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カテゴリ:猫とフクロウのギャラリー

Herendのフクロウ ③

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ヘレンドのフクロウの3つ目です。目の周りの丸い羽毛が紅色で、ひときわ目立つフィギュリンです。全体の羽毛など、基本的にはヘレンドの描き方なのですが、翼や尻尾など背中の部分の色彩がとても派手で艶やかです。今まさに飛び立とうとしている姿ですが、こんな鳥が実際に飛んでいたら驚いてしまいますよね。
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ロイヤル・クラウン・ダービーの猫 ③

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ダービーの猫ちゃんの3つ目です。これもお腹のところに栓がついていますので、ペーパーウェイトです。丸まった猫ちゃんのポーズが可愛いですし、纏っている模様は植物の葉をモチーフにしたユニークなものです。これもオリエントというか東洋的な雰囲気のある図柄ですね。
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ロイヤル・クラウン・ダービーのフクロウ

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「猫とフクロウのギャラリー」はちょっとお休みしていましたが、また少しずつ再開したいと思います。
前回、ロイヤル・クラウン・ダービーの猫をご覧いただきましたが、今日はフクロウです。この動物の置物のシリーズは、すべてペーパーウェイトのようで、底のお腹の部分に当社のロゴの入った金色の蓋があって、ここを開けて砂を入れるようになっています。
裏と背の部分の装飾もご覧いただきたいと思い、三方向から撮影してみました。前回の猫と同様に、日本の伊万里の影響を受けている「オールド・イマリ」の流れを汲むものと思われ、色彩および絵柄とも日本的な感じがします。洗練された気品と美しさがありますね。ちなみに大きさは20cmほどで、砂が入っているせいか結構重量があります。
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ロイヤル・クラウン・ダービーの猫 ②

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ロイヤル・クラウン・ダービーの猫ちゃんの2回目です。
前回の模様とはちょっと異なるのですが、色遣いなどにどこかオリエントの香りがするような気がしています。はっきりしたことは分かりませんが、テーブルウェアで発売されている「オールド・イマリ」に似ているかなと思っています。「オールド・イマリ」は1775年に伊万里の金襴手を写したもので、ヨーロッパの王侯貴族の間で流行した食器だったようです。当時、憧れの的であった日本の伊万里様式とダービー様式とを見事に融合させたデザインは、今でもロイヤル・クラウン・ダービーを代表するパターンの一つとなっているようです。

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Herendの猫 ①

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Herendのフクロウを2つご覧いただきましたが、今日は猫ちゃんです。
フクロウと同様に独特な絵付けとフォルムを持ったHerendの作品はいいですね。ヨーロッパのエレガントな雰囲気と東洋の繊細で豊かな味わいが一つになって生み出されたものなのでしょう。

そうそう、3月26日まで愛知県陶磁美術館で、『皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯 HEREND PORCELAIN from Hungary』が開催されているそうです。歴史ある素晴らしい食器の数々が展示されているようです。
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ロイヤル・クラウン・ダービーの猫 ①

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今日の猫シリーズは、1750年創業のイギリスのRoyal Crown Derbyの猫です。
1775年に国王ジョージ三世より「クラウン」を、そして1890年にビクトリア女王より「ロイヤル」の称号を授けられて「ロイヤル・クラウン・ダービー社」が誕生したと言いますから、由緒ある陶磁器ブランドなのですね。
この猫もイギリスの伝統を感じさせる筆のタッチと色遣いですが、ダービーはもともとはテーブルウェアのメーカーですので、このようなフィギュリンの製作は1981年と歴史は浅いようです。1994年にはコレクターズギルドが設立され、2000年には人間国宝13代今泉今右衛門とのコラボレーションでも作品が生み出されているようです。
そうそう、あのタイタニック号の一等船室の食堂で使われていたのが、ロイヤル・クラウン・ダービーの食器だったようです。
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Herendのフクロウ ②

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親類宅のギャラリーには、猫のフィギュリンと一緒にフクロウも沢山あります。
そんな中から、今日もHerendのフクロウをお届けしたいと思います。前回と同様の羽毛の模様ですが、今回は赤に加えて青と緑のトリオを揃えてみました。背中の翼の描写も見事なんですよ。お尻を向けるのは失礼と思い撮っていませんが・・・。(^^♪P3040044
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Herendのフクロウ ①

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「猫とフクロウのギャラリー」は、初めてフクロウが登場します。
第1回目はハンガリーの名窯として知られているHerendのフィギュリン(figurine)です。「世界のフクロウ・シリーズ」としてだいぶ前に発売されたもので、現在は絶版になっているようです。ポター(陶工)とペインターがひとつひとつ丁寧に作り上げていく工程を彷彿させる精巧な作品です。 フクロウが世界中で「知恵のシンボル」と言われていますが、大小2冊の本を鷲掴みにし、その上に君臨している姿は、そのことを象徴しているのかも知れません。「知恵のシンボル」とはいえ表情が愛らしいですね。
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猫の日を盛大に祝おう 猫の楽団 ③

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まったく知りませんでしたが、猫の日っていうものがあるのですね。ということは犬の日もあるのでしょうか。ひょっとして、犬の日は11月11日(ワンワン、ワワ~ン)・・・なんてことはありませんよねぇ。誰が決めたのか知りませんが、明日2月22日は猫の日なんだそうです。
そんなことで、今日の猫シリーズは、三番目になる猫の楽団に登場を願って、盛大に前夜祭を祝っていただくことにしました。演奏している曲目は、あのモーツァルトのお父さんのレオポルド・モーツァルトが作曲したと言われている「おもちゃの交響曲」です。
この楽団も楽器の編成がちょっと風変わりですが、とくに面白いのはバンドネオンが入っていることでしょうか。マリンバのお姉さんがまったく的外れのところを叩いていますが、きっと地震で前のめりになったものと思います。(^^♪
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魔法使いになった猫

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今日の猫シリーズは、魔法使いの恰好をした3匹の猫です。
どこのものか定かではありませんが、感じからしてヨーロッパで作られたもののような気がしています。軽く薄い陶器で作られたもので、繊細で持っただけでバリンと壊れそうな感じがします。彩色も細かく、それぞれが持っている物が違うのも興味深いです。少年と思われる凛とした顔立ちが素敵ですし、流れるようなマントの質感を薄い粘土で表現する技術も素晴らしいと思います。
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ピーターラビットの猫ちゃん ③

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今回で「ピーターラビットの猫ちゃん」シリーズは最後になります。
そうそう、前回の白猫貴婦人の件は、ブログでお付き合いくださっているmarronroyさんと隣町にお住いの熊小郎さんから教えていただきました。1930年に発刊された絵本『こぶたのロビンソンのおはなし』の第一章に登場する白猫のスーザンさんということです。marronroyさんと熊小郎さん、本当に有難うございました。
そして今日の猫ちゃんは、まずリビーです。トムのお母さんのタビタ・トゥィチットのいとこになります。『ひげのサムエルのおはなし』や『パイがふたつあったおはなし』などに登場するようです。ribby
こちらは『グロースターの仕たて屋』(The Tailor of Gloucester、1903)に登場するシンプキンです。
ピーターラビットの猫ちゃんシリーズは今回ですべてですが、紹介したいずれの猫ちゃんともイギリスの香りがして、眺めているだけでほんわかした気持ちになりますね。
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ピーターラビットの猫ちゃん ②

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ピーターラビットの猫ちゃんシリーズの3回目は、トムの妹のミトンとモペットです。『こねこのトムのおはなし』や『モペットちゃんのおはなし』などに登場するようですが、トム同様にやんちゃな猫ちゃんの雰囲気がフィギュアからも伝わってくるようですね。
下の写真の貴婦人が誰なのか分からないでいます。ご存知の方は教えていただければ嬉しいです。
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ピーターラビットの猫ちゃん ①

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猫シリーズの今日は、世界中で愛されているピーターラビットに登場する猫ちゃんです。
『ピーターラビットのおはなし』は、1901年にビアトリクス・ポターが5歳の少年に贈った絵手紙がもとになって書かれた絵本のようですが、100年以上も経った今でも世界中で読み継がれ、愛され続けています。舞台は、イギリスの湖水地方の農園なのですね。ワーズワースが住んでいたグラスミアや、ポターが半生を過ごしたニア・ソーリーなどへは行ってみたいと思っています。絵本のような素敵な風景に出合えそうですね。

まず最初は、やんちゃな赤ん坊のトムを抱くタビタお母さん(タビタ・トゥィチット)の登場です。タビタお母さんは、他にミトン、モペットという子供がいるようで、後日登場のリビーとはいとこのようです。Tabitha Twitchit
1907年に出版された『こねこのトムのおはなし(The Tale of Tom Kitten)』に登場した時のトムです。
お母さんがお友達を招いてお茶会を開く日、おめかししたトムと妹たちは素敵な洋服を着せられるのですが、ご覧のようにトムの服はきつくなっていました。お母さんの言いつけを守らずら遊んでいたトムは服のボタンが弾け、しまいには服が脱げてしまいます。そして、通りかかったアヒルのパドルダックにその服を持って行かれてしまうのですが・・・。
Tom Kitten
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猫の楽団 ②

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猫の楽団の二つ目です。今日はジャズを演奏している猫ちゃんグループです。ちょい悪のクインテットにボーカルの綺麗なお姉さんが加わったちょっと粋な楽団です。一人こけていたプレーヤー(ギタリスト)がいましたが、私が起こしてあげました。どうやらギャラが少ないので、ふてくされて寝ていたようです。さて、どんな曲を奏でているのでしょうね。
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猫の楽団 ①

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猫のギャラリーは、木内克の作品を一時お休みして、少し楽しいものをご覧いただきたいと思います。思わず微笑んでしまうニャンコのオーケストラです。毛色や衣装がそれぞれ異なっていたり、うっとりと酔いしれているように音楽を奏でる表情が良くて、眺めていて飽きることはありません。楽器のパートの位置がちょっと違っているような気がするのですが、ご愛敬ということで・・・
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木内克の猫 (テラコッタ⑤)

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木内克の猫シリーズ、今日はテラコッタの5作品目です。
蒲鉾かコッペパンを思わせるほどにデフォルメされた猫の置物ですが、なんとなく素朴で温かみのある感じがします。背中を撫でると、さも猫が気持ちよさそうにする感触が伝わってきて、思わず微笑んでしまいます。座布団に鎮座しているこんな猫、いますよね。(^^♪
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木内克の猫 (テラコッタ④)

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木内克の猫シリーズ、テラコッタの4作目は、今までのニャンコとは一味違って、どこかオリエント風というか古代エジプトの遺跡から発掘された像などに雰囲気が似ている作品です。古代エジプトといえば、紀元前4000~5000年頃から猫が飼われ始めたようですが、有名なバステト神の化身ともいわれるほどに猫は大きな存在だったようですね。
猫にはあまり詳しくありませんので、猫の種類などはよく分かりませんが、エジプトやエチオピアあたりではアビシニアンという猫が原産だったようですから、それに近い種類なのかも知れません。ヤマネコの近縁なのか、野性味を感じるこういう猫もいいですね。
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木内克の猫 (テラコッタ③)

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木内克の猫シリーズ、今日はテラコッタの三作品目です。ちょっとコミカルな表情をした頭部だけの作品ですが、木内は遊び心いっぱいに自分のために作ったのかも知れません。目の周りの濃淡が何ともいえず可愛いですね。
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木内克の猫 (テラコッタ②)

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木内克の猫シリーズ、今日はテラコッタの二作品目です。先日紹介したブロンズと形がとても良く似ていますので、製作は同じ時期なのかも知れません。ブロンズと違って土の暖かさを感じますので、いつまでも背中を撫でていたいような気持になります。
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木内克の猫 (エッチング①)

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今日は木内克の猫シリーズのエッチングをご覧いただきたいと思います。
製作は1928年となっていますので、パリのグラン・ショミエール研究所へ通い、ブールデルの指導を受けている頃のものと思います。模様の違う2匹の猫が思い思いのポーズをとりながらも、凛として精悍な眼差しでこちらを向いているのが印象的な作品です。

『木内克のすべて/生命とロマンの交響 』(生誕100年記念 木内克展実行委員会)という本を見ていましたら、この作品が掲載されていました。
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木内克の猫 (ブロンズ①)

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木内克の猫シリーズ、本日はブロンズをご覧いただきたいと思います。
木内は、「ぼくは小さい頃から動物ならなんでも好きだった。特に猫と馬はこの年になるまで好きだね」と著書「木内克の言葉」に書いているように、小さい頃から動物好きで、猫を7~8匹飼っていた時もあったようです。首から背中、そして腰にかけての美しいライン、さすが猫好きの芸術家が手掛けた作品ですね。
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木内克の猫 (テラコッタ①)

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昨日に続いて木内克の猫の作品をお届けしたいと思います。昨日は絵画でしたが、今回はテラコッタです。

テラコッタというのはイタリア語で「焼いた土」という意味で、粘土を素焼きしたものです。木内は1921年(大正10年)、29歳の時に渡欧し、パリに10年余り滞在して彫刻を学ぶのですが、たまたま古代ギリシャのテラコッタの小型彫像「タナグラ人形」をみて、テラコッタの持つおおらかで暖かな魅力に取りつかれたようです。帰国後も上野にアトリエを構え、ブロンズ彫刻などとともにテラコッタ作品も多く生み出しました。

土の持つ独特の暖かさと日向で気持ちよさそうに微睡む猫の表情とが相まって何とも仄々とした作品と思います。
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木内克の猫 (水彩・素描)

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新しい年の幕開けにちなんで新しいカテゴリー『猫と梟のギャラリー』を追加してみました。
私のブログをご覧いただいている方には多くの猫ファンがおられますので、猫の絵と置物を紹介したら喜んでいただけるのではという目論見で始めることにしました。また、猫好きの方は梟も好きという情報も得たものですから、併せてご覧いただきたいと思っています。いずれの作品も私の親類の家の個人ギャラリーに収蔵されているもので、親類の快諾を得て紹介させていただくことにしました。

まずは、彫刻家の木内克(きのうちよし)の作品が比較的まとまってありますので、彼の作品群からご覧いただきたいと思います。木内克につきましては東京文化財研究所に詳しく書かれていますので、こちらを参照していただければと存じます。
裸婦を主に多くの彫刻作品を遺していますが、猫も好きだったようで、テラコッタやブロンズなど多くの猫の作品が知られています。写真の作品は1961年製作の水彩・素描と思われますが、猫の愛らしい姿が印象的な作品です。今後、不定期ですが、木内克の作品からスタートして他の作家さんの作品も含めて随時紹介したいと思っていますので、お楽しみいただければ嬉しいです。
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