カテゴリ:
日本橋にある国立文楽劇場で文楽を楽しんできました。今回の大阪での楽しみの目玉でしたので、文楽劇場に足を踏み入れることをとても楽しみにしていました。開演の1時間ほど前に到着し、まず資料展示室へ直行です。今回の演目「伊賀越道中双六」の上演にちなんだ資料や文楽の歴史、大夫・三味線・人形等について詳しく紹介しています。
そして文楽座が総力で送る「伊賀越道中双六」の開演です。1日がかりの通し狂言は21年ぶりとのこと、しかもその初日に観ることが出来て大感激です。午後の部だけでしたが、それでも4時間を超える大作で、日本が誇る総合芸術・文楽を堪能させていただきました。

1383681189.jpg 

東京の国立劇場でも歌舞伎の通し狂言「伊賀越道中双六」が同じ期間に行われているそうで、文楽と歌舞伎で同じ作品をどのように描いているのか見比べてみたかったです。幕間はお弁当を食べたり、舞台の余韻に浸ったりとこの時間も楽しいひと時です。

1383681196.jpg

1383681201.jpg

「日本三大仇討」とは、今回の演目の伊賀上野の敵討と曽我兄弟の仇討、赤穂浪士の討入りという有名な三つの仇討事件を指すようです。伊賀上野で本懐を遂げるまでの苦悩苦難を中心に、敵討に巻き込まれた夫婦、親子、兄妹などさまざまな人たちの別れや死が描かれて涙を誘います。とくに重要無形文化財(人間国宝)の吉田文雀さんの操る人形の振る舞いには声が出ないほどでした。

1383775248.jpg 1383775252.jpg