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今回の予定ルートは、クチャンベツ沼ノ原登山口から入山し、ヒサゴ沼に2泊のテント泊、トムラウシまで往復して、3日目に同じルートを下山するというコースです。
層雲峡のキャンプのバンガローは快適で、割とよく眠れたような気がします。4時に起床し空を見上げると雲はあるものの良い天気です。昨日夕方まで萎えていた気持ちが一転してテンションが上がり、5時にキャンプ場を出発できるようにバタバタと準備です。そして予定通りクチャンベツの登山口に向けて車を走らせます。大雪湖を過ぎるあたりから鹿がどんどん道路に飛び出して来て、スピードを出しているととても危ない状況です。

5時半頃に林道に入りゲートのカギを開けて更に奥に進みます。ちょうど中間点の音更橋に差し掛かった頃と思いますが、手を大きく振って合図している男の方にお会いしました。顔に数か所の擦り傷と手を押さえていることから、ただならないことと思い車に乗っていただきました。お話を伺うと前日に日帰りの予定で十勝三股登山口から音更山に登り、同日中に下山する予定だったようです。昨日は低いガスがかかって見通しが殆どきかないような状態だったようですから、コースを間違って反対方向へ降りたのではないかと思われます。比較的お元気で低体温症などの症状はないようですので、携帯電話の通じるところまで下して上げますということで、国道に向けてUターンです。国道の銀泉台入口付近に来ましたら携帯が通じ、奥様のもとに電話していることを確認して、私はまた登山口に向けて再度Uターンです。ご自身の体力と適切な対処が命運を分けたのでしょうが、雨が降らず強い風も吹かず、そしてタイミングよく私に会ったことも幸運だったと思います。本当に良かったと思います。

ということで予定より1時間超過した7時にいよいよ登山開始です。前回の教訓がありますし、このところの上川・十勝地方の天気は急変することが多く、山の中での数日の停滞を予測して食料や防寒着を多めに詰め込んだら、20キロ近い重量になってしまいました。スタートしてぬかるんだ急登にかかるころから、背の重量をずしりと感じてしまいます。備えあれば憂いなしといいますが、ちょっとオーバーだったかなと・・・。

1時間半ほどで沼ノ原に到着です。沼ノ原山の北部、標高1,420~1,450mの溶岩台地上に発達した湿原です。湿原内にはキャンプ指定地になっている大沼の他にも大小の池塘が棚田状に配列しており、沼ノ原の美しい景観を特徴づけています。湿原内にはアカエゾマツ、ダケカンバ、ミネカエデなどの亜高山性落葉低木林が侵入していることも、沼ノ原独特の景観を形成しているようです。

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花はそろそろ終わりに近づいていますが、イワギキョウやミヤマリンドウなどが目を楽しませてくれます。これからどんな花々に出会えるのでしょう。

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