カテゴリ

カテゴリ:北海道あちらこちら

エスコンフィールドへ

カテゴリ:
北広島市にオープンしたファイターズの本拠地エスコンフィールドへ野球観戦に行ってきました。
日本ハム・ファイターズと千葉ロッテ・マリーンズの一戦でした。
14日の日曜日で「母の日」でしたので、審判はピンクの衣装でしたし、ピンクのスパイクやバットを使用する選手もいて、華やいだ雰囲気でした。また、新庄監督プロデュースのド派手なユニフォームを着用してのプレイですので、場内は最高潮に盛り上がりました。
試合は残念ながらファイターズが敗れてしまいましたが、楽しいひと時でした。
もう少し暖かくなって、開閉屋根がオープンした青空のもとでの試合も楽しみたいと思っています。
P5140021
P5140026
P5140024
P5140027
P5140028
P5140032
P5140034
P5140035

Hanazono Zip World in Niseko 【movie】

カテゴリ:
"Hanazono Zip World"でのジップラインの様子を短くまとめてyoutubeにアップしました。
Goproを専用ハーネスで胸に固定しての撮影でした。スピードが凄すぎて、ジップラインの腰ベルトが浮き上がって写り込んでしまったことが、ちょっと残念です。次回は対策を練って、もう少し上手に撮りたいと思っています。

楽しかったプチ旅行

カテゴリ:
2泊3日のプチ旅行は無事終了して予定時刻に帰宅しました。
暑かったですが、天気にも恵まれて、内容の濃いスケジュールをこなすことが出来ました。
コロナ感染者はまた少しずつ増えてきているようですが、安心して旅行できる日が来ることを祈ってプチ旅行記はいったん〆させていただきます。
P7120177

ジップラインに挑戦

カテゴリ:
ニセコの花園リゾートにあるHANAZONO ZIP WORLDでジップラインに挑戦することにしました。
この花園リゾートは、ニセコアンヌプリとは別峰で標高1045mのワイスホルンの山麓に広がっていたワイススキー場の跡地をリノベーションしたものです。スキー人口の減少と共にワイススキー場は閉鎖されて建物なども崩壊していましたが、ここを外国資本が買収してリゾート地として再開発しました。ワイススキー場には何度かスキーで訪れたことがありますが、比羅夫とは一味違ったなかなか面白いスキー場でした。
P7120205
このジップラインは、アジア最長級、世界最大級を誇るものだそうで、総滑走距離2,591mにもなります。3本のラインを乗り継ぐ形で、最初のZIP1グリーンは427m、次のZIP2レッドは464m。そして最後のクライマックス・ZIP3「ブラックダイヤモンド スーパーフライ」は、全長が1,700mにもおよび、最高時速は110kmを超えるスピードに達するといいます。
birdeyeview_map
ガイドさんにハーネスなどの装備の説明を受けている間に、前組のグループの人たちが次々と降りてきます。相当なスピードですし、この高度に「ちむどんどん」してきます。
P7120211
こんな感じでゴンドラに乗りこみます。相当に怖いので、キャンセルして逃げ出そうという気も起きないわけではありませんが、ゴンドラに押し込められたらもう覚悟を決めるしかありません。8人乗りのゴンドラは、フェラーリのデザイン担当者が設計をしたらしく、内部は椅子を含めて超豪華です。七飯スノーパークとは、月とスッポンくらいの差があります。ただ、冬仕様なので暑くてたまらないのがイマイチでした。
P7120208
まずZIP1グリーンからスタートです。ラインにローラーを取り付けてハーネスなどの準備をしている時はドキドキですが、いざスタートしてみたら意外と楽勝でした。
P7120214
ZIP3「ブラックダイヤモンド スーパーフライ」は、山麓を見下ろす感じですし、到着点が1700mも先に小さく見えるだけですから、少し恐怖感はあります。「1分半もありますから、態勢などいろいろと試してみてくださいね」というガイドさんの説明も上の空で、飛び出していきました。さすがに凄いスピードと高度感です。
結果的には、あまり周囲の景色をみるような余裕はなく、また意図的に態勢変化なども試みないうちに下に着いたという感じです。ただぶら下がって落ちてきたというのが本音です。(笑)
P7120227
妻は「病みつきになりそう」といってますし、私ももう少し景色を見るくらいの余裕をもって再び挑戦したいと思っています。高所恐怖症のオジイサン、オバアサンでも楽勝でしたから、ぜひジップラインに挑戦してみてください。
ただ、ぶらさがって乗っていただけですが、精神的動揺は空腹感を増強するようです。お昼は花園リゾート内のレストランで美味しい冷麺をいただきです。
P7120233
(7月12日)

有島記念館

カテゴリ:
3日目の朝はニセコで迎えました。数年前にも来ていますが、本当に昔の面影はまったくありません。コロナ前のインバウンドが大勢押し寄せていた時は、日本ではないようだと聞いていました。

そんなニセコでのアクティビティの予約を11時に入れていましたので、それまでの空き時間を利用して隣町・ニセコ町の有島記念館まで足を伸ばしてみました。羊蹄山を真正面に望む牧歌的なとても素敵なロケーションのなかにあります。
P7120178-2
P7120181
資料によりますと、有島武郎の父・武が、1898年(明治31年)、マッカリベツ原野の貸下を出願したことがこの農園の始まりのようです。鉄道開通などによる入植者増加により、開墾は急速に進みましたが、武郎は自身の思想から農場所有に疑問を抱いており、父の没後の1922年(大正11年)、農場を小作人全員の共有として無償解放することを宣言したそうです。その後、有限責任狩太共生農団信用利用組合が設立されましたが、占領軍による農地改革の対象となって農団は解散し、農地はそれぞれの持ち分に従って私有地となり現在に至っているそうです。
木田金次郎をモデルとした小説『生れ出づる悩み』や、農場所有をめぐる父子の葛藤を描いた短編小説『親子』の舞台ともなっているそうです。
P7120182
P7120183
P7120194
P7120196
P7120202-2
(7月12日)

旬のサクランボ

カテゴリ:
小樽からニセコに向かう道中、余市から仁木にかけての道路沿いに沢山のサクランボショップが軒を連ねています。妻が「サクランボ、サクランボ」とうるさいものですから、沢山の人で賑わっている店を選んで寄ってみました。試食にと勧められたサクランボの美味しいこと、さすがサクランボ・ロードだけあります。1パック1800円の袋に、ふた掴みもおまけを入れてくれました。
ニセコのホテルに着いて、テーブルのお菓子の容器をお借りしてさっと洗い食べてみましたが、大粒で味が濃くて最高に美味しかったです。今が旬ですので、こちら方面へ行く機会がありましたらぜひご賞味ください。
P7110173
(7月11日)

にしん御殿 旧青山別邸

カテゴリ:
水族館のすぐ近く、祝津にある「にしん御殿 旧青山別邸」へ寄ってみました。名前は聞いたことがありましたが、初めて足を踏み入れました。
大正6年から6年半余りの歳月をかけ建てた個人の邸宅です。新宿の有名デパートが50万円ほどで建った時代に、この別邸の為に31万円もかけたといいますから、いかに凄い豪邸かおわかりいただけると思います。旧青山家は、祝津の網元で小樽から留萌にかけて、いくつもの鰊漁場を経営していたようで、1914年(大正3年)頃には1万石(7500t)以上もの水揚げがあったということです。 この数字は現在の価格に置き換えると約25億円になるそうです。
このように金に糸目をつけずに建てた別邸ですが、中の調度品なども芸術価値の高い超一級の品々で、見応えがあります。小樽にこんなところがあったのといった感じで、驚嘆してしまいます。
P7110143
P7110157
P7110136
P7110141
P7110169
別邸の隣に貴賓館という新しい建物があり、ギャラリーとレストランが併設されています。別邸の内部は一切の写真撮影が禁止されていますが、こちらは大丈夫です。暑さでぐったりですので、抹茶と和菓子で一服です。
P7110153
P7110154
P7110145
(7月11日)

おたる水族館

カテゴリ:
水族館と動物園が大好きですから、小樽の「おたる水族館」も外すわけにはいきません。何度か来ていますが、もう何十年も前のことですから、ほとんど中の様子などは忘れています。
魚たちの展示も充実していますが、海獣公園を主体に紹介したいと思います。

まず水族館に入ると大きな水槽の中でアオウミガメの太郎が迎えてくれます。2007年10月に道北の初山別村の海岸で保護された太郎は、保護された時に右の前肢がなく、両眼は閉じたままで身動きもほとんどしていない状態だったそうです。瀕死の重傷でやせ細っていましたが、スタッフたちの懸命な治療と看病によって、15年経った今ではすっかり元気になり水族館の人気者になっているそうです。
P7110057
「おたる水族館」は、「沖縄美ら海水族館」の開業までは「東洋有数のスケール」をキャッチフレーズにしていただけあって、館内はとても広いです。しかもアップダウンが半端ではありませんので、「これから〇〇エリアでショーがあります」なんてアナウンスがあると、それを目指して移動しますので大変でした。しかも猛烈に暑いので、海獣たちと一緒に泳ぎたい気持ちになります。(^^♪
P7110062
P7110081
P7110090
P7110093
P7110101
P7110106
P7110114
P7110119
(7月11日)

小樽運河ミニクルーズ

カテゴリ:
翌日も朝からピカピカの天気でした。気温もぐんぐん上昇して昨日と同じ30℃ほどになりました。道南ではこのように強烈に暑くなる日は数えるほどですので身に堪えます。
まず予約していた運河ミニクルーズからスタートです。10時に予約をしていましたが、お店のある中央橋近くには大勢の観光客が列を作っていましたので、予約をしていて正解でした。
散策路から見る運河とは一味違った視点から眺めることが出来ますし、ガイドさんの案内も楽しいです。所要時間は約40分間で、料金は1500円でした。小樽に来ましたらお勧めのミニクルーズです。
P7110050
P7110027
P7110029
P7110034
P7110035
P7110047
P7110048
P7110052
(7月11日)

小樽運河沿い散策

カテゴリ:
雨予報がピカピカの天気になり、気温も30℃と歩くのもだるい感じですが、頑張って運河沿いを散策しました。このへんは定番のコースですが、北運河の方はあまり歩く機会がありませんので、ぐるっと一周してみました。結果的に一万歩以上も歩いていましたが、暑いのによく歩いたと思います。ぐったりです。
IMG_6007

IMG_6003
IMG_6005
IMG_6015
IMG_6000
散策路の途中に似鳥美術館があります。旧北海道拓殖銀行小樽支店だった建物です。私は初めて足を踏み入れたのですが、展示されているおよそ300点の作品は似鳥会長が厳選して蒐集しただけにどれも素晴らしいものでした。本当に見応えのある美術館です。
ちなみに昨年3月にあの「なんでも鑑定団」の収録があり、展示されている伊藤若冲の「雪中雄鶏図」は3億円、藤田嗣治の「カフェにて」は10億円の値段がついたそうです。
IMG_6009
(7月10日)

アイアンホース号

カテゴリ:
今回のプチ旅行の目的の一つが、小樽市総合博物館にあるアイアンホース号に乗車することでした。暑い中、整理券をゲットして乗り込むことが出来ました。手宮駅までの往復10分ほどの乗車でしたが、大満足でした。(^^♪

まず機関車庫から転車台に移動して回転するところからスタートです。
IMG_5979
資料によりますと、アイアンホース号(Porter4514)は明治42年(1909)にアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグにある機関車製造会社H.K.ポーター社で製造されたそうです。アメリカと中米グアテマラ共和国で、農産物の輸送や観光鉄道などに使用されてきましたが、平成8年(1996)に小樽交通記念館で動態保存・展示が開始されたそうです。
炭水車(燃料と水を積載する車両)を連結して走行するテンダー式の小型蒸気機関車で、元々は石炭を燃料としていましたが、現在は重油を使用する仕様に改造されています。914mmと狭い軌間が特徴で、これはアメリカの狭軌鉄道で使用されている規格とのことです。
IMG_5982
IMG_5984
IMG_5987
IMG_5988
館内の「しづかホール」には、明治18年(1885)に幌内鉄道に輸入された蒸気機関車「しずか号」も展示されています。アイアンホース号と同様にポーター社で製造され、製造番号は672番となっています。西部劇の世界から抜け出してきたようなアメリカン・スタイルの外観で、ダイヤモンドスタックと呼ばれる大型の火の粉止めを付けた煙突や木製のカウキャッチャーが特徴と言われています。
IMG_5976

IMG_5968
IMG_5972
(7月10日)

小樽・ニセコ プチ旅行

カテゴリ:
2泊3日の予定で小樽・ニセコへ行ってきました。
天気予報では雨模様で殆ど晴天を望めそうにありませんでしたが、3日間とも予想外の良い天気で逆に暑くて暑くて大変でした。

小樽港近くのベイエリアにあるホテル17階の部屋からのオーシャンビューです。遠く暑寒別岳など雄冬の山々もきれいに見えていました。
P7100015
チェックイン後にラウンジサービスがありました。夕食前にこんなに食べて飲んでいいのというくらいの内容でした。美味しいものを前に、できるだけセーブしつつ小樽観光の作戦を練ります。
P7100019
無風状態ですので波はなく、静かに夜が更けていきます。ずっと眺めていても飽きないくらいにきれいです。
IMG_6018
(7月10日)

雲海テラス【movie】

カテゴリ:
星野リゾート・トマムの雲海テラスの動画をアップしました。
朝4時に起きて、長い行列を1時間も待って乗車したゴンドラ。ボリュームのあるトマム産雲海の見られた日で大満足でした。下で待っている時は凍えるような寒さでしたが、雲海の上は半袖でもいいくらいの陽気で、寒暖差には驚いてしまいました。

 

タウシュベツ橋梁【movie】

カテゴリ:
糠平湖にかかるタウシュベツ橋梁の動画の編集が終わりyoutubeへアップしました。
写真でも雰囲気を感じていただけたと思いますが、より橋梁の荒涼感や美しさが伝わってくると思います。
抜けるような十勝晴れに恵まれましたので、タウシュベツ橋梁の背後に広がるニペソツ山など裏大雪の山々の美しさもお楽しみいただけると思います。

 

ホエール・ウォッチング【movie】

カテゴリ:
網走沖のオホーツク海でのホエール・ウォッチングの動画をyoutubeにアップしましたので、ご覧いただければと思います。
当日は風がなく凪の状態でしたが、曇りで気温6℃と厳しいウオッチングでした。船長さんの素晴らしいガイドで8頭ものナガスクジラを見ることが出来ました。
鯨は地球上で最大の哺乳類ですから、迫力が凄いです。

 

旅で出会った野生動物たち

カテゴリ:
今回の旅で走った車の走行距離は1,700kmを超えるものでした。道北方面へは行かずにこの距離ですから、北海道は本当に広いと思います。必要に応じて高速道路を走り、あとは出来るだけ一般道を走りました。一般道の方が周りの景色がよく見えるからです。

野生動物もときどき見かけました。標津から釧路湿原へ向かう道中に見かけた丹頂鶴です。つがいと写真でははっきりしませんが、茶色のヒナが歩いていました。
下の写真は、道南でも増えてきているエゾシカです。車の直前に現れて衝突する事故も増えてきていますので、北海道内を車で走る際には気をつけることが大切です。
P6130207-2
P6130210-2

旅での美味しかったもの

カテゴリ:
今回の旅でも美味しいものを沢山いただいてきました。北海道は本当に美味しいもので溢れていますね。私の住んでいる道南でも海の幸、山の幸に恵まれていますが、旅の中で特に美味しいと思ったものを順番にピックアップさせていただきます。

まず、標津の温泉旅館で出していただいた『キンキのから揚げ』です。肉料理はまったくなく、すべて道東沖で獲れる魚や名物のサーモン料理でしたが、中でもピカイチは『キンキのから揚げ』でした。お料理が多すぎて食べきれずに、部屋に運んで夜食に食べましたが、最高に美味しかったです。
P6120178
次は帯広の『豚丼』です。肉厚の豚肉を甘辛く味付けて焼いたものです。テイクアウトして食べてみましたが、これも美味しかったです。
帯広はもともと養豚業が盛んで、当初はウナギの代用料理として出されていたようですが、その後人気が出て、帯広名物『豚丼』として定着したようです。
P6130221
先日のブログでも紹介しましたが、十勝清水のサルビアの『鉄ぱんパンケーキ』も忘れることは出来ません。帯広から少し離れた十勝清水にあって行列が出来るほどの人気店のメニューであることが頷けます。舌の肥えた首都圏の人が訪れても、期待を裏切ることはありませんよ。
P6140225
そして、夕張道の駅で食べた『夕張メロン』です。
冷蔵ショーケースの中で無造作にトレイに入っている1/4カットのメロンです。キンキンに冷えていて、甘くて最高に美味しかったです。500円で、こんな美味しいものに出会えるのですから、北海道は最高ですね。
IMG_5774

雲海テラス

カテゴリ:
星野リゾート・トマムのウリのひとつが雲海テラスです。
昨日の妻との作戦会議では、翌朝6時に起きて7時のゴンドラに乗ろうと決めていたのですが、明るくなるのが早くて4時には目が覚めてしまいました。窓の外は濃いガスがかかって真っ白で展望はまったくききません。そんなことで5時始発のゴンドラ乗車に急遽変更し、身支度をして4時半に部屋を出ました。ゴンドラ乗車口には誰も居ないだろうと想像していたのですが、乗車口の様子を見て「あっさみよ~」って声が出てしまいました。
※「あっさみよ~」は沖縄の方言で「なんだこりゃ~」という意味だそうです。『ちむどんどん』で学習しました。(笑)

なんと延々と続く長い行列が出来ていました。私たちが並んで10分ほどしてから後ろの行列を撮影したものです。前にも同じくらいの行列が出来ています。最初の人は前夜から並んでいたのでしょうか。
そんなことで並ぶこと20分。5時にやっと列が動き出しましたが、コロナの影響で1~2人ずつ乗るものですから、私たちが乗車できたのは並んでから1時間ほど経過した頃でした。結構寒いですから、雲海を見るのも命がけです。恐るべし「雲海テラス」です。(^^♪
P6150274
濃い霧の中をゴンドラは進んでいきます。途中から雲を抜ける感じで、10分ほどで頂上近くに到着します。ゴンドラ運行から30分ほど経過していますので、最初の人たちは下りのゴンドラに乗りこんでいます。
P6150280
雲海にもいろいろな種類があるようで、この日は「トマム産雲海」らしいです。太平洋産雲海や荒天雲海なんてものもあるようです。存在感のあるあまり動かない雲海でした。
P6150294
P6150295
P6150301
P6150304
P6150309
P6150311
下りる頃にはだいぶ雲海が少なくなってきました。私の部屋のあたりまで霧が晴れてきているようです。そうそう、下は凄い行列でしたが、テラスは広いせいか、それほど混みあうことはありません。8時までゴンドラが動いていますので、トマム山の頂上へ登ったり、雲海が消えるまでのんびりしているのもいいかもしれません。
P6150315

星野リゾート トマム

カテゴリ:
十勝清水から宿泊地のトマムへやってきました。
高速道路で通るたびに巨大なタワーホテルが気になっており、話のタネに一度泊まってみたいと思っていました。こんな時節ですので、ガラガラと思っていましたら、チェックイン時にスタッフの方から「よく予約が出来ましたね」と声をかけられるほどに連日満室なのだそうです。一棟に1200人も宿泊できると言いますので、単純計算で4000人以上の人が連日押しかけていることになります。インバウンドは殆どいませんし、夏休みでもないのに凄いと思います。さすが星野リゾートですね。

まずはウェルカムドリンクのシャンパンをいただいて、ここでの過ごし方の作戦を考えます。
P6140231
P6140234
P6140252
P6140238
P6140269
P6140263
山の中ですので、レストランやショッピングなどはすべてここで揃うようになっています。プールや温泉などもありますが、すべての施設が連絡バスやトンネル式の通路で繋がっていて、雨や雪に当たらないで往来が出来るようになっています。
P6140245
IMG_5693
IMG_5697
IMG_5702
私たちの部屋は19階でしたが、大きな二つの窓からの展望は素晴らしいのひと言でした。明日は、トマム山頂近くにある雲海テラスまでゴンドラで登ることにしています。
P6150323

タウシュベツ橋梁

カテゴリ:
「道の駅かみしほろ」からタウシュベツ橋梁へやってきました。
3年前に対岸の展望台から眺めましたが、その日は大雨で橋梁もぼんやりとしか見えませんでした。そして、やっと念願がかない近くまで足を踏み入れることが出来ました。しかも願ってもないほどのピカピカの天気です。

資料によりますと、国鉄・士幌線(昭和62年廃線)が、昭和14年に十勝三股駅まで開通した際に、音更川の支流であるタウシュベツ川に架けられた橋だそうです。昭和30年に水力発電用人造ダム湖である糠平ダムが建設され、橋梁周辺が湖底に沈むことになったため、士幌線は湖を避けるように新線が建設され切り替えられました。その際に、橋梁上の線路は撤去されたものの、橋梁自体は湖の中に残されることとなり、現在に至っています。糠平湖は、季節や発電状況によって水位が変化し、これから秋にかけて満水状態になって橋梁全体が水没してしまうようです。水没したり、冬は凍ったりと過酷な自然環境にあるため、アーチ橋の痛みはひどく、いずれ崩壊すると言われています。

ダム湖に少し溜まった波の音と橋梁を吹き抜ける風の音しか聴こえず、静寂に包まれています。熊の気配に気遣いながら、2時間ほど橋梁と周りの景色に魅せられていました。地元の写真家の方で、ここに毎日のように通われて写真を撮り続けている方がおられると聴いたことがありますが、分かるような気がします。9、10月はドローン撮影が許可されますので、愛機を持参して再訪したいと思っています。
IMG_5593-2
IMG_5597-2
IMG_5600-2
IMG_5605-2
IMG_5609-2
IMG_5617-2
IMG_5627-2
IMG_5631
IMG_5635-2
IMG_5640-2
IMG_5642-2IMG_5579-2

道の駅かみしほろ

カテゴリ:
六日目の朝は帯広駅に隣接するホテルで迎えました。ピカピカの十勝晴れです。
憧れのタウシュベツ橋梁へと向かいます。まず、予約していた林道ゲートの鍵と入山許可証をいただくために「道の駅かみしほろ」に寄ります。
「道の駅かみしほろ」の施設の立派さには驚いてしまいました。今年のじゃらんランキングで3位に入ったのが頷けます。ちなみに1位は「みそぎの郷 きこない」、2位は我が町の「なないろ・ななえ」だそうです。昨年はこの「かみしほろ」が1位だったそうで、今年は道南の二つの施設に座を譲ったようですが、個人的には「かみしほろ」がイチオシかなと思っています。(^^♪
IMG_5650
IMG_5651

釧路湿原

カテゴリ:
開陽台展望台から釧路湿原へと向かいます。
釧路湿原へは何度か来ていますが、今回は温根内ビジターセンター周辺を歩いてみました。ビジターセンターを起点とする温根内木道を約1時間かけて1周してみました。ヨシ・スゲ湿原や、ハンノキ林など様々な表情を持つ湿原で、季節ごとの花々や野鳥、運が良ければタンチョウの姿を観察することも出来るそうです。

【ハナタネツケバナ】4個の花弁の長さはがく片の約3倍ほどあります。写真でははっきりしませんが、雄しべは6本あります。観察できた花は白でしたが、淡紅色もあるようです。
IMG_5502
【サギスゲ】ワタスゲに似ていますが、株立ちにはならずに、小穂が数個付くのが特徴です。名前が似ているヒメワタスゲや八甲田などで見られるミネハリイとは別種です。
IMG_5510
IMG_5513
【ミツガシワ】花茎の上部が水面から出て長さ10cmほどの花序となっています。内面に白毛が密生していますが、写真ではあまりはっきりしていません。
IMG_5516
IMG_5521
【コツマトリソウ】ツマトリソウの変種で葉の先が丸くなったコツマトリソウです。咲いている個体数が少なくて、数輪見つけただけでした。
IMG_5527
IMG_5542
【ワタスゲ】大きな株をつくり、高さ20~50cmほどになる多年草です。大雪山などで見られる10~30cmほどのものはエゾワタスゲと呼ばれるもので、株立ちにはなりません。
IMG_5545
【イソツツジ】多数の花が散房花序につくのが特徴です。道南の山でも普通に見られますが、道東と道南では葉の形状に若干の差異があるようです。
IMG_5550
IMG_5554
IMG_5555
IMG_5558
IMG_5561
【谷地坊主】谷地坊主とは、スゲ属植物が湿地帯に繁茂して坊主頭状の株となったもの、あるいはその株が複数並んでいる景観のことを言うようです。地形・気温・積雪など複数の条件が揃った場所に、長い年月をかけて形成されるそうです。
IMG_5568
【ヒメカイウ】湿原で一番多くみられた植物で、水芭蕉によく似ていますが、より小型で、花が咲く時期も6~7月と遅いのが特徴です。水芭蕉の果実は熟しても緑色のままですが、ヒメカイウの果実はやや赤みを帯びるようです。
IMG_5569
IMG_5570
IMG_5488

開陽台展望台

カテゴリ:
旅も五日目。野付半島に近い標津町の温泉旅館で朝を迎えました。
今日のスケジュールは、北海道遺産の一つである根釧台地の格子状防風林を展望できる開陽台展望台からスタートです。周囲には遮るものが無いので地平線が丸く見えるという場所なのですが、夜半から強い雨が降っており、ガスがかかってまったく展望がききませんでした。
P6130196
P6130191
P6130188
少し下りてきますと、このような北海道らしい牧歌的な風景が果てしなく広がっています。道南では考えられませんが、この地域では500頭とか600頭もの牛を飼育している大規模な酪農家が普通らしいです。周囲には格子状防風林が見えています。
P6130204
この格子状防風林は、宇宙からも見えるというので、google earthで眺めてみました。根釧台地一帯が格子状になっているのがお分かりいただけますでしょうか。一辺の長さが約3000m、幅180m、総延長は643kmという壮大なスケールを誇っているそうです。
近年は精密な農業機械の導入で、やむなく切り倒すような事例も起きているようですが、逆に風による土壌の消失も問題になっているようです。
google earth

網走監獄博物館

カテゴリ:
ホエールウォッチングのあと、近くの網走監獄博物館へ行ってきました。
あまりにも有名ですので、すでに見学された方は大勢いらっしゃると思います。近頃は「ゴールデンカムイ」の聖地巡礼としても人気があるようですね。
IMG_5416-2
IMG_5420-2
IMG_5427-2
IMG_5422-2
IMG_5439-2
IMG_5450-2
IMG_5453-2
IMG_5456-2
IMG_5473-2
IMG_5474-2
IMG_5475-2
IMG_5477-2
26年間の獄中生活で4度も脱獄をして、この監獄の厳重な警備をも潜り抜けて脱獄した「昭和の脱獄王」こと白鳥由栄のことは有名です。4舎24房の天井の梁に白鳥のマネキン人形が置かれており、今まさに脱獄しようとしている臨場感が伝わってきます。彼の脱獄にかける執念には驚くばかりですが、身体能力にも驚嘆してしまいます。
まず、関節を簡単に外すことができる特異体質を持っていたようで、頭が入るスペースさえあれば容易に抜け出したといいます。また、健脚で、1日に120kmもの距離を走ることができたそうです。さらに手錠の鎖を引きちぎるという怪力もあったようで、再収監後は重さ20kgもの特製の手錠を後ろ手に掛けられることとなったそうです。40歳を過ぎてなお、米俵を両手に持って手を水平にすることができたといいますから凄いです。

資料によりますと、午後9時17分ころ、折りからの燈火管制で舎房が薄暗くなっていたのに乗じて逃走したそうです。具体的には、金属手錠を引き伸ばし、その一端で居房視察窓の鉄棒を引き抜き、褌一本の裸体で居房を抜け出し廊下へ出たところが第一段階。そして廊下から天窓に上がり、採光硝子を頭で突き破って舎房屋上に上り、屋根伝いに同舎房右端まで来て飛び降り、煙突支えの梯子を取り外して外塀に立て掛けて逃走したそうです。
IMG_5460-2
IMG_5462-2

ホエールウォッチング

カテゴリ:
三日目の夕方に網走に到着し、一夜明けた四日目の朝。
いよいよホエールウォッチングです。3年前の6月にもホエールウォッチングでクジラに会えて大感動しましたので再乗船です。
数日前の天気情報では天気が悪るくなる予報でしたし、最低乗客が4人揃わないと出航しないと告げられていましたので、今回はあまり期待していませんでした。あの知床沖での大事故の影響が大きく、出航条件が厳しくなったり、乗船希望者も激減しているそうです。
前日の夕方に「明日は予定通り出航します」という連絡を受けた時は、「ヤッター」と歓声をあげてしまいました。

そんなことで9時に網走港を出港です。1時間ほど全速力で走ったオホーツク海がウォッチングのフィールドになります。港を出る時には12℃くらいだったのですが、沖合に出るとみるみる気温が下がり、震えるほどの寒さです。フリースの上下を着こみ、その上にレインウェアを羽織ってきましたので、防寒はバッチリでした。
前回、1万羽にもおよぶハシボソミズナギドリを見たのですが、今回はやや少ない印象でした。海鳥の大群が見えてくるとクジラへの期待感も高まってきます。
P6120062
前田船長はクジラに関しては超ベテランで、いろいろな情報を駆使して極めて高い確率でクジラを探し出します。今回も7頭のナガスクジラに出会うことが出来ました。全長20m、体重75トンという、地球上最大クラスの哺乳類ですから凄いです。クジラの上に船が乗っかったら沈没するのではとハラハラしながらも、巨大なクジラに魅せられてしまいました。
今回はGoProによる動画も撮ってきましたので、編集が出来次第ブログに掲載したいと思います。
P6120075
P6120079
P6120148

ピアソン記念館

カテゴリ:
以前から見学したいと思っていた北見市にあるピアソン記念館へ訪れることが出来ました。

北見の創成期(大正から昭和初期)に精神・文化などに大きな役割を果たしたアメリカ人宣教師ピアソン夫妻の私邸を記念館として復元したものです。ピアソン夫妻が15年間にわたって生活した木造2階建の西洋館で、建築技師のウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により建設された由緒ある建物です。
P6110031
P6110035
P6110037
P6110041
P6110043
P6110055

北の大地の水族館

カテゴリ:
旭川を抜け北見市留辺蘂町にある「北の大地の水族館」に寄ります。

激流に流されまいと泳ぐ魚たちを見上げる『滝つぼ水槽』、北海道の季節の移り変わりを感じることができる『冬に凍る川の水槽』、北海道の一部でしか生息が確認されていない『巨大なイトウの水槽』などのあるユニークな水族館です。プロデュースをしたのが、新江ノ島水族館、池袋サンシャイン水族館のリニューアルを手掛けた中村元氏です。こじんまりとした水族館ですが、個人的にはとても気に入っている水族館です。
IMG_5388
IMG_5398
IMG_5401
P6110021
IMG_5407
P6110017
IMG_5385

旭山動物園

カテゴリ:
二日目。札幌から旭川へ向かいます。
旭川といえば旭山動物園ですね。日本最北の動物園で、動物の自然な生態が見られる行動展示をしていることで有名です。
朝から25℃を超えるような暑さで、動物たちの動きは鈍いですし、日陰で寝ている個体が多かったです。昼食をはさんで4時間ほどいましたが、全部の動物たちを見るには時間が足りないほどでした。旭川に住んでいましたら毎日でも通いたいですね。(^^♪
IMG_5320
IMG_5190
IMG_5204
IMG_5214
IMG_5218
IMG_5242
IMG_5251
IMG_5287
IMG_5318
IMG_5321
IMG_5324
IMG_5326
IMG_5334

もう少しで「さっぽろ雪まつり」

カテゴリ:
2月4日から11日まで「第71回さっぽろ雪まつり」が開催されますが、札幌へ行ったついでにメインの大通会場へ一足早く出かけてみました。開催までまだ1週間ありますから雪像はどれも製作中ですが、少しずつ完成に近づいている巨大な雪像の一部を眺めることができました。
今年は例年にない雪不足で、雪像の雪の殆どは片道2時間もかかる倶知安町や京極町、新十津川町などから搬入したものだそうです。5トントラックで約6000台分といいますから凄い量ですね。

まず3丁目の「白い恋人PARK AIRジャンプ台」です。大きなクレーンから吊り下げられたシート籠で砕いた雪を上へ持ち上げています。クレーン車からは上部斜面はまったく見えませんから上の作業員からの指示で操作しているようです。斜面へピンポイントで降ろされる籠の行方に暫し見とれてしまいました。
スキーのエアリアルなどの舞台になるのでしようが、迫力のある演技が見られることでしょうね。
P1270041
こちらは5丁目の「世界を目指して駆けるサラブレット」の雪像です。日本一の馬産地の北海道で生まれ育ったサラブレットがパリの「凱旋門賞」で活躍して欲しいという願いが込められています。馬の像はまだ輪郭しか出来ていませんが、背後の凱旋門は着々と出来つつあります。
P1270037
7丁目のポーランド広場では「ワジェンキ公園の水上宮殿とショパン像」が作られていました。昨年、日本とポーランドは国交樹立100周年を迎えましたので、それを記念しての雪像のようです。
P1270035
宮殿前に設置されるこちらの雪像がショパンなのかもしれません。大好きなショパン、どのような表情で作られるのか楽しみです。
P1270033
8丁目の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」をテーマにした雪像です。4月24日に白老町に開業する国立アイヌ民族博物館を村の守り神とされるシマフクロウが大きな翼を広げて見守る姿が表現されています。
P1270031
他にも人気テレビアニメ「ゴールデンカムイ」の雪像と仮想空間(AR)を組み合わせた2丁目の「ARゴールデンカムイ」。アイヌの天地創生神話をモチーフにした4丁目の「ALL IS ONE~世界のはじまり、アイヌ物語~」。昨年焼失した那覇市の首里城の再建を応援する9丁目の「ゆいまーる」。10丁目の「サザエさん一家とウィンタースポーツ in Sapporo」。「巨大カップヌードル & 八村塁の雪像トンネル with ミニSL」。11丁目の「雪ミク(初音ミク) Snow Parade Ver.」などユニークな雪像がたくさん作られています。
P1270020
P1270024
開催中は大勢の観光客や見物客で賑わう雪まつりですが、今年はあの新型肺炎の影響で中国人客などを主に訪れる人が大幅に減少するのではと危惧されています。私たちが宿泊したホテルも昨夏は多くの外国人を見かけたのですが、今年は本当に数えるほどしかいませんでした。中国人客のキャンセルが沢山出ているのでしょうね。北海道の経済はインバウンド需要に依存しているところが大きいですから、経済に与える影響が心配になってきます。

風に吹かれて積丹(しゃこたん)ブルー

カテゴリ:
札幌からは小樽、余市を通って積丹半島を一周して帰宅することにしました。
以前に積丹岬は行ってますので、今回は神威岬を散策してみます。
大きな駐車場から岬先端の白い灯台まで遊歩道が整備されていますので、ゆっくり1時間もあれば往復することが出来ます。
天気が良くて暑い日でしたが、岬は心地よい風が吹いてとても気持ちが良かったです。
陽射しに恵まれたこともあって、積丹ブルーが一段と鮮明でとても綺麗でした。
ダイビング・スポットとしても有名ですので、いつかこの綺麗な海に潜ってみたいと思っています。
P8050107
P8050101
P8050118
P8050133
P8050140
P8050124
P8050136
P8050138
P8050141
P8050146
P8050139
P8050149
P8050152

あの大倉山ジャンプ競技場へ

カテゴリ:
翌日は妻の実家のお墓参りをしてから宮の森にある大倉山ジャンプ競技場へ行ってみました。

私たち世代では1972年2月の札幌オリンピック90m級ジャンプが行われたことで鮮明に記憶に残っている競技場です。1本目に2位につけた笠谷選手ですが、2本目は横風を受けて7位に終わり悔しいため息をついた思い出があります。1位になったポーランドのフォルトナという選手は当時の用具と技術で111mも飛んだようですから凄いですね。

現在、K点(極限点)は120mということですが、バッケンレコード(最長不倒距離)は、2012(平成24)年1月に行われた第39回HTBカップ国際スキージャンプ競技大会で伊東大貴選手(雪印メグミルク)が飛んだ146mだそうです。146mというと傾斜の殆どないところですから怖かったことでしょう。
P8050035
P8050038
P8050063
標高差133mも上がって、真下を見ると「えぇ~」って感じがします。最大斜度はアプローチで35度、ランディングバーンで37度といいますから、こんなところを飛び降りるのは人間技とは思えません。まあ、選手は札幌の街の中に飛び込んでいくような感じですから気持ちはいいのでしょう。

前日には大倉山サマージャンプ大会が開かれ、男子は昨季のワールドカップで個人総合優勝を果たした小林陵侑選手(土屋ホーム)が1回目に最長不倒の129.5mを飛び優勝したようです。小林陵侑選手は今夏の国内大会で4戦4勝といいますから、依然として絶好調ですね。
冬の大会をぜひ見に来たいと思っています。
P8050046
P8050055

山麓のちょっと小洒落たホテル

カテゴリ:
網走を発って北海道最高峰・旭岳(2291m)の麓の旭岳温泉まで来ました。
ここに一泊し明朝午前中に旭岳山麓を少しだけ歩いて帰宅予定です。
毎年のように旭岳には来ていますが、今回はちょっと小洒落たホテルにしてみました。
山男や山ガールの登山基地的な温泉地とばかり思っていたのですが、意外と素敵なホテルがあるんですね。
もう少し時間的に余裕があると山岳リゾートを楽しめたのでしょうが、バタバタしてちょっと勿体なかったかなと反省しています。
ゆったりと別荘気分で山岳リゾートを楽しみたい方にはおすすめです。
IMG_0895
IMG_0904
IMG_0885
IMG_0894
IMG_0883
IMG_0884

ホエールウォッチングに超感動

カテゴリ:
今回のオホーツクの旅のしめっくりは、ホエールウォッチングにしました。
前々日の夕方に道の駅「流氷街道網走」の中にある網走市観光協会の「あばしりネイチャークルーズ」で予約をして、当日の朝を楽しみにしていました。
そして当日、朝からピカピカの晴天で絶好のホエールウォッチング日和になりました。

集合時間の8:15には、すでにウォッチング船の「チパシリ」が接岸していました。長さ10.45メートル、最大速度25ノット(時速約46キロ)という白いきれいな船舶です。観光協会の方そして船長さんから乗船をするうえでの簡単な説明があり、いよいよ出航です。
IMG_0803
IMG_0805
約1時間ほどかけて知床半島の先端近くの海域まで進んでいきます。東寄りの風2mほどということでしたが、沖に出るにしたがって波が高くなってきます。結構波しぶきを受けたりします。
何もないオホーツクの海原を見て過ごしていましたが、突然「はるか前方にハシボソミズナギドリを発見しました」という船長さんからのアナウンスがありました。でも、私たちにはまったく何も見えません。
しばらくして前方に少しずつ鳥の姿が見えたと思ったら、なんと数えきれないほどの鳥の大群が乱舞しているではありませんか。やや黒っぽいハシボソミズナギドリです。その数、1万羽といいます。
南半球オーストラリアのタスマニア島からわざわざ知床までやってくるという鳥です。1年のうちに累計距離にして3万2000kmを移動するといいますから凄いです。
オキアミなどを主食にしているそうで、この鳥のいる近くにはクジラがいる可能性が高いのだそうです。
P6240191
P6240235
当日の乗船は10人ほどでしたが、みなクジラの行方に神経を集中しています。
相手は自然界の動物ですから、見ることが出来るどうかは運次第です。
私などはハシボソミズナギドリの大群を見れただけで、もう大感激していました。
P6240220
船上の高いところから、前田船長さんと弟さんのお二人が大きな双眼鏡を駆使して広い海原から情報を読み取っています。お二人は長い経験から得た知識で、海や鯨類のことは知り尽くしている方なのだそうです。左右前方と見事に船を操りますし、船上でのお話もとても面白かったです。
P6240226
そうしているうちに「前方12時にクジラを発見しました」のアナウンス。
「わぁ~」船上には大歓声が上がります。初めて見るクジラです。

体長20m、体重75トンという巨大なナガスクジラです。鯨類の中でシロナガスクジラに次ぐ大きさを誇っており、主に小魚やプランクトンを髭で漉しとって食べる突進採餌という方式で栄養分を採取しています。20世紀のクジラの乱獲により絶滅の危機に晒されている種であり、1986年からは全面的に捕獲が禁止されています。

実際にクジラを目にしますと、本当に凄いという言葉しか思い浮かびません。この日は4頭を見かけましたが、歓迎するかのように汐を吹いたりして、サービス精神旺盛なクジラかなと思ったりしていました。
P6240211
P6240240
P6240241
P6240264
P6240266
P6240268
P6240274
P6240281
P6240282
P6240285
他にも動きが速いイシイルカを5頭見ることが出来ました。水族館では飼育することは不可能だそうですから、海でしか見ることが出来ないイルカなのですね。

本当に感動・感激のクルージングでした。前田船長さんと弟さんには感謝です。

このクルージングは絶対におすすめです。網走にお越しになりましたら、ぜひ乗船してみてください。網走観光協会のホームページからでも予約することが出来ます。P6240291
P6240300
そうそう、私たちが乗った当日の船上の様子が「あばしりネイチャークルーズ」のツイッターの動画として見ることが出来ます。こちらをクリックしてください。
左の一段高くなっている展望デッキに上がって見ているのが私です。船の前を横切るナガスクジラの迫力が凄いですよ。

ぜひ訪れたい小清水原生花園

カテゴリ:
SEA TO SUMMIT大会中はゆっくり見ることが出来なかった小清水原生花園へ翌日寄ってみました。
オホーツクの海と濤沸湖に挟まれた細長い砂丘地帯に原生花園はあります。
季節によって見られる花は異なりますが、今の時期は北海道を代表するハマナス、小清水町の町花にもなっているオレンジ色が綺麗なエゾスカシユリ、そして群落はここだけと言われるレモンイエローが目に鮮やかなエゾキスゲなどが沢山咲いています。他にも数は少ないのですが、エゾフロウ、ハマエンドウなどが咲いていました。
すぐ近くに小清水原生花園駅がありますからJRの列車が便利ですし、駐車場も広いですからレンタカーなどでお越しになるといいと思います。
ここはぜひ訪れたいスポットの一つですね。
IMG_0823
IMG_0840
IMG_0831
IMG_0853
IMG_0861
IMG_0856
IMG_0869
IMG_0863
IMG_0866

旧タウシュベツ川橋梁

カテゴリ:
今回の旅でぜひ見たかったのが、旧タウシュベツ川橋梁です。
上士幌町にある糠平川(糠平湖)に架かる旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋です。ダム(糠平湖)の建設により新しい線路を通ることになったため、1939年から1955年までの僅か16年間だけ利用されて終わった橋梁です。士幌線自体は1987年に全線廃止されています。
ダムの水が少ない1月頃から9月頃までだけ見られ、10月頃からは湖底に沈んで見えなくなります。そして、水没や凍害などによる老朽化が進んでいますので、いずれ崩壊し消滅すると言われています。

今回は下調べが不十分で、近くまで車で行けるものと思っていたのですが、事前に林野庁の許可を得るか、ツアーに参加しなければ、近づくことが出来ないようです。次回は、事前に下調べをして近くまで行こうと思っています。

750m離れた展望台からの眺めですが、当日は雨模様でガスもかかって、あまりはっきりした眺望は望めませんでした。しかし、このぼんやりした感じもなかなかいいなぁと思っていました。
P6220068
P6220075
P6220073
P6220063

世界に数か所しかないモール温泉 (十勝川温泉)

カテゴリ:
宿泊は帯広近郊の十勝川温泉のホテルにしてみました。ここは世界に数か所しかないというモール温泉で有名です。
モールとはドイツ語で亜炭などを含む泥炭 (Moor) のことで、20世紀初頭にここ十勝川温泉で名付けられたそうです。30年ほど前までは、ドイツのバーデン・バーデンと十勝川しか発見されていなかったと言いますから貴重な温泉ということが出来ます。
石炭の形成途上で炭化が進んでいない泥炭や亜炭層を通った源泉を汲み上げるため、植物起源の有機質を多く含み、肌に触れるとツルツルとした感触があるのが特徴です。
実際には肌のツルツル感は勿論のこと、床が滑って転びそうになるほどでした。
お湯の色は飴色というかコーラのようで、不思議な感じがします。

下の写真はホテルのフロントにあった天然の亜炭です。この亜炭層を通って湧き上がるのが、モール温泉です。
いい温泉ですので、十勝に来ましたらぜひ十勝川温泉へお泊りになってみてください。
P6220055

雄大な景色の十勝牧場

カテゴリ:
十勝牧場へ行ってきました。
帯広市近郊の音更町にある国の独立行政法人の施設になります。
施設の入り口にある白樺並木は、NHK朝ドラ「マッサン」のロケ地として有名になったところです。北海道らしい牧歌的で雄大な景色を楽しむことが出来ます。
十勝牧場につきましても、同牧場のホームページに紹介がありますので、コピーして再掲載させていただきます。

JR帯広駅の北、約16kmの音更町に位置し、総面積4,100haの中に一級河川2つを有する牧場で、十勝平野を一望できる展望台、直線距離1.3kmの白樺並木、樹齢500年を超える柏の大木など観光スポットもたくさんあり、エゾリス、エゾシマリス、エゾユキウサギ、キタキツネ、タンチョウ等の野生動物も見かけます。
真冬には-25℃以下になることもあり、地下50cmまで凍結する厳しい気候ですが、4月にはフクジュソウ、アズマイチゲ、エゾエンゴサク、5月の連休頃にはキタコブシ、エゾヤマザクラが咲き、続いてオオシロバナエンレイソウ、スズランなど、夏が近づくにつれ、エゾゼンテイカ、エゾスカシユリなどの野草の花々が楽しめます。
展望台は牧場内にある高台で、北に大雪山系の南麓、然別の山々、西に日高山系と十勝平野の展望がご覧頂けます。音更町の観光名所の一つにもなっています。
展望台の周辺は馬の放牧地になっており、初夏から晩秋まで馬が放牧されており、運がよければ道端から放牧中の馬たちを見ることができます。
P6210051
P6210038
P6210040
P6210043

洞爺湖有珠ジオパーク ③有珠山へ

カテゴリ:
洞爺湖有珠ジオパーク巡りは、遅い昼食を摂ってからロープウェイを使って有珠山へ登ってみます。
温泉街から車で15分くらい走りますと、あの昭和新山溶岩ドームの異様な姿がすぐそこに迫ってきます。駐車場を挟んだ向かい側がロープウェイの乗り場になっています。
P5260060
P5260065
P5260068
5~6分で山頂駅に到着します。そこから緩やかな階段を登ると10分ほどで有珠山火口原展望台573です。下の写真の左の山が大有珠の東端、そして右下に見える白い建物がロープウェイ山頂駅です。殆どの観光客は火口原展望台573までで帰ってしまいます。
P5260071
気温が30℃もありますが、せっかくここまで来たのですから下の写真の左に見えている外輪山の稜線上にある火口原展望台東屋477まで行ってみることにしました。急な階段を600段降りて歩かなくてはなりません。
P5260074
階段を下りますと外輪山の稜線に出ます。これが登山道になっているのですが、この稜線から見えるのが、有珠新山(左)と大有珠(右)です。大有珠は1853年の噴火で形成され、有珠新山は記憶に新しい1977年の噴火で誕生しました。この有珠新山の出現によって大有珠は洞爺湖方向へ移動したといいます。
P5260085
稜線の登山道から歩いてきた方向を振り返ってみます。大有珠と一段下がった有珠山火口原展望台573が遠望できます。そこから真っ直ぐ降りている階段が分かりますでしょうか。
P5260087
やっと東屋と山小屋風のトイレに到着です。登山道はこの先まで続いていて、有珠外輪山展望台531へは10分程度で行けますが、今日はここで引き返すことにします。
P5260089
ここから望む小有珠(左)と有珠新山(右)です。麓には銀沼大火口の大きな火口原が広がっています。この銀沼大火口も1977年の噴火の際に出来たものです。
P5260090
P5260091
帰りは当然のように600段の階段を登らなくてはなりません。もう暑くて暑くて、他に来る人は殆どいませんから、シャツを胸元まで捲り上げてヘソ出しスタイルで有珠山火口原展望台573へ向かいます。

明るいと思っていましたが、もう午後4時です。山麓駅でソフトクリームを食べて、一路七飯まで帰ります。洞爺湖有珠ジオパークは一度来て見たいと思っていましたが、大満足で来た甲斐がありました。
P5260094

洞爺湖有珠ジオパーク ②西山山麓火口散策路

カテゴリ:
次にビジターセンターから車で10分くらいのところにある西山山麓火口散策路へ行ってみました。
2000年の噴火の際に出来た有珠山北西山麓火口群跡に作られた散策路です。

まず目に入るのが元消防署の庁舎とその山側に出来た西新山沼です。一時停止の「止まれ」の標識があるようにこの沼の下には国道が走っていました。乗り捨てられた車が無残な姿を晒しています。
P5260032
さらに進んでいきますと、道路上の断層群が見えてきます。正断層の落ち込みで生じた地溝(グラーベンともいいます)で、大地の著しい隆起のために地表が引っ張られて割れ、部分的に陥没して出来たものです。
噴火の前は、私たちが歩き始めた洞爺湖側から噴火湾に面するJR洞爺駅へ向かって下っていました。それがほぼ中間部で75mも隆起したといいますから、マグマの威力というか凄さを感じてしまいます。
P5260035
本来は下っていたのですが、現在は結構な勾配の枕木の木道を登って第1展望台、第2展望台と進んでいきます。ここまで来ますと、羊蹄山、洞爺湖そして目を転じますと噴火湾を望むことが出来ます。
あいにくの異常高温のため山並みが霞んで、羊蹄山はかすかにしか見えません。
P5260038
第2展望台がピークで、ここから噴火湾の方へ下っていきますと、被災した菓子工場が見えてきます。地表の不規則な隆起によって、かろうじて建物の面影をとどめているような感じです。19年という歳月もあるのでしょうが、今まさに大地というか自然の中に呑み込まれていきそうです。
P5260044
すぐ近くに19年前は新築だったと思われる民家があります。ちょうど家屋の直下で断層が出来、真っ二つに壊れてしまっています。道路に面したところには立派な門と車庫があり、壊れた車も放置されています。眼下に噴火湾が望めますし、一帯は良質の豆の産地だったようですから、とても綺麗な景色が広がっていたことが想像されます。
P5260052
さらに歩みを進めますと、火口から600mのところにあった「とうやこ幼稚園」があります。
大きな噴石が飛んできて、壁や屋根が破壊されていることが分かります。真ん中にある瓢箪池の水位が傾いていますし、手前の滑り台も隆起によって勾配がとても急になっています。

地震、津波、台風、水害そして火山と毎年のように自然災害が猛威を振るっていますが、こうして遺構の数々を目の当たりにしますと、改めて自然災害の怖さを感じてしまいます。命を守る上で教訓にしないといけないなと思っています。
P5260054

洞爺湖有珠ジオパーク ①金比羅火口災害遺構散策路

カテゴリ:
ユネスコの世界ジオパークに認定されている『洞爺湖有珠ジオパーク』へ二人で行ってきました。
カルデラ湖としては日本で3番目の大きさを誇る洞爺湖、そして1977年と2000年に噴火を繰り返した有珠山を中心とした、伊達市、豊浦町、壮瞥町、洞爺湖町にひろがるジオパークです。

まず湖畔にあるビジターセンターでパンフレットをいただき、係の方から散策路の説明を受けてスタートです。センターの裏手から直接「金比羅火口災害遺構散策路」に行くことが出来ます。
午前10時の段階で、すでに気温は30℃近くまで上昇しており、少し歩くだけで汗が噴き出してきます。風があまりありませんし、火山遺構ということで木陰もあまり期待できませんので、せめて水分補給を怠らないようにして歩くことにします。

まず最初に目に飛び込んでくるのは、「桜ヶ丘団地」の建物です。
5階建ての公営住宅が3棟あったのですが、火口から溢れた熱泥流によっていずれも1階部分は埋もれてしまいました。203世帯378人は家財道具も取り出せない状態で避難したようです。現在は3棟のうち1棟だけが遺されて保存されています。
建物の左手裏の2階部分の角に大きな傷跡があります。これは5枚目の写真にあります「木の実橋」の橋梁がそのまま泥流に流されてきて激突した痕跡なのだそうです。
P5260002
P5260010
すぐ近くには「やすらぎの家」があります。
1988年に建てられた町営の公衆浴場で、地元の人たちの憩いの場として、また観光客との交流の場として利用されていました。噴火前年の1999年に改装したばかりと言いますので、町民の無念さが伝わってくるようです。同様に泥流で1階部分が埋まっています。
P5260029
P5260005
公営住宅に激突した国道230号線に架かっていた「木の実橋」の橋梁です。
泥流に持ち上げられて100mも流されてきたそうです。橋桁や街路灯までもがそのままになっていて、泥流の凄まじさを思い知らされます。
P52600131
散策路(フットパスコース)を進んでいきますと、大小の火口が散在しています。
そのうちの「有くん火口」。2000年の噴火で出来た火口としては最大であり、火口原の窪みには水がたまって池になっています。池の深さは10mほどで、深いエメラルドグリーン色をしていて神秘的です。
P5260018

北海道開拓の村 農漁村・山村群

カテゴリ:
こちらは農漁村・山村群にある建物の一部です。
今ではほとんど見ることが出来ない太い柱や梁をふんだんに使った木造建築、そして何となく優しい風合いの札幌軟石を用いた建造物を見ることが出来ます。

開拓者の息遣いが感じられる「北海道開拓の村」へぜひお越しになってみてください。
私も次回は1日かけてゆっくりと見学したいと思っています。
P8200068
P8200067
P8200070
P8200074
P8200095
P8200142
P8200140
P8200141

北海道開拓の村 市街地群 その2

カテゴリ:
小学校の夏休みは先週末で終わって2学期が始まっていますので、村内を訪れる人は少なくとても静かです。夏休み期間には子供たちの自由研究にも役立つ、いろいろな体験イベントが開催されていたようです。

馬車鉄道通りに沿ってぶらぶら歩いてみます。
移住者の郷里の建築様式が垣間見られたり、厳しい風土に根ざし型にとらわれない北海道らしい意匠が込められたりと、どの建物もきらりとひかる魅力があります。
P8200135
P8200136
P8200132
P8200134
P8200096
P8200108
P8200117
P8200088
P8200075

北海道開拓の村 市街地群 その1

カテゴリ:
東川町からの帰り、札幌市厚別区の病院へ見舞いをしたあとに、すぐ近くにある北海道開拓の村へ立ち寄ってみました。1時間程度しか余裕がありませんので、本当に駆け足で回った感じですが、大好きな古い建物の数々をちょっとだけ堪能してきました。

リーフレットによりますと、この村は明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を54.2haという広大な敷地に移築復元・再現した野外博物館なのだそうです。愛知県犬山市にある明治村の北海道版といった感じです。

写真だけは沢山撮ってきましたので、3回に分けて紹介したいと思います。なお、建物の詳細につきましては北海道開拓の村のホームページに掲載されておりますので、こちらをご覧ください。
P8200147
P8200146
P8200122
P8200112
P8200113
P8200125
P8200093

北海道大学植物園 ④アツモリソウ

カテゴリ:
保護植物に指定されているアツモリソウが綺麗に咲いていましたので、じっくりと見てきました。

1枚目が通常のアツモリソウです。
2枚目がチョウセンキバナアツモリソウです。日本では秋田県の一部に生育し、環境省第4次レッドリストに登録されている絶滅危惧種なのだそうです。
3枚目が北海道礼文島の固有種レブンアツモリソウです。こちらも環境省第4次レッドリストに登録されている絶滅危惧種です。
P6020155
P6020151
P6020149

北海道大学植物園 ③草花編

カテゴリ:
北海道大学植物園の第3弾は草花編です。
前回と同様に花の名前は、植物園のホームページに掲載されていますので、そちらを参照なさってください。各種樹林帯は勿論のこと、カナディアン・ロックガーデンや高山植物園、温室などもあって、花々を楽しみながらのんびり散策するには最適の場所です。大都会の中のオアシスって感じです。
P6020111
P6020121
P6020124
P6020130
P6020137
P6020141
P6020148
P6020164
P6020169

北海道大学植物園 ②樹木編

カテゴリ:
北海道大学植物園の花が咲いている樹木を掲載したいと思います。
まず入園ゲートをくぐりますと広大な芝生とハルニレを主体にした巨大な樹木が迎えてくれます。英語名のエルムの愛称でも親しまれている樹木ですが、北海道大学の構内と同様にもともとこの地に生えていたものだそうで、樹齢は150~200年ということです。200万もの人が住む大都市の中心部とは思えない野性味に溢れたエリアです。
P6020106
花や樹木の名前は、植物園のホームページに詳しく掲載されていますので、あえて名前は記載いたしませんが、北海道の野山や街路、庭先に普通に見られる花々、樹木がほとんどです。当然のように季節ごとに咲く花が異なっていますので、訪れる際には植物園のホームページなどでチェックされるとよいと思います。
P6020100
P6020088
P6020078-2
P6020096
P6020093
P6020103
P6020166

北海道大学植物園 ①建物編

カテゴリ:
学会1日目(6月2日)の午後に会場を抜け出して、すぐ近くにある北海道大学植物園を訪れてみました。札幌へ来る機会のある時は、時間が許す限り寄ることにしている大好きな場所です。植物は後編に掲載するとして、まず建物から紹介したいと思います。植物園のホームページなどに詳細が掲載されていますので、詳しいことは省きますが、重要文化財に指定されている国内最古の博物館本館、博物館旧事務所、博物館倉庫、博物館便所、博物館鳥舎、植物園門衛所の6棟が園内の一角にあります。他にイギリス人宣教師のジョン・バチェラー博士の旧宅、そして札幌農学校キャンパスの動植物講堂だった宮部金吾記念館が移築保存されています。現在は博物館本館のみしか内部公開されていませんが、建物好きにはたまらないスポットです。
P6020065
P6020066
P6020067
P6020069
P6020078

東川町が舞台の『写真甲子園』 11月公開予定

カテゴリ:
大雪旭岳sea to summitが開催された東川町が舞台の映画『写真甲子園 / 0.5秒の夏』が今年の11月に全国の映画館で公開されますので紹介させていただきます。『写真甲子園』というのは、写真の町として知られている東川町で1994年に始まった高校写真部の日本一を決める大会で、ブロック別公開審査を勝ち抜いた全国11ブロックの代表18校が、毎年7月に当地での本戦で熱い戦いを繰り広げています。
映画は、写真に青春を捧げる高校生たちの熱き姿を東川町の美しい自然とともに描き出した作品です。監督は『僕らの七日間戦争』などで知られる菅原浩志さん、キャストには若手俳優にまじって秋野暢子さんや千葉真一さんなど実力派俳優陣が顔を揃えています。 そして主題歌と挿入歌は大黒摩季さんとBoooozeが担当しています。
333
sea to summitの際にいただいたDVDです。町を挙げて協力・応援をした作品のようで、町長さんや観光協会会長さんからも全国の多くの方々に観ていただきたいというメッセージをいただきました。11月になりましたら私たちも観に行こうと思っていますが、皆様もぜひ映画館へ足を運ばれてご覧くださればと思います。全篇に流れる大黒摩季さんの「latitude~明日が来るから~」、Boooozeの「Zoom up★」もいいですよ。
詳しいことは公式ホームページをご覧ください。予告編なども観ることが出来ます。
P8230004
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 函館情報へ  

このページのトップヘ

見出し画像
×