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『他県民びっくりの道民の生態』と題した「北海道民のオキテ」、読みながら大笑いしてしまいました。
留萌出身の道民「もえ」と、その夫「まさ」(内地の人です)が繰り広げる新婚生活を面白く漫画仕立てにした本です。道産子の私などは「ああ、そうそう」と全部頷けるのですが、内地(道外)の人からみると不思議で奇想天外なことが多いようです。

第1章の「グルメのオキテ」では、"みんな大好きジンギスカン"と、"ザンギとから揚げは違う"というお話が面白かったです。確かにお花見や野外での集まりがあるとまずジンギスカンですからね。ザンギも北海道ならではの味付けへのこだわりがあるようです。
第2章の「冬のオキテ」では、"部屋の中はいつも南国"と、"「おせち」は大晦日のご馳走"のお話がダントツですね。確かにストーブをがんがん焚き、窓の外は猛吹雪なのにTシャツを着てアイスクリームを食べたりしていますもね。「おせち」も何の不思議もなく、大晦日に食べるものと思っていました。う~ん。言われてみると変ですね。
第3章の「方言のオキテ」では"ゴミもボールも「投げる」"というお話と、"「押ささんない」と「押せない」は違う"という二題かな。こちらではゴミ集積場を「ゴミ・ステーション」と呼びますから、今日も『ゴミ・ステーションにゴミを投げてくる』と言いました。家の窓からゴミ・ステーションめがけてゴミを投げつけるみたいでしょう。「ゴミ・ステーション」というネーミングも北海道らしくていいですね。もう一つの「押ささんない」と「押せない」の違いは皆さんも考えてみてください。
第4章の「日常のオキテ」では、"片道100kmは日帰り圏内"と、"買いだめ体質"でしょうか。日本地図では北海道だけ縮尺が違いますので、道内をドライブをする際にはお気をつけください。そして「買いだめ・・・」、指摘されると確かに買いすぎの傾向がありますね。
北海道民は何事も「大雑把」、言葉を変えると「おおらか」なのです。はい、私もです。(^^♪
他にも北海道のオキテが満載されていますので、道産子を理解するうえでとても参考になると思います。(笑)

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