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歩゜歩゜さんとの朝の挨拶は「昨日の舞台凄く良かったよね」で始まりました。富良野グループの「明日、悲別で -七飯公演-」を見てきました。私は「屋根」、「歸国」に続いて倉本作品3作目の観劇になります。歩゜歩゜さんは迫力満点の2列目に陣取って、「最後はポロボロ涙がこぼれて」と言うくらいに大感激だったようです。
「この時期にあたり“ 希望”というものの意味、人間が本来持つエネルギーについて再考するべきではないか」という倉本聰さんと富良野グループの方々の想いが一致しての再演だったようです。

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私は団塊の世代ですので、日本の高度成長期とともに育ち働いてきました。青い学生の頃はちょっとだけこの成長というものに反抗したことがありましたが、殆ど疑いもなく豊かになりたい幸せになりたいという願望で過ごしてきたような気がしています。そんな私達が作り上げてきた現在の「日本」。
舞台では、前衛舞踏のような亡者たちの踊りが挿入されるのですが、私には先人達の無念さと同時に未来への希望が託されているような気がしていました。
得た豊かさと相反するように失ったものの大切さや輝き、懐かしい良き時代の想い出が走馬灯のように駆け巡り、カーテンコールをしながら心の汗が頬を伝わりました。

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