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葉室麟の「山桜記」を読み終えました。戦国時代末期から江戸時代初期に生きた実在の武将の奥方達に纏わる7つの短編で構成されています。個人の意思と関係なく政略的な婚姻が当然視されていた武士社会。封建的な世にあって、けっして表舞台に出ることがなかった女性が、愛を追求しつつ山に咲く桜のように清々しく可憐に生きた様が描かれています。

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