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道立函館美術館で開催されているユトリロ展を見てきました。生誕130年を記念しての展覧会とのことで、日本初公開の作品を含め76点が展示されています。パリの街並み、とりわけモンマルトルの風景を題材に多くの作品を残していますが、晩秋の街角に枯葉が舞って、カフェの小窓からシャンソンが微かに流れてくるような情景がいいですね。彼が愛したカフェのラパン・アジルは今もそのまま残っていますので、ワインを飲みながら100年ほど前に思いを馳せてみたい気もします。
そして教会で敬虔に祈る晩年期のユトリロの写真が展示されていましたが、何を祈っていたのでしょう。絶筆の未完の絵を見て、そんなことを思っていました。

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