備をはじめた頃に一足遅れてsnowman-sさんが到着です。若い頃とちっとも変わらないsnowman-sさんと久しぶりの嬉しい再会です。積もる話もそこそこに彼女も準備をして、登山開始です。
山の上はガスがかかっていますが、雨も上がりまずまずのコンディションです。私は学生時代に一度来ているような気がするのですが、あまり記憶にありませんので、コースについて随時彼女に説明をしてもらいながら高度を上げていきます。彼女は9月23日にも同じコースを登っており、その時は紅葉が素晴らしかったと言ってましたが、今回はすでに紅葉が終わっているところが多いようです。
PA120371
PA120375
PA120376
PA120379
DSC_0011
ほぼ1時間ほどで八甲田大岳の南側に位置する仙人岱避難小屋(仙人岱ヒュッテ)に到着です。ご主人の一戸義孝さんもことのほかこのヒュッテへの思い入れが深いようで、長年にわたってお正月をここで迎えて、樹氷の写真を撮り続けていたようです。豪雪地帯ですから、冬は1階が雪ですっぽり埋もれて、2階から出入りするらしいです。トイレをお借りしたり、行動食を摂ったりして、少し休憩して出発です。

この辺までの道中も風が強かったのですが、ここから八甲田大岳の頂上までが更に大変でした。
PA120386
PA120389
PA120391
PA120397
仙人岱ヒュッテを出て間もなく、猛烈な横風が襲ってくることになります。そして、雨まじりのガスが一気に濃くなって、視界もご覧のような状態になってしまいました。岩やロープにつかまったりして、身体を支えるのがやっとで、何度もよろけるような状態になります。あとで知ったのですが、風速25m以上で止まるロープウェーが終日休止していたといいますから、八甲田大岳山頂部は30mを超えていたものと思われます。レインウェアの下にフリースを着込みましたが、それでも寒いです。本格的な雨にならなかったことだけが、不幸中の幸いでした。私は3年前の7月、大雪山系の白雲岳でテントを飛ばされるほどの強風に遭遇したことがありますが、それに匹敵するくらいの強風でした。snowman-sさんも私も怪我が無くて良かったです。

写真は八甲田大岳頂上間近の最後の階段を風にあおられながらも必死に登るsnowman-sさんです。
PA120401
八甲田大岳から毛無岱、酸ヶ湯までの山行は②で紹介します。 

雨の八幡平

カテゴリ:
アスピーテラインの県境にある駐車場へ車を入れて様子を見ましたが、雨は一向に止まず風も結構強いです。県境登山口から源太森を経由して茶臼岳(1578m)までを往復する予定でしたが、この天候では無理なようです。そんなことで、ガマ沼や八幡沼を見ながら源太森までをぐるっと周回してみることにしました。草紅葉というよりも雨に濡れる枯れ野の風情ですが、こんな日の八幡平も何となくいいですね。カメラのレンズの水滴を拭きつつ撮影してみました。
PA100156
PA100150
PA100146
PA100142
PA100123
PA100137

雨のアスピーテライン

カテゴリ:
「加美町sea to summit」を終え、その日のうちに岩手県を目指して北上し、夜は盛岡近郊の繋温泉に宿泊です。
翌朝(10月10日)、天気予報では朝から雨模様ですが、八幡平に登る予定ですので、朝食を摂ったあとにホテルを出発です。松尾八幡平ICを降りた頃から雨脚が一段と強くなって、標高が高くなるにしたがって、ガスも濃くなってきました。紅葉の見頃の時期と思いますが、周囲の山々の遠望がまったくきかず、ちょっと残念なアスピーテラインのドライブでした。それでも雲間からのぞく紅葉がいい雰囲気を醸し出して綺麗です。
 PA100158
PA100160
PA100176
PA100180
PA100203

ランチ付きハイキング ①函館山

カテゴリ:
今年春の函館山・軍事要塞跡巡りで1か所だけ紹介するのを忘れていた千畳敷戦闘司令所跡へ家内とハイキングがてら訪れてみました。千畳敷へはロープウェー、自動車などで山頂へ着き、案内板に従って津軽海峡の方向へ進むと30分ほどで到着します。私たちのように「旧登山道コース」や「七曲りコース」を通って、自然を満喫しつつハイキング・モードで登るのも楽しいです。
この千畳敷戦闘司令所は1905年に完成した軍事施設で、砲台跡は跡形もなく姿を消していますが、ご覧の司令所はそれなりに保存状態も良く、施設内へ立ち入ることが出来ます。有事の際の作戦室や他施設へ司令を伝える電話室などがあったようです。
P9250089-3
P9250095
P9250096
P9250097
P9250092-2
先日の台風とその後の強風と雷雨で草木の傷みが目立っていましたが、それでも健気に咲いている花々がありました。まだ山ブドウやウルシなどを除いて目立った色づきはありませんが、それでも何となく秋の気配を感じさせる函館山でした。
P9250018
P9250031
P9250054
P9250067
P9250083
P9250110
P9250122
P9250134
そうそう、表題の「ランチ付き」云々は②で紹介させていただきます。ここから見える函館山を下りた旧市街には美味しいお店が沢山あります。(^^♪
P9250087

時間制限つきの登山

カテゴリ:
昨日、フリーでしたので恵山と海向山へ行ってきました。
天気はやや肌寒く、家から見える七飯岳などは雲に隠れていますので、登山には芳しくないと思ったのですが、来週は仕事のほうがちょっと忙しくなりそうなので、今日とばかり準備をして車を走らせました。さらに、家内から夜にコンサートがあるので、遅くとも4時までには帰るようにという申し付けがあり、あまりしたくない時間制限つきの登山になりました。
恵風ホテルの駐車場に車を置かせていただき、登山口から山頂部を眺めても予想した通りに雲は晴れそうにありません。あまりモチベーションは上がりませんが、ここから十三曲りコースを経て、時計回りに海向山を一周し、昼食後に恵山を登って下山というスケジュールにしました。両山とも山頂部はガスの中で視界はまったくきかず、衣服にも細かい水滴がついて、あまり快適とは言えない状態でした。こんな日に来る人はいませんので、会った登山者は恵山での一組だけでした。まあ、個人的には楽しい山行だったのですが・・・(^^♪

GPSトラックをGoogle earthにプロットしてみましたが、こんな感じで歩きました。8時に登り始めて、下山したのが13時15分でしたので、余裕で帰宅することが出来ました。ちなみに恵山は618m、海向山は557mで、このコースでの全距離は約16kmでした。岬の上の方は津軽海峡、下の方は噴火湾です。晴れていますとこんな感じで両方の海を眺めることが出来ます。
kml
P8040048
P8040023
P8040034
P8040041
P8040044
P8040051
P8040055
P8040062
P8040073

『青森県の山』 いちのへ義孝

カテゴリ:
山と渓谷社から8/5に発売になる分県登山ガイド『青森県の山』を著者・いちのへ義孝さんから送っていただきましたので紹介いたします。いちのへさんは八甲田連峰をフィールドにして活躍している写真家であり、また山岳ガイド、登山家としても国内外に知られています。
本書は45巻にわたる分県登山ガイドの一冊であり、統一された体裁をとっていることもあって、山の紹介はもちろんのこと、アクセス、登山適期、難易度、アドバイス、チェックポイントなどがとても見やすくレイアウトされています。そして、さすがに山岳写真家だけあって写真がとても綺麗で、山に行かなくても山の写真を眺めているだけでうっとりします。
並んでサインをいただいた志津子さんは奥様であり、本書の取材協力者として山行に同行され、また執筆のお手伝いもされたとお聴きしています。本書のモデル登山者としても登場しています。そうそう、私と志津子さんとは20代の頃からの知り合いであり、東京で一緒に机を並べた仲でもあります。
今年秋にはお二人と一緒に八甲田山系の縦走を予定していますので、とても楽しみです。

本書は全国の主要書店、amazonなどで発売していますので、ぜひお買い求めいただければと思います。なお、集大成の写真集「八甲田山」も発刊すべく撮影が進行中のようです。
IMG_1530_1
IMG_1534_1
IMG_1537_1

横津岳から袴腰岳へ

カテゴリ:
家内を誘って横津岳、烏帽子岳を経由して袴腰岳まで行ってきました。
車で遠くまで行くのは億劫ですし、山道の悪路の運転も面倒、そんな無精ものには家の裏の横津岳(1167m)が一番身近ということで、ザックに水と食料、雨具などを詰めて出発です。今日も暑いのを覚悟していましたが、いつも風が流れている尾根や山頂付近も予想通りに暑くて大変でした。 花にももう少し会えるかなと期待していたのですが、終わった花もあったりして今の時期はこんなものなのかも知れません。むせかえるほどに暑いもののリンドウが咲いたり、空には筋雲や鱗雲が浮いたりして、どこか秋の足音が聴こえてきそうな感じがしていました。
僅かな花でしたが、高層湿原や尾根筋で見られた上からハイオトギリ、ヤナギラン、タチギボウシ、ノハナショウブ、シロバナハクサンシャジン、エゾオヤマリンドウ、ノリウツギなどです。
haiotogiri
yanagiran
tachigiboushi
nohanshobu
shirobanahakusanshagin
ezooyamarindou
P7300024
P7300028
P7300039
P7300045
P7300064

このページのトップヘ

見出し画像
×