第18回ショパン国際ピアノコンクール
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7月12日から23日までの予備予選では、151人が出場し、そのうちの78人がメインステージに進みました。また、チャイコフスキー国際コンクールや浜松国際ピアノコンクールなどで2位以内に入賞し、予備予選を免除された9名も加わることになります。この予備予選免除9人の中には、牛田智大さんも含まれています。残念ながら牛田智大さんは第3ステージに進むことは出来ませんでした。
ちなみにメインステージ出場者の出身国は、多い方から中国22名、ポーランド16名、日本14名、韓国7名、イタリア6名などだそうです。
メインステージの1次予選 (STAGE I)は、10月3日から7日までの5日間に、前述の87人が参加して行われました。続く2次予選(ステージII)は、10月9日から12日までの4日間開催され、1次予選を通過した45人のコンテスタントによって競われました。最後の3次予選(ステージIII)は、10月14日から16日までの3日間、本選(ファイナル)の出場権をかけ23人によって争われました。その結果、反田恭平さんと小林愛実さんを含む12人のコンテスタントが選ばれ、本選(ファイナル)のステージで演奏することになりました。すでに10月18日から20日まで開催されており、反田さんは初日の3番目、小林さんは3日目の1番目の演奏となっています。
お二人とも、ピアノ協奏曲 第1番 作品11(ホ短調)Concertos: in E minor, Op. 11をお選びになりましたね。
そうそう、反田恭平さんと小林愛実さんは幼い頃に同じピアノ教室へ通われていた幼なじみで、気心の知れた親友なのだそうです。予備予選からお互いに励まし合っていたのでしょうね。
反田さんの本選(ファイナル)の演奏は、youtubeに掲載されていますので、ぜひお聴きになってください。惹きこまれるほどに素晴らしい演奏です。お二人揃って10月21日から開かれる入賞者披露演奏会 (Prize winners' concert)で演奏できるといいですね。ご健闘を祈っています。
本選(ファイナル)での反田さんの演奏は、Chopin Instituteでご覧いただけます。