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カテゴリ:トレッキング & 山散歩

初秋の函館山へ

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今日のサンデーハイキングは妻を誘って初秋の函館山へ行ってきました。
最高気温は24℃ほどでしたが、風がなくムシムシして、上へ着いたら汗びっしょりでした。
数日前までどんよりと雲のかかっていた函館山でしたが、雨上がりのせいか遠く下北や津軽半島までくっきりと見えて、とても気持ちの良いハイキングになりました。

そうそう、山の植物に詳しい方はお分かりでしょうが、3枚目の写真の真っ赤で毒々しいものはヤマシャクヤクの果実です。この写真のものは4つの果実を有していますが、果実の数はバリエーションがあります。赤いところは鳥が好みそうな果肉に見えますが、これは結実しなかったもので、黒く丸いのが種子です。あの美しいヤマシャクヤクの花から連想できない果実ですね。
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夏休みの〆は恵山へ

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早いものでお盆は終わってしまいましたし、北海道では夏休みも今日でおしまいで、明日が始業式のところが多いようです。気分的に何となく夏が終わった感じがしますね。
その〆ではないのですが恵山へ行ってきました。

夏の終わりといっても、朝から殆ど風がなく隣の函館市や北斗市では30℃を超えたようです。登山口のある函館市恵山岬町の気温はそれよりも少し低いものの、結構湿度が高く蒸し暑かったです。
いつものようにホテル恵風の駐車場に車を置かせていただいて、「十三曲がりコース」「権現堂コース」を通って恵山山頂まで往復してきました。暑いので「海向山コース」はパスです。
夏休み最後の日曜日ですし、お盆からの休暇も今日までですから、沢山の人で賑わっていると思ったら、「権現堂コース」は数人のみ、「十三曲がりコース」では誰とも会いませんでした。
やはり暑さのせいでしょうね。
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下山してホテル駐車場へ着いたのが、ちょうどお昼でした。登山前にトイレをお借りし、車を置かせていただいたこともありますので、温泉へ入ってお腹を満たして帰ることにしました。
このホテル恵風の温泉は、”炭酸水素塩泉”と”ナトリウム塩化物泉”という2種類のお湯を楽しむことが出来るということで知られています。しかも露天風呂2つを含めて7つもの浴槽があるという評判の温泉です。そして、温泉とランチの両方を楽しめるという「ランチ入浴パック」なるものも用意されています。
私が食べたお弁当ですと1100円という驚きの価格で両方を楽しむことが出来ます。温泉にゆったりと浸かって、そして美味しいものを食べて、楽しいホリデーになりました。(^^♪
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八甲田縦走で出会った花々

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今回の八甲田山系縦走で出会った花々です。高山植物に詳しい方ですともっと沢山見つけるのでしょうが、私はこの程度がいいところです。

上から順に、ミヤマアキノキリンソウ、チングルマの綿毛、ホソバノキソチドリ、ミヤマリンドウ、ミヤマキンポウゲ、ヨツバシオガマ、ワタスゲ、キンコウカ、ゴゼンタチバナ、イワオトギリです。
ミヤマアキノキリンソウ

チングルマ
ホソバノキソチドリ
ミヤマリンドウ
ミヤマキンポウゲ
ヨツバシオガマ
ワタスゲ
キンコウカ
ゴゼンタチバナ
イワオトギリ
下の写真の花は、箒場岱湿原に咲いていたものです。花と思うのですが、子房の中の種子が飛び出した後の名残りと黄色いがく片なのかも知れません。いずれにしましても名前がよく分かりません。お分かりの方がおられましたら教えていただければ嬉しいです。(^^♪
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(2019.07.30 追記)
上の写真の植物の正体が分かりました。ショウジョウバカマの種子を飛ばした後の姿です。下の写真は先日登った大雪山系・裾合平で撮影したショウジョウバカマの紫色の花です。初夏になると花茎を伸ばして種子を飛ばすようです。色も姿も違いますので、とても同じ花とは思えませんね。
ショウジョウバカマは種子以外にも古い葉の先から「不定芽」という根や芽を出して繁殖するようです。落花生のような感じですね。
ショウジョウバカマ

酸ヶ湯から谷地温泉へ縦走登山

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昨日のサンデー登山は、八甲田山系の酸ヶ湯から谷地温泉までを縦走してきました。
酸ヶ湯温泉から入山し、仙人岱から小岳、箒場岱分岐、高田大岳を経て谷地温泉へ下るというルートです。
期間限定で20日前までに購入すると50%割引になるという「トク50」で新幹線の切符をキープし、青森からは接続のJRバスで現地まで行くという想定です。「トク50」は変更不可ですし個人的な日程の都合もありますので、絶対に行くかキャンセル料を払って諦めるかの二つの選択しかありません。祈るような気持で週間天気予報を見ていたのですが、何とか天気が持ちそうなので出発しました。
朝、6:39に新函館北斗を発つ新幹線に乗ると、酸ヶ湯には9:20に着くことになっています。夏休みの日曜日というのに新幹線はガラガラで、なんとも勿体ない気持ちになります。もう少し安い料金設定にして、乗りやすくすると、青森と函館の間の利用者が増えるのではと思っています。一人当たりの単価収入は減るかもしれませんが、大量の「空気」を運ぶよりはいいと思います。

そんなことを思いながら、酸ヶ湯温泉に到着です。気温は青森で33℃、酸ヶ湯は少し涼しいものの、それでも蒸し風呂に入っているような感じです。気を取り直して、登山靴に履き替え、9:30登山開始です。

1時間ほど樹林帯を登ると硫黄臭のするガレ場、地獄湯ノ沢に到着します。ここを登りきると仙人岱湿原です。
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案の定、湿原はご覧のようなガスの中で周辺の視界はまったくききません。木道脇に八甲田清水が湧き出しているのですが、やや涸れかかっているのと、水は1500ml背負っていますので、使いませんでした。分岐を直進すると仙人岱避難小屋もあるのですが、これもパスです。

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小岳分岐を右に折れ、30分ほど登ると標高1478mの小岳に到着します。
天気の良い日には八甲田大岳や井戸岳、これから登る高田大岳などの眺望が得られるのでしょうが、依然としてガスで視界はききません。
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小岳から少し進んだところからコル(鞍部)になっている箒場岱分岐、そして高田大岳を望んだところです。
お昼近くになって、頂上部分を除いた高田大岳の山容が姿を現してきました。箒場岱分岐地帯は高層湿原になっていることがお分かりいただけると思います。
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丁度お昼の時間になりました。酸ヶ湯温泉で購入したおにぎり2個を頬張ります。
台風崩れの熱帯低気圧のせいなのかも知れませんが、風が強いものの温度はあまり下がらず、蒸し風呂状態です。水は30分毎に補給するようにしていましたが、1500mlはみるみる減っていきます。30分ほど休憩して出発です。
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高田大岳にとりついて暫くしますと雲間から小岳、八甲田山大岳、赤倉岳方面が少し見えてきました。しかし一瞬で、ちょっと楽しませてくれた程度でした。天気のいい日はきれいでしょうね。
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急な登りを1時間ほど続けますと、高田大岳の頂上が見えてきました。数人の先着者がいるようです。下から見るともう少し頂上部は狭いのかなと思っていましたが、山の形からは想像できないくらいなだらかなところでした。
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蒸し風呂状態の中を喘ぎながらやっと頂上(1552m)まで来ました。風は強いものの、Tシャツ1枚でもまったく体温が低下することがありません。依然として展望はききませんが、写真を撮っていただいたり、山の話をしたりと30分ほど滞在して下山です。
谷地温泉までは3.2kmとあります。特に標高1000mほどのところまでの高低差500mは真っ直ぐの急斜面ですから、登るのも下るのも結構大変そうです。
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急斜面を下山途中の谷地温泉方面です。お昼過ぎから天気が少し回復するような予報でしたが、ちょっと明るくなってきたかなという感じです。雨が降ったら滑ってとんでもないような急斜面ですから、雨が降らないだけでもラッキーです。
このルートは笹に覆われ、泥んこ道で殆ど廃道状態でしたが、3年前の2016年に県やボランティアの方々の努力によって整備されたようです。現在はとても歩きやすい登山道になっています。もちろん乾いている時ですが。
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総距離8.7kmを歩いて14:20に谷地温泉に到着しました。休憩などを含めて4時間47分の行程でした。
水は到着時には殆どカラの状態でした。テルモスに氷をびっしりと詰めて、ペットボトルの水をテルモスに足しながら飲んでいましたが、最後まで冷たい水を飲めますので、この方法はよいと思っています。ペットボトルを凍らすとか、夏場は皆さんいろいろと工夫していますよね。

バスは16:10に谷地温泉を出発ですから、ゆっくりと温泉に浸ったり、まったりとした時間を過ごします。日本三大秘湯というだけあって、趣のあるいい温泉です。旅館部もありますので、いつか泊まってみたいと思っています。
温泉は白濁した硫黄泉で、38℃と42℃の浴槽が二つあります。浴槽はもちろんのこと床までヒノキで、山奥の湯治場へ来たという感じがします。
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歩いて10分くらいの国道沿いにバス停があります。
皮肉なことに温泉を出て歩いていると日が差してきました。もう少し早く日が差してくれると良かったのにと思うのですが、登山道でこれ以上暑くなるのも勘弁してほしいですよね。
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帰りのバスの中から高田大岳の山容が見えていました。
山頂左が箒場岱分岐のコル、正面のやや右寄り山麓が谷地温泉です。富士山に似た綺麗な姿の山ですね。
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バスは酸ヶ湯を経由して新青森駅まで行きます。
途中の酸ヶ湯で10分ほどの休憩がありますので、ソフトクリームなどをゲットして栄養補給です。
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萱野高原付近を通過中のバスの中から見た八甲田山系です。
依然として八甲田大岳を含めた頂上部は雲の中です。当分はこんな天気が続くのかも知れません。この次は、秋の紅葉狙いかなと思っています。
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今回の縦走のトラックデータをgoogle earthに落とし込んで遊んでみました。
左端が入山した酸ヶ湯温泉、右端が谷地温泉です。真ん中のピークが小岳、その右のピークが高田大岳です。
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視界不良の函館山へ

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登山口の駐車場から小雨模様でしたが、合羽をがっちり着て函館山をぐるっと一周してきました。
下界からは函館マラソンの応援と思われる太鼓の音が聴こえてきますが、眺望はゼロで様子は分かりませんでした。
花々はしっとりと雨に濡れて、こんな日の花もきれいと思って眺めていました。
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裾合平の花々

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裾合平への往復の間に登山道の脇に咲いていた花々です。
あまり花に詳しくありませんので、間違っていたらゴメンナサイです。(^^♪

まず一番目についたのが、ピンクのスズランのような「エゾノツガザクラ」です。直径1cmにも満たない小さな花で、とても可愛いです。
エゾノツガザクラ (4)
二番手に多かったのが、「キバナシャクナゲ」です。
厳しい山の中にありますので一般的なシャクナゲに比べて背丈が極端に低く、今の時期は白い花をたくさんつけてとても綺麗です。
花の色が黄色ではないのに「キバナ」とはおかしいと思いますが、蕾や幼花のときは少し黄色っぽいので命名されたのでしょうね。何枚目かに蕾の写真がありますのでご覧いただければと思います。
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エゾノツガザクラ (3)
黄色い花は「メアカンキンバイ」です。
もう少しすると、同じ黄色い花の「ミヤマキンバイ」も咲いてくるでしょう。
メアカンキンバイ (2)
これは「ショウジョウバカマ」です。
不思議な名前ですが、紫の花が能に出てくる架空の生き物「猩々」の頭の毛に似ていることに由来し、花の下の葉を袴に見立てたものと言われています。
ショウジョウバカマ
地味な花ですが、秋になるとフワフワと綺麗な綿帽子の「ワタスゲ」の花です。
今まさに咲き出したところなのでしょう。花が終わってから注目されるちょっと変わった花です。
ワタスゲ
メアカンキンバイ
エゾノツガザクラ (5)
メアカンキンバイ (3)
これも可憐な「エゾコザクラ」です。
庭先に植えられているプリムラやサクラソウから見ますと、なんともシンプルでいいですね。
エゾコザクラ
「エゾノマルバシモツケ」といいますから、北海道の固有種なのでしょう。
私の家にもシモツケがありますが、もっと色合いが派手な感じがします。
エゾノマルバシモツケ
こちらは不思議な名前の「ジムカデ」です。
地をはう茎がムカデに似ていることで命名されたと言いますので、イージーな名づけをするものですね。綺麗な花がちょっと可哀そうな気がします。
ジムカデ
キバナシャクナゲ
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ちょこっと裾合平まで散策

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朝起きてホテルの窓から旭岳を見ましたら、山容が望めてまずまずの天気ですので、妻と一緒にちょこっと裾合平まで散策してみることにしました。

まずは山麓駅からロープウェーに乗って姿見駅を目指します。
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ロープウェーを降りて駅舎を出ましたらこの景色です。
この日は山麓で20℃近くまで気温が上がって暑いくらいでしたが、数日前までは2~3℃で雪も降ったようなことを言ってました。本州の3000m級の山と同じ厳しさというのも頷けます。
その旭岳、くっきりと気持ちのいい日和です。
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裾合平までの往復約6kmの間も大きな雪渓が沢山残っていて、ガスがかかったらちょっとヤバいかなと思いつつ、歩みを進めます。そうそう、「散策」などと気軽な感じで書きましたが、お手軽と言いましても、登山靴はもちろんのこと雨具や防寒具など最低限の登山の装備はして登られた方がいいです。
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裾合平が近づいてくると当麻岳を背後に大塚小塚山が見えてきます。
1877mと標高はそれほどでもありませんが、なかなか山容が美しくて登ってみたい魅力に駆られる山ですね。
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途中で出会った雪渓の雪壁です。私の身長が約170cmですから、ゆうに5m以上の厚さがあるようです。短い夏の間に解けちゃうのでしょうが、冬の到来も早いですから、万年雪の状態と言ってもいいのかも知れませんね。
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山の天気は一瞬のうちにダイナミックに変化します。
天気がよかっと思ったら、数分のうちに雲が湧いて山全体を覆い、それが風に流されて美しいシルエットを作ります。立ち止まって見ていても見飽きることはありません。
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なんとかバイクステージを終えて、最後の登山に入ります。
藻琴山の標高がちょうど1000mですから、標高差275m、距離は約2kmを登ることになります。
ここからは妻がオープン参加で一緒に登ります。
ふたこぶラクダの背のようになっているコル(鞍部)を越えた奥のピークが頂上です。
頂上部分はガスがかかっていましたが、途中からは屈斜路湖や知床連山がきれいに見えていました。
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ついに藻琴山の頂上に立つことが出来ました。
ゼッケンナンバーが"001"ですので、途中で会う人に何度も声をかけられました。1番を狙ったわけではないのですが、何となく恥ずかしいやら嬉しいやらで、不思議な気持ちで登っていました。
タイムでは一番になれませんので、せめてゼッケンナンバーだけでも1番はいいですね。
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朝の寝不足による体調不良はどこ吹く風、絶好調で下山してきました。
"オホーツク SEA TO SUMMIT 2019"、無事完走することが出来ました。(^^♪
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なごりのツツジを求めて海向山へ

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恵山のツツジはすでに終わっているようですが、上の方ではまだなごりの花が残っているかもしれないと思い、妻を誘って海向山へ登ってきました。
ご覧のようなピカピカの天気で、海峡越しに下北や津軽半島まではっきりと見渡せてとてもきれいでした。
予想通り山頂付近はツツジやドウダンが満開で、今日来て良かったと二人して喜んでいました。
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駐車場から海向山を望んだところです。左から3つ目、白い雲が目印のような一番奥の山です。女性の足でも往復2時間半~3時間あれば余裕で登れる手軽な山ですので、恵山観光のついでにぜひ登ってみてください。時計回り、反時計回りと周回出来ますので、つど気分を変えて登るのもいいかと思います。
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帰りは臼尻にある二本柳旅館でお昼です。臼尻の海でのダイビングの際には必ず寄るお気に入りのお蕎麦屋さんで、今日は天丼とのセットにしてみました。1000円と信じられないような安さなのですが、お蕎麦も天丼も最高に美味しいです。由緒ある古い旅館ですから、こんど泊まってみたいなと思っています。きっと食事は最高に美味しいと思います。

ピカピカ・サンデーの〆は、いつものグリーンピアの温泉です。会員ですから、二人ともフリーパスです。そんなことで、朝から夕方まで楽しんで、出費は昼食の2000円のみでした。お金をかけなくてもハッピーなサンデーは過ごせるものですね。(^^♪
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洞爺湖有珠ジオパーク ③有珠山へ

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洞爺湖有珠ジオパーク巡りは、遅い昼食を摂ってからロープウェイを使って有珠山へ登ってみます。
温泉街から車で15分くらい走りますと、あの昭和新山溶岩ドームの異様な姿がすぐそこに迫ってきます。駐車場を挟んだ向かい側がロープウェイの乗り場になっています。
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5~6分で山頂駅に到着します。そこから緩やかな階段を登ると10分ほどで有珠山火口原展望台573です。下の写真の左の山が大有珠の東端、そして右下に見える白い建物がロープウェイ山頂駅です。殆どの観光客は火口原展望台573までで帰ってしまいます。
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気温が30℃もありますが、せっかくここまで来たのですから下の写真の左に見えている外輪山の稜線上にある火口原展望台東屋477まで行ってみることにしました。急な階段を600段降りて歩かなくてはなりません。
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階段を下りますと外輪山の稜線に出ます。これが登山道になっているのですが、この稜線から見えるのが、有珠新山(左)と大有珠(右)です。大有珠は1853年の噴火で形成され、有珠新山は記憶に新しい1977年の噴火で誕生しました。この有珠新山の出現によって大有珠は洞爺湖方向へ移動したといいます。
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稜線の登山道から歩いてきた方向を振り返ってみます。大有珠と一段下がった有珠山火口原展望台573が遠望できます。そこから真っ直ぐ降りている階段が分かりますでしょうか。
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やっと東屋と山小屋風のトイレに到着です。登山道はこの先まで続いていて、有珠外輪山展望台531へは10分程度で行けますが、今日はここで引き返すことにします。
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ここから望む小有珠(左)と有珠新山(右)です。麓には銀沼大火口の大きな火口原が広がっています。この銀沼大火口も1977年の噴火の際に出来たものです。
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帰りは当然のように600段の階段を登らなくてはなりません。もう暑くて暑くて、他に来る人は殆どいませんから、シャツを胸元まで捲り上げてヘソ出しスタイルで有珠山火口原展望台573へ向かいます。

明るいと思っていましたが、もう午後4時です。山麓駅でソフトクリームを食べて、一路七飯まで帰ります。洞爺湖有珠ジオパークは一度来て見たいと思っていましたが、大満足で来た甲斐がありました。
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奥入瀬渓流散策 ②石ヶ戸~銚子大滝

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5.3km歩いて「石ヶ戸」に到着です。
「石ヶ戸」には軽食の摂れる休憩所があり、車が停まれる駐車スペースもあります。
私たちもここでお昼を摂ることにしました。
ここから「子ノ口」にかけては人気のある見どころが多くなってきます。
「千筋の滝」「雲井の滝」「白布の滝」「玉簾の滝」「白絹の滝」「九段の滝」「銚子大滝」などの滝や、「石ヶ戸の瀬」「阿修羅の流れ」「飛金の流れ」など変化に富んだ渓流美を堪能することができます。
十和田湖から流れ出る水量がコントロールされていますので、川岸の浸食は殆どなく、そのこともあって川とあまり高低差のないところに遊歩道が設置されている唯一の渓流と言われています。本当に渓流の中を歩いているような感じです。
秋の紅葉も見事ですが、初夏の新緑もとても綺麗です。

写真を撮ったりベンチに座って休憩したりと、ゆっくり歩いて5時間ほどで目的地の「銚子大滝」に到着です。ここからはバスで出発地の「奥入瀬渓流館」へと戻ります。時間にもよりますが、30分毎にバスが来ますのでとても便利です。

遊歩道が完備していますのでスニーカーなどで大丈夫ですが、雨が降ると部分的な泥んこになりますのでブーツなどがあった方がいいです。
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奥入瀬渓流散策 ①奥入瀬渓流館~石ヶ戸

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バスは10時を少し過ぎた頃に下流部に当たる焼山の「奥入瀬渓流館」に到着です。
荷物をコインロッカーに入れ、十和田湖畔の子ノ口近くの「銚子大滝」まで散策です。
距離は約12.6km、高低差は約200mです。
奥入瀬渓流のメインは「石ヶ戸」から「子ノ口」と言われ、この間が人気スポットになっています。
ただ、一昨年の秋に歩いた感じでは、この「渓流館」から「石ヶ戸」の間がより魅力的に感じましたので、今回もここからのスタートにしました。
「紫明渓」、「黄瀬」、「三乱れの流れ」など静かな渓流美を堪能できるスポットが沢山あります。

※標題が「奥入瀬渓流館~石ヶ戸」となっていますが、写真の枚数の関係で「石ヶ戸」以降の写真も混じっていることをお許しください。
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トラピストを望む小高い山へハイキング

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昨日(5/12)の日曜日、芝桜園へ行く前にトラピスト男子修道院の裏にある丸山(482m)に登ってきました。トラピストに通じるスギ林道路の脇から見える小高い山が丸山です。低いながらも独立峰のようで私の家からも良く見える山です。
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トラピストの周囲は濃いピンクの八重桜が満開で、とても綺麗です。正面のスロープを登って行った先が修院の建物で、ルルドや登山道は左の道を進んでいきます。ここからルルドまでの道は牧歌的で私の大好きな散歩道です。
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少し登ったルルドからは春紅葉に染まる丘、そして小島のような函館山を見ることができます。1920年から4年間にわたって文学講師として修院に滞在した三木露風もこの景色を楽しんだことでしょう。あの童謡「赤とんぼ」や「野ばら」は、この地で作られたそうです。「野ばら」といっても野原などで見かけるノイバラではなくハマナスだったらしいですね。
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少しずつ標高を上げていきますと、途中に展望台という少し開けたところがあり、ここからの眺望もおすすめです。手前には修院の本館、そして広大な農地、その奥には碧い津軽海峡が一望できます。爽やかな春の風に乗って礼拝か日課を知らせる鐘の音が聴こえてきます。この景色は日本でないような気がしますね。
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ここからは尾根伝いに頂上を目指すのですが、途中の木々の若葉が目に眩しいくらいに美しいです。シラネアオイなど初夏の北海道を彩る花々が沢山咲いていました。
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ゆっくり登って1時間ほどで頂上へ到着です。木々が生い茂ってあまり展望はききませんが、木々の間から駒ケ岳を望むことが出来ました。まだ少し雪が残っているようです。
キアゲハが山頂付近で沢山飛んでいて、盛んにスミレの蜜を吸っていました。他の花もありましたが、スミレが好みなのかも知れません。庭で見かける時にはとても警戒心が強いのですが、ここでは手にも止まるのではと思うほどにフレンドリーです。やはり山の蝶はのんびりしているようです。
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シラネアオイを求めて函館山へ

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そろそろシラネアオイの咲くころと思い一昨日(5/4)に函館山へ行ってきました。連休中はどこも人でいっぱいですが、函館山も手ごろな低山ですので家族連れなどで賑わっていました。
お目当てのシラネアオイですが、今まさに咲き誇っているという感じで沢山咲いていました。山野草の中では結構大きな花ですから、登山道の脇に咲いていると目につく花ですね。
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函館山も新緑の季節を迎えて、緑が眩しくなってきました。
花の様相も季節とともに少しずつ変わってきており、これからは初夏の花々で賑わっていくことでしょう。
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春の妖精を探して

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今日の函館は17.5℃と気持ちの良い天気でした。
春の妖精を探しに近くの厚沢部町まで二人して行ってきました。頂上で飛び跳ねると音がするらしい太鼓山という小高い山を経由して、目的地の水辺までちょっとしたハイキングです。
春の妖精なんて小洒落た名前を付けたものと思いますが、英語では"Spring ephemeral"、フランス語では"Fée du printemps"というらしいです。
春の短い時期にしか見られない花たちの華麗なる饗宴。毎年見てもため息が出ます。
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ここに来たら必ず寄るのがこのお蕎麦屋さんです。もとは農家だったと思われる古民家で、店中の雰囲気がいいのですが、お蕎麦もとても美味しいんです。
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春の陽気に誘われてのんびりと函館山を一周

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今日の函館はとても良い天気で気温も午後2時の時点で14.3℃まで上昇しました。
この陽気に誘われて二人して函館山をのんびりと一周してきました。
登山道の脇にはまだ少しの残雪がありますが、エンレイソウなど春の山野草が咲き始めています。
北国にも本格的な春の行楽シーズンがやってきましたね。
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晩秋の海向山へ

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「文化の日」の今日は朝からピカピカの天気でしたので、渡島半島の東端にある海向山へ登ってきました。
いつものように灯台の近くにあるホテル恵風の駐車場へ車を入れ、そこから恵山へ向けて登っていきます。恵山はほぼ全山でササラドウダンの紅葉が美しいのですが、今年は台風とその塩害の影響でほとんど全滅と言っていいほどに被害が広がっています。このコースは噴火湾に面した東斜面を望みながら高度を上げていくのですが、かろうじて紅葉樹が残っていました。
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350mほど登ると恵山山麓の台地に到着します。約8000年前から続く火山活動により大規模な火砕流が何度か起こって、このような荒涼とした広大な台地が形成されたらしいです。
右端に独立峰として小高く見えているのが海向山です。その左手前に見えている456峰を越えて、頂上を目指します。例年ですと紅葉したササラドウダンの朱で染まった山容を見ることが出来るのですが、今年は寂しい姿を晒しています
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恵山は8000年前に溶岩ドームが形成されたようですが、約2500年前に山体崩壊が起き、現在のような荒々しい姿になったそうです。爆裂火口からは活発な噴気活動が続いていて、生々しい地球の鼓動が伝わってきます。
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海向山頂上付近から西側に眼を遣ると、津軽海峡と函館方面へと連なる海岸線を望むことが出来ます。眼下の山々はすっかり秋の佇まいになっています。
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海向山の頂上にたどり着くと南東側真正面に山体崩壊と大きな爆裂火口が口を広げた恵山が目に飛び込んできます。恵山を境に左側は噴火湾、右側は津軽海峡になります。
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海向山からはまだ少し残っていたモミジなどの写真を撮りながら、のんびり下界に降りてきました。朝方の風は、海向山に登り始めた頃には収まって、最高のハイキング日和でした。
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GPSのトラックデータです。ホテル恵風出発8:50、海向山山頂11:10、昼食や日なたでちょっと微睡(まどろ)んだりしてホテル恵風へ戻ったのは13:25でした。歩いた距離は約13km、ほぼ海岸近くからのスタート・ゴールですから結構歩きます。
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初秋の函館山へ

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仕事はフリー、朝から風もなく絶好のハイキング日和ですので、家内を誘って初秋の函館山をぐるっと散策してきました。いつもの旧登山道から七曲りコースを巡ってきましたが、この日和に誘われるように多くのハイカーで賑わっていました。
ロープウェーが一般的ですが、コースを選べばスニーカーなどでも気軽に登れる山ですので、観光で訪れた際にでも、ぜひご自分の足で登ってみてください。もちろん登りは足で、下りはロープウェーというのもおすすめです。夜景もいいですが、四季折々の自然に触れられる明るい時間のハイキングもとても気持ちがいいですよ。
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ぐるっと一周、函館山

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最高気温が24℃まで上昇し、汗ばむような陽気でした。風もなく絶好のハイキング日和でしたので、家内を誘って函館山をぐるっと一周してきました。PM2.5の濃度が高いせいか、晴天のわりには全体に靄がかかっているようで、遠くの見晴らしはあまり利かない状態でしたが、登山道の縁の可愛い花々に癒されながらの楽しいハイキングでした。
下山後は、山麓にある阿佐利精肉店のすき焼きランチを楽しみにしていたのですが、あいにく定休日でありつくことが出来ませんでした。これを楽しみに歩いていただけに、疲れが一気に出てしまいました。(^^♪
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厚沢部の野山へ

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連休初日は風が強いものの良い天気に恵まれましたので、隣町の厚沢部(あっさぶ)町の野山へ出かけてみました。昨年は4/24に出かけていますので、ちょっと遅くなってしまいましたが、何とかゴールデンウィークに訪れることが出来ました。今年は全般に早いようですからどうかと思ったのですが、カタクリは終わりかけているものの、ヤチブキ(エゾノリュウキンカ)は見頃でしたし、エンレイソウ、エゾエンゴサクなどいわゆる「春の妖精たち」の可愛い姿を堪能することがきました。
明日からはmacotoガーデンの作業が待っていますので、よい息抜きになりました。
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楽しかった八甲田山の山行 ②

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強風に晒された1584mの八甲田大岳をやっとの思いで下って、1440mのところにある大岳鞍部避難小屋(大岳ヒュッテ)に到着です。ここまで来ると風も少し収まってきました。ここ大岳ヒュッテはとても立派で、充分に宿泊もできるようです。お昼になりましたので、ここで昼食を摂ることにしました。お昼は事前にsnowman-sさんにおねだりしていたおにぎりと手作りの美味しそうなおかずをいただくことにしました。忙しい朝に作られたようで感謝です。美味しいおにぎりとおかずに舌鼓をうち、みるみる元気が出てきました。さあ出発です。
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そして、このルートの最大の見どころであります毛無岱に到着です。ここからは281段の階段が下まで続いています。写真は上毛無岱からの遠望で、広大な高層湿原が眼下に広がり、本当に息をのむような美しさです。今の時期は殆ど花がありませんが、7月には見事なお花畑が見渡せるようですから、その頃にもぜひ来たいと思っています。
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凄い天気でしたが、無事に酸ヶ湯温泉に戻ってきました。毛無岱から上の方は殆ど紅葉が終わっていましたが、酸ヶ湯は今が紅葉のピークのようです。錦織りなすといった感じでとても綺麗です。
今回は八甲田連峰のほんの一部を登っただけですが、相当に懐の深い魅力的な山という印象を抱いて歩いていました。新幹線で1時間で青森へ来れる時代になりましたので、これからも訪れてみたいと思っています。
ご一緒していただいたsnowman-sさん、本当に有難うございました。
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今回の山行のGPSトラックデータをGoogle earthにプロットしてみました。反時計回りに周回したことになります。八甲田山はあまり火山というイメージがありませんが、八甲田大岳、隣の井戸岳(1452m)頂上の爆裂火口の迫力をご覧になってください。
画像をクリックしますと大きくなります。
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楽しかった八甲田山の山行 ①

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10月12日、今回の旅の最後を飾るのは、八甲田山の山行です。
八甲田山を拠点に活躍されておられる山岳写真家・山岳ガイドの一戸義孝さんの奥様で、私の50年来の友人でありますsnowman-sさんとの山行の約束をしていましたので、この日をとても楽しみにしていました。予定では、酸ヶ湯から登って仙人岱、小岳、高田大岳を経て谷地温泉へ下りるコースを考えていたのですが、数日前から雨が降ってコンディションが良くないということで、仙人岱、八甲田大岳、毛無岱を周回するというコースに変更していました。ご主人の義孝さんともご一緒できることを楽しみにしていたのですが、脚の調子が芳しくないということで、snowman-sさんと二人の山行になりました。

8時に酸ヶ湯温泉の駐車場で待ち合わせの約束をしていましたが、私が装備の準備をはじめた頃に一足遅れてsnowman-sさんが到着です。若い頃とちっとも変わらないsnowman-sさんと久しぶりの嬉しい再会です。積もる話もそこそこに彼女も準備をして、登山開始です。
山の上はガスがかかっていますが、雨も上がりまずまずのコンディションです。私は学生時代に一度来ているような気がするのですが、あまり記憶にありませんので、コースについて随時彼女に説明をしてもらいながら高度を上げていきます。彼女は9月23日にも同じコースを登っており、その時は紅葉が素晴らしかったと言ってましたが、今回はすでに紅葉が終わっているところが多いようです。
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ほぼ1時間ほどで八甲田大岳の南側に位置する仙人岱避難小屋(仙人岱ヒュッテ)に到着です。ご主人の一戸義孝さんもことのほかこのヒュッテへの思い入れが深いようで、長年にわたってお正月をここで迎えて、樹氷の写真を撮り続けていたようです。豪雪地帯ですから、冬は1階が雪ですっぽり埋もれて、2階から出入りするらしいです。トイレをお借りしたり、行動食を摂ったりして、少し休憩して出発です。

この辺までの道中も風が強かったのですが、ここから八甲田大岳の頂上までが更に大変でした。
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仙人岱ヒュッテを出て間もなく、猛烈な横風が襲ってくることになります。そして、雨まじりのガスが一気に濃くなって、視界もご覧のような状態になってしまいました。岩やロープにつかまったりして、身体を支えるのがやっとで、何度もよろけるような状態になります。あとで知ったのですが、風速25m以上で止まるロープウェーが終日休止していたといいますから、八甲田大岳山頂部は30mを超えていたものと思われます。レインウェアの下にフリースを着込みましたが、それでも寒いです。本格的な雨にならなかったことだけが、不幸中の幸いでした。私は3年前の7月、大雪山系の白雲岳でテントを飛ばされるほどの強風に遭遇したことがありますが、それに匹敵するくらいの強風でした。snowman-sさんも私も怪我が無くて良かったです。

写真は八甲田大岳頂上間近の最後の階段を風にあおられながらも必死に登るsnowman-sさんです。
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八甲田大岳から毛無岱、酸ヶ湯までの山行は②で紹介します。 

雨の八幡平

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アスピーテラインの県境にある駐車場へ車を入れて様子を見ましたが、雨は一向に止まず風も結構強いです。県境登山口から源太森を経由して茶臼岳(1578m)までを往復する予定でしたが、この天候では無理なようです。そんなことで、ガマ沼や八幡沼を見ながら源太森までをぐるっと周回してみることにしました。草紅葉というよりも雨に濡れる枯れ野の風情ですが、こんな日の八幡平も何となくいいですね。カメラのレンズの水滴を拭きつつ撮影してみました。
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雨のアスピーテライン

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「加美町sea to summit」を終え、その日のうちに岩手県を目指して北上し、夜は盛岡近郊の繋温泉に宿泊です。
翌朝(10月10日)、天気予報では朝から雨模様ですが、八幡平に登る予定ですので、朝食を摂ったあとにホテルを出発です。松尾八幡平ICを降りた頃から雨脚が一段と強くなって、標高が高くなるにしたがって、ガスも濃くなってきました。紅葉の見頃の時期と思いますが、周囲の山々の遠望がまったくきかず、ちょっと残念なアスピーテラインのドライブでした。それでも雲間からのぞく紅葉がいい雰囲気を醸し出して綺麗です。
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ランチ付きハイキング ①函館山

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今年春の函館山・軍事要塞跡巡りで1か所だけ紹介するのを忘れていた千畳敷戦闘司令所跡へ家内とハイキングがてら訪れてみました。千畳敷へはロープウェー、自動車などで山頂へ着き、案内板に従って津軽海峡の方向へ進むと30分ほどで到着します。私たちのように「旧登山道コース」や「七曲りコース」を通って、自然を満喫しつつハイキング・モードで登るのも楽しいです。
この千畳敷戦闘司令所は1905年に完成した軍事施設で、砲台跡は跡形もなく姿を消していますが、ご覧の司令所はそれなりに保存状態も良く、施設内へ立ち入ることが出来ます。有事の際の作戦室や他施設へ司令を伝える電話室などがあったようです。
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先日の台風とその後の強風と雷雨で草木の傷みが目立っていましたが、それでも健気に咲いている花々がありました。まだ山ブドウやウルシなどを除いて目立った色づきはありませんが、それでも何となく秋の気配を感じさせる函館山でした。
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そうそう、表題の「ランチ付き」云々は②で紹介させていただきます。ここから見える函館山を下りた旧市街には美味しいお店が沢山あります。(^^♪
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時間制限つきの登山

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昨日、フリーでしたので恵山と海向山へ行ってきました。
天気はやや肌寒く、家から見える七飯岳などは雲に隠れていますので、登山には芳しくないと思ったのですが、来週は仕事のほうがちょっと忙しくなりそうなので、今日とばかり準備をして車を走らせました。さらに、家内から夜にコンサートがあるので、遅くとも4時までには帰るようにという申し付けがあり、あまりしたくない時間制限つきの登山になりました。
恵風ホテルの駐車場に車を置かせていただき、登山口から山頂部を眺めても予想した通りに雲は晴れそうにありません。あまりモチベーションは上がりませんが、ここから十三曲りコースを経て、時計回りに海向山を一周し、昼食後に恵山を登って下山というスケジュールにしました。両山とも山頂部はガスの中で視界はまったくきかず、衣服にも細かい水滴がついて、あまり快適とは言えない状態でした。こんな日に来る人はいませんので、会った登山者は恵山での一組だけでした。まあ、個人的には楽しい山行だったのですが・・・(^^♪

GPSトラックをGoogle earthにプロットしてみましたが、こんな感じで歩きました。8時に登り始めて、下山したのが13時15分でしたので、余裕で帰宅することが出来ました。ちなみに恵山は618m、海向山は557mで、このコースでの全距離は約16kmでした。岬の上の方は津軽海峡、下の方は噴火湾です。晴れていますとこんな感じで両方の海を眺めることが出来ます。
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『青森県の山』 いちのへ義孝

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山と渓谷社から8/5に発売になる分県登山ガイド『青森県の山』を著者・いちのへ義孝さんから送っていただきましたので紹介いたします。いちのへさんは八甲田連峰をフィールドにして活躍している写真家であり、また山岳ガイド、登山家としても国内外に知られています。
本書は45巻にわたる分県登山ガイドの一冊であり、統一された体裁をとっていることもあって、山の紹介はもちろんのこと、アクセス、登山適期、難易度、アドバイス、チェックポイントなどがとても見やすくレイアウトされています。そして、さすがに山岳写真家だけあって写真がとても綺麗で、山に行かなくても山の写真を眺めているだけでうっとりします。
並んでサインをいただいた志津子さんは奥様であり、本書の取材協力者として山行に同行され、また執筆のお手伝いもされたとお聴きしています。本書のモデル登山者としても登場しています。そうそう、私と志津子さんとは20代の頃からの知り合いであり、東京で一緒に机を並べた仲でもあります。
今年秋にはお二人と一緒に八甲田山系の縦走を予定していますので、とても楽しみです。

本書は全国の主要書店、amazonなどで発売していますので、ぜひお買い求めいただければと思います。なお、集大成の写真集「八甲田山」も発刊すべく撮影が進行中のようです。
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横津岳から袴腰岳へ

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家内を誘って横津岳、烏帽子岳を経由して袴腰岳まで行ってきました。
車で遠くまで行くのは億劫ですし、山道の悪路の運転も面倒、そんな無精ものには家の裏の横津岳(1167m)が一番身近ということで、ザックに水と食料、雨具などを詰めて出発です。今日も暑いのを覚悟していましたが、いつも風が流れている尾根や山頂付近も予想通りに暑くて大変でした。 花にももう少し会えるかなと期待していたのですが、終わった花もあったりして今の時期はこんなものなのかも知れません。むせかえるほどに暑いもののリンドウが咲いたり、空には筋雲や鱗雲が浮いたりして、どこか秋の足音が聴こえてきそうな感じがしていました。
僅かな花でしたが、高層湿原や尾根筋で見られた上からハイオトギリ、ヤナギラン、タチギボウシ、ノハナショウブ、シロバナハクサンシャジン、エゾオヤマリンドウ、ノリウツギなどです。
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のんびり早春の城岱高原へ

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天気予報通り朝から抜けるような青空になりましたので、車を使わずに家から歩いていける城岱高原へ家内と二人で登ってきました。風がなく暖かいので、ジャージにウィンドブレーカーという軽い服装で出発です。3月中旬とはいえ、まだたっぷりと雪が残っていて、山の春はもう少し先かなと思っていました。スノーシューを担いで行ったのですが、山麓から城岱高原まで新しいスノーモービルのトレースがあり、そのお蔭で一度もスノーシューを装着することはありませんでした。とても気持ちの良い早春の山散歩でした。
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恵山、海向山のトラックデータでお遊び

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GPSによるトラックデータをgoole earthにトレースしてみました。海向山の高低差があまり実感として湧きませんが、恵山の活火山としての雰囲気がよく分かりますね。海向山の左右分岐のところから(海側を)少し登ったあたりでトラブル発生(落とし物)のため、400mほど下って戻った様子が画像を大きくしますと分かります。他にもルートを外れているところがありますが、紅葉ビューポイントを探してですので、こっそりと草に栄養を与えていたわけではありませんよ(笑)。いずれも道がついているところですので悪しからず・・・。GPSって正確過ぎて、隠し事が出来ませんね。(^^♪

※画像をクリックしますと大きくなります
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紅葉の恵山、海向山をひと巡り

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昨日に続いて快晴の道南。フリーでしたので、紅葉が見頃を迎えている恵山と海向山へ行ってみることにしました。朝の8時に恵山岬にあるホテル恵風の駐車場に車を入れて、「十三曲がりコース」から入山です。思っていた通り山全体がササラドウダンの紅葉で真っ赤に染まり見事です。
賽の河原駐車場を経由して、まずは海向山へ向かいます。左回りで登って右回りで降りてきたのですが、途中誰にも会わず、のんびりと静かな周遊登山を楽しむことが出来ました。人の声が聞こえない代わりに鹿の鳴き声が頻繁に聞こえ、2枚目の写真のようにこの地区でも鹿が急増していることがうかがわれます。また賽の河原に戻ってきて、次は恵山山頂と並立しているような恵山展望台へと向かいます。ここまで来ると団体さんなども多く賑やかになります。
そして、まだ余力がありましたので、権現堂コースを辿って恵山山頂へ登ってみました。頂上からは津軽海峡を越えて下北の山並みがはっきりと見えますし、転じると青々とした噴火湾が目に飛び込んできます。さらに左には登って来た海向山とナナラドウダンの紅葉が裾野を染める456峰が見えています。
空は抜けるような快晴で風はなく、少し汗ばむような登山日和の一日。約19km、7時間とちょっと長丁場でしたが、楽しい二つの山のひと巡りでした。ちょっと写真が多くなってしまいましたが、お許しください。(^^♪
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好天に誘われて駒ケ岳へ

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スイム予定を取りやめて家内と山へ行ってきました。朝になってから急遽決めたものですから、家から40分もあれば楽に登山口に着ける駒ヶ岳へ登ることにしました。スイム道具を放り出して、バタバタと山の道具を揃えて出発です。
このところの大雨で登山道の一部が大きく崩壊しているところがありましたが、順調に登り下りすることが出来ました。風が殆どないせいか眼下の大沼・小沼が霞んでいたのが残念でしたが、ほぼ晴天でワンダフル・ハイキングでした。平日ということで、数人の登山者と会っただけで、のんびりと静かな駒ケ岳を満喫してきました。
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mont-bell ティトンブーツ

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8月に"SEA TO SUMMIT"で東川町へ行った際にふらりと寄ったモンベル東川店で衝動買いしたティトンブーツ、履く機会がなくて部屋の飾りになっていたのですが、今日試し履きしてきました。「軽量で柔らかく、軽装備の日帰りハイキングや野山の散策などで手軽に着用できる全天候型ブーツ」という触れ込みだけあって、足を入れた感じはなかなかいいです。600gと軽いうえに全体に柔らかく、それなりのホールド感もありますので、気軽な近場の山に登るには最適かも知れません。ソールの張替も出来るようですが、値段からして私は履きつぶしでしょうね。
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モンベル ダウンハガー800 #2

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持っている寝袋が20年以上も前のもので1.5kgと重く、しかも小さくならないうえに寒かったので、思い切って新しいものを購入しました。モンベルの「ダウンハガー800 #2」で、リミット温度が-6度、コンフォート温度が0度というものです。
テストとして、今回の前泊のキャンプに持って行きましたが、まず735gととても軽いことと、収納サイズがφ16×32cmまで小さくなることに感激です。スタッフバックから出して広げると、ご覧のようにふわっとして空気に包まれるような感じになります。またスーパースパイラルストレッチシステムというモンベルが開発した独特の構造を有しており、寝袋自体が135%伸縮するようになっています。
半月湖キャンプ場は標高が350mほどですので、夜は10℃以下に気温が下がったと思いますが、Tシャツ1枚でもぽかぽかと心地よいものでした。また胡坐(あぐら)がかけるという触れ込みのスーパースパイラルストレッチシステムも、圧迫感がなく寝相の悪い私にはすこぶる快適なものでした。お勧めの逸品だと思います。
シュラフを検討されている方の参考になれば幸いです。
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羊蹄山登山のトラックデータ

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今回の羊蹄山日帰り登山のGPSトラックデータを地図上にプロットしてみました。火口外輪を時計回りに北山、京極コース合流点を経て山頂へ、そして喜茂別コース合流点、真狩コースからの合流点を通過して、元のコースを下山しました。最も大きな火口の父釜だけで周囲5kmもありますので、全体としては相当に歩き応えがあります。

《画像をクリックしますと大きくなります》
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羊蹄山の花々

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羊蹄山の比羅夫コースに沿った地域は「後志羊蹄山の高山植物帯」として天然記念物に指定されているだけあって登山道の脇には沢山の綺麗な花々が咲いています。花の名前にはあまり興味はありませんので、知らない花が殆どなのですが、今を盛りに咲いている花々を撮って来ましたので、代表的なものを少しだけ載せてみます。

写真の上から・・・
中腹あたりにまだ咲いていたシラネアオイ、咲き始めが美しいウコンウツギ、千鳥の飛ぶ姿に似ているハクサンチドリ、葉が米のように小さいコメバツガザクラ、高山植物ではお馴染みのエゾノツガザクラ、高山帯に群落を形成していることが多いミヤマキンバイ、少しピンク色に変色しているキバナシャクナゲなど・・・。
全体にまだ早いようですので、これから見頃を迎えるようです。
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羊蹄山登山

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4時に起き、朝食を摂って身支度をし、そしてテントを撤収していよいよ出発です。最初はトドマツ、カラマツの人工林ですが、3合目を過ぎるあたりからエゾマツとダケカンバの林に変わっていきます。天気が良く、木々の間から差し込む木漏れ日が鳥のさえずりにハーモニーして、とても気持ちの良い登り始めです。やがて傾斜がきつくなり、ハイマツが多くなってきて、つづら折りの道をひたすら登り、9合目近くになると火口の縁(外輪山)が見えてきます。
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外輪山のひとつ北山(1843m)を経ると、もっとも大きな火口の父釜(最大径750m)が見えてきます。外輪は思っていた以上に複雑な形状で、変化に富んだ岩場や砂礫が広がっていて、残雪の残る火口凹地とともに美しい景観を形作っています。
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外輪尾根の砂礫帯を進む赤いザックの私と、岩場の頂上を目指すsiさん。もう少しで頂上(1893m)です。標高差1548mを登ったことになります。
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さすがにメジャーな山だけあって平日にも拘わらず団体さんを含めてとても沢山の人が登っており、もう少し静かな雰囲気のほうが個人的にはいいかなと思っていました。でも、天気が良く、絶景を眺めることが出来て大満足でした。siさんのお蔭で楽しい山歩きが出来たと思っています。

外輪の背後に広がるニセコのスキー場群と、湧き上がる雲の間から姿を見せた洞爺湖方面です。
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半月湖キャンプ場で前泊

カテゴリ:
山友達のsiさんが大雪山系の縦走前の体調および装備の確認のために、例年羊蹄山へ登ることにしており、今年は私も一緒にどうですかというお誘いを受けました。私は今年初めての山登りでしたし、灯台下暗しというか羊蹄山へは登っていませんでしたので、二つ返事で行くことにしました。当初は25、26日の予定だったのですが、予報では天気が芳しくないようでしたので、仕事の都合をつけていただき、27、28日ということにしました。

前日までの雨が嘘のように青空が広がり、ビューポイントから見る雄大な羊蹄山に心の高まりを感じます。ホームグラウンドの七飯スキー場からも見えますし、ニセコのスキー場から見ても存在感を感じさせるいい山です。
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お昼過ぎに倶知安町の半月湖キャンプ場に到着です。ここは4本ある登山コースのうちのひとつ比羅夫コースの登山口になっています。siさんが先に到着しており、昨年8月の大雪山系縦走以来の感激の再会です。時間が経つのを忘れるほどに歓談していたら、さすがに長い日も暮れて一段と寒くなってきました。明日の健闘を誓って、お子様時間の8時にシュラフに潜り込みました。
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カシバードと google earth に展開

カテゴリ:
今回の山旅のGPSトラック・データをもとにカシバードおよびgoogle earthに踏破ルートをプロットしてみました。赤線を辿っていくと、この時にはこんなことがあったなと思い出されます。まだ数日しか経っていないのですが・・・。
今年は大雪へ行くことはないと思いますが、また来年違うルートでチャレンジしたいと思っています。

《画像を2度クリックしますと詳細をご覧いただけます》
トムラウシ山

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さあ下山です 《8/26》

カテゴリ:
山での3日目の朝を迎えました。昨日と同様に4時に起床です。昨日のうちに殆どの方は下山したり、次の縦走地へ出発しましたので、ヒサゴ沼のテント場は私を含めて3人だけで夜を過ごしました。まだ外は暗いですから、テントの中の片付けから開始です。そして30分もすると空が明るんできましたので、テントの撤収です。

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すべてをザックに詰め込み、5時にテント場を出発です。食料は少し減ったと思いますが、重量にしますと微々たるものですから、やはり20キロは重いです。五色岳からの下りはぬかるんで滑りやすいうえに断続的に急勾配が続きますから、登りよりも下りに神経を使います。
五色岳を経由して五色ケ原、沼ノ原へと順調に歩みを進めます。湿原越しにトムラウシが遥か彼方に見えています。

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もう少しでクチャンベツ登山口です。ナナカマドやカエデなどが少しずつ色づいてきています。大雪山系はもう数週間もすると本格的な紅葉の時期を迎え、そして短い夏山シーズンも終わりを告げることでしょう。

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お蔭様で天気に恵まれ、楽しい3泊4日の山行でした。層雲峡で少し休んでから、高速に乗って今日中に七飯に帰りたいと思っています。

ちなみに下山時のGPSによるコースタイムは下記の通りです。
《 ヒサゴ沼テント場 5:10 ⇒ 化雲分岐 5:35 ⇒ 五色岳 6:35 ⇒ 沼ノ原・大沼 9:03 ⇒ クチャンベツ登山口 10:29 》

層雲峡⇒高原大橋

ルート上の花々 《8/25 ④》

カテゴリ:
花はほとんど終わりかけているのですが、ヒサゴ沼からトムラウシまでのルート脇に咲いていた花々を少しだけ載せてみます。大雪の今の時期を彩るヨツバシオガマ、チングルマ、ハイオトギリ、タカネトウウチソウ、エゾコザクラなどがひっそりと咲いていました。

ヨツバシオガマ

チングルマ

ハイオトギリ

タカネトウウチソウ

エゾコザクラ

トムラウシ登頂 《8/25 ③》

カテゴリ:
写真を撮ったり、ルートを迷ったりして時間がかかりましたが、約3時間でトムラウシ山(2,141m)の頂上に立ちました。登ってくるときに名古屋の大学生グループや本州の単独登山者など数人に会っただけで、頂上は私の貸し切り状態でした。週末などは結構賑やかなようですが、十勝連山、表大雪の山々、眼下に広がる雄大な景色、澄み渡った青空などを独り占めにしたような気持です。圧倒されるようなスケール、ただ聴こえるのは風の音のみ・・・なかなか下りる気にはなれません。

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いざトムラウシへ 《8/25 ②》

カテゴリ:
日にちの感覚がなくなってきましたが、8月25日(火)の朝を迎えました。周りの音に急かされるように朝4時に起床です。満天の星でしたので、晴天と思っていましたが、予想通りの雲一つないピカピカの天気です。放射冷却現象のためか、霜柱が立っています。8月というのに氷点下近くまで気温が下がったようです。

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今日は行動食、水、雨具、防寒着など必要なものだけをザックに詰めて、あとはテントの中に残して行きます。トムラウシまでピストン(往復)するのは私を含めて二人だけで、その方は5時に出発、私は少し遅れて5時半近くに出発です。
30分ほどしてヒサゴのコル(鞍部)に到着です。ヒサゴ沼、そして左岸に避難小屋、テント場を望むことが出来ます。左下に陰になって分かりにくいのですが、大きな雪渓が残っています。この分では融けずに、冬を迎えるものと思われます。

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更に歩みを進めますとコースの両側に、天沼などの小さな沼が点在し、周囲に咲く花々とともに目を楽しませてくれます。

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1900mを超えるあたりからロックガーデンと呼ばれる岩塊の斜面が目の前に広がります。最初は比較的小さめの岩、次が数トンもありそうな巨岩、最後は急登というイメージです。どうしても目線が下にいってしまい、何度もルートが分からなくなって、右に行ったり左に行ったり、登ったり下りたりと・・・時間をロスしてしまいました。ナキウサギの甲高い鳴き声が沢山聴こえてきます。そしてロックガーデンを登りきると、2000m台地の丘の上にトムラウシの山頂が顔を出してきます。

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北沼が見えてくると、あとはトムラウシの頂上を目指して直登するのみです。空は相変わらず雲一つない青空。紺碧の水を湛えた北沼が映えています。7月に白雲岳避難小屋で私が停滞していた日に登山をされて低体温症で亡くなられた方は、この付近で悲劇にあったようです。また、まだ記憶に新しい2009年7月のツアー登山者9名が、相次いで遭難死したのもこの付近です。黙祷をしてから、トムラウシに向かいます。

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満天の星空 ヒサゴ沼にて 《8/25 ①》

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夜の2時過ぎにテントから顔を出してみますと、月は沈み満天の星空が広がっています。迷惑にならないように、そっと三脚とカメラをセットします。それにしましても小さな刺し穴を空一面に開けたくらいに凄い星の数です。天の川もくっきり見えていますし、ヒサゴ沼に映る星もキラキラと輝いたりして、なんともロマンチックな光景です。重いテントを担いで登った甲斐がありました。
仮に天候悪化でトムラウシに登れなくても、この光景を見ただけで、もう大満足です。

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五色岳~化雲岳~ヒサゴ沼 《8/24 ③》

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五色岳(1868m)からほぼ真西に向かい標高差100m位を登りますと化雲岳(1954m)に到着です。ここからは天人峡へ下りることが出来ます。私は南のヒサゴ沼を目指します。

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やっとヒサゴ沼が見えてきました。少しガスがかかっていますが、まずまずの天気です。目的地が見えましたし、あとは下るだけですので、俄然元気が出てきます。

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ヒサゴ沼の指定テント場到着です。大きな石がゴロゴロしているように見えますが、テントを張るスペースは比較的平坦ですし、これ以上を望むことはできません。すでに6張が張られていましたので、白いテントの隣に張らせていただきました。張っている最中にテントから顔を出されたのは山ガールさんで、心の中で「ラッキー」と呟いてしまいました。張りながらいろいろとお話をしましたが、道央にお住まいで一人で縦走しているのだそうです。恐るべし山ガールさんです。真ん中のオレンジのテントが私の2泊の住居です。

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7時過ぎになりましたら、外は夕闇に包まれ月が顔を出してきました。夜半前は月明りで星は無理かもしれませんが、日付が変わる頃には少し星が見えるかもしれません。

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ちなみにGPSによる本日のルートの通過時刻は下記の通りでした。
《クチャンベツ登山口 6:49 ⇒ 沼ノ原大沼テント場 9:02 ⇒ 五色岳 11:50 12:49 ⇒ 化雲岳 13:57 ⇒ ヒサゴ沼テント場 14:54》

沼ノ原~五色岳 《8/24 ②》

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沼ノ原の長い木道を歩き終えて少し登り、五色ケ原にかかる頃に素晴らしい出会いがありました。私より若い男の方がトムラウシの方向を長いこと見て立ち止まっていました。「ここから見るトムラウシが一番きれいと思い、雲が切れるのを待っているのです」と・・・。お話をすると道内在住のSさんという方で、十勝三股から入山し、ブヨ沼でテント泊。音更山、石狩岳から深いコルを経由して昨日は沼ノ原の大沼キャンプ指定地でテント泊し、今朝大沼を出発して少ししてから私と会ったようです。今日は忠別岳避難小屋に泊まるとのこと。それでは五色岳までご一緒しましょうということで、山のことを含めいろいなことを話しながら、ゆっくりと歩みを進めます。楽しい話をしながら相前後して登ると、今までの喘ぎながらの登りは嘘のようで、あっという間に五色岳頂上へ到着です。

歩みを進めてきた音更山、石狩岳の山並みを感慨深げに見入るSさん。登頂時に合わせるように山頂の雲が切れてきました。

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独特の形の忠別岳、そしてその手前の小さな避難小屋がお分かりになりますでしょうか。目を転じると遥か彼方にトムラウシ山が見えています。明日登頂予定ですので、雲が取れてくれると嬉しいのですが・・・。

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Sさんと尽きぬお話をしたり、眺めを楽しんだりと、五色岳で1時間ほどのんびりしていました。いよいよSさんと再会を約束してお別れです。Sさん、楽しいお時間を有難うございました。Sさんは忠別岳避難小屋へ、私はヒサゴ沼へと向かいます。

クチャンベツ登山口~沼ノ原 《8/24 ①》

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今回の予定ルートは、クチャンベツ沼ノ原登山口から入山し、ヒサゴ沼に2泊のテント泊、トムラウシまで往復して、3日目に同じルートを下山するというコースです。
層雲峡のキャンプのバンガローは快適で、割とよく眠れたような気がします。4時に起床し空を見上げると雲はあるものの良い天気です。昨日夕方まで萎えていた気持ちが一転してテンションが上がり、5時にキャンプ場を出発できるようにバタバタと準備です。そして予定通りクチャンベツの登山口に向けて車を走らせます。大雪湖を過ぎるあたりから鹿がどんどん道路に飛び出して来て、スピードを出しているととても危ない状況です。

5時半頃に林道に入りゲートのカギを開けて更に奥に進みます。ちょうど中間点の音更橋に差し掛かった頃と思いますが、手を大きく振って合図している男の方にお会いしました。顔に数か所の擦り傷と手を押さえていることから、ただならないことと思い車に乗っていただきました。お話を伺うと前日に日帰りの予定で十勝三股登山口から音更山に登り、同日中に下山する予定だったようです。昨日は低いガスがかかって見通しが殆どきかないような状態だったようですから、コースを間違って反対方向へ降りたのではないかと思われます。比較的お元気で低体温症などの症状はないようですので、携帯電話の通じるところまで下して上げますということで、国道に向けてUターンです。国道の銀泉台入口付近に来ましたら携帯が通じ、奥様のもとに電話していることを確認して、私はまた登山口に向けて再度Uターンです。ご自身の体力と適切な対処が命運を分けたのでしょうが、雨が降らず強い風も吹かず、そしてタイミングよく私に会ったことも幸運だったと思います。本当に良かったと思います。

ということで予定より1時間超過した7時にいよいよ登山開始です。前回の教訓がありますし、このところの上川・十勝地方の天気は急変することが多く、山の中での数日の停滞を予測して食料や防寒着を多めに詰め込んだら、20キロ近い重量になってしまいました。スタートしてぬかるんだ急登にかかるころから、背の重量をずしりと感じてしまいます。備えあれば憂いなしといいますが、ちょっとオーバーだったかなと・・・。

1時間半ほどで沼ノ原に到着です。沼ノ原山の北部、標高1,420~1,450mの溶岩台地上に発達した湿原です。湿原内にはキャンプ指定地になっている大沼の他にも大小の池塘が棚田状に配列しており、沼ノ原の美しい景観を特徴づけています。湿原内にはアカエゾマツ、ダケカンバ、ミネカエデなどの亜高山性落葉低木林が侵入していることも、沼ノ原独特の景観を形成しているようです。

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花はそろそろ終わりに近づいていますが、イワギキョウやミヤマリンドウなどが目を楽しませてくれます。これからどんな花々に出会えるのでしょう。

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再び大雪山系へ

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4日間の休みをいただいて、7月に続いて大雪山系へ出かけました。初日(8/23)は夕方までに層雲峡へ着くとよいので、のんびりと一般道を走って旭川を目指します。途中、洞爺湖付近でトライアスロンの大会の交通規制で少し遅れましたが、ほぼ順調に夕刻に層雲峡に到着です。ここ層雲峡オートキャンプ場にテントを張る予定だったのですが、思った以上に寒いのと明朝の撤収を考えて、軟弱者はバンガローに宿泊変更です。夏休みが過ぎたせいか、本日の宿泊客はライダーのテントが2張、バンガローが2組と広いキャンプ場が寂しいくらいです。ここのキャンプ場は、芝生がきれいですし、シャワー、ランドリーなども完備していて気持ちの良いところです。
山はどんよりと低い雲が垂れこめ、ちょっと気持ちが折れそうな感じの天気です。明日は晴れてくれるといいのですが。

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カシバードで遊ぶ

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大雪山に持参したGPSのトラックデータをフリーソフトの「カシミール3D」に読み込ませて、ソフトに付随する「カシバード」でちょっと遊んでみました。まだほんのさわりの部分しか理解していませんが、まずは使ってみることが先決ということで、あれこれいじって何とか描画してみました。いろいろな設定で、よりリアルな表現が出来るようなのですが、初心者はこの程度しか不可能です。少し緑の濃い大雪山になりましたが、雰囲気だけでもお伝えできればと思っています。相当に奥深いソフトですので、少しずつ使いこなしていきたいと思っています。

※画像を2度クリックして拡大しますと、より詳しい画像がご覧いただけます。

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白雲岳~裾合平~姿見 《7/8》

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身支度も整え、テントも回収して、朝5時半にお世話になった避難小屋を出発しました。雪渓も岩の表面も凍って滑りやすくなっていますので、慎重に歩みを進めます。連絡が取れていない家内が心配していると思い、出来るだけ早く姿見駅へ着くことを考えていましたが、焦ってもしょうがありません。
7時近くに北海岳へ戻ってきました。ここで旭岳方向から来た同年輩の方と会いました。お互いに挨拶を交わし、どちらからともなく、「昨日は凄かったですねぇ」と・・・。この方は一昨日の夕方に旭岳を越えて、裏旭キャンプ指定地でテントを張ったそうです。そして昨日は一日身動きが取れず、テントの中で雪まじりの暴風雨に耐えていたそうです。この裏旭キャンプ場は風の通り道で、テントを潰されたという事故をたくさん聞いていましたので、思わず「よく生きていましたね」と声をかけてしまいました。本当に地獄のような二晩を過ごしたことでしょう。それにしましても、あの強風にテントもよく耐えたものです。(私の隣りの緑のフライシートの方は、ポールが折れ、その先端がフライシートに刺さって無残にも破れていました。)

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そして、中岳分岐、裾合平を経由して姿見へ戻ってきました。姿見に近づくにつれ、花も少しずつ増えてきました。イソツツジ、エゾノツガザクラ、チングルマなどを目にすることが出来ましたが、これからが本番。大雪の山々を背景に、一面の花畑が多くの観光客の目を楽しませることでしょう。

通話圏内に入ってから家内に電話し、そしていろいろと心配していただいた旭川東署へお礼の電話を差し上げました。多くの教訓を得ることが出来ましたが、山に限らず何事も謙虚に慎重に行動することが大切とあらためて肝に銘じたところです。

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ちなみに帰りのGPSによる軌跡と各地点の時間です。
・白雲岳避難小屋《5:32》⇒・白雲分岐《6:05》⇒・北海岳《6:53》⇒・間宮岳《7:40》⇒・中岳分岐《8:04》⇒・裾合平分岐《9:16》⇒・姿見駅《10:25》

GPS 2015-08-08

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