カテゴリ:

函館市芸術ホールで大谷康子ヴァイオリン・リサイタルを聴いてきました。「題名のない音楽会」でお馴染ですが、人気・実力とも日本を代表するヴァイオリニストだけあって楽しい素晴らしいコンサートでした。お使いのヴァイオリンは1708年製のピエトロ・グァルネリで、今年で305歳になる名器は大谷さんの手により華やかな中にも繊細で深い音色を奏でていました。

1371938948.jpg

いずれの演奏も素晴らしいものでしたが、第2部の「ロンド」と「無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ」は特に深い感銘を受けた作品でした。「ロンド」は難病で長期入院をされている中野稔さん作曲で、編曲はピアノ伴奏をされた榎本潤さんによるものです。美しさのなかにもちょっと憂いを秘めた素敵な曲で、北海道初演とのことでした