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函館市芸術ホールの2013スプリング・コンサート「Duo Prism アンサンブルの魅力」を聴いてきました。市立函館病院の内科のドクターでピアニストの畑中一映さんとお姉様で同じピアニストの佳子さんによるデュオと、ヴォーカルアンサンブル・ノインによる合唱のジョイントコンサートでした。畑中さんは医師という激務のなか昨年のショパン国際ピアノコンクール in Asiaで金賞を受賞したほどの実力をお持ちになるピアニストで、今回の佳子さんとのピアノ連弾を楽しみにしていました。またヴォーカルアンサンブルのノインは2008年の公民館マチネ「第九演奏会」を機会に結成された実力者揃いの合唱団で素晴らしいハーモニーが魅力です。

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プログラムは下記に掲載しましたが、ピアノ連弾では佐々木茂/組曲「ばらになった王子」、D.ミヨー/「スカムラーシュ作品165b」、合唱では武満徹/「小さな空」「〇と△の歌」「島へ」が個人的に素晴らしかったと思っています。そうそう冒頭の2台のピアノによるモーツァルトのソナタも、モーツァルトらしい快活な明るい雰囲気にうっとりでした。ショパン好きの私には、佳子さんのショパン/ノクターン「遺作」嬰ハ短調もたまりませんでした。また組曲の「ばらになった王子」は畑中さんのお母様がボランティア活動をされていた読み聞かせグループの10周年記念として2002年に初演されたものだそうです。8曲のみでしたが、綺麗な曲でした。
ヴォーカルアンサンブル・ノインの歌唱力そしてハーモニーも素晴らしいものでした。一つひとつの言葉がはっきりしていますし、お互いの音を聴き合って醸し出す調和は見事でした。

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