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パシフィコ横浜で開催された仕事関連の学会に参加してきました。
特別講演で、横浜開港資料館の西川館長による「宣教医ヘボンが遺した足跡」と題する講演があり、仕事とは全く関係のない歴史のお話ですが、とても興味深く聴かせていただきました。講演によりますと、このヘボンさん、幕末の横浜に宣教医として来日し、数度の帰国をはさんで、33年間を横浜で暮らしたそうです。1867年に刊行した『和英語林集成』は、日本人と外国人との相互理解に大きな役割を果たしたようです。
個人的に、日本旅行記「日本奥地紀行」を著したイザベラ・バード女史が山手のヘボン博士夫妻を訪ねて、そのまま一週間滞在したことが知られており、そのこともあわせて興味深いものがありました。バード女史の通訳として旅行をともにし、函館で別れた伊藤鶴吉の面接もヘボン邸で行われたようです。

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