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中尾仁彦さんが主宰する第91回「箱館歴史散歩の会」へ参加してきました。今回は「異国情緒溢れる元町界隈巡り」と題し、今年の外歩きの最終として寺院、教会など函館の平和的な景色をゆったりと見学しながら散歩するという企画でした。

まず大三坂の途中にある薄いピンク色のモダンな建物を訪問です。この建物は函館の実業家であった亀井喜一郎(文芸評論家・亀井勝一郎の父)の住宅として、関根要太郎(1889~1959)の設計によって大正10年に建てられたそうです。流れる様な波型の破風と縦長の窓がお洒落です。

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少し上るとカトリック元町教会です。観光の方はあまり行かれないようですが、この教会の裏へまわりますと、ルルドがありマリア様が迎えてくれます。

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この教会の隣にロシア正教会系の函館ハリストス正教会復活聖堂があります。今回は司祭のニコライ神父さんから聖堂に関するお話とりわけ正面に配置されている聖障(イコノスターシス)の説明がありました。個人的にこの教会に数点配置されている山下リンの絵画が好きで、久し振りに再会できて嬉しかったです。

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AUTHOR: matsusun
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DATE: 11/16/2012 22:45:55
歴史散歩の会、楽しく有意義な時を過ごされたようですね。少し羨ましく思っております。この会のことは以前から知っていたのですが、私の体調では4~500m歩くことが精一杯、参加は叶わない状況です。参加したつもりで、じっくり写真見せて頂いてます。
実は全くの偶然でしょうが、昨日長年お世話になっている方(ハリストス正教会の信者さん)所に伺い、思い出話をしてきました。その中で30年くらい前(5代目の鐘になる直前)八角の木製廻り階段で鐘塔まで上ったこと、当時のツクモ神父さんの家に伺ったこと、信者さんがボランティアで作る黄色いローソク作り、イコンのことなど…。
30年前と昨日と今日のmacotoさんの写真…なにか不思議な縁に感じてます。