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佐々木譲の『砂の街路図』を読み終えました。
母の四十九日を終えた岩崎俊也。彼の両親が青春時代を過ごした北海道の運河町へ旅立つことから物語はスタートします。20年前、父は家族に内緒でこの町を訪れ、酔って運河に落ち溺死するのですが、その父の死の真相を追うことが旅の目的でした。時代から取り残されたような街並みが広がる運河町を舞台に、父が在籍した大学や所属した漕艇部関係者と接触するうちに、父の隠された過去が暴かれていくことになります。
架空の町が設定ということですが、小樽と函館をミックスしたような感じで、運河町なる街へ実際に足を踏み入れたような気分にさせられるちょっと不思議な雰囲気のミステリーです。

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